JPH01272108A - 化合物半導体の成長方法 - Google Patents

化合物半導体の成長方法

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JPH01272108A
JPH01272108A JP10008288A JP10008288A JPH01272108A JP H01272108 A JPH01272108 A JP H01272108A JP 10008288 A JP10008288 A JP 10008288A JP 10008288 A JP10008288 A JP 10008288A JP H01272108 A JPH01272108 A JP H01272108A
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JP
Japan
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layer
substrate
buffer layer
compound semiconductor
group
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Pending
Application number
JP10008288A
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English (en)
Inventor
Makoto Uneda
畝田 信
Yoshio Watanabe
義夫 渡辺
Yukio Fukuda
幸夫 福田
Tokuro Omachi
大町 督郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばGa As等の■−v族化合物をS
i基板上にエビタキャル成長させる化合物半導体の成長
方法に関する。
(従来の技術) 一般にSi基板上に、Siより大ぎい格子定数を有する
GaAs等の■−■族化合物を直接エビキシャル成長さ
せると、両者の格子不整合により多結晶の■−■族化合
物が成長し、表面平坦性や結晶性に優れた良質の単結晶
層を得ることはできない。この格子不整合を緩和するた
めには3i基板と■−v族化合物半導体成長層との間に
、いわゆる、バッファ層が必要なことが知られている。
このバッファ層の形成のために提案された従来技術とし
て二段階成長法(特開昭61−26216号)がある。
この方法の特徴は、<1> III −V族化合物半導
体の原子がマイグレーションできない低温で■およびv
g元素を同時に供給して、2000Å以下の膜厚を有す
る■−■族化合物半導体膜を81呈板上に形成して、バ
ッファ層としく第−層)、その後に(2)このバッファ
層上にバッファ層と同一の■−V族化合物半導体を通常
の成長温度で成長させる(第二層)、ことにある。
このようにして3i基板上にバッファ層を形成すること
により表面が鏡面状態のIII−V族化合物半導体結晶
層を得ていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来の成長方法にあっては、バッファ層を
形成する際に、■および■属元素を同時に供給するため
、発生する歪を十分に緩和できず、3i基板とバッファ
層との界面において転位が発生し、その一部はバッファ
層上に形成される成長層を貫通してしいた。このように
成長層を貫通する転位(貫通転位)は少数キャリヤの再
結合中心を形成するため、この化合物半導体結晶層をデ
バイスに用いるとその性能を阻害することが知られてい
た。
このため成長初期において3i基板と化合物半導体成長
層との界面から発生する貫通転位を低減する方法が望ま
れていた。
この発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的は、
貫通転位を低減した高品質の化合物半導体の成長方法を
提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は上記の課題を解決するために、Si基板上に
■−v族化合物半導体から構成されるバッファFIIを
形成した模に、このバッファ層上に成長層として■−■
族化合物半導体をエピタキシャル成長させる化合物半導
体の成長方法において、前記3i基板の温度を前記バッ
ファ層を構成するバッファ農用V族元素がやはりバッフ
ァ層を構成するバッファ農用■族元素からなる原子層内
に拡散可能な温度としておき、前記バッファ層を構成す
るm−v族化合物の分子による所望の数の分子層を形成
するに要する所要量の前記パンフッ層用III族元素を
供給して原子層を形成した後に、この原子層上に前記バ
ッファ農用V族元素を供給して前記原子層内に拡散させ
ることで、前記バッファ層を形成することを要旨とする
(作用〉 本発明は、3i基板温度を所望の数の■族元素からなる
原子層にV族元素が拡散可能な温度にしておき、前記S
i基板上に前記原子層を形成後、この原子層上にV族元
素を供給して拡散させることで■−V族化合物半導体か
ら構成されるバッファ層を形成し、この後に目的の成長
層たるI−V族化合物半導体を成長させる方法である。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。本実施例にお
いては、■−■族化合物半導体としてGaAsを、結晶
成長原料として金属Ga及び固体ヒ素を用いてSi基板
(100)上に分子線エビキシ−法(MBE)によりエ
ビタキャル成長させる場合について説明する。第1図は
本実施例における各工程の温度と時間との関係を示した
図であり、第2図は工程Bのバッファ層形成の模式図で
ある。本実施例の特徴は第1図中の工程Bにおいて、3
00℃に保った3i基板上に、Qaを供給しQaよりな
る層を形成させ、引き続きAsを供給すると共にAS原
子のGa原子層への拡散により、Si基板上にGa A
Sのバッファ層を形成させることにある。
更に詳細に各工程について説明する。なお、以下の説明
における各項目記号は第1図の(A)〜(D)のそれぞ
れに対応する。また、同図中の工1jICは従来技術で
ある二段階成長法との比較のために加えた工程である。
まず、3i基板を化学処理して酸化膜を除去したのら、
MBE装置内に入れ真空状態(バックグランド真空度〜
i Q  torr)にする。
(A)目標真空度到達後、基板温度を上げ、900℃を
5分間保ち、Si基板の表面清浄化を行なう。この真空
中での加熱によりSi表面付着物である、O,C+ 、
Cなどを除去する。
(B)前記工程の後、基板温度を降下し300℃に保つ
。Si基板表面にAs原料(As 4としてビームフラ
ックスモニタ上2×10°5 torr)を10分間供
給してAS1原子府より構成されるAs安定化面を形成
させる。このAs安定化面は、この上に形成されるGa
 As成長層を安定にするために通常用いられている手
段である。次にGaAsとして5分子層分のGa原料(
金mGa )(ビームフラックスモニタ上1 、5 X
 10−7torr。
5秒間)を供給して、S・:のA3安定化面上にGa層
を形成させる(第2図(a))。次にこのGa1l上に
As原料を10分間供給すると、このAs原子がGaH
に拡散し、Si基板上に膜厚としてGa A35分子層
分のバッファMが形成される(第2図(b))。このよ
うに拡散によるGaASバッファ層の形成は反射高速電
子線回折(RHEED)の強度測定等により確認され、
また従来の′ようにGaとAsを同時供給する成長方法
に比べ、熱平衡に近い状態で、すなわちエネルギー的に
低く、歪をもたずに結晶成長を進行させる。これはまた
、エネルギー的に安定な界面に平行な転位線を有する9
0°転位による歪緩和、すなわち、基板平面方向へ歪が
緩和されるため、上部成長層に伝搬するような高い歪エ
ネルギーを持つ貫通転位等の発生が抑制され、基板と成
長層間の格子不整合を緩和するものである。
なお、Gaの蒸気圧は低いため、基板温度700℃以下
では、成長表面に供給されたQa原子は再蒸発等により
脱離せず、Ga原子層に含まれるGa原子数はGa原料
の供給歯に比例する。本実施例においてはGa Asと
して5分子層分のGa原子層を形成さゼたが、Ga A
s 1分子層分を形成させたい場合には、As安定化面
上にGa 1分子層を形成し、その後に供給されたAs
原子がGaHB上に吸着することでなされる。このよう
にGa As 1分子層の場合は吸着により形成される
が、複数層の場合には上述のようにAs原子のGa原子
層への拡散により形成される。
(C)基板温度を300℃に保持したまま、前記工程8
で形成されたバッファ層上に、Ga原料とAs原料を同
時供給して膜厚13nlのGa As(第−層)を形成
させる。この時のQa Asの成長速度は1μs/hで
ある。
(D)基板温度を500℃に昇温し、保持して工程Cと
同様の方法でII!J厚2μmのQa As層(第二層
)を成長させる。この時のQa Asの成長速度は1μ
s/hである。
したがって本実施例によれば、格子不整合による歪を十
分に緩和したバッファ層の形成により貫通転位の少ない
高品質のGaAS成長層を3i基板上に形成することが
できる。
なお、第3図はGa As成長層への転位の状態を示す
図であり、第3図(a )は本実施例によるバッファ層
を有するGa As成長層であり、第3図(b )は従
来のGaAS成長層である。この図かられかるように、
本実施例の方法では90’転位が多くみられ、これが歪
を十分に緩和し貫通転位の発生を少なくしている。一方
従来の方法では90°転位が少なく、その結果高い歪エ
ネルギーをもった貫通転位が多く発生している。
第1表はGaAS成長層の転位密度と結晶性について調
べた結果を示すものである。従来の方法(二段階成長法
)によるQa As成長層、本実施例によるGa As
 5分子層分(A)および1分子層(B)のバッファ層
をそれぞれ有するQa As成長層について比較した。
成長層の結晶性はX線二結晶法の半値巾により示し、こ
の値が小さいことは結晶性が良好であることを示してい
る。
(以下余白) 第1表 (以下余白) この表から、本実施例のうちGa A35分子層のバッ
ファ層を有する成長層が転位密度および結晶性において
も高品質なことがわかる。このことは、バッファ1i!
i形成時に、吸着よりも、As原子のGa原子層への拡
散によるものが高品質の成長層を形成することがわかる
なお、本実施例においては分子線エピタキシー法を用い
たが、本発明はこれにとられれるものではなく、他に例
えば熱分解気相酸f% (MOCVD)法等であっても
よい。
また、本実施例においてバッファ層と成長層を構成する
化合物として同一のGaASを用いたが本発明において
は必ずしも両者が同一である必要はなく例えばGaAs
とGaPとの組合せ等であってもよい。
さらに、本実施例において■−V族化合物としてQa 
Asを用いたが本発明はこれにとられれることはなく例
えばInPやGa Pなどであってもよい。
なお、本実施例でおこなった工程BでのAS安定化面の
形成は従来例との比較のために用いたがSi基板に対す
るQaの付着が良好と考えられるので本発明においては
必ずしも必要とするものではない。また、工程Cも従来
例との比較のために加えたもので、本発明にあっては必
ずしも必要とするものではない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、Si基板温度
を所望の数の■族元素からなる原子層にV族元素が拡散
可能な温度にしておき、前記3i基板上に前記原子層を
形成後、この原子層上にV族元素を供給して拡散させる
ことで■−V族化合物半導体から構成されるバッファ層
を形成し、この後に目的の成長層たる■−V族化合物半
導体を成長させるので、貫通転位を低減した高品質の化
合物半導体の成長方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程を示す図、第2図はバ
ッファMの模式図、第3図は転位状態を示す図である。 Si基板 第2図(a) 第2図 (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Si基板上にIII−V族化合物半導体から構成さ
    れるバッファ層を形成した後に、このバッファ層上に成
    長層としてIII−V族化合物半導体をエピタキシャル成
    長させる化合物半導体の成長方法において、 前記Si基板の温度を前記バッファ層を構成するバッフ
    ァ層用V族元素がやはりバッファ層を構成するバッファ
    層用III族元素からなる原子層内に拡散可能な温度とし
    ておき、前記バッファ層を構成するIII−V族化合物の
    分子による所望の数の分子層を形成するに要する所要量
    の前記バッファ層用III族元素を供給して原子層を形成
    した後に、この原子層上に前記バッファ層用V族元素を
    供給して前記原子層内に拡散させることで、前記バッフ
    ァ層を形成することを特徴とする化合物半導体の成長方
    法。
  2. (2)前記バッファ層を構成するIII−V族化合物半導
    体と前記成長層を構成するIII−V族化合物半導体とが
    同一のIII−V族化合物半導体であることを特徴とする
    請求項1記載の化合物半導体の成長方法。
JP10008288A 1988-04-25 1988-04-25 化合物半導体の成長方法 Pending JPH01272108A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7732325B2 (en) 2002-01-26 2010-06-08 Applied Materials, Inc. Plasma-enhanced cyclic layer deposition process for barrier layers
US7781326B2 (en) 2001-02-02 2010-08-24 Applied Materials, Inc. Formation of a tantalum-nitride layer
US10280509B2 (en) 2001-07-16 2019-05-07 Applied Materials, Inc. Lid assembly for a processing system to facilitate sequential deposition techniques

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