JP3446719B2 - グロメットの保護具 - Google Patents

グロメットの保護具

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、自動車部品のグ
ロメットを次の電線装着工程と納入先への搬入作業の際
に保護するための保護具に関する。 【0002】 【従来の技術】最近、図7(a)に示すような、ワイヤ
ーハーネスの電線WをドアDの端面D 0 の貫通口D1
ら内部に貫通させて配索する作業が困難であることか
ら、図7(b)に示すように、電線WをドアDの側面に
沿わせて配索する形態が出てきた。 【0003】その際に用いられるのが図7(b)や図8
に示す貫通レスのドアグロメットG(以下、単にグロメ
ットGという)であり、1はドアDの端面D0 に取り付
けられる取り付け部である。図8(a)はその表側から
みた斜視図を示し、(b)は裏側を示す。 【0004】ドアDに取り付ける際は、その裏面1’が
ドアDの端面D0 に面着し、裏面1’には電線の挿通穴
2が設けられている。その電線の挿通穴2に連通して表
側に電線のガイド管3が突設されている。 【0005】前記取り付け部1は薄手の鋼板1aの表面
を薄手のゴム膜4で覆って形成されたものであり、その
形状は一部曲線を含む概ね矩形の外形を成している。図
8(a)の左側縁からは、板面に直角な方向に小幅の突
設部1bが設けられており、その突設部1bの長手方向
(上下方向)の中間部からはこのグロメットGに装着さ
れる電線の固定部1cが延設されている。この固定部1
cはゴム膜4で覆われてはおらず、内部の鋼板1aが剥
き出しになっている。 【0006】また、前記ガイド管3はこの取り付け部1
の鋼板1aを覆っているゴム膜4を管状に延設した形で
設けられており、その中に挿通される電線Wが自在に曲
がることができるよう、蛇腹状になっている。 【0007】また、前記ゴム膜4は前記電線の固定部1
cを除く鋼板1aの周縁に沿って延設されており、グロ
メットGをドアDの端面D0 に取り付ける際にシール性
(防水性)を保って面着させるためのシール部5となっ
ている。 【0008】前記取り付け部1にはまた、前記電線のガ
イド管3を略上下に挟む位置にドアDの端面D0 にねじ
止めするためのねじの挿入穴6が設けられている。 【0009】以上がグロメットG単体の形状であり、自
動車メーカに納入される際は、このグロメットGに電線
Wを装着して納入される。 【0010】図9は、そのグロメットGに電線Wが装着
された状態を示したものであり、前記電線Wのガイド管
3と挿通穴2を通して裏面1’に進出してきた電線W
が、その裏面1’と前記固定部1cに跨がる樹脂性の固
定部材7によって固定されている。 【0011】自動車メーカでは、そのように電線Wが装
着された状態のグロメットGを、前出の図7(b)に示
したように、裏面1’側をドアDの端面D0 に面着さ
せ、かつ、固定部1cをドアDの側面に面着させた状態
にして前記ねじの挿入穴6からボルトを挿入してドアD
の端面D0 にネジ止めするようになっている。 【0012】その際、取り付け部1の鋼板1aの周縁か
ら延設されたゴム膜4のシール部5は、グロメットGが
シール性(防水性)を保ってドアDの端面D0 に面着す
るよう非常に薄いものとなっている。ちなみに、その厚
さは0.3mm程度である。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】上記のように、グロメ
ットGのシール部5のゴム膜4は厚みが非常に薄いの
で、電線Wをガイド管3に挿通してそれを取り付け部1
の裏面1’に固定する組み立て工程や、その電線装着状
態のグロメットGを納入先に納入する際の輸送工程で損
傷を受けることが多い。損傷するとシール性の保てない
不良品となる。 【0014】また、その損傷のおそれがあるため、上記
組み立て工程での作業が慎重となって作業がスムーズに
進まず、良品が得られても、その製作に時間がかかると
いう問題がある。 【0015】さらに、現在の輸送方式では、グロメット
G同士が互いに接触して傷を付けることのないよう、図
10および図11に示すように、仕切り51が設けられ
た内挿材(干渉材)52のその仕切り51でグロメット
G同士の干渉を防ぐようにして、それを輸送箱50に収
納して輸送しているが、余分な空間が発生して収納個数
が少なく、輸送効率が悪いという問題がある。 【0016】輸送効率を上げるため、図11に示すよう
に、前記内挿材52を輸送箱50の長手方向に対して傾
けて収納したりして、収納効率を上げる等しているが、
それでもやはり、一点鎖線で囲んだ無駄な空間53が発
生する。 【0017】そこで、この発明の課題は、上記問題を解
消して、電線装着時と、電線が装着された状態のグロメ
ットを搬送する際に、特にシール部に損傷を与えること
のないようにすることにある。 【0018】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上記グロメットを保護具で覆って外力
が掛からないようにし、その保護具として、上記シール
部を含む取り付け部を囲み、上記電線の挿通穴とガイド
管に電線を挿通して前記取り付け部に固定する作業が可
能なように逃がし穴が設けられ、分割可能で、かつ、非
分割状態を係止する係止手段を有したケース内に、上記
ねじの挿入穴に嵌入して取り付け部の板面に沿う方向の
移動を阻止するようになった突起が設けられているもの
としたのである。 【0019】このようにしたことにより、グロメットの
取り付け部は全体が前記ケースで囲まれて外力を受けな
いとともに、ケース内でも、前記突起がねじの挿入穴に
嵌入して板面に沿う方向の移動が阻止されるので、シー
ル部がケースの内面に衝突して損傷を受けるといったお
それがない。 【0020】このことにより、その保護具で保護された
グロメットはそれらが互いに衝突してもシール部や取り
付け部の裏面(ドアに固定する際のドア側との面着面)
のゴム膜に傷がつかないので、輸送箱の中に重ねて接触
して収納することができ、従来のように仕切り板を設け
て互いに接触しないようにした場合のように余分な空間
を必要とすることがなく、一つのケースに収納できる個
数が増して輸送効率の向上を図ることができる。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態を説明する。以下の説明において、この発明
の保護の対象となるグロメットについては、前記従来例
で示したものと同じ符号を付して説明を省略する。 【0022】(第1の実施形態)図1に示す第1の実施
形態の保護具10は、底浅のケース11とそれに被さる
蓋16が樹脂成形の一体物として形成されたものであ
る。図は、その蓋16を開いてケース11内が露出した
状態の保護具10を斜視図で示したものである。 【0023】ケース11はグロメットGのシール部5の
外形と略同じ形状の底板11aの周縁に沿って側壁11
bが形成されたもので、この側壁11bの内周縁がシー
ル部5の外形より僅かに大きな寸法となっている。 【0024】このケース11の底板11aの中央には内
部からケース11の外部に開口する形でU字状の溝12
が形成されており、ケース11内にグロメットGを収納
した際の前記電線のガイド管3の逃がし穴となってい
る。 【0025】そのU字の底部側のU字を斜めに挟んで対
向する位置に丸棒状の対の突起13、13が立設されて
いる。この突起13は、ケース11内にグロメットGを
収納した際、グロメットGの取り付け部1の表側からね
じの挿入穴6に嵌入して裏面1’側に突出するようにな
っている。その突出した部分の先端より少し下側の位置
には周面に沿って溝13aが設けられて段付き状になっ
ている。この段付き部13aは後述する蓋16をケース
11に係止させるための係止溝13aとなっている。以
上がこの実施形態の保護具10のケース11の部分であ
るが、使用時には、ケース11側のU字の逃がし穴12
にグロメットGの電線のガイド管3を挿通させる形でグ
ロメットGの取り付け部1をケース11内に収めて行
く。その際、取り付け板1のねじの挿入穴6にケース1
1の突起13を嵌入させてゆく。 【0026】そうすると、図2に示すように、取り付け
部1の外周がケース11の側壁11bの内面より少し内
側に位置するような形でケース11内に収まり、前記し
たように、突起13が取り付け部1の裏面1’側から突
出するようになる。 【0027】他方、ケース11の左側がそれに被さる蓋
16であり、ケース11に連設されており、その連設部
15を折り曲げてケース11に被さるようになってい
る。この蓋16にも、ケース11に被せた状態でそのU
字の逃がし穴12に対向する位置に同じ形状のU字の逃
がし穴17が設けられている。 【0028】また、蓋16を被せた状態でケース11に
対向する面の前記ケース11の突起13に対応する位置
にその突起13が嵌入し、突起13の前記係止溝13a
に係止される真円の係止穴18が設けられている。この
係止穴18の直径は前記突起13の係止溝13aの直径
と突起13の直径との間の寸法になっており、その周上
の四等分の各位置に半径方向のスリット18aが設けら
れている。このスリット18aにより、係止穴18の直
径より大きな直径の突起13が嵌入可能となっており、
突起13が嵌入した後、樹脂の可撓性により係止穴18
の内周が突起13の係止溝13aに嵌まり込んで蓋16
がケース11側に係止される。その蓋16を開く際に蓋
16に指を掛けるための一対の穴18b、18bがU字
の逃がし穴17を挟んで対向して設けられている。 【0029】さらに、ケース11内にグロメットGを収
納して蓋16を被せた際に、取り付け板1の裏面1’に
当接する突起19が設けられている。この突起19は蓋
16を支えるのと同時に取り付け部1の厚み方向の移動
を阻止するものである。そのため、突起19の先端は取
り付け板のゴム膜4に傷が付かないように、丸められ、
かつ滑らかな面に処理されている。 【0030】以上のような蓋16をすると、図3に示す
ように、蓋16に設けられた前記係止穴18にケース1
1側で取り付け部1のねじの挿入穴6から突出している
前記突起13が嵌入して、その係止穴18の内周縁が突
起13の係止溝13aに嵌まり込んで蓋16がケース1
1に係止される。 【0031】そして、ケース11と蓋16に設けたU字
の逃がし穴12、17によって電線のガイド管3はケー
ス11の外部に露出し、電線の挿通穴2も蓋16の外部
に臨むので、保護具10を取り付けたまま電線Wの装着
作業(テープ巻きと固定部材7の取り付け)が行なえ
る。 【0032】こうして、この保護具10により、前記電
線Wの装着作業の際も、輸送の際も取り付け部1の全体
がケース11で囲まれて外力を受けることがなく、ケー
ス11内でも前記突起13がねじの挿入穴6に嵌入して
板面に沿う方向の移動が阻止されるので、シール部5が
ケース11の内面に衝突して損傷を受けるといったおそ
れがない。 【0033】(第2の実施形態)第2の実施形態の保護
具は、図4に示すように、グロメットGのシール部5の
外形と略同じ形状の底板21aの周縁に沿って側壁21
bが形成されたケース21とそれに被さる蓋26が樹脂
成形によって一体物として形成されたもので、前記第1
の実施形態と略同じ構成を成すが、ケース21と蓋26
の係止形態が異なるものである。なお、符号25はケー
ス21と蓋26の連設部である。 【0034】第1の実施形態のケース11と蓋16の係
止形態はケース11側の突起13の係止溝13aと蓋1
6側の係止穴8の内周縁との係止であったが、この実施
形態ではこの係止形態を採らないので、先ず、蓋26側
にこの係止穴18に該当するものは設けられていない。 【0035】また、ケース21内にグロメットGの取り
付け部1を収納した際、そのねじの挿入穴6に嵌入して
取り付け部1の板面方向の移動を阻止するための構造は
必要であるので、そのものとして、第1の実施形態のケ
ース11側の前記突起13に該当する突起23がケース
21に存在するが、それは今も述べたように、蓋26の
係止の役割を果たすものではないので、第1の実施形態
の突起13における周面の係止溝13aは存在しない。 【0036】そのことに関連して、この実施形態の蓋2
6はこの突起23の上に被さる形になるので、突起23
のケース21の底板21aから立ち上がる高さは突起1
3のそれよりも低くなっている。 【0037】第1の実施形態の構成と共通するものとし
て、第1の実施形態におけるグロメットGの電線のガイ
ド管3の逃がし穴12と電線の挿通穴2が保護具10の
外部に臨むための逃がし穴17に対応するものがケース
21と蓋26のそれぞれにU字溝の逃がし穴22、27
として設けられている。ここまでが、第1の実施形態の
ものと共通する構成であるが、次に、先述したこの実施
形態のケース21と蓋26の係止形態について述べる。 【0038】この実施形態では、図4に示すように、ケ
ース21と蓋26のそれぞれの周縁部に係止形状が設け
られている。図5(a)はケース21の側壁の上周縁に
設けられた係止形状を断面で示したものであり、側壁2
1bに直角にケース21の内側に向かう上下二段の壁2
1c、21cが突設されている。 【0039】他方、蓋26には、図4に示すように、そ
の外周縁の六ヶ所に前記ケース21側の二段の壁21
c、21cの対向間隔より僅かに小さな厚みの板状の係
止部26aが突設されている。蓋26をケース21に係
止する際には、図5(b)に示すように、その係止部2
6aをケース21の二段の壁21c、21cの間に挿入
させる。すると、その係止部26aは上下の壁21c、
21cによって上下方向の移動を阻止されるので、蓋2
6がケース21に係止される。蓋26には、それを開閉
する際に指を引っ掛けるための穴28bが設けられてい
る。 【0040】蓋26を開く際には、その穴28bに指を
突っ込んで、二つの穴28b、28bを近づける要領で
摘まみ上げる。そうすると、蓋26が撓んで、図5
(b)に一点鎖線で示すように、係止部26aが二段の
壁21c、21cの間から抜けて係止状態が解除され
る。 【0041】この実施形態の係止形態は第1の実施形態
の係止突起13の係止溝13aと係止穴18の係止のよ
うに、指で挿入穴28bを摘んだ際、係止溝13aが突
起13の全周に渡って設けられているゆえ、蓋16が突
起13を完全にすり抜けるまで、係止穴18の周辺近傍
が必ずその係止溝13aに引っ掛かっているようなもの
ではなく、上記したように、挿入穴28bを摘んだ方向
で必ず係止部26aが二段の壁21c、21cの間から
抜けるので、小さな力で蓋26を開くことができ、ま
た、蓋26に掛かる負荷も小さいので耐久性が良い。 【0042】(第3の実施形態)図6は、第3の実施形
態の保護具30を示したものである。この保護具30も
樹脂成形によって一体物として形成されたケース31
(底板31a、側壁31b)とそれに被さる蓋36から
なるが、その外形形状がこれまでのものとは異なる。な
お、符号35はケース31と蓋36の連設部である。 【0043】この実施形態のものはその外形がグロメッ
トGのシール部5の外形に近く沿うようなものではな
く、グロメットGを大きく囲み、また、ケース31、蓋
36とも左右対称形を成している。 【0044】このようにすると、ただグロメットGを包
含しさえすればよいので、設計や金型製作時に複雑な形
状の曲線を作成する必要がなく、設計・製作の簡易化が
図れる。 【0045】ケース31と蓋36の形状の違い以外の構
成はこれまでのものと同様であるので、最後にその共通
の構成の部分だけをまとめて述べておく。 【0046】ケース31と蓋36の係止形態は前記第2
の実施形態と同じで、ケース31の側壁31bに設けら
れた二段の壁31c、31cに蓋36側の係止部36a
が嵌まり込むようになっている。蓋36を撓ませて開く
ための指の挿入穴38aも設けられている。無論、第1
の実施形態と同じ係止形態でもよい。 【0047】また、グロメットGを収納した際、ねじの
挿入穴6に嵌入される突起33も設けられている。 【0048】さらに、電線のガイド管3の逃がし穴12
と、電線の挿通穴2が保護具10の外部に臨むための逃
がし穴17に対応するものも第1の実施形態と全く同様
に、ケース31と蓋36のそれぞれにU字溝の逃がし穴
32、37が設けられている。 【0049】 【発明の効果】以上、説明したように、この発明は、グ
ロメットを保護具で覆うようにして外力が掛からないよ
うにし、その保護具として、シール部を含む取り付け部
を囲み、電線の挿通穴とガイド管に電線を挿通して取り
付け部に固定する作業が可能なように逃がし穴が設けら
れ、分割可能で、かつ、非分割状態を固定する固定手段
を有したケース内に、取り付け部のねじの挿入穴に嵌入
する突起を設けたものとしたので、取り付け部は全体が
前記ケースで囲まれて外力を受けないとともに、ケース
内でも、前記突起がねじの挿入穴に嵌入して板面に沿う
方向の移動が阻止されるので、シール部がケースの内面
に衝突して損傷を受けるといったおそれがない。 【0050】このことにより、その保護具で保護された
グロメットは輸送箱の中に重ねて収納できるので、従来
のように仕切り板を設けて互いに接触しないようにした
場合のように余分な空間を設ける必要がなく、一つのケ
ースに収納できる個数が増して輸送効率の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1の実施形態の保護具の蓋を開いた状態を斜
視図で示したものである。 【図2】第1の実施形態のケース内にグロメットを挿入
した状態を平面図で示したものである。 【図3】図2の状態に蓋をした状態を(a)に平面図で
示し、(b)に(a)の線A−Aによる断面図を示した
ものである。 【図4】第2の実施形態の保護具の蓋を開いた状態を平
面図で示したものである。 【図5】第2の実施形態のケースと蓋の係止構造を
(a)にケース側について、(b)に蓋側のものとの係
止形態を部分断面図で示したものである。 【図6】第3の実施形態の保護具の蓋を開いた状態を平
面図で示したものである。 【図7】(a)に従来のワイヤーハーネスのドア部への
配索の形態を模式側面図で示し、(b)に現在のワイヤ
ーハーネスのドア部への配索の形態を模式側面図で示し
たものである。 【図8】グロメットを(a)に正面側から見た斜視図
で、(b)に背面側からみた斜視図で示したものであ
る。 【図9】グロメットに電線を装着した状態を示したもの
である。 【図10】現状におけるグロメットの輸送方式を示した
図である。 【図11】輸送箱内のグロメットの収納形態の平面図で
ある。 【符号の説明】 1 取り付け板 1’ 裏面 1a 鋼板 2 電線の挿通穴 3 電線のガイド管 4 ゴム膜 5 シール部 6 ねじの挿入穴 10、20、30 保護具 11、21、31 ケース 11a、21a、31a 底板 11b、21b、31b 側壁 12、17、22、27、32、37 U溝(逃がし
穴) 13 突起 13a 段付き部(係止溝) 16、26、36 蓋 18 係止穴 G グロメット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01B 17/58 H01B 17/58 Z H02G 3/38 H02G 3/28 F // F16L 5/02 F16L 5/02 A (56)参考文献 特開2000−123666(JP,A) 特開 平11−20573(JP,A) 実開 平6−58530(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/22 B60R 16/02 B65D 81/02 H01B 17/58 H02G 3/38 F16L 5/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車の扉の端面に面着して取り付けら
    れ、表面がゴム膜で覆われた板体の取り付け部に、前記
    端面にネジ止めするためのねじの挿入穴と、電線の挿通
    穴と、その挿通穴に連通する電線のガイド管が設けられ
    ており、前記ゴム膜が前記取り付け部の周縁から延設さ
    れてシール部となったグロメットの保護具であって、 上記シール部を含む取り付け部を囲み、上記電線の挿通
    穴とガイド管に電線を挿通して前記取り付け部に固定す
    る作業が可能なように逃がし穴が設けられ、分割可能
    で、かつ、非分割状態を係止する係止手段を有したケー
    ス内に、上記ねじの挿入穴に嵌入して取り付け部の板面
    に沿う方向の移動を阻止するようになった突起が設けら
    れていることを特徴とするグロメットの保護具。
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