JPH02306948A - N―t―ブチルアクリルアミドの製造法 - Google Patents
N―t―ブチルアクリルアミドの製造法Info
- Publication number
- JPH02306948A JPH02306948A JP12954789A JP12954789A JPH02306948A JP H02306948 A JPH02306948 A JP H02306948A JP 12954789 A JP12954789 A JP 12954789A JP 12954789 A JP12954789 A JP 12954789A JP H02306948 A JPH02306948 A JP H02306948A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- water
- acrylonitrile
- butyl alcohol
- butylacrylamide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- XFHJDMUEHUHAJW-UHFFFAOYSA-N n-tert-butylprop-2-enamide Chemical compound CC(C)(C)NC(=O)C=C XFHJDMUEHUHAJW-UHFFFAOYSA-N 0.000 title description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 49
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 36
- DKGAVHZHDRPRBM-UHFFFAOYSA-N Tert-Butanol Chemical compound CC(C)(C)O DKGAVHZHDRPRBM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
- NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N Acrylonitrile Chemical compound C=CC#N NLHHRLWOUZZQLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000012046 mixed solvent Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract description 5
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 9
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 235000019441 ethanol Nutrition 0.000 description 4
- YRVUCYWJQFRCOB-UHFFFAOYSA-N n-butylprop-2-enamide Chemical compound CCCCNC(=O)C=C YRVUCYWJQFRCOB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004128 high performance liquid chromatography Methods 0.000 description 3
- 238000007086 side reaction Methods 0.000 description 3
- LRHPLDYGYMQRHN-UHFFFAOYSA-N N-Butanol Chemical compound CCCCO LRHPLDYGYMQRHN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- GASMGDMKGYYAHY-UHFFFAOYSA-N 2-methylidenehexanamide Chemical compound CCCCC(=C)C(N)=O GASMGDMKGYYAHY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PQLVXDKIJBQVDF-UHFFFAOYSA-N acetic acid;hydrate Chemical compound O.CC(O)=O PQLVXDKIJBQVDF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 125000003282 alkyl amino group Chemical group 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000011437 continuous method Methods 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000004925 denaturation Methods 0.000 description 1
- 230000036425 denaturation Effects 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000005457 ice water Substances 0.000 description 1
- 238000006011 modification reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、有機ゴム薬品や医薬品の原材料として有用な
モノ3級アルキルアミンの中間体であるN−t−ブチル
アクリルアミドの製造法に関するものである。
モノ3級アルキルアミンの中間体であるN−t−ブチル
アクリルアミドの製造法に関するものである。
(従来技術および発明が解決しようとする課題)従来、
N−t−ブチルアクリルアミドの製造方法として、アク
リロニトリルとt−ブチルアルコールを酢酸溶媒中で濃
硫酸の存在下において40℃で反応させる方法(J、^
ier、chem、soc、 73 、 (9) 。
N−t−ブチルアクリルアミドの製造方法として、アク
リロニトリルとt−ブチルアルコールを酢酸溶媒中で濃
硫酸の存在下において40℃で反応させる方法(J、^
ier、chem、soc、 73 、 (9) 。
4076(1951))やアクリロニトリルとt−ブチ
ルアルコールをメタノール又はエタノール溶媒中で濃硫
酸の存在下において40〜60℃で反応させる方法(特
公昭47−51329)等が知られている。
ルアルコールをメタノール又はエタノール溶媒中で濃硫
酸の存在下において40〜60℃で反応させる方法(特
公昭47−51329)等が知られている。
しかしながらこれらの方法では、高温で反応したり、あ
るいは反応が不均一で発熱が突発的なことから温度制御
が困難であるため温度が上昇したりするため、生成物中
に副反応によって生じた変性物質及び重合体物質が混入
し、得られたN−を−ブチルアクリルアミドの品位は好
ましいものではない。
るいは反応が不均一で発熱が突発的なことから温度制御
が困難であるため温度が上昇したりするため、生成物中
に副反応によって生じた変性物質及び重合体物質が混入
し、得られたN−を−ブチルアクリルアミドの品位は好
ましいものではない。
本発明は、このような不均一で発熱が突発的な反応を抑
制し、かつ、低温で反応させることによって、高品位の
N−t−ブチルアクリルアミドを製造することを目的と
するものである。
制し、かつ、低温で反応させることによって、高品位の
N−t−ブチルアクリルアミドを製造することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、アクリロニトリル及びt−ブチルアルコール
を強酸の存在下で反応させてN−t−ブチルアクリルア
ミドを製造する方法において、溶媒として酢酸−水の混
合溶媒を使用することを特長とするN−t−ブチルアク
リルアミドの製造法を提供するものである。
を強酸の存在下で反応させてN−t−ブチルアクリルア
ミドを製造する方法において、溶媒として酢酸−水の混
合溶媒を使用することを特長とするN−t−ブチルアク
リルアミドの製造法を提供するものである。
本発明の方法において、原料系への水の添加量は、モル
濃度が0.5モル/g以上であり特に0.7〜4,5モ
ル/Iが好ましい。水のモル濃度がこの範囲より多い場
合には反応速度が小さくなり経済性が悪くなる傾向を有
する。又、この範囲より少ない場合には反応系の粘度上
昇が起こると共に、発熱が突発的となるため、反応温度
の制御が困難となり、得られたN−t−ブチルアクリル
アミドの品位が悪くなる。混合溶媒量についてば、通常
、原料系(アクリロニトリルとt−ブチルアルコールの
合計)の0.4〜1.0倍(重量比)が適当であるがこ
の範囲を少々外れても本発明の実施は可能である。硫酸
添加量はアクリロニトリルに対して、通常モル比で0,
5倍モル以上であり、1.0倍モル程度が好ましい。
濃度が0.5モル/g以上であり特に0.7〜4,5モ
ル/Iが好ましい。水のモル濃度がこの範囲より多い場
合には反応速度が小さくなり経済性が悪くなる傾向を有
する。又、この範囲より少ない場合には反応系の粘度上
昇が起こると共に、発熱が突発的となるため、反応温度
の制御が困難となり、得られたN−t−ブチルアクリル
アミドの品位が悪くなる。混合溶媒量についてば、通常
、原料系(アクリロニトリルとt−ブチルアルコールの
合計)の0.4〜1.0倍(重量比)が適当であるがこ
の範囲を少々外れても本発明の実施は可能である。硫酸
添加量はアクリロニトリルに対して、通常モル比で0,
5倍モル以上であり、1.0倍モル程度が好ましい。
t−ブチルアルコールの好ましい使用量は、アクリロニ
トリルに対するモル比が0.9以上であり特に0.9〜
163倍モルが好ましい。t−ブチルアルコールの使用
量がこの範囲より多い場合、特に不都合はないが経済性
が悪くなるので好ましくない。又、t−ブチルアルコー
ルの使用量がこの範囲より少ない場合にはアクリロニト
リルの変性反応が伴い、生成変性物質がN−t−ブチル
アクリルアミドに混入してくるので好ましくない。
トリルに対するモル比が0.9以上であり特に0.9〜
163倍モルが好ましい。t−ブチルアルコールの使用
量がこの範囲より多い場合、特に不都合はないが経済性
が悪くなるので好ましくない。又、t−ブチルアルコー
ルの使用量がこの範囲より少ない場合にはアクリロニト
リルの変性反応が伴い、生成変性物質がN−t−ブチル
アクリルアミドに混入してくるので好ましくない。
反応温度は、−30〜40℃であり特に−10〜30℃
が好ましい。反応温度がこの範囲より高い場合には副反
応によって生じた変性物質及び重合体物質が、N−t−
ブチルアクリルアミドに混入してくるため好ましくない
。又、反応温度がこの範囲より低い場合には特に不都合
はないが反応速度が小さくなるため経済性が悪くなる。
が好ましい。反応温度がこの範囲より高い場合には副反
応によって生じた変性物質及び重合体物質が、N−t−
ブチルアクリルアミドに混入してくるため好ましくない
。又、反応温度がこの範囲より低い場合には特に不都合
はないが反応速度が小さくなるため経済性が悪くなる。
本発明における反応の反応方式としては、回分式、連続
方式いずれを用いても目的を達成できる。
方式いずれを用いても目的を達成できる。
(作用)
本反応の反応機構は充分定かではないが、下記に示すご
とく推定される。
とく推定される。
反応が不均一で発熱が突発的になったり、往々にして暴
発的となったりする原因としては、N−1−ブチルアク
リルアミドの硫酸付加物の生成により反応系の粘度が、
極めて粘調になることと、を−ブチルアルコール硫酸の
複合体の濃度の制御が、極めて難しい゛ことによる。そ
のため、溶媒による効果が、゛重要な原因を占めている
と考えられる。
発的となったりする原因としては、N−1−ブチルアク
リルアミドの硫酸付加物の生成により反応系の粘度が、
極めて粘調になることと、を−ブチルアルコール硫酸の
複合体の濃度の制御が、極めて難しい゛ことによる。そ
のため、溶媒による効果が、゛重要な原因を占めている
と考えられる。
この知見から、酢酸−水の混合溶媒中で反応を行うこと
によってN−t−ブチルアクリルアミドの硫酸付加物の
生成が抑制されるため反応系の粘度が上昇せず、さらに
、U)の反応が平衡反応であることにより反応の制御が
極めて容易となったと考えられる。
によってN−t−ブチルアクリルアミドの硫酸付加物の
生成が抑制されるため反応系の粘度が上昇せず、さらに
、U)の反応が平衡反応であることにより反応の制御が
極めて容易となったと考えられる。
(発明の効果と実施例)
本発明の方法によれば、反応での温度制御が極めて簡単
に行え、しかも、低温で反応が行えるため、副反応によ
る変性物質及び重合体物質が生じにくい。そのため、目
的とするN−t−ブチルアクリルアミドは、高品位のも
のを得ることができるので、本発明方法は工業的に非常
に有用である。
に行え、しかも、低温で反応が行えるため、副反応によ
る変性物質及び重合体物質が生じにくい。そのため、目
的とするN−t−ブチルアクリルアミドは、高品位のも
のを得ることができるので、本発明方法は工業的に非常
に有用である。
ここに云う高品位のN−t−ブチルアクリルアミドとは
、高速液体クロマトグラフィで分析した場合、その純度
が99.6%以上のものを指しており、99.9%以上
のものが特に好ましい。
、高速液体クロマトグラフィで分析した場合、その純度
が99.6%以上のものを指しており、99.9%以上
のものが特に好ましい。
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら制限されるものではな
い。
本発明はこれら実施例により何ら制限されるものではな
い。
実施例1
3gの内容積を有するガラス製容器中に、アクリロニト
リル531g (10モル)、t−ブチルアルコール7
43g (10モル)、酢酸741g水101g(2,
4モル/jl)を仕込む。この中に、98%硫酸101
0gを反応温度を25℃に保ちながら約10時間かけて
撹拌下に徐々に滴下した。
リル531g (10モル)、t−ブチルアルコール7
43g (10モル)、酢酸741g水101g(2,
4モル/jl)を仕込む。この中に、98%硫酸101
0gを反応温度を25℃に保ちながら約10時間かけて
撹拌下に徐々に滴下した。
滴下終了後の反応液の粘度を20℃で測定したところ、
48cpsであった。又、反応液を高速液体クロマトグ
ラフィで分析し、反応収率を計算したところ、t−ブチ
ルアルコールベースで95%であった。この反応液を多
量の氷水中に徐々に注ぎ、撹拌してN−t−ブチルアク
リルアミドを析出せしめた。析出した結晶を濾過し、水
洗した。次に得られた結晶を高速液体クロマトグラフィ
で分析したところ、純度は99.9%であり、非常に高
品位のものであった。
48cpsであった。又、反応液を高速液体クロマトグ
ラフィで分析し、反応収率を計算したところ、t−ブチ
ルアルコールベースで95%であった。この反応液を多
量の氷水中に徐々に注ぎ、撹拌してN−t−ブチルアク
リルアミドを析出せしめた。析出した結晶を濾過し、水
洗した。次に得られた結晶を高速液体クロマトグラフィ
で分析したところ、純度は99.9%であり、非常に高
品位のものであった。
実施例2
水101gの代わりに140g(3,7モル、l)を添
加して行った他は、実施例1と同様に行った。
加して行った他は、実施例1と同様に行った。
結果:表1に記載
実施例3
アクリロニトリル531gの代わりに、584g(11
モル)を用いた他は、実施例1と同様に行った。
モル)を用いた他は、実施例1と同様に行った。
結果−表1に記載
実施例4
反応温度を25℃の代わりに、−10℃で行った他は、
実施例1と同様に行った。
実施例1と同様に行った。
結果二表1に記載
実施例5
アクリロニトリル531gの代わりに483g(9,1
モル)を用い、水101gの代わりに42g(1,0モ
ル/fl)を添加し、反応温度を25℃の代わりに35
℃で行った他は実施例1と同様に行った。
モル)を用い、水101gの代わりに42g(1,0モ
ル/fl)を添加し、反応温度を25℃の代わりに35
℃で行った他は実施例1と同様に行った。
結果:表1に記載
実施例6
反応温度を25℃の代わりに、50℃で行った他は、実
施例1と同様に行った。
施例1と同様に行った。
結果二表1に記載
実施例7
アクリロニトリル531gの代わりに605g(11,
4モル)を用いた他は、実施例1と同様に行った。
4モル)を用いた他は、実施例1と同様に行った。
結果二表1に記載
実施例8
アクリロニトリル531gの代わりに483g(9,1
モル)を用い、水101gの代わりに21.0g(0,
5モル/1)を添加し、反応温度を25℃の代わりに3
5℃で行った他は実施例1と同様に行った。
モル)を用い、水101gの代わりに21.0g(0,
5モル/1)を添加し、反応温度を25℃の代わりに3
5℃で行った他は実施例1と同様に行った。
結果:表1に記載
比較例1
水を添加しないで、酢酸741gの代わりに酢酸842
gを用いて実施例1と同様に行った。しかし、硫酸添加
中に反応が突発的におこり、反応温度を25℃に制御す
ることができなかった。
gを用いて実施例1と同様に行った。しかし、硫酸添加
中に反応が突発的におこり、反応温度を25℃に制御す
ることができなかった。
比較例2
水を添加しないで、反応温度を25℃の代わりに40℃
で行った他は実施例1と同様に行った。
で行った他は実施例1と同様に行った。
結果:表1に記載
比較例3
水を添加しないで、反応温度を25℃の代わりに50℃
で行った他は実施例1と同様に行った。
で行った他は実施例1と同様に行った。
結果:表1に記載
比較例4
水を添加しないで、酢酸741gの代わりにエチルアル
コール501gを用いておこなった他は、実施例1と同
様に行った。
コール501gを用いておこなった他は、実施例1と同
様に行った。
結果:表1に記載
比較例5
水を添加しないで、酢酸741gの代わりにエチルアル
コール501gを用い、反応温度を25℃の代わりに5
0℃で行った他は、実施例1と同様に行った。
コール501gを用い、反応温度を25℃の代わりに5
0℃で行った他は、実施例1と同様に行った。
結果:・表1に記載
比較例6
アクリロニトリル1115g(21モル)、t−ブチル
アルコール520g (7モル)、98%硫酸140g
を仕込み、撹拌しながら反応温度80℃で3時間反応さ
せた。
アルコール520g (7モル)、98%硫酸140g
を仕込み、撹拌しながら反応温度80℃で3時間反応さ
せた。
結果二表1に記載
比較例7
水101gの代わりに、8g(0,2モル/Ω)を添加
して行った他は、実施例1と同様に行った。
して行った他は、実施例1と同様に行った。
結果二表1に記載
実施例(8例)、比較例(7例)を一覧表に整理したも
のが表1である。
のが表1である。
実施例と比較例1〜7の結果より、本願発明の酢酸−水
混合溶媒の効果が立証されている。なお酢酸溶媒の場合
、低温反応では反応温度の制御が困難となり(反応暴走
)、エタノール溶媒の場合、低温反応では反応速度が著
しく遅くなり、共に工業的には実用性がない。ここに云
う低温反応とは概ね30℃以下での反応を指す。
混合溶媒の効果が立証されている。なお酢酸溶媒の場合
、低温反応では反応温度の制御が困難となり(反応暴走
)、エタノール溶媒の場合、低温反応では反応速度が著
しく遅くなり、共に工業的には実用性がない。ここに云
う低温反応とは概ね30℃以下での反応を指す。
手続補正書(自発)
平成 1年 7月27日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、t−ブチルアルコール及びアクリロニトリルを硫酸
存在下で反応させる際、溶媒として酢酸−水の混合溶媒
を使用しかつ反応系内の水のモル濃度が0.5モル/l
以上であることを特長とするN−t−ブチルアクリルア
ミドの製造法。 2、アクリロニトリルに対するt−ブチルアルコールの
モル比が0.9以上である請求項1記載のN−t−ブチ
ルアクリルアミドの製造法。 3、反応温度が−30〜40℃である請求項1又は請求
項2記載のN−t−ブチルアクリルアミドの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1129547A JP2691020B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | N―t―ブチルアクリルアミドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1129547A JP2691020B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | N―t―ブチルアクリルアミドの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02306948A true JPH02306948A (ja) | 1990-12-20 |
JP2691020B2 JP2691020B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=15012210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1129547A Expired - Fee Related JP2691020B2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | N―t―ブチルアクリルアミドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691020B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399051A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-04-30 | ロ−ム アンド ハ−ス カンパニ− | イソチアゾロン化合物の製造方法 |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP1129547A patent/JP2691020B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399051A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-04-30 | ロ−ム アンド ハ−ス カンパニ− | イソチアゾロン化合物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2691020B2 (ja) | 1997-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62164672A (ja) | 1,2−ジメチルイミダゾ−ルの製造法 | |
JPH02306948A (ja) | N―t―ブチルアクリルアミドの製造法 | |
JP3480825B2 (ja) | 1,1,1,5,5,5−ヘキサフルオロアセチルアセトンの精製方法 | |
US5191102A (en) | Process of producing silethylene oxide | |
JPS61267538A (ja) | 2−アルキル−6−アシルナフタリンの製造法 | |
JPS5951234A (ja) | 2−アセチル−6−メトキシナフタレンの製造方法 | |
JP3956155B2 (ja) | テトラブロモビスフェノ−ルaビスジブロモプロピルエ−テルの製造方法 | |
JP2633040B2 (ja) | N―t―ブチルアクリルアミドの精製方法 | |
JP3640319B2 (ja) | ベンズアミド誘導体の製造方法 | |
JPH0729994B2 (ja) | N−アルキルアルキレンジアミンの製造方法 | |
JP3727093B2 (ja) | 2−オキソシクロペンタンカルボン酸エステルの製造方法 | |
JP3876933B2 (ja) | 硫酸水素エステルの製造方法 | |
JPH0576938B2 (ja) | ||
JP4030293B2 (ja) | β−ケトニトリル類の製造法 | |
JP2995969B2 (ja) | 3,3,4−トリメチル−4−ペンテン−2−オンの製造方法 | |
JPS61286340A (ja) | 2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプロペンの製法 | |
JP2526421B2 (ja) | 保存安定性に優れた高純度1,3,5―トリス(N,N―ジメチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ―s―トリアジンの製造法 | |
JPH0692341B2 (ja) | 4,4−ビス(4−ヒドロキシフエニル)−シクロヘキサンカルボン酸誘導体およびその製造方法 | |
JP4032825B2 (ja) | 3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルを製造する方法 | |
JPS6097920A (ja) | 置換1‐フエニルインダンの製造方法 | |
JPS6248642A (ja) | アルコキシプロピルクロリドの製造法 | |
KR20200069042A (ko) | 인덴 유도체의 제조 방법, 이를 이용한 메탈로센 촉매 제조방법 및 올레핀 중합체 제조방법 | |
JPS6348863B2 (ja) | ||
JPS63250353A (ja) | テレフタル酸ジアニリド類の製造法 | |
JPH07188147A (ja) | シアノノルボルネンの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |