JPH0530129B2 - - Google Patents

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JPH0530129B2
JPH0530129B2 JP63172560A JP17256088A JPH0530129B2 JP H0530129 B2 JPH0530129 B2 JP H0530129B2 JP 63172560 A JP63172560 A JP 63172560A JP 17256088 A JP17256088 A JP 17256088A JP H0530129 B2 JPH0530129 B2 JP H0530129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
cover
notch
electric wires
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63172560A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0226208A (ja
Inventor
Fumio Kumagai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP63172560A priority Critical patent/JPH0226208A/ja
Publication of JPH0226208A publication Critical patent/JPH0226208A/ja
Publication of JPH0530129B2 publication Critical patent/JPH0530129B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電線を収納して保護するプロテクタの
構造、及び該プロテクタへの電線の収納方法に関
する。
(従来の技術) 電線を収納し、上面をカバーによつて被覆する
プロテクタは、従来は第5図に示すような構成と
されていた。図において、合成樹脂などでほぼU
字溝状に形成されたプロテクタ本体1の対向する
両側の側壁1aの外側には、それぞれ所定の間隔
で複数個のロツクアーム2が設けられており、こ
れらのロツクアーム2には上下方向に貫通する係
止孔2aが形成されている。一方、カバー3は合
成樹脂などで断面がほぼ逆U字状に形成されてお
り、対向する両側の側壁3aの外側には、それぞ
れ所定の間隔で複数個のロツク突起4が一体に設
けられている。そしてカバー3を前記プロテクタ
本体1の上面に装着して被覆したときに、ロツク
突起4がロツクアーム2に形成された係止孔2a
に嵌合係止されるようになつている。またプロテ
クタ本体1内に電線5を収納した後カバー3を被
覆したときに、電線5が浮いてカバー3とプロテ
クタ本体1との間で挾まれたり、浮上したりする
ことを防止するため、プロテクタ本体1の両側の
側壁1aの対向する位置には、それぞれ少なくと
も1箇所の切欠部6が形成されていて、これらの
切欠部6を介してプロテクタ本体1の外周に塩化
ビニールなどで形成されたテープ7や樹脂性の係
止バンド(図示せず)を巻回している。このとき
切欠部6の幅Aはテープ7の幅Bより長く、切欠
部6の深さCはカバー3の深さDより僅かに大き
く形成されていて、カバー3をプロテクタ本体1
の上面に装着したときに、カバー3の側壁3aの
下端がテープ7の上面に当接しないようになつて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記の従来のプロテクタ構造及び
電線収納方法によると、長さの長い大型のプロテ
クタではテープ7を巻回する箇所が多くなり、電
線5をテープ7によつて収束するための工数が多
く作業性が悪いという問題があつた。またテープ
7はカバー3をプロテクタ本体1に装着した後は
不要となり、材料が無駄になる欠点もあつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、プ
ロテクタ本体内に収納された電線の浮上を容易に
防止し、カバーの装着を容易にすることができる
プロテクタの構造及びプロテクタへの電線収納方
法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、ほぼU字
溝状に形成され、内部に電線を収納保護するプロ
テクタ本体と、該プロテクタ本体の上面を被覆す
るカバーとからなるプロテクタの製造において、
前記プロテクタ本体の両側壁の対向する位置
に、前記電線上面を係止する治具ピンが挿入され
る切欠部を形成したものである。またプロテクタ
に電線を収納する方法として、ほぼU字溝状に形
成されたプロテクタ本体内に電線を収納した後、
前記プロテクタ本体の両側壁の対向する位置に形
成された切欠部に治具ピンを挿入し、該治具ピン
によつて前記電線を係止した後、前記プロテクタ
本体の上面をカバーで被覆し、しかる後前記治具
ピンを前記切欠部から引き抜くようにしたもので
ある。
(作用) 上記の手段によれば、治具ピンを切欠部に挿入
してプロテクタ本体内に収納された電線を上部か
ら押圧係止することにより電線の浮上を防止する
ことができる。このためカバーをプロテクタ本体
に装着するときに、電線束がプロテクタ本体とカ
バーとの間で挾まれたり、はみ出したりすること
を防止できる。従つてカバーの装着も容易とな
る。
(実施例) 以下、本発明に係るプロテクタの構造の一実施
例を図面を参照して説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す。図におい
て、第5図に示す従来例と同一または同等部分に
は同一符号を付して示し、説明を省略する。本実
施例の特徴は従来例における切欠部にテープを巻
回する代りに、治具ピン8を挿入するようにした
点にある。治具ピン8は電線に比べ充分に剛性の
高い材料で直径が約2mm乃至3mmに形成されてい
る。またプロテクタ本体の1の両側の側壁1aの
対向する位置にそれぞれ形成された切欠部9の深
さEは、カバー3の深さDと前記治具ピン8の直
径Fとを加算した寸法により1mm乃至2mm大きい
寸法となつている。また切欠部9の幅Gは治具ピ
ン8が容易に挿入できるように、治具ピン8の直
径より1mm乃至2mm大きくなつている。
次に本考案に係るプロテクタへの電線収納方法
の一実施例を第1図を参照して説明する。布線板
10上に載置されたプロテクタ本体1に電線5を
配索した後、治具ピン8をプロテクタ本体1の側
壁1aに形成された切欠部9に挿入し、この治具
ピン8により電線5の上部を係止押圧する。この
とき治具ピン8の一端は布線板10上に設けられ
た支持台11に、プロテクタ本体1に対し直角方
向に摺動自在に支持されている。この状態では電
線5は治具ピン8により押えられているので、浮
上することはない。支持台11と治具ピン8とは
切欠部9の数に応じて設けられる。次に第2図に
示すようにプロテクタ本体1にカバー3を装着
し、カバー3に設けられたロツク突起4をプロテ
クタ本体1に設けられたロツクアーム2の係止孔
2aに係止する。このとき電線5は浮上していな
いので、プロテクタ本体1とカバー3との間では
み出したり、挾まれたりすることはない。またカ
バー3の深さDと治具ピン8の直径Fとの和が切
欠部9の深さEより小さいので、治具ピン8を切
欠部9に挿入したままカバー3をプロテクタ本体
1に完全に装着することができる。このカバー3
の装着が完了した後、治具ピン8を切欠部9から
矢印×方向に引き抜いて電線収納を完了する。
尚、治具ピン8を支持台11の支軸11aを介
して回動(起倒)自在並びに抜差し自在とするこ
とも可能であり、その場合はピン8を倒すことに
より一括的に電線を押圧することが出来る。
本実施例によれば、治具ピン8により電線5の
浮上を防止してカバー3をプロテクタ本体1に嵌
合装着することができるので、電線束5のはみ出
しやかみ込みを防止して容易にカバー3を装着す
ることができる。
第3図及び第4図に本発明に係るプロテクタの
構造の他の実施例を示す。本実施例は前記第1の
実施例の切欠部9の深さEを治具ピン8の直径F
の2倍乃至3倍位とし、カバー3の深さDをこの
切欠部9の深さEよりも、例えば2mm乃至3mm深
くしたものである。
本実施例によるプロテクタに電線を収納する場
合は、電線5をプロテクタ本体1に配索し治具ピ
ン8を切欠部9に挿入し、カバー3をプロテクタ
本体1に途中まで嵌合した後に治具ピン8を抜き
取る。その後に第4図に示すようにカバー3をプ
ロテクタ本体1に完全に嵌合させる。
本実施例によれば、前記第1の実施例と同様の
効果があるとともに、カバー3により切欠部9を
完全に被覆することができ、切欠部9からの異物
の侵入による電線の断線や短絡の発生を防止する
ことができる。
上記各実施例に示した各部の寸法は一例を示し
たものであり、これらの寸法に限定されるもので
はない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明に係るプロ
テクタの構造及びプロテクタへの電線収納方法に
よれば、プロテクタ本体内に収納された電線の浮
上を治具ピンにより抑えるようにしたので、簡単
な作業で電線のはみ出しやかみ込みを防止してカ
バーをプロテクタ本体に容易に装着することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図のカバー装着後の状態を示す斜視図、
第3図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第4
図は第3図のカバー装着後の状態を示す斜視図、
第5図は従来のプロテクタを示す斜視図である。 1……プロテクタ本体、1a……側壁、3……
カバー、5……電線、8……治具ピン、9……切
欠部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ほぼU字溝状に形成され、内部に電線を収納
    保護するプロテクタ本体と、該プロテクタ本体の
    上面を被覆するカバーとからなるプロテクタの構
    造において、 前記プロテクタ本体の両側壁の対向する位置
    に、前記電線上面を係止する治具ピンが挿入され
    る切欠部を形成したことを特徴とするプロテクタ
    の構造。 2 ほぼU字溝状に形成されたプロテクタ本体内
    に電線を収納した後、前記プロテクタ本体の少く
    とも一方の側壁に形成された切欠部に治具ピンを
    挿入し、該治具ピンによつて前記電線を押圧した
    後、前記プロテクタ本体の上面をカバーで被覆
    し、しかる後前記治具ピンを前記切欠部から引き
    抜くことを特徴とする請求項1記載のプロテクタ
    への電線収納方法。
JP63172560A 1988-07-13 1988-07-13 プロテクタの構造及びプロテクタへの電線収納方法 Granted JPH0226208A (ja)

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JP63172560A JPH0226208A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 プロテクタの構造及びプロテクタへの電線収納方法

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JPH0226208A JPH0226208A (ja) 1990-01-29
JPH0530129B2 true JPH0530129B2 (ja) 1993-05-07

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JP63172560A Granted JPH0226208A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 プロテクタの構造及びプロテクタへの電線収納方法

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JP2559063Y2 (ja) * 1990-06-04 1998-01-14 矢崎総業株式会社 ハーネスプロテクタ
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CN109217199B (zh) * 2018-09-12 2020-05-15 镇江朝阳机电科技有限公司 一种便于维护的电缆桥架

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