JPH0255447A - 電話装置のダイヤル信号送出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電話装置におけるダイヤル信号送出方法に関す
るものである。

（従来の技術） 第２図は従来の電話装置のダイヤル信号送出回路例を示
すブロック図である。

同図において、１は電話回線Ｌｂ、、Ｌ２の電流を整流
するダイオードブリッジ、２はフックスイッチ、３はフ
ックスイッチ２のオン・オフを検出するフックスイッチ
検出回路、４はダイヤル操作により指示されたダイヤル
情報を走査して取出すキースキャン回路である。５はキ
ースキャン回路４からダイヤル情報を受けて蓄積し、電
話回線ＬＬ、Ｌ２にダイヤル信号として送出するダイヤ
ル情報出力回路で、ダイオードブリッジｌの端子（＋）
からフックスイッチ２等を介して端子（−）に至る直流
ループのループスイッチをも備えている。

第３図は第２図の動作例を示すタイミングチャドである
。

先ず、この電話装置から発信するためにオフフックする
と、フックスイッチ２がオフ（ＯＦＦ）状態からオン（
ＯＮ）になる。フックスイッチ検出回路３はこれを検出
して、キースキャン回路４を動作させるとともに、ダイ
ヤル情報出力回路５にフックスイッチ２がオンになった
ことを伝達する。ダイヤル情報出力回路５は、フックス
イッチ２がオンになった時点から所定の３秒が経過した
後に、その内部に備えたループスイッチをオンにして直
流ループを形成し、以後におけるダイヤル信号の送出を
可能にする。

ここで、フックスイッチ２がオンになってから３秒が経
過する以前において、ダイヤル操作された場合は、図の
ダイヤル情報“３”で示すように、キースキャン回路４
は当該ダイヤル情報を取出し、ダイヤル情報出力回路５
に出力するが、ダイヤル情報出力回路５は、この時点て
は直流ループを形成していないので、ダイヤル信号を送
出できない。そして前記３秒が経過した後に次のダイヤ
ル操作があると、図のダイヤル情報“４”で示すように
、キースキャン回路４が当該ダイヤル情報を取出し、ダ
イヤル情報出力回路５がこれを受けて、最初のダイヤル
信号として送出する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記した電話装置のダイヤル信号送出方法
では、ダイヤルトーンを確認するなどで直流ループが形
成されるのを待ってダイヤル操作した場合は問題ないが
、オフフックして直ぐにダイヤル操作した場合は、先方
の交換機は正確なダイヤル番号を受信できず、誤接続や
接続不能になるという問題点があった。

本発明の目的は、オフフックした直後にダイヤル操作し
た場合においても、正確なダイヤル信号が送出すできる
ようにしたダイヤル信号送出方法を提供することにある
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、オフフックした
後に直流ループが形成され、以後にダイヤル操作された
ときそのダイヤル数字を受付けて電話回線にダイヤル信
号を送出する電話装置のダイヤル信号送出方法において
、オフフックから直流ループが形成されるまでの予定の
時間より長い所定の計時時間を設定しており、最初にダ
イヤル操作された時点から前記計時時間が経過したこと
をもってダイヤル信号の送出を開始するダイヤル信号送
出方法とした。

（作　用） 本発明によれば、オフフックしてダイヤル操作された場
合、オフフックした時点から予定の時間が経過すると直
流ループが形成され、一方、最初にダイヤル操作された
時点から計時が開始されて前記予定の時間より長い所定
の計時時間が経過したことにより、ダイヤル信号の送出
が開始される。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す電話装置のダイヤル信
号送出回路のブロック図である。

同図において、第２図と同等の部分には同一の符号を付
して示しである。６はタイマで、フ・ツクスイッチ２が
オンとなった時点から直流ループが形成されるまでの予
定の３秒より若干長い５秒の計時時間を設定していて、
キースキャン回路４が最初のダイヤル操作を検知した時
点から計時を開始し、上記の設定された計時時間が経過
すると下記のダイヤル情報出力回路５Ａにそのタイミン
グ信号Ｔ、Ｓを出力する。５Ａは第２図における符号５
と基本的に同等なダイヤル情報出力回路で、ダイヤル信
号送出に関しては、キースキャン回路４から受けたダイ
ヤル情報を一時保持して、タイマ６からタイミング信号
Ｔ、Ｓを受けると、保持されたダイヤル情報によるダイ
ヤル信号を順次出力する。

次に第１図の回路の動作を説明する。第４図はその動作
例を示すタイミングチャートである。

この電話装置から発信するためにオフフックすると、フ
ックスイッチ２がオンになる。フックスイッチ検出回路
３はこれを検出してキースキャン回路４を動作させると
ともに、ダイヤル情報出力回路５Ａにフックスイッチ２
がオンになったことを伝達する。ダイヤル情報出力回路
５Ａは、フックスイッチ２がオンになった時点から３秒
が経過すると直流ループを形成する。

ここで、オフフック後の適宜の時点においてダイヤル操
作されると、このときキースキャン回路４は当該ダイヤ
ル情報を取出し、ダイヤル情報出力回路５Ａに出力する
。ダイヤル情報出力回路５Ａはこれを一時保持して、タ
イミング信号Ｔ。

Ｓを待つ。一方、タイマ６はキースキャン回路４が最初
のダイヤル操作を検知した時点から計時を開始し、所定
の５秒が経過するとダイヤル情報出力回路５Ａにタイミ
ング信号Ｔ、Ｓを送出する。

このとき、直流ループは既に形成されており、ダイヤル
情報出力回路５Ａは、タイミング信号Ｔ。

Ｓを受けた時点から、先に保持したダイヤル情報をダイ
ヤル信号として回線ＬＬ、Ｌ２に順次送出する。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、オフフックから直
流ループが形成されるまでの予定の所要時間より長い時
間にわたってダイヤル情報を保留してから電話回線に送
出するようにしたので、送出時には直流ループが確実に
形成されており、よってダイヤル情報を正確に伝達する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す電話装置のダイヤル信号
送出回路図、第２図は従来の電話装置のダイヤル信号送
出回路図、第３図は第２図の回路の動作を示すタイミン
グチャート、第４図は第１図の回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。 ２・・・フックスイッチ ３・・・フックスイッチ検出回路 ４・・・キースキャン回路 ５Ａ・・・ダイヤル情報出力回路 ６・・・タイマ 特許出願人　沖電気工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 オフフックした後に直流ループが形成され、以後にダイ
   ヤル操作されたときそのダイヤル数字を受付けて電話回
   線にダイヤル信号を送出する電話装置のダイヤル信号送
   出方法において、 オフフックから直流ループが形成されるまでの予定の時
   間より長い所定の計時時間を設定しており、最初にダイ
   ヤル操作された時点から前記計時時間が経過したことを
   もってダイヤル信号の送出を開始する ことを特徴とする電話装置のダイヤル信号送出方法。