JPH027089Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027089Y2 JPH027089Y2 JP20328883U JP20328883U JPH027089Y2 JP H027089 Y2 JPH027089 Y2 JP H027089Y2 JP 20328883 U JP20328883 U JP 20328883U JP 20328883 U JP20328883 U JP 20328883U JP H027089 Y2 JPH027089 Y2 JP H027089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator dash
- carpet
- clip
- interior member
- locking tongue
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 23
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 6
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Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の分野》
この考案は、自動車のインシユレータダツシユ
にカーペツト等の内装部材を固定する構造の改良
に関する。
にカーペツト等の内装部材を固定する構造の改良
に関する。
《従来技術とその問題点》
従来の固定構造としては、例えば第1図および
第2図に示すようなものが知られている。この固
定構造は、樹脂クリツプ1でカーペツト2をイン
シユレータダツシユ3に固定するものである。
第2図に示すようなものが知られている。この固
定構造は、樹脂クリツプ1でカーペツト2をイン
シユレータダツシユ3に固定するものである。
樹脂クリツプ1は、撓曲自在な合成樹脂製の帯
状体4の一端部に一体形成されたフランジ5と、
このフランジ5の先端に突出形成された尖頭型支
柱6と、この支柱6の両側に延設され、かつ下方
に向けて拡開する一対の係合片7および上記帯状
体4の他端部に穿設された係合孔8とからなつて
いる。
状体4の一端部に一体形成されたフランジ5と、
このフランジ5の先端に突出形成された尖頭型支
柱6と、この支柱6の両側に延設され、かつ下方
に向けて拡開する一対の係合片7および上記帯状
体4の他端部に穿設された係合孔8とからなつて
いる。
インシユレータダツシユ3は、表面にカーペツ
ト2が載置される表皮材層9と、表皮材層9の裏
面に貼着された吸音材層10とからなる。このイ
ンシユレータダツシユ3には適宜間隔離間した一
対のスリツト11,12が穿孔されている。
ト2が載置される表皮材層9と、表皮材層9の裏
面に貼着された吸音材層10とからなる。このイ
ンシユレータダツシユ3には適宜間隔離間した一
対のスリツト11,12が穿孔されている。
さらにカーペツト2には、前記スリツト11,
12と同一の位置および間隔で一対のスリツト1
3,14が穿孔されている。
12と同一の位置および間隔で一対のスリツト1
3,14が穿孔されている。
以上の如きカーペツト2をインシユレータダツ
シユ3に取り付けるには、両者の穴位置合わせを
行ない、樹脂クリツプ1の嵌合孔8側端部をスリ
ツト13およびスリツト11に挿通し、フランジ
5がカーペツト2に当接した状態で帯状体4を吸
音材10の裏面側に突出させる。次いでこの帯状
体4を折曲げて、嵌合孔8側端部をスリツト12
およびスリツト14に挿通し、嵌合孔8側端部を
カーペツト2側に引き出す。そして、嵌合孔8側
端部をフランジ5側に折曲げて、嵌合孔8を係合
片7に嵌合させる。これにより、樹脂クリツプ1
は閉ループ状に結束され、カーペツト2はインシ
ユレータダツシユ3に装着固定されることにな
る。
シユ3に取り付けるには、両者の穴位置合わせを
行ない、樹脂クリツプ1の嵌合孔8側端部をスリ
ツト13およびスリツト11に挿通し、フランジ
5がカーペツト2に当接した状態で帯状体4を吸
音材10の裏面側に突出させる。次いでこの帯状
体4を折曲げて、嵌合孔8側端部をスリツト12
およびスリツト14に挿通し、嵌合孔8側端部を
カーペツト2側に引き出す。そして、嵌合孔8側
端部をフランジ5側に折曲げて、嵌合孔8を係合
片7に嵌合させる。これにより、樹脂クリツプ1
は閉ループ状に結束され、カーペツト2はインシ
ユレータダツシユ3に装着固定されることにな
る。
しかしながら、このような従来の固定構造にあ
つては、以下の欠点が指摘されていた。まず、樹
脂クリツプのインシユレータダツシユへの装着に
おいては、インシユレータダツシユの裏面側でも
作業しなければならないので、非常に作業性が悪
い。また、カーペツトのスリツトが2箇所あり、
穴位置合わせが面倒であるだけでなく、樹脂クリ
ツプとの隙間が大きくなり、カーペツトの位置ず
れが生じ、非常に見栄えが悪いものになつてい
る。
つては、以下の欠点が指摘されていた。まず、樹
脂クリツプのインシユレータダツシユへの装着に
おいては、インシユレータダツシユの裏面側でも
作業しなければならないので、非常に作業性が悪
い。また、カーペツトのスリツトが2箇所あり、
穴位置合わせが面倒であるだけでなく、樹脂クリ
ツプとの隙間が大きくなり、カーペツトの位置ず
れが生じ、非常に見栄えが悪いものになつてい
る。
さらに、吸音材層にもスリツトを設ける必要が
あるので、吸音材層の表皮材層への装着に際し、
両者の穴位置合わせをする必要があり、作業性が
悪い。そのために、吸音材層のスリツトは表皮材
層のスリツトよりも大きくしなければならず、こ
れが逆に防音効果を半減させている。
あるので、吸音材層の表皮材層への装着に際し、
両者の穴位置合わせをする必要があり、作業性が
悪い。そのために、吸音材層のスリツトは表皮材
層のスリツトよりも大きくしなければならず、こ
れが逆に防音効果を半減させている。
《考案の目的》
この考案は、インシユレータダツシユに内装部
材を固定する際の作業能率を向上させるととも
に、内装部材の位置ずれの発生を低減させること
を目的とする。
材を固定する際の作業能率を向上させるととも
に、内装部材の位置ずれの発生を低減させること
を目的とする。
《考案の構成と効果》
上記目的を達成するために、この考案は、自動
車のインシユレータダツシユにカーペツト等の内
装部材を固定する構造であつて、前記インシユレ
ータダツシユは一端をこれの表面に固定された埋
込片と、この埋込片から突出した係止舌片とから
なるクリツプを有し、前記内装部材に形成された
穴に係止舌片を挿通し、この挿通端を折曲げする
ことでインシユレータダツシユ上に内装部材を固
定するようにしたことを特徴とする。
車のインシユレータダツシユにカーペツト等の内
装部材を固定する構造であつて、前記インシユレ
ータダツシユは一端をこれの表面に固定された埋
込片と、この埋込片から突出した係止舌片とから
なるクリツプを有し、前記内装部材に形成された
穴に係止舌片を挿通し、この挿通端を折曲げする
ことでインシユレータダツシユ上に内装部材を固
定するようにしたことを特徴とする。
この構成によれば、内装部材の取付けはインシ
ユレータダツシユの表面側においてのみ行なえる
ため、作業性が一段と向上する。また、内装部材
に設けられる穴は1個のクリツプに対し1個であ
り、しかも位置合せが容易にできるため、スリツ
トを小さくでき、内装部材の位置ずれがなく見栄
えを向上できる。さらに、吸音材層にはスリツト
を設ける必要がないので、吸音材層の装着が容易
化されるだけでなく、防音効果が向上する。
ユレータダツシユの表面側においてのみ行なえる
ため、作業性が一段と向上する。また、内装部材
に設けられる穴は1個のクリツプに対し1個であ
り、しかも位置合せが容易にできるため、スリツ
トを小さくでき、内装部材の位置ずれがなく見栄
えを向上できる。さらに、吸音材層にはスリツト
を設ける必要がないので、吸音材層の装着が容易
化されるだけでなく、防音効果が向上する。
《実施例の説明》
第3図はこの考案の一実施例に係る固定構造を
示す。図において、インシユレータダツシユ31
の表皮材層32には一端をこれの表面に固定され
た埋込片33aおよびこの埋込片33aから突出
した係止舌片33bとからなる鉄クリツプ33が
設けられ、カーペツト34に形成された穴35に
係止舌片33bを挿通し、この挿通端を折曲げす
ることでインシユレータダツシユ31上にカーペ
ツト34を固定するようにしたものである。
示す。図において、インシユレータダツシユ31
の表皮材層32には一端をこれの表面に固定され
た埋込片33aおよびこの埋込片33aから突出
した係止舌片33bとからなる鉄クリツプ33が
設けられ、カーペツト34に形成された穴35に
係止舌片33bを挿通し、この挿通端を折曲げす
ることでインシユレータダツシユ31上にカーペ
ツト34を固定するようにしたものである。
鉄クリツプ33は、第4図に示すように、矩形
状の鉄板からなる埋込片33aの一側の幅中央部
を帯状に切欠き、これを埋込片33aの表面側に
引起こして係止舌片33bとし、埋込片33aの
裏面側に係止爪33cを切起して突出させたもの
である。
状の鉄板からなる埋込片33aの一側の幅中央部
を帯状に切欠き、これを埋込片33aの表面側に
引起こして係止舌片33bとし、埋込片33aの
裏面側に係止爪33cを切起して突出させたもの
である。
この鉄クリツプ33は、表皮材32の成形時
に、その表面に固定される。すなわち、第5図に
示すように成形金型の下型51に係止爪33cを
上に向けて鉄クリツプ33をセツトし、これに加
熱された表皮材層32を被せ、上型52を圧締す
れば所定の曲面形状の表皮材層32が形成され
る。このとき、係止爪33cが表皮材層32に食
い込むので、鉄クリツプ33は表皮材層32に強
固に固定される。次いで、表皮材層32の裏面に
吸音材層36を貼着することによつて、鉄クリツ
プ33を表面に突出したインシユレータダツシユ
31を完成する。
に、その表面に固定される。すなわち、第5図に
示すように成形金型の下型51に係止爪33cを
上に向けて鉄クリツプ33をセツトし、これに加
熱された表皮材層32を被せ、上型52を圧締す
れば所定の曲面形状の表皮材層32が形成され
る。このとき、係止爪33cが表皮材層32に食
い込むので、鉄クリツプ33は表皮材層32に強
固に固定される。次いで、表皮材層32の裏面に
吸音材層36を貼着することによつて、鉄クリツ
プ33を表面に突出したインシユレータダツシユ
31を完成する。
そして、第6図に示すように、カーペツト34
に形成された穴35に係止舌片33bを挿通させ
ながら、カーペツト34をインシユレータダツシ
ユ31上に載置し、係止舌片33bの先端を折曲
げるのである。このとき、カーペツト34の穴3
5は1つの係止舌片33bに対して1個で済むの
で、穴35の大きさを小さくして係止舌片33b
との間隙を少なくでき、カーペツト34の位置ず
れを少なくさせることができる。
に形成された穴35に係止舌片33bを挿通させ
ながら、カーペツト34をインシユレータダツシ
ユ31上に載置し、係止舌片33bの先端を折曲
げるのである。このとき、カーペツト34の穴3
5は1つの係止舌片33bに対して1個で済むの
で、穴35の大きさを小さくして係止舌片33b
との間隙を少なくでき、カーペツト34の位置ず
れを少なくさせることができる。
なお、上記実施例では、クリツプとして鉄クリ
ツプを用いたが、この考案はこれに限定されるも
のではなく、鉄以外の金属クリツプであつても良
いことは勿論である。
ツプを用いたが、この考案はこれに限定されるも
のではなく、鉄以外の金属クリツプであつても良
いことは勿論である。
第1図は従来の固定構造を示す斜視図、第2図
はその断面図、第3図はこの考案の一実施例に係
る固定構造を示す断面図、第4図は鉄クリツプを
示す斜視図、第5図はインシユレータダツシユに
鉄クリツプを固定する金型を示す断面図、第6図
はインシユレータダツシユにカーペツトを載置し
た状態を示す斜視図である。 31……インシユレータダツシユ、33……鉄
クリツプ、33a……埋込片、33b……係止舌
片、33c……係止爪、34……カーペツト、3
5……穴。
はその断面図、第3図はこの考案の一実施例に係
る固定構造を示す断面図、第4図は鉄クリツプを
示す斜視図、第5図はインシユレータダツシユに
鉄クリツプを固定する金型を示す断面図、第6図
はインシユレータダツシユにカーペツトを載置し
た状態を示す斜視図である。 31……インシユレータダツシユ、33……鉄
クリツプ、33a……埋込片、33b……係止舌
片、33c……係止爪、34……カーペツト、3
5……穴。
Claims (1)
- 自動車のインシユレータダツシユにカーペツト
等の内装部材を固定する構造であつて、前記イン
シユレータダツシユは一端をこれの表面に固定さ
れた埋込片と、この埋込片から突出した係止舌片
とからなるクリツプを有し、前記内装部材に形成
された穴に係止舌片を挿通し、この挿通端を折曲
げることでインシユレータダツシユ上に内装部材
を固定するようにしたことを特徴とする自動車用
内装部材の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20328883U JPS60105548U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 自動車用内装部材の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20328883U JPS60105548U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 自動車用内装部材の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60105548U JPS60105548U (ja) | 1985-07-18 |
JPH027089Y2 true JPH027089Y2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=30765700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20328883U Granted JPS60105548U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 自動車用内装部材の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60105548U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2516834Y2 (ja) * | 1989-08-31 | 1996-11-13 | 株式会社土屋製作所 | エアクリ−ナ |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP20328883U patent/JPS60105548U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60105548U (ja) | 1985-07-18 |
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