JPH0659161U - 箱体の組付け構造 - Google Patents

箱体の組付け構造

Info

Publication number
JPH0659161U
JPH0659161U JP602393U JP602393U JPH0659161U JP H0659161 U JPH0659161 U JP H0659161U JP 602393 U JP602393 U JP 602393U JP 602393 U JP602393 U JP 602393U JP H0659161 U JPH0659161 U JP H0659161U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
locking
panel
cover
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP602393U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2579482Y2 (ja
Inventor
一郎 安江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1993006023U priority Critical patent/JP2579482Y2/ja
Publication of JPH0659161U publication Critical patent/JPH0659161U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579482Y2 publication Critical patent/JP2579482Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋体及び箱体本体のロック機構を簡単な構造
で、しかも容易に且つ確実に装着可能な箱体の組付け構
造を提供する。 【構成】 箱体状のプロテクタ本体21の上端縁には、
帯状ヒンジ24を介してカバー22が設けられている。
カバー22の先端には張出片22aが付設され、この張
出片22aの内面上にはクランプ27が形成されてい
る。また、プロテクタ本体21の対向する側壁面には、
プロテクタ本体21をパネルの装着孔28に係止する係
止ロック部23が設けられている。係止ロック部23は
車体パネル30に対してプロテクタ21の抜けを防ぐ係
止突部23aと該係止突部23aの両側に可撓性を持た
せるために切り込み部23bを有している。更に、プロ
テクタ本体21の周壁には車体パネル30の形状に沿っ
た形状のガイドフランジ25が設けてある。プロテクタ
本体21を装着孔28に装着してクランプ27をクラン
プ係止孔29に嵌入することにより係止ロックされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等に使用される電装部品を取付けパネルに固定及び保護する プロテクタ等の箱体の組付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等に搭載される電気機器のために配索されるワイヤハーネスを車体パネ ルに固定すると共に、保護部材として使用されるものとしてプロテクタがある。 このプロテクタは、ワイヤハーネスの配索形態や配索位置の形状によって様々な 形状のものがあり、図3を参照して従来のプロテクタの組付け構造を説明する。 箱体状のプロテクタ本体1には、車体パネル20の形状に沿った形状のガイドフ ランジ5が上部周壁に形成されており、上端縁を閉鎖するための開閉可能なカバ ー2が帯状ヒンジ部4を介して設けられている。このカバー2の先端縁にはカバ ー係止用のカバー係止片8が設けられており、プロテクタ本体1側の対応する側 壁上には係止受部7が形成されている。また、別の対向した側壁面上には可撓性 を有する係止ロック部3が形成されている。一方、プロテクタ本体1を取付ける 車体パネル20には、プロテクタ本体1が嵌入する装着孔9が開口されると共に 、該装着孔9の前記係止受部7に対応する一辺には、車体パネル20から振動等 による干渉を避けるために切欠部10が形成されている。 このプロテクタ本体1を車体パネル20の装着孔9に嵌入すると、プロテクタ 本体1の上部周壁に形成されたガイドフランジ5が車体パネル20面上に当接す る。そして、プロテクタ本体1は対向した側壁面に設けた係止ロック部3により 装着孔9内へ押込まれて係止される。
【0003】 図4はカバーを閉めた状態の図3のB−B断面図であり、図5は図3のC−C 断面図である。プロテクタ本体1の底部に設けた開口部11からプロテクタ内へ 挿入した電線束13端部に接続した雄コネクタ15と、プロテクタ本体1の上端 縁に形成した側壁開口部6からプロテクタ内へ挿入した電線束12端部に接続し た雌コネクタ14とをコネクタ結合させてプロテクタ本体1内へ収納する。そし て、図5に示すようにカバー2を閉じることによりカバー2の先端縁に形成した カバー係止片8がプロテクタ本体1上端部の対応した側壁上に形成した係止受部 7に係合することでカバー2がプロテクタ本体1に係止ロックされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のプロテクタにあっては、図5に示すようにプロ テクタ本体1側に突設した係止受部7の基部7aが装着孔9(図3参照)に干渉 されないようにするために、装着孔9に切欠部10を設ける必要がある。また、 プロテクタ本体1の対向する側壁面に係止ロック部3が設けてあるため、係止ロ ック部3を支点とする矢印h方向への回動によるガタ付きが走行時の振動に伴っ て発生する。更に、カバー2のロック機構をプロテクタ本体1に設けるため、車 体上でカバー2を開放させようとすると、プロテクタ本体1を車体パネル20か ら引抜く力が同時に加わるためプロテクタ本体1と車体パネル20との係止状態 をより強固なものにしなければならず問題を残している。 本考案の目的は、上述の問題点にかんがみてなされたものであり、蓋体及び箱 体本体のロック機構を簡単な構造で、しかも容易に且つ確実に装着可能な箱体の 組付け構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、上端縁にヒンジ結合した蓋体を設け、側壁には取付けパ ネルの装着孔に係止するためのロック部を設けた箱体の組付け構造において、前 記蓋体の閉鎖時に前記蓋体に付設された張出片の内面側に形成された係止突起が 前記取付けパネル上に設けた係止孔に嵌着されることを特徴とする箱体の組付け 構造によって達成することができる。
【0006】
【作用】
箱体本体が取付けパネルの装着孔に挿入され、係止ロック部により取付けパネ ルに係止ロックされた後、蓋体が閉鎖されると共に、該蓋体の張出片に設けた係 止突起が取付けパネルの係止孔へ嵌着される。これにより箱体本体上端部が蓋体 によって閉鎖されると共に、箱体本体は側壁に設けたロック部と係止突起により 取付けパネルに二重係止される。よって、箱体本体の回動によるガタ付きが防止 できると共に、蓋体を開放するときの力が箱体本体に加わらないため、箱体本体 と取付けパネルとの係止状態をより強固に設定する必要がなくなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る一実施例を図1及び図2を参照して説明する。図1は本考 案の箱体の組付け構造の一実施例を示す斜視図、図2はカバーを閉鎖した状態の 図1のA−A断面図である。 図1に示すように箱体状のプロテクタ本体21の上端縁には、帯状ヒンジ24 を介してカバー22が設けられている。カバー22の先端には張出片22aが付 設され、この張出片22aの内面上には後述の車体パネルの装着孔28の近傍に 穿設された係止孔に嵌入係止されるクランプ27が形成されている。また、プロ テクタ本体21の対向する側壁面には、プロテクタ本体21をパネルの装着孔2 8に係止する係止ロック部23が設けられている。係止ロック部23は車体パネ ル30に対してプロテクタ21の抜けを防ぐ係止突部23aと該係止突部23a の両側に可撓性を持たせるために切り込み部23bを有している。更に、プロテ クタ本体21の周壁には車体パネル30の形状に沿った形状のガイドフランジ2 5が設けてあり、プロテクタ装着時にこのガイドフランジ25が装着孔28周縁 の車体パネル30に当接する。この際、プロテクタ本体21は係止ロック部23 により装着孔28内へ押し込まれた後、係止突部23aにより装着孔28に係止 ロックされる。
【0008】 図2に示すようにプロテクタ本体21の底部の開口部21aからプロテクタ内 へ挿入した電線束13の端部に接続した雄コネクタ15と、プロテクタ本体21 の上部の側壁開口部26(図1参照)から挿入した電線束12の端部に接続した 雌コネクタ14をコネクタ結合させてプロテクタ本体21内へ収納する。次に、 帯状ヒンジ24を介して設けられたカバー22を閉鎖すると、カバー22の張出 片22a内面上に形成されたクランプ27が、車体パネル30の装着孔28近傍 に穿設したクランプ係止孔29に嵌入係止される。よって、カバー22はプロテ クタ本体21の上面を閉鎖すると共に、プロテクタ本体21を車体パネル30に 係止ロックする。なお、カバー22を開放するときは、クランプ27を外すだけ でよいので、プロテクタ本体21に引抜き方向の力は加わらない。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、蓋体の内面上に設けた係止突起が取付け パネルに穿設した係止孔に直接嵌着されるため、蓋体を箱体本体に係止するロッ ク機構が不要となる。また、蓋体を開放する時は、係止孔に嵌着した係止突起を 外すだけでよく、箱体本体に引抜き方向の力が加わらないので箱体本体の取付け パネルへの係止機構を強固にする必要がない。よって、箱体本体の係止機構が簡 略化され、製造コストの削減を図ることができると共に、箱体本体のガタ付きが 確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る箱体の組付け構造の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】従来の箱体の組付け構造を示す斜視図である。
【図4】図3におけるB−B断面図である。
【図5】図3におけるC−C断面図である。
【符号の説明】 21 プロテクタ(箱体)本体 21a 底部の開口部 22 カバー(蓋体) 22a 張出片 23 係止ロック部 23a 係止突部 23b 切込み部 24 帯状ヒンジ部 25 ガイドフランジ 26 側壁開口部 27 クランプ(係止突起) 28 装着孔 29 クランプ係止孔(係止孔) 30 車体パネル(取付けパネル)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端縁にヒンジ結合した蓋体を設け、側
    壁には取付けパネルの装着孔に係止するためのロック部
    を設けた箱体の組付け構造において、前記蓋体の閉鎖時
    に前記蓋体に付設された張出片の内面側に形成された係
    止突起が前記取付けパネル上に設けた係止孔に嵌着され
    ることを特徴とする箱体の組付け構造。
JP1993006023U 1993-01-29 1993-01-29 箱体の組付け構造 Expired - Lifetime JP2579482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993006023U JP2579482Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 箱体の組付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993006023U JP2579482Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 箱体の組付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0659161U true JPH0659161U (ja) 1994-08-16
JP2579482Y2 JP2579482Y2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=11627093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993006023U Expired - Lifetime JP2579482Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 箱体の組付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579482Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308232A (ja) * 1999-04-19 2000-11-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2006200860A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機
JP2009196498A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタ
WO2023171381A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 カシオ計算機株式会社 カバー部品及び電子機器ユニット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196714U (ja) * 1984-11-29 1986-06-21
JPS6437315U (ja) * 1987-08-31 1989-03-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6196714U (ja) * 1984-11-29 1986-06-21
JPS6437315U (ja) * 1987-08-31 1989-03-07

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308232A (ja) * 1999-04-19 2000-11-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2006200860A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機
JP4670365B2 (ja) * 2005-01-24 2011-04-13 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
JP2009196498A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタ
WO2023171381A1 (ja) * 2022-03-11 2023-09-14 カシオ計算機株式会社 カバー部品及び電子機器ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2579482Y2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1363375B1 (en) Wire harness protector
JP4091188B2 (ja) グロメットおよびグロメットの固定構造
JPH0715306Y2 (ja) ワイヤハーネスプロテクタ
JP4462829B2 (ja) プロテクタでのコルゲートチューブ保持構造
JP4298952B2 (ja) 電気接続箱
JPH0659161U (ja) 箱体の組付け構造
EP1638809B1 (en) Unit holder for electrical equipment, for example for a lamp assembly
JP3226833B2 (ja) 本体と蓋体とのロック構造
JPH11248040A (ja) 自動車用ワイヤハーネスのクランプ構造
JP2835690B2 (ja) 防水コネクタ
JP2021157979A (ja) 端子カバー
JPH0720022U (ja) プロテクタの分岐構造
JP2528388Y2 (ja) ワイヤハーネス等のプロテクタ
JP2001016743A (ja) 電気接続箱
JP2947460B2 (ja) プロテクタ
JPH0430786Y2 (ja)
JP3854526B2 (ja) プロテクタ
JP2022165621A (ja) 電気接続箱
JP2571483Y2 (ja) カバー
JP2570223Y2 (ja) エッジングサドル
WO2019159658A1 (ja) プロテクタ及びプロテクタ付きワイヤハーネス
KR100228065B1 (ko) 자동차의 콘솔박스 리드 록킹용 마그네틱 하우징
JPH062420Y2 (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2000260243A (ja) 電気接続箱におけるグロメット装着構造
JP2533146Y2 (ja) プロテクタ