JPS6146056Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6146056Y2
JPS6146056Y2 JP9072378U JP9072378U JPS6146056Y2 JP S6146056 Y2 JPS6146056 Y2 JP S6146056Y2 JP 9072378 U JP9072378 U JP 9072378U JP 9072378 U JP9072378 U JP 9072378U JP S6146056 Y2 JPS6146056 Y2 JP S6146056Y2
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JP
Japan
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fitting
protrusion
receiving
base
interior material
Prior art date
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Expired
Application number
JP9072378U
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English (en)
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JPS558054U (ja
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Publication of JPS558054U publication Critical patent/JPS558054U/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の天井材の取付け機構に関す
るものである。
自動車の天井材を車体に取付けるためには種々
の方法が行われているが、その一つの方法として
は第1図および第2図に示すように受け金21を
天井材20の両縁部の所定の位置に打込み、該受
け金21に挿し金21Aを挿入し、挿し金21A
の頭21′Aを天井パネル22の前後に設けたガ
ーニツシユ22Aの挿入孔22Bに挿入する方法
がある。
従来、この種の取付け機構としては第3図に示
すように台部11の下面四隅から差出した脚刃1
2を天井材13に打込むことにより受け金具を固
定し、該受け金具の台部11下部にL字型の挿入
金具14を挿入したものが用いられているが、挿
入金具14が受け金具からすつぽり抜けることを
防止するために挿入金具14の先端と受け金具と
をセロテープ15で固定している。しかし、この
ような従来方法においてはセロテープ15を貼着
するのに莫大な人手と手間を要する。また、天井
材と車体には寸法誤差が不可避であり、従つて挿
入金具14を受け金具に挿入する挿入長にはある
程度あそびを持たせておいて取付位置を可変にす
ることが望ましいが、挿入金具14を受け金具に
セロテープで固定してしまうとこのようなあそび
は著しく制限を受けることになる。
本考案は、上記従来技術の欠点を改良してセロ
テープを貼着するような人手と手間のかかる工程
を全く必要とせず、しかも挿入金具と受け金具と
の間に充分なあそびを持たせつつ挿入金具が受け
金具に確実に係止せられるような内装材の取付け
機構を提供することを目的とするものであり中央
下面に突起する台部と、該台部下面の四隅から差
出される脚刃とからなり、該脚刃を内装材に打込
むことによつて内装材に取付けられている受け金
具と、取付辺と挿入辺とを有し、挿入辺先端部上
面に突起を有し、該受け金具の台部と該内装材と
の間隙に挿入されるL字型の挿入金具とからな
り、しかして挿入辺の根部から挿入辺の突起の根
部よりの縁部迄の距離は受け金具の台部の側縁部
から台部の突起の該側縁部とは反対側の縁部迄の
距離よりも大であり、また挿入辺の突起の高さは
受け金具の台部の突起と内装材との間隙の巾より
も高いことを骨子とするものである。
本考案を第4図以下に示す一実施例によつて説
明すれば、1は受け金具であり、台部1Aと台部
1A下面四隅から差出される脚刃1Bとからなり
台部1Aの中央下面には突起1Cが設けられる。
受け金具1は天井材2の前後にその脚刃1Bを打
込むことによつて取付られる。この状態を第6図
に示す。天井材2は、主として繊維を合成樹脂で
結着したいわゆるレジンフエルト2Aとポリ塩化
ビニルレザー2Cを表装したポリウレタン発泡体
2Bとの積層物を用いられる。挿入金具3は先端
部上面に突起3Bを有する挿入辺3Aと、該挿入
辺3Aに一体的に連接する先端ワの字型の取付辺
3Cとからなり挿入辺3Aの根部から挿入辺3A
の突起3Bの根部よりの縁部迄の距離(第4図
)は受へ金具1の台部1Aの側縁部から台部1
Aの突起1Cの該側縁部とは反対側の縁部迄の距
離(第4図)よりも大であり、また挿入辺3
Aの突起3Bの高さ(第4図d2)は受け金具1の
突起1Cと天井板2との間隙の巾(第4図d1)よ
りも高い。かくして受け金具1の台部1Aと天井
材2の間隙に、挿入金具3を挿入して手で押せば
受け金具1の突起1Cと挿入金具3の突起3Bと
が当接するが、更に挿入金具3を押込むことによ
りバネ作用によつて突起3Bは突起1Bを越え挿
入金具3の挿入辺3Aは受け金具1の台部1A下
部を貫通する。そして突起3Bと突起1Bとは完
全挿入状態(第7図点線位置)である距離を隔て
て相対し、この状態において挿入金具3を第7図
矢印方向に引けば挿入金具3の突起3Bが受け金
具1の突起1Cに当接する位置までは挿入金具3
が受け金具1に対して動くことが出来、それから
は突起1Cが突起3Bと係合することにより挿入
金具3は受け金具1に係合止されて素抜けること
が防止される。したがつて第7図に示すように挿
入金具3は受け金具1に対して点線位置から実線
位置までのあそびがあり、挿入金具3はこの範囲
内で任意に移動できる。
上記のようにして受け金具1に挿入金具3を取
付けた後、第1図に示されると同様にして車体天
井パネルに取付ける。
本考案は上記構成を有するから、脚刃を内装材
に打込むことにより内装材に固定した受け金具の
台部と内装材との間隙に挿入金具を挿入した場合
完全挿入状態において挿入金具の挿入辺の突起が
受け金具の台部下面の突起とある距離を隔てて相
対し、挿入金具を引き抜き方向に引けば挿入金具
の突起が受け金具の突起に当接係合して挿入金具
が受け金具から素抜けないように係合するもので
このように本考案の受け金具と挿入金具との係合
には上記距離に対応するあそびがあるから受け金
具に対する挿入金具の位置をある程度自由に調節
でき、天井材の取付位置もしたがつてある程度可
変になり、天井材取付作業が極めて容易になる。
従つて、受け金具に挿入金具を挿入して押込むだ
けの簡単な作業である程度のあそびを持ち、しか
も素抜けないように受け金具に挿入金具を取付け
ることができ、挿入金具の取付辺の位置を適当に
調節することにより車体寸法や内装材寸法の誤差
があつても所定の取付位置に内装材を取付けるこ
とが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の天井材取付状態の断面図、第
2図は該天井材取付部の拡大断面図、第3図は従
来の内装材の取付け機構の側断面図、第4図以下
は本考案の一実施例を示すものであり、第4図は
側断面図、第5図は正面断面図、第6図は受け金
具を取付けた天井材の斜視図、第7図は挿入金具
の移動範囲を示す側断面図、第8図は車体天井パ
ネルに天井材を取付ける状態の断面図である。 図中、1……受け金具、1A……台部、1B…
…脚刃、1C……突起、2……内装材、3……挿
入金具、3A……挿入辺、3B……突起、3C…
…取付辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央下面に突起を有する台部と、該台部下面の
    四隅から差出される脚刃とからなり、該脚刃を内
    装材に打込むことによつて内装材に取付けられて
    いる受け金具と、取付辺と挿入辺とを有し、挿入
    辺先端部上面に突起を有し、該受け金具の台部と
    該内装材との間隙に挿入されるL字型の挿入金具
    とからなり、しかして挿入辺の根部から挿入辺の
    突起の根部よりの縁部迄の距離は受け金具の台部
    の側縁部から台部の突起の該側縁部とは反対側の
    縁部迄の距離よりも大であり、また挿入辺の突起
    の高さは受け金具の台部の突起と内装材との間隙
    の巾よりも高いことを特徴とする内装材の取付機
    構。
JP9072378U 1978-06-30 1978-06-30 Expired JPS6146056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9072378U JPS6146056Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9072378U JPS6146056Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS558054U JPS558054U (ja) 1980-01-19
JPS6146056Y2 true JPS6146056Y2 (ja) 1986-12-24

Family

ID=29019326

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JP9072378U Expired JPS6146056Y2 (ja) 1978-06-30 1978-06-30

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JP (1) JPS6146056Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722290Y2 (ja) * 1976-11-16 1982-05-14
JPH0635802Y2 (ja) * 1986-02-28 1994-09-21 池田物産株式会社 車輌用成形天井におけるブラケットの取付機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS558054U (ja) 1980-01-19

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