JPH02290831A - アルキルメタクリレートの製造方法 - Google Patents

アルキルメタクリレートの製造方法

Info

Publication number
JPH02290831A
JPH02290831A JP2092353A JP9235390A JPH02290831A JP H02290831 A JPH02290831 A JP H02290831A JP 2092353 A JP2092353 A JP 2092353A JP 9235390 A JP9235390 A JP 9235390A JP H02290831 A JPH02290831 A JP H02290831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propyne
propadiene
mixture
catalyst
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2092353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2914713B2 (ja
Inventor
Michael John Doyle
マイケル・ジヨン・ドイル
Gogh Johan Van
ヨハン・ウアン・ゴーゴ
Ravenswaay Claasen Johan C Van
ヨハン・クリスチアン・ウアン・ラーヴエンズウエイ・クラーセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPH02290831A publication Critical patent/JPH02290831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2914713B2 publication Critical patent/JP2914713B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/52Esters of acyclic unsaturated carboxylic acids having the esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom
    • C07C69/533Monocarboxylic acid esters having only one carbon-to-carbon double bond
    • C07C69/54Acrylic acid esters; Methacrylic acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/36Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates
    • C07C67/38Preparation of carboxylic acid esters by reaction with carbon monoxide or formates by addition to an unsaturated carbon-to-carbon bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主呈上生肌且分団 本発明は、アルキルメタクリレート特にメチルメタクリ
レートの製造方法に関する. の                      るメ
チルメタクリレートは、主にいわゆるアセトンシアノヒ
ドリン法により工業的に製造されている.この方法は、
多量の廃硫酸と廃重硫酸アンモニウムが生じそしてこれ
らは廃棄されねばならずあるいは再使用のために仕上げ
られねばならないという欠点、並びに別の廃物であるH
CNは非常に毒性でありそしてその貯蔵及び輸送に対す
る圧力が増大しつつあるという欠点がある(「ティー・
ハエベルレ(T.Haeberle)及びジー・エミグ
(G.Emig)の“エング・テクノル(Eng. T
echnol.)”,土土,6 (198B).392
〜402」参照).環境についての関心が増大するにつ
れて、これらの欠点のない代替方法を見出す研究がかな
りなされてきた. 一つの可能性のある代替方法は1964年に「ワイ・サ
カキバラの“プル・ケム・ソク(Bu I l.Che
w. Soc.)’+ 日本国,LL,1 1 (19
64),1601〜1609Jに記載されている方法で
あり、この方法はカルボキシル化触媒の存在下でのプロ
ピンと一酸化炭素及びアルカノールとの反応よりなる.
この方法は既に長い間知られておりかつかなりの興味を
引いたけれども、商業化されなかった. 上記のカルポキシル化法の商業的利用を阻んだ要因は、
適当な低価格のプロピン供給物を多量に入手することが
できなかったことであった.プロピンを製造するための
方法が数多く文献に記載されている.例えば、[“カー
クーオスマーの化学技術の百科辞典(Kirk−Oth
a+er’s Encyclopaedia of C
hemical Technolog31)”+第2版
.増補版(1971),第547〜556頁」の「メチ
ルアセチレンJの章には、プロピレンジブロマイドの脱
ハロゲン化水素、炭化マグネシウムの永和、液体アンモ
ニア中でのナトリウムアセチリドと硫酸ジメチルとの反
応を含めて種々の方法並びに種々の熱分解法即ちクラッ
キング法が記載されていス アルキルメタクリレートの製造用のプロピン供給物の多
くの潜在的な供給源のうち最も安価なものは、エテンク
ラッキング装置(ナフサクラッキング装置、ガス油クラ
ッキング装置及び/又はLPGクラフキング装置として
も知られている.)、接触クラフキング装置又はLPG
(液化石油ガス)脱水素法によって作られたC,ストリ
ームであると認められる。かかるストリームの特性は、
おおよそ1対1の比率のプロピンとプロパジエンとの混
合物よりなることである.現在、プロピンとプロパジエ
ンとの該混合物は、一般的に分離されないで通常燃焼さ
れている(フレアガス又は溶接ガスとして)かあるいは
水素添加されてブロペン及びプロパンにされている. 欧州特許出願公開公報(EP−A)第0190473号
には、プロパジエンのカルボキシル化によるメチルメタ
クリレートのようなアルキルアクリレートの製造方法が
開示されている。該公報の例10には、比較的不活性な
カルボキシル化触媒の存在下でプロパジエンとプロピン
との混合物を一酸化炭素及びメタノールと反応させるこ
とによりメチルメタクリレートが製造される実験が記載
されている.該プロパジエンも該プロピンも両方とも、
メチルメタクリレートに変換される.プロピン対プロパ
ジエンの比率は1対lであり、エテンクラッキング装置
、接触クラッキング装置又はLPG脱水素法によって作
られたC,ストリームにおいて見られる比率と同じであ
る. 驚くべきことに、プロピン及びメタノールをカルボキシ
ル化してメチルメタクリレートを生じせしめる際のカル
ボキシル化触媒をプロパジエンが毒作用するということ
が今般見出された.更に、プロパジエンの毒作用効果は
、プロピンカルボキシル化に対するカルボキシル化触媒
の固有的活性が増大するにつれて増大すると認められる
.i      ′    か  の 従って、本発明は、アルキルメタクリレートの製造方法
において、 a)エテンクラッキング装置、接触クラッキング装置又
はLPG脱水素法から得られたプロピンとプロパジエン
との混合物よりなるC,混合物からプロパジエンを選択
的に除去してプロピン対プロパジエンとの比率が≧6で
あるプロピン供給物を得、そして b》該プロピン供給物をカルボキシル化触媒の存在下で
一酸化炭素及びアルカノールと接触させる、 ことを特徴とする上記方法を提供する.本発明による方
法において出発物質として用いられるCs混合物は、エ
テンクラッキング装置、接触クラッキング装置又はLP
G脱水素法から得られたプロピンとプロパジェンとの混
合物よりなる.エテンクラッキング装置、接触クラッキ
ング装置及びLPG脱水素法は、当該技術において周知
である. か《して、エテンクラッキング装置は、熱クラッキング
によりエテンがナフサ、ガス油、LPG(好ましくはイ
ソブタン)又はエタンのような炭化水素フラクシッンか
ら製造されるところの一種のタラフキング装置である.
接触クラッキング装置は、重質ガス油又は真空留出物の
ような炭化水素フラクションの接触クラッキングにより
炭化水素が製造されるところのクラッキング装置である
.LPG脱水素法は、プロパンが熱的に又は接触的にプ
ロペンに変換される方法である.これらの各方法はとり
わけ、C,炭化水素特にプロパン、プロペン、プロピン
及びプロパジエンから主としてなるC,ストリームをも
たらす. 好ましくは、C,混合物は、エテンクラッキング装置か
ら得られたプロピンとプロパジエンとの混合物よりなる
. 本発明による方法において用いられるC,混合物は、エ
テンクラッキング装置、接触クラッキング装置又はLP
G脱水素法によって作られたC,ストリームであり得る
.しかしながら、好ましくは、かかるC3ストリームか
らプロピンとプロパジエンとの混合物の濃度が増大され
る方法によって誘導された混合物である.例えば、かか
るC,ストリームからプロパン及び/又はプ、ロベンを
留去することによって、溶媒で選択的に洗浄することに
よって及び/又は更なるプロピン及び/又はプロパジエ
ンを添加することによって誘導された混合物であり得る
.更なるプロピン及び/又はプロパジエンは、例えば後
で一層詳述されている再循環により添加され得る. ある場合には、いくつかの異なるエテンクラッキング装
置、接触クラッキング装置及び/又はLPG脱水素法(
異なる精油所に設置されていてもよい.)から得られた
プロピンとプロパジェンとの混合物を一緒にすることが
非常に好都合である.かかる混合物は、最も好都合には
濃厚形態で輸送され得る. エテンクラッキング装置のプラントからC,混合物を得
る魅力的なやり方は、既に存在する脱プロパン装1!(
C*炭化水素が高級炭化水素から分離されるところの蒸
留塔)から得られた粗製C,ストリームの少な《とも一
部を取り出し、水素添加装置(この装置においては通常
プロピン、プロパジエン及びいくらかのブロペンが水素
添加されてプロパン/ブロペンの混合物とされ、この混
合物はプロパン/ブロペンの分離装置に供給されてボリ
マー等級のプロペンが頂部ストリームとしてそして本質
的に純粋なプロパンが底部ストリームとして得られる.
)を迂回しそして上記のプロパン/プロペンの分離装置
又は別のプロパン/プロベンの分離装1中に直接導入す
ることよりなる.この態様では、かかる分離装置の供給
物の少なくとも一部は依然いくらかのプロピン及び/又
はプロパジエンを含有している事実(予備的な水素添加
に付されなかったので)を考慮して、上述の水素添加で
もって操作する場合とはわずかに異なった条件下で該分
離装置を操作することが有利である.その際、該分離装
置の頂部ストリームがやはりボリマー等級のブロペンを
含有し(比較的少ない量であるけれども)そしてブロペ
ンのいくらかが、主にブロバン及びプロペン(約70%
)からなりかつ更におおよそ等モル量のプロパジエン及
びプロピンを含むストリームとともに該分離装置を底部
にて去るように操作されよう. 固定容量のプラントの処理量を所与の触媒活性度にて最
大にするために、プロピン供給物中の不活性な又は準不
活性な物質の量を最小にすることが有利である.かくし
て、本発明の好ましい側面によれば、C,混合物中のプ
ロピンとプロパジエンとの混合物は溶媒での選択的洗浄
により濃縮され、それによりC,混合物含有の溶媒スト
リームが得られる.例えば、プロピンとプロパジェンと
の混合物は、有意量のプロパン、プロベン、プロピン及
びプロパジエンを含有するブロバン/プロペンの分離装
置の底部流出物から得られていてもよい.洗浄は、典型
的にはプロパン及びブロベン(及び、0.2%未満のプ
ロピン/プロパジエン)から本質的になるストリームが
塔頂留出留分として除去されるように、有機溶媒とプロ
パン/ブロペンの分離装置の底部流出物の向流的な流れ
を用いてかつ高められた圧力下(2〜20バール好まし
くは6〜12バール)にて塔中で適当に行われる. プロピン及び用いられる高められた圧力においてプロパ
ジエンも吸収する溶媒は、適当には極性有機溶媒例えば
アミド(例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド又はN−メチルピロリドン)、ニトリル(例えば
アセト二トリル)、スルホン(例えばスルホラン)ある
いはそれらの混合物特にジメチルホルムアミドよりなる
.別の好ましい抽出溶媒はアルコール例えばメタノール
であり、これは後続のカルボキシル化反応における反応
体の一つとしても用いられ、かくして本方法の操作を単
純化するという利点がある.プロパジエンは、化学的手
段により例えばプロピンへの異性化により及び/又は物
理的手段により例えば蒸留好まし《は抽出蒸留により選
択的に除去され得る. プロピンへのプロパジエンの異性化は、化学的平衡反応
でありそして当該技術において周知である.化学的平衡
の平衡位置は、温度に依存する.かくして、温度が上昇
されるにつれてプロパジエンの割合が増大する.周囲温
度では、異性化によって得られるプロピン対プロパジエ
ンの比率はおおよそ9対1である. 異性化は好都合には、−30ないし1 0 0 ’C好
ましくはOないし40゜C一層好ましくは10ないし3
0゜Cの範囲の温度、0.1ないし100バール一層好
ましくは1ないし20バールの範囲の圧力、異性化触媒
の存在下、気相又は液相にて行われる,プロパジエンを
プロピンに異性化するために適した触媒は、当該技術に
おいて周知である.例えば、異性化触媒は、アルミナ上
に付着されたアルカリ金属又はアルカリ金属酸化物、例
えばアルミナ担体上に付着されたアルカリ金属炭酸塩好
ましくはガンマーアルミナ上のKよC O xを不活性
雰囲気中で加熱することにより得られ得る組成物あるい
は少なくとも1種の溶融アルカリ金属をアルミナ上に好
ましくはカリウムとナトリウムとの低融性共融混合物を
アルミナ上に付着させることにより得られ得る組成物よ
りなり得る.適当な異性化触媒はまた、「“カークーオ
スマーの化学技術の百科辞典(Kirk−Othmer
’s Encyclopaedia of Chesi
cal Techno1ogy)”+第2版.増補版(
1971).第547〜556頁」及び米国特許第3.
671.605号に記載されている. 一般に、異性化触媒の活性は温度の低下とともに低下す
る.従って、プロピン対プロパジエンの比率が≧lO特
に≧20であるプロピン供給物を製造することが所望さ
れる場合は、物理的分離手段によりC,混合物からプロ
パジエンを除去することが好ましい. プロパジエンが物理的分離手段により除去された場合、
該プロパジエンは次いで一酸化炭素及びアルカノールと
反応されてアルキルメタクリレートが生成せしめられ得
る.しかしながら、該プロパジエンは、好ましくは異性
化されてプロピンとプロパジエンとの混合物にされそし
て本プロセスの工程a)又は工程b)に再循環される.
随意に、該異性化の生成物は、工程a)又は工程b)に
再循環される前に高沸点留分(heavy ends)
を除去するために蒸留に付される. 抽出蒸留は、2種の非常に類偏した成分よりなる混合物
から一つの成分を除去するためによく知られた方法であ
る.かくして、プロピンとプロパジエンとの混合物から
プロパジエンを除去するためにプロピンとプロパジエン
との混合物は極性有機溶媒中に溶解され、そしてプロパ
ジエンがガスとして除去され(例えばストリッピングに
より)、プロピンが該溶媒中に溶解されたままにされる
.適当な溶媒には、アミド例えばジメチルホルムアミド
又はN−メチルビロリドン、二トリル例えばアセトニト
リル、スルホン例えばスルホラン並びにアルコール例え
ばメタノールがある.ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルビロリドン、メタノール及びそれらの混合物が好まし
い溶媒である.プロパジエンの除去のための物理的分離
工程を異性化工程と組合わせることにより、当初のC,
混合物中のプロピン及びプロパジエンのすべてがアルキ
ルメタクリレートに原則的に変換され得る、ということ
が認められよう.それ故、プロセス工程のこの組合わせ
は本発明の特に好ましい側面をなす. Cコ混合物が溶媒での洗浄により得られた場合、プロピ
ン2プロパジエンとを含有する溶媒ストリームからスト
リッピングによりプロパジエンが有利に除去されてプロ
ピン供給物が生成せしめられる.このストリッピングは
、プロパジエンとプロピンとが異なる揮発度及び溶媒中
の溶解度を示す故に可能である.該ストリシビングは、
主吸収塔の下流の塔においてこの塔の底部で間接熱交換
を用いて適当に行われ得る.所望するなら、プロピンは
次いで更なる塔において溶媒から分離され得る.該スト
リッピングの操作は、該プロピン供給物中のプロパジエ
ン含有率がほとんどゼロになるように調節され得る. 本発明による方法において、プロピン供給物中のプロピ
ンのモル濃度は好ましくは35%を越え一層好ましくは
50%を越え更に一層好ましくは90%を越え最も好ま
しくは少なくとも99%である.かくして、この供給物
混合物は好ましくは多くともlOモル%のプロパジエン
及び少な《とも35モル%のプロピンを含有する. プロピン供給物は、好ましくはプロピンとプロパジエン
を合わせて少な《とも50%(質量)一層好ましくは少
なくとも60%更に一層好ましくは少なくとも80%を
含む. プロピン供給物は、好ましくは少なくとも50%(モル
)特に少なくとも90%(モル)のC,炭化水素を含む
. 本発明による方法において、プロピン対プロパジエンと
の比率が少なくとも8特に≧20一層特に≧100であ
るプロピン供給物を用いることが好ましい.高活性のカ
ルボキシル化触媒の場合、該比率が≧500一層好まし
くは≧10001も好まし《は≧10,000であるプ
ロピン供給物を用いることが好ましい. 本発明による方法において用いられるカルボキシル化触
媒は、プロピンのカルボヰシル化のための活性を有する
いかなる触媒でもよい.好まし《は第■族金属触媒、一
層好ましくはパラジウム触媒である. 好ましくは、カルボキシル化触媒は、第■族(例えばパ
ラジウム)化合物、配位子(例えば一座配位子又は準二
座配位子のホスフィン、アルシン、スチビン又は同様な
窒素化合物)及びプレンステッド酸のア二オン(塩、エ
ステル、無水物又は酸からのものそして好ましくはあま
りにも強く配位しないもの)の組成物を基材としている
。かかる触媒の特に好ましい例は、パラジウム(If)
化合物、式pRt(式中、各Rは独立的に随意に置換さ
れたヒドロカルビル又は複素環式基を表す.)の有機ホ
スフィン及びpK.<’lを有する非ハロゲン化水素の
ブレンステンド酸の組成物を基材としている. 随意に置換されたヒドロカルビル基におけるヒドロカル
ビル基は、好ましくはアルキル基例えばメチル、エチル
、プロビル、イソプロビル、ブチル、イソブチル又はt
−ブチルのようなC,−.アルキル基、シクロアルキル
基例えばシクロペンチル又はシクロヘヰシルあるいはフ
ェニル又はナフチルのようなアリール基である.その代
わりに、二つのR基は随意に置換されたアルキレン鎖を
表し得る. 随意に置換された複素環式基における複素環式基は、イ
ミノ窒素を脊する芳香族基例えばビリジル、ピラジニル
、キノリル、イソキノリル、ピリミジニル、ピリダジニ
ル、シンノリニル、トリアジニル、キノキサリニル又は
キナゾリニル基である.イミノ窒素原子を有する芳香族
基におけるイミノ窒素原子は好ましくは、例えば2−ピ
リジル、2−ピラジニル、2−キノリル、1−イソキノ
リル、3−イソキノリル、2−ピリミジニル、3−ビリ
ダジニル、3−シンノリニル、2−トリアジニル、2−
キノキサリニル及び2−キナゾリニルにおいてのように
1個の橋状窒素原子を通じてリンに結合されている, 随意に置換されたヒドロカルビル又は複素環式基におい
て存在し得る随意的な置換基の例には、ハロゲン原子例
えばフッ素、塩素又は臭素.アルキル基例えばメチル又
はエチル,ハロアルキル基例えばトリフルオロメチル,
アルコキシ基例えばメトキシ又はエトキシ,ハロアルコ
キシ基例えばトリフルオロメトキシ,アシル基例えばア
セチル,アシルオキシ基例えばアセトキシ.アミノ基例
えばジメチルアミノ,ヒドロキシル基,ニトリル基,ア
シルアミノ基例えばアセトアミド.並びにアリール基例
えばフェニルがある. 非ハロゲンのブレンステッド酸は、例えば硫酸.P−}
ルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸、クロロスルホン酸、フルオロスル
ホン酸又はスルホン化イオン交換樹脂のようなスルホン
酸,オルトリン酸、ピロリン酸又はベンゼンリン酸のよ
うなリン酸2 トリフルオロ酢酸のようなカルボン酸,
過塩素酸のような過ハロゲン酸.フルオロケイ酸,HB
F4,HPF,又はHSbF.であり得る. かかる触媒の例は本出願人のEP−A(欧州特許出願公
開公報)第186228号及びEP−A第271144
号に挙げられており、例えば(a)酢酸パラジウム、(
b)トリフエニルホスフィン、トリス(p−メトキシフ
ェニル)ホスフィン又はジフエニル−2−ピリジルホス
フィン及ヒ(c)p−トルエンスルホン酸又はトリフル
オロ酢酸、の組合わせである. プロピン、アルコール及び一酸化炭素の間の反応は好ま
しくは、20〜200゜C−層好ましくは20〜80゜
Cの範囲の温度、5〜70バールの範囲の圧力にて行わ
れる.該反応に対して、別個の溶媒は必須ではない,し
かしながら、該アルコールのエステルが、溶媒として好
都合に用いられ得る. カルボキシル化触媒が第■族金属触媒である場合、該触
媒はプロパジエンの不存在下での変換活性が少なくとも
100gプロピン/g触媒金属/時一層好ましくは1,
0 0 0 gプロピン/g触媒金属/時好ましくは少
なくとも5,000一層好ましくは少なくとも10,0
00gプロピン/g触媒金属/時である変換活性を有す
ることが好ましい。これは、触媒金属がパラジウムであ
りかつメタクリレートがメチルメタクリレートである場
合25kgメタクリレート/g触媒金属/時の生成性に
おおよそ等しい. 本方法の生成物であるアルキルメタクリレートは、適当
には20個まで好ましくは1〜4個の炭素原子を有する
アルコールのエステルである.アルコールの例は、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール
、ブタノール、イソプタノール及び第3級プタノールで
ある.最も好まし《は、アルカノールはメタノールであ
り、かくしてメチルメタクリレートが生成物として得ら
れる. カルボキシル化反応を行うための適当でかつ魅力的な方
法は、プロピン供給物が新鮮なアルカノールとメタクリ
レート/アルカノール共沸混合物の再循環ストリームと
の混合物と一緒にされそして次いで触媒(の溶液)及び
一酸化炭素と同時に反応器中に供給されることを含む. このことは、好ましいアルカノール供給物としてメタノ
ールを用いて更に記述される.非常に適当には、プロピ
ン供給物は混合装置例えばタンク中にもたらされて新鮮
なメタノールとメチルメタクリレート/メタノール共沸
混合物の再循環ストリームとの混合物と一緒にされそし
て次いで反応器中に供給されかつそれと付随して触媒溶
液も反応器中に供給される.該触媒溶液は、CO供給物
用パイプを用いて又は別個に導入され得る.反応器の流
出物生成物ストリームは、等温的にフラッシュされそし
て未反応ガスがストリシピング除去される.このガスス
トリームは冷却されて(約一20℃に)価値ある低揮発
性成分が再凝縮され、そしてこれらの成分は液状供給物
に戻される.凝縮されなかったガス(主にCo)は、除
去されそしてほかの場所で例えば燃料として用いられる
.この中に存在する未反応プロピンは、メタノールで洗
出されそして反応器に再循環され得る.生成物、触媒残
渣及び高沸点留分を含有する液状留分は、蒸留塔中に供
給される. メチルメタクリレートとメタノールとの共沸混合物から
なる塔頂ストリームは、供給物混合装置に及び次いで反
応器に再循環される.底部ストリームは、適当には第2
蒸留塔に供給される.この塔からの頂部生成物は純粋な
メチルメタクリレートであり、一方底部生成物はいくら
かのメタクリレート、触媒残渣及び高沸点留分を含有す
る.後者のメチルメタクリレートは、高沸点留分のスト
リッピング装置において回収されそして該第2の塔に戻
され得る.m11された残渣は、再使用のために又は責
任を果たせるやり方での廃棄のために仕上げられ得る. 1隻貫 本発明を次の例により一層詳細に例示する.例1は、ク
ラッキング装置からの03ストリームのC,混合物の典
型的であるC,混合物が、溶媒での洗浄及びその後のス
トリッピングでのプロパジエンの除去によりプロピン供
給物に変えられる方法を例示する.例2は、プロパジエ
ンが異性化触媒上で異性化されてプロピンが生じせしめ
られる方法を例示する.例3及び例4は、プロピンがカ
ルボキシル化されてメチルメタクリレートが生じせしめ
られるカルボキシル化を例示する.比較例は、プロピン
のカルボニル化に対するプロパジエンの驚くべき毒作用
の影響を実証する.引 527モル%のプロパン、1.6モル%のプロピレン、
19.1モル%のプロパジエン及び25.1モル%のプ
ロピン及び1.5%の一層重質の炭化水素からなる新鮮
な供給物が、プロパジエン異性化反応器からの再循環ス
トリームと一緒にされそして吸収塔に供給される.必要
な場合、該供給物は最初に蒸留塔に送られて高沸不純物
が除去される.一緒にされた混合物は、45.4%のプ
ロパン、10.5%のプロピレン、11.4%のプロパ
ジエン及び3SL7%のプロピンを含有する. 該吸収塔において、一緒にされた該混合物はDMF(ジ
メチルホルムアミド)(2.8kgDMF/−一緒にさ
れた混合物)と接触される.該吸収塔は、8バールにて
操作されかつリボイラー及び凝縮器を備えている.液状
の頂部生成物は、96.8%のプロパン、3.0%のプ
ロピレン、合計で0.2%のプロパジエン及びプロピン
からなる.底部生成物は、68.3%のDMF,4.8
%のプロバジエ7、14.2%のプロピン、8.6%の
プロパン及び4.1%のプロピレンからなる. この混合物は35℃に冷却されそして第1のストリッピ
ング装置(リボイラー及び凝縮器を備えかつ2.6バー
ルにて操作される.)に供給され、そこで全部のプロパ
ン、ブロビレン、プロパジエン、及びプロピンの一部が
ストリッピング除去されてプロパジエンがわずか10p
pmで88.1%のDMF及び11.9%のメチルアセ
チレンからなる底部生成物が得られる,38.2%のブ
ロバン、18.3%のプロピレン、21.5%のプロパ
ジエン及び22%のプロピンからなる頂部生成物は異性
化触媒を含有するプロパジエン異性化反応器に供給され
、そこでプロパジエンの一部がプロピンに変換されて4
.4%のプロパジエン及び39.1%のプロピンを含有
する流出物が得られる.この流出物が、新鮮な供給物と
一緒にされるところの再循環ストリームである. 該底部生成物は、第2のストリ7ビング装置(リボイラ
ー及び凝縮器を備えかつ1.6バールにて操作される.
)に供給される.このストリッピング装置の頂部生成物
は、わずか80ppmしかプロパジエンを含有しないプ
ロピンからなる.底部生成物は0.5%のプロピンを含
有するDMFからなり、冷却された後に最初の吸収塔に
おいて再び用いられる.ストリッピング装置における凝
縮器の目的は、炭化水素蒸気を凝縮させることのみなら
ず、炭化水素生成物からDMFを除去することでもある
. 例2 租■I立 アルミナ上に20%Wの炭酸カリウムが担持された触媒
を次のようにして製造した. イ)  250gの1/16”の筒状ガンマーAj!g
os(ガンマーアルミナ)押出物(孔容積=0.7d/
g)を、500℃にて16時間活性化させた. 口) 50gのKxCOsC炭酸カリウム,ベーカ一分
析済み)を、周囲温度にて1 5 0 mlの脱塩水中
に溶解した. ハ)  200gの上記の活性化されたガンマA l 
t O sを、上記のK ! C O x溶液と接触さ
せそして充分に混合した(初期湿性法). ?浸後、触媒を125〜140゜Cにて16時間乾燥さ
せた.かくして得られたガンマーA2■0,上に阻持さ
れた20%WのKtCOffを、使用の前に575゜C
にて24時間窒素下で活性化させた.プロパジエンの− ガンマーA l z O s上にK t C O sが
担持された活性化触媒を含有する充填床反応器中で、次
の処理操作に従ってプロパジエンをプロピンに異性化し
た. イ) 内径0. 9 amのステンレス鋼製管型反応器
に、ガンマーA It t O !上にK.CO,が担
持された触媒粒子2.0gを満たした. 口) 該触媒を、上述の温度処理に従って活性化させた
. 反応器を実験的準備に適合させ、そして液化されたC,
及びC,の炭化水素の供給物混合物を触媒上にポンプ輸
送した.該供給物は、15%Vのプロパジエン、22%
Vのプロピン、49%Vのブロペン、5%Vのプロパン
、3%Vの1.3ブタジエン及び少量の他のC,〜C4
炭化水素を含有していた. 101供給物/2反応器・時までの液時間空間速度ニテ
、プロピン/ブロバジエンの異性化平衡が確立された.
上記の供給物からの反応生成物におけるプロピン及びプ
ロパジエンの濃度は、反応が25゜Cにて行われた場合
33.7%V及び3.3%Vになっていた. 例3 250dの電磁かくはん式オートクレープに、0.1ミ
リモルの酢酸パラジウム、1ミリモルのトリ(p一トリ
フルオ口メチルフェニル)ホスフィン、1ミリモルのメ
タンスルホン酸、10mlのメタノール及び40dのア
ニソールを満たした.次いで空気をオートクレープから
排気し、そして次いで30dのプロピンを添加した.次
いで、一酸化炭素を添加して20バールめ圧力にした.
次いで、オートクレープを封止しそして90゜Cに加熱
した.反応の完了時に、オートクレープの内容物を気液
クロマトグラフィーにより分析した.反応速度は、40
gプロピン/gパラジウム(Pd)/時であると算出さ
れた. 比較例A 15dのプロピン及び15M1のアレンを用いて、例3
の方法を繰り返した.反応速度は、4gのプロピン及び
アレン/gパラジウム(Pd)/時であると算出された
. 例4 30(ldの電磁かくはん式ステンレス鋼製オートクレ
ープに、順次0. 0 2 5ミリモルの酢酸パラジウ
ム(n)、1ミリモルのビス(6−メチルー2−ビリジ
ル)一フエニルホスフィン、2ミリモルのパラートルエ
ンスルホン酸、30a1のN−メチルピロリドン及び3
0mのメタノールを満たした.空気をオートクレープか
ら排気し、その後25Idのプロピンを添加した.次い
で、一酸化炭素を添加して60バールの圧力にした.オ
ートクレープを封止し、そして80℃の温度に加熱した
.80℃で1.5時間の反応時間後、内容物の試料を気
液クロマトグラフィーにより分析した.平均変換速度は
、7500gプロピン/gパラジウム(Pd)/時であ
ると算出された。
比較例B 25dのプロピンの代わりに201のプロピン及び1(
ldのプロパジェンを用いてそして60’Cに加熱する
ことにより、例4の方法を繰り返した.反応は認められ
なかった.次いで、オートクレープを80℃に加熱した
.やはり、反応は認められなかった.オートクレープを
、最終的に1 0 0 ’Cに加熱した.その際、反応
は認められた.反応時間は5時間であった.平均変換速
度は、わずか200gのプロピン及びプロパジェン/g
パラジウム(Pd)/時であると算出された. 代理人の氏名   川原田 一 穂

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキルメタクリレートの製造方法において、 a)エテンクラッキング装置、接触クラッキング装置又
    はLPG脱水素法から得られた プロピンとプロパジエンとの混合物よりな るC_3混合物からプロパジエンを選択的に除去してプ
    ロピン対プロパジエンとの比率 が≧6であるプロピン供給物を得、そして b)該プロピン供給物をカルボキシル化触媒の存在下で
    一酸化炭素及びアルカノールと 接触させる、 ことを特徴とする上記方法。
  2. (2)C_3混合物が、エテンクラッキング装置から得
    られたプロピンとプロパジエンとの混合物よりなる、請
    求項1記載の方法。
  3. (3)C_3混合物が、脱プロパン装置から得られたC
    _3ストリームの少なくとも一部を取り出し、プロパン
    /プロペンの分離装置中に直接導入しそして底部流出物
    を回収することによりエテンクラッキング装置のプラン
    トから得られたプロピンとプロパジエンとの混合物より
    なる、請求項1又は2記載の方法。
  4. (4)C_3混合物中のプロピンとプロパジエンとの混
    合物を溶媒での選択的洗浄により濃縮してC_3混合物
    を含有する溶媒ストリームを得る、請求項1〜3のいず
    れか一つの項記載の方法。
  5. (5)溶媒がジメチルホルムアミド、N−メチルピロリ
    ドン、メタノール又はそれらの混合物よりなる、請求項
    4記載の方法。
  6. (6)プロパジエンを抽出蒸留により除去する、請求項
    1〜5のいずれか一つの項記載の方法。
  7. (7)プロパジエンを溶媒ストリームからストリッピン
    グにより除去する、請求項4又は5記載の方法。
  8. (8)除去されたプロパジエンを異性化触媒と接触させ
    てプロピンに変換させそして異性化生成物を工程a)又
    は工程b)に再循環させる、請求項6又は7記載の方法
  9. (9)異性化触媒が、アルミナ上に担持されたアルカリ
    金属又はアルカリ金属酸化物よりなる、請求項8記載の
    方法。
  10. (10)プロピン供給物が少なくとも99%(質量)の
    プロピンよりなる、請求項1〜9のいずれか一つの項記
    載の方法。
  11. (11)プロピン供給物中のプロピン対プロパジエンの
    比率が≧100である、請求項1〜10のいずれか一つ
    の項記載の方法。
  12. (12)カルボキシル化触媒が第VIII族金属触媒である
    、請求項1〜11のいずれか一つの項記載の方法。
  13. (13)第VIII族金属触媒がパラジウム触媒である、請
    求項12記載の方法。
  14. (14)アルカノールがメタノールである、請求項1〜
    13のいずれか一つの項記載の方法。
JP2092353A 1989-04-11 1990-04-09 アルキルメタクリレートの製造方法 Expired - Lifetime JP2914713B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB898908079A GB8908079D0 (en) 1989-04-11 1989-04-11 Process for the preparation of an alkyl methacrylate
GB8908079.0 1989-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02290831A true JPH02290831A (ja) 1990-11-30
JP2914713B2 JP2914713B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=10654768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2092353A Expired - Lifetime JP2914713B2 (ja) 1989-04-11 1990-04-09 アルキルメタクリレートの製造方法

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP0392601B1 (ja)
JP (1) JP2914713B2 (ja)
KR (1) KR0173121B1 (ja)
CN (1) CN1027587C (ja)
AU (1) AU624697B2 (ja)
BR (1) BR9001676A (ja)
CA (1) CA2014152C (ja)
CZ (1) CZ284057B6 (ja)
DD (1) DD293577A5 (ja)
DE (1) DE69010733T2 (ja)
ES (1) ES2056365T3 (ja)
GB (1) GB8908079D0 (ja)
NZ (1) NZ233254A (ja)
PT (1) PT93698B (ja)
SK (1) SK177990A3 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114457A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-11 Sumitomo Chemical Company, Limited メタクリル酸メチルの製造方法
WO2009119508A1 (ja) 2008-03-25 2009-10-01 住友化学株式会社 アルコキシカルボニル化合物の製造方法
WO2013133447A3 (en) * 2012-03-08 2013-10-24 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing methylacetylene and catalyst
WO2014157015A1 (ja) * 2013-03-28 2014-10-02 住友化学株式会社 アセチレン化合物の製造方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5295405A (en) * 1990-04-10 1994-03-22 U.S. Philips Corporation Device having a plate with multiple cooperating moving parts injection molded thereon
GB9114327D0 (en) * 1991-07-03 1991-08-21 Shell Int Research Continuous process for the carbonylation of acetylenes
GB9120122D0 (en) * 1991-09-20 1991-11-06 Shell Int Research Process for the preparation of methacrylate esters
DE69116149T2 (de) * 1991-10-30 1996-06-27 Shell Int Research Verfahren zur Herstellung von Acrylestern
EP0724558B1 (en) * 1993-08-19 1998-04-29 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Process for the carbonylation of acetylenically unsaturated compounds
CZ231198A3 (cs) * 1996-01-24 1998-12-16 Imperial Chemical Industries Plc Způsob výroby propinu
CN1305835C (zh) * 2005-04-12 2007-03-21 天津市天骄化工有限公司 多元醇丙烯酸酯的制备方法
FR2884513B1 (fr) * 2005-04-19 2009-07-03 Inst Francais Du Petrole Procede de purification d'une coupe olefinique
JP6085206B2 (ja) 2013-03-26 2017-02-22 住友化学株式会社 メタクリル酸エステルの製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL257287A (ja) * 1959-10-26
CA1331173C (en) * 1986-12-05 1994-08-02 Eit Drent Process for the carbonylation of acetylenically unsaturated compounds

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114457A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-11 Sumitomo Chemical Company, Limited メタクリル酸メチルの製造方法
JP2007269707A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Sumitomo Chemical Co Ltd メタクリル酸メチルの製造方法
JP4539599B2 (ja) * 2006-03-31 2010-09-08 住友化学株式会社 メタクリル酸メチルの製造方法
WO2009119508A1 (ja) 2008-03-25 2009-10-01 住友化学株式会社 アルコキシカルボニル化合物の製造方法
KR20100133442A (ko) 2008-03-25 2010-12-21 수미토모 케미칼 컴퍼니 리미티드 알콕시카보닐 화합물의 제조 방법
US8399699B2 (en) 2008-03-25 2013-03-19 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for production of alkoxycarbonyl compound
WO2013133447A3 (en) * 2012-03-08 2013-10-24 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing methylacetylene and catalyst
WO2014157015A1 (ja) * 2013-03-28 2014-10-02 住友化学株式会社 アセチレン化合物の製造方法
JP2014189546A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Sumitomo Chemical Co Ltd アセチレン化合物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU624697B2 (en) 1992-06-18
DE69010733D1 (de) 1994-08-25
JP2914713B2 (ja) 1999-07-05
CN1027587C (zh) 1995-02-08
PT93698B (pt) 1996-08-30
PT93698A (pt) 1990-11-20
EP0392601A3 (en) 1992-01-15
SK278043B6 (en) 1995-11-08
CZ284057B6 (cs) 1998-08-12
KR0173121B1 (ko) 1999-03-30
AU5305490A (en) 1990-10-18
BR9001676A (pt) 1991-05-14
CA2014152C (en) 1999-05-11
GB8908079D0 (en) 1989-05-24
DD293577A5 (de) 1991-09-05
NZ233254A (en) 1991-05-28
CA2014152A1 (en) 1990-10-11
EP0392601A2 (en) 1990-10-17
EP0392601B1 (en) 1994-07-20
KR900016089A (ko) 1990-11-12
SK177990A3 (en) 1995-11-08
CN1046519A (zh) 1990-10-31
DE69010733T2 (de) 1994-12-01
CZ177990A3 (cs) 1998-05-13
ES2056365T3 (es) 1994-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4796134B2 (ja) アルキルエーテルのカルボニル化のための方法
JPH02290831A (ja) アルキルメタクリレートの製造方法
USRE31010E (en) Preparation of carboxylic acid esters with BF3 complex catalyst
EP3063117B1 (en) Process for preparing methyl methacrylate
KR20000075989A (ko) 메트(아크릴산)의 추출 방법
US4360692A (en) Preparation of formylvalerates
US4256909A (en) Preparation of dimethyl butanedicarboxylates
Keijsper et al. “Green” MMA; an environmentally benign and economically attractive process for the production of methyl methacrylate
TW201141819A (en) Process for producing allyl alcohol
JP2997422B2 (ja) イソアミレン中の2−メチル−1−ブテンと2−メチル−2−ブテンの比の制御方法
US3671603A (en) Butene recovery
US5081286A (en) Process for the preparation of an alkyl methacrylate
US4262138A (en) Preparation of carboxylic acid esters with BF3 complex catalyst
EP0539628B1 (en) Process for the preparation of methacrylate esters
JPH0436251A (ja) 可塑剤用アルコール
JPH05194320A (ja) アセチレンを連続的にカルボニル化する方法
US5159107A (en) Continuous preparation of alkyl pentenoates
AU707322B2 (en) Process for the preparation of propyne
JP2000063299A (ja) インデンの製造法
JPH05221923A (ja) メタクリレートエステルの製造方法
JPS6320419B2 (ja)
WO2001010811A1 (fr) Procede de preparation de methacrylate de methyle
JPS6059214B2 (ja) ブタジエン鎖状二量体の製造法
JPS63275530A (ja) 4−イソブチルスチレンの製造方法
JPH0987207A (ja) アルカジエン類の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term