JPH0444799Y2 - - Google Patents

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JPH0444799Y2
JPH0444799Y2 JP1985110961U JP11096185U JPH0444799Y2 JP H0444799 Y2 JPH0444799 Y2 JP H0444799Y2 JP 1985110961 U JP1985110961 U JP 1985110961U JP 11096185 U JP11096185 U JP 11096185U JP H0444799 Y2 JPH0444799 Y2 JP H0444799Y2
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JP
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cap
tongue piece
wall
open end
connecting wall
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JP1985110961U
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JPS6219398U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、門扉に用いる中空状又は半中空状型
材のキヤツプ取付装置に関する。
(従来の技術) この種のキヤツプ取付装置として、例えば実公
昭57−36799号或いは実開昭60−42857号公報に記
載された技術が知られている。これらは、中空状
又は半中空状型材の開口端部にプラスチツク製の
キヤツプを嵌着するものであつて、前記型材の開
口端部近傍のウエブに係合孔或いは切り起こし片
を形成する一方、前記キヤツプには、型材の係合
孔に係合する係止舌片や、切り起こし片に係合す
る係合溝を形成して、両者の嵌着を図つている。
(考案が解決しようとする課題) この種従来のキヤツプ取付装置の嵌着は、通常
はプラスチツク製キヤツプ自体の弾発力を利用し
たスナツプフイツトによりなされているが、取付
部の部材を大型化して強度を向上させると、キヤ
ツプ自体の弾発力はこれに反比例するので、その
スナツプフイツト嵌着が困難となる欠点があつ
た。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、こ
の種のキヤツプ取付装置を改良して前記欠点を解
消することを目的とする。
すなわち本考案は、実施例で用いた符号を付し
て記すと、中空状又は半中空状型材1の開口端部
にプラスチツク製のキヤツプ4を嵌着する門扉用
キヤツプの取付装置において、前記型材の開口端
部近傍のウエブ2に係合孔3を形成する一方、前
記キヤツプは、キヤツプ本体5の裏面において前
記型材の開口端部内に嵌挿される突設壁6と、該
突設壁に一体に形成されて前記係合孔に係合する
係止舌片7と、該係止舌片の反対側に設けられた
一対の脚片9,9とを備えてなるものであつて、
前記突設壁の下部を連結壁61として残存させつ
つその上部を一部切欠くとともに、該連結壁の外
側に前記舌片を形成するものであつて、前記連結
壁61に舌片7の存在しない部位が残存している
門扉用キヤツプの取付装置である。
(作用) このように構成すると、連結壁61の部分は固
有の可撓性を備えることとなり、突設壁6が有す
る部材自体の可撓性と相俟て、舌片7に振幅の大
きな弾力性を付与する。また、係止舌片7の反対
側に設けられた一対の脚片9,9は、本案キヤツ
プを装着する際の案内部材として機能する。そし
て、その装着の後において、キヤツプにこれを取
り外す方向の外力が加わつた場合、キヤツプの一
側は係止舌片7が存するので係止される一方、係
止舌片7の存しない側すなわち脚片9の側は、該
係止舌片7を支点として離脱する方向に回動しよ
うとするが、この部位に脚片9が設けてあるの
で、該脚片9の端部が型材の内側壁に引掛つてキ
ヤツプの離脱を阻止することとなる。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。
第1図は本考案に係るキヤツプの取付装置を示
す分解状態斜視図、第2図は同上の組立状態斜視
図、第3図は本考案に用いるキヤツプを示す図
で、実施例では中空状型材1の開口端部にプラス
チツク製のキヤツプ4を嵌着する門扉用キヤツプ
の取付装置を示している。
型材1の開口端部近傍のウエブ2に係合孔3を
形成する。この点は従来のものと同じであるが、
実施例ではウエブ2の中央部分に係合孔3を一箇
所設けている。
前記キヤツプ4は、キヤツプ本体5の裏面にお
いて前記型材の開口端部内に嵌挿される突設壁6
と、該突設壁に一体に形成されて前記係合孔に係
合する係止舌片7とを備えてなるもので、実施例
では前記の突設壁6の左右にさらに一対の突設壁
8,8を設け、これらの突設壁8,8の端部には
一対の脚片9,9を一体に設けている。すなわち
突設壁6,8及び脚片9,9により形成される平
面視矩形状のキヤツプ取付部が、矩形状を呈する
型材1の開口端部内に嵌挿されることにより、キ
ヤツプ4は型材1にガタツキを生じることなく嵌
着される。その際、脚片9,9はキヤツプ挿入の
ガイドの機能を発揮する。
前記舌片7は、突設壁6に形成されるが、該突
設壁の下部を連結壁61として残存させつつその
上部を一部切欠くとともに、該連結壁の外側に前
記舌片を形成するものであり、更に、連結壁61
に舌片7の存在しない部位を残存せしめている。
図中62は、連結壁61の上部を切欠くことによ
り形成された切欠部である。このように形成した
結果、連結壁61の部分は固有の可撓性を備える
こととなり、突設壁6が有する部材自体の可撓性
と相俟て、舌片7に振幅の大きな弾力性を付与す
ることができることになる。すなわち、キヤツプ
4の嵌着前後の状態[第3図の4]に対し、嵌着
時は舌片7がウエブ2に摺接して脚片9の方向に
容易に撓む[第3図の5]ので、これによりキヤ
ツプの型材嵌着を無理なく行うことができること
になる。尚、実施例に示すように、突設壁6,8
にリブ片6a,8aを設けてキヤツプ4の密嵌を
図る場合に特に本考案は有意義である。
尚、実施例では中空状型材を用いて説明した
が、半中空状型材の場合も同様に本考案を実施で
きることはいう迄もない。
また、キヤツプ装着の後において、キヤツプに
これを取り外す方向の外力が加わつた場合、キヤ
ツプの一側は係止舌片7が存するので係止され、
他方、係止舌片7の存しない側すなわち脚片9の
側は、該係止舌片7を支点として離脱する方向に
回動しようとするが、この部位に脚片9が設けて
あるので、該脚片9の端部が型材の内側壁に引掛
つてキヤツプの離脱が阻止される。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されるの
で、取付部の部材を大型化して強度を向上させて
も、連結壁の部分は固有の可撓性を備えるもので
あり、当該の突設壁が有する部材自体の可撓性と
相俟て、舌片に振幅の大きな弾力性を付与するこ
とができ、これによりスナツプフイツト嵌着が困
難となる従来欠点を解消することができることと
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキヤツプの取付装着を示
す分解状態斜視図、第2図は同上の組立状態斜視
図、第3図は本考案に用いるキヤツプを示す図
で、1〜5は順に、正面図、右側面図、底面図、
縦断側面図、縦断側面図において舌片を撓ませた
状態の図である。 1……型材、2……ウエブ、3……係合孔、4
……キヤツプ、5……キヤツプ本体、6……突設
壁、7……係止舌片、9……脚片、61……連結
壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空状又は半中空状型材1の開口端部にプラス
    チツク製のキヤツプ4を嵌着する門扉用キヤツプ
    の取付装置において、前記型材の開口端部近傍の
    ウエブ2に係合孔3を形成する一方、前記キヤツ
    プは、キヤツプ本体5の裏面において前記型材の
    開口端部内に嵌挿される突設壁6と、該突設壁に
    一体に形成されて前記係合孔に係合する係止舌片
    7と、該係止舌片の反対側に設けられた一対の脚
    片9,9とを備えてなるものであつて、前記突設
    壁の下部を連結壁61として残存させつつその上
    部を一部切欠くとともに、該連結壁の外側に前記
    舌片を形成するものであつて、前記連結壁61に
    舌片7の存在しない部位が残存していることを特
    徴とする門扉用キヤツプの取付装置。
JP1985110961U 1985-07-18 1985-07-18 Expired JPH0444799Y2 (ja)

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JP1985110961U JPH0444799Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

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JPS6219398U JPS6219398U (ja) 1987-02-05
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ID=30990443

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5995617B2 (ja) * 2012-09-05 2016-09-21 積水樹脂株式会社 塀パネル
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JPS5727918U (ja) * 1980-07-22 1982-02-13
JPS5736799U (ja) * 1980-08-11 1982-02-26

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JPS6219398U (ja) 1987-02-05

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