JPH0725336Y2 - 碍子用梱包具の妻板 - Google Patents

碍子用梱包具の妻板

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JPH0725336Y2
JPH0725336Y2 JP1988011394U JP1139488U JPH0725336Y2 JP H0725336 Y2 JPH0725336 Y2 JP H0725336Y2 JP 1988011394 U JP1988011394 U JP 1988011394U JP 1139488 U JP1139488 U JP 1139488U JP H0725336 Y2 JPH0725336 Y2 JP H0725336Y2
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JP
Japan
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plate
packing
insulator
locking
packing tool
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JP1988011394U
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JPH01116164U (ja
Inventor
善利 山田
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NGK Insulators Ltd
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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NGK Insulators Ltd
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は碍子を梱包するための梱包具に取付けられる妻
板に関するものである。
[従来の技術] 従来から、第5図に示すように、懸垂碍子等の各種碍子
を梱包する梱包具32として、複数枚の被覆板31が環状
(一部のみ図示)に連結されたものが用いられている。
そして、前記梱包具32の両端部には、梱包された碍子が
外部へ抜け出すのを防止するための一対の妻板34が取付
けられる。
前記妻板34はプレート部35、及びその外縁部上における
対向位置に設けられた一対の係止部36から構成され、各
係止部36はプレート部35外側面から外側方へ延びる突出
部36aと、これらの外端から互いに反対方向へ突出する
垂立部36bとによって鉤形状に形成されている。これら
のプレート部35、突出部36a及び垂立部36bは全て木片に
よって形成され、釘、接着剤等によって組付けられてい
る。
従って、被覆板31の端部内側に固着された係止突部33に
妻板34の係止部36を係合させれば、妻板34が梱包具32に
固定されるので、梱包された碍子は前記梱包具32及び妻
板34によって確実に覆われて、碍子が梱包具32から抜け
出すことがない。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前記したように従来の妻板34においてはプレ
ート部35と、係止部36とがそれぞれ別体に設けられ、し
かもその係止部36が突出部36a及び垂立部36bの2片から
形成されているので、妻板34の製造時には例えばプレー
ト部35に突出部36aを、また突出部36aに垂立部36bをそ
れぞれ組付けなければならない。そのため、妻板34の部
品点数が多くなるとともに製造工数も多くなり、ひいて
は製造コストが高くなってしまうという問題があった。
本考案の目的は、妻板におけるプレート部と係止部とを
少ない部品点数及び少ない工数で製造でき、ひいては製
造コストの低減化を図ることができる碍子用梱包具の妻
板を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成すべく本考案は、複数個の碍子
を直線状に並べて環状に梱包する展開可能な梱包具の端
部に取付け可能となっており、前記碍子が梱包具から外
部へ抜け出すのを防止するための合成樹脂製のプレート
部と、同プレート部の外周縁の少なくとも二個所に形成
された切欠きと、各切欠きの底部から一体に外側方へ、
かつ先端ほど外周側へ変位するように形成された突出部
と、各突出部の先端部に前記切欠きと対応するように一
体に形成された垂立部とを備え、前記突出部と垂立部と
からなる係止部に前記梱包具の端部の係止突部を係合可
能にした碍子用梱包具の妻板をその要旨とするものであ
る。
[作用] 複数個の碍子を直線状に並べて梱包具内に梱包し、その
梱包具端部の係止突部に妻板の係止部を係合させる。す
ると、梱包具に対して妻板が固定され、その梱包具内に
梱包された碍子は妻板のプレート部によって同梱包具か
ら抜け出すことが防止される。
又、プレート部には切欠きが形成され、同切欠きと対応
して突出部と垂立部とからなる係止部が形成されている
ので、プレート部と係止部とが合成樹脂により容易に一
体成型される。
さらに、合成樹脂製の突出部が切欠きの底部から一体に
外側方へ、かつ先端ほど外周側へ変位するように形成さ
れているので、梱包具の係止突部の高さが必要以上に大
きくても、前記突出部の傾斜面に係止突部の先端縁が弾
性的に圧接されるとともに、傾斜面の案内作用によりプ
レート部が碍子側に押し付けられて、ズレなく梱包され
る。なお、碍子の梱包状態を解除すると、係止部が樹脂
の弾性復帰作用により元の位置に復帰され、次の梱包作
業が円滑に行われる。
[実施例] 以下、本考案を懸垂碍子を梱包するための梱包具に取付
けられる妻板に具体化した一実施例を第1〜4図に従っ
て説明する。
第4図に示すように、本実施例の梱包具によって梱包さ
れる各懸垂碍子1は、凹所4が設けられた傘部2と、そ
の傘部2から突出する胴部3とから構成されている。そ
して、この懸垂碍子1の凹所4内に別の懸垂碍子1の胴
部3先端を順次挿入することにより、複数個(本実施例
では5個)の懸垂碍子1を直線状に並べることが可能と
なっている。
前記のように直線状に並べられた懸垂碍子1を梱包する
梱包具5は、第3,4図に示すように、複数枚の被覆板6
が連結線7によって互いに環状に連結されることによっ
て構成されている。前記各被覆板6の左右両端部内側に
は、係止突部8が固着されている。
前記梱包具5の両端部には、正面ほぼ四角形状をなす一
対の妻板9が取付け可能となっている。これら妻板9の
主要部をなすポリプロピレン製のプレート部10は、第1,
2図に示すように、前記懸垂碍子1の胴部3が突出する
のを許容するとともに、その懸垂碍子1が梱包具5外へ
抜け出すのを防止するリング部11と、そのリング部11を
囲む枠部12と、これらリング部11及び枠部12を連結する
連結部13とから一体に形成されている。第2図に示すよ
うに、これらリング部11,枠部12及び連結部13の内側面
には、リブ16が一体成形されている。また、前記プレー
ト部10の互いに対向する外側縁(第1,2図において上側
縁と下側縁)中央部には一対の切欠き15が形成されてい
る。
前記各切欠き15の内底面15aには、プレート部10の外側
面10aから外側方へ延びる突出部14aと、その先端から互
いに反対方向へ突出する垂立部14とから鉤形状に一体成
形された係止部14が設けられている。前記垂立部14bと
プレート部10の外側面10aとの間隔は、前記被覆板6の
係止突部8の厚さ(第4図において左右方向の幅)より
も広く形成されており、係止部14と係止突部8とが左右
方向への移動不能に係合可能となっている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用及び効果
を説明する。
本実施例の梱包具5及びその妻板9を用いて懸垂碍子1
を梱包する場合には、まず係止突部8を上に向けて梱包
具5を広げ、左右の係止突部8間に5個の懸垂碍子1を
直線状に並べて置く。そして、一対の妻板9の係止部14
がそれぞれ梱包具5の外側方を向くようにして、第4図
における下側の係止部14を被覆板6の係止突部8上に係
合させて妻板9を立てる。この状態では右端の懸垂碍子
1が右側の妻板9のリブ16に当接するとともに、左端の
懸垂碍子1の胴部3先端が左側の妻板9のリング部11か
ら外方へ若干突出する。
続いて、前記両妻板9の外側縁に沿って梱包具5を巻き
付ける。すると、被覆板6両端の係止突部8が妻板9の
上側の係止部14にも係合する。
さらに、前記梱包具5の周囲を図示しないワイヤ等で強
く締めつける。このようにすると、妻板9が梱包具5に
対し移動不能に固定される。また、この状態では各被覆
板6が第4図二点鎖線で示すように、内側へ撓んで懸垂
碍子1の傘部2に当接する。そのため、梱包具5内に梱
包された懸垂碍子1は大きくがたついたり、同梱包具5
から抜け出したりすることがない。
ところで、本実施例の妻板6においてはプレート部10の
外周縁に複数の切欠き15を設け、各切欠き15と対応して
係止部14を構成する突出部14a及び垂立部14bをプレート
部10と一体成形しているので、同妻板9を製造する際に
は一度に係止部14及びプレート部10を形成することがで
きる。従って、従来の妻板34とは異なり、部品点数が少
なくてすむ。さらに、プレート部35に突出部36aを、ま
た突出部36aに垂立部36bをそれぞれ釘、接着剤等により
組付ける必要がない。そのため、妻板9を少ない工数で
製造することができ、ひいては妻板9の製造コストの低
減化を図ることが可能となる。
さらに、合成樹脂製の突出部14aが切欠き15の底部から
一体に外側方へ、かつ先端ほど外周側へ変位するように
形成されているので、梱包具5の係止突部8の高さが必
要以上に大きくても、前記突出部14aの傾斜面に弾性的
に圧接されるとともに、傾斜面の案内作用によりプレー
ト部10が碍子側に押し付けられて、ズレなく梱包され
る。なお、碍子の梱包状態を解除すると、係止部14が樹
脂の弾性復帰作用により元の位置に復帰され、次の梱包
作業が円滑に行われる。
なお、梱包具5上に懸垂碍子1を5個ずつ、2列に直線
状に並べ、列ごとに対をなす妻板9を立てた状態でその
梱包具5を巻けば、10個の懸垂碍子1を梱包することも
可能である。
本考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、
例えば以下のように考案の趣旨から逸脱しない範囲で任
意に変更して具体化することができる。
(1)第1図においてプレート部10の左右両側縁にも一
対の係止部14を設けてもよい。
(2)第4図において、右側の妻板としては前記実施例
の妻板9の係止部14を省略したものを用いてもよい。
(3)前記実施例では妻板9として正面ほぼ四角形状の
ものを用いたが、これを例えば正面ほぼ六角形状や円形
状等、任意の形状に変更してもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば妻板におけるプレ
ート部と係止部とを少ない部品点数及び少ない工数で製
造でき、ひいては製造コストの低減化を図ることができ
るという効果を奏する。
又、この考案は合成樹脂製の突出部が切欠きの底部から
一体に外側方へ、かつ先端ほど外周側へ変位するように
形成されているので、梱包具の係止突部の高さが必要以
上に大きくても、前記突出部の傾斜面に弾性的に圧接さ
れるとともに、傾斜面の案内作用によりプレート部が碍
子側に押し付けられて、ズレなく梱包することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1
図は妻板をその外側方から見た状態の斜視図、第2図は
同じく妻板をその内側方から見た状態の斜視図、第3図
は梱包具に妻板を取付けた状態の斜視図、第4図は懸垂
碍子を梱包した梱包具及び妻板の断面図であり、第5図
は従来の梱包具及び妻板の部分分解斜視図である。 1…碍子としての懸垂碍子、5…梱包具、8…係止突
部、10…プレート部、10a…外側面、14…係止部、14a…
突出部、14b…垂立部、15…切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の碍子(1)を直線状に並べて環状
    に梱包する展開可能な梱包具(5)の端部に取付け可能
    となっており、前記碍子(1)が梱包具(5)から外部
    へ抜け出すのを防止するための合成樹脂製のプレート部
    (10)と、同プレート部(10)の外周縁の少なくとも二
    個所に形成された切欠き(15)と、各切欠き(15)の底
    部から一体に外側方へ、かつ先端ほど外周側へ変位する
    ように形成された突出部(14a)と、各突出部(14a)の
    先端部に前記切欠き(15)と対応するように一体に形成
    された垂立部(14b)とを備え、前記突出部(14a)と垂
    立部(14b)とからなる係止部(14)に前記梱包具
    (5)の端部の係止突部(8)を係合可能にした碍子用
    梱包具の妻板。
JP1988011394U 1988-01-30 1988-01-30 碍子用梱包具の妻板 Expired - Lifetime JPH0725336Y2 (ja)

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JPS4114138Y1 (ja) * 1964-11-06 1966-06-30
JPS5836267U (ja) * 1981-09-01 1983-03-09 大日本インキ化学工業株式会社 容器

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