JPH0453132Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453132Y2 JPH0453132Y2 JP18996987U JP18996987U JPH0453132Y2 JP H0453132 Y2 JPH0453132 Y2 JP H0453132Y2 JP 18996987 U JP18996987 U JP 18996987U JP 18996987 U JP18996987 U JP 18996987U JP H0453132 Y2 JPH0453132 Y2 JP H0453132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded protector
- protector
- molded
- vehicle
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 30
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は線条体の保護に使用される成形プロテ
クタに関し、特に大型成形プロテクタの運搬時の
能率を向上する技術に関するものである。
クタに関し、特に大型成形プロテクタの運搬時の
能率を向上する技術に関するものである。
自動車等の車両の内部配線に使用されるワイヤ
ハーネスは、車内で配線されるような形状に予め
車外で配索され、保護すべき部分に成形プロテク
タを取りつけ、一体に組み上げた電線の束として
製造されている。
ハーネスは、車内で配線されるような形状に予め
車外で配索され、保護すべき部分に成形プロテク
タを取りつけ、一体に組み上げた電線の束として
製造されている。
ところで、第4図の成形プロテクタAのよう
に、その長さが第5図に示す自動車Bの車両幅の
1/2程度以上もある場合、このような大型の成形
プロテクタを使用するワイヤハーネスは、運搬の
際の梱包が大きくなり、一度に運搬できる数量が
少なくなつてしまう。
に、その長さが第5図に示す自動車Bの車両幅の
1/2程度以上もある場合、このような大型の成形
プロテクタを使用するワイヤハーネスは、運搬の
際の梱包が大きくなり、一度に運搬できる数量が
少なくなつてしまう。
又、取りつけの際に車両内に入れる必要がある
が、通常車両のドアの部分から挿入している。し
かし成形プロテクタが大きいため、挿入方向が限
定される等、ワイヤハーネスを車両内に入れ難い
場合も多く、作業能率が悪くなるという欠点があ
つた。
が、通常車両のドアの部分から挿入している。し
かし成形プロテクタが大きいため、挿入方向が限
定される等、ワイヤハーネスを車両内に入れ難い
場合も多く、作業能率が悪くなるという欠点があ
つた。
この解決策として、ヒンジで成形プロテクタを
2分割する方法があるが、ヒンジが破損し易く、
その結果プロテクタ相互の係止の位置がずれると
いう問題がある。
2分割する方法があるが、ヒンジが破損し易く、
その結果プロテクタ相互の係止の位置がずれると
いう問題がある。
本考案は上記の従来技術の欠点の解消を図つた
もので、成形プロテクタの荷姿を小型にし、かつ
車両への取りつけの際の車両内への挿入が容易に
なる成形プロテクタを提供することを目的として
いる。
もので、成形プロテクタの荷姿を小型にし、かつ
車両への取りつけの際の車両内への挿入が容易に
なる成形プロテクタを提供することを目的として
いる。
上記の目的を達成するために本考案は、成形プ
ロテクタにおいて、長手方向の中間に切断部を設
け、該両切断部にテープ巻き等で収束固定する線
条体固定用の突起部を連設し、該両切断部間を被
覆する包被体を設けた構成を特徴としている。
ロテクタにおいて、長手方向の中間に切断部を設
け、該両切断部にテープ巻き等で収束固定する線
条体固定用の突起部を連設し、該両切断部間を被
覆する包被体を設けた構成を特徴としている。
本考案の1実施例を第1図によつて説明する。
同図において1は成形プロテクタの蓋体で、2は
本体であり、蓋体1には上底面1aが、本体2に
は下底面2aがあり、蓋体1と本体2はロツク機
構によつて係止されるようになつている。
同図において1は成形プロテクタの蓋体で、2は
本体であり、蓋体1には上底面1aが、本体2に
は下底面2aがあり、蓋体1と本体2はロツク機
構によつて係止されるようになつている。
成形プロテクタはその長手方向の中間で切断さ
れており、切断部の上底面1aと下底面2aには
突起部3が形成されている。これら突起部3は、
上底面1a又は下底面2aを延長するように連設
され、その先端部には拡大部3aが形成されてい
る。
れており、切断部の上底面1aと下底面2aには
突起部3が形成されている。これら突起部3は、
上底面1a又は下底面2aを延長するように連設
され、その先端部には拡大部3aが形成されてい
る。
第2図は第1図の成形プロテクタを使用した状
態を示したものである。成形プロテクタ内に線条
体束7が収納されているが、切断部で突起部3に
固定されるようにテープ4が巻かれている。突起
部3の先端部は拡大しているので、テープ4によ
る固定がやり易くなつている。テープ4による巻
きつけの後、発泡ウレタンシート又は、ゴムシー
ト等の伸びのよい柔軟な包被体5を切断部を覆う
ように巻きつける。この包被体5を第3図に示す
が、包被体5の両端部には粘着剤が塗布された接
着部6が設けられており、成形プロテクタと接着
する。接着部6の代わりにテープで止める構成と
してもよい。
態を示したものである。成形プロテクタ内に線条
体束7が収納されているが、切断部で突起部3に
固定されるようにテープ4が巻かれている。突起
部3の先端部は拡大しているので、テープ4によ
る固定がやり易くなつている。テープ4による巻
きつけの後、発泡ウレタンシート又は、ゴムシー
ト等の伸びのよい柔軟な包被体5を切断部を覆う
ように巻きつける。この包被体5を第3図に示す
が、包被体5の両端部には粘着剤が塗布された接
着部6が設けられており、成形プロテクタと接着
する。接着部6の代わりにテープで止める構成と
してもよい。
このように成形プロテクタの切断部を接続する
ことによつて、成形プロテクタを任意の方向に
180°まで自由に折曲することができる。そのため
荷姿を小型にすることが可能になると共に、車両
への取りつけに先立つて、ワイヤハーネスを車内
に挿入するにも、方向の限定を受けずにドアから
自由に挿入でき、作業がし易くなつた。この使用
例では、切断部でテープ巻き4をし、かつ包被体
5で覆う構成としているので、成形プロテクタの
密閉は保たれ、電線が成形プロテクタから露出す
ることもない。したがつて逆に他の物体がプロテ
クタ内に入り電線を損傷したり、トラブルを発生
させるおそれもない。また、切断部の包被体が車
両のボデイと接触するので、振動の吸収がされ、
騒音の防止にもなる。
ことによつて、成形プロテクタを任意の方向に
180°まで自由に折曲することができる。そのため
荷姿を小型にすることが可能になると共に、車両
への取りつけに先立つて、ワイヤハーネスを車内
に挿入するにも、方向の限定を受けずにドアから
自由に挿入でき、作業がし易くなつた。この使用
例では、切断部でテープ巻き4をし、かつ包被体
5で覆う構成としているので、成形プロテクタの
密閉は保たれ、電線が成形プロテクタから露出す
ることもない。したがつて逆に他の物体がプロテ
クタ内に入り電線を損傷したり、トラブルを発生
させるおそれもない。また、切断部の包被体が車
両のボデイと接触するので、振動の吸収がされ、
騒音の防止にもなる。
切断部は必要に応じ複数箇所に設けることもで
き、又、蓋体1のないプロテクタでも同様に適用
することができる。
き、又、蓋体1のないプロテクタでも同様に適用
することができる。
以上説明したように本考案によれば、成形プロ
テクタにおいて、長手方向の中間に切断部を設
け、該両切断部にテープ巻き等で収束固定する線
条体固定用の突起部を連設し、該両切断部間を被
覆する包被体を設けた構成としたので、成形プロ
テクタの梱包時の大きさを小さくすることがで
き、またワイヤハーネスの一部として車両に挿入
する場合にも挿入し易くなるという格別の効果を
奏する。
テクタにおいて、長手方向の中間に切断部を設
け、該両切断部にテープ巻き等で収束固定する線
条体固定用の突起部を連設し、該両切断部間を被
覆する包被体を設けた構成としたので、成形プロ
テクタの梱包時の大きさを小さくすることがで
き、またワイヤハーネスの一部として車両に挿入
する場合にも挿入し易くなるという格別の効果を
奏する。
第1図は本考案の1実施例を示す成形プロテク
タの斜視図、第2図は本考案の成形プロテクタの
1使用例を示す斜視図、第3図は切断部を覆う包
被体の斜視図、第4図は従来の成形プロテクタの
斜視図、第5図は第4図の成形プロテクタを車両
に設置した状態を示す斜視図である。 A……成形プロテクタ、1……蓋体、1a……
上底面、2……本体、2a……下底面、3……突
起部、5……包被体。
タの斜視図、第2図は本考案の成形プロテクタの
1使用例を示す斜視図、第3図は切断部を覆う包
被体の斜視図、第4図は従来の成形プロテクタの
斜視図、第5図は第4図の成形プロテクタを車両
に設置した状態を示す斜視図である。 A……成形プロテクタ、1……蓋体、1a……
上底面、2……本体、2a……下底面、3……突
起部、5……包被体。
Claims (1)
- 成形プロテクタにおいて、長手方向の中間に切
断部を設け、該両切断部にテープ巻き等で収束固
定する線条体固定用の突起部を連設し、該両切断
部間を被覆する包被体を設けたことを特徴とする
成形プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18996987U JPH0453132Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18996987U JPH0453132Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0193911U JPH0193911U (ja) | 1989-06-21 |
JPH0453132Y2 true JPH0453132Y2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=31480974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18996987U Expired JPH0453132Y2 (ja) | 1987-12-16 | 1987-12-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453132Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015053804A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 住友電装株式会社 | ワイヤーハーネス |
-
1987
- 1987-12-16 JP JP18996987U patent/JPH0453132Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0193911U (ja) | 1989-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0329941Y2 (ja) | ||
JP2964445B2 (ja) | ハーネスプロテクタ | |
JPH0419935Y2 (ja) | ||
EP0235924B1 (en) | Molded wire harness | |
US5016842A (en) | Protector for wire harness | |
JPH0453132Y2 (ja) | ||
JP2005168131A (ja) | プロテクタの電線保持構造 | |
JP2931216B2 (ja) | 屈曲部を有する電線の配索方法 | |
JP2573177Y2 (ja) | 電線用プロテクタ | |
JPH0138390Y2 (ja) | ||
JPH0130821Y2 (ja) | ||
JP3446719B2 (ja) | グロメットの保護具 | |
JPH0736433Y2 (ja) | ワイヤハーネスの止着具 | |
JPH04114715U (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタ | |
JPH0516815Y2 (ja) | ||
JPH0650900Y2 (ja) | 可撓成型ワイヤ−ハ−ネス | |
JPH0315213A (ja) | プロテクタ | |
JPH0530129B2 (ja) | ||
JPS5919011Y2 (ja) | 電気器具梱包用緩衝材 | |
JP2528388Y2 (ja) | ワイヤハーネス等のプロテクタ | |
JP2000322939A (ja) | ワイヤハーネスの梱包構造 | |
JP7481210B2 (ja) | ボンダーキャップ | |
JP3369079B2 (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタ | |
JP2003032859A (ja) | ジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造 | |
KR100334267B1 (ko) | 차량용 와이어하니스 프로텍터 |