JP2671170B2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電話機に
関し、特に親機と子機間のリンクを迅速且つ確実に構成
するコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の子機が親機と無線回線を介して接
続され、子機から親機と電話回線を介して呼出者と通話
できるようにしたコードレス電話機においては、親機か
ら複数の子機それぞれに対して通話チャンネル等を設定
するためのコマンド信号を出力し、各子機によるコマン
ド信号の受信を確認した後、再度、確認信号を子機に送
出することにより、着信を知らせるリンガー鳴動等の動
作を行わせている。すなわち、従来のコードレス電話機
は、図4に示すように、親機から所定長(40mse
c)のコマンド信号を送出すると、子機1と2は、それ
ぞれ当該コマンド信号の受信を知らせる応答信号を異な
るタイミングで親機に送出する。親機は、すべての子機
からの応答信号を受信した後、次のコマンド信号(確認
信号)を送出してリンガー鳴動等の動作制御を行う。ま
た、上記親機からのコマンド信号送出開始より、例え
ば、4sec(親機と複数の子機間のリンク確立制限時
間)以上になると、親機は、応答のあった子機間とのリ
ンクを確立し、応答のあった子機のみにリンガー鳴動等
の制御を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
コードレス電話機は、親機からのコマンド信号をすべて
の子機が受信した時点で、親機が確認用コマンド信号を
送出している。したがって、設置される子機の数が増加
すると、子機側でのコマンド信号の受信(間欠受信)間
隔およびすべての子機によるコマンド信号の受信確認時
間が長くなる。その結果、何らかの原因で、例えば、複
数の子機のうちいずれかの子機が親機から離れすぎてい
たり、電波障害(ノイズ等による)に起因して、上記コ
マンド信号を受信できなかったときには、改めて最初の
子機から順次コマンド信号を送出しなければならず、一
部の子機が親機から送出されたコマンド信号を受信でき
ないとき、親機と複数の子機間におけるリンク確立のた
めの処理時間が非常にかかり、前述した親機と複数の子
機間のリンク確立制限時間までの親機からの再確立要求
回数は少なく、時には子機のすぐ近くに人がいても電波
障害等に起因して、前記複数の子機すべてより応答がな
く、かつすぐに前記リンク確立制限時間がきて親機と子
機間のリンクを確立することができないこともあった。
【0004】そこで、この発明の目的は、迅速且つ確実
な親機と子機間のリンク構成を可能とするコードレス電
話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この発明によるコードレス電話機は、親機と複数の
子機とが無線回線で接続され、前記親機から各子機に対
して送出されるコマンド信号の受信に応答して前記子機
から応答信号を送出することによりリンクを構成するコ
ードレス電話機において、前記親機は、前記子機の応答
信号の受信有無をモニターし、すべての前記子機に対す
るコマンド信号の送出後、受信していない子機に対して
前記コマンド信号を優先的に送出するように構成され
る。また、この発明の他の態様によるコードレス電話機
は、親機と複数の子機とが無線回線で接続され、前記親
機から各子機に対して送出されるコマンド信号の受信に
応答して前記子機から応答信号を送出することによりリ
ンクを構成するコードレス電話機において、前記親機
は、前記各コマンド信号送出後、予め定めた情報を含む
ダミーコマンドを送出するとともに、前記子機の応答信
号の受信有無をモニターし、すべての前記子機に対する
コマンド信号の送出後、受信していない子機に対して前
記コマンド信号を優先的に送出するように構成される。
【0006】
【作用】この発明では、子機からの応答の有無をモニタ
ーしておき、未応答の子機が存在する場合には、親機か
ら子機への一連のコマンド信号送出後、改めて、当該未
応答子機に対してコマンド信号をすべての子機に対して
送出し、またコマンド信号送出後に通話チャンネル等の
所定の情報を含ませたダミーコマンド信号を全ての子機
に対して送出することにより、例えば、親機からのコマ
ンド信号をある子機において受け取ることができなかっ
たとしても、前記コマンド信号を受け取ることができな
かった子機において、前記ダミーコマンド信号を受け取
ることができれば、親機から何らかの指示を送出してい
ることが解り、その時点から親機を常にモニターしにい
くことができ、いずれかの子機が何らかの原因でコマン
ド信号を受信できなかった場合でも、親機からの再度の
リンク確立のためのコマンド信号送出に対して、迅速な
当該子機のコマンド信号受信動作を可能とするととも
に、高速、且つ確実なリンク構成を可能とする。
【0007】
【実施例】次に、この発明について図面を参照しながら
説明する。図1は、この発明によるコードレス電話機の
一実施例を示し、親機と4台の子機間のリンク構成のた
めの信号授受のタイミングチャートを示す。また、図2
は、この発明によるコードレス電話機の親機(または子
機)の構成例を示す概略図である。CPU1は、着信
後、子機との間での信号授受や子機動作制御等のコード
レス電話機能動作を行わせるための信号処理部である。
CPU1からの出力は、いわゆるラダー部(簡易D/A
コンバータ)2でMSK(Mark Space Keying)信号に変
換されてRF部4に供給される。RF部4は、ラダー部
2からの上記MSK信号を受け、高周波信号としてアン
テナANTから子機に向けて送出する。また、子機から
の送出信号は、アンテナANTで受信され、RF部4で
所定の処理が施された後、データフィルタ受信部3で所
定のフィタリング処理が施され、CPU1に供給され
る。CPU1では、データフィルタ部3からの信号に基
づいて子機からの応答信号を識別して以後の親機におけ
る制御動作を行わせしめる。
【0008】図1を参照して、この実施例の動作を説明
すると、親機は、子機1〜子機4のそれぞれに対して所
定時間間隔で順次コマンド信号C1,C2,C3,C4
を送出する。また、各コマンド信号の送信後、例えば通
話チャンネルを指定する情報を含むダミーコマンド信号
をすべての子機に向けて送出する。ダミーコマンド信号
は、コマンド信号に含まれているリンガー鳴動等の制御
信号や通話チャンネルのうち、例えば通話チャンネル情
報を含む。こうすることにより、何らかの原因でいずれ
かの子機が上記コマンド信号を受信できない場合であっ
ても、各コマンド信号送出毎にダミーコマンド信号が受
信できれば、通話チャンネル情報だけは識別でき、当該
コマンド信号が受信できなかった子機に対する次のコマ
ンド信号受信時に直ちに次の制御動作処理に移行するこ
とができるようになる。
【0009】さて、図1においては、親機からの子機1
に対するコマンド信号C1、ダミー信号D1の送出後、
子機1からは応答信号R1が親機に向けて送出される。
子機3と4についても同様にコマンド信号C3,C4お
よびダミー信号D3,D4送出後、応答信号R3とR4
が親機に向けて送出される。そして、子機2が何らかの
原因でコマンド信号C2を受信できなかった場合に、親
機からのダミーコマンド信号D2送出直後には子機2か
らの応答信号は親機に対して送出されない。そこで、こ
の実施例では、上記各子機からの応答信号をモニターし
ており、応答信号の送出されない子機(つまり、親機か
らのコマンド信号を受信できなかった未応答子機)を識
別し、子機1〜4に対するコマンド信号、ダミー信号の
一連のシーケンスが終了後、改めて、子機2に対してコ
マンド信号C2を再送する。この時点で子機2の受信状
態、状況が良好であれば、このコマンド信号C2の再送
に応答して応答信号を親機に送出できることになり、正
常なリンクが構成される。
【0010】以上の動作処理手順、特に、親機から子機
に対する呼びかけのみについての動作処理手順が図3に
フローチャートとして示されている。図3において、ス
テップS1で未応答子機の有無を判断し、無ければ、次
の手順であるリンガー鳴動、通話チャンネル制御等の制
御を行い、未応答子機が有ると判断すると、呼出し子機
番号(未応答子機番号)をステップS2およびステップ
S3〜S6の処理で判断し、それぞれに対して所定の処
理を行う。すなわち、ステップS3〜S6において、子
機2,3,4および1に対する応答が済んでいるか否か
を繰り返し判断し、それぞれ応答していない未応答であ
るときには、ステップS7,S8,S9およびS10に
おいて、子機2,3,4および1に対する呼出しをセッ
トする。その後、セットされた子機に対して、呼出しコ
マンドMSK信号を送出した後(ステップS11)、ダ
ミーコマンド信号の出力を行うタイミングを設定するタ
イマー(例えば100msec)をスタートさせる(ス
テップS12)。このタイマーがオーバーしているか否
かが判断され(ステップS13)、オーバーするとダミ
ーコマンドMSK信号を出力する(ステップS14)。
そして、呼出コマンド出力待ちタイミングを設定するタ
イマー(例えば100msec)をスタートさせ(ステ
ップS15)、子機の応答の有無を判断する(ステップ
S16)。ステップS16で応答がないと判断される
と、ステップS15のタイマーがオーバーか否かを判断
し、オーバーであれば(ステップ17)、ステップS1
の処理に戻り、タイマーがオーバーしていなければステ
ップS16の処理に戻る。ステップS24においては、
4secのタイマーが動作し、4sec経過しなけれ
ば、ステップS1の処理に戻り、4sec経過すると、
応答があった子機の有無を判定し(ステップS25)、
有りと判定されれば、応答のあった子機のみリンガー鳴
動させ(ステップS26)、無しと判定されれば、中止
する(ステップS27)。ステップS16で子機応答が
有りと判断されると、呼出し子機番号を判断し、呼出し
子機番号1〜4に対応して、それぞれステップS19,
S20,S21,S22において、各子機の応答済みを
セットした後、ステップS23において、タイマー(例
えば100msec)がオーバーしているか否かを繰り
返し判断し、オーバーであるときにはステップS1の処
理に戻る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるコ
ードレス電話機は、子機からの応答の有無をモニターし
ておき、未応答の子機が存在する場合には、親機から子
機への一連のコマンド信号送出後、改めて、当該未応答
親機に対してコマンド信号を送出しているので、いずれ
かの子機が何らかの原因でコマンド信号を受信できなか
った場合でも、当該子機のコマンド信号受信動作が迅速
に行われる。また、コマンド信号送出後に通話チャンネ
ル等の所定の情報を含ませたダミーコマンド信号を送出
しているので、更に高速、且つ正確なリンクが構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるコードレス電話機の一実施例に
おける親機と子機間のリンク構成のためのデータ授受を
示すタイミングチャートである。
【図2】この発明によるコードレス電話機の一実施例に
おける親機と子機間のリンク構成のための構成図であ
る。
【図3】この発明によるコードレス電話機の一実施例に
おける親機と子機間の動作処理手順を示すフローチャー
トである。
【図4】従来のコードレス電話機における親機と子機間
のリンク構成のためのデータ授受を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ラダ
ー部 3 データフィルタ受信部 4 RF

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機と複数の子機とが無線回線で接続さ
    れ、前記親機から各子機に対して送出されるコマンド信
    号の受信に応答して前記子機から応答信号を送出するこ
    とによりリンクを構成するコードレス電話機において、
    前記親機は、前記子機の応答信号の受信有無をモニター
    し、すべての前記子機に対するコマンド信号の送出後、
    受信していない子機に対して前記コマンド信号を優先的
    に送出することを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】親機と複数の子機とが無線回線で接続さ
    れ、前記親機から各子機に対して送出されるコマンド信
    号の受信に応答して前記子機から応答信号を送出するこ
    とによりリンクを構成するコードレス電話機において、
    前記親機は、前記各コマンド信号送出後、予め定めた情
    報を含むダミーコマンドを送出するとともに、前記子機
    の応答信号の受信有無をモニターし、すべての前記子機
    に対するコマンド信号の送出後、受信していない子機に
    対して前記コマンド信号を優先的に送出することを特徴
    とするコードレス電話機。
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