JPH02260771A - カメラ一体型ビデオレコーダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ビデオカメラ、カメラ一体型ビデオレコーダ
装置に関するものである。

（従来の技術） 従来より、小型計量で操作性１機動性に優れていること
から、撮像部（カメラ部）とレコーダ部とが１つの筺体
内に構成された所謂カメラ一体型ビデオテープレコーダ
が広く用いられている。また最近では、ビューファイン
ダ部を可動式としたり、カメラ部とレコーダ部とを収め
た筺体（本体）に、電源部及びビューファインダ部とを
収めた別箇体を共通の回転軸を中心に互いに回転自在に
取り付け、グリップ部（電源部、ビューファインダ部の
筺体）を回転させることによってレンズとグリップ部と
の角度を任意に変化させ、握影時の姿勢に自由度を持た
せたものも提案されており、さらに操作性の向上がはか
られている。

（発明の解決しようとする問題点） しかしながら、これらのカメラ一体型ビデオチープレコ
ータによれば、グリップ部を可動にすることによって操
作性の向上をはかることはできるが、すべての撮影状況
、操作者の姿勢、操作者の体格等、すべての条件を満足
し得るものではな（、いまだ改良点が残されているもの
であった。またグリップ部の位置が可動となるため、収
納時に、グリップ部の位置によっては、収納が行ないに
くく、さらに収納スペースという点から見ても、大きな
改善はなされていないものであった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上述した問題点に鑑み、カメラ一体型ビデオテ
ープレコーダにさらに改良を加えることにより、操作性
、機動性をさらに向上させることを目的としてなされた
ものであり、その特徴とするところは、カメラ部とレコ
ーダ部とを同一筺体内に配してなるカメラ一体型ビデオ
レコーダにおいて、前記筺体に対しビューファインダを
有するグリップ部を回転可能かつ着脱可能に取り付けた
カメラ一体型ビデオレコーダ装置にある。

また他の特徴は、カメラ部とレコーダ部とを同一筺体内
に配するとともに、前記筺体に対し画像モニタ手段及び
前記カメラ部及びレコーダ部を操作する操作部を備えた
グリップ部を着脱可能に取り付けたカメラ一体型ビデオ
レコーダ装置であって、前記グリップ部には、該グリッ
プを前記筺体より取り外した状態で前記操作部の操作情
報を前記カメラ部及びレコーダ部へと送信してこれを遠
隔操作可能とする操作情報送信手段を設け、前記筺体内
には前記グリップを取り外した状態で前記グリップ部の
前記画像モニタ手段へと画像情報を送信する画像送信手
段を設けたカメラ一体型ビデオレコーダ装置にある。

（作用） これによって、グリップの収納方法の多様化をはかり、
使用状況、使用者の要求に応じたグリップの選択を可能
とし、操作性、機動性を向上することができ、操作部を
配してなるグリップを取り外すことにより、リモコンと
して遠隔操作することができ、さらに操作性を向上し、
収納スペースを有効に活用することができる。

（実施例） 以下本発明におけるカメラ一体型ビデオレコーダ装置を
各図を参照しながらその実施例について詳細に説明する
。

第１図は、本発明のカメラ一体型ビデオテープレコーダ
のカメラおよびレコーダ部とグリップ部とを取り外した
状態を背面側より見た斜視図、第２図は第１図の状態に
おいて矢印ａ方向より見た背面図、第３図はカメラ及び
レコーダ部とグリップ部とを取り外した他の使用状態を
示す斜視図である。

各図において、ｌはカメラ部とレコーダ部を備えた筺体
（以下カメラ本体と称す）で、２はカメラ本体１に対し
て回転軸１ａによって回転可能に取り付けられ後述する
グリップ部を取り付は可能なアタッチメントベースであ
る。このアタッチメントベース２には、その両側を略コ
字状に折り曲げることによって形成され、後述のグリッ
プ部と係合してこれを保持する係合溝２ａ、２ｂが設け
られている。３ａ、は後述のグリップ装着時にカメラ本
体とグリップ部との信号授受及び電源の供給等を行なう
電気接点を配したコネクタ、４は電子ビューファインダ
ＥＶＦ、ズーム操作部８、記録トリガスイッチ７、その
他のスイッチ等を備えたグリップ部である。グリップ部
４は、第３図より明らかなようにその内部に電源バッテ
リーの収納部Ａを形成し、グリップ側にバッテリーを収
納するようになっている。またグリップ部４のカメラ本
体１との結合面側には、カメラ本体１のアタッチメント
ベース２の係合溝２ａ、２ｂと嵌合する係合突条５ａ、
５ｂをそれぞれ形成したグリップ側アタッチメント５が
固定されている。したがってカメラ本体ｌにグリップ部
４を装着する際には、第１図中矢印すで示すように、グ
リップ部４のアタッチメント５をカメラ本体１の後方よ
りアタッチメントペース２へと係合溝２ａ。

２ｂに沿って嵌合させることによって行なうことができ
る。またこの装着動作により、カメラ本体１側の回路接
続用コネクタ３ａとグリップ部４側の後述する接続用コ
ネクタ３ｂとが互いに結合され、電気的な接続が行なわ
れる。

またカメラ本体１とグリップ部４とは、装着完了ととも
にロック機構６によってその装着状態がロックされる。

これによってグリップ部４はカメラ本体１に対して回転
軸１ａを中心に回転自在に取り付けられ、種々の撮影状
況に応じて最適のカメラアングルを設定することができ
る。

なお、グリップ部４とカメラ本体１との間には回転接続
用コネクタ３ａ、３ｂにより配線が行なわれるので、グ
リップ部４とカメラ本体ｌとの間の回転角は、不図示の
ストッパによって所定の角度に予め規制されている。

次に上述のカメラ一体型ビデオテープレコーダの回路構
成について、第４図のブロック図を用いて説明する。

第４図において、カメラ本体内の撮影レンズ光学系１１
より入射した入射光は、カメラ信号処理回路１２によっ
て光電変換されるとともに所定の処理を施されてテレビ
ジョン信号に変換され、レコーダ部１３に供給される。

レコーダ部１３では操作者の操作に基づき、必要に応じ
て磁気テープ等の記録媒体上に記録が行なわれる。また
これらの回路はすべてシステムコントロール回路１４に
より統括し、て制御される。

記録時、上記テレビジョン信号はレコーダ部１３を介し
てコネクタ３ａに供給され、映像信号ラインＶｔを介し
てコネクタ３ａと機械的かつ電気的に接続されているグ
リップ側コネクタ３ｂへと伝達され、グリップ側に配さ
れている電子ビューファインダＥＶＦへと供給され、機
影中の画面をモニタすることができる。

撮影者は、上記ＥＶＦの撮影画面をモニタしながら、ズ
ームスイッチ、記録トリガスイッチ等の各種操作スイッ
チを操作して記録動作の制御を行なうことができる。こ
れらの制御を行なうための制御信号の伝達は、制御信号
ラインＶＣを用いて行なわれる。

なお、グリップ部４に配されているズーム操作スイッチ
８、記録トリガスイッチ７、他のスイッチ等の各種操作
スイッチ群１７の操作状態も、コネクタ３ｂ、３ａを介
してカメラ本体ｌ内のシステムコントロール回路１４へ
と供給され、その操作状態に応じてレンズ光学系、カメ
ラ部、レコーダ部のモード制御が行なわれる。

またカメラ本体への電源供給はグリップ側に収納されて
いる電源バッテリーＢよりコネクタ３ｂ、３ａによって
形成された電源ラインｖｂを介して行なわれ、グリップ
側回路への電源供給は、グリップ側電源バッテリーＢよ
り直接行なわれる。

また、他の構成として、電源バッテリーＢの出力を一旦
コネクタ３ｂ、３ａを介してカメラ本体側の電源回路の
電源電圧安定回路（不図示）に供給して、定電圧化した
後、再びコネクタ３ａ、３ｂを介してグリップ側の各回
路に供給するようにしてもよい。

第５図は本考案の第２の実施例を示す回路構成のブロッ
ク図である０本実施例は、第３図に示すように、グリッ
プ部４をカメラ本体１より取り外した状態で、リモコン
としても動作するようにし、カメラ本体を遠隔操作でき
るようにしたものである０本実施例において、第４図に
示す前記第１の実施例と同一構成部分については、同一
の符号を用いて、その説明を省略する。

カメラ本体１側には、グリップ部４を取り外した状態で
もカメラ本体内の各回路に電源を供給できるように、電
源バッテリーＢ゛が備えられている。またグリップ部４
を取り外してリモコンとして用いた場合に、そのリモコ
ンからの操作指令信号を受信するための制御信号受信回
路１５が配されている。リモコンからの指令信号はこの
受信回路１５によって受信されて復調され、デコードさ
れた後、システムコントロール回路１４に供給され、カ
メラ側の各回路を動作させる。

またグリップ部４を取り外した状態においてもカメラ側
で撮影している画像または再生した画像信号をグリップ
側の電子ビューファインダＥＶＦに表示するため、レコ
ーダ部１３の信号をグリップ４側へと送信する映像信号
送信回路１６が配されている。

これらの各回路は、コネクタの着脱に応じて切り換えら
れるスイッチＳｃｌ、Ｓｃ２．Ｓｃ３、Ｓｃ４により適
宜切り換え制御される。これらのスイッチは、グリップ
４がカメラ本体に取り付けられ、コネクタ３ａ、３ｂが
結合された状態では接点ａ側へと切り換わり、その結果
カメラ側バッテリーＢ°による各回路への電源供給をＯ
ＦＦとし、コネクタ３ａ、３ｂによって形成される電源
ラインｖｂを介して供給されるグリップ側バッテリーＢ
の電源をカメラ本体内の各回路へと供給する。

そして、グリップ４を取り外すことにより、各スイッチ
Ｓｃｌ、Ｓｃ２．Ｓｃ３．Ｓｃ４が接点す側へと切り換
わり、カメラ本体１側の各回路はすべて内蔵のバッテリ
ーＢ°で駆動され、送信回路１６、受信回路１５も電源
を供給されて動作状態となる。

一方、グリップ４側においては、グリップ４を取り外し
た際、モニタ用にカメラ側送信回路１６より送信された
映像信号を受信し、電子ビューファインダＥＶＦへと供
給するための受信回路１８、グリップ４側の操作部１７
による操作指令信号をカメラ側へと送信するための送信
回路１９がそれぞれ設けられている。

またコネクタ３ａ、３ｂの着脱に応じて切り換えられる
スイッチＳｒｌ、Ｓｒ２．Ｓｒ３がそれぞれ配されてい
る。これらのスイッチは、グリップ４がカメラ本体１に
結合されているときは接点ａ側に切り換わってグリップ
側の送信回路１９、受信回路１８への電源供給をＯＦＦ
とし、グリップ４側のバッテリー電源Ｂをカメラ本体１
側へとコネクタ３ｂ、３ａを介して供給する。そして、
操作部の各スイッチの操作に応じたモード指令信号はグ
リップ側システムコントロール回路２０によってその操
作に応じた制御信号に変換された後、コネクタ３ａ、３
ｂを介してカメラ側システムコントロール回路２０へと
供給される。

またグリップ４がカメラ本体１より取り外された場合に
は、各スイッチＳｒｌ、Ｓｒ２．Ｓｒ３がそれぞれ接点
す側へと切り換わって受信回路１８、送信回路１９に電
源を供給し、それぞれ動作状態とし、コネクタを介した
電源供給をＯＦＦとする。また操作部１７の各スイッチ
の操作に応じたモード指令信号はグリップ側システムコ
ントロール回路２０によってその操作に応じた制御信号
に変換された後、送信回路１９へと供給されて、カメラ
側へと送信可能な状態となる。

以上のように、本実施例の装置によれば、グリップ４を
カメラ本体１に取り付けた状態において、カメラ側では
、バッテリーＢ°が切り離され、送信回路１６、受信回
路１５は非動作となる。またグリップ側においては、送
信回路１９、受信回路１８ともバッテリーＢから切り離
されて非動作状態となり、バッテリーＢの電源は、コネ
クタ３ａ、３ｂを介して形成される電源ラインｖｂによ
り、カメラ側へ電源を供給される。また操作指令信号、
モニタ用映像信号もそれぞれコネクタによって形成され
る制御信号ラインＶｃ、映像信号ラインＶｔを介して伝
達される。したがって第４図の実施例と全く同様の動作
状態となる。

またグリップ４をカメラ本体ｌより取り外した状態では
、コネクタ３ａ、３ｂの結合が解除されることにより、
カメラ本体とグリップ部との電気的接続が断たれ、カメ
ラ側では各スイッチＳｃｌ、Ｓｃ２．Ｓｃ３．Ｓｃ４が
それぞれ接点す側に切り換わるとともに、リモコン側で
は各スイッチＳｒｌ、Ｓｒ２．Ｓｒ３がそ、れぞれ接点
す側に切り換わる。

これにより、カメラ本体１側では、カメラ側に内蔵のバ
ッテリーＢ゛より、レンズ光学系１１、カメラ信号処理
回路１２、レコーダ部１３、送信回路１６、受信回路１
５にそれぞれ電源が供給されるとともに、システムコン
トロール回路１４はその制御指令入力側を、コネクタか
ら受信回路１５へと切り換えられ、リモコンより送信さ
れた制御指令信号を受信し、その内容に基づいて各回路
を制御する。

またリモコン（グリップ）４側においては、各回路にリ
モコン側電源バッテリーＢより電源が供給され、内蔵の
受信回路１８、送信回路１９も動作状態となる。システ
ムコントロール回路２０より出力された操作指令信号は
送信回路１９を介してカメラ側へと送信される。すなわ
ちグリップ４側に設けられている操作部１７を操作して
カメラ側の動作を遠隔操作することができる。また受信
回路１８によってカメラ側の送信回路１９より送信され
た映像信号を受信して電子ビューファインダＥＶＦへと
表示する。

このようにグリップ４を取り外した際、これをリモコン
としてカメラ側を制御することができるため、撮影の自
由度を拡張できるとともに、リモコンの非使用時には、
グリップとなっているので、収納場所を特別に必要とせ
ず、且つ紛失等の防止にも効果的である。

また上述の実施例において、カメラ本体とグリップとの
間の、リモコン使用時における送信手段としては、無線
電波、赤外線等を用いることができる。また赤外光のア
ナログ変調方式、一般にリモコンで用いられるデジタル
変調方式のものでも可能である。これらの通信手段自体
は、従来より周知のものを利用できるので、ここでの説
明は省略する。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明におけるカメラ−体型ビデオ
レコーダ装置によれば、カメ本体に対し、ビューファイ
ンダを有するグリップ部とカメラ及びレコーダ部とを互
いに回転可能でかつ着脱可能としたので、使用状況、使
用者の要求に応じたグリップの選択を可能とし、操作性
、機動性を向上することができる。

またグリップ部を取り外すことにより、前記カメラ部及
びレコーダ部を遠隔操作するリモコンとして動作するよ
うにしたので、さらに多（の使用状況に適応させること
ができる。

また収納スペース、携帯にも便利なシステムを実現する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるカメラ一体型ビデオレコーダの
構成を示す斜視図、 第２図は第１図において矢印ａ方向より見た背面図、 第３図は本発明におけるカメラ一体型ビデオレコーダを
第１図と異なる方向より見た斜視図、 第４図は本発明におけるカメラ一体型ビデオレコーダの
回路構成を説明するためのブロック図。 第５図は本発明におけるカメラ一体型ビデオレコーダの
他の実施例における回路構成を説明するためのブロック
図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラ部とレコーダ部とを同一筺体内に配してな
   るカメラ一体型ビデオレコーダにおいて、前記筺体に対
   しビューファインダを有するグリップ部を回転可能かつ
   着脱可能に取り付けたことを特徴とするカメラ一体型ビ
   デオレコーダ装置。
2. （２）カメラ部とレコーダ部とを同一筺体内に配すると
   ともに、前記筺体に対し画像モニタ手段及び前記カメラ
   部及びレコーダ部を操作する操作部を備えたグリップ部
   を着脱可能に取り付けたカメラ一体型ビデオレコーダ装
   置であつて、前記グリップ部には、該グリップを前記筺
   体より取り外した状態で前記操作部の操作情報を前記カ
   メラ部及びレコーダ部へと送信してこれを遠隔操作可能
   とする操作情報送信手段を設け、前記筺体内には前記グ
   リップを取り外した状態で前記グリップ部の前記画像モ
   ニタ手段へと画像情報を送信する画像送信手段を設けた
   ことを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ装置。