JPS6115292Y2 - - Google Patents

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JPS6115292Y2
JPS6115292Y2 JP1981065871U JP6587181U JPS6115292Y2 JP S6115292 Y2 JPS6115292 Y2 JP S6115292Y2 JP 1981065871 U JP1981065871 U JP 1981065871U JP 6587181 U JP6587181 U JP 6587181U JP S6115292 Y2 JPS6115292 Y2 JP S6115292Y2
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JP
Japan
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band
insulator
flange
resin
slit
Prior art date
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Expired
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JP1981065871U
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JPS57176908U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はインシユレータの取付用樹脂バンド
に改良に関する。
インシユレータ上にカーペツト等の内装材を取
り付けるには通常樹脂バンドが用いられている。
この樹脂バンド1は従来第1,第2図に示すよ
うに、撓曲自在な合成樹脂製の帯状体2の一端部
にフランジ3を一体化し、該フランジ3の先端に
は尖頭形の支柱4を突設するとともに、該支柱4
の両側には下方に向けて拡開する係合片5を延設
し、かつ上記帯状体2の他端部に上記係合片5に
弾性嵌合可能な孔6を穿設してある。
そして、この樹脂バンド1の帯状体2は、同図
に示す如く、インシユレータ10に形成された一
方のスリツト11より裏面側に挿通され、再び他
方のスリツト12に挿通され、その表面突出端に
形成された孔6をフランジ3上の支柱4に嵌合す
ることにより閉ループを構成するようにしたもの
である。そして、上記インシユレータ10上に装
着されるカーペツト13上にも上記インシユレー
タ10と同様な間隔で一対の貫通孔14,15を
形成しておき、これらの一方14に上記支柱4を
突出せしめるとともに、他方15に上記帯状体2
を挿通し、これの端部の孔6を支柱4に嵌合する
ことによりインシユレータ10上にカーペツト1
3を結束するようにしている。
しかして、上記結束作業は自動車のアツセンブ
リ工程の現場で行なわれ、このアツセンブリ工程
を簡略化せしめるに、上記樹脂バンド1は同第1
図の如く予めインシユレータ10にセツトされた
状態でアツセンブリ工程に供されるようになつて
いる。
しかしながら、上記樹脂バンド1自体はポリプ
ロピレン、ポリエチレン等の弾性材からなつてお
り、この原形に復しようとする反発弾性により特
にその帯状体2がスリツト12から抜け出した
り、また輸送中の振動等により全体が脱落する等
の欠点があり、このような場合には、一々組立現
場において樹脂バンド1を再度インシユレータに
セツトしなければならず、組立作業が著しく遅滞
する原因となつていた。
この考案は以上のような従来の樹脂バンド1の
インシユレータからの脱落を防止する目的でなさ
れたものであつて、以下この考案の一実施例を第
3図および第4図を用いて詳細に説明する。ただ
し、この考案に係る樹脂バンド20の従来と共通
する部分についてはその符号を同一とする。
同第3,第4図において、この考案に係る樹脂
バンド20の帯状体21の適当位置には、その長
手方向に直交して2箇所薄肉化された撓曲溝2
2,23が形成され、この帯状体21をインシユ
レータ10のスリツト11,12に挿通して装着
した際に、撓曲溝22,23を基点にコ字状に曲
折されるようになつており、これら撓曲溝22,
23により、帯状体21の反発弾性を吸収するよ
うにしている。
また上記帯状体21の上記インシユレータ10
からの突出端両側には脱落防止用のフイン24,
24が形成されている。
これら各フイン24はインシユレータ10への
挿通方向に対し、テーパ状に上記帯状体21の側
部より切起こされたものである。
従つて、常法により上記帯状体21をインシユ
レータ10の表面側より一方のスリツト11を介
して裏面側に挿通し、再び他方のスリツト12よ
り表面側に突出させた状態で、第4図に示すよう
に各フイン24の端部はインシユレータ10の表
面に当接し、抜け止め作用がなされていることに
なり、裏面側より帯状体21を相当強い力で引張
つたとしても上記フイン24がアンカとなつて帯
状体21の抜けが防止される。
なお、上記フイン24を形成するに際し、望ま
しくは上記各フイン24の端部を帯状体21の上
下方向に対しやや偏奇させた状態に形成すること
が望ましい。
なぜならば、上記インシユレータ10のスリツ
ト11,12の幅は帯状体21の幅より大きく設
定されているために、上記フイン24が帯状体2
1と同一平面上にある場合には、そのフイン24
自体もスリツト12から抜け出てしまうからであ
る。
以上説明したようにこの考案に係るインシユレ
ータの取付用樹脂バンドにあつては、上述の如く
帯状体の長手方向に直交して2箇所に撓曲溝が形
成され、この撓曲溝を基点に帯状体がコ字状に折
曲され帯状体の反発弾性を吸収するとともにこの
帯状体の両側部に挿通方向に対してテーパ状に切
起こされた脱落防止用のフインを形成したもので
あるから、これをインシユレータに装着した場合
にはこのフインがインシユレータ表面に当接して
帯状体の抜け止めがなされ、輸送中における脱落
現象を末然に防止できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の樹脂バンドをインシユレータに
取り付けた状態を示す斜視図、第2図は同樹脂バ
ンドを用いてインシユレータとカーペツトを結束
した状態を示す断面図、第3図はこの考案に係る
樹脂バンドの斜視図、第4図は同樹脂バンドをイ
ンシユレータに装着した状態を示す断面図であ
る。 3……フランジ、4……支柱、5……係合片、
6……孔、10……インシユレータ、11,12
……スリツト、13……カーペツト(内装材)、
20……樹脂バンド、21……帯状体、24……
フイン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撓曲自在な合成樹脂製の帯状体の一端部にフラ
    ンジを設け、該フランジの先端に支柱を突設する
    とともに、該支柱の両側に弾性力を有する係合片
    を設け、かつ上記帯状体の他端部に上記係合片が
    弾性嵌合可能な孔を穿設した樹脂バンドであつ
    て、該樹脂バンドは、少なくとも2箇所のスリツ
    トを設けたインシユレータの、一方のスリツトに
    挿通され、かつ上記フランジにより抜け止めされ
    るとともに、他方のスリツトを貫通してその突出
    端の孔を上記フランジ上の支柱に嵌合することに
    より閉ループを構成してインシユレータの表面に
    装着される内装材を固定するものにおいて、前記
    樹脂バンドの帯状体にその長手方向に直交して2
    箇所に撓曲溝が形成され、該撓曲溝を基点に帯状
    体がコ字状に折曲されるとともに、この帯状体両
    側部には上記インシユレータへの挿通方向に対し
    テーパ状に切起こされた脱落防止用のフインを形
    成したことを特徴とするインシユレータの取付用
    樹脂バンド。
JP1981065871U 1981-05-07 1981-05-07 Expired JPS6115292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981065871U JPS6115292Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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JP1981065871U JPS6115292Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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Publication Number Publication Date
JPS57176908U JPS57176908U (ja) 1982-11-09
JPS6115292Y2 true JPS6115292Y2 (ja) 1986-05-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4628893B2 (ja) * 2005-07-15 2011-02-09 株式会社パイオラックス 自動車用フロアマットの固定具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924080U (ja) * 1972-06-01 1974-03-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5513266Y2 (ja) * 1974-06-05 1980-03-25

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JPS4924080U (ja) * 1972-06-01 1974-03-01

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JPS57176908U (ja) 1982-11-09

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