JPH0251007B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマンホールの出入用蓋とフレームとの
組立体に関する。特に本発明は、蓋とフレームが
鋳鉄から成る組立体に適用されるが、この型の組
立体に限定されるものではない。

マンホールの出入用蓋とフレームとの組立体は
ガス、空気及び水を封止すべく形成されることが
必要な場合が多い。このことは一般に、組立体が
住宅区域に配置され、例えば雨水溝または下水溝
に蓋を備える場合に必要とされる。必要程度の密
封を成すために、蓋の外周に沿つて連続的に延び
た相互係合面を蓋及びフレームに備え、これらの
係合面の間に密封剤、通常グリースを塗布して有
効なシールを成すことが従来の慣行である。この
型の従来型組立体においては、係合密封面は同時
に蓋をフレームの内部に支持するので、理論上蓋
はその全周に沿つて支持されている。しかしなが
ら、蓋とフレームは原則として鋳鉄であるから、
密封面の成形と仕上げにおいて完全な精度を得る
ことが困難であり、実際上、大部分のフレームと
蓋はなんらかの理由でわずかにゆがんでいる。こ
のようにゆがみの故に、蓋がフレームの中で揺動
する傾向があり、このような揺動作用がフレーム
外周部のグリースシールを破断してこれを無効に
する。

この問題を解決する１つの方法は、例えば長方
形蓋の隅部に真ちゆうネジを用いて蓋をフレーム
に対して確実に固定するにあつた。またこれらの
ネジは蓋の上面にねじ込まれた場所で密封されな
ければならず、この方法は費用がかかると共に実
施しにくいことが明らかであろう。また他の方法
は、蓋とフレームの係合面を機械加工して、鋳造
されたままの状態よりも嵌合を改良するにあつた
が、この方法もまた組立体の製造コストを増大す
るものであつた。

本発明は、蓋の揺動のおそれがなく、耐ガス、
耐空気及び耐水シールを成し、しかも蓋とフレー
ムが“鋳造されたままの”状態で使用することの
できるマンホールの出入用蓋とフレームとの組立
体を提供するにある。

本発明によれば、マンホールの出入用蓋とフレ
ームとの組立体において、蓋はその下向きの、反
対方向に傾斜した少なくとも一対の支持面によつ
てフレーム上に支持され、これらの支持面はそれ
ぞれフレーム上の対応の上向きの、反対方向に傾
斜した支持面によつて係合され、また蓋は実質連
続的な、下向きの、外周密封面を備え、この密封
面は、蓋がフレーム上に支持されたとき、フレー
ム外周の連続的な上向き密封面に重なり、前記の
支持面の係合に際して、前記外周密封面はその全
長にわたつて相互に支持接触することなく保持さ
れるように蓋がフレームに対して配置されるよう
にした出入用蓋とフレームとの組立体が提供され
る。

このようにして蓋は密封面によつてフレームの
中に支持されることなく、楔作用によつて相互に
係合した複数対の傾斜支持面によつて支持されて
いるので、蓋は揺動されることなく確実に保持さ
れることが明らかであろう。蓋の支持された位置
において、相互に係合する外周密封面は相互に接
触していない。この組立体を使用する際に、蓋を
フレーム上に載置する前にグリースまたはその他
の密封剤が密封面の上に塗布されるが故に、蓋が
その位置に載置されたときに、密封面間の狭い間
隙が密封剤によつて充填される。蓋が揺動しない
ように保持されているが故に、シールが破断され
る傾向がない。密封面がその全長に沿つて相互に
支持接触することなく保持されるために必要な寸
法公差は、良質の鋳造品の現在の鋳造技術におけ
る鋳造公差の範囲内にある。

好ましくは、蓋とフレーム上のそれぞれの外周
密封面は縦リツジを具備し、これらのリツジが重
なり合つて密封面の間に曲折間隙を限定する。好
ましくは、一方の密封面の上に少なくとも１本の
リツジを備え、このリツジが他方の密封面上の２
本のリツジの中間に突入するように成す。

外周密封面の外側に位置する直立外周壁をフレ
ームに具備し、この直立壁の内側面は、蓋がフレ
ームによつて支持されたときに、蓋の外周端面に
隣接するが離間されるように成す。好ましくはこ
の直立壁の上面がフタの上面と実質同一水準とす
る。このような構造を使用する際に、密封剤が直
立壁と蓋の外周端面との間隙を充填することがで
きる。

この組立体は単一の蓋を支持した単一のフレー
ムから成ることができ、あるいは複数のフタを支
持した単一のフレームから成ることができる。後
者の場合、フレームは１個または複数の支持バー
を含み、この支持バーはそれぞれ２個の隣接蓋の
中間においてフレームを横断し、これらの蓋の隣
接支持部を保持し、また各支持バーは上向き密封
面を備え、この密封面が蓋の外周密封面の対応部
分と協働する。

各支持バーはフレームの本体と一体的に形成す
ることもできるが、支持バーを別個に形成し、そ
の両端においてフレームの本体に対して連結する
ことが好ましい。例えば支持バーの各端に一対の
下向きの、反対方向に傾斜した支持面を備え、こ
れらの支持面がフレームの本体上の対応の、上向
きの、反対方向に傾斜した支持面と係合するよう
に成すことができる。このような構造において、
支持バーの両端は支持面間の相互係合クサビ作用
によつて、揺動することなく確実に支持されるこ
とは明らかであろう。

前記の構造において、支持バーの各端にそれぞ
れ１つの密封面を備え、支持バーがフレームの本
体に対して取付けられたときに、前記の密封面は
フレームの本体上の対応の密封面に重なるが、こ
れに接触しないように保持される。支持バーとフ
レーム上のこれらの係合密封面は、前述の外周密
封面と同様にそれぞれリツジを備え、これらのリ
ツジが重なり合つて密封面の間に曲折間隙を限定
する。またこの場合にも、一方の密封面に少なく
とも１本のリツジを備え、このリツジが他方の密
封面上の２本のリツジの中間に突入する。

前記のいずれの構造においても、フレーム上の
外周密封面と、この密封面に隣接する前記の直立
外周壁とを、フレーム本体とは別個に形成された
複数の細長い要素の上に具備して、これらの要素
をフレームに対して連結することができる。

前記のいずれの構造においても、組立体のフレ
ームは、別々に形成された複数のフレーム部材を
相互に固着して構成することができる。

以下本発明を付図に示す実施例について詳細に
説明する。

第１図乃至第３図について述べれば、図示のマ
ンホールの出入用蓋とフレームとの組立体は長方
形フレーム１０を有し、このフレーム１０は２個
または２個以上の長方形の蓋１１を支持し、この
フレーム１０と蓋１１の両方は鋳鉄で作られる。
蓋１１の中心部は、コンクリート充填材１３を受
けるためのくぼみ区域１２を形成されることがで
きる。

フレーム１０は一体部品として形成することが
でき、あるいは細長い側面部材を末端部材に固着
して形成することができる。側面部材は付図にお
いて１４で示されている。末端部材は図示されて
いないが、類似の構造とする。

第１図と第２図において最もよく図示されてい
る様に、各側面フレーム部材１４は全体として逆
Ｕ字形の断面を有し、このＵ字形の外側フランジ
と内側フランジはそれぞれ符号１５と１６で表示
されている。水平フランジ１７が内側フランジ１
６の下縁から内側に突出し、また直立外周壁１８
が側面部材の頂部ウエブから上方に突出してい
る。

側面部材１４の外周壁１８の内側に隣接して、
外周密封面が配置されている。この密封面は、側
面部材１４の縦方向に配置された２個の直立リツ
ジ１９によつて構成される。この密封面とその上
に形成されたリツジ１９は、外周壁１８と同様
に、フレームの側面部材と末端部材に沿つて連続
的に延びている。

フレームによつて支持されるべき２個の蓋１１
の接合点に、一方の側面部材１４から他方の側面
部材（図示されず）までフレームを横断して支持
ビーム２０が延びている。第１図において最もよ
く見られるように、この支持ビーム２０はその両
側面に、２個の下向き傾斜支持面２１を形成され
ている。このビーム２０の各端は、側面部材１４
の内側フランジ１６の突出部２３の中に形成され
たくぼみ２２の中に受けられている。くぼみ２２
の両側面の上部には、上向き傾斜支持面２４が形
成され、これらの支持面２４は、ビーム２０がく
ぼみ２２の中に受けられたときに、このビームの
末端の前記傾斜支持面２１と係合する。このよう
にして、相互に係合した傾斜支持面２１と２４が
ビームの末端をくぼみの中に確実に楔作用によつ
て配置し、このようにしてビームの揺動を防止す
る。

ビーム２０の上面には２対の縦方向の平行リツ
ジ２５が形成され、これらのリツジ２５は、ビー
ムの両端において２６で示されるように、90゜逆
方向に方向転換して、側面部材１４の上面に縦方
向に延びたリツジ１９と整列している。

支持ビーム２０の各端の下側には３個の横方向
グループが形成され、これらのグループが２個の
下向きリツジ２７を限定している。これらのリツ
ジ２７は、支持ビーム２０がくぼみ２２と係合し
たときに、くぼみの床面の対応の上方突出リツジ
２８とかみ合う。これらの成分の寸法は、支持ビ
ーム２０が側面フレーム部材と係合したときに、
かみ合つたリツジ２７と２８が相互に少し離間さ
れるように定められる。支持ビーム２０がくぼみ
２２の中に嵌入される前に、リツジ２７と２８の
間のそれぞれのグループにグリースなどの密封剤
を充填し、次に支持ビームが配置されたときに、
この充填剤がリツジの間隙を充填する。

側面フレーム部材１４上の突出部２３の両側面
には、上向きの、反対方向に傾斜した支持面２９
が形成されている。また側面部材１４に沿つて定
間隔で配置された他の突起（図示せず）の上に、
及びフレームの隅部に隣接した突起の片面上に、
同様の支持面が形成されている。

フレーム部材上の傾斜支持面２９は、蓋１１の
両側の下向き突出部３０（第２図参照）の対応の
傾斜面と協働する。これらの傾斜支持面がかみ合
つて、楔作用でフレーム上に蓋を支持し、蓋がフ
レーム上に配置されたときに揺動しないように保
証する。突出部２３と３０の位置と数は、フレー
ム上に支持される蓋の寸法と数に依存しているこ
とは理解される。

第２図と第３図において最もよく見られるよう
に、各蓋１１の上部には、外向きに突出した外周
フランジ３１が形成され、この外周フランジ３１
は、その端面が側面フレーム部材の直立外周壁１
８に隣接するが離間されるような幅を有する。蓋
１１の上面は、直立壁１８の上縁と実質的に同一
水準である。

蓋の外周フランジ３１の下側面には、２本の平
行縦グループ３２が形成され、これらのグループ
３２はそれらの間に下向きリツジ３３を限定し、
このリツジは蓋の外周に沿つて連続的に延びてい
る。外周フランジ３１の深さと、傾斜支持面２
９，３０の位置は、これらの支持面が相互に係合
して各蓋１１をフレーム上に支持した際に、蓋の
外周フランジ３１の下側面のリツジ３３が第２図
に図示のように側面フレーム部材１４の直立リツ
ジ１９の中間に入るが、フランジ３１の下側面と
側面部材１４の隣接面とが蓋の全周に沿つて相互
に接触しないように定められる。このようにして
フランジ３１と側面部材１４の対応の密封面との
間に曲折間隙３４が残される。

蓋がフレームに対して取付けられる前に、側面
フレーム部材１４と末端フレーム部材の上のリツ
ジ１９及び蓋のフランジ３１の下側にグリースな
どの密封化合物を塗布して、リツジ１９間のグル
ープを充填する。このようにして蓋がフレームに
対して当接された際に、各蓋の外周に沿つてグリ
ースが曲折間隙３４を充填し、有効な耐ガス、耐
空気及び耐水密封シールを形成する。第２図に図
示のように、またグリースは、直立外周壁１８と
蓋１１の外周端面との間隙を充填する。

前記の構造は蓋とフレームとの組立体において
蓋の外周に沿つて有効な耐ガス、耐空気及び耐水
密封シールを成すと同時に、これらの蓋が揺動運
動をしないように固定されることが前記の説明か
ら明らかであろう。これは、要素を機械加工する
ことなく、“成形されたままの”要素を使用する
ことによつて実施される。

またシールを改良するために、対応の傾斜支持
面２９と３０の上にも、グリースを充填される相
互係合リツジを備えることができる。

図示の実施例においては、リツジ１９と直立外
周壁１８は側面部材１４と一体的に形成されてい
るが、これらは、フレームの側面部材１４及び末
端部材にボルト締めまではその他の方法で固定さ
れた別個の細長いストリツプの上に形成すること
もできる。

蓋１１の上面の縁部と直立外周壁１８の頂面は
第３図において３５と３６で示されるような滑り
止め模様を備えることができる。

前記の構造は単一フレーム上に載置された多数
の蓋を示しているのであるが、単一フレーム上に
単一の蓋を載置するためにも同一構造を使用でき
ることは理解されよう。この場合、支持手段２０
は必要とされない。なぜかならば蓋の４辺をフレ
ームの側面部材と末端部材の上に支持するからで
ある。

また前記において本発明は長方形の蓋とフレー
ムについて述べたのであるが、本発明は円形の、
及びその他の形状の蓋及びフレームについても適
用できることは理解されよう。

第４図と第５図は、自己平準型のマンホールの
出入蓋とフレームとの組立体に対する本発明の応
用法を示す。このフレームは円形または長方形と
することができ、この場合円形フレームについて
説明する。いずれの場合にも、フレーム４０また
は５０は、外側に突出した連続外周フランジ４１
または５１を有する。

フレームを道路面に設定するため、まず道路面
の水準の下方に長方形断面のコンクリートリング
ビーム（図示されず）を配置し、円形フレームを
まずこのリングビームの上に載置する。フレーム
の周囲に道路面材料が施用されローリングされる
に従つて、道路面材料がフランジ４１または５１
の下方に流れ込んでフレームを持上げ、フレーム
は自動的に道路面の水準にもたらされる。

フレーム４０または５０の内側の上向きタナ４
３または５３は直立平行リツジ４４または５４を
形成され、これらのリツジは、マンホールの蓋の
下側面の外周に沿つて備えられた平行リツジと協
働する（図示されず）。

第４図に示す構造において、フレーム４０はそ
の内周に沿つて配置された複数の内側突出部４６
を備える。各突出部４６の両側面に、逆方向に傾
斜した支持面４７を備える。これらの支持面４７
は、蓋の下側に備えられた対応の傾斜面（図示さ
れず）と協働する。蓋とフレーム上のこれらのか
み合つた傾斜面が楔作用によつてフレームの上に
蓋を支持することによつて、蓋がフレーム上に載
置されたときに揺動を防止される。このように蓋
がフレーム上に支持されたとき、蓋の下側のリツ
ジとフレーム上のリツジ４４とが蓋の全周に沿つ
て相互にかみ合つてはいるが、相互に接触しない
ように保持されているので、これらのリツジの間
に曲折間隙が形成される。

前記の各実施例の場合と同様に、蓋がフレーム
に対して取付けられる前に、これらのリツジにグ
リースなどの密封剤を塗布して、リツジの間隙を
充填し、有効な耐ガス、耐空気及び耐水シールを
成す。

第５図に示す他の構造においては、フレームの
内周に沿つて、連続傾斜面５６を備え、この傾斜
面が蓋の下側の外周に沿つて備えられた対応の連
続傾斜面（図示せず）と係合する。前記の構造と
同様に、これらの傾斜面がかみ合つて蓋を支持
し、蓋とフレームの上のリツジが相互にかみ合う
が接触することなく、グリースによつて充填され
るべき曲折間隙を形成している。

本発明による構造において、相互にかみ合わさ
れる密封リツジは任意適当な断面とすることがで
きる。例えば、第１図のリツジは正方形断面、第
２図のリツジは半円形断面、または第４図と第５
図のリツジは傾斜側面を有する。他の実施態様
（図示せず）においては、フレーム上の各リツジ
の外側面が垂直、内側面が傾斜されることができ
る。リツジの一側面または両側面が傾斜されてい
る実施態様が好ましい。なぜかならばこれはフレ
ームから蓋を取りはずしやすいからである。

かみ合つたリツジの間にグリースまたはその他
の密封剤を充填する代わりに、またはこれに加え
て、リツジ間グループの中に、ゴム、ネオプレ
ン、プラスチツク、フアイバまたはその他適当な
弾性密封材料の密封ストリツプを配置することに
よつて密封を実施することができる。

本発明によるすべての構造において、蓋の支持
面が蓋の密封面を完全に別個になつているのに対
して、従来の組立体において、密封は同一の支持
面によつて実施されることが理解されよう。故に
本発明によれば、密封組立体において傾斜支持座
を使用することができる（特に“グロスタ”座と
して知られる揺動防止座）。更に密封面が支持面
とは別個であるから、密封面を支持面に対して任
意の位置に配置することができる。特に本発明に
図示の構造において、支持面は密封面の水準の下
方に配置されている。これは本発明の最も重要な
また有利な特色である。なぜかならば、これによ
つて組立体の上部にある密封面に対して容易に近
接することができるのに対して、従来公知の構造
においては、密封／支持兼用面は当然に組立体の
下部にあるからである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるマンホールの出入用蓋とフ
レームとの組立体の実施例を示し、第１図はフレ
ームの一部の斜視図、第２図はフレームの側面部
材とその上に支持された蓋の垂直断面図、第３図
は第１フレーム上に多数の蓋が支持された組立体
の一部の平面図、第４図は本発明による組立体の
自己平準型フレームの一部の部分断面斜視図、第
５図は自己平準フレームの他の態様の第４図と類
似の図である。 １０……フレーム、１１……蓋、１８……直立
壁、２０……支持バー、１９，３３，２５……リ
ツジ、２９，３０，２１，２４……支持面、２
７，２８……リツジ、３４……曲折間隙。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 蓋１１がその上に備えられた少なくとも一対
   の、下向きの、反対方向に傾斜した支持面３０に
   よつてフレーム１０上に支持され、これらの支持
   面３０はそれぞれフレーム上に備えられた対応
   の、上向きの、反対方向に傾斜した支持面２９と
   係合し、また蓋１１は実質連続的な、下向きの外
   周密閉面３２，３３を有し、この外周密閉面３
   ２，３３は、蓋１１がフレーム上に支持されたと
   きに、フレーム上に備えられた実質連続的な上向
   きの外周密閉面１９に重なり、前記支持面２９，
   ３０が係合した際に、前記外周密封面３２，３３
   はその長さのほぼ全長に沿つて相互に支持接触す
   ることなく保持されるように、蓋がフレームに対
   して配置されることを特徴とするマンホールの出
   入用蓋とフレームとの組立体。 ２ 前記蓋とフレーム上の外周密閉面には、それ
   ぞれ縦方向に延びたリツジ１９，３３が形成さ
   れ、これらのリツジが重なり合つて、密閉面の間
   に曲折間〓３４を形成したことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の組立体。 ３ 一方の密閉面上に少なくとも１本のリツジ３
   ３が形成され、このリツジ３３が他方の密閉面上
   の２本のリツジ１９の間に突入することを特徴と
   する特許請求の範囲第２項記載の組立体。 ４ フレーム１０は前記外周面の外側に配置され
   た直立外周壁１８を具備し、この直立壁の内面
   は、蓋がフレームによつて支持されたときに、蓋
   １１の外側端面に隣接するが離間されることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のいず
   れかに記載の組立体。 ５ 直立壁１８の頂面は蓋１１の上面とほぼ同一
   水準であることを特徴とする特許請求の範囲第４
   項記載の組立体。 ６ 複数の蓋を支持する単一のフレームが具備さ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至
   第５項のいずれかに記載の組立体。