JPS6273Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6273Y2 JPS6273Y2 JP11555281U JP11555281U JPS6273Y2 JP S6273 Y2 JPS6273 Y2 JP S6273Y2 JP 11555281 U JP11555281 U JP 11555281U JP 11555281 U JP11555281 U JP 11555281U JP S6273 Y2 JPS6273 Y2 JP S6273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- claw
- bridging
- lower reel
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、下リールに対して上リールを嵌着す
ることによりこれらを一体的に結合し得るように
なしたタイプのテープリールに関する。
ることによりこれらを一体的に結合し得るように
なしたタイプのテープリールに関する。
従来のこの種テープリールにおける着脱手段
は、例えば第１，２図に示す如く、下リール１の
ボスの上部１ａに等間隔に複数個の外向きの爪１
ｂを形成し、一方、上リール２には同数の段部２
ａを形成し、そして、上リール２を下リール１に
対設させて相互に押圧することにより、その各段
部２ａを夫々の爪１ｂに嵌合させて、両リールを
一体化させるものである。
は、例えば第１，２図に示す如く、下リール１の
ボスの上部１ａに等間隔に複数個の外向きの爪１
ｂを形成し、一方、上リール２には同数の段部２
ａを形成し、そして、上リール２を下リール１に
対設させて相互に押圧することにより、その各段
部２ａを夫々の爪１ｂに嵌合させて、両リールを
一体化させるものである。
従来品は、その装着のために下リール１に形成
された爪１ｂが外向きに形成されているため、上
リール２にＡ方向への外力が加えられた時、夫々
の爪１ｂは中心方向即ちＢ方向へ撓んで、下リー
ル１から上リール２が外れたり、爪部が折れたり
することがあつた。
された爪１ｂが外向きに形成されているため、上
リール２にＡ方向への外力が加えられた時、夫々
の爪１ｂは中心方向即ちＢ方向へ撓んで、下リー
ル１から上リール２が外れたり、爪部が折れたり
することがあつた。
本考案は、従来品のかかる欠点を除去せんとす
るもので、その目的とするところは、下リールに
おける爪部の構造を工夫することにより、下リー
ルに対して装着された上リールが、上記Ａ方向へ
外力が加えられた場合でも容易には外れないよう
にしたテープリールを提供するものである。
るもので、その目的とするところは、下リールに
おける爪部の構造を工夫することにより、下リー
ルに対して装着された上リールが、上記Ａ方向へ
外力が加えられた場合でも容易には外れないよう
にしたテープリールを提供するものである。
以下第３，４図により本考案の一実施例を説明
する。
する。
下リールにおける爪は、例えば３個が等間隔に
形成されるが、その一個が代表的に示されてお
り、１ｃは合成樹脂によつて形成された下リール
１のボスで、その上部１ａに、両側から切欠かれ
て合成樹脂によりある程度の可撓性を持つた橋渡
部１ｄを形成すると共に、該橋渡部１ｄ上に内向
き即ち橋渡部１ｄにより形成される孤を含む円の
中心方向を向く爪１ｅが一体成形されている。
形成されるが、その一個が代表的に示されてお
り、１ｃは合成樹脂によつて形成された下リール
１のボスで、その上部１ａに、両側から切欠かれ
て合成樹脂によりある程度の可撓性を持つた橋渡
部１ｄを形成すると共に、該橋渡部１ｄ上に内向
き即ち橋渡部１ｄにより形成される孤を含む円の
中心方向を向く爪１ｅが一体成形されている。
第３図には、この下リールの爪１ｅに、上リー
ル２の段部２ｂを嵌合させて両リール１及び２を
一体化させた状態が示されている。第４図から明
らかな如く、爪１ｅの付け根に形成された橋渡部
１ｄは孤状のリブを形成するために、橋渡部の付
け根を結ぶ仮想線上に爪１ｅの実質的な取付け支
点が存在することになる。従つて爪１ｅに第４図
Ａ方向への力が加えられると、爪１ｅ自体は多少
外側即ちＣ方向へ撓もうとするが、橋渡部１ｄ
は、その両端に対し中間部が撓む結果、上記橋渡
部１ｄの付け根を結ぶ仮想線上の取付け支点を回
転中心として爪１ｅにはその突出する内向きの方
向への撓みが発生することになる。このため、総
合的には下リール１における橋渡部１ｄの内側方
向への撓みとなり、爪１ｅは上リール２の段部２
ｂに更に食い込むように作用する。
ル２の段部２ｂを嵌合させて両リール１及び２を
一体化させた状態が示されている。第４図から明
らかな如く、爪１ｅの付け根に形成された橋渡部
１ｄは孤状のリブを形成するために、橋渡部の付
け根を結ぶ仮想線上に爪１ｅの実質的な取付け支
点が存在することになる。従つて爪１ｅに第４図
Ａ方向への力が加えられると、爪１ｅ自体は多少
外側即ちＣ方向へ撓もうとするが、橋渡部１ｄ
は、その両端に対し中間部が撓む結果、上記橋渡
部１ｄの付け根を結ぶ仮想線上の取付け支点を回
転中心として爪１ｅにはその突出する内向きの方
向への撓みが発生することになる。このため、総
合的には下リール１における橋渡部１ｄの内側方
向への撓みとなり、爪１ｅは上リール２の段部２
ｂに更に食い込むように作用する。
尚、橋渡部１ｄの形状については、爪１ｅの突
出方向内側即ち爪１ｅよりも中心方向に仮想線上
の支点が来るような形状の橋渡部ならば適宜の形
状のもので良いことは言うまでもない。
出方向内側即ち爪１ｅよりも中心方向に仮想線上
の支点が来るような形状の橋渡部ならば適宜の形
状のもので良いことは言うまでもない。
以上の如く、本考案のテープリールは、積極的
に可撓性が生じるように形成された部分に爪を内
向きに形成することにより巻回された磁気テープ
がカセツトの振動や衝撃によつて上リールに思わ
ぬ離脱方向の力を発生させて上リールが下リール
から抜けてしまうと言うようなことがなく、下リ
ールに上リールを確実に装着状態となすことがで
き、実用上極めて有効である。
に可撓性が生じるように形成された部分に爪を内
向きに形成することにより巻回された磁気テープ
がカセツトの振動や衝撃によつて上リールに思わ
ぬ離脱方向の力を発生させて上リールが下リール
から抜けてしまうと言うようなことがなく、下リ
ールに上リールを確実に装着状態となすことがで
き、実用上極めて有効である。
第１図は従来品のテープリールにおける下リール
と上リールの嵌合部の断面図、第２図は従来品の
下リールにおけるボス部の斜視図、第３図は本考
案のテープリールにおける下リールと上リールの
嵌合部の断面図、第４図は本考案の下リールにお
けるボス部の部分斜視図である。 １……下リール、１ｄ……橋渡部、１ｅ……
爪、２……上リール、２ｂ……段部。
と上リールの嵌合部の断面図、第２図は従来品の
下リールにおけるボス部の斜視図、第３図は本考
案のテープリールにおける下リールと上リールの
嵌合部の断面図、第４図は本考案の下リールにお
けるボス部の部分斜視図である。 １……下リール、１ｄ……橋渡部、１ｅ……
爪、２……上リール、２ｂ……段部。
Claims (1)
- 下リールと一体のボスの上部に、孤状に両側を
切欠いて可撓性を持たせた橋渡部を形成すると共
に、該橋渡部上に上記孤状部分を含む円の中心方
向へ向けられた爪を一体成形した部分を複数個配
設し、上リールを該爪に対向して形成した段部を
もつて嵌合させて、下リールに対して上リールを
一体化させるようにしたことを特徴とするテープ
リール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11555281U JPS5823086U (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | テ−プリ−ル |
| US06/472,602 US4473194A (en) | 1981-08-03 | 1983-03-07 | Tape reel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11555281U JPS5823086U (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | テ−プリ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5823086U JPS5823086U (ja) | 1983-02-14 |
| JPS6273Y2 true JPS6273Y2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=29909810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11555281U Granted JPS5823086U (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | テ−プリ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823086U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0743816Y2 (ja) * | 1984-02-28 | 1995-10-09 | 第一精工株式会社 | テ−プリ−ル |
| JPH0229100Y2 (ja) * | 1985-11-22 | 1990-08-03 |
-
1981
- 1981-08-03 JP JP11555281U patent/JPS5823086U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5823086U (ja) | 1983-02-14 |
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