JPH0422619Y2 - - Google Patents

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JPH0422619Y2
JPH0422619Y2 JP1986006037U JP603786U JPH0422619Y2 JP H0422619 Y2 JPH0422619 Y2 JP H0422619Y2 JP 1986006037 U JP1986006037 U JP 1986006037U JP 603786 U JP603786 U JP 603786U JP H0422619 Y2 JPH0422619 Y2 JP H0422619Y2
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JP
Japan
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support
slit
degaussing coil
lug
ray tube
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JP1986006037U
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JPS628780U (ja
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  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はカラーTV受像機における消磁コイル
の取付け装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の消磁コイルの取付け装置は例えば実公昭
57−1496号公報に記載の如く、ブラウン管の四隅
に設けられた平板状のフランジの各々に、合成樹
脂製の支持具を取付け、この支持具によりブラウ
ン管背面上に消磁コイルを張架するようにしてい
る。そして、前記支持具には消磁コイルを係止す
る係止部と、フランジ挿通用の円弧状の切欠きが
形成されている。
しかしながら前記支持具の形状は立体的で複雑
であるため通常、樹脂による一体成型品が用いら
れる。このため、成型品の金型が複雑で高価なも
のとなる欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり支
持具の成型用の金型を簡単且つ安価なもので構成
することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は支持具を平板状の合成樹脂にて形成し
てなる。
(ホ) 作用 上述の手段により、打抜き加工によつて支持具
が成型される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本実施例に用いる支持具の平面図であ
る。支持具1は樹脂シート(例えばPVCシート)
を所定形状に打抜き加工したものであり、直線状
の第1スリツト1a、この第1スリツトの両側に
連続するそれぞれコ字状の第2スリツト1b,1
b、この第2スリツトにより形成された弾性を有
する一対の舌片1c,1c、前記第1スリツトの
中央に形成された円弧状の切欠き1d及び後述す
る消磁コイルを係止する第3スリツト1eをそれ
ぞれ有する。
一方、第2図イ,ロに示す如く、ブラウン管2
の四隅にはL字状のラグ3が接着剤及び環状のク
ランプ(図示省略)により固定されており、これ
はTV受像機のキヤビネツトにブラウン管2を取
付る際に必要なものであり取付け孔3aを有して
いる。
このラグは前記ブラウン管2の曲面に沿つた曲
面を有する取付部3b及びこの取付部より直角に
突出するフランジ部3cよりなり前記取付け穴は
このフランジ部に形成されている。また、このフ
ランジ部3cは取付部3bよりも巾広となつてお
り、フランジ部の端部にはくびれ部3d,3dが
形成される。
更に、前記フランジ部の巾は前記第1スリツト
の長さより若干大きくされている。
そして、第3図の如くこのラグに前記支持具1
を取付け、この支持具に消磁コイル5を張架す
る。すなわち、フランジ部3cに第1スリツト1
aを挿通し、舌片1c,1cをくびれ部3d,3
dに弾性的に係合せしめ、支持具1を固定する。
次に、弾性変形させた状態で第3スリツト1e
に前記消磁コイル5を挿通させれば、消磁コイル
の張架が完了する。
尚、第1スリツト1aに連設した切欠き1dは
ラグをブラウン管に接着剤で固着した際接着剤が
フランジ部3c上にはみだして硬化する場合があ
り、このはみ出した接着剤をさけるためのもので
ある。
次に図面に従い本考案の他の実施例を説明す
る。
第4図は本実施例に用いる支持具の平面図であ
る。支持具4は樹脂シート(例えばPVCシート)
を所定形状に打抜き加工したものであり、直線状
の第1スリツト4a、この第1スリツトの両側に
連続する略コ字状の一対の第2スリツト4b,4
b、前記第1及び第2スリツト4a,4b,4b
に囲まれて形成される第1舌片4c、前記第2ス
リツト4b,4bにより形成される一対の第2舌
片4d,4d、この第2舌片に連設する一対の第
3舌片4e,4e、前記第1舌片4cの先端に形
成された円弧状の切欠4f及び後述する消磁コイ
ルを係止する第3スリツト4gを夫々有する。
そして、第5図の如く第2図に示したラグに前
記支持具1を取付け、この支持具に消磁コイル4
を張架する。すなわち、フランジ部3cに第1ス
リツト4aを挿通し、第3舌片4e,4eをくび
れ部3d,3dに弾性的に係合せしめ、支持具4
を固定する。
次に、弾性変形させた状態で第3スリツト1g
に前記消磁コイル5を挿通させれば、消磁コイル
の張架が完了する。
次に、本実施例の支持具4を第6図イ,ロに示
す様な形状のラグに取付けた場合について説明す
る。
ラグ6は第6図イ,ロに示す如く、取付部6b
とフランジ部6cとは同一巾であり第2図のもの
の様にくびれ部が形成されていない。更に取付部
6bは途中で前方へ折曲されており、ブラウン管
2との間に間隙7は形成されている。尚、前記取
付部6bの巾は前記支持具4の第3舌片4e,4
e間の対向距離と略等しくされている。
そして、上述のラグ6への前記支持具4の取付
けは、まず、第7図のイの如くフランジ部6cに
第1スリツト4aを挿通する。
次に、支持具4を第7図ロの如く、押下げ、第
1舌片4cを間隙7に挿入する。このとき、第2
舌片4d,4dを弾性的に拡開してフランジ部6
cを乗り越え、第2舌片4d,4dを図示の如く
取付部6bの前方に位置せしめる。よつて、第7
図ロの状態において、取付部6bは第1舌片4c
及び第2舌片4d,4dで挾持され、支持具の前
後方向の位置規制が為されると共に、第2舌片4
d,4dがフランジ部6cの下部に当接して支持
具の抜け止めとなる。更に、第3舌片4e,4e
の端部間に取付部6bの両側が当接して左右の位
置規制が為される。
上述の如く、支持具4は形状の異なるラグ3,
6に対していずれにも強固に取付けことができ
る。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案に依れば支持具を平板状の樹
脂シートの打抜き加工により作成するため、従来
の成型金型に比べて、金型の構造が簡単且つ安価
になる。
また加工後の支持具が平板状であるため、取扱
いが容易であると共にかさばらないという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における支持具の平
面図、第2図イ,ロは夫々第1のラグの斜視図及
び上面図、第3図は支持具の組立後の斜視図、第
4図は他の実施例における支持具の平面図、第5
図は同組立後の斜視図、第6図イ,ロは夫々、第
2のラグの斜視図及び平面図、第7図イ,ロは
夫々第2のラグへの支持具の取付けを示す説明図
である。 1,4……支持具、3,6……ラグ、2……ブ
ラウン管、5……消磁コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラウン管の四隅に設けられたラグの各々に、
    支持具を取付け、この支持具により前記ブラウン
    管背面上に消磁コイルを張架するようにした消磁
    コイル取付け装置において、前記支持具は平板状
    の合成樹脂にて形成されており、前記ラグが挿入
    される直線状の第1スリツトと、前記第1スリツ
    トの両側に連続するそれぞれコ字状の第2スリツ
    トと、消磁コイルを係止する第3スリツトが形成
    されていることを特徴とする消磁コイル取付け装
    置。
JP1986006037U 1985-03-14 1986-01-20 Expired JPH0422619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986006037U JPH0422619Y2 (ja) 1985-03-14 1986-01-20

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3637085 1985-03-14
JP1986006037U JPH0422619Y2 (ja) 1985-03-14 1986-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS628780U JPS628780U (ja) 1987-01-20
JPH0422619Y2 true JPH0422619Y2 (ja) 1992-05-25

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ID=31497321

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JP1986006037U Expired JPH0422619Y2 (ja) 1985-03-14 1986-01-20

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JP (1) JPH0422619Y2 (ja)

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JPS5415820B2 (ja) * 1974-11-06 1979-06-18
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JPS5832377U (ja) * 1981-08-20 1983-03-02 千 宗室 自動車用衝突防止装置

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS628780U (ja) 1987-01-20

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