JPH0516815Y2 - - Google Patents

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JPH0516815Y2
JPH0516815Y2 JP8997388U JP8997388U JPH0516815Y2 JP H0516815 Y2 JPH0516815 Y2 JP H0516815Y2 JP 8997388 U JP8997388 U JP 8997388U JP 8997388 U JP8997388 U JP 8997388U JP H0516815 Y2 JPH0516815 Y2 JP H0516815Y2
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JP
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protector
cover
tongue piece
wire harness
main body
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JP8997388U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ワイヤハーネスを収納して保護す
るプロテクタに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のプロテクタとしては、例えば第
4図及び第5図に示すようなものがある。このプ
ロテクタは、断面はほぼU字状に形成されたプロ
テクタ本体1と、これに被せられるカバー3とか
らなり、プロテクタ本体1側のロツク爪5と、カ
バー3側のロツク孔7との係合によつて両者は結
合固定される。そして、プロテクタ本体1の底壁
1aには舌片9が設けられ、プロテクタ内に収納
されたワイヤハーネス11と、この舌片9とを結
束テープ13によつて同時に巻き付けることによ
つて、プロテクタとワイヤハーネス11との位置
ずれを防止している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような従来のプロテクタにおい
ては、ワイヤハーネス11の量がプロテクタの収
納容量を超える程多い場合、ロツク爪5とロツク
孔7との係合をさせにくく、また結合させロツク
したとしてもワイヤハーネス11に押されてプロ
テクタ自体が変形しロツクが外れやすく、カバー
3がプロテクタ本体1から外れる恐れがある。ま
た、ワイヤハーネス11が引張られてカバー3が
外れる方向に力が作用した場合にも、ロツクが外
れカバー3が外れる恐れがあつた。
そこでこの考案は、カバーがプロテクタ本体か
ら容易に外れないようにしたワイヤハーネス用プ
ロテクタの提供を目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述した課題を解決するためにこの考案のワイ
ヤハーネス用プロテクタは、ワイヤハーネス配線
方向開口側端部の少なくとも一方にプロテクタ本
体及びカバーの各別にワイヤハーネス配線方向に
延長される舌片をそれぞれ設ける構成とした。
(作用) プロテクタ本体内にワイヤハーネスを収納し、
カバーを被せ、この状態でプロテクタ本体及びカ
バーの各舌片をワイヤハーネスとともに結束テー
プで巻き付ける。これにより、プロテクタ本体と
カバーとは強固に固定され、カバーはプロテクタ
本体から外れにくくなる。
(実施例) 以下、第1図ないし第3図に基づきこの考案の
実施例を説明する。
第1図及び第2図はこの考案の第1の実施例を
示している。ワイヤハーネス21を収納して保護
するプロテクタ23は、L字状に屈曲形成されて
いる。このプロテクタ23は、底壁25a、側壁
25b及び25cを有して断面ほぼU字状に形成
されるプロテクタ本体25と、側壁25b,25
cの上端外面に各別に接触するフランジ27a,
27b及びフランジ27a,27b相互をつなぐ
主体面27cを有するカバー27とから構成され
ている。
プロテクタ23のワイヤハーネス配線方向の一
方の開口端29におけるプロテクタ本体25の側
壁25cには、第1の本体側舌片31がワイヤハ
ーネス21の配線方向に延長形成され、これに隣
接してカバー27側の主体面27cのフランジ2
7b近傍には、第1の本体側舌片31と幅及び長
さがほぼ同じの第1のカバー側舌片33が第1の
本体側舌片31と同方向に延長形成されている。
また、プロテクタ23の他方の開口端35におい
ても、プロテクタ本体25には第1の本体側舌片
31と同様な第2の本体側舌片37が、カバー2
7には第1のカバー側舌片33と同様な第2のカ
バー側舌片39がそれぞれ形成されている。
このような構成のプロテクタにおいては、カバ
ー27をプロテクタ本体25から外した状態で、
プロテクタ本体25内にワイヤハーネス21を収
納した後、カバー27を被せる。この状態で結束
テープ41により、開口端29側については第1
の本体側舌片31及び第1のカバー側舌片33と
ワイヤハーネス21とを同時に巻き付け、また開
口端3後についても同時に第2の本体側舌片37
及び第2のカバー側舌片39とワイヤハーネス2
1とを同時に巻き付ける。これにより、ワイヤハ
ーネス21のプロテクタ23に対する位置ずれが
防止されると同時に、プロテクタ本体25とカバ
ー27とが強固に固定される。このため、ワイヤ
ハーネス21の量がプロテクタ23の収納容量を
超える程多い場合や、ワイヤハーネス21が引張
られてカバー3を外す方向に力が作用しても、カ
バー27はプロテクタ本体25から外れにくくな
る。また、結束テープ41によつてプロテクタ本
体25とカバー27と固定されるので、従来使用
していたロツク爪及びロツク孔等からなるロツク
機構が不要となり、プロテクタ成形用の金型が簡
素化され、製造コストが下がる。
なお、上記実施例では、第1の本体側舌片31
と第1のカバー側舌片33とを相互に近接させ、
また第2の本体側舌片37と第2のカバー側舌片
39とを相互に近接させて設けてあるが、近接さ
せず、例えば第1のカバー側舌片33あるいは第
2のカバー側舌片39をカバー27のほぼ中央部
に設けてもよい。
第3図は第2の実施例を示している。この実施
例のプロテクタ51は、第1の実施例と同様に、
断面ほぼU字状のプロテクタ本体53と、カバー
55とから構成されている。プロテクタ本体53
は底壁53a、側壁53b,53cを有し、側壁
53bのプロテクタ51開口側端部には本体側舌
片57が図示しないワイヤハーネスの延長方向に
延長形成されている。
一方、カバー55は主体面55a、主体面55
aの一方の側縁に形成されたフランジ55b、主
体面55aの他方の側縁に形成されたフランジ5
5c、及びフランジ55cとの間にガイド溝59
を形成するリブ55dを有し、前記本体舌片57
に隣接して主体面55aのプロテクタ開口側端部
には、カバー側舌片61が形成されている。この
カバー側舌片61にも、フランジ55c及びリブ
55dが主体面55a側から連続して延長形成さ
れている。
なお、プロテクタ51の図示部分と反対側の開
口端においても、プロテクタ本体53側について
は本体側舌片57と同様な舌片が、またカバー5
5側についてはカバー側舌片61と同様な舌片が
それぞれ形成されている。
このような構成のプロテクタにおいても、プロ
テクタ51内に収納した図示しないワイヤーネス
を本体側舌片57及びカバー側舌片61ととも
に、図示しない結束テープにより巻き付けること
で、ワイヤハーネスのプロテクタ51に対する位
置ずれが防止されると同時に、プロテクタ本体5
3とカバー55とが強固に固定される。このた
め、ワイヤーネスの量がプロテクタ51の収納容
量を超える程多い場合や、ワイヤハーネスが引張
られてカバー55を外す方向に力が作用しても、
カバー55はプロテクタ本体53から外れにくく
なる。また、この場合もプロテクタ本体53とカ
バー55とを結合固定するロツク機構が不要とな
るので、プロテクタ成形用の金型が簡素化され、
製造コストが下がる。また、この実施例では、プ
ロテクタ本体53側の側壁53b及び本体側舌片
57がガイド溝59に嵌入されるので、特に舌片
57側のぶれが抑制されて、結束テープが巻きや
すく、また結束テープが緩みにくいものとなる。
なお、上記各実施例において、舌片は必ずしも
プロテクタのワイヤハーネス配線方向開口側端部
の両端に設ける必要はなく、少なくとも一方に設
ければよい。一方の開口端のみに舌片を設けた場
合には、舌片を設けない側にロツク機構を設け
る。
[考案の効果] 以上説明してきたようにこの考案によれば、プ
ロテクタ本体及びカバー双方のプロテクタ開口側
端部に、ワイヤハーネスと同時に結束テープを巻
き付ける舌片をそれぞれ設けたので、プロテクタ
本体とカバーとを固定するロツク機構を設けるこ
となく、両者を強固に固定でき、カバーのプロテ
クタ本体からの外れを防止することができる。ま
た、ロツク機構が不要となることから、プロテク
タ成形用の金型が簡素化され、製造コストを下げ
ることができる。なお、この考案にロツク機構を
併用してもよく、これによりカバーの外れ防止が
更に効果的なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示すプロテ
クタの斜視図、第2図は第1図のプロテクタにワ
イヤハーネスを収納した状態を示す正面図、第3
図は第2の実施例を示すプロテクタの斜視図、第
4図は従来のプロテクタの斜視図、第5図は従来
のプロテクタの第2図に相当する正面図である。 21……ワイヤハーネス、25……プロテクタ
本体、27……カバー、31……第1の本体側舌
片、33……第1のカバー側舌片、37……第2
の本体側舌片、39……第2のカバー側舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プロテクタ本体と、プロテクタ本体に被せられ
    るカバーとを有してワイヤハーネスを収納保護す
    るワイヤハーネス用プロテクタにおいて、前記プ
    ロテクタのワイヤハーネス配線方向開口側端部の
    少なくとも一方にプロテクタ本体及びカバーの各
    別にワイヤハーネスの配線方向に延長される舌片
    をそれぞれ設けたことを特徴とするワイヤハーネ
    ス用プロテクタ。
JP8997388U 1988-07-08 1988-07-08 Expired - Lifetime JPH0516815Y2 (ja)

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JP8997388U JPH0516815Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08

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JP8997388U JPH0516815Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08

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JPH0214215U JPH0214215U (ja) 1990-01-29
JPH0516815Y2 true JPH0516815Y2 (ja) 1993-05-06

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JP7116115B2 (ja) * 2020-03-30 2022-08-09 矢崎総業株式会社 配索構造および配索方法

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