JPS60216393A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPS60216393A
JPS60216393A JP59073776A JP7377684A JPS60216393A JP S60216393 A JPS60216393 A JP S60216393A JP 59073776 A JP59073776 A JP 59073776A JP 7377684 A JP7377684 A JP 7377684A JP S60216393 A JPS60216393 A JP S60216393A
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JP
Japan
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address
waveform
signal
circuit
data
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JP59073776A
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Inventor
明 坂本
深海 武
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば音声情報のピッチ変換を行う場合等
に用いて好適な情報処理装置に関する。
背景技術とその問題点 通常のオーディオテープレコーダやディスクプレーヤ等
において、録音時のテープ走行速度に対して、再生時の
テープ走行速度やディスク回転速度を速くずれば、つま
り、いわゆる早開きの場合には、再生時間が短くなると
ともに音程(ピッチ)が高くなり、また再生時のテープ
走行速度やディスク回転速度を遅くすれば、つまり、い
わゆる遅開きの場合には、再生時間が長くなるとともに
音程が低くなることが一般に知られている。
ところで、単に再生速度のみを変更したい場合、例えば
口述筆記(ディクチ−シリン)するために筆記可能な低
速で録音内容をilf生ずる場合や、録音内容の概要を
短時間で把jhjするようないわゆる斜め読みをするた
めに高速で再生ずる場合等に、テープ走行速度のみを変
更しただけでは音程(ピッチ)が変化し′ζしまうため
、聴き取りにくいという欠点が生ずる。
そこで、入力オーディオ信号の音声や楽音等のピッチの
みを変更するような機能を有するいわゆるピッチ変換器
を用いて、上述のように内生速度を変更した場合でも元
の録音時と略同じピッチの再生信号を得るようにする技
術が、従来種々提案されている。このようなピッチ変換
器は、各種効果音形成の用途や、歌手無しのバックオー
ケスI・う(いわゆるカラオケ)を再生する際のピッチ
変換の用途等にも使用し得るものである。
このピンチ変換の方法を大別すると、フーリエ変換等を
用いた周波数軸処理法と、BBD、CCD等のアナログ
遅延素子やシフトレジスタ、RAM(ランダムアクセス
メモリ)等のディジタル遅延素子を用いて、その書き込
み、読め出しの速度を変えて行う時間軸処理法とがある
が、前者は現時点では高価で実用的でなく、後者は実用
的で現在多用されている。
そして、この時間軸処理法では、上述した遅開きの場合
、相対的に読み出し速度の方を早くしてピンチを元に戻
してやり、時間のつじつまを合わせるため冗長区間(い
わゆるデータの2度読み)を設け、逆に早開きの場合、
相対的に読み出し速度の方を遅くしてピンチを元に戻し
てやり、時間のつじつまを合わせるため欠落区間(いわ
ゆるデータの飛ばし読み)を設けてやるよにしている。
これ等の冗長区間、欠落区間のために何処の波形位置同
士を接続するかは品質に関わる重要な点である。
しかしながら、このような従来のピッチ変換器において
は、ピンチ(音程)は確かに変換されるものの、音楽的
価値をも含めた変換出力信号の音質は満足できるものと
はいえず、また、従来のピッチ変換器は業務用のものが
大多数を占め、民生用として入手可能なものは極めて少
ないのが現状である。
こ\で、一般のピッチ変換器として、オーディオ信号の
サンプリング波高値信号を記憶するメモリを用い、この
メモリに対する書き込みクロックと読み出しクロックと
を互いに異なら−lるごとにより、信号の時間軸を圧縮
伸張するようなピッチ変換器について説明する。メモリ
としては、半導体RAM等のディジタルメモリと、BB
r)やCOD等のアナログメモリとが)えられるが、−
例として、RAMを用いてディジタルオーディオ信号の
時間軸圧縮伸張を行なう場合について説明する。
ピンチ変換器に入力されるオーディオディジタル信号の
サンプリング周波数をfS、ピッチ変換器より出力され
る信号のサンプリング周波数をrpとするとき、入力信
号は周波数fsの書き込みクロックに従ってRAMに順
次書き込まれ、出力信号は周波数fpの読み出しクロッ
クに従ってRAMより順次読み出される。すなわち、R
AMに書き込まれる速度とは異なる速度で読み出された
波形は、時間軸上で圧縮もしくは伸張され、そのピッチ
変換比はf p / f sとなる。
ここで、RAM上のアドレス空間は、最大アドレスを最
小アドレスに連結することによって、第1図に示すよう
にループ状に構成することができ、このループ状のアド
レス空間を、書き込みアドレスWAがサンプリング周波
数fsに応じた速度で移動し、読み出しアドレスRAが
サンプリング周波数rpに応じた速度で移動する。そし
て、書き込みアドレスWAと読み出しアドレスRAとの
アドレス差WA −RAは、人力信号に対する出力信号
の遅延時間Toに対応する。
いま、ピッチ変換比f p / f sが1より大、す
なわちf p > f sの場合を考えると、第1図に
示すRAM上のアドレス空間においては、読み出しアド
レスRAの移動速度の方が書き込みアドレスWAの移動
速度より大きい。fM:っ°C,信号遅純時間TDに対
応する“rドレス差WA −RAは、時間経過に伴って
小さくなり、RAがWAに追いイ1く直前で最小(略0
)となるが、RAがWAに追い越した直後ではRAMの
全容量に等しくな゛る。このRAM全容量に対応する最
大遅延時間をT DM AXとすると、入力信号に対す
る出力信号の遅延時間TDは第2図へのように変換する
ことになる。
この第2図において、時刻t、の直前で読み出しアドレ
スRAが書き込みアドレスWAに追い付き、時刻t1の
直後でRAがWAを追い越し“Cおり、この時刻t1の
直後においては遅延時間TDが最大値TDMAにとなっ
ている。そして、時間経過に伴ってRAがWAに近づく
ことにより、遅延時間TDは次第に減少し、所定時間T
F経過後の時刻t2 (の直前)においては、RAがW
AにIllび追い付くことにより、遅延時間TDが最小
値(略O)となる。従っ°ζ、第2図Bに示す人力信号
SIのうちの時刻t1より時間ToM^Xだけ前のr”
Np1から時刻t2の点p2までの時間TF→−T n
s Aw分の内容が時間TFに圧縮されて、第2図Cに
示す遅延出力信号SO中の時刻t1の点q1から時刻t
2の点q2までの内容となって出力される。
すなわち、第2図Cの遅延出力信号Soの点q1の内容
は、このときの遅延時間がTDMAXであることにより
、第2図Bの入力信%Sl中の時刻t1よりT DM 
AXだげ前の点p1の内容であり、以下時間が経過する
に従って遅延時間が短くなり、TF後の時刻t2 (の
直前)でば遅延時間がOとなって、人力信号S1中の点
p2の内容がそのまま出力信号Soの点q2の内容とな
る。この時刻t2においては、遅延時間が最小値0から
最大値T DM AXまで不連続に変化しており、この
時刻t2直後の出力信号Soの点q3の内容は、人力信
号Sl中の時刻t2よりTDMAXだけ前の点p3の内
容となっている。以下同様にして、入力信号5−11の
点p3から点p4までの時間Tp +TDHAXの内容
が出力信号So中の点q3から点q4までの時間TFの
内容に時間軸圧縮されて現われ、入力信号S+中のp6
からpfIまでの内容が出力信号So中のq5から96
までの内容として現われるように順次繰り返されること
により、入出力間で時間軸が’ p / f sだけ圧
縮されることになる。この場合、出力信号So中の時刻
t1,12.t3. ・・・の内容は不連続となっ′C
おり、またこれらの時刻t11 t2.L3. ・・・
近傍におい−ζ、入力信号St中の各点p1+ 1’3
 * p51 ・・・からそれぞれ時間TDMAX分の
内容が重複して出力されることになる。
また、ピッチ変換比f p / f sが1より小、す
なわちf p < f sの場合も、略同様な動作によ
り時間軸伸張が行なわれるが、この場合には、RAMの
アドレス空間上の読み出しアドレスRAの移動速度より
も書き込み−rアドレスAの移動速度の方が大きく、W
AがRAに追い付き(遅延時間最大)、追い越す(遅延
時間最小)ため、最大遅延時間T DM AX分の入力
信号が欠落された状態で読め出されることになり、出力
信号の不連続が生じている。
このようなRAMから読み出された出力信号波形の不連
続は、聴感上好ましくなく、何らかの対策が必要である
そこモ、例えばRAM上の互いに異なるアドレスからそ
れぞれデータを読み出して2つの出力信号を得、一方の
信号レベルを徐々に減衰させ、他方の信号レベルを徐々
に増大させるような、いわゆるクロスフエイドによる信
号切り換えを行なって、不連続点の発生を防止すること
が考えられている。
すなわち、第3図及び第4図は、fp>fsのときのR
AMアドレス空間上の書き込み、読み出しアドレスを示
している。読み出しアドレスRAxによりデータXが順
次読み出されて出力されているとき、第3図に示すよう
に、書き込み、読み出しアドレス差W A −RA x
が所定値dになった時点で、データyを読み出すための
アドレスRA)FをwS3図のアドレスRAxとし、書
き込みアドレスWAより所定値eだけ先のアドレスをデ
ータXを読み出すためのアドレスRAxとする(第4図
参照)。この時点以降においては、各読み出しアドレス
RAx、RAyにより読み出されたデータx、yを用い
て、出力OUTを、 ただし、i=1.2. ・・・O Cはクロスフエイド区間のサンプル数 のようにクロスフエイドして取り出す。クロスフエイド
が終了すると0UT=xとなり、これ以降は再びRAx
とWAとの差がdとなるまで順次読み出す。
次に、fp<fsの場合には、WAがRAxに近づいて
くるため、その差RAx−WAが所定値dとなった時点
(第5図参照)において、RAxのアドレス値をRAy
に代入し、WAより所定値eだけ先のアドレスRA x
に代入して、第6図のような状態とした後、上記式に従
って出力01J Tをクロスフエイドし請求め、J二連
したfp >rsの場合と同様な処理を行なう。
すなわち、前に読み出し状態にあったアドレスRA3F
から新しく接続されるアドレスRAxにデータの重みを
徐々に変えるクロスフエイド処理に0 より、波形の不連続をとり除き、聴感上の異和感を減少
させるものである。
以」−説明した方法は、ピッチ比f p / f sだ
けによる機械的処理であり、入力されるオーディオ信号
波形自体とは何の関係もなく、ピッチ変換された出力波
形は聴感上必ずしも満足できるものではない。
そこで、入力オーディオ信号波形の時間的な変化具合に
着目し、より良い波形の接続点あるいは切換点を見い出
すことが考えられている。
この場合の単純な方法として、入力オーディオ信号波形
の零クロス点、すなわち負から正へ、もくしは正から負
へ移りかわる点を、波形の接続点とすることが考えられ
る。ただし、波形の円滑な接続のためには、例えば負か
ら正へのみのように、片方向の零クロス点を接続点とす
る必要がある。
ところが、この場合、得られた出力信号は、必ずしも聴
感上好ましいものとはいえないその理由としては、先ず
、波形が定常的なものだとしても、第7図に○印で示す
ように、1波長内に多数の零1 クロス点が存在し、波形を切換接続する際に、いずれの
零クロス点が採用されるが不定であり、必ずしも波形全
体を見て円滑な接続が行なわれるとは限らない。次に、
現実のオーディオ信号波形となる例えば楽音の波形は、
メロディ、リズム、音色が時々刻々と変化しており、さ
らに打楽器のようなパルス的な波形を生J′るものも含
め゛(多種の楽音の複合となっζお幻、その複合波形自
体から一意的に好適な接続Jj、tを検出するごとは極
めて困難である。
そこで、低音域(例えばベース等)の4i1i相ずれは
聴感上非常に耳障りであるが、高音域の位相ずれはさほ
ど耳障りではないことに着目し、低音域の位相ずれを極
力減らずことによって低音域による耳障りなものを取除
き、全体の音質を良くすることが、先に本出願人によっ
て1に案された。
この方法では、U目及び第2のオーディオ信号の低域周
波数成分を取り出し、これ等の低域成分の信号の零クロ
ス点をそれぞれ検出し、第1のオーディオ信号の低域零
クロスyj;jを第2のオーディオ信号の低域零クロス
点に時間軸」−で接続する方法である。
しかしながら、この方法の場合、入力オーディオ信号波
形をL P Fを通し、得られた低域波形の零クロスを
用いるようにしているので、LPFOカットオフ周波数
の設定によっては、通常原語光%’ ハ’J3声T: 
80〜16011z 、 女声i1’ 200〜400
Hz N度であるから、この等の例えば2倍、また3倍
の周波数の音声信号をもカットオフ周波数の周遊された
L P Fを通過するようになり、零クロス点の検出が
難しくなって正しい波形の接続ができなくなる不都合が
ある。
また、テープレコーダ等の変速再生例えば2倍速再住や
2倍速再生を考えると、実質的に原語発声の周波数が異
なってくるのでその基本周波数のとり方が難しく、LP
Fのカットオフ周波数の設定が困難となる。
更に、上述の点を考慮してLPFの定数を設定するには
設針上種々の制限をうけ、コスト的にも高価となる。
3 2 発明の目的 この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、上述の如き
零りロス点検出用!、PFを用いることなく情報信号の
波形の接続を円滑に行うことができる構成簡単にして安
価な情報処理装置を提供するものである。
発明の概要 この発明では、情報信号の波形を時間軸」二で各々少く
とも1ピツチ波形を含む複数個の所定区間に分割し、こ
の所定区間内に存在する零クロス点毎にピーク値をめ、
これ等ピーク値のうちの最大となる零クロス点を−に記
情報信号の波形接続点とするように構成している。すな
わち、第7図に示すように、情報信号の波形を適当な時
間、例えば少くとも1ピツ千波形を含む1フレ一ム単位
に分割し、そのフレーム内に存在する零クロス点(例え
ば負から正に変化する点)毎にそれまでの負のピーク値
をめ、その最小値(絶対値で云えば最大値)どなってい
る零クロス点を波形接続点と看做す。因みに、@7図で
はPl、P2は各フ4 フレームにおける一番大きな負のピーク値で01゜C2
はこれ等ピーク値P1.P2に夫々対応した各フレーム
における最適の波形接続点である。
このような波形接続の手法により、この発明では、構成
簡単にして安価な方法で、情報信号の波形を円滑且つ確
実に接続することができる。
実施例 以下、この発明の一実施例を第8図〜第11図に基づい
て詳しく説明する。
第8図は本実施例の回路構成を示すもので、同図におい
て、(1)は再生装置例えばテープレコーダ、(2)は
ローパスフィルタ、(3)はローパスフィルタ(2)を
通し′ζ得たアナログオーディオ信号をディジタル信号
に変換するアナログ・ディジタル(以下、A/Dと云う
)変換器である。これ等テープレコーダ(11、ローパ
スフィルタ(2)及びA/D変換器(3)は、夫々必要
に応じて制御部(4)により、その記録・tIt生モー
ド、通過帯域及びサンプリング周波数等の切換えが制御
される。
(5)はこの発明に係るピッチ変換部であって、こピッ
チ変換部(5)は後でnF述される例えば第9図に示す
ような構成とされている。また、このピッチ変換部(5
)に対して記録手段としてのRA M (61が設けら
れる。つまり、ピンチ変換部(5)とRA M +(i
)は一種のマイクロコンピュータ構成とされている。
ピッチ変換部(5)からの出力信号(ディジタル信号)
はディジタル・アナログ(以下、D/Aと五う)変換器
(7)でアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ(
8)を介して出力端子(9)に取り出される。
こ−で、−例として、D/A変換器(7)のサンプリン
グ周波数を1(lkllz (]ザンプル周期100μ
!I)とする。また、A/D変換器(3)のサンプリン
グ周波数は、テープレコーダ(1)の再生速度に比例さ
せ、例えば2倍速再生であれば、5 kllzとなり、
本来の発声速度から云えば、常に100pa毎のサンプ
ルとなる。また、RA M 161の容量を、ご\では
例えば1024サンプル分とし、1つの所定区間例えば
1フレーム当り 128サンプル分ずつに8分割する。
すなわち、 フレームナンバ 1,2.・・・7.8RAMアドレス
 1〜128. 129〜256 ・・・769〜89
6.897〜1024 とする。
そして、この8分割された各フレーム内には、時間軸上
で少くとも1ピツチ波形以上が入るようにする。こ\で
、1フレームは本来の発声速度から云えば、12.8m
sであり、■ピッチ周期が78.12511z以上であ
れば、各フレーム区間に少くとも1ピツチ波形分以上入
ることになる。通常、音声のピッチは、上述の如く男声
で80〜160Hz 、女声で200〜400Hz程度
であるから、このフレーム区間内に少くとも1ピツチ波
形分以上入ることになる。
このような設定において、書き込み処理を第9図〜第1
1図を参照し乍ら説明する。
第10図におけるステップ(イ)において、第11図A
に示すようなA/D変換終了を表わす信号がスタート信
号STとして第9図に示すタイミング発生回路(11)
に供給されると、タイミング発生回路(11)はこのス
タート信号STの例えば立上り縁より所定時間後所定の
間隔で第11図B−Hに7 6 夫々承ずようなタイミング信号s1〜s7を順次発生ず
る。
ステップ(ロ)において、A/D変換されたサンプルデ
ータを現在のRAM!込み番地に宵込む。
すなわち、タイミング発生回路(II)からの第11図
Bに示すような信号S1がデータランチ回1−8(12
)のクロック端子CKに供給されることにより、A/D
変換器(3)(第8図)からのA/D変換されたデータ
が、データラッチ回路(12)にラッチされ、このラッ
チされたデータが、第8図におけるR A M +61
相当のデータRAM(13)の、アドレスカウンタ(1
4)からのアドレス信号で指示される所定位置に、タイ
ミング信号発生回路(11)からの第11図Cに示ずよ
うな信号s2が書込み端子Wに供給された時点で書き込
まれる。
また、信号S2が発生された時点で、2の補数の比較器
(15) 、(16)及びゲート回路(17)の出力が
夫々次段のフリップ・フロップ回路(1B)。
(19)及び(20)に取り込まれる。
次にステップ(ハ)において、データが正値で8 あるか、負値であるかが判断される。これはデータの特
定ビット例えば最−F位ビット(MSB)が“0″のと
きは正値、′l″のときは負値と判断される。
そして、データが負値であれば、ステップ(ニ)におい
てデータと後述するテンポラリの比較が行われる。すな
わち、比較器(15)は、その入力端子A及びBに夫々
供給されるラッチ回路(12)からのデータと、テンポ
ラリラッチ回路(又はテンポラリレジスタ) (21)
の内容(以下、テンポラリと云う)を比較し、データよ
りテンポラリが小さければ、その出力をアクチブ状態(
“1″)となし、上述の如く信号S2がフリップフロッ
プ回路(18)に取り込まれる。そして、このフリップ
フロップ回路(18)の後段に設けられたアンド回路(
22)がデータが負げ1”)で、しかもテンポラリより
小さいとゲートを開き、このアンド回路(22)を介し
てタイミング発生回路(11)より第11図りに示すよ
うな信号S3がテンポラリラッチ回路(21)のクロッ
ク端子CKに供給され、これによりステップ(ボ)にお
い°(、データがランチ回路(21)に格814 rさ
れる。つまり、このとき、ランチ回IIvi(21)に
は負のビーク稙を有するデータが格納される。そして、
ステップ(ニ)において、データよりテンポラリが大き
げれば、ステップ(ホ)をスキップする。
一方、ステップ(ハ)において、データがIF値であれ
ば、ステップ(へ)でテンポラリと最小値の大小の判断
を行う。すなわち、このステップ(へ)ではデータが例
えば負値から正値に変化した零クロス点であれば、それ
まで負(16であった間のランチ回路(21)からのテ
ンポラリ値と、現フレーム中の過去にあった零クロス点
に対するテンポラリの最小値を格納している最小値ラッ
チ回路(23)の内容を比較器(16)で比較する。
そして、現在のテンポラリ値が過去の最小値より小さけ
れば、比較器(16)はその出力をアクチブ状態(“1
”)となし、上述の如りfd号S2がフリップフロップ
回vR(19)のクロック端子CK。
に供給された時点で、このフリップフロップ回I−h9 (19)に取り込まれる。そして、このフリップフロッ
プ回路(19)の後段に設けられたアンド回路(24)
がデータが正(θ″)で、しかも現在のテンポラリ値が
過去の最小値より小さければゲートを開き、このアンド
回路(24)を介してタイミング発生回路(11)より
信号S3が最小値ラッチ回路(23)及びメモリランチ
回路(又はレジスタメモリ) (25)の各クロック端
子CKに供給され、これにより、ステップ(ト)におい
て、そのテンポラリが最小値としてラッチ回路(23)
に格納されると共に、その対応するアドレスカウンタ(
14)からの零クロス点の番地アドレスがラッチ回路(
25)に記録される。
゛また、ステップ(へ)において、現在のテンポラリ値
が過去の最小値より小さくなければ、後述するステップ
(チ)へす−む。
その後、ステップ(チ)において、アンド回路(26)
はデータが正(”O”)でゲートを開いているので、こ
のアンド回路(26)を介してタイミング発生回路(1
1)からの第11図Eに示すような1 0 信号S、がラッチ回路(21)のクリア端子CLに供給
され、これによってラッチ回路(21)に格納されてい
るテンポラリばOとなり、以後この値が、データが負値
となった場合の判断基準とされる。
また、引き続き正値である場合は、最小値ば0より大き
くならないので、ステップ(へ)〜(チ)をスキップさ
せる。
次にステップ(す)において、アドレスは128の整数
倍であるか否か、つまり1フレームの終了であるか否か
を判断する。このために、アドレスカウンタ(14)の
出力のうちの下位ピッ1、例えはこ〜では1フレーム 
12B”)−ンプルとしているので、これに対応して下
位の7ビツトがゲート回路(17)に供給され、この7
ビツトが全て0の時1フレームが終了したものと判断す
る。このときゲート回路(17)の出力側には1”の出
力が得られる。
このようにしてステップ(す)において、現アドレスが
フレーム内の最終番地であることが判断されたら、次の
ステップ(ヌ)の後半で現フレー2 ムの終了処理を行う。すなわち、フレーム内の最終番地
を表わすゲート回路(17)の出力“1”がフリップフ
ロップ回路(20)に供給されて、信号S2に同期して
取り込まれ、このフリップフロップ回路(20)の出力
“1”がアンド回路(27)に供給される。これによっ
てアンド回路(27)がゲートを開き、タイミング発生
回路(11)からの第11図Fに示すような信号S5が
ナンバラ・ノチ回路(28)のクロック端子CKに供給
されると共にフレームRAM(29)の書込み端子Wに
供給される。
ナンバラッチ回路(28)はそのときのフレームナンバ
をラッチする。このフレームナンバ(1,2゜・・・・
8)は、ラッチ回路(28)に供給されるアドレスカウ
ンタ(14)の出力のうちの上位ビット例えば3ビツト
によって表わされる。また、フレームRAM(29)は
1〜8の各フレームに対応してレジスタを有し、ナンバ
ランチ回路(2B)からアドレスされる現フレームのそ
のレジスタに、零クロス点の最適な接続候補アドレスで
あるメモリラッチ回路(25)からのデータを記録する
。たν゛し現フレームで、その最適な接続候補アドレス
がなければ、メモリラッチ回路(25)の内容ばOとな
っているので、そのフレームに対するレジスタが0であ
ることは、そのフレーム中には、何も零クロス点の最適
な接続候補が存在しないことを意味する。
その後、ステップ(ヌ)の後半において、ランチ回路(
23)の最小値及びメモリラッチ回1/Jt (25)
の内容をOとする。ずなわち、アンド回路(30)はフ
リップフロップ回路(20)の出力が1”のときはゲー
トを関いCいるので、タイミング発生回路(11)より
第11図Gに示すような信月86がランチ回路(23)
及び(25)のクリア端子CLに供給されてその内容が
クリアされ、次のフレームに備える。
そして、ステップ(ル)において、タイミング発生回路
(11)からの第11図11に示ずような信号S7がア
ドレスカウンタ(14)のクロック端子CKに供給され
ることにより、書込み番地アドレスがインクリメントさ
れ、次のデータの書込み番3 地とされる。
このステップ(ル)において、[アドレスsod]02
4+ I Jはアドレスが1〜1024で巡回すること
表わし、0のアドレスは特定情報例えばそのフレーム内
に何も最適の波形接続点がなかったことをボず番地とし
ている。この0のアドレスを考慮しなければ、ステップ
(ル)における表現を[アドレス−アドレス+1 (m
od 1024) Jとしてもよい。
このとき、アドレスはO〜1023で巡回することにな
る。
なお、上述の動作において、テンプラリランチ回路(2
1) 、最小値ランチ回路(23)、メモリラッチ回路
(25)、データRAM (13) 、フレームRAM
(29>の内容は、電源投入時には、全てOに初期設定
され、アドレスは任意の番地とされる。
また、フレームRAM(29)におけるフレーム(ナン
バ)の代りにRAM(29)中のそれに相当する番地に
成るマーカを記録しておくようにしてもよい。
一方、読み出し処理は、この発明の要旨でない5 4 ので、その詳述をさけるが、簡単に説明すると、データ
RAM (13) 、アドレスカウンタ(14)及びフ
レーム(29)を用い、テープの遅開きの場合には、デ
ータを相対的に早く読むので、時々冗長区間(データの
2度読み区間)が存在し、逆にテープの早開きの場合に
は、データを相対的に遅く読むので、時々欠落区間(デ
ータの飛ばし読み)が存在するが、その場合の波形の接
続点同士を」二連の各フレームごとに零クロス点の接続
位置同士で結ぶようにしてやればよい。
このようにして本実施例では、情報信号の波形を各々少
くとも1ピツチ波形が入るようにして複数個のフレーム
に分割し、そのフレーム内に存在する零クロス点すなわ
ち値が負から■1:に変化する点毎にそれまでの負値の
ピーク値をめ、その負の最小値(絶対値で云えば最大値
)となっている零クロス点を波形接続点と看做すことに
より、最適な波形接続が可能となる。
なお、上述の実施例では負から正への零クロス点に着目
した場合であるが、これに限定されるご6 となく、正から負への零クロス点に着目し、フレーム毎
に正のピーク値でもっとも大きい所の零クロス点を最適
の波形接続点としてもよい。
発明の効果 ヒ述の如くこの発明によれば、従来のように波形のピン
チ周波数(又はピッチ周期)や1ピツ千波形毎の波形位
置は必要でなく、成る特定の時間内で適切な波形接続点
をめる、つまり、情報信号の波形を時間軸上で少くとも
1ピツチ波形分を含む所定区間単位で分割し、この所定
区間内で最適の波形接続点を見つけるようにしたので、
円滑な波形の接続を容易に且つ確実に行うことができる
。また、従来の如く零クロス検出用のLPFを用いるこ
とがないので設計に自由度をもたせることができると共
に構成の簡略化、コストの低廉化が図れる。史に斯る処
理をマイクロコンピュータを用いて出来るので、これに
よっても構成の簡略化、コストの低廉化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はピッチ変換動作の説明に供するためのRAMの
アドレス空間を示す図、第2図はピッーJ−変換動作の
説明に供するだめの線図、第3図〜第6図はピンチ変換
!ltIノ作の他の例の説明に供するためのRAMのア
ドレス空間をボずし1、第7図は情報信号波形の零クロ
ス+j、1を承ず波形図、第8図はこの発明の一実施例
を示すブロック図、第9図は第8図の要部の説明に供す
るための回路構成図、第10図は第9し1の動作説明に
供するためのフローチャート、第11図は第9図の動作
説明にイハするだめの波形図である。 (3)はアナログ・ディジタル変換器、(5)はピッチ
変換部、(6)はRAM、+71はディジタル・アナロ
グ変換器、(11)はタイミング発生回路、(12)は
データラッチ回路、(13)はデータRAM、(14)
はアドレスカウンタ、(15) 、(16)は比較器、
(17)はデー1−回路、(1B) 、(19) 、(
20)はフリップフロップ回路、(21)はテンポラリ
ラッチ回路、(22) 、(24) 、(26) 、(
27) 、(30)はアンド回路、(23)は最小値ラ
ッチ回路、(25)はメモリラッチ回路、(28)はナ
ンバランチ回路、7 (29)はフレームRAMである。 9 8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 情報信号の波形を時間軸」二で各々少くとも1ピツチ波
    形を含む複数個の所定区間に分i11し、該所定区間内
    に存在する零クロス点毎にピーク値をめ、該ピーク値の
    うちの最大となる零クロス点を上記情報信号の波形接続
    〆1としたことを特徴とする情報処理装置。
JP59073776A 1984-04-12 1984-04-12 情報処理装置 Pending JPS60216393A (ja)

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