JPH0243277Y2 - - Google Patents

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JPH0243277Y2
JPH0243277Y2 JP211485U JP211485U JPH0243277Y2 JP H0243277 Y2 JPH0243277 Y2 JP H0243277Y2 JP 211485 U JP211485 U JP 211485U JP 211485 U JP211485 U JP 211485U JP H0243277 Y2 JPH0243277 Y2 JP H0243277Y2
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skin
seat
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skins
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JP211485U
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、着座者を弾性的に支持するクツシヨ
ン体を備えた座席体に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、座席の装飾及び着座感の向上用として
クツシヨン体は表皮で覆われている。
この表皮は、フアブリツクやレザー等で形成さ
れていて、裏面側が前記クツシヨン体と接着され
ている。このような構造の座席体は、特公昭44−
19421、同45−29026、同45−29028、等で開示さ
れている。
また、車両用の座席体、特に運転席用の座席体
では、乗員を確実に支持するため、クツシヨン体
を縦に3分割し、両側を車両の左右方向に回転可
能とし、乗員の保持性を向上した座席体が案出さ
れている(実開昭58−014762)。
この場合、クツシヨン体の回転で表皮に皺が出
たり、突張つたりしないような構造となつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらのような構造では、意匠
性の向上のために2種(例えば異なる色調)の表
皮を縫い合わせて使用して形成する場合、それぞ
れ所定位置に位置決めすることが困難となり作業
性が低下する。
また、車両用座席体では、クツシヨン体を回転
させる頻度が多くなるにつれ表皮の位置ずれ等が
生じ、見栄が低下する。
本考案は上記事実を考慮し、表皮を貼付する場
合の作業性を向上し、使用頻度に拘わらず意匠性
が継続される座席体を提供することが目的であ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案に係る座席体は、柔軟性を備えたクツシ
ヨン体が表皮により被覆されこれらが骨組部によ
り支持されており、互いに異なる色調を備えた表
皮にそれぞれ別体とされたクツシヨン体を貼り付
け、表皮の端部が係止手段により骨組部材に係止
されることにより表皮貼付時の作業性が向上し、
座席体の使用頻度に拘わらず座席の表皮がずれる
ことがない。
〔実施例〕
第1図には本実施例が適用された車両用シート
10のシートバツク12が示されている。
このシートバツク12は、金属製のパイプで枠
状に形成されたシートバツクフレーム14により
形状が保持されている。また、シートバツクフレ
ーム14はシートバツク12の骨組部材であり、
シートバツク12の剛性向上用とされている。
このシートバツク12の裏面側にはシートバツ
クボード16が配設されている。このシートバツ
クボード16は硬質の合成樹脂製で図示されない
固定部材でシートバツク12に着脱可能に固定さ
れ、シートバツク12の裏面側が遮蔽されてい
る。
第2図及び第3図に示されるように、シートバ
ツク12は表皮18と、ウレタンフオーム20
と、クツシヨンスプリング22とを備えている。
表皮18はフアブリツク又はレーザ製で色の異
なる2種の表皮18A,18Bで形成されてお
り、意匠性が向上されている。
表皮18Aは主色とされ、シートバツク12の
下方全域と上方の左方及び右方に配設され、車両
前方から見て略C字状となつている。また、表皮
18Bはシートバツク12の残りの部分、例えば
上方中央部に配設されている。
この表皮18Aと表皮18Bの分割部23で、
内部のウレタンフオーム20も分割されている
(20A,20B)。
このウレタンフオーム20A,20Bは同質で
表皮18A,18Bのそれぞれ裏面側に接着剤に
より接着されている。
また、ウレタンフオーム20A,20Bの表皮
18A,18Bとの接着面の反対面には、それぞ
れクツシヨンスプリング22が当接されている。
このウレタンフオーム20とクツシヨンスプリ
ング22とで乗員の背が弾性的に支持されるよう
になつている。
クツシヨンスプリング22の周縁には前記シー
トバツクフレーム14が配設されていて、前記表
皮18は、複数の係止手段24を介してこのシー
トバツクフレーム14に係止されている。
この係止手段24は、フツク26とブラケツト
28とを備えている。
フツク26は樹脂製でコ字状に形成され、一方
が表皮18の端末に固着され、他方がブラケツト
28と係止される係止部30となつている。
ブラケツト28は金属製で一方がシートバツク
フレーム14に沿つて湾曲され溶着されていて、
他方が前記係止部30と係止される爪32となつ
ている。
ここで、表皮18の端末でシートバツクフレー
ム14と離間されている部分である分割部23に
配置されたブラケツト28については、両端部が
シートバツクフレーム14の左右側のパイプに溶
着された金属製の平板34に溶着されていて、シ
ートバツクフレーム14に直接溶着されたものと
同等の剛性を有している。
この係止手段24の複数のフツク26及びブラ
ケツト28とで、表皮18A,18Bが個々に係
止されるようになつている。
以下本実施例の作用を説明する。
シート10のシートバツク12に配設されたウ
レタンフオーム20を覆つている表皮18は、こ
れの端末に固着された複数のフツク26をシート
バツクフレーム14及び平板34に溶着された複
数のブラケツト28に簡単に係止するだけで外装
の被覆が完了するので作業性が向上している。
ここで、シートバツク12の後面にシートバツ
クボード16を配置すればクツシヨンスプリング
22等が配設される内部は遮蔽される。
また、この表皮18は2色とされているが、こ
の表皮18A,18Bを個々に取り付けることが
できるため、分割部23で明確に色別でき、しか
も、表皮18A,18Bは一体感があり意匠性が
向上されている。
さらに、このシート10に大きな力が加わつ
て、表皮18A,18Bが延びるようなことがあ
つても色別された境線がゆがむことはない。
また、前述のように、表皮18の取り付けは、
フツト26をブラケツト28に係止するのみであ
るのでシートバツクボード16を離脱し、フツク
26をブラケツト28からはずせば簡単に表皮1
8は、はりかえができる。
尚、本実施例では、表皮18の係止手段24に
フツク26にブラケツト28を用いたが、第4図
及び至第7図に示すように、先端が拡大されこの
先端部が拡縮可能となるようにスリツトが設けら
れたアンカフツク36とこのアンカフツク36が
挿入嵌合される孔38が設けられた嵌合プレート
40とを備えた他の係止手段24を用いても同様
の効果が得られる。
ここで、第6図及び第7図は、分割部23の係
止手段24に使用されるアンカフツク36であ
り、表皮18A,18Bを同時に1個のアンカフ
ツク36で係止する構造である。
また、本実施例では、車両に設置されたシート
10を用いて説明したが、一般の座席体に用いて
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案に係る座席体は、柔軟
性を備えたクツシヨン体が表皮により被覆されこ
れらが骨組部材により支持されており、互いに異
なる色調を備えた表皮にそれぞれ別体とされたク
ツシヨン体を貼り付け、表皮の端部が係止手段に
より骨組部材に係止されることにより表皮貼付時
の作業性が向上され使用頻度に拘わらず意匠性が
継続されるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートのシートバツクの
分解斜視図、第2図は第1図−線断面図、第
3図は第1図−線断面図、第4図は係止手段
にアンカフツクと係止プレートを用いた場合のシ
ートバツクの要部斜視図、第5図はアンカフツク
の斜視図、第6図及び第7図は2種の表皮端末を
同時に係止する場合のアンカフツクの斜視図であ
る。 10……シート、14……シートバツクフレー
ム、18……表皮、20……ウレタンフオーム、
24……係止手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柔軟性を備えたクツシヨン体が表皮により被覆
    され骨組部材で支持された座席体であつて、互い
    に異なる色調を備えた複数の表皮と、これらの表
    皮にそれぞれ貼り付けられ互いに別体とされたク
    ツシヨン体と、前記各表皮の端部を前記骨組部材
    に係止する係止手段と、を有する座席体。
JP211485U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0243277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP211485U JPH0243277Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JP211485U JPH0243277Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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Publication Number Publication Date
JPS61118500U JPS61118500U (ja) 1986-07-26
JPH0243277Y2 true JPH0243277Y2 (ja) 1990-11-16

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ID=30475487

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JP211485U Expired JPH0243277Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002119390A (ja) * 2000-10-16 2002-04-23 Kokuyo Co Ltd 椅 子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614627Y2 (ja) * 1989-01-20 1994-04-20 東京シート株式会社 シートの組立構造

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JP4693220B2 (ja) * 2000-10-16 2011-06-01 コクヨ株式会社 椅子

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JPS61118500U (ja) 1986-07-26

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