JP2527570B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JP2527570B2 JP2527570B2 JP62237310A JP23731087A JP2527570B2 JP 2527570 B2 JP2527570 B2 JP 2527570B2 JP 62237310 A JP62237310 A JP 62237310A JP 23731087 A JP23731087 A JP 23731087A JP 2527570 B2 JP2527570 B2 JP 2527570B2
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- line
- facsimile
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- Facsimiles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は１つの回線を電話機と共用しているファクシ
ミリ装置に関する。
ミリ装置に関する。
（従来の技術） １つの回線を電話機と共用するファクシミリ装置で
は、被呼時にファクシミリ通信専用に使用できる場合は
自動受信機能をオンに設定しておき、全ての被呼時に自
動受信を行うか、又は、被呼時に通話、通信の共用にし
たい場合は自動受信機能をオフに設定しておくことで、
被呼時に電話機のベルが鳴ってこの電話機をフックオフ
した後、相手との通話が可能になる。この時、相手側が
ファクシミリ通信を要求した場合はファクシミリ装置の
通信（受信）スイッチを押すことで受信を行うことがで
きる。後者の方法は、ファクシミリ装置と電話機が近く
に設置されていれば特に問題はない。ところが近年ファ
クシミリ装置と電話機が離れて設置されているケースが
多くなっており、このような場合に前記後者の方法を採
ると、いちいちファクシミリ装置の所まで行って通信ス
イッチを押す必要があり、操作に手間がかかり迅速な応
答ができないという不都合が生じる。
は、被呼時にファクシミリ通信専用に使用できる場合は
自動受信機能をオンに設定しておき、全ての被呼時に自
動受信を行うか、又は、被呼時に通話、通信の共用にし
たい場合は自動受信機能をオフに設定しておくことで、
被呼時に電話機のベルが鳴ってこの電話機をフックオフ
した後、相手との通話が可能になる。この時、相手側が
ファクシミリ通信を要求した場合はファクシミリ装置の
通信（受信）スイッチを押すことで受信を行うことがで
きる。後者の方法は、ファクシミリ装置と電話機が近く
に設置されていれば特に問題はない。ところが近年ファ
クシミリ装置と電話機が離れて設置されているケースが
多くなっており、このような場合に前記後者の方法を採
ると、いちいちファクシミリ装置の所まで行って通信ス
イッチを押す必要があり、操作に手間がかかり迅速な応
答ができないという不都合が生じる。
そこで、後者の方法を採った場合電話機側からの操作
でファクシミリ装置に受信動作を行わせるリモート受信
機能が要求されるようになった。このため、通話可能と
なった電話機のフックスイッチを短時間押すことで回線
のループ電流を短時間オフにし、これをこの電話機と回
線が共用のファクシミリ装置に検出させて、ファクシミ
リの受信動作を起動させる方法が提案されている。しか
し、通常ファクシミリ装置が接続されているNTTの交換
機では、100m秒以上の回線ループ電流断は回線開放にな
ってしまうため、前記フックスイッチを短時間押す期間
が100m秒以上であると、回線開放となって通信が断絶し
てしまう。一般にユーザが100m秒以下の短時間フックス
イッチを押すことは難しく、この方法は実用的でないと
いう欠点があった。
でファクシミリ装置に受信動作を行わせるリモート受信
機能が要求されるようになった。このため、通話可能と
なった電話機のフックスイッチを短時間押すことで回線
のループ電流を短時間オフにし、これをこの電話機と回
線が共用のファクシミリ装置に検出させて、ファクシミ
リの受信動作を起動させる方法が提案されている。しか
し、通常ファクシミリ装置が接続されているNTTの交換
機では、100m秒以上の回線ループ電流断は回線開放にな
ってしまうため、前記フックスイッチを短時間押す期間
が100m秒以上であると、回線開放となって通信が断絶し
てしまう。一般にユーザが100m秒以下の短時間フックス
イッチを押すことは難しく、この方法は実用的でないと
いう欠点があった。
（発明が解決しようとする問題点） 一度電話機で通話した後、この電話機のフックスイッ
チを短時間フックオフすることにより、回線を共用する
ファクシミリ装置を受信状態とするファクシミリ装置の
遠隔起動方法では、フックスイッチを100m秒以下の短時
間押さなければ回線開放となってしまい実用的でないと
いう欠点があった。そこで本発明は上記の欠点を除去す
るもので、相手からの被呼に応答して電話機にてフック
オフした後、所定時間内に前記電話機をフックオンする
ことによってファクシミリ通信に切換えることができる
ファクシミリ装置を提供することにある。
チを短時間フックオフすることにより、回線を共用する
ファクシミリ装置を受信状態とするファクシミリ装置の
遠隔起動方法では、フックスイッチを100m秒以下の短時
間押さなければ回線開放となってしまい実用的でないと
いう欠点があった。そこで本発明は上記の欠点を除去す
るもので、相手からの被呼に応答して電話機にてフック
オフした後、所定時間内に前記電話機をフックオンする
ことによってファクシミリ通信に切換えることができる
ファクシミリ装置を提供することにある。
［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、１つの回線を電話機と共用しているファク
シミリ装置において、前記電話機のフックオンオフを検
出する検出手段と、時間経過を計時する計時手段と、前
記検出手段により前記電話機のフックオフ検出時点で前
記計時手段を起動し、この時点より所定時間内に前記電
話機のフックオンを前記検出手段によって検出すると回
線をファクシミリ装置の受信側に所定時間内に切換える
切換制御手段とを具備して構成される。
シミリ装置において、前記電話機のフックオンオフを検
出する検出手段と、時間経過を計時する計時手段と、前
記検出手段により前記電話機のフックオフ検出時点で前
記計時手段を起動し、この時点より所定時間内に前記電
話機のフックオンを前記検出手段によって検出すると回
線をファクシミリ装置の受信側に所定時間内に切換える
切換制御手段とを具備して構成される。
（作用） 本発明のファクシミリ装置において、検出手段は電話
機のフックオフを検出すると、これを切換制御手段に知
らせる。切換制御手段は前記電話機のフックオフ時点で
時間を計時する計時手段を起動する。その後前記検出手
段は電話機のフックオンを検出するとこれを切換制御手
段に知らせる。切換制御手段は前記電話機のフックオフ
後所定時間内に前記電話機がフックオンされると回線を
ファクシミリ装置の受信側に所定時間内に切換える。こ
れによりファクシミリ装置は前記回線を介して通信動作
に入る。
機のフックオフを検出すると、これを切換制御手段に知
らせる。切換制御手段は前記電話機のフックオフ時点で
時間を計時する計時手段を起動する。その後前記検出手
段は電話機のフックオンを検出するとこれを切換制御手
段に知らせる。切換制御手段は前記電話機のフックオフ
後所定時間内に前記電話機がフックオンされると回線を
ファクシミリ装置の受信側に所定時間内に切換える。こ
れによりファクシミリ装置は前記回線を介して通信動作
に入る。
（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明のファクシミリ装置の一実施例を示したブ
ロック図である。１は交換機、２はファクシミリ装置、
３は交換機１とファクシミリ装置２とを接続する回線、
４は回線３をファクシミリ装置２と共用する電話機、21
は回線をファクシミリ装置側あるいは電話機側に切替接
続する回線切替器、22は回線３のループ電流を検出する
ループ電流検出器、23は呼出信号検出回路、24は送受信
回路、25は回線側と送受信側を直流的に絶縁するトラン
ス、26は電話機４のフックオンオフ期間を計時するタイ
マ、27はファクシミリ装置全体を制御すると共に、電話
機４にて通信可能となった後ファクシミリ装置側に回線
３を切換える制御を行う制御回路である。
１図は本発明のファクシミリ装置の一実施例を示したブ
ロック図である。１は交換機、２はファクシミリ装置、
３は交換機１とファクシミリ装置２とを接続する回線、
４は回線３をファクシミリ装置２と共用する電話機、21
は回線をファクシミリ装置側あるいは電話機側に切替接
続する回線切替器、22は回線３のループ電流を検出する
ループ電流検出器、23は呼出信号検出回路、24は送受信
回路、25は回線側と送受信側を直流的に絶縁するトラン
ス、26は電話機４のフックオンオフ期間を計時するタイ
マ、27はファクシミリ装置全体を制御すると共に、電話
機４にて通信可能となった後ファクシミリ装置側に回線
３を切換える制御を行う制御回路である。
次に本実施例の動作について第２図のフローチャート
に従って説明する。待期状態では、ステップ201に示す
如く、制御回路27の端子3cと3eはオフで、回線切替器21
は図の如く電話機４側に切換り、送受信回路24は動作停
止状態となっている。このような状態で交換機１は回線
電流がオフで他端末からファクシミリ装置２を呼び出す
発呼があると、呼出信号をファクシミリ装置２に回線３
を介して送出するため、電話機４が鳴動する。ステップ
202にて制御回路27は呼出し信号検出器23が前記呼出し
信号を検出して制御回路27の端子3bをオンとしたか否か
を判定し、オンとしない場合はステップ203へ、オンと
した場合はステップ204へ行く。ここで、電話機４をオ
フフックすると、端子4a,4bが数10Ωで短絡して回線３
に回線電流が流れる。これにより交換機１は他端末と電
話機４を接続して通話を可能とする。なお、電話機４の
フックオン時には端子4a,4bは開放となる。ステップ203
にて制御回路27はキー入力チェック等の処理を行ってス
テップ201へ戻る。ステップ204にて制御回路27はループ
電流検出回路22によって回線３のループ電流が検出され
て端子3aがオンとするのを待ち、端子3aがオンするとス
テップ205にてタイマ26をセットする。なおタイマ26が
セットされると制御回路27の端子3dがオンとなる。次に
ステップ206にて制御回路27は電話機４がフックオンす
るのを待ち、ループ電流検出器22により端子3aがオフと
されたか否かを判定し、オフとなった場合はステップ20
7へ行き、ここでタイマ26が所定時間計時して端子3dを
オフとしたか否かを判定する。端子3dがオフである場合
はステップ211へ行き、オフでない場合はステップ208で
制御回路27は端子3cをオンとして回線切替器21をトラン
ス６側（ファクシミリ装置２側）に切換える。次にステ
ップ209にて制御回路27は端子3eをオンとして、送受信
回路24から回線３を介して相手端末に受信用の信号を送
信させてファクシミリ受信を開始する。ステップ210に
て制御回路27は端子3cをオフとして回線切替器21を電話
機４側に切換える。これによりステップ211にて交換機
１にて回線を開放させた後、ステップ201へ戻る。なお
上記ステップ207から208までの処理時間は50m秒で100m
秒以下となっているため、この処理にて回線開放は起こ
らない。即ち、制御回路27は端子3aをオンにして回線切
替器21をトランス６側にすると、すぐに端子3eをオンに
して受信動作とする。また、電話機４にてフックオフし
た後、所定時間内にフックオンしない場合はこの電話機
による通常の通話が行われた後、ステップ211にて回線
開放して１通話が終了する。
に従って説明する。待期状態では、ステップ201に示す
如く、制御回路27の端子3cと3eはオフで、回線切替器21
は図の如く電話機４側に切換り、送受信回路24は動作停
止状態となっている。このような状態で交換機１は回線
電流がオフで他端末からファクシミリ装置２を呼び出す
発呼があると、呼出信号をファクシミリ装置２に回線３
を介して送出するため、電話機４が鳴動する。ステップ
202にて制御回路27は呼出し信号検出器23が前記呼出し
信号を検出して制御回路27の端子3bをオンとしたか否か
を判定し、オンとしない場合はステップ203へ、オンと
した場合はステップ204へ行く。ここで、電話機４をオ
フフックすると、端子4a,4bが数10Ωで短絡して回線３
に回線電流が流れる。これにより交換機１は他端末と電
話機４を接続して通話を可能とする。なお、電話機４の
フックオン時には端子4a,4bは開放となる。ステップ203
にて制御回路27はキー入力チェック等の処理を行ってス
テップ201へ戻る。ステップ204にて制御回路27はループ
電流検出回路22によって回線３のループ電流が検出され
て端子3aがオンとするのを待ち、端子3aがオンするとス
テップ205にてタイマ26をセットする。なおタイマ26が
セットされると制御回路27の端子3dがオンとなる。次に
ステップ206にて制御回路27は電話機４がフックオンす
るのを待ち、ループ電流検出器22により端子3aがオフと
されたか否かを判定し、オフとなった場合はステップ20
7へ行き、ここでタイマ26が所定時間計時して端子3dを
オフとしたか否かを判定する。端子3dがオフである場合
はステップ211へ行き、オフでない場合はステップ208で
制御回路27は端子3cをオンとして回線切替器21をトラン
ス６側（ファクシミリ装置２側）に切換える。次にステ
ップ209にて制御回路27は端子3eをオンとして、送受信
回路24から回線３を介して相手端末に受信用の信号を送
信させてファクシミリ受信を開始する。ステップ210に
て制御回路27は端子3cをオフとして回線切替器21を電話
機４側に切換える。これによりステップ211にて交換機
１にて回線を開放させた後、ステップ201へ戻る。なお
上記ステップ207から208までの処理時間は50m秒で100m
秒以下となっているため、この処理にて回線開放は起こ
らない。即ち、制御回路27は端子3aをオンにして回線切
替器21をトランス６側にすると、すぐに端子3eをオンに
して受信動作とする。また、電話機４にてフックオフし
た後、所定時間内にフックオンしない場合はこの電話機
による通常の通話が行われた後、ステップ211にて回線
開放して１通話が終了する。
本実施例によれば、被呼時に電話機４により応答して
ファクシミリ通信であった場合は所定時間（例えば10
秒）内に電話機４をオンフックすることで、回線３をフ
ァクシミリ装置２側に切換えてファクシミリ受信を行う
ことができる。しかも、ファクシミリ装置２を遠隔受信
とする操作は電話機４をフックオフした後例えば10秒以
内にフックオンすることにより行うため、十分実用的で
ある。
ファクシミリ通信であった場合は所定時間（例えば10
秒）内に電話機４をオンフックすることで、回線３をフ
ァクシミリ装置２側に切換えてファクシミリ受信を行う
ことができる。しかも、ファクシミリ装置２を遠隔受信
とする操作は電話機４をフックオフした後例えば10秒以
内にフックオンすることにより行うため、十分実用的で
ある。
［発明の効果］ 以上記述した如く本発明のファクシミリ装置によれ
ば、相手からの被呼に応答して電話機にてフックオフし
た後、前記電話機を所定時間内にフックオンすることに
よってファクシミリ通信に切換え得る効果がある。
ば、相手からの被呼に応答して電話機にてフックオフし
た後、前記電話機を所定時間内にフックオンすることに
よってファクシミリ通信に切換え得る効果がある。
第１図は本発明のファクシミリ装置の一実施例を示した
ブロック図、第２図は第１図の装置の動作フローチャー
トである。 １……交換機、２……ファクシミリ装置 ３……回線、４……電話機 21……回線切替器、22……ループ電流検出回路 23……呼出し信号検出器、24……送受信回路 25……トランス、26……タイマ 27……制御回路
ブロック図、第２図は第１図の装置の動作フローチャー
トである。 １……交換機、２……ファクシミリ装置 ３……回線、４……電話機 21……回線切替器、22……ループ電流検出回路 23……呼出し信号検出器、24……送受信回路 25……トランス、26……タイマ 27……制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】１つの回線を電話機と共用しているファク
シミリ装置において、前記電話機のフックオンオフを検
出する検出手段と、時間経過を計時する計時手段と、前
記検出手段による前記電話機のフックオフ検出時点で前
記計時手段を起動し、この時点より所定時間内に前記電
話機のフックオンを前記検出手段によって検出すると回
線をファクシミリ装置の受信側に所定時間内に切換える
切換制御手段とを具備したことを特徴とするファクシミ
リ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62237310A JP2527570B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62237310A JP2527570B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6481562A JPS6481562A (en) | 1989-03-27 |
| JP2527570B2 true JP2527570B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=17013473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62237310A Expired - Lifetime JP2527570B2 (ja) | 1987-09-24 | 1987-09-24 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527570B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03265268A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-26 | Tenshiyou Denki Kogyo Kk | ファクシミリ自動切換機能付留守番電話機 |
-
1987
- 1987-09-24 JP JP62237310A patent/JP2527570B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6481562A (en) | 1989-03-27 |
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| JPS6328388B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614 Year of fee payment: 12 |