JPH0246958B2 - - Google Patents
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- JPH0246958B2 JPH0246958B2 JP56195890A JP19589081A JPH0246958B2 JP H0246958 B2 JPH0246958 B2 JP H0246958B2 JP 56195890 A JP56195890 A JP 56195890A JP 19589081 A JP19589081 A JP 19589081A JP H0246958 B2 JPH0246958 B2 JP H0246958B2
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- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Description
本発明は音声信号の時間軸変換装置に関し、特
に速度可変の音声信号記録再生装置(以下テープ
レコーダと略記する)により録音時とは異る速度
で再生された信号の周波数変化を補正して復元す
るに際し、再生音声信号をその零クロス点を始点
とする基本周期単位で時間軸変換処理することに
より、不連続部分が無くかつ、ピツチ変化を生じ
ない良い音質の出力音声信号を得ることのできる
時間軸変換装置を提供する事を目的とする。 一般にテープレコーダを用いて磁気テープに録
音された信号を再生聴取する場合、必要によつて
は録音したときの録音時間よりも短い時間で(ま
たは逆にゆつくりと)再生したい場合がある。こ
の場合、単にテープ速度を変えただけでは元の音
声信号のピツチも同時に変化するため、内容が全
く理解できない。このため、再生された信号の周
波数成分を記録されたときの正常な音成の周波数
成分に近似するように変換するいわゆる時間軸変
換が必要となる。 このような時間軸変換装置として、並列接続さ
れた2つのアナログシフトレジスタを用いて一方
のアナログシフトレジスタに入力音声信号をサン
プリング記憶入力せしめるとともに他方のシフト
レジスタから記憶時と異るクロツク周波数で読み
出し、読出しが終ると上記一方のシフトレジスタ
の読出しを行ない、上記他方のシフトレジスタに
記憶入力するという動作をくり返し、記憶時と出
力時のクロツク周波数の比により時間軸変換する
装置は、例えば特開昭48−90508号公報、特開昭
49−17705号公報などにより公知である。 また、ランダムアクセスメモリを用いて、音声
信号を順次サンプリング記憶するとともに、記憶
時と異る読出しクロツクにより読出し、記憶時と
読出し時のクロツク周波数の比により時間軸変換
する装置は、例えば特開昭48−80018号公報など
により公知である。 ところが、このような従来の時間軸変換装置に
おいては、サンプリング処理区間が、その信号波
形には無関係に一定間隔であり、信号の位相の乱
れ(ピツチの変動)や、接続部の不連続により雑
音が生じるために、時間軸変換後の音声信号の音
質が良くないという欠点があつた。 入力音声信号の一部を除去し、残りの保持部分
を波形伸長する時間軸圧縮において、了解度は除
去部分の持続時間に多いに依存する。除去部分の
持続時間が長くなると情報の脱落、保持部分の不
連続性のため了解度は悪化する。 本発明は上記欠点を除去するものであり、所望
の再生速度で再生された入力音声信号を所定のク
ロツク周波数でサンプリングし記憶装置に書込
み、書込速度よりも遅い読出しクロツクにより読
出すことにより時間軸変換された音声信号を得る
ものである。そして、時間軸圧縮において必要と
なる除去部分と保持部分が入力音声信号の零クロ
スを始点とする基本周期単位になるように構成す
ることにより、雑音が無く、了解度の良好な音声
出力を得るものである。 以下本発明の一実施例を図面とともに説明す
る。 第1図に本発明による音声信号の時間軸変換装
置の動作原理を示す。 第1図において、Aは記録時の約2倍の速度で
再生した高速再生信号であり、Bは、高速再生信
号Aの零クロスを始点とする1基本周期ごとに保
持および除去して、保持部分を伸長処理して接続
した伸長信号波形である。 このように、零クロスを始点とする基本周期単
位で時間軸変換処理するので、変換後の音声信号
は、基本周期の乱れがなく、接続部での不連続も
発生しないので音質が良好である。また、時間軸
圧縮時の除去部分の接続時間が短いので了解度の
低下が著しく軽減される。 第2図は本発明による音声信号の時間軸変換装
置の一実施例を示すブロツク図である。 本実施例は音声信号を波形伸長するいわゆる時
間軸の圧縮に用いるものであり、音声信号をサン
プリングして所定の速度で記憶装置に書き込み、
書込み速度よりも遅い速度の読出速度で読出し、
書込速度と読出速度の比に対応した時間軸変換比
の音声信号を得るものである。 上記記憶装置はサイクリツクに書込みおよび読
出しが行なわれ、かつ書込速度が読出速度よりも
大きいので、書込位置が読出位置に追いつき、追
い越すことになるが、本実施例では、書き込みを
連続的に行ない、書込位置が読出位置よりも音声
信号の1基本周期以上先行し、読出位置が基本周
期の始点に達すると、読出位置を最新の基本周期
の始点の書き込まれた位置にジヤンプさせ、書込
位置と読出位置が互いに追い越したり、追い越さ
れたりしないよう構成している。 第2図において、1は音声信号入力端子であり
アナログ・デジタル変換手段(以下A−D変換器
と略記する)2および基本周期抽出手段3に接続
されている。A−D変換器2の出力信号は記憶装
置(以下RAMと略記する)4に供給されてい
る。RAM4は例えば512ワードの記憶容量のラ
ンダムアクセスメモリーを使用することができ、
以下の説明では記憶容量を512ワードとする。
RAM4の出力端子は出力制御手段5に接続さ
れ、制御手段5の出力端子はデジタル・アナログ
変換手段(以下D−A変換器と略記する)6に接
続されD−A変換器6の出力端子は音声信号出力
端子7に接続されている。出力制御手段5はラツ
チ回路8および9により構成されている。10は
零クロス検出手段であり、フリツプフロツプ回路
(以下FF回路と略記する)11、インバータ12
およびアンドゲート13により構成されている。
FF回路11のD入力にはA−D変換器2のサイ
ンビツト出力が接続されている。14は書込アド
レスカウンタであり、15は読出アドレスカウン
タであり、それぞれRAM4の記憶容量に対応し
て、511の次の計数値は0となるよう構成してい
る。16はデータセレクタであり、書込アドレス
カウンタ14および読出アドレスカウンタ15の
出力端子が入力に接続され、出力端子はRAM4
のアドレス入力端子に接続されている。 17および18はFF回路、19はアンドゲー
トであり、これらと基本周期抽出手段3および零
クロス検出手段10により始点検出手段20を構
成している。21は第1アドレスレジスタであつ
て、書込アドレスカウンタ14の出力であるアド
レスデータが供給され、始点検出手段20の始点
検出信号STPにより上記アドレスデータを一時
記憶する。22は第2アドレスレジスタであつ
て、第1アドレスレジスタ21の出力が供給され
比較手段23の比較出力WA2<RAの立下りエツ
ジで上記出力を一時記憶する。第2アドレスレジ
スタ22は比較出力WA2<RAが“H”のとき、
入力信号をそのまま出力端子に発生するトランス
ペアレントラツチを用いている。23は読出アド
レスカウンタ15の出力RAがA入力に、第2ア
ドレスレジスタの出力(WA2)がB入力に供給
され、これらを比較する比較手段である。比較手
段23のA>B出力すなわち(RA>WA2)出力
は第2アドレスレジスタ22のロード端子に供給
され、第1アドレスレジスタ21のアドレスデー
タWA1を一時的に記憶する。また、比較手段2
3のA=B出力すなわち(WA2=RA)出力は
FF回路24のCK入力に供給されている。25は
アンドゲートであり、その出力は読出アドレスカ
ウンタ15のロード端子に供給され、第1アドレ
スレジスタ21のアドレスデータWA1を読出ア
ドレスカウンタ15にロードする。26はクロツ
ク発生回路である。29〜36はそれぞれクロツ
ク発生回路26から所定のクロツク信号CL2,
CL2,3,4,RDCLK1,1,
RDCLK2およびRDCLK3が供給されている。 上記零クロス検出手段10は、入力音声信号に
所定方向の零クロスが存在すればその出力に零ク
ロス検出信号SZを発生する。この零クロス検出
信号SZはFF回路17のCLR入力に供給されてい
る。FF回路17のD入力には“H”信号が供給
され、CK入力には基本周波数抽出手段3の出力
SFが供給されている。FF回路18のD入力には
FF回路17のQ出力が供給され、CK入力にはク
ロツク信号CL2が供給されている。アンドゲー
ト19の2つの入力にはそれぞれ、FF回路17
の出力およびFF回路18のQ出力が供給され
ている。 FF回路17は基本周期抽出手段3よりの基本
周期信号によりセツトされ、Q出力が“H”とな
る。FF回路18はFF回路17のQ出力が“H”
となつた後のクロツクCL2の立上りエツジでセ
ツトされそのQ出力が“H”となる。また、FF
回路17はセツトされた後、最初に到来した零ク
ロス検出手段10よりの零クロス検出信号により
リセツトされ、そのQ出力は“L”となる。FF
回路18はD入力が“L”となつた後のクロツク
CL2の最初の立上りエツジで“L”がラツチさ
れ、そのQ出力は“L”となる。FF回路17お
よび18の出力およびQ出力のAND出力が始
点検出手段20の出力となつている。その結果、
始点検出手段20は、音声信号の基本周期抽出信
号SFが到来した後、最初に到来した零クロス検
出信号SZの発生時点で始点検出信号として単一
パルスSTPを発生する。 27および28はナンドゲートであり、ナンド
ゲート27の2入力にはそれぞれ、クロツク信号
CL3および4が供給されている。ナンドゲー
ト28の一方の入力にはナンドゲート27の出力
が供給され他方の入力にはクロツク信号CL2が
供給されている。 なお、上記基本周期抽出手段3として、例えば
特願昭56−89075号に示した「音声信号の基本周
期抽出装置」を用いることができる。 第3図は第2図のクロツク発生回路26の一実
施態様を示すブロツク図である。 第3図において、100はクロツク発振回路で
その発振周波数は8.4MHzである。101〜10
5はそれぞれ所定の分周比を有する分周器であ
り、それぞれの入力にはクロツク発振回路100
の出力信号が共通的に供給される。110は切換
接点イ−ニおよび共通接点リを有する切換スイツ
チである。切換接点イ〜ニにはそれぞれ、分周器
101〜104の出力端が接続されている。11
1〜114はそれぞれ1/2分周器であり1/2分周器
111の入力には切換スイツチ110の共通接点
リが接続されており、そのQ出力は分周器112
の入力に供給されている。切換スイツチ110の
共通接点リはクロツク出力端子115に接続され
るとともにインバータ116を介してクロツク出
力端子117に接続されている。1/2分周器11
1のQ出力および出力はそれぞれクロツク出力
端子118および119に接続され、1/2分周器
112のQ出力および出力はそれぞれクロツク
出力端子120および121に接続されている。
1/2分周器113には1/210分周器105の出力が
供給され、そのQ出力は1/2分周器114に接続
されている。1/210分周器105の出力はクロツ
ク出力端子122にも供給される。1/2分周器1
33の出力はクロツク出力端子123に接続さ
れている。1/2分周器114のQ出力および出
力クロツク出力端子124および125に接続さ
れている。 クロツク出力端子115,117,118,1
19,120,121,122,123,124
および125からそれぞれ、クロツク信号CL4,
CL4,CL3,3,CL2,2,RDCLK3,
RDCLK2,RDCLK1および1が送出
される。 上記構成により、出力端子124からは常時
10KHzのクロツク信号RDCLK1が送出される。
また、クロツク出力端子120からは切換スイツ
チ110の切換位置イ〜ニに対応して、20KHz、
17.5KHz.15KHz、および12.5KHzのクロツク信号
CL2が送出される。 なお、電源のON時および切換スイツチ110
の接点切換時に、分周器101〜105,111
〜114を初期状態にリセツトすることにより、
クロツク信号CL2と読出クロツク信号RDCLK
1は常に同期させることができる。 クロツク発生回路26は上記クロツク信号を第
2図の所定のクロツク供給端子29〜36に供給
しており、クロツク発生回路26の切換スイツチ
110を切換えることにより、上記音声信号の時
間軸変換装置は2.0、1.75、1.5および1.25の時間
軸変換比を有する音声信号の時間軸変換信号を発
生することができる。 次に上記構成の音声信号の時間軸変換装置の動
作を第4図のタイミング図とともに説明する。 音声信号入力端子1に供給された音声信号は
AD変換器2によりAD変換され、RAM4に供給
される。書込アドレスカウンタ14は、クロツク
信号CL2が供給されているので書込アドレス
WAが順次増大し、対応したRAM4のアドレス
(WA)に入力音声信号のAD変換信号ASが連続
的に書込まれる。 一方、第4図bに示すように始点検出手段20
により入力音声信号の基本周期および零クロス点
に対応して始点が検出され、最新の始点が書込ま
れたRAM4のアドレスデータが書込アドレスカ
ウンタ14から第1アドレスレジスタ21に記憶
される。RAM4に書込まれた音声データは読出
アドレスカウンタ15のアドレス指定に従つて順
次読出される。比較手段23は第2アドレスレジ
スタ22のアドレスデータ(WA2)と読出アド
レスカウンタ15のアドレスデータ(RA)を比
較し、WA2<RAになると、その出力を“H”に
する。この“H”信号により第2アドレスレジス
タ22は入力データWA1をそのまま出力し、比
較手段23に供給する。そして、WA2<RA出力
が“L”となつたとき、すなわちWA1がRAより
大きくなつたとき、そのデータWA1を第2アド
レスレジスタ22は一時記憶する。従つて第2ア
ドレスレジスタ22は音声信号の最新の始点また
はそれより以前の始点が書込まれた記憶装置のア
ドレスを記憶していることになる。 時刻t1において、書込アドレスWAが第4図a
の点の書込まれたアドレスAaであり、第1ア
ドレスレジスタ21および第2アドレスレジスタ
22がそれぞれ、始点及び点の書込まれたア
ドレスA2およびA1であり、読出しアドレスRAが
点の書込まれたアドレスAbであつたとする。
そして、時間が経過して時刻t2において、書込ア
ドレスWAが音声信号の点の書込まれたアドレ
スAcになり、読出アドレスRAが第2アドレスレ
ジスタ22の記憶データA1に達すると、比較手
段23のRA=WA2出力により、読出アドレスカ
ウンタ15に第1アドレスレジスタ21の記憶デ
ータWA1がセツトされる。すなわち読出アドレ
スRAはA1からA2にジヤンプすることになり、
RAM4に書込まれた音声信号のうち時刻t0から
t0′までの1基本周期のデータは読出されないこ
とになる。 読出アドレスRAがA2におきかわつた瞬間に第
2アドレスレジスタ22の出力WA2すなわちA1
はRAより小さくなり、WA2<RA出力が“H”
となつて、第2アドレスレジスタ22の出力は第
1アドレスレジスタ21の出力A2と同じものと
なる。このA2もRAより大きくはないのでWA2
<RA出力は“H”の状態が続く。 さらに時間が経過して時間t3で始点検出信号
STP3が発生し、始点の書込まれたアドレスA3
が第1アドレスレジスタ21に記憶される。この
とき読出アドレスRAはA3よりも小さいので
WA2<RA出力が“L”となり、始点の書込ま
れたアドレスA3が第2アドレスレジスタ22に
記憶される。 さらに時間が経過し読出アドレスRAおよび書
込アドレスWAも増加し、順次読出し、書込みが
続けられ、時間t4において、始点検出信号STP4
が発生し、始点に対応したアドレスA4が書込
アドレスカウンタ14から第1アドレスレジスタ
21に記憶される。このとき読出アドレスRAは
始点に対応したアドレスA3に達していないも
のとする。 そして、読出アドレスRAがA3に達すると、再
び比較手段83のRA=WA2出力が“H”となり
読出アドレスカウンタ15のアドレスRAは第1
アドレスレジスタ21の記憶データA4におきか
わる。 すなわち、読出アドレスRAはA3からA4にジヤ
ンプすることになる。 このように、書込アドレスWAが読出アドレス
RAよりも1基本周期以上先行した状態で、読出
アドレスRAが始点に対応したアドレスに達する
と最新の始点に対応したアドレスに読出アドレス
をジヤンプさせるように構成して、基本周期単位
で選択的に読出すことができる。 第4図のタイミング図は時間軸変換比が2の場
合についてのものであり、1基本周期ごとに飛越
し、読出しが交互に行なわれる。時間軸変換比と
書込周波数の関係および読出周波数、飛越周波数
の関係を第1表に示す。 例えば、時間軸変換比が1.75の場合、4回に1
回の割合で2基本周期が連続に読出され、他は1
基本周期ごとに読出し、飛越しが行なわれ、時間
軸変換比が1.5の場合、2基本周期読出し、1基
本周期飛越しがくり返される。
に速度可変の音声信号記録再生装置(以下テープ
レコーダと略記する)により録音時とは異る速度
で再生された信号の周波数変化を補正して復元す
るに際し、再生音声信号をその零クロス点を始点
とする基本周期単位で時間軸変換処理することに
より、不連続部分が無くかつ、ピツチ変化を生じ
ない良い音質の出力音声信号を得ることのできる
時間軸変換装置を提供する事を目的とする。 一般にテープレコーダを用いて磁気テープに録
音された信号を再生聴取する場合、必要によつて
は録音したときの録音時間よりも短い時間で(ま
たは逆にゆつくりと)再生したい場合がある。こ
の場合、単にテープ速度を変えただけでは元の音
声信号のピツチも同時に変化するため、内容が全
く理解できない。このため、再生された信号の周
波数成分を記録されたときの正常な音成の周波数
成分に近似するように変換するいわゆる時間軸変
換が必要となる。 このような時間軸変換装置として、並列接続さ
れた2つのアナログシフトレジスタを用いて一方
のアナログシフトレジスタに入力音声信号をサン
プリング記憶入力せしめるとともに他方のシフト
レジスタから記憶時と異るクロツク周波数で読み
出し、読出しが終ると上記一方のシフトレジスタ
の読出しを行ない、上記他方のシフトレジスタに
記憶入力するという動作をくり返し、記憶時と出
力時のクロツク周波数の比により時間軸変換する
装置は、例えば特開昭48−90508号公報、特開昭
49−17705号公報などにより公知である。 また、ランダムアクセスメモリを用いて、音声
信号を順次サンプリング記憶するとともに、記憶
時と異る読出しクロツクにより読出し、記憶時と
読出し時のクロツク周波数の比により時間軸変換
する装置は、例えば特開昭48−80018号公報など
により公知である。 ところが、このような従来の時間軸変換装置に
おいては、サンプリング処理区間が、その信号波
形には無関係に一定間隔であり、信号の位相の乱
れ(ピツチの変動)や、接続部の不連続により雑
音が生じるために、時間軸変換後の音声信号の音
質が良くないという欠点があつた。 入力音声信号の一部を除去し、残りの保持部分
を波形伸長する時間軸圧縮において、了解度は除
去部分の持続時間に多いに依存する。除去部分の
持続時間が長くなると情報の脱落、保持部分の不
連続性のため了解度は悪化する。 本発明は上記欠点を除去するものであり、所望
の再生速度で再生された入力音声信号を所定のク
ロツク周波数でサンプリングし記憶装置に書込
み、書込速度よりも遅い読出しクロツクにより読
出すことにより時間軸変換された音声信号を得る
ものである。そして、時間軸圧縮において必要と
なる除去部分と保持部分が入力音声信号の零クロ
スを始点とする基本周期単位になるように構成す
ることにより、雑音が無く、了解度の良好な音声
出力を得るものである。 以下本発明の一実施例を図面とともに説明す
る。 第1図に本発明による音声信号の時間軸変換装
置の動作原理を示す。 第1図において、Aは記録時の約2倍の速度で
再生した高速再生信号であり、Bは、高速再生信
号Aの零クロスを始点とする1基本周期ごとに保
持および除去して、保持部分を伸長処理して接続
した伸長信号波形である。 このように、零クロスを始点とする基本周期単
位で時間軸変換処理するので、変換後の音声信号
は、基本周期の乱れがなく、接続部での不連続も
発生しないので音質が良好である。また、時間軸
圧縮時の除去部分の接続時間が短いので了解度の
低下が著しく軽減される。 第2図は本発明による音声信号の時間軸変換装
置の一実施例を示すブロツク図である。 本実施例は音声信号を波形伸長するいわゆる時
間軸の圧縮に用いるものであり、音声信号をサン
プリングして所定の速度で記憶装置に書き込み、
書込み速度よりも遅い速度の読出速度で読出し、
書込速度と読出速度の比に対応した時間軸変換比
の音声信号を得るものである。 上記記憶装置はサイクリツクに書込みおよび読
出しが行なわれ、かつ書込速度が読出速度よりも
大きいので、書込位置が読出位置に追いつき、追
い越すことになるが、本実施例では、書き込みを
連続的に行ない、書込位置が読出位置よりも音声
信号の1基本周期以上先行し、読出位置が基本周
期の始点に達すると、読出位置を最新の基本周期
の始点の書き込まれた位置にジヤンプさせ、書込
位置と読出位置が互いに追い越したり、追い越さ
れたりしないよう構成している。 第2図において、1は音声信号入力端子であり
アナログ・デジタル変換手段(以下A−D変換器
と略記する)2および基本周期抽出手段3に接続
されている。A−D変換器2の出力信号は記憶装
置(以下RAMと略記する)4に供給されてい
る。RAM4は例えば512ワードの記憶容量のラ
ンダムアクセスメモリーを使用することができ、
以下の説明では記憶容量を512ワードとする。
RAM4の出力端子は出力制御手段5に接続さ
れ、制御手段5の出力端子はデジタル・アナログ
変換手段(以下D−A変換器と略記する)6に接
続されD−A変換器6の出力端子は音声信号出力
端子7に接続されている。出力制御手段5はラツ
チ回路8および9により構成されている。10は
零クロス検出手段であり、フリツプフロツプ回路
(以下FF回路と略記する)11、インバータ12
およびアンドゲート13により構成されている。
FF回路11のD入力にはA−D変換器2のサイ
ンビツト出力が接続されている。14は書込アド
レスカウンタであり、15は読出アドレスカウン
タであり、それぞれRAM4の記憶容量に対応し
て、511の次の計数値は0となるよう構成してい
る。16はデータセレクタであり、書込アドレス
カウンタ14および読出アドレスカウンタ15の
出力端子が入力に接続され、出力端子はRAM4
のアドレス入力端子に接続されている。 17および18はFF回路、19はアンドゲー
トであり、これらと基本周期抽出手段3および零
クロス検出手段10により始点検出手段20を構
成している。21は第1アドレスレジスタであつ
て、書込アドレスカウンタ14の出力であるアド
レスデータが供給され、始点検出手段20の始点
検出信号STPにより上記アドレスデータを一時
記憶する。22は第2アドレスレジスタであつ
て、第1アドレスレジスタ21の出力が供給され
比較手段23の比較出力WA2<RAの立下りエツ
ジで上記出力を一時記憶する。第2アドレスレジ
スタ22は比較出力WA2<RAが“H”のとき、
入力信号をそのまま出力端子に発生するトランス
ペアレントラツチを用いている。23は読出アド
レスカウンタ15の出力RAがA入力に、第2ア
ドレスレジスタの出力(WA2)がB入力に供給
され、これらを比較する比較手段である。比較手
段23のA>B出力すなわち(RA>WA2)出力
は第2アドレスレジスタ22のロード端子に供給
され、第1アドレスレジスタ21のアドレスデー
タWA1を一時的に記憶する。また、比較手段2
3のA=B出力すなわち(WA2=RA)出力は
FF回路24のCK入力に供給されている。25は
アンドゲートであり、その出力は読出アドレスカ
ウンタ15のロード端子に供給され、第1アドレ
スレジスタ21のアドレスデータWA1を読出ア
ドレスカウンタ15にロードする。26はクロツ
ク発生回路である。29〜36はそれぞれクロツ
ク発生回路26から所定のクロツク信号CL2,
CL2,3,4,RDCLK1,1,
RDCLK2およびRDCLK3が供給されている。 上記零クロス検出手段10は、入力音声信号に
所定方向の零クロスが存在すればその出力に零ク
ロス検出信号SZを発生する。この零クロス検出
信号SZはFF回路17のCLR入力に供給されてい
る。FF回路17のD入力には“H”信号が供給
され、CK入力には基本周波数抽出手段3の出力
SFが供給されている。FF回路18のD入力には
FF回路17のQ出力が供給され、CK入力にはク
ロツク信号CL2が供給されている。アンドゲー
ト19の2つの入力にはそれぞれ、FF回路17
の出力およびFF回路18のQ出力が供給され
ている。 FF回路17は基本周期抽出手段3よりの基本
周期信号によりセツトされ、Q出力が“H”とな
る。FF回路18はFF回路17のQ出力が“H”
となつた後のクロツクCL2の立上りエツジでセ
ツトされそのQ出力が“H”となる。また、FF
回路17はセツトされた後、最初に到来した零ク
ロス検出手段10よりの零クロス検出信号により
リセツトされ、そのQ出力は“L”となる。FF
回路18はD入力が“L”となつた後のクロツク
CL2の最初の立上りエツジで“L”がラツチさ
れ、そのQ出力は“L”となる。FF回路17お
よび18の出力およびQ出力のAND出力が始
点検出手段20の出力となつている。その結果、
始点検出手段20は、音声信号の基本周期抽出信
号SFが到来した後、最初に到来した零クロス検
出信号SZの発生時点で始点検出信号として単一
パルスSTPを発生する。 27および28はナンドゲートであり、ナンド
ゲート27の2入力にはそれぞれ、クロツク信号
CL3および4が供給されている。ナンドゲー
ト28の一方の入力にはナンドゲート27の出力
が供給され他方の入力にはクロツク信号CL2が
供給されている。 なお、上記基本周期抽出手段3として、例えば
特願昭56−89075号に示した「音声信号の基本周
期抽出装置」を用いることができる。 第3図は第2図のクロツク発生回路26の一実
施態様を示すブロツク図である。 第3図において、100はクロツク発振回路で
その発振周波数は8.4MHzである。101〜10
5はそれぞれ所定の分周比を有する分周器であ
り、それぞれの入力にはクロツク発振回路100
の出力信号が共通的に供給される。110は切換
接点イ−ニおよび共通接点リを有する切換スイツ
チである。切換接点イ〜ニにはそれぞれ、分周器
101〜104の出力端が接続されている。11
1〜114はそれぞれ1/2分周器であり1/2分周器
111の入力には切換スイツチ110の共通接点
リが接続されており、そのQ出力は分周器112
の入力に供給されている。切換スイツチ110の
共通接点リはクロツク出力端子115に接続され
るとともにインバータ116を介してクロツク出
力端子117に接続されている。1/2分周器11
1のQ出力および出力はそれぞれクロツク出力
端子118および119に接続され、1/2分周器
112のQ出力および出力はそれぞれクロツク
出力端子120および121に接続されている。
1/2分周器113には1/210分周器105の出力が
供給され、そのQ出力は1/2分周器114に接続
されている。1/210分周器105の出力はクロツ
ク出力端子122にも供給される。1/2分周器1
33の出力はクロツク出力端子123に接続さ
れている。1/2分周器114のQ出力および出
力クロツク出力端子124および125に接続さ
れている。 クロツク出力端子115,117,118,1
19,120,121,122,123,124
および125からそれぞれ、クロツク信号CL4,
CL4,CL3,3,CL2,2,RDCLK3,
RDCLK2,RDCLK1および1が送出
される。 上記構成により、出力端子124からは常時
10KHzのクロツク信号RDCLK1が送出される。
また、クロツク出力端子120からは切換スイツ
チ110の切換位置イ〜ニに対応して、20KHz、
17.5KHz.15KHz、および12.5KHzのクロツク信号
CL2が送出される。 なお、電源のON時および切換スイツチ110
の接点切換時に、分周器101〜105,111
〜114を初期状態にリセツトすることにより、
クロツク信号CL2と読出クロツク信号RDCLK
1は常に同期させることができる。 クロツク発生回路26は上記クロツク信号を第
2図の所定のクロツク供給端子29〜36に供給
しており、クロツク発生回路26の切換スイツチ
110を切換えることにより、上記音声信号の時
間軸変換装置は2.0、1.75、1.5および1.25の時間
軸変換比を有する音声信号の時間軸変換信号を発
生することができる。 次に上記構成の音声信号の時間軸変換装置の動
作を第4図のタイミング図とともに説明する。 音声信号入力端子1に供給された音声信号は
AD変換器2によりAD変換され、RAM4に供給
される。書込アドレスカウンタ14は、クロツク
信号CL2が供給されているので書込アドレス
WAが順次増大し、対応したRAM4のアドレス
(WA)に入力音声信号のAD変換信号ASが連続
的に書込まれる。 一方、第4図bに示すように始点検出手段20
により入力音声信号の基本周期および零クロス点
に対応して始点が検出され、最新の始点が書込ま
れたRAM4のアドレスデータが書込アドレスカ
ウンタ14から第1アドレスレジスタ21に記憶
される。RAM4に書込まれた音声データは読出
アドレスカウンタ15のアドレス指定に従つて順
次読出される。比較手段23は第2アドレスレジ
スタ22のアドレスデータ(WA2)と読出アド
レスカウンタ15のアドレスデータ(RA)を比
較し、WA2<RAになると、その出力を“H”に
する。この“H”信号により第2アドレスレジス
タ22は入力データWA1をそのまま出力し、比
較手段23に供給する。そして、WA2<RA出力
が“L”となつたとき、すなわちWA1がRAより
大きくなつたとき、そのデータWA1を第2アド
レスレジスタ22は一時記憶する。従つて第2ア
ドレスレジスタ22は音声信号の最新の始点また
はそれより以前の始点が書込まれた記憶装置のア
ドレスを記憶していることになる。 時刻t1において、書込アドレスWAが第4図a
の点の書込まれたアドレスAaであり、第1ア
ドレスレジスタ21および第2アドレスレジスタ
22がそれぞれ、始点及び点の書込まれたア
ドレスA2およびA1であり、読出しアドレスRAが
点の書込まれたアドレスAbであつたとする。
そして、時間が経過して時刻t2において、書込ア
ドレスWAが音声信号の点の書込まれたアドレ
スAcになり、読出アドレスRAが第2アドレスレ
ジスタ22の記憶データA1に達すると、比較手
段23のRA=WA2出力により、読出アドレスカ
ウンタ15に第1アドレスレジスタ21の記憶デ
ータWA1がセツトされる。すなわち読出アドレ
スRAはA1からA2にジヤンプすることになり、
RAM4に書込まれた音声信号のうち時刻t0から
t0′までの1基本周期のデータは読出されないこ
とになる。 読出アドレスRAがA2におきかわつた瞬間に第
2アドレスレジスタ22の出力WA2すなわちA1
はRAより小さくなり、WA2<RA出力が“H”
となつて、第2アドレスレジスタ22の出力は第
1アドレスレジスタ21の出力A2と同じものと
なる。このA2もRAより大きくはないのでWA2
<RA出力は“H”の状態が続く。 さらに時間が経過して時間t3で始点検出信号
STP3が発生し、始点の書込まれたアドレスA3
が第1アドレスレジスタ21に記憶される。この
とき読出アドレスRAはA3よりも小さいので
WA2<RA出力が“L”となり、始点の書込ま
れたアドレスA3が第2アドレスレジスタ22に
記憶される。 さらに時間が経過し読出アドレスRAおよび書
込アドレスWAも増加し、順次読出し、書込みが
続けられ、時間t4において、始点検出信号STP4
が発生し、始点に対応したアドレスA4が書込
アドレスカウンタ14から第1アドレスレジスタ
21に記憶される。このとき読出アドレスRAは
始点に対応したアドレスA3に達していないも
のとする。 そして、読出アドレスRAがA3に達すると、再
び比較手段83のRA=WA2出力が“H”となり
読出アドレスカウンタ15のアドレスRAは第1
アドレスレジスタ21の記憶データA4におきか
わる。 すなわち、読出アドレスRAはA3からA4にジヤ
ンプすることになる。 このように、書込アドレスWAが読出アドレス
RAよりも1基本周期以上先行した状態で、読出
アドレスRAが始点に対応したアドレスに達する
と最新の始点に対応したアドレスに読出アドレス
をジヤンプさせるように構成して、基本周期単位
で選択的に読出すことができる。 第4図のタイミング図は時間軸変換比が2の場
合についてのものであり、1基本周期ごとに飛越
し、読出しが交互に行なわれる。時間軸変換比と
書込周波数の関係および読出周波数、飛越周波数
の関係を第1表に示す。 例えば、時間軸変換比が1.75の場合、4回に1
回の割合で2基本周期が連続に読出され、他は1
基本周期ごとに読出し、飛越しが行なわれ、時間
軸変換比が1.5の場合、2基本周期読出し、1基
本周期飛越しがくり返される。
【表】
以上のように本発明によれば入力音声信号を順
次連続的に書込み、記憶装置から零クロス点を始
点とする基本周期単位で選択的に読出し、書込み
速度と読出し速度に対応して音声信号の時間軸変
換をすることができる。 さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1
基本周期以上読出アドレスよりも先行し、読出ア
ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達
すると、読出アドレスを基本周期の最新の始点に
対応したアドレスにジヤンプさせるよう構成して
いるので、時間軸変換比に対応して読出周波数お
よび飛越周波数を設定しなくとも自動的に動作す
るとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。 さらに、第1表では4段階の時間軸変換比を示
したが、クロツク発生回路26に分周器を追加す
ることにより種々の変換比を得ることができる。 第5図は始点検出手段20の一動作例を示すタ
イミング図である。 第5図において、aおよびbはクロツク供給端
子32および31に供給されるクロツク4お
よび3である。cはクロツク供給端子29に
供給されるクロツクCL2である。クロツク3
とクロツクCL2はクロツク4の分周出力であ
り同期している。A−D変換器2はクロツクCL
2により駆動されており、同図dで示すタイミン
グで音声信号のA−D変換出力ASが発生する。
同図eに示すようにA−D変換出力ASのサイン
ビツトが“H”から“L”に変化すると、すなわ
ち音声信号が負から正に変化すると、FF回路1
1は同図fに示すようにCL2の立上りに同期し
て変化する。アンドゲート13の出力は同図gに
示すようにクロツクCL2の立上りにほぼ同期し
た単一パルスとなり、これが零クロス検出信号
SZとなる。 零クロス検出手段10は音声信号が負から正に
移行する零クロス時点、すなわち微係数が正の極
性を有する零クロス時に検出信号SZを発生する
よう構成したが、正から負に移行する零クロス
点、すなわち負の微係数を有する零クロス点を検
出するよう構成することもできる。 このように零クロス検出手段10は同一極性の
微係数を有する零クロス点だけを検出する。この
零クロス点を始点または終点とする基本周期単位
で時間軸変換処理した音声信号は接続点の微係数
が連続的であり、雑音の発生が極めて少ない。 第5図hはFF回路17のQ出力を示している。
FF回路17はすでに基本周期信号SFによりセツ
トされており、上記零クロス検出信号SZの立上
りに同期してリセツトされ、そのQ出力は“L”
となる。この“L”出力がクロツク信号CL2の
立上りエツジでFF回路18にラツチされFF回路
18のQ出力は同図iに示すようになる。従つ
て、アンドゲート19は、同図jに示すように、
零クロス信号SZの発生したクロツク信号CL2の
“L”の期間だけ“H”信号を発生する。この信
号すなわち始点検出信号STPは音声信号の負か
ら正に移行する零クロス点で発生し、第1アドレ
スレジスタ21に供給される。その結果、第1ア
ドレスレジスタ21は、音声信号の負から正に移
行する零クロス点の正側のデータが書込まれた
RAM4のアドレス(WA)を基本周期の始点と
して一時記憶する。 第6図は、読出アドレスカウンタ15に第1ア
ドレスレジスタ21のアドレスデータWA1がロ
ードされるタイミングを示すタイミング図であ
る。 第6図においてa,bおよびcはクロツク供給
端子36,35および33に供給されるクロツク
信号RDCLK3,2およびRDCLK1を
示している。第6図dは第1アドレスレジスタ2
1のアドレスデータWA1がロードされる以前の
読出アドレスカウンタ15のアドレスデータ
(RA)を示している。eは上記アドレスデータ
WA1がロードされた後の読出アドレスカウンタ
15のアドレスデータRA′を示している。fは
FF回路24のQ出力、gはアンドゲート25の
出力波形を示している。 第6図において、読出アドレスカウンタ15は
cに示すクロツク信号RDCLK1が供給され、d
に示すようにそのアドレスデータRAが順次増大
する。そして時間t1においてそのアドレスRAが
第2アドレスレジスタ22に記憶しているアドレ
スデータWA2に等しくなつたとすると比較手段
23のA=B出力が“H”となり同図Fに示すよ
うにFF回路24のQ出力が“H”となる。FF回
路24のCLR入力にはクロツク信号RDCLK1が
供給されておりRDCLK1の立下りエツジに同期
して時間t2より“L”となる。アンドゲート25
の出力は同図gに示すようなタイミングで単一パ
ルスPLを発生する。この信号PLは読出アドレス
カウンタ15に供給されており、第1アドレスレ
ジスタ21に記憶しているアドレスゲータWA1
を読出アドレスカウンタ15にロードする。その
結果同図eに示すようにアドレスがWA1から順
次増大する。 すなわち、読出アドレスRAは順次増大して基
本周期の始点の書込まれたRAM4のアドレス
WA2に達すると、新しい始点の書込まれたアド
レスWA1にジヤンプする。その結果、読出アド
レスRAは……RA-2、RA-1、WA1、WA1-1……
と変化する。 読出アドレスRA-1は負から正に移行する零ク
ロス点の負側のデータに対応したアドレスであ
り、WA1は正側のデータに対応したアドレスで
あるので、RAM4の出力はなめらかに接がり、
不自然な雑音は発生しない。 第7図はRAM4および出力制御手段5の一動
作例を示すタイミング図である。RAM4は互い
に異つた周波数のクロツク信号でデータの書込お
よび読出しを行なつており、RAM4の出力端に
は、書込みデータおよび種々の接続時間の読出デ
ータが発生するので、出力制御手段5により、一
定の持続時間を有する読出データを得ている。 第7図において、aはクロツク供給端子33に
供給される読出クロツク信号RDCLK1である。
bはクロツク供給端子29に供給されるクロツク
信号CL2である。第4図ではクロツク信号
RDCLK1およびCL2の周波数は10KHzおよび
15KHzとして示している。 ナンドゲート27の1つの入力端子には第5図
で示したクロツク信号CL4およびCL3が供給さ
れており、ナンドゲート28の2つの入力端子に
はナンドゲート27の出力およびクロツクCL2
が供給されているので、ナンドゲート28の出力
には、同図cに示すように、立上りがクロツク
CL2の立上りに同期し、“H”期間が“L”期間
よりも長いクロツク信号が発生する。このクロツ
ク信号はRAM4のR/W端子およびデータセレ
クタ16のセレクト端子Sに供給されている。デ
ータセレクタ16はセレクト端子Sが“H”のと
き読出アドレスRAを、“L”のとき書込アドレ
スWAをRAM4に供給する。RAM4は上記クロ
ツク信号が“H”のとき読出し“L”のとき書込
み動作を行なう。第7図dは、RAM4の入力端
子に供給されるA−D変換器2のA−D変換出力
ASであり、クロツクCL2に同期してデータW1、
W2……がセツトアツプされる。eは書込アドレ
スWAであり、やはりクロツクCL2に同期して
そのアドレスWA1、WA2……がセツトアツプさ
れる。fは読出アドレスRAでありクロツク
RDCLK1に同期してそのアドレスRA1、RA2…
…がセツトアツプされる。gはRAM4の出力端
子に表われるデータであり、R/W端子に供給さ
れるクロツク信号が“H”のとき上記読出アドレ
スRA1、RA2……に対応したデータR1、R2……
が発生しており、クロツク信号が“L”のとき、
上記A−D変換出力データW1、W2……が発生し
ている。第7図gに示すように、RAM4の出力
端子には、書込データおよび読出データが混在し
て発生するので、出力制御手段5において、必要
なデータのみを取り出すように構成している。ま
ずRAM4の出力端のデータをクロツクCL2の立
上りエツジでラツチするラツチ回路8に供給して
同図hに示すデータを得る。これで、不要な書込
データは除去されたが、読出データの持続時間が
一定でない。このデータを読出クロツクRDCLK
1の立上りエツジでラツチするラツチ回路9に供
給して、同図iに示すデータを得る。この持続時
間の一定なデータをD−A変換器6に供給して時
間軸変換された音声信号を得る。 なお、第7図は読出クロツク周波数が10KHz書
込クロツク周波数が15KHzの場合の動作例である
が、前記の他の書込クロツク周波数の場合でも同
様に動作することはいうまでもない。 このようにして、RAM4は書込アドレスカウ
ンタ14の内容に対応した書込アドレスにA−D
変換出力を読込むとともに、読出アドレスカウン
タ15の内容に対応した読出アドレスのデータを
読出し、書込みおよび読出しを異つた速度で実行
する。 以上のように本発明による音声信号の時間軸変
換装置は入力音声信号を所定の書込速度で記憶装
置に書込み、書込速度と異る読出速度で読出し、
書込みと読出しの速度の比に対応した変換比で音
声信号の時間軸変換するに際し、入力音声信号を
順次連続的に書込み、記憶装置から零クロス点を
始点とする基本周期単位で選択的に読出し、書込
み速度と読出し速度に対応して音声信号の時間軸
変換をすることができる。 さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1
基本周期以上読出アドレスよりも先行し、読出ア
ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達
すると、読出アドレスを基本周期の最新の始点に
対応したアドレスにジヤンプさせるよう構成して
いるので、時間軸変換比に対応して読出周期数お
よび飛越周期数を設定しなくとも自動的に動作す
るとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。 第4図aに示した音声信号には、微係数の正ま
たは負の零クロス点が1基本周期中に各1ケずつ
存在するが、このような零クロス点が1基本周期
中に複数個存在する音声信号は珍しくない。第8
図aに示す音声信号には正および負の微係数を有
する零クロス点が前半は各2ケずつ、後半は各1
ケずつ存在する。音声信号aに対応して基本周期
抽出手段3がbに示す基本周期信号SFを発生し
たとする。このような場合、基本周期信号SFの
発生に続いて到来する零クロス点を始点とする
と、例えば周期T1からT2の区間では零クロス点
○イから○ハまでが1基本周期となり、この一波と、
周期T5からT6の区間の1基本周期、すなわち零
クロス点○ホから○ヘまでの一波を選択読出しする
と、基本周期のピツチが乱れ、聞きづらいものと
なる。 本発明の始点検出手段は第8図に示した音声信
号に対して、周期T1の区間では、○ロを始点とし、
周期T2の区間では○ニを始点とすることができる。
すなわち、各基本周期中の零クロス点の特性最大
値を有する零クロス点を始点とする始点検出手段
を用いている。以下にその構成を説明する。 第9図は第2図のに示した始点検出手段20の
他の実施態様を示すブロツク図である。 本実施例の始点検出手段は、入力音声信号の零
クロス点の傾斜を求め、各基本周期内でより大き
い傾斜を有する零クロス点が発生するたびに、検
出信号PLBを発生するようにしたものである。 第9図において53および54は遅延回路お
よびであり、それぞれ、例えばN段のシフトレ
ジスタにより構成される。これらは、それぞれ、
A−D変換器2および遅延回路の出力をクロツ
ク信号CL2のN個分の時間だけ遅延させる。遅
延回路53の出力DASは零クロス検出手段1
0およびRAM4にも供給されており、遅延回路
53および54は零クロス点の前後の音声レ
ベルを計測するために設けたものである。上記N
を例えば4とすると、クロツク信号CL2の周波
数が20KHz、17.5KHz、15KHzおよび12.5KHzのと
き、それぞれ、零クロス点の0.2msec、0.229m
sec、0.267msecおよび0.32msec前および後の音
声レベルを計測することができる。58はFF回
路であり、D入力は“H”信号(+V)が供給さ
れ、CK入力には零クロス検出手段10の出力SZ
が供給され、CLR入力には7ロツク信号CL2が
供給されている。61および62はそれぞれ3入
力のアンドゲートであり、それらの1つの入力は
共通的に接続され、FF回路58のQ出力が供給
される。アンドゲート61の他の2入力には、ク
ロツク信号CL3および4が供給され、アンド
ゲート62の他の2入力には、クロツク信号
3およびCL4が供給される。 66は比較回路であり、遅延回路54の出力
がA入力に、遅延回路53の出力がB入力に供
給され、B入力>A入力の時その出力が“H”と
なる。67はデータセレクタであり、遅延回路5
4およびA−D変換器2の出力がそれぞれAおよ
びB入力に供給され、S入力が“L”のときA入
力に、S入力が“H”のときB入力に供給された
信号を出力する。68はラツチ回路でありデータ
セレクタ67の出力をアンドゲート62の出力に
よりラツチする。69はラツチ回路でありラツチ
回路68の出力をアンドゲート70の出力により
ラツチする。ラツチ回路69のクリア端子には基
本周期信号SFが供給されている。71は比較回
路であり、A入力およびB入力にはそれぞれ、ラ
ツチ回路69および68の出力が供給され、B入
力>A入力のとき、その出力が“H”となる。比
較回路71の出力はアンドゲート70の一方の入
力に供給されている。アンドゲート61の出力は
アンドゲート70の他方の入力に供給されてい
る。72はアドレスレジスタであり、アンドゲー
ト70の出力信号PLBにより書込アドレスカウン
タ14の出力WAをラツチする。アドレスレジス
タ72の出力は第1アドレスレジスタ21に供給
され、基本周期信号SFにより第1アドレスレジ
スタ21にラツチされる。 次に上記構成による始点検出手段52の動作を
第10図および第11図を参照しながら説明す
る。 第10図aに示す入力音声信号に対し、基本周
期信号SFおよび零クロス検出信号SZは同図bお
よびcに示すタイミングで発生する。この信号
SZ(第1図e)によりFF回路58のQ出力が第
11図fに示すように“H”となり、その後すぐ
CL2が“H”になりFF58はクリアされて単一
パルスを発生する。そしてアンドゲート62およ
び61の出立には第11gおよびhに示すタイミ
ングでクロツク信号CL4の幅を持つた単一パル
スがそれぞれ発生する。 上記零クロス検出信号SZは遅延回路53の
出力信号をもとにして零クロス検出手段10によ
り検出されているから第11図eに示す零クロス
検出信号SZが発生したとき、比較回路66およ
びデータセレクタ67のA入力に供給されている
信号は第11図dに示すA−D変換出力のW-4で
あり、B入力に供給されている信号はW4である。
すなわち零クロス点から前後に所定時間離れたと
ころの音声データが比較回路66に供給されてい
る。符号ビツトは比較回路66に入力されないの
でそのレベルすなわち絶対値が比較回路66によ
り比較され、大きい方がデータセレクタ67の出
力に現れている。そのデータが第11図gに示す
タイミングですなわち零クロス検出信号SZが発
生するたびにラツチ回路68にラツチされ。ラツ
チ回路68にラツチされた音声レベルデータは比
較回路71によりラツチ回路69にラツチされて
いる音声レベルデータとレベル比較される。そし
てラツチ回路69にラツチされているところの以
前の零クロス点に対応した音声レベルよりも新し
く到来した零クロス点に対応した音声レベルの方
が大きい時にのみ比較回路71の出力が“H”と
なり、第11図hに示すタイミングでアンドゲー
ト61の出力に発生する単一パルスと協動してア
ンドゲート70の出力PLBを“H”とし、ラツチ
回路68の音声レベルデータをラツチ回路69に
ラツチする。なお、ラツチ回路69は基本周期信
号SFによりクリアされるよう構成してあるので、
基本周期信号SFの発生に続いて最初に到来する
零クロス点に対応した音声レベルデータは必ずラ
ツチ回路69にラツチされる。このラツチ信号
PLBはアドレスレジスタ72にも供給されており、
その時点の書込アドレスカウンタ14のアドレス
データWAをアドレスレジスタ72に一時記憶す
る。第1アドレスレジスタ21は基本周期信号
SFにより上記アドレスレジスタ72の出力デー
タをラツチするよう構成している。 すなわち、上記構成により、始点検出手段52
は、零クロス点が発生すると、その所定時間前お
よび後のレベルを比較し、大きい方を、同一周期
内でより以前に発生した零クロス点に対応した上
記レベルと比較し、新しい零クロス点に対応した
上記レベルが大きい時出力信号PLBを発生すると
ともに、上記レベルを記憶する。この信号PLBは
書込アドレスカウンタ14の出力データRA、す
なわち上記零クロス点の書込まれたアドレスをア
ドレスレジスタ72に一時記憶する。従つて基本
周期信号SFが到来する直前には、アドレスレジ
スタ72にはその基本周期中に存在した零クロス
点のうちの零クロス点前後の音声レベルの最大値
を有する零クロス点が書込まれたRAM4のアド
レスが記憶されたことになる。 第9図の構成の動作をあらためて、第10図の
タイミング図に対応して説明する。 時刻t0で基本周期信号SF1が発生し、時間t1で
最初の零クロス信号SZ1が到来している。このと
きラツチ69はクリアされ0データが記憶されて
いる。始点検出手段52はSZ1の前後のうち大き
い方の音声レベルデータすなわちSZ1における傾
斜データをラツチ回路69にラツチするととも
に、書込アドレスカウンタ14の出力データRA
をアドレスレジスタ72に記憶する。次いで時刻
t2で零クロス信号SZ2が発生しており、これに対
応した傾斜データはSZ1に対応したそれより大き
いので、この零クロス信号SZ2における傾斜デー
タがラツチ回路69にラツチされ、書込アドレス
カウンタ14の出力データRAがアドレスレジス
タ72に記憶される。さらに時刻t3で零クロス信
号SZ3が発生している。がこれに対応した傾斜デ
ータはSZ2に対応したそれより小さいので、ラツ
チ信号PLBは発生しない。そして基本周期信号
SF2の発生する時刻t4時点で、アドレスレジスタ
72は時間t1〜t4までの1周期中の零クロスSZ1
〜SZ3のうちの最大の傾斜データに対応した零ク
ロス点SZ2が発生した時点のRAM4のアドレス
WAを記憶していることになる。このアドレスデ
ータWA1を入力音声信号の基本周期の始点とし
て第1アドレスレジスタ21に一時記憶する。こ
のアドレスデータWA1は第2図に示したように、
第2アドレスレジスタ22および一致検出手段2
3に供給される。 このようにして、各基本周期内の最大傾斜を有
する零クロス点が基本周期の始点として検出され
る。第10図において、零クロス検出信号SZ2,
SZ5,SZ8およびSZ11に対応した零クロス点が各
基本周期の始点として検出される。 なお、第9図の実施例では、始点検出手段52
は零クロス点の所定時間前および後のレベルの大
きい方をその零クロス点の傾斜データとして保持
し、他の零クロス点の傾斜データと比較し、より
大きい傾斜データを有する零クロス点の発生ごと
に検出信号PLBを発生するよう構成したが、上記
レベルの和またはどちらか一方を零クロス点の特
性値とすることも可能であり、さらに、零クロス
点の微分値、あるいは零クロス点付近の積分値を
用いることもできる。 以上詳述したように、本発明によれば、入力音
声信号を所定の書込周波数で記憶装置に書込み書
込周波数と異なる読出周波数で記憶装置からデー
タを読出し、書込周波数と読出周波数の比に対応
して音声信号の時間軸を変換する手段を備え、入
力音声信号を順次連続的に記憶装置に書込み、零
クロス点を始点とする基本周期単位で選択的に読
出すことにより、出力信号に空白時間や不連続の
発生しない音声信号の時間軸変換装置を提供する
ことができる。 さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1
基本周期以上読出アドレスよりも先行し、読出ア
ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達
すると、読出アドレスを基本周期の最新の始点に
対応したアドレスにジヤンプさせるよう構成して
いるので、時間軸変換比に対応して読出周波数お
よび飛越周波数を設定しなくとも自動的に動作す
るとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。 さらに、本発明による時間軸変換装置は音声信
号の零クロス点の特性、例えば傾斜データを求
め、各基本周期中に存在する零クロス点のうち、
零クロス特性の最大値に対応する零クロス点を各
基本周期の始点とする基本周期単位で時間軸変換
するので、時間軸変換後の音声信号の基本周期に
乱れが無く、音質が良好である。 さらに、本発明によれば、同一極性の微係数を
有する零クロス点を始点とする基本周期単位で選
択的に読出すので、接続点における雑音の発生が
極めて少ない時間軸変換信号を得ることができる
ものである。
次連続的に書込み、記憶装置から零クロス点を始
点とする基本周期単位で選択的に読出し、書込み
速度と読出し速度に対応して音声信号の時間軸変
換をすることができる。 さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1
基本周期以上読出アドレスよりも先行し、読出ア
ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達
すると、読出アドレスを基本周期の最新の始点に
対応したアドレスにジヤンプさせるよう構成して
いるので、時間軸変換比に対応して読出周波数お
よび飛越周波数を設定しなくとも自動的に動作す
るとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。 さらに、第1表では4段階の時間軸変換比を示
したが、クロツク発生回路26に分周器を追加す
ることにより種々の変換比を得ることができる。 第5図は始点検出手段20の一動作例を示すタ
イミング図である。 第5図において、aおよびbはクロツク供給端
子32および31に供給されるクロツク4お
よび3である。cはクロツク供給端子29に
供給されるクロツクCL2である。クロツク3
とクロツクCL2はクロツク4の分周出力であ
り同期している。A−D変換器2はクロツクCL
2により駆動されており、同図dで示すタイミン
グで音声信号のA−D変換出力ASが発生する。
同図eに示すようにA−D変換出力ASのサイン
ビツトが“H”から“L”に変化すると、すなわ
ち音声信号が負から正に変化すると、FF回路1
1は同図fに示すようにCL2の立上りに同期し
て変化する。アンドゲート13の出力は同図gに
示すようにクロツクCL2の立上りにほぼ同期し
た単一パルスとなり、これが零クロス検出信号
SZとなる。 零クロス検出手段10は音声信号が負から正に
移行する零クロス時点、すなわち微係数が正の極
性を有する零クロス時に検出信号SZを発生する
よう構成したが、正から負に移行する零クロス
点、すなわち負の微係数を有する零クロス点を検
出するよう構成することもできる。 このように零クロス検出手段10は同一極性の
微係数を有する零クロス点だけを検出する。この
零クロス点を始点または終点とする基本周期単位
で時間軸変換処理した音声信号は接続点の微係数
が連続的であり、雑音の発生が極めて少ない。 第5図hはFF回路17のQ出力を示している。
FF回路17はすでに基本周期信号SFによりセツ
トされており、上記零クロス検出信号SZの立上
りに同期してリセツトされ、そのQ出力は“L”
となる。この“L”出力がクロツク信号CL2の
立上りエツジでFF回路18にラツチされFF回路
18のQ出力は同図iに示すようになる。従つ
て、アンドゲート19は、同図jに示すように、
零クロス信号SZの発生したクロツク信号CL2の
“L”の期間だけ“H”信号を発生する。この信
号すなわち始点検出信号STPは音声信号の負か
ら正に移行する零クロス点で発生し、第1アドレ
スレジスタ21に供給される。その結果、第1ア
ドレスレジスタ21は、音声信号の負から正に移
行する零クロス点の正側のデータが書込まれた
RAM4のアドレス(WA)を基本周期の始点と
して一時記憶する。 第6図は、読出アドレスカウンタ15に第1ア
ドレスレジスタ21のアドレスデータWA1がロ
ードされるタイミングを示すタイミング図であ
る。 第6図においてa,bおよびcはクロツク供給
端子36,35および33に供給されるクロツク
信号RDCLK3,2およびRDCLK1を
示している。第6図dは第1アドレスレジスタ2
1のアドレスデータWA1がロードされる以前の
読出アドレスカウンタ15のアドレスデータ
(RA)を示している。eは上記アドレスデータ
WA1がロードされた後の読出アドレスカウンタ
15のアドレスデータRA′を示している。fは
FF回路24のQ出力、gはアンドゲート25の
出力波形を示している。 第6図において、読出アドレスカウンタ15は
cに示すクロツク信号RDCLK1が供給され、d
に示すようにそのアドレスデータRAが順次増大
する。そして時間t1においてそのアドレスRAが
第2アドレスレジスタ22に記憶しているアドレ
スデータWA2に等しくなつたとすると比較手段
23のA=B出力が“H”となり同図Fに示すよ
うにFF回路24のQ出力が“H”となる。FF回
路24のCLR入力にはクロツク信号RDCLK1が
供給されておりRDCLK1の立下りエツジに同期
して時間t2より“L”となる。アンドゲート25
の出力は同図gに示すようなタイミングで単一パ
ルスPLを発生する。この信号PLは読出アドレス
カウンタ15に供給されており、第1アドレスレ
ジスタ21に記憶しているアドレスゲータWA1
を読出アドレスカウンタ15にロードする。その
結果同図eに示すようにアドレスがWA1から順
次増大する。 すなわち、読出アドレスRAは順次増大して基
本周期の始点の書込まれたRAM4のアドレス
WA2に達すると、新しい始点の書込まれたアド
レスWA1にジヤンプする。その結果、読出アド
レスRAは……RA-2、RA-1、WA1、WA1-1……
と変化する。 読出アドレスRA-1は負から正に移行する零ク
ロス点の負側のデータに対応したアドレスであ
り、WA1は正側のデータに対応したアドレスで
あるので、RAM4の出力はなめらかに接がり、
不自然な雑音は発生しない。 第7図はRAM4および出力制御手段5の一動
作例を示すタイミング図である。RAM4は互い
に異つた周波数のクロツク信号でデータの書込お
よび読出しを行なつており、RAM4の出力端に
は、書込みデータおよび種々の接続時間の読出デ
ータが発生するので、出力制御手段5により、一
定の持続時間を有する読出データを得ている。 第7図において、aはクロツク供給端子33に
供給される読出クロツク信号RDCLK1である。
bはクロツク供給端子29に供給されるクロツク
信号CL2である。第4図ではクロツク信号
RDCLK1およびCL2の周波数は10KHzおよび
15KHzとして示している。 ナンドゲート27の1つの入力端子には第5図
で示したクロツク信号CL4およびCL3が供給さ
れており、ナンドゲート28の2つの入力端子に
はナンドゲート27の出力およびクロツクCL2
が供給されているので、ナンドゲート28の出力
には、同図cに示すように、立上りがクロツク
CL2の立上りに同期し、“H”期間が“L”期間
よりも長いクロツク信号が発生する。このクロツ
ク信号はRAM4のR/W端子およびデータセレ
クタ16のセレクト端子Sに供給されている。デ
ータセレクタ16はセレクト端子Sが“H”のと
き読出アドレスRAを、“L”のとき書込アドレ
スWAをRAM4に供給する。RAM4は上記クロ
ツク信号が“H”のとき読出し“L”のとき書込
み動作を行なう。第7図dは、RAM4の入力端
子に供給されるA−D変換器2のA−D変換出力
ASであり、クロツクCL2に同期してデータW1、
W2……がセツトアツプされる。eは書込アドレ
スWAであり、やはりクロツクCL2に同期して
そのアドレスWA1、WA2……がセツトアツプさ
れる。fは読出アドレスRAでありクロツク
RDCLK1に同期してそのアドレスRA1、RA2…
…がセツトアツプされる。gはRAM4の出力端
子に表われるデータであり、R/W端子に供給さ
れるクロツク信号が“H”のとき上記読出アドレ
スRA1、RA2……に対応したデータR1、R2……
が発生しており、クロツク信号が“L”のとき、
上記A−D変換出力データW1、W2……が発生し
ている。第7図gに示すように、RAM4の出力
端子には、書込データおよび読出データが混在し
て発生するので、出力制御手段5において、必要
なデータのみを取り出すように構成している。ま
ずRAM4の出力端のデータをクロツクCL2の立
上りエツジでラツチするラツチ回路8に供給して
同図hに示すデータを得る。これで、不要な書込
データは除去されたが、読出データの持続時間が
一定でない。このデータを読出クロツクRDCLK
1の立上りエツジでラツチするラツチ回路9に供
給して、同図iに示すデータを得る。この持続時
間の一定なデータをD−A変換器6に供給して時
間軸変換された音声信号を得る。 なお、第7図は読出クロツク周波数が10KHz書
込クロツク周波数が15KHzの場合の動作例である
が、前記の他の書込クロツク周波数の場合でも同
様に動作することはいうまでもない。 このようにして、RAM4は書込アドレスカウ
ンタ14の内容に対応した書込アドレスにA−D
変換出力を読込むとともに、読出アドレスカウン
タ15の内容に対応した読出アドレスのデータを
読出し、書込みおよび読出しを異つた速度で実行
する。 以上のように本発明による音声信号の時間軸変
換装置は入力音声信号を所定の書込速度で記憶装
置に書込み、書込速度と異る読出速度で読出し、
書込みと読出しの速度の比に対応した変換比で音
声信号の時間軸変換するに際し、入力音声信号を
順次連続的に書込み、記憶装置から零クロス点を
始点とする基本周期単位で選択的に読出し、書込
み速度と読出し速度に対応して音声信号の時間軸
変換をすることができる。 さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1
基本周期以上読出アドレスよりも先行し、読出ア
ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達
すると、読出アドレスを基本周期の最新の始点に
対応したアドレスにジヤンプさせるよう構成して
いるので、時間軸変換比に対応して読出周期数お
よび飛越周期数を設定しなくとも自動的に動作す
るとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。 第4図aに示した音声信号には、微係数の正ま
たは負の零クロス点が1基本周期中に各1ケずつ
存在するが、このような零クロス点が1基本周期
中に複数個存在する音声信号は珍しくない。第8
図aに示す音声信号には正および負の微係数を有
する零クロス点が前半は各2ケずつ、後半は各1
ケずつ存在する。音声信号aに対応して基本周期
抽出手段3がbに示す基本周期信号SFを発生し
たとする。このような場合、基本周期信号SFの
発生に続いて到来する零クロス点を始点とする
と、例えば周期T1からT2の区間では零クロス点
○イから○ハまでが1基本周期となり、この一波と、
周期T5からT6の区間の1基本周期、すなわち零
クロス点○ホから○ヘまでの一波を選択読出しする
と、基本周期のピツチが乱れ、聞きづらいものと
なる。 本発明の始点検出手段は第8図に示した音声信
号に対して、周期T1の区間では、○ロを始点とし、
周期T2の区間では○ニを始点とすることができる。
すなわち、各基本周期中の零クロス点の特性最大
値を有する零クロス点を始点とする始点検出手段
を用いている。以下にその構成を説明する。 第9図は第2図のに示した始点検出手段20の
他の実施態様を示すブロツク図である。 本実施例の始点検出手段は、入力音声信号の零
クロス点の傾斜を求め、各基本周期内でより大き
い傾斜を有する零クロス点が発生するたびに、検
出信号PLBを発生するようにしたものである。 第9図において53および54は遅延回路お
よびであり、それぞれ、例えばN段のシフトレ
ジスタにより構成される。これらは、それぞれ、
A−D変換器2および遅延回路の出力をクロツ
ク信号CL2のN個分の時間だけ遅延させる。遅
延回路53の出力DASは零クロス検出手段1
0およびRAM4にも供給されており、遅延回路
53および54は零クロス点の前後の音声レ
ベルを計測するために設けたものである。上記N
を例えば4とすると、クロツク信号CL2の周波
数が20KHz、17.5KHz、15KHzおよび12.5KHzのと
き、それぞれ、零クロス点の0.2msec、0.229m
sec、0.267msecおよび0.32msec前および後の音
声レベルを計測することができる。58はFF回
路であり、D入力は“H”信号(+V)が供給さ
れ、CK入力には零クロス検出手段10の出力SZ
が供給され、CLR入力には7ロツク信号CL2が
供給されている。61および62はそれぞれ3入
力のアンドゲートであり、それらの1つの入力は
共通的に接続され、FF回路58のQ出力が供給
される。アンドゲート61の他の2入力には、ク
ロツク信号CL3および4が供給され、アンド
ゲート62の他の2入力には、クロツク信号
3およびCL4が供給される。 66は比較回路であり、遅延回路54の出力
がA入力に、遅延回路53の出力がB入力に供
給され、B入力>A入力の時その出力が“H”と
なる。67はデータセレクタであり、遅延回路5
4およびA−D変換器2の出力がそれぞれAおよ
びB入力に供給され、S入力が“L”のときA入
力に、S入力が“H”のときB入力に供給された
信号を出力する。68はラツチ回路でありデータ
セレクタ67の出力をアンドゲート62の出力に
よりラツチする。69はラツチ回路でありラツチ
回路68の出力をアンドゲート70の出力により
ラツチする。ラツチ回路69のクリア端子には基
本周期信号SFが供給されている。71は比較回
路であり、A入力およびB入力にはそれぞれ、ラ
ツチ回路69および68の出力が供給され、B入
力>A入力のとき、その出力が“H”となる。比
較回路71の出力はアンドゲート70の一方の入
力に供給されている。アンドゲート61の出力は
アンドゲート70の他方の入力に供給されてい
る。72はアドレスレジスタであり、アンドゲー
ト70の出力信号PLBにより書込アドレスカウン
タ14の出力WAをラツチする。アドレスレジス
タ72の出力は第1アドレスレジスタ21に供給
され、基本周期信号SFにより第1アドレスレジ
スタ21にラツチされる。 次に上記構成による始点検出手段52の動作を
第10図および第11図を参照しながら説明す
る。 第10図aに示す入力音声信号に対し、基本周
期信号SFおよび零クロス検出信号SZは同図bお
よびcに示すタイミングで発生する。この信号
SZ(第1図e)によりFF回路58のQ出力が第
11図fに示すように“H”となり、その後すぐ
CL2が“H”になりFF58はクリアされて単一
パルスを発生する。そしてアンドゲート62およ
び61の出立には第11gおよびhに示すタイミ
ングでクロツク信号CL4の幅を持つた単一パル
スがそれぞれ発生する。 上記零クロス検出信号SZは遅延回路53の
出力信号をもとにして零クロス検出手段10によ
り検出されているから第11図eに示す零クロス
検出信号SZが発生したとき、比較回路66およ
びデータセレクタ67のA入力に供給されている
信号は第11図dに示すA−D変換出力のW-4で
あり、B入力に供給されている信号はW4である。
すなわち零クロス点から前後に所定時間離れたと
ころの音声データが比較回路66に供給されてい
る。符号ビツトは比較回路66に入力されないの
でそのレベルすなわち絶対値が比較回路66によ
り比較され、大きい方がデータセレクタ67の出
力に現れている。そのデータが第11図gに示す
タイミングですなわち零クロス検出信号SZが発
生するたびにラツチ回路68にラツチされ。ラツ
チ回路68にラツチされた音声レベルデータは比
較回路71によりラツチ回路69にラツチされて
いる音声レベルデータとレベル比較される。そし
てラツチ回路69にラツチされているところの以
前の零クロス点に対応した音声レベルよりも新し
く到来した零クロス点に対応した音声レベルの方
が大きい時にのみ比較回路71の出力が“H”と
なり、第11図hに示すタイミングでアンドゲー
ト61の出力に発生する単一パルスと協動してア
ンドゲート70の出力PLBを“H”とし、ラツチ
回路68の音声レベルデータをラツチ回路69に
ラツチする。なお、ラツチ回路69は基本周期信
号SFによりクリアされるよう構成してあるので、
基本周期信号SFの発生に続いて最初に到来する
零クロス点に対応した音声レベルデータは必ずラ
ツチ回路69にラツチされる。このラツチ信号
PLBはアドレスレジスタ72にも供給されており、
その時点の書込アドレスカウンタ14のアドレス
データWAをアドレスレジスタ72に一時記憶す
る。第1アドレスレジスタ21は基本周期信号
SFにより上記アドレスレジスタ72の出力デー
タをラツチするよう構成している。 すなわち、上記構成により、始点検出手段52
は、零クロス点が発生すると、その所定時間前お
よび後のレベルを比較し、大きい方を、同一周期
内でより以前に発生した零クロス点に対応した上
記レベルと比較し、新しい零クロス点に対応した
上記レベルが大きい時出力信号PLBを発生すると
ともに、上記レベルを記憶する。この信号PLBは
書込アドレスカウンタ14の出力データRA、す
なわち上記零クロス点の書込まれたアドレスをア
ドレスレジスタ72に一時記憶する。従つて基本
周期信号SFが到来する直前には、アドレスレジ
スタ72にはその基本周期中に存在した零クロス
点のうちの零クロス点前後の音声レベルの最大値
を有する零クロス点が書込まれたRAM4のアド
レスが記憶されたことになる。 第9図の構成の動作をあらためて、第10図の
タイミング図に対応して説明する。 時刻t0で基本周期信号SF1が発生し、時間t1で
最初の零クロス信号SZ1が到来している。このと
きラツチ69はクリアされ0データが記憶されて
いる。始点検出手段52はSZ1の前後のうち大き
い方の音声レベルデータすなわちSZ1における傾
斜データをラツチ回路69にラツチするととも
に、書込アドレスカウンタ14の出力データRA
をアドレスレジスタ72に記憶する。次いで時刻
t2で零クロス信号SZ2が発生しており、これに対
応した傾斜データはSZ1に対応したそれより大き
いので、この零クロス信号SZ2における傾斜デー
タがラツチ回路69にラツチされ、書込アドレス
カウンタ14の出力データRAがアドレスレジス
タ72に記憶される。さらに時刻t3で零クロス信
号SZ3が発生している。がこれに対応した傾斜デ
ータはSZ2に対応したそれより小さいので、ラツ
チ信号PLBは発生しない。そして基本周期信号
SF2の発生する時刻t4時点で、アドレスレジスタ
72は時間t1〜t4までの1周期中の零クロスSZ1
〜SZ3のうちの最大の傾斜データに対応した零ク
ロス点SZ2が発生した時点のRAM4のアドレス
WAを記憶していることになる。このアドレスデ
ータWA1を入力音声信号の基本周期の始点とし
て第1アドレスレジスタ21に一時記憶する。こ
のアドレスデータWA1は第2図に示したように、
第2アドレスレジスタ22および一致検出手段2
3に供給される。 このようにして、各基本周期内の最大傾斜を有
する零クロス点が基本周期の始点として検出され
る。第10図において、零クロス検出信号SZ2,
SZ5,SZ8およびSZ11に対応した零クロス点が各
基本周期の始点として検出される。 なお、第9図の実施例では、始点検出手段52
は零クロス点の所定時間前および後のレベルの大
きい方をその零クロス点の傾斜データとして保持
し、他の零クロス点の傾斜データと比較し、より
大きい傾斜データを有する零クロス点の発生ごと
に検出信号PLBを発生するよう構成したが、上記
レベルの和またはどちらか一方を零クロス点の特
性値とすることも可能であり、さらに、零クロス
点の微分値、あるいは零クロス点付近の積分値を
用いることもできる。 以上詳述したように、本発明によれば、入力音
声信号を所定の書込周波数で記憶装置に書込み書
込周波数と異なる読出周波数で記憶装置からデー
タを読出し、書込周波数と読出周波数の比に対応
して音声信号の時間軸を変換する手段を備え、入
力音声信号を順次連続的に記憶装置に書込み、零
クロス点を始点とする基本周期単位で選択的に読
出すことにより、出力信号に空白時間や不連続の
発生しない音声信号の時間軸変換装置を提供する
ことができる。 さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1
基本周期以上読出アドレスよりも先行し、読出ア
ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達
すると、読出アドレスを基本周期の最新の始点に
対応したアドレスにジヤンプさせるよう構成して
いるので、時間軸変換比に対応して読出周波数お
よび飛越周波数を設定しなくとも自動的に動作す
るとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。 さらに、本発明による時間軸変換装置は音声信
号の零クロス点の特性、例えば傾斜データを求
め、各基本周期中に存在する零クロス点のうち、
零クロス特性の最大値に対応する零クロス点を各
基本周期の始点とする基本周期単位で時間軸変換
するので、時間軸変換後の音声信号の基本周期に
乱れが無く、音質が良好である。 さらに、本発明によれば、同一極性の微係数を
有する零クロス点を始点とする基本周期単位で選
択的に読出すので、接続点における雑音の発生が
極めて少ない時間軸変換信号を得ることができる
ものである。
第1図は本発明の動作原理を表す波形図、第2
図は本発明による音声信号の時間軸変換装置の一
実施例を示すブロツク図、第3図は本装置に用い
るクロツク発生回路の一実施例を示すブロツク
図、第4図、第5図、第6図および第7図は本装
置の動作例を示すタイミング図、第8図は音声信
号波の1例およびそれに対する基本周期抽出信号
波形を示す図、第9図は本発明による時間軸変換
装置の始点検出手段の一実施態様を示すブロツク
図、第10図および第11図は、その動作を示す
タイミング図である。 2……A−D変換器、3……基本周期抽出手
段、4……記憶装置、5……出力制御手段、6…
…D−A変換器、10……零クロス検出手段、1
4……書込アドレスカウンタ、15……読出アド
レスカウンタ、16……データセレクタ、20,
52……始点検出手段、21,22……第1およ
び第2アドレスレジスタ、23……一致検出手
段、26……クロツク発生回路。
図は本発明による音声信号の時間軸変換装置の一
実施例を示すブロツク図、第3図は本装置に用い
るクロツク発生回路の一実施例を示すブロツク
図、第4図、第5図、第6図および第7図は本装
置の動作例を示すタイミング図、第8図は音声信
号波の1例およびそれに対する基本周期抽出信号
波形を示す図、第9図は本発明による時間軸変換
装置の始点検出手段の一実施態様を示すブロツク
図、第10図および第11図は、その動作を示す
タイミング図である。 2……A−D変換器、3……基本周期抽出手
段、4……記憶装置、5……出力制御手段、6…
…D−A変換器、10……零クロス検出手段、1
4……書込アドレスカウンタ、15……読出アド
レスカウンタ、16……データセレクタ、20,
52……始点検出手段、21,22……第1およ
び第2アドレスレジスタ、23……一致検出手
段、26……クロツク発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力音声信号を所定の書込周波数で記憶装置
に書込み、書込周波数より周波数が小なる読出周
波数で記憶装置からデータを読出し、書込周波数
と読出周波数の比に対応して音声信号の時間軸を
圧縮する時間軸変換手段を備え、入力音声信号の
基本周期の始点を検出する始点検出手段と、入力
音声信号を順次連続的に記憶装置に書込む書込み
手段と、書込位置と読出位置の相対位置が音声信
号の1基本周期以上になり、かつ読出アドレスが
基本周期の始点に対応したアドレスに達したと
き、この読出位置を最新の基本周期の始点に対応
した記憶装置のアドレスにジヤンプさせるように
構成した読出手段を具備し、零クロス点を始点と
する基本周期単位で選択的に読出すことを特徴と
する音声信号の時間軸変換装置。 2 選択的に読出す読出手段は入力音声信号の始
点が書込まれた記憶装置のアドレスを一時記憶す
る少くとも2つの一時記憶装置と、この一方の一
時記憶装置の記憶しているアドレスデータと読出
アドレスとの一致を検出する一致検出手段とを具
備し、書込位置と読出位置の相対位置が音声信号
の1基本周期以上になり、かつ読出アドレスが基
本周期の始点に対応したアドレスに達したとき、
この読出位置を上記他方の一時記憶装置の記憶し
ているアドレスにジヤンプさせるよう構成したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の音声
信号の時間軸変換装置。 3 始点検出手段は、入力音声信号の基本周期を
抽出する基本周期抽出手段と、入力音声信号の零
クロスを検出する零クロス検出手段と、零クロス
点を所定特性に関して計測し、他の零クロス点の
上記特性と比較する零クロス特性検出手段とを具
備し、基本周期内の上記所定特性の最大値に対応
した零クロスを基本周期の始点とすることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の音声信号の時
間軸変換装置。 4 零クロス検出手段は、同一極性の微係数を有
する零クロス点を検出することを特徴とする特許
請求の範囲第3項記載の音声信号の時間軸変換装
置。 5 零クロス特性検出手段は、遅延回路、一時記
憶回路および比較回路を具備し、零クロス点の所
定時間前および後の音声信号レベルの和、または
大きい方、またはその一方をその零クロス特性と
して保持し、先に到来した零クロス点の零クロス
特性と比較して、後の零クロス点の零クロス特性
が大きい時その特性値を保持するとともに、検出
信号を発生するよう構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第3項記載の音声信号の時間軸変換
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56195890A JPS5897096A (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 音声信号の時間軸変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56195890A JPS5897096A (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 音声信号の時間軸変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5897096A JPS5897096A (ja) | 1983-06-09 |
| JPH0246958B2 true JPH0246958B2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=16348682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56195890A Granted JPS5897096A (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 音声信号の時間軸変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5897096A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6035795A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-23 | 赤井電機株式会社 | 信号のピツチ変換器 |
| JPS60103745A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声pcm方式 |
| JPS60247699A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-07 | 角元 純一 | 音響信号周波数変換制御方式 |
| JP2532363B2 (ja) * | 1984-06-22 | 1996-09-11 | 松下電器産業株式会社 | 遅延装置 |
-
1981
- 1981-12-04 JP JP56195890A patent/JPS5897096A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5897096A (ja) | 1983-06-09 |
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