JPS5897096A - 音声信号の時間軸変換装置 - Google Patents

音声信号の時間軸変換装置

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JPS5897096A
JPS5897096A JP56195890A JP19589081A JPS5897096A JP S5897096 A JPS5897096 A JP S5897096A JP 56195890 A JP56195890 A JP 56195890A JP 19589081 A JP19589081 A JP 19589081A JP S5897096 A JPS5897096 A JP S5897096A
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小畑 清
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音声信号の時間軸変換装置に関し、特に速度可
変の音声信号記録再生装置(以下テープレコーダと略記
する)により録音時とは異る速度で再生された信号の周
波数変化を補正して復元するに際し、再生音声信号をそ
の零クロス点を始点とする基本周期単位で時間軸変換処
理することにより、不連続部分が無くかつ、ピッ4チ変
化を生じ時間軸変換装置を提供する事を目的とする。
一般にテープレコーダを用いて磁気テープに録音された
信号を再生聴取する場合、必要によっては録音したとき
の録音時間よりも短い時間で(または逆にゆっくりと)
再生したい場合がある。この場合、単にテープ速度を変
えただけでは元の音声信号のピッチも同時に変化するた
め、内容が全く理解できない。このため、再生された信
号の周波数成分を記録されたときの正常な音声の周波数
成分に近似するように変換するいわゆる時間軸変換が必
要となる。
このような時間軸変換装置として、並列接続された2つ
のアナログシフトレジスタを用いて一方のアナログシフ
トレジスタに入力音声信号をサンプリング記憶入力せし
めるとともに他方のシフト・レジスタから記憶時と異る
クロック周波数で読み出し、読出しが終ると上記一方の
シフトレジスタの読出しを行ない、上記他方のシフトレ
ジスタに記憶入力するという動作をくシ返しミ記憶時と
出力時のクロック周波数の比により時間軸変換する装置
は、例えば特開昭48−90508号公報。
特開昭49−17705号公報などにより公知である。
また、ランダムアクセスメモリを用いて、音声信号を順
次サンプリング記憶するとともに、記憶時と異る読出し
クロックにより読出し、記憶時と読出し時のクロック周
波数の比により時間軸変換する装置は、例えば特開昭4
8−80018号公報などにより公知である。
ところが、このような従来の時間軸変換装置においては
、サンプリング処理区間が、その信号波形には無関係に
一定間隔であり、信号の位相の乱れ(ピッチの変動)や
、接続部の不連続により雑音が生じるために、時間軸変
換後の音声信号の音質が良くないという欠点が、あった
入力音声信号の一部を除去し、残りの保持部分を波形伸
長する時間軸圧縮において、了解度は除去部分の持続時
間に多いに依存する。除去部分の持続時間が長くなると
情報の脱落、保持部分の不連続性のため了解度は悪化す
る。
本発明は上記欠点を除去するものであシ、所望の再生速
度で再生された入力音声信号を所定のクロック周波数で
サンプリングし記憶装置に書込み、書込速度よシも遅い
読出しクロックにより読出すことにより時間軸変換され
た音声信号を得るものである。そして、時間軸圧縮にお
いて必要となる除去部分と保持部分が入力音声信号の零
クロスを始点とする基本周期単位になるように構成する
ことにより、雑音が無く、了解度の良好な音声出力を得
るものである。
以下本発明の一実施例を図面とともに説明する。
第1図に本発明による音声信号の時間軸変換装置の動作
原理を示す。
第1図において、^は記録時の約2倍の速度で再生した
高速再生信号であり、(ロ)は、高速再生信号(8)の
零クロスを始点とする1基本周期ごとに保持および除去
して、保持部分を伸長処理して接続した伸長信号波形で
ある。
このように、零クロスを始点とする基本周期単位で時間
軸変換処理するので、変換後の音声信号は、基本周期の
乱れがなく、接続部での不連続も発生しないので音質が
良好である。また、時間軸圧縮時の除去部分の持続時間
が短いので了解度の低下が著しく軽減される。
第2図は本発明による音−信号の時間軸変換装置の一実
施例を示すブロック図である。
本実施例は音声信号を波形伸長するいわゆる時間軸の圧
縮に用いるものであり、音声信号をサンプリングして所
定の速度で記憶装置に書き込み、書込み速度よりも遅い
速度の読出速度で読出し、書込速度と読出速度の比に対
応した時間軸変換比の音声信号を得るものである。
上記記憶装置はサイクリックに書込みおよび読出しが行
なわれ、かつ書込速度が読出速度よりも大きいので、書
込位置が読出位置に追いつき、追い越すことになるが、
本実施例では、書き込みを連続的に行ない、書込位置・
が読出位置よ″−リ゛も音声信号の1基本周期以上先行
し、読出位置が基本周期の始点に達すると、読出位置を
最新の基本周期位置と読出位置が互いに追い越したり、
追い越されたシしないよう構成している。
第2図において、1は音声信号入力端子でありアナログ
・デジタル変換手段(以下A−D変換器と略記する)2
および基本周期抽出手段3に接続されている。A−D変
換器2の出力信号は記憶装置(以下RAMと略記する)
4に供給されている。
RAM4は例えば612ワードの記憶容量のランダムア
クセスメモリーを使用することができ、以下の説明では
記憶容量を612ワードとする。
RAM4の出力端子は出力制御手段6に接続され、制御
手段6の出力端子はデジタル・アナログ変換手段(以下
D−A変換器と略記する)6に接続されD−A変換器6
の出力端子は音声信号出力端子7に接続されている。出
力制御手段5はラッチ回路8および9により構成されて
いる。1oは零クロス検出手段であり、フリップフロッ
プ回路(以下FF回路と略記する)?1、インバータ1
2およびアンドゲート13によシ構成されている。FF
回路11のD入力にはA−D変換器2のサインビット出
力が接続されている。14は書込アドレスカウンタであ
り、16は読出アドレスカラ/りであり、それぞれRA
M4の記憶容量に対応して、611の次の計数値は0と
なるよう構成している。
16はデータセレクタであり、書込アドレスカウンタ1
4および読出アドレスカウンタ16の出力端子が入力に
接続され、出力端子はRAM4のアドレス入力端子に接
続されている。
17および18はFF回路、19はアンドゲートであり
、これらと基本周期抽出手段3および零クロス検出手段
1oにより始点検出手段20を構成している。21は第
1アドレスレジスタであって、書込アドレスカウンタ1
4の出力であるアドレスデータが供給され、始点検出手
段2oの始点検出信号STPにより上記アドレスデータ
を一時記憶する。22は第1アPレスレジスタであって
、第1アドレスレジスタ21の出力が供給され比較手段
23の比較出力WA2<RAの立下りエツジで上記出力
を一時記憶する。第2アドレスレジメタ22は比較出力
WA2<RA  が′H#のとき、入力信号をそのまま
出力端子に発生するトランスペアレントラッチを用いて
いる。23は読出アドレスカウンタ15の出力RAがA
入力に、第2アドレスレジスタの出力(WA2)がB入
力に供給され、これらを比較する比較手段である。比較
手段23のA)B出力すなわち(RA>WA2)出力は
第2アドレスレジスタ22のロード端子に供給され、第
1アドレスレジスタ21のアドレスデータWA1を一時
的に変憶する。また、比較手段23のA−B出力すなわ
ち(WA2=RA)出力はFF回路24のCK大入力供
給されている。26はアンドゲートであり、その出力は
読出アドレスカウンタ16のロード端子に供給され、第
1アドレスレジスタ21のアドレスデータWA1を読出
アドレスカウンタ15にロードする。26はクロック発
生回路である。29〜36はそれぞれクロック発生回路
26から所定のクロック信号CL2 。
CL2 、CLs 、CL4 、RDCLKl、、RD
CLKl。
RDCLK2およびRDCLK3が供給されている。
上記零クロス検出手段1oは、入力音声信号に所定方向
の零クロスが存在すればその出力に零クロス検出信号S
Zを発生する。この零クロス検出信号SZはFF回路1
7のCLR入力に供給されている。FF回路17のD入
力には”H”信号が供給され、CK大入力は基本周波数
抽出手段3の出力SFが供給されている。FF回路18
のD入力にはFF回路17のQ出力が供給され、CK大
入力はクロック信号CL2が供給されている。アンドゲ
ート19の2つの入力にはそれぞれ、FF回路17のQ
出力およびFF回路18のQ小力が供給されている。
FF回路17は基本周期抽出手段3よりの基本周期信号
によシセットされ、Q出力がH″となる。FF回路18
はFF回路17のQ出力がH”となった後のクロックC
L2の立上りエツジでセットされそのQ出力が′Hnと
なる。また、FF回路17はセットされた後、最初に到
来した零クロス検出手段1oよりの零クロス検出信号に
よりリセットされ、そのQ出力は′L”となる。FFC
L2の最初の立上りエツジで′L”がラッチされ、その
Q出力はL”となる。FF回路17および18のC出力
およびQ出力のAND出力が始点検出手段2oの出力と
なっている。その結果、始点検出手段20は、音声信号
の基本周期抽出信号SFが到来した後、最初に到来した
零クロス検出信号SZの発生時点で始点検出信Sjして
単一パルスSTPを発生する。
27および28はナントゲートであり、ナントゲート2
7の2人力にはそれぞれ、クロック信号CLsおよびC
L4が供給されている。ナントゲート28の一方の入力
にはナントゲート27の出力が供給され他方の入力には
クロック信号CL2が供給されている。
なお、上記基本周期抽出手段3として、例えば特願昭5
6−89075号に示した「音声信号の基本周期抽出装
置」を用いることができる。
第3図は第2図のクロック発生回路26の一実施態様を
示すブロック図である。
第3図において、1oOはクロック発振回路でその発振
周波数は8.4MHz である。101〜105はそれ
ぞれ所定の分周比を有する分周器であり、それぞれの入
力にはクロック発振回路100の出力信号が共通的に供
給される。110は切換接点(イ)−に)および共通接
点(す)を有する切換スイッチである。切換接点(イ)
〜に)にはそれぞれ、分周器101〜104の出力端が
接続されている。111〜114はそれぞれ%分周器で
あり%分周器111の入力には切換スイッチ110の共
通接点(す肋)接続されており、そのQ出力は分周器1
12の入力に供給されている。切換スイッチ110の共
通接点(勇はクロック出力端子116に接続されるとと
もにインバータ116を介してクロック出力端子117
に接続されている。%分周器111のQ出力およびC出
力はそれぞれクロック出力端子118および119に接
続され、%分周器112のQ出力およびC出力はそれぞ
れクロック出力端子120および121に接続されてい
る。Z分周器113には1 /210分周器106の出
力が供給され、そのQ出力は%分周器114に供給され
ている。
1 /210分周器106の出方はクロック出方端子1
22にも供給される。%分周器133のC出力はクロッ
ク出力端子123に接続されている。y6分周器114
のQ出力およびσ出カクロック出カ端子124および1
26に接縦されている。
クロック出力端子115,117,118゜119.1
20,121.122,123,124および126か
らそれぞれ、クロック信号CL4゜RDCLK3.RD
CLK2.RDCLKlおよびRDCLKlが送出され
る。
上記構成により、出力端子124からは常時10KHz
  のクロック信号RDCLK1が送出される。
また、クロック出力端子120からは切換スイッチ11
oの切換位置(イ)〜に)に対応して、20 KHz 
17.5KH2,15KHz、および12 、5KH2
のクロック信号CL2が送出される。
なお、電源のON時および切換スイッチ110の接点切
換時に、分凋器101〜105,111〜114を初期
状態にリセットすることにより、クロック信号CL2と
読出クロック信号RDCLK1は常に同期させることが
できる。
クロック発生回路26は上記クロック信号を第2図の所
定のクロック供給端子29〜36に供給しており、クロ
ック発生回路26の切換スイッチ110を切換えること
により、上記音声信号の時間軸変換装置は2.0,1.
75,1.5および1.26の時間軸変換比を有する音
声信号の時間軸変換信号を発生することができる。
次に上記構成の音声信号の時間軸変換装置の動作を第4
図のタイミング図とともに説明する。
音声信号入力端子1に供給され、た音声信号はAD変換
器2によりAD変換され、RAM4に供給される。書込
アドレスカウンタ14は、クロック信号CL2が供給さ
れているので書込アドレスWAが順次増大し、対応した
RAM4のアドレス(WA )に入力音声信号のAD変
換信号Asが連続的に書込まれる。
一方、第4図(b)に示すように始点検出手段20に対
応して始点が検出され、最新の始点が書込まれたRAM
4のアドレスデータが書込アドレスカウンタ14から第
1アドレスレジスタ21に記憶される。RAM4に書込
まれた音声データは読出アドレスカウンタ16のアドレ
ス指定に従って順次読出される。比較手段23は第2ア
ドレスレジスタ22のアドレスデータ(WA2)と読出
アドレスカウンタ15のアドレスデータ(RA)を比較
し、WA2<RAになると、その出方をH”ニスる。こ
の”H”信号にょシ第2アドレスレジスタ22は入力デ
ータwA1をそのまま出方し、比較手段23に供給する
。そして、WA2<RA比出力”L”となったとき、す
なわちwAlがRAよシ大きくなったとき、そのデータ
wA1を第2アドレスレジスタ22は一時記憶する。従
って第2アドレスレジスタ22は音声信号の最新の始点
またはそれより以前の始点が書込まれた記憶装置のアド
レスを記憶していることになる。
時刻t1  において、書込アドレスWAが第4図(、
)の0点の書込まれたアドレスAa であり、第1アド
レスレジスタ21および第2アドレスレジスタ22がそ
れぞれ、始点■及び0点の書込まれたアドレスA2 お
よびA1であシ、読出しアドレスRAが0点の書込まれ
たアドレスAbであったとする。そして、時間が経過し
て時刻t2 において、書込アドレスWAが音声信号の
07点の書込まれたアドレスAc になり、読出アドレ
スRAが第2アドレスレジスタ22の記憶データA1に
達すると、比較手段23のRA=WA2出力により、読
出アドレスカウンタ15に第1アドレスレジスタ21の
記憶データWA1がセットされる。すなわち読出アドレ
スRAはA1  からA2にジャンプすることになり、
RAM4に書込まれた音声信号のうち時刻t0から七〇
′までの1基本周期のデータは読出されないことになる
読出アドレスRAが〜におきかわった瞬間に第2アドレ
スレジスタ22の出力W A、 2 スなワチA1はR
Aより小さくなり、WA2(竺入出力が力は第1アドレ
スレジスタ21の出方A2ト同シものとなる。この〜も
RAより大きくはないのでWA2(RA比出力H”の状
態が続く。
さらに時間が経過して時間t3で始点検出信号5TP3
が発生し、始点■の書込まれたアドレス〜が第1アドレ
スレジスタ21に記憶される。このとき読出アドレスR
Aはへよシも小さいのでWA2<RA比出力L″となり
、始点■の書込まれたアドレス札が第2アドレスレジス
タ22に記憶される。
さらに時間が経過し読出アドレスRAおよび書込アドレ
スWAも増加し、順次読出し、書込みが続けられ、時間
t4において、始点検出信号5TP4が発生し、始点■
に対応したアドレスA4が書込アドレスカウンタ14か
ら第1アドレスレジスタ21に記憶される。このとき読
出アドレスRAは始点■に対応したアドレスA3に達し
ていないものとする。
そして、読出アドレスRAがんに達すると、なり読出ア
ドレスカウンタ15のアドレスRAは第1アドレスレジ
スタ21の記憶データA4におきかわる。
すなわち、読出アドレスRA(l−11,A3からA4
にジャンプすることになる。
このように、書込アドレスWAが読出アドレスRAよシ
も1基本周期以上先行した状態で、読出アドレスRAが
始点に対応したアドレスに達すると最新の始点に対応し
たアドレスに読出アドレスをジャンプさせるように構成
して、基本周期単位で選択的に読出すことができる。
第4図のタイミング図は時間軸変換比が2の場合につい
てのものであり、1基本周期ごとに飛越し、読出しが交
互に行なわれる。時間軸変換比と書込周波数の関係およ
び読出周波数、飛越周期数の関係を第1表に示す。
例えば、時間軸変換比が1.76の場合、4回に1回の
割合で2基本周期が連続に読出され、他は1基本周期ご
とに読出し、飛越しが行なわれ、時間軸変換比が1.6
の場合、2基本周期読出し、1第   1   表 品tのように本発明によれば大刀音声信号を順次連続的
に書込み、記憶装置がら零クロス点を始点とする基本周
期単位で選択的に読出し、書込み速度と読出し速度に対
応して音声信号の時間軸変換をすることができる。
さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1基本周期
以上読出アドレスよりも先行し、読出アドレスが基本周
期の始点に対応したアドレスに達すると、読出アドレス
を基本周期め最新の始点に対応したアドレスにジャンプ
させるよう構成しているので、時間軸変換比に対応して
読出周期数および飛越周期数を設定しなくとも自動的に
動作するとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。
さらに、第1表では4段階の時間軸変換比を示したが、
クロック発生回路26に分局器を追加することによシ種
々の変換比を得ることができる。゛第5図は始点検出手
段20の一動作例を示すタイミング図である。
第6図において、(a)および(b)はクロック供給端
子32および31に供給されるクロックCL4およびC
Lsである。(c)はクロック供給端子29に供給され
るクロックCL2である。クロック市とクロックCL2
はクロックCL4の分周出力であシ同期している。A−
D変換器2はクロックCL2によシ駆動されており、同
図(d)で水子タイミングで音声信号のA−D変換出力
Asが発生する。同図(e)に示すようにA−D変換出
力Asのサインビットが“Hlから“L”に変化すると
、すなわち音声信号が負から正に変化すると、FF回路
11は同図(1)に示すようにOL2の立上りに同期し
て変化する。アンドゲート13の出力は同図(q)に示
すようにクロックCL2の立下りにほぼ同期した単一パ
ルスとなり、これが零クロス検出信号SZとなる。
零クロス検出手段10は音声信号が負から正に移行する
零クロス時点、すなわち微係数が正の極性を有する零ク
ロス時に検出信号SZを発生するよう構成したが、正か
ら負に移行する零クロス点、すなわち負の微係数を有す
る零クロス点を検出するよう構成することもできる。
このように零クロス検出手段1oは同一極性の微係数を
有する零クロス点だけを検出する。この零クロス点を始
点または終点とする基本周期単位で時間軸変換処理した
音声信号は接続点の微係数が連続的であり、雑音の発生
が極めて少ない。
第5図Φ)はFF回路17のQ出力を示している。
FF回路17はすでに基本周期信号SFによりセットさ
れており、上記零クロス検出信号Szの立上りに同期し
てリセットされ、そのQ出力は“L”となる。このL”
出力がクロック信号OL2の立上りエツジでFF回路1
8にラッチされFF回路18のQ出力は同図(i)に示
すようになる。従って、アンドゲート19は、同図(J
)に示すように、零クロス信号Szの発生したクロック
信号CL2の“L’の期間だけ゛H″信号を発生する。
この信号すなわち始点検出信号STPは音声信号の負か
ら正に移行する零クロス点で発生し、第1アドレスレジ
スタ21に供給される。その結果、第1アドレスレジス
タ21は、音声信号の負から正に移行する零クロス点の
正側のデータが書込まれたRAM4のアドレス(WA 
)を基本周期の始点として一時記憶する。
第6図は、読出アドレスカウンタ16に第1アドレスレ
ジスタ21のアドレスデータWA1 がロードされるタ
イミングを示すタイミング図である。
第6図において、(a) 、 (b)および(C)はク
ロック供給端子36.35おrび33に供給されるクロ
ック信号RDCLK3.RDCLK2およびRDCLK
lを示している。第6図(d)は第1アドレスレジスタ
21のアドレスデータWA ’tがロードされる以前の
を示している。(、)は上記アドレスデータWA1がロ
ードされた後の読出アドレスカウンタ15のアドレスデ
ータRA’を示している。(f)はFF回路24のQ出
力、(q)はアンドゲート26の出力波形を示している
第6図において、読出アドレスカウンタ15は(、)に
示すクロック信号RDCLK1が供給され、(d)に示
すようにそのアドレスデータRAが順次増大する。そし
て時間t1  においてそのアドレスRAが第2アドレ
スレジスタ22に記憶しているアドレスデータWA2に
等しくなったとすると比較手段23のA=B出力がH”
となり同図(f)に示すようにFF回路24のQ出力が
′H”となる。FF回路24のCLR入力にはクロック
信号RDCLK1が供給されておりRDCLKlの立下
りエツジに同期して時間t2 よりL1となる。アンド
ゲート26の出力は同図(9)に示すようなタイミング
で単一ハルスPI、を発生する。この信号PLは読出ア
ドレスカウンタ16に供給されてネーシ、第17ドレス
レジスタ21に記憶しているアドレスゲータWA1を読
出アドレスカウンタ16にロードする。
その結果同図(e)に示すようにアドレスがWAlから
順次増大する。
すなわち、読出アドレスRAは順次増大して基本周期の
始点の書込まれたRAM4のアドレスWA2に達すると
、新しい始点の書込まれたアドレスWA1にジャンプす
る。その結果、読出アドレスRAは・・・、、、RA−
2,RA 、、WAl、WAl−4・・・・・・と変化
する。
読出アドレスRA−1は負から正に移行する零クロス点
の負側のデータに対応したアドレスでsb、WAlは正
側のデータに対応したアドレスであるので、RAM4の
出力はなめらかに接がシ、不自然な雑音は発生しない。
第7図はRAM4および出力制御手段6の一動作例を示
すタイミング図である。RAM4は互いに異った周波数
のクロック信号でデータの書込および読出しを行なって
おり、RAM4の出力端には、書込みデータおよび種々
の接続時間の読出データが発生するので、出力制御手段
6により、一定の持続時間を有する読出データを得てい
る。
第7図において、(a)はクロック供給端子33に供給
される読出クロック信号RDCLK1である。
(b)はクロック供給端子29に供給されるクロック信
号CL2である。第4図ではクロック信号RDCLK1
およびCL2の周波数は10KHzおよび15KHzと
して示している。
ナントゲート27の2つの入力端子には第6図で示した
クロック信号CL4およびCL3が供給されており、ナ
ントゲート28の2つの入力端子にはナントゲート27
の出力およびクロックCL2が供給されているので、ナ
ントゲート28の出力には、同図(C)に示すように、
立上りがクロックCL2の立下りに同期し、“H”期間
が゛L2期間よりも長いクロック信号が発生する。この
クロック信号はRAM4のR/W端子およびデータセレ
クタ16のセレクト端子Sに供給されている。
データセレクタ16はセレクト端子SがI Hjのとき
読出アドレスRAを、1L1のとき書込アドレスWAを
RAM4に供給する。RAM4は上記クロック信号がH
’のとき読出しI L Hのとき書込み動作を行なう。
第7図(d)は、RAM4の入力端子に供給されるA−
D変換器2のA−D変換出力Asであり、クロックCL
2に同期してデータW1.W2・・・・・・がセットア
ツプされる。(、)は書込アドレスWAであり、やはシ
クロツクCL2に同期してそのアドレスWA1.WA2
・・・・・・がセットアツプさ、れる。(f)は読出ア
ドレスRAでありクロックRDCLK1に同期して雪の
アドレスRA1.RA2・・・・・・がセットアツプさ
れる。(q)はRAM4の出力端子に表われるデータで
あり、R/W端子に供給されるクロック信号が”H”の
とき上記読出アドレスRA1.RA2・・・・・・に対
応したデータR1,R2・・・・・・が発生しており、
クロック信号が”L″のとき、上記A−D変換出力デー
タW1.W2・・・・・・が発生している。第7図(q
)に示すように、RAM4の出力端子には、書込データ
および読出データが混在して発生するので、出力制御手
段6において、必要なデータのみを取り出すように構成
している。
の立上シエッジでラッチするラッチ回路8に供給して同
図(h)に示すデータを得る。これで、不要す書込デー
タは除去きれたが、読出データの持続時間が一定でない
。このデータを読出クロックRDCLK1の立上シェッ
ジでラッチするラッチ回路9に供給して、同図(i)に
示すデータを得る。この持続時間の一定なデータをD−
A変換器6に供給して時間軸変換された音声信号を得る
なお、第7図は読出クロック周波数が10KHz書込ク
ロック周波数が15KHzの場合の動作例であるが、前
記の他の書込クロック周波数の場合でも同様に動作する
ことはいうまでもない。
このようにして、RAM4は書込アドレスカウンタ14
の内容に対応した書込アドレスにA−D変換中力を齋込
む、とともに、読出アドレスカウンタ16の内容に対応
した読出シトレスのデータを読出し、書込みおよび読出
しを異った速度で実行する。
以上のように、本発明による音声信号の時間軸変換装置
は入力音声信号を所定の書込速度で記憶装置に書込み、
書込速度と異る読出速度で読出し、書込みと読出しの速
度の比に対応した変換比で音声信号の時間軸変換するに
際し、入力音声信号を順次連続的に書込み、記憶装置か
ら零クロス点を始点とする基本周期単位で選択的に読出
し、書込み速度と読出し速度に対応して音声信号の時間
軸変換をすることができる。
さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1基本周期
以上読出アドレスよりも先行し、読出アドレスが基本周
期の始点に対応したアドレスに達すると、読出アドレス
を基本周期の最新の始点に対応したアドレスにジャンプ
させるよう構成しているので、時間軸変換比に対応して
読出周期数および飛越周期数を設定しなくとも自動的に
動作するとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。
第4図(、)に示した音声信号には、微係数の正または
負の零クロス点が1基本周期中に各1ケずつ存在するが
、とのような零クロス点が1基本周期中に複数個存在す
る音声信号は珍しくない、第8図(、)に示す音声信号
には正および負の微係数を有する零クロス点が前半は各
2ケずつ、後半は各1ケずつ存在する。音声信号(、)
に対応して基本周期抽出手段3がΦ)に示す基本周期信
号SFを発生したとする。このような場合、基本周期信
号SFの発生に続いて到来する零クロス点を始点とする
と、例えば周期T1からT2の区間では零クロス点■か
らθまでが1基本周期となシ、この−波と、周期Tから
T6の区間の1基本周期、すなわち零クロス点■からθ
までの一波を選択読出しすると、基本周期のピッチが乱
れ、聞きづらいものとなる。
本発明の始点検出手段は第8図に示した音声信号に対し
て、周期T1  の区間では、@を始点とし、周期T2
の区間ではOを始点とすることができる。
すなわち、各基本周期中の零クロス点の特性最大値を有
する零クロス点を始点とする始点検出手段を用いている
。以下にその構成を説明する。
第9図は第2のに示した始点検出手段2oの他の実施態
様を示すブロック図である。
本実施例の始点検出手段は、入力音声信号の零クロス点
の傾斜を求め、各基本周期内でより大きい傾斜を有する
零クロス点が発生するたびに、検出信号PLB を発生
するようにしたものである。
第9図において53および64は遅延回路Iおよび■で
あり、それぞれ、例えばN段のシフトレジスタにより構
成される。これらは、それぞれ、A−D変換器2および
遅延回路Iの出力をクロック信号OL2のN個分の時間
だけ遅延させる。遅延回路153の出力DASは零クロ
ス検出手段1゜およびRAM4にも供給されており、遅
延回路I53および1154は零クロス点の前後の音声
レベルを計測するために設けたものである。上記Nを例
えば4とすると、クロック信号CL2の周波数が20 
KHz 、 17.5 KHz 、 15 KHzおよ
び12.6KHz  のとき、それぞれ、零クロス点の
0.2m86G。
0 、229 m5ec 、 0 、267m5 e 
cおよび0.32m5ec前および後の音声レベルを計
測することができる。
68はFF回路であり、S入力は“H″′′信号V)が
供給され、CK大入力は零りロス検出手段10信号OL
2が供給されている。61および62はそれぞれ3人力
のアンドゲートであり、それらの1つの入力は共通的に
接続され、FF回路68のQ出力が供給される。アンド
ゲート61の他の2人力には、クロック信号CL3およ
びCL4が供給され、アンドゲート62の他の2人力に
は、クロック゛信号CL3およびCL4が供給される。
66は比較回路であり、遅延回路+154の出力が八人
力に、遅延回路153の出力がS入力に供給され、S入
力〉八人力の時その出力がH”となる。67はデータセ
レクタであり、遅延回路54およびA−D変換器2の出
力がそれぞれAおよびS入力に供給され、S入力が”L
″′のとき八人力に、S入力がH#のときS入力に供給
された信号を出力する。68はラッチ回路でありデータ
セレクタ67の出力をアンドゲート62の出力によりラ
ッチする。69はラッチ回路でありラッチ回路68の出
力をアンドゲート70の出力−よりラッチする。ラッチ
回路69のクリア端子には基本周期信号SFが供給され
ている。71は比較回路であり、八人力およびB人′力
にはそれぞれ、ラッチ回路69および68の出力が供給
され、S入力〉八人力のとき、その出力が”H”となる
。比較回路71の出力はアンドゲート70の一方の入力
に供給されている。アンドゲート61の出力はアントゲ
−)70の他方の入力に供給されている。
72はアドレスレジスタであり、アンドゲート70の出
力信号PLBにより書込アドレスカウンタ14の出力W
Aをラッチする。アドレスレジスタ72の出力は第1ア
ドレスレジスタ21に供給され、基本周期信号SFによ
り第1アドレスレジスタ21にラッチされる。
次に上記構成による始点検出手段62の動作を第10図
および第11図を参照しながら説明する。
第10図(、)に示す入力音声信号に対し、基本周期信
号SFおよび零クロス検出信号SZは同図(b)および
(C)に示すタイミングで発生する。この信号SZ(第
1図e)によりFF回路68のQ出力が第11図(1)
に示すように“H′となり、その後すぐCL2が°゛H
#になりFF5Bはクリアされて単一パルスを発生する
。そしてアンドゲート62および61の出立には第11
 (q)および但)に示すタイミングでクロック信号C
L4の幅を持った単一パルスがそれぞれ発生する。
上記零クロス検出信号SZは遅延回路153の出力信号
をもとにして零クロス検出手段1oにより検出されてい
るから第11図(e)に示す零クロス検出信号SZが発
生したとき、比較回路66およびデータセレクタ67の
八人力に供給されている信号は第11図(d)に示すA
−D変換出力のW−4であり、S入力に供給されている
信号はW4である。
すなわち零クロス点から前後に所定時間離れたところの
音声データが比較回路66に供給されている。符号ビッ
トは比較回路66に入力されないのでそのレベルすなわ
ち絶対値が比較回路66により比較され、大きい方がデ
ータセレクタ67の出力に現れている。そのデータが第
11図(a)に示すタイミングですなわち零クロス検出
信号Szが発生するたびにラッチ回路68にラッチされ
。ラツ子回路68にランチされた音声レベルデータは比
較回路71によりラッチ回路69にラッチされている音
声レベルデータとレベル比較される。そしてラッチ回路
69にラッチされているところの以前の零クロス点に対
応した音声レベルよりも新しく到来した零クロス点に対
応した音声レベルの方が大きい時にのみ比較回路71の
出力がH”となり、第11図(h)に示すタイミングで
アンドゲート61の出力に発生する単一パルスと協動し
てアンドゲート7oの出力PLBをH″とし、ラッチ回
路68の音声レベルデータをラッチ回路69にラッチす
る。なお、ラッチ回路69は基本周期信号SFによりク
リアされるよう構成しであるので、基本周期信号SFの
発生に続いて最初に到来する零クロス点に対応した音声
レベルデータは必ずラッチ回路69にラッチされる。こ
のラッチ信号PLB はアドレスレジスタ72にも供給
されており、その時点の書込アドレスデータ14のアド
レスデータWAをアドレスレジスタ72に一時記憶する
。第1アドレスレジスタ21は基本周期信号夕をラッチ
するよう構成している。
すなわち、上記構成により、始点検出手段52は、零ク
ロス点が発生すると、その所定時間前および後のレベル
を比較し、大きい方を、同−周期内でより以前に発生し
た零クロス点に対応した上記レベルと比較し、新しい零
クロス点に対応した上記レベルが大きい時出力信号PL
B を発生するとともに、上記レベルを記憶する。この
信号PLBは書込アドレスカウンタ14の出力データR
A。
すなわち上記零クロス点の書込まれたアドレスをアドレ
スレジスタ72に一時記憶する。従って基本周期信号S
Fが到来する直前には、アドレスレジスタ72にはその
基本周期中に存在した零クロス点のうちの零クロス点前
後の音声レベルの最大値を有する零クロス点が書込まれ
たRAM4のアドレスが記憶されたことになる。
第9図の構成の動作をあらためて、第10図のタイミン
グ図に対応して説明する。
時刻t0で基本周期信号SF、が発生し、時間t1で最
初の零クロス信号Sz1が到来している。このときラッ
チ69はクリアされ0データが記憶されている。始点検
出手段62はS21の前後のうち大きい方の音声レベル
データすなわちSzlにおける傾斜データをラッチ回路
69にラッチするとともに、書込アトセスカウンター4
の出力データRAをアドレスレジスタ72に記憶する。
次いで時刻t2 で零クロス信号Sz2が発生しておシ
、これに対応した傾斜データはSzlに対応したそれよ
シ犬きいので、この零クロス信号SZ2における傾斜デ
ータがラッチ回路69にラッチされ、書込アドレスカウ
ンタ14の出力データRAがアドレスレジスタ72に記
憶される。さらに時刻t3 で零クロス信号SZ3が発
生している。がこれに対応した傾斜データはS22に対
応したそれより小さいので、ラッチ信号PLBは発生し
ない。そして基本周期信号SF2の発生する時刻14時
点で、アドレスレジスタ72は時間t1〜t4  まで
の1周期中の零クロス5z−sz3のうちの最大の傾斜
データに対応し牟零クロス点Sz2が発生した時点のR
AM4のアドレスWAを記憶していることになる。この
アドレスデータWA1を入力音声信号の基本周期の始点
として第1アドレスレジスタ21に一時記憶する。この
アドレスデータWA1は第2図に示したように、第2ア
ドレスレジスタ22および一致検出手段23に供給され
る。
このようにして、各基本周期内の最大傾斜を有する零ク
ロス点が基本周期の始点として検出される。第10図に
おいて、零クロス検出信号Sz2゜sz、、sz8およ
び5z11に対応した零クロス点が各基本周期の始点と
して検出される。
なお、第9図の実施例では、始点検出手段62は零クロ
ス点の所定時間前および後のレベルの大きい方をその零
クロス点の傾斜データとして保持し、他の零クロス点の
傾斜データと比較し、より大きい傾斜データを有する零
クロス点の発生ごとに検出信号PLB  を発生するよ
う構成したが、上記レベルの和またはどちらか一方を零
クロス点の特性値とすることも可能であり、さらに、零
クロス点の微分値、あるいは零りロス点付近の積分値を
用いることもできる。
以上詳述したように、本発明によれば、入力音声信号を
所定の書込周波数で記憶装置に書込み書込周波数と異な
る読出周波数で記憶装置からデータを読出し、書込周波
数と読出周波数の比に対応して音声信号の時間軸を変換
する手段を備え、入力音声信号を順次連続的に記憶装置
に書込み、零クロス点を始点とする基本□周期単位で選
択的に読出すことにより、出力信号に空白時間や不連続
の発生しない音声信号の時間軸変換装置を提供すること
ができる。
さらに、上記読出しに関し、書込アドレスが1基本周期
以上読出アドレスよりも先行し、読出アドレスが基本周
期の始点に対応したアドレスに達すると、読出アドレス
を基本周期の最新の始点に対応したアドレスにジャンプ
させるよう構成しているので、時間軸変換比に対応して
読出周波数および飛越周波数を設定しなくとも自動的に
動作するとともに、基本周期の変動に対しても自動的に
対応するものである。
号の零クロス点の特性、例えば傾斜データを求め、各基
本周期中に存在する零クロス点のうち、零クロス特性の
最大値に対応する零クロス点を各基本周期の始点とする
基本周期単位で時間軸変換するので、時間軸変換後の音
声信号の基本周期に乱れが無く、音質が良好である。
さらに、本発明によれば、同一極性の微係数を有する零
クロス点を始点とする基本周期単位で選択的に読出すの
で、接続点における雑音の発生が゛極めて少ない時間軸
変換信号を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動作原理を表す波形図、第2図は本発
明による音声信号の時間軸変換装置の一実施例を示すブ
ロック図、第3図は本装置に用いるクロック発生回路の
一実施例を示すブロック図、第4図、第6図、第6図お
よびiT図は本装置の動作例を示すタイミング図、第8
図は音声信号波の1例およびそれに対する基本周一抽出
信号波形を示す図、第9図は本発明による時間軸変換装
置の始点検出手段の一実施態様を示すブロック図、第1
0図および第11図は、その動作を示すタイミング図で
ある。 2・・・・・・A−D変換器、3・・・・・・基本周期
抽出手段、4・・・・・・記憶装置、6・・・・・・出
力制御手段、6・・・・・・D−A変換器、1o・・・
・・・零クロス検出手段、14・・・・・・書込アドレ
スカウンタ、16・・・・・・読出アドレスカウンタ、
16・・・・・・データ・セレクタ、20,52・・・
・・・始点検出手段、21.22・・・・・・第1およ
び第2アドレスレジスタ、23・・・・・・一致検出手
段、26・・・・・・クロック発生回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 智) 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)入力音声信号を所定の書込周波数で記憶装置に書
    込み、書込周波数と異なる読出周波数で記憶装置からデ
    ータを読出し、書込周波数と読出周波始点を検出する始
    点検出手段と、入力音声信号を順次連続的に記憶装置に
    書込む書込み手段と、記憶装置から基本周期単位で選択
    的に読出す読出し手段とを具備し、出力信号に空白時間
    の発生、不連続点の発生および書込信号の反復読出しが
    発生しないよう、零クロス点を始点とする基本周期単位
    で選択的に読出すことを特徴とする音声信号の時間軸変
    換装置。 (2)選択的に読出す読出手段は入力音声信号の始点が
    書込まれた記憶装置のアドレスを一時記憶する少くとも
    2つの一時記憶装置と、この一方の一時記憶装置の記憶
    しているアドレスデータと読出アドレスとの一致を検出
    する一致検出手段とを具備し、書込位置と読出位置の相
    対位置が音声信号の1基本周期以上になり、かつ読出ア
    ドレスが基本周期の始点に対応したアドレスに達したと
    き、この読出位置を上記他方の一時記憶装置の記憶して
    いるアドレスにジャンプさせるよう構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の音声信号の時間軸変
    換装置。 (3)始点検出手段は、入力音声信号の基本周期を抽出
    する基本周期抽出手段と、入力音声信号の零クロスを検
    出する零クロス検出手段と、零クロス点を所定特性に関
    して計測し、他の零クロス点の上記特性と比較する零ク
    ロス特性検出手段とを具備し、基本周期内の上記所定特
    性の最大値に対応した零クロス点を基本周期の始点とす
    ることを特 ・徴とする特許請求の範囲第1項記載の音
    声信号の時間軸変換装置。 (4)零クロス検出手段は、同一極性の微係数を有する
    零クロス点を検出することを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載の音声信号の時間軸変換装置。 (6)零クロス特性検出手段は、遅延回路、一時記憶回
    路および比較回路を具備し、零クロス点の所定時間前お
    よび後の音声信号レベルの和、または大きい方、または
    その一方をその零クロス特性として保持し、先に到来し
    た零クロス点の零クロス特性と比較して、後の零クロス
    点の零クロス特性が大きい時その特性値を保持するとと
    もに、検出信号を発生するよう構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3−項記載の音声信号の時間軸変換
    装置。
JP56195890A 1981-12-04 1981-12-04 音声信号の時間軸変換装置 Granted JPS5897096A (ja)

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JPH0246958B2 JPH0246958B2 (ja) 1990-10-17

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035795A (ja) * 1983-08-05 1985-02-23 赤井電機株式会社 信号のピツチ変換器
JPS60103745A (ja) * 1983-11-10 1985-06-08 Oki Electric Ind Co Ltd 音声pcm方式
JPS60247699A (ja) * 1984-05-23 1985-12-07 角元 純一 音響信号周波数変換制御方式
JPS617888A (ja) * 1984-06-22 1986-01-14 松下電器産業株式会社 変調装置

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JPS617888A (ja) * 1984-06-22 1986-01-14 松下電器産業株式会社 変調装置

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