JPH10191289A - 情報伝送システムおよび遠隔撮像システム - Google Patents

情報伝送システムおよび遠隔撮像システム

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JPH10191289A
JPH10191289A JP8349625A JP34962596A JPH10191289A JP H10191289 A JPH10191289 A JP H10191289A JP 8349625 A JP8349625 A JP 8349625A JP 34962596 A JP34962596 A JP 34962596A JP H10191289 A JPH10191289 A JP H10191289A
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JP
Japan
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unit
camera
information transmission
transmitting
head
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JP8349625A
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Takashi Arai
崇 荒井
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型無線TV電話などの情報伝送装置を通
信元のユーザの指示によって姿勢制御可能にすることを
目的とする。また、遠隔撮像システムの電力を極力すく
なくし、カメラ本体の遠隔操作を実行可能な距離範囲を
拡大することを目的とする。 【解決手段】 前記情報伝送装置に接続して前記情報伝
送装置の姿勢動作可能な雲台部と、前記情報伝送装置に
おいて、前記雲台を制御するための姿勢信号を生成する
生成手段とを備え、前記送受信手段は、前記生成手段に
よって生成した前記姿勢信号を送受信するように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV電話装置、携
帯無線TV電話装置、画像記録再生装置、などの撮像装
置及びそのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】また、図31は従来から考案されている
無線携帯TV電話装置の一例である。
【0003】ここで、1001は本体であり、TV電話
に必要な送受信回路、画像処理回路等を内蔵している。
1002は送受信用アンテナ、1003は映像情報を取
り込むためのカメラ部、1004は音声を聞き取るため
のスピーカー、1005は受信した映像を表示するため
のLCD表示部、1006はTV電話の操作ボタン、1
007は音声を取り込むためのマイクである。
【0004】以上の様な構成により、音声と画像の情報
を伝送、受信することが可能な形態TV電話装置が考案
されていた。
【0005】また、図32は、従来のビデオカメラの撮
像システムを示す図である。
【0006】ここで、901は情報記憶処理装置本体で
あり、撮影用カメラを含んでいる。903はカメラレン
ズ、905は雲台ユニット本体へ情報記憶処理装置本体
を取り付けるための、情報記憶処理装置本体取付部、9
06は雲台部を上下に傾けるためのチルト部、907は
チルト中心軸、908は雲台部を左右に振るためのパン
部、909は雲台ユニット本体、910はACコード、
911はバッテリーを充電したり情報記憶処理装置本体
へDC電源を供給するための電源ユニット本体、912
は情報記憶処理装置本体用バッテリーである。
【0007】914は雲台動作ボタン(左パン)、91
5は雲台動作ボタン(右パン)、916は雲台動作ボタ
ン(下チルト)、917は雲台動作ボタン(上チル
ト)、918は雲台の動きを予め設定するプリセット設
定ボタン、919は設定された動きを実行するプリセッ
トボタン、921は映像を確認するLCD画面、922
は情報記憶処理装置本体901を遠隔操作するためのモ
ニターリモコン本体である。
【0008】923は情報記憶処理装置本体用のDC電
源入力部、924は情報記憶処理装置本体へ、電源ユニ
ットからDC電源を供給するためのDC電源コード、9
26はモニターリモコン922と雲台ユニット本体90
9、情報記憶処理装置本体901を接続するための接続
ケーブル、927、928はモニターリモコン用接続ケ
ーブル用コネクターである。
【0009】以上のような構成により、情報記憶処理装
置本体901を雲台ユニット909に取り付けて、ケー
ブル接続のモニターリモコン922にて情報記憶処理装
置本体901と雲台ユニット909を遠隔操作可能とな
り、監視撮影等を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の装置においては以下のような問題点があった。
【0011】図31において、携帯無線TV電話どおし
の通信などにおいて、ユーザは通信先の画像を自分の思
う通りに得ることは不可能であった。
【0012】また、図32において、カメラ本体とモニ
ターリモコンがケーブル接続のためカメラ本体と雲台の
遠隔操作の範囲が限られていた。また、電源ユニット用
と雲台ユニット用の専用の2つの電源が必要であった。
【0013】本発明は、携帯型無線TV電話などの情報
伝送装置を通信元のユーザの指示によって姿勢制御可能
にすることを目的とする。また、遠隔撮像システムの電
力の供給源を極力すくなくし、カメラ本体の遠隔操作を
実行可能な距離範囲を拡大することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願の請求項1に係る発明によれば、カメラ手
段で撮影して得られた映像信号と、音声取り込み手段で
得られた音声信号とを送受信する送受信手段と、前記送
受信手段によって受信した映像信号を表示するための表
示手段と、前記送受信手段によって受信した音声信号を
音声出力する音声出力手段とを備える情報伝送装置を備
える情報伝送システムにおいて、前記情報伝送装置に接
続して前記情報伝送装置の姿勢動作可能な雲台部と、前
記情報伝送装置において、前記雲台を制御するための姿
勢信号を生成する生成手段と、前記送受信手段は、前記
生成手段によって生成した前記姿勢信号を送受信するよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0015】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1において、前記情報伝送装置は、前記雲台部を前記
情報伝送装置に接続した場合に、前記送受信手段手段に
よって受信した前記姿勢信号を前記雲台部に伝達する伝
達手段を備えることを特徴とする。
【0016】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項2において、前記伝達手段は、前記雲台部を前記情報
伝達装置に接続した場合に、前記生成手段によって生成
した前記姿勢信号を前記雲台部に伝達するように構成さ
れていることを特徴とする。
【0017】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項1において、前記情報伝送装置は、前記情報伝送装置
自体に電力を供給する電池部を備え、前記雲台部には前
記電池部において電力を蓄えるために電力を供給する充
電部を備えていることを特徴とする。
【0018】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項1において前記情報伝送装置は、前記雲台部を前記情
報伝送装置に接続した場合に、前記雲台部から電力が供
給されるように構成されていることを特徴とする。
【0019】また、請求項6に係る発明によれば、前記
情報伝送装置は携帯無線テレビジョン電話装置またはビ
デオカメラであることを特徴とする。
【0020】また、請求項7に係る発明によれば、被写
体を撮影するカメラ手段と、音声を取り込む音声取り込
み手段と、前記カメラ手段によって得られた映像信号と
前記音声取り込み手段によって得られた前記音声信号を
送信する送信手段を有するカメラ部と、前記カメラ部か
ら送信された信号を受信する受信手段と、前記受信手段
によって受信された信号に基づいた信号を記録するため
の記録手段とを有するレコーダ部を備える遠隔撮像シス
テムにおいて、前記カメラ部に接続して前記カメラ部の
姿勢動作可能な雲台部と、前記レコーダ部において、前
記雲台を操作するための操作手段と、前記操作手段によ
る操作に応じて、前記雲台を制御するための姿勢信号を
生成する生成手段と、前記生成手段によって生成した前
記姿勢信号を前記カメラ部に送信する姿勢信号送信手段
と、前記カメラ部において、前記姿勢信号を受信するた
めの姿勢信号受信手段と、前記雲台部を前記カメラ部に
接続した場合に、前記信号受信手段によって受信した前
記姿勢信号を前記雲台部に伝達する第1の伝達手段とを
備えることを特徴とする。
【0021】また、請求項8に係る発明によれば、請求
項7において、前記カメラ部は前記レコーダ部に接続可
能であるように構成されていることを特徴とする。
【0022】また、請求項9に係る発明によれば、請求
項8において、前記操作手段及び前記生成手段は、前記
レコーダ部から着脱可能に構成され、前記操作手段によ
って遠隔操作可能であることを特徴とする。
【0023】また、請求項10に係る発明によれば、請
求項7において、前記レコーダ部は前記雲台に接続可能
であり、前記レコーダ部が前記雲台部に接続された場合
に、前記操作手段によって操作された信号を前記雲台部
に伝達する第2の伝達手段とを備えることを特徴とす
る。
【0024】また、請求項11に係る発明によれば、請
求項7において、前記カメラ部は、前記雲台部を前記カ
メラ部に接続した場合に、前記雲台部から電力が供給さ
れるように構成されていることを特徴とする。
【0025】また、請求項12に係る発明によれば、請
求項10において、前記レコーダ部は、前記レコーダ部
を前記カメラに接続した場合に、前記雲台部から電力が
供給されるように構成されていることを特徴とする。
【0026】また、請求項13に係る発明によれば、請
求項7において、前記姿勢信号送信手段は、前記受信手
段と兼用可能に構成されていることを特徴とする。
【0027】また、請求項14に係る発明によれば、請
求項7において、前記姿勢信号受信手段は、前記送信手
段と兼用可能に構成されていることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って発明の
実施の形態を説明していく。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態における情報伝送装置としてのコードレスの携帯型無
線TV電話(以下TV電話と略す)子機の使用状態図で
あり、図2はTV電話子機の後述するファインダユニッ
トの収納状態図である。ここで、101はTV電話子機
本体であり、送受信回路、映像処理回路、映像記録再生
回路等を内蔵している。102はファインダーユニット
であり、表示用LCD、映像拡大用薄型光学系を内蔵し
ており、目を近ずけて映像を確認できる。103は送受
信用アンテナ、104は音声確認用スピーカーである。
また、112はカメラのズームを行うためのズームボタ
ン、113は映像を記録するための録画スタート/スト
ップボタン、116はTV電話機能を操作したり、映像
の再生等を行うためのボタン、117は操作者の音声を
取り込むための音声取り込み手段としてのマイクであ
る。
【0030】また、122は後述する電源ユニットとT
V電話子機を結合するための電源ユニット取付部であ
り、レール形状にて嵌合し、接続固定される。ここで、
本レール形状の裏には後述する接点が設けられており、
TV電話子機と電源ユニットとで、信号の授受が可能と
なる。
【0031】なお、107はカメラヘッドであり、送信
用映像を撮影するためのカメラ手段である。
【0032】また、106はヒンジであり、ファインダ
ーユニット102は、この軸を中心として、図1の矢印
方向へ回動する。ここで、ファインダーユニット102
を90゜開いた状態が使用状態(図1)であり、ファイ
ンダーユニット102は目の近傍に、スピーカー104
は耳の近傍に配置される。さらに、ファインダーユニッ
ト102を閉じた状態が収納状態(図2)であり、薄型
形状を保ったままコンパクトに収めることが出来る。
【0033】次に、スピーカーの収納構造について説明
する。図3はTV電話装置の後部を示す図であり、図3
(a)はスピーカー使用状態図、図3(b)はスピーカ
ー収納状態図である。ここで、120はスピーカー支持
レバーであり、スピーカー104が同図のように取り付
けられており、スピーカー回転軸119を中心に回動可
能となっている。これらの部材は、本体に設けられたス
ピーカー収納スリット111(図2)からスピーカ回転
軸119を中心として回動することによりスピーカー1
04を外に引き出すことができる(図3(b))。な
お、114はスピーカー取り出しつまみで、収納状態に
おいても外側に露出しており、ここをつまんでスピーカ
ー104を引き出すようになっている。
【0034】図4は本実施の形態におけるTV電話子機
と雲台部としての電源アダプターの結合状態図である。
ここで、201はTV電話子機取付部、202は雲台の
チルト部、203はチルト中心軸、204はパン部、2
05は電源ユニット本体、206はACコードである。
ここで、前述したように、TV電話取付部201を介し
てTV電話子機を結合し、レール形状の接点を介して電
気的に通信を行う。また、202、203、204の雲
台機能によって、TV電話子機をパン(A方向)、チル
ト(B方向)に動かすことができる。なお、雲台の操作
は、後述するTV電話親機から、無線電波などの信号に
よってTV電話子機にコード化された所定の制御コマン
ドを送信し、結合部を介して電源ユニットの雲台を制御
するようになっている。
【0035】図5は本実施の形態におけるTV電話親機
の外観図である。ここで、207は受話器、208は親
機本体、209は雲台動作ボタン(左パン)、210は
雲台動作ボタン(右パン)、211は雲台動作ボタン
(下チルト)、212は雲台動作ボタン(上チルト)、
213はアンテナ、214はTV電話用ボタン及び画像
記録/再生ボタン、215は雲台の動きを予め設定する
プリセット設定ボタン、216は設定された動きを実行
するプリセットボタン、217はカメラヘッド、218
は映像を確認する大型のLCD画面である。
【0036】以上のような構成により、TV電話の応答
を、親機を介して、無線で子機を使ったり、親機と子機
どうしの映像と音声の通信をおこなったりできる。この
とき、子機側に操作者がいなくとも、前記雲台機能を、
親機側から遠隔操作すれば、親機側から子機側周辺の監
視をすることも可能となる。
【0037】すなわち子機を雲台に装着することによっ
て画像及び音声の他に、制御コマンドを送るように制御
通信を変更する。制御コマンドは、親機の操作キーによ
って行うが、音声認識装置等を用いて音声によって行っ
てもよい。
【0038】本実施の形態においては、図4のTV電話
機を子機としたが親機としてももちろん構わない。こう
した場合、通信元から図4のTV電話機を直接パンチル
トの制御が可能となり、またカメラヘッド107から取
り込まれた画像の表示が可能となる。
【0039】図6は本実施の形態において図2に示した
TV電話子機の概略構成図である。
【0040】まず光学系について説明する。図6におい
て、302はLCD(液晶表示素子)であり、受信映像
や送信映像、各種情報表示を行うものである。301
は、LCDの映像を拡大するための特殊プリズムであ
り、b面にはアルミ蒸着のような反射層がコーティング
されている。LCDからの光は第3の光学作用面cで、
屈折透過し、第1の光学作用面aで全反射し、第2の光
学作用面bの反射層で反射し、再び第1の光学作用面a
を屈折透過し、使用者の視度に適合した拡がり角(収束
角、平行)の光束となり使用者の眼球方向に射出する。
【0041】ここで、使用者の目303とLCD302
の中心を結ぶ線を基本光軸として示している。使用者の
視度に対する調整は、表示手段としてのLCD302
を、プリズム301の光軸に沿って平行移動することに
より可能となる。プリズム301は、像性能と歪を補正
し、テレセントリックな系とするために、3つの作用面
をそれぞれ回転対称軸を有しない3次元曲面で構成する
のが望ましく、ここでは、基本光軸を含み、紙面に平行
な平面にのみ対称な曲面構造をしている。また、本光学
系においては、主に反射系にて拡大を行っているため、
色収差は非常に少ない。
【0042】なお、図1におけるファインダーユニット
102は上記LCD302と、プリズム301を内蔵し
ているものである。ただし、スペースに余裕があれば、
後述するLCD駆動回路307もいっしょに内蔵しても
よい。
【0043】306はTV電話子機ユニット、317は
カメラヘッドである。ここで304はカメラレンズ、3
05は映像を取り込む撮像素子、316は撮像素子を制
御したり、所定の映像信号を生成するための信号処理回
路、335は、カメラのズームやオートフォーカスを行
うズーム/AF手段である。
【0044】また、315は音声信号、映像信号、雲台
制御信号などの信号を授受する送受信用アンテナ、31
4は高周波を処理する送受信回路であり、送受信手段と
しての役割を担う。
【0045】310は映像と音声を分離、合成したり、
全体のシーケンスを制御したりするCPUで構成される
主制御回路であり、電源ユニットが接続された際に伝達
手段として姿勢信号を伝達する機能を備える。
【0046】313はテープ、磁気ディスク、光ディス
ク、固体メモリー、等を用いて映像及び音声を記録/再
生するための、映像記録/再生手段、312は音声を聞
くための音声出力手段としてのスピーカー、311は音
声をとりこむためのマイク、309は各種操作スイッチ
を検出するための操作スイッチ検出手段、307はLC
Dを駆動するためのLCD駆動回路である。
【0047】以上の構成により、子機と親機間で、画像
と音声を、送受信すると共に、相手や自分の画像をモニ
ターすることができる。また、映像/記録手段により、
相手や自分の画像を所定の記録媒体に記録することもで
きる。
【0048】308はバッテリーで、TV電話子機を駆
動するための電源であり、充電可能なものである。32
0は電源ユニット装着検出回路であり、TV電話子機本
体と電源ユニットが、取付部122、201(図2)に
よって装着されたかどうかを検出するもので、取付部に
おける所定の接点が接触したかどうかを電気的に判断
し、装着/未装着を検出する。318はスイッチング回
路であり、前記電源ユニット装着検出回路320の出力
により、電源回路319へ供給する電源ソースを選択す
る。その選択は、電源ユニットが装着した場合は後述す
る電源ユニットの定電圧電源を、未装着の場合はバッテ
リーからの電源を選択するようになっている。
【0049】次に、カメラヘッド317の姿勢制御可能
な雲台機能を備える電源ユニットについて説明する。3
23は電源ユニット本体、321はボリュームエンコー
ダー、322はフォトインタラプタ、324は検出回路
(ボリュームエンコーダー側)、325は検出回路(フ
ォトインタラプタ側)、326は電源ユニット全体を統
括制御する主制御回路、327はパンニングモーター、
328はチルティングモーター、329は雲台ユニッ
ト、330は定電圧回路、331は充電回路、332は
ACケーブルである。ここで、ACケーブル332を介
して入力されたAC電源は、定電圧回路330により一
定電圧のDC電源が生成されると共に、充電回路331
にてバッテリー充電用に制御されたDC電源が生成さ
れ、TV電話子機取付部を介してTV電話子機へ供給さ
れる。また、定電圧回路330により生成されたDC電
源は、雲台ユニット329へも供給する。
【0050】なお、主制御回路326は、TV電話子機
取付部201を介して供給されるTV電話子機からの雲
台制御信号に基いて雲台ユニットを制御する。雲台制御
の詳細については後述する雲台の説明の中で述べる。
【0051】図7は、図3に示した本実施の形態におけ
るTV電話親機概略構成図である。
【0052】ここで、334はTV電話親機ユニット、
333は撮影画像を表示するLCD、332はACケー
ブル、319は電源回路であり、AC電源を定電圧のD
C電源に変換し、各回路へ電源供給するものである。な
お、その他の構成、動作は、TV電話子機の概略構成図
(図6)と同一である。ただし、操作スイッチ検出手段
309の中には、雲台を制御するスイッチの検出も含ま
れており、生成手段としての機能を持つ主制御回路31
0によってその姿勢信号は生成され、送受信手段として
の送受信回路314及びアンテナ315によってTV電
話子機へ、画像、音声とともに送信される。
【0053】本実施の形態では、TV電話の親機に姿勢
信号の生成手段を設けたが、このような機能は子機に設
けてもよい。
【0054】次に、電源アダプターの雲台部について説
明する。
【0055】図15は雲台ユニット部の構成を示す斜視
図、図16は雲台ユニット部における、主軸まわりの断
面図、図17は雲台ユニット部における、制御機構の斜
視図である。
【0056】図15において、この雲台装置は、接続可
能な上述のTV電話を水平方向に回動させる(矢印P)
パンニング機構と、垂直方向へ回動させる(矢印T)チ
ルティング機構とを備えている。
【0057】まず、パンニング機構について説明する。
701はパンニング用モータ、702はモータ701の
出力軸に取り付けられた小プーリ、703は大プーリ7
03a及びウォーム703bが一体成形されて成るギア
である。小プーリ702と大プーリ703aの間には、
図示のようにタイミングベルトが掛けられている。
【0058】704はウォーム704a及びウォームホ
イール704bが一体成形されて成るギア、705はウ
ォームホイールである。ウォーム703bはウォームホ
イール704bと噛合し、またウォーム704aはウォ
ームホイール705と噛合する。これらの部材は、一枚
のサブシャーシ706に取り付けられている。つまりパ
ンニングによって、各部材を取り付けたサブシャーシ7
06がそっくり回動する。
【0059】ここで、図16を用いて装置の主軸回りを
説明する。サブシャーシ706には図のように、軸受け
707が取り付けられている。また図において、708
は主軸である。この軸708は図示のように、雲台装置
全体の重心を下げるため下部を太くしてあり、その底部
には三脚用カメラネジ708aが形成されている。軸受
707及び主軸708間に生じ得る摩擦は、極めて小さ
くなるように設計されている。これによりサブシャーシ
706は、軸受707と一体的に主軸708のまわりに
容易に回動するようになっている。ウォームホイール7
05には、ゴム材料で形成されたブッシュ709が圧入
され、更にそのブッシュ709には主軸708が圧入さ
れる。ウォームホイール705は、ブッシュ709を介
して一定の結合強度で主軸708に固定されている。ウ
ォームホイール705に対して主軸708の回りの所定
以上の大きさのトルクが加えられれば、ウォームホイー
ル705は主軸708を中心に回転可能となるように設
定されている。
【0060】以上のような構成により、モータ701に
所定の駆動電圧が加わると、タイミングベルトを介して
ギア703にその動力が伝達する。これにより以下順
に、ギア703からギア704へ、そしてギア704か
らウォームホイール705へと動力が伝えられる。ウォ
ームホイール705及び主軸708は前述のように結合
されているため、ウォームホイール705は動かずに固
定されている。従って、ギア704及びギア704と結
合したモータ701側の部分は、ウォームホイール70
5に対して、すなわち主軸708の回りに回動する。本
実施形態では、このパンニング角度範囲は300°であ
り、その範囲は次に述べる制御機構によって制御され
る。
【0061】次に、図17において、710は大平歯車
であり、主軸708(図16)に固定されている。71
1は大平歯車710と噛合する小平歯車であり、その回
転支軸はサブシャーシ706に結合されている。サブシ
ャーシ706が主軸708の回りに回動すると、小平歯
車711は、大平歯車710と噛合することにより回転
する。この例では、小平歯車711と大平歯車710の
ピッチ円径の比は、1:4となっている。従って、サブ
シャーシ706が主軸708のまわりに300゜回動す
るとき、小平歯車711はサブシャーシ706に対して
約3.3回転する。712はボリュームエンコーダであ
り、このボリュームエンコーダ712のブラシは小平歯
車711に固定されている。
【0062】図18は、ボリュームエンコーダ712の
構成例を示している。ボリュームエンコーダ712は図
18(a)のように、それぞれが一対の接触部を有する
電気良導体で形成された2つのブラシ713、714
と、三重の円弧状に形成された3つの配線パターン71
5、716、717を有している。これらは、矢印のよ
うに重ね合わせることで、図18(b)のように相互に
整合して配置されるようになっている。この例では、ブ
ラシ713、714を回転側(小平歯車711)、配線
パターン715、716、717を固定側(サブシャー
シ706)としている。
【0063】配線パターン715、716、717のう
ち、最も外側の配線パターン715は抵抗体、内側の2
つの配線パターン716、717は銅箔である。2つの
ブラシ713、714は、小平歯車711の回転によっ
て円弧状の配線パターン715、716、717上を接
触しながら回転する。一方のブラシ713は、抵抗体7
15の片端(G部)と、銅箔716の間の電圧を出力し
(出力1)、また他方のブラシ714は、抵抗体715
の片端(G部)と銅箔717の間の電圧を出力する(出
力2)。図18(c)は、ボリュームエンコーダ12の
回路図であり、抵抗体715の左端がGND(G部に相
当)、右端が+電位となり、出力1と出力2は、図のよ
うな電圧に相当する。
【0064】図19には、後述するカメラ台727の回
動角度(パンニング方向)とボリュームエンコーダ12
の出力との関係が示されている。本実施の形態では、前
述のようにパンニング角度300゜としており、カメラ
台がこのように300゜回動する間にボリュームエンコ
ーダ712の出力(出力1、出力2)は、図示のグラフ
のように変化する。なお、この図19におけるグラフの
横軸はサブシャーシ706の主軸708に対する回動角
度を表し、また縦軸はボリュームエンコーダ712の出
力電圧を表している。
【0065】図17においてまた、718、719はそ
れぞれ一対の受光素子および発光素子が一体に形成され
て成るフォトインタラプタである。フォトインタラプタ
718、719は、パンニング用モータ701の下側に
取り付けられている(図15)。これらのフォトインタ
ラプタ718、719において、その発光素子からの光
が後述の反射パターンで反射して受光素子に入射しえる
ようになっており、受光素子に入射したか否かに応じて
「1」あるいは「0」の信号を出力する。722は主軸
708側に固定されたメインシャーシであり、装置全体
を支持するようになっている。
【0066】また、720、721はフォトインタラプ
タ718、719に対応してメインシャーシ722上に
貼付された反射パターンである。フォトインタラプタ7
18、719は、対応する反射パターン720、721
にて発光素子からの光を反射させて、その受光素子で受
光することにより出力を得るようになっている。これら
の反射パターン720、721の形状は、フォトインタ
ラプタ718、719の軌跡と一致しており、即ち主軸
708を中心とする円弧状に形成されている。そして、
各円弧の中心角としては、この例では150°とし、且
つ2つの反射パターン720、721の位相を75°だ
けずらしている。
【0067】反射パターン720、721とフォトイン
タラプタ718、719の位置との関係は、図19にお
いて模式的に示されている。同図において、主軸70
8、即ちカメラ台727の回動角度(0から75°)の
範囲(エリアS1とする)では、外側のフォトインタラ
プタ719が反射パターン721に対置する一方で、内
側のフォトインタラプタ718は反射パターン720か
ら外れている。従って、このとき2つのフォトインタラ
プタ718、719の組み合わせ出力値は(1,0)と
なる。
【0068】エリアS1の場合と同様に、回動角度75
°から150°の範囲(エリアS2とする)での出力値
は(1,1)、回動角度150°から225°の範囲
(エリアS3)での出力値は(0,1)、回動角度22
5°から300°の範囲(エリアS4)での出力値は
(0,0)となる。
【0069】次に、パンニング機構の制御系の構成を説
明する。図6において、ボリュームエンコーダ321の
出力電圧は検出回路324で、フォトインタラプタ32
2の出力は検出回路325で検出され、それらの値は主
制御回路326に入力される。主制御回路326はマイ
コンとメモリをメインにした制御回路であり、図19に
示したようにフォトインタラプタ718、719の出力
とボリュームエンコーダ712の出力電圧の組み合わせ
に基づいてカメラ台の位置を判断して、パンニング用モ
ータ1を駆動制御する。
【0070】フォトインタラプタ718、719の組み
合わせ出力値は、前述したようにそれらの配置関係(図
17参照)から75°の周期で変化する。一方、ボリュ
ームエンコーダ712の出力(図19、出力1、出力2
の組み合わせ出力値)は、それ自体においては360°
の周期で変化するが、カメラ台の回動角度を基準として
相対的に見ると両者の回転比が、この例のように1:4
となっている場合では、90°の周期で変化することに
なる。従って、フォトインタラプタ718、719とボ
リュームエンコーダ712の出力を組み合わせたものの
周期は、450°となる。従って、この例でのサブシャ
ーシ706の回動角度範囲(<300°)においては、
同一の出力値は現れてこない。つまりフォトインタラプ
タ718、719の出力からサブシャーシ706の主軸
708に対する回動位置がいずれのエリア(S1からS
4)にあるかを検出し、更にボリュームエンコーダ71
2の出力から、そのエリア内での位置を検出することが
できる。また、フォトインタラプタ718、719とボ
リュームエンコーダ712の出力は、前述した主制御回
路326(図15)にて管理される。
【0071】次に、本発明におけるチルティング機構を
説明する。
【0072】図15において、723はチルティング用
モータ、724はモータ723の出力軸の取り付けられ
た小プーリ、725は大プーリ725a及びウォームホ
イール725bが一体成形されて成るギア、726はウ
ォーム726aとウォームホイール726bが一体成形
されて成るギア、727はウォームホイール728を有
するカメラ台である。ウォーム725bはウォームホイ
ール726bと噛合し、またウォーム726aはウォー
ムホイール728と噛合する。
【0073】カメラ台727には、接続部材729が設
けられている。また、同図において730は後述するボ
リュームエンコーダである。731はカメラ台727を
支えている支柱であり、カメラ台727のための軸受け
を備えている。これらの部材は、サブシャーシ706に
取り付けられている。
【0074】上記の場合、ギア726のウォーム726
aの進み角は大きく(例えば25°)設定されている。
このチルティング駆動機構において、カメラ台727に
対してチルティング方向の所定以上の荷重が加えられれ
ば、ギア726のウォーム726aは回転する。する
と、チルティング用モータ723へその回転トルクが伝
わるが、チルティング用モータ723に所定以上の負荷
が加えられるときには、後述する主制御回路によってチ
ルティング用モータ723に流れる電流がカットされ
る。
【0075】チルティング機構に対する制御機構は、前
述のボリュームエンコーダ730を含んでいる。このボ
リュームエンコーダ730は、パンニング機構の制御に
用いられるの(ボリュームエンコーダ712)と実質的
に同一の構成となっている。
【0076】次に、チルティング機構の制御系の構成を
説明する。図6において、ボリュームエンコーダ321
の出力電圧は検出回路324で検出され、その値は主制
御回路326に入力される。主制御回路326はマイコ
ンとメモリをメインにした制御回路であり、ボリューム
エンコーダ321出力に基づいて、チルティング用モー
タ328を駆動制御する。ここで、チルティング機構に
おいては、回動角が少ないので、フォトインタラプタは
必要無い。
【0077】次に、雲台と撮像装置の接続部について説
明する。
【0078】図20は雲台ユニット部における、結合部
の構造を示す斜視図、図21は雲台ユニット部におけ
る、結合部の構造を示す断面図である。ここで、710
2は撮像装置側の取付部材であり、図20に示されるよ
うに、電源ユニット側の接続部材729に、着脱自在に
嵌合結合するようになっている。取付部材7102の底
面には、複数の電気接点7103が設けられていると共
に、各電気接点7103には、リード線7104が接続
されている。一方、電源ユニット側の接続部材729に
は、取付部材7102の電気接点7103に対応する電
気接点733が設けられおり、各電気接点733にはリ
ード線732が接続している。
【0079】撮像装置側の取付部材7102を電源ユニ
ット側の接続部材729に嵌合させると、図21のよう
にそれぞれの電気接点7103及び733が接触し、こ
れにより撮像装置側と電源ユニット側で相互に通信可能
となる。
【0080】次に雲台の動作例を具体的に説明する。
【0081】前述したように、図5のTV電話親機外観
図において、209は雲台動作ボタン(左パン)、21
0は雲台動作ボタン(右パン)、211は雲台動作ボタ
ン(下チルト)、212は雲台動作ボタン(上チル
ト)、215は雲台の動きを予め設定するプリセット設
定ボタン、216は設定された動きを実行するプリセッ
トボタン(複数個有)である。
【0082】ここで、雲台操作ボタン209、210、
211、212を押している間だけ、カメラ台727を
左右上下方向にパン/チルトさせることが出来る。
【0083】また、上記操作にて雲台位置を決定した
後、その位置でプリセット設定ボタン215を押してか
ら、例えば約2秒以内にプリセットスイッチ216のの
1つを押す。すると、カメラ台727の位置が主制御回
路326のメモリに記憶される。1度メモリに記憶され
たカメラ台727の位置は、同じ動作が繰り返されるま
で記憶されている。これにより、カメラ台727がいか
なる方向を向いていても、プリセットボタン216を押
すことで、予め記憶させた方向にカメラ台727を向け
ることが出来る。
【0084】これらの雲台制御信号は、TV電話親機か
ら無線でTV電話子機へ、さらに、接続部材729を介
して電源ユニットの主制御回路へ伝送される。
【0085】なお、上記実施形態において用いた具体的
数値例等は、必ずしもその数値等にのみ限定されるもの
ではなく、必要に応じて適宜変更可能である。
【0086】(第2の実施の形態)図8は、本実施の形
態によるコードレスのTV電話子機の外観図である。
【0087】ここで、101は本体であり、TV電話に
必要な送受信回路、画像処理回路等を内蔵している。1
03は送受信用アンテナ、401は映像情報を取り込む
ためのカメラ部、402は音声を聞き取るためのスピー
カー、403は受信した映像を表示するためのLCD表
示部であり比較的大きめのLCDをむき出しに設置して
おり目を離して画像を確認する。また、116はTV電
話の操作ボタン、117は音声を取り込むためのマイ
ク、112はズームボタン、113録画スタート/スト
ップボタン、122は電源ユニット取り付け部である。
【0088】基本的には、TV電話子機の映像表示部
が、大きめのLCDをむき出しに設置している所以外
は、すべて第1の実施の形態と同一であり、その動作処
理及びその説明は省略する。
【0089】(第3の実施の形態)図9は本実施おける
レコーダ部としてのビデオカメラ外観図である。ここ
で、501は後述するカメラ部としてのカメラヘッド5
15と交信するための本体用アンテナであり、運動を制
御する信号を生成する姿勢信号送信手段及びカメラヘッ
ド515から送信された信号を受信する受信手段として
の機能を果たす。
【0090】502、503は、カメラヘッド515を
ズーミングするためのズームボタン(テレ)、ズームボ
タン(ワイド)、504は、画像録画を開始、停止する
ための録画スタート/ストップボタン、651は着脱式
のバッテリー、506は画像をモニターするためのLC
D、507は画像を記録/再生するためのボタン群、5
08、509、510、511は、雲台を操作するため
の操作手段であり、雲台を動作させる、雲台動作ボタン
(上チルト)、雲台動作ボタン(下チルト)、雲台動作
ボタン(左パン)、雲台動作ボタン(右パン)、512
は雲台の動きを予め設定するプリセット設定ボタンとし
ての機能を備える。
【0091】513は設定された動きを実行するプリセ
ットボタン、514はカメラヘッド用アンテナ、515
はカメラヘッド、516はカメラヘッドの取付部、51
7はレコーダ部としての情報記憶処理装置本体、524
はマイク音声取り込み手段として音声を取り込み、音声
信号を生成する。526は電源ユニット取付部である。
【0092】ここで、カメラヘッド515は、情報記憶
処理装置本体517と、同図のような嵌合構造により着
脱可能となっており、カメラヘッド515を、情報記憶
処理装置本体517からはずした時は、アンテナ50
1、514を介して映像、音声、制御信号を無線送信す
ることができる。これにより、高い位置や狭い場所にカ
メラヘッドを配置することができ、自由度の高い撮影が
可能となる。
【0093】図10は、カメラ部としてのカメラヘッド
と電源アダプターを備える雲台の結合状態図である。5
18は情報記憶処理装置本体/カメラ取付部、519は
雲台を上下方向に振るためのチルト部、520はチルト
中心軸、521は雲台を左右方向に振るためのパン部、
522は電源ユニット本体、523はACコードであ
る。ここでは、カメラヘッド515を情報記憶処理装置
本体517からはずして、情報記憶処理装置本体/カメ
ラ取付部518へ取り付けており、アンテナ501、5
14を介して、情報記憶処理装置本体517とカメラヘ
ッド515の間で、映像、音声、制御信号を無線送受信
することができる。これにより、情報記憶処理装置本体
から、電源アダプターの雲台を用いて、カメラヘッド5
15の向きやズーム、録画0N/0FF等を遠隔操作可
能となる。
【0094】また、電源ユニット522は、カメラヘッ
ド515が装着された際、カメラヘッドに対して定電圧
電源を供給すると共に、カメラヘッドのバッテリー(内
蔵)への充電電流を供給するものである。更に電源ユニ
ット522は、情報記憶処理装置本体用バッテリー65
1が着脱式になっており、情報記憶処理装置本体用バッ
テリー651も同時に充電可能である。
【0095】次に、本実施の形態による、別の使い方を
説明する。図11はビデオカメラ本体と電源アダプター
結合状態図を示している。図12は、情報伝送装置のモ
ニターリモコン外観図である。ここで、527はビデオ
カメラを遠隔操作するためのモニターリモコン本体、5
28はスピーカー、529は情報記憶処理装置/カメラ
操作ボタン、その他の構成要素は、図9、図10と同一
であり説明は省略する。
【0096】以上のような構成において、前記使用形態
と異なるところは、情報記憶処理装置本体525が、カ
メラヘッド515を装着したまま電源アダプターの情報
記憶処理装置/カメラ本体取付部518に取り付けられ
て、前記モニターリモコン本体527にて遠隔操作さ
れ、レコーダ部としてのビデオカメラ本体から雲台に伝
達手段としての主制御回路610によって姿勢信号が伝
達される。
【0097】また、図9及び図10の実施の形態のほ
か、図22及び図23のビデオカメラの形態もあげられ
る。この形態においてはDC電源コードをバッテリー側
に備え、本体側にその電源をDC電源入力部530を介
して供給可能な形態である。また、本体側とカメラの信
号の送受信はバッテリー側に備えられているアンテナを
とおして行われている。そのほかは図9及び図10の実
施の形態と同一なので説明は省略する。
【0098】図13は本実施の形態による図9及び図1
0のビデオカメラの回路構成図である。
【0099】627は情報記憶処理装置本体ユニット、
628はカメラヘッドユニットである。ここで619は
撮像ユニット、620はカメラレンズ、618は映像を
取り込む撮像素子、617は撮像素子を制御したり、所
定の映像信号を生成するための信号処理回路、652
は、カメラのズームやオートフォーカスを行うズーム/
AF手段である。
【0100】また、615は、アンテナであり、616
は信号を送受信するための送受信回路であり、これらは
カメラヘッドによって撮影されたことによる映像信号及
びマイク623から取り込まれたことによる音声信号を
送信する送信手段と、情報記憶処理装置本体から送信さ
れる姿勢信号を受信する姿勢信号受信手段としての機能
を果たす。
【0101】また、601はアンテナであり、602は
高周波を処理する送受信回路であり、これらはカメラヘ
ッドによって撮影されたことによる映像信号及びマイク
623から取り込まれたことによる音声信号を受信する
受信手段と、情報記憶処理装置本体から送信される姿勢
信号を受信する姿勢信号送信手段としての機能を果た
す。
【0102】622、610は映像と音声を分離、合成
したり、カメラヘッドユニット628、及び情報記憶処
理装置本体ユニット627全体のシーケンスを制御した
りする主制御回路、603はテープ、磁気ディスク、光
ディスク、固体メモリー、等を用いて映像を記録/再生
するための、映像記録/再生手段、604は音声を聞く
ためのスピーカー、623は音声をとりこむためのマイ
クである。
【0103】611は各種操作スイッチを検出するため
の操作スイッチ検出手段、613は画像をモニターする
ためのLCD、612はLCDを駆動するためのLCD
駆動回路である。以上の構成により、カメラヘッド62
8で撮像した画像を、情報記憶処理装置本体のLCD6
13でモニターしながら、画像を所定の記録媒体に、記
録/再生することができる。また、カメラヘッド628
を情報記憶処理装置本体からはずしたときは、無線でカ
メラヘッド628の画像を情報記憶処理装置本体に送る
ことが出来、自由度の高い撮影が可能となる。
【0104】次に、情報記憶処理装置本体ユニット62
7、カメラヘッドユニット628の電源系を説明する。
606、621はバッテリーで、情報記憶処理装置本体
ユニット627、カメラヘッドユニット628を駆動す
るための電源であり、充電可能なものである。なお、情
報記憶処理装置本体ユニット627のバッテリーは着脱
式、カメラヘッドユニット628のバッテリーは内蔵型
である。また、608、624は電源回路であり、情報
記憶処理装置本体ユニット627及びカメラヘッドユニ
ット628の各回路に必要な電圧の電源を生成するもの
である。
【0105】609は電源ユニット装着検出回路であ
り、情報記憶処理装置本体627と電源ユニット640
が、装着されたかどうかを検出するもので、取付部にお
ける所定の接点が接触したかどうかを電気的に判断し、
装着/未装着を検出する。607はスイッチング回路で
あり、前記電源ユニット装着検出回路609の出力によ
り、電源回路608へ供給する電源ソースを選択する。
その選択は、電源ユニット640が装着した場合は後述
する電源ユニットの定電圧電源を選択し、未装着の場合
はバッテリー606からの電源を選択するようになって
いる。
【0106】同様に、626は電源ユニット/情報記憶
処理装置本体装着検出回路であり、カメラヘッドユニッ
ト628と電源ユニット640、又は情報記憶処理装置
本体627が、装着されたかどうかを検出するもので、
取付部における所定の接点が接触したかどうかを電気的
に判断し、装着/未装着を検出する。625はスイッチ
ング回路であり、前記電源ユニット装着検出回路626
の出力により、電源回路624へ供給する電源ソースを
選択する。その選択は、電源ユニット640に装着した
場合は、後述する電源ユニット640の定電圧電源を、
情報記憶処理装置本体627に装着した場合は、情報記
憶処理装置本体を介して後述する電源ユニット640の
定電圧電源、または情報記憶処理装置本体のバッテリー
からの電源を選択し、未装着の場合はカメラヘッド内蔵
のバッテリー621からの電源を選択するようになって
いる。
【0107】電源ユニット640は図6に示した電源ユ
ニットと同一の構成であるのでその説明は省略する。
【0108】図14は、雲台を制御可能なモニターリモ
コンの概略構成図を示したものである。644は、操作
スイッチ検出手段からの信号に応じて各種制御信号を生
成する主制御回路であり、生成された信号は送受信回路
642を介してアンテナ514から送信される。また、
主制御回路644は、アンテナ514によって受信され
た信号に基づいて、音声をスピーカ528に出力させ、
映像をLCD506に表示させる。647はバッテリー
であり、これら各回路に電力を供給する。
【0109】以上の構成により、情報記憶処理装置本体
(カメラヘッド含む)で撮影された画像を確認しなが
ら、電源アダプターの雲台を制御したり、カメラのズー
ムを行ったり、遠隔操作による撮影が可能となる。
【0110】なお、電源アダプターの雲台部動作につい
ては、上述した形態と同一であり説明は省略する。
【0111】(第4の実施の形態)図24は本実施例に
よる情報記憶処理装置本体を、電源ユニットへ取り付け
たときの外観図、図25はモニターリモコンの外観図で
ある。図25は図12と同一なので説明は省略する。こ
こで、801はレコーダ部としての情報記憶処理装置本
体、811はモニターリモコン824と交信するための
電源ユニット用アンテナ、812は着脱式のバッテリ
ー、802は画像をモニターするためのLCD、805
は情報記憶処理装置本体取付部、806は雲台を上下方
向に振るためのチルト部、807はチルト中心軸、80
8は雲台を左右方向に振るためのパン部、809は雲台
機能を備える電源ユニット本体、810はACコード、
803はカメラレンズ、804はマイク、827はスピ
ーカー、825は情報記憶処理装置本体用DC電源入力
部、826はDC電源コードである。
【0112】ここでは、情報記憶処理装置本体801
を、カメラ取付部805へ取り付けており、アンテナ8
11、514を介してモニターリモコン527から電源
ユニット809へ無線通信を行い、更に情報記憶処理装
置本体取付部805の接点(図示せず)を介して情報記
憶処理装置本体801へ、映像、音声、雲台動作、制御
信号を無線送受信することができる。これにより、モニ
ターリモコン527から、情報記憶処理装置本体801
の向きやズーム、録画0N/0FF等を遠隔操作可能と
なる。また、電源ユニット809は、情報記憶処理装置
本体801が装着された際、情報記憶処理装置本体取付
部805を介して、情報記憶処理装置本体801に定電
圧電源を供給する。更に電源ユニット809は、情報記
憶処理装置本体用スペアバッテリー812が着脱式にな
っており、情報記憶処理装置本体用スペアバッテリー8
12も同時に充電可能である。更に、DC電源コード8
26を、情報記憶処理装置本体801のDC電源入力部
825へ差し込んで、DC電源を供給することにより、
情報記憶処理装置本体801を電源ユニット809から
はずした状態で、駆動することもできる。
【0113】図26は本実施の形態におけるビデオカメ
ラの回路構成図である。
【0114】830は情報記憶処理装置本体ユニットで
ある。ここで831は撮像ユニットであり、上述した撮
像ユニット619の構成と同一であるので説明は省略す
る。
【0115】また、832は送受信用アンテナ、833
は高周波を処理する送受信回路、834は映像と音声を
分離、合成したり、カメラ、情報記憶処理装置など全体
のシーケンスを制御したりする主制御回路、835はテ
ープ、磁気ディスク、光ディスク、固体メモリー、等を
用いて映像を記録/再生するための映像記録/再生手
段、836は音声を聞くためのスピーカー、837は音
声をとりこむためのマイク、838は各種操作スイッチ
を検出するための操作スイッチ検出手段、839は画像
をモニターするためのLCD、840はLCDを駆動す
るためのLCD駆動回路である。以上の構成により、撮
像ユニット831で撮像した画像を、情報記憶処理装置
本体のLCD839でモニターしながら、画像を所定の
記録媒体に、記録/再生することができる。
【0116】次に、情報記憶処理装置本体ユニット83
0の電源系を説明する。841はバッテリーで、情報記
憶処理装置本体ユニット830を駆動するための電源で
あり、充電可能なものである。なお、バッテリー841
は着脱式である。また、842は電源回路であり、情報
記憶処理装置本体ユニット830の各回路に必要な電圧
の電源を生成するものである。
【0117】843は電源ユニット/DC電源コード装
着検出回路であり、情報記憶処理装置本体830と電源
ユニット640が装着されたかどうか、またはDC電源
コード826が装着されたかどうかを検出するもので、
取付部における所定の接点が接触したかどうかを電気的
に判断し、装着/未装着を検出する。844はスイッチ
ング回路であり、前記電源ユニット/DC電源コード装
着検出回路843の出力により、電源回路842へ供給
する電源ソースを選択する。その選択は、電源ユニット
640、又はDC電源コード826が装着した場合は後
述する電源ユニットの定電圧電源を選択し、未装着の場
合はバッテリー841からの電源を選択するようになっ
ている。
【0118】更に、電源ユニット640は図13に示し
た電源ユニットと送受信回路833とアンテナ832が
あるほかは同一なので説明は省略する。
【0119】以上の構成により、無線伝送された情報記
憶処理装置本体419の撮影画像を確認しながら、電源
ユニット431の雲台を制御したり、情報記憶処理装置
本体830のカメラのズームを行ったり、遠隔操作によ
る撮影が可能となる。
【0120】なお、電源ユニットの雲台部動作について
は、上述した形態と同一であり、その説明は省略する。
【0121】図27は、本実施の形態のモニタリモコン
の構成図を示しており、この構成は図14と同一なので
その説明は省略する。
【0122】(第5の実施の形態)図28は本実施の形
態における情報記憶処理装置本体を、電源ユニットに取
り付け可能なシステムの外観図、図29は、情報記憶処
理装置ユニットから取り外したモニターリモコンの外観
図である。ここで、図24及び図25と同一の符号で示
される構成は同一であるのでその説明は省略する。
【0123】501は情報記憶処理装置本体、524は
情報記憶処理装置本体および電源ユニットを遠隔操作す
るためのモニターリモコンである。ここで、モニターリ
モコン524は情報記憶処理装置本体501と着脱式で
あり、情報記憶処理装置本体と結合しているときは、接
点等(図示せず)を介して電気的にも結合され、情報記
憶処理装置本体501の操作/モニター手段として使用
することができる。またはずしたときは、無線による遠
隔操作のためのモニター付リモコンとして使用可能であ
る。
【0124】ここでは、情報記憶処理装置本体501
を、電源ユニット509のカメラ取付部651へ取り付
けており、アンテナ511、523を介して、モニター
リモコン524から電源ユニット509へ無線通信を行
い、更に情報記憶処理装置本体取付部651の接点(図
示せず)を介して情報記憶処理装置本体501へ、映
像、音声、雲台動作、制御信号を無線送受信することが
できる。
【0125】これにより、モニターリモコン524か
ら、情報記憶処理装置本体501の向きやズーム、録画
0N/0FF等を遠隔操作可能となる。また、電源ユニ
ット509は、情報記憶処理装置本体501が装着され
た際、情報記憶処理装置本体取付部651を介して、情
報記憶処理装置本体501に定電圧電源を供給すると共
に、装着された情報記憶処理装置本体用バッテリー51
2も同時に充電可能である。更に電源ユニット509
は、情報記憶処理装置本体用スペアバッテリー512が
着脱式になっており、情報記憶処理装置本体用スペアバ
ッテリー512も同時に充電可能である。更に、DC電
源コード526を、情報記憶処理装置本体501のDC
電源入力部525へ差し込んで、DC電源を供給するこ
とにより、情報記憶処理装置本体501を電源ユニット
509からはずした状態で、駆動することもできる。
【0126】図30は本実施の形態におけるビデオカメ
ラの概略構成図である。
【0127】同図に示した符号で図26及び図27に示
した符号と同一のものは同じ機能を有するものであり、
その説明は省略する。
【0128】更に、電源ユニットは図26に示した電源
ユニット640と同一であるので、その説明は省略す
る。
【0129】また、、電源ユニットの雲台部の動作につ
いては、上述した形態と同一であり、説明は省略する。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
及び請求項6によれば、情報伝送装置と雲台部が着脱可
能であり、これらを切り離して情報伝送装置単体で用い
る場合には、ユーザの自由な場所に持ち運び自由であ
り、雲台に接続した場合にはパン,チルトの制御によっ
て撮影画像がぶれずに撮影が可能となる。
【0131】また、請求項2によれば、送受信手段によ
って受信した姿勢信号によって雲台の制御が可能である
ので遠隔地からの雲台の制御が可能となり情報伝送装置
近辺の自由な撮影が可能となる。
【0132】また、請求項3によれば、生成手段によっ
て生成された姿勢信号によっても雲台の制御を可能とす
る。
【0133】また、請求項4及び請求項5によれば、情
報伝送装置は、雲台部からの電源供給によっても動作可
能である。
【0134】また、請求項7によれば、カメラ部とレコ
ーダ部が着脱可能な遠隔撮像システムにおいて、カメラ
部に接続可能な雲台を設け、姿勢信号受信手段によって
受信した姿勢信号によってパン,チルトの雲台の姿勢制
御によって撮影が可能となる。また、雲台部には姿勢信
号の送受信がなされないので、雲台部における装置の簡
略化がなされる。
【0135】また、請求項8によれば、カメラ部は前記
レコーダ部に接続可能であるので収納しやすく便利であ
る。
【0136】また、請求項9によれば、さらにレコーダ
部から操作手段及び生成手段が着脱可能であるので非常
に携帯性に優れた雲台の操作が可能となる。
【0137】また、請求項10によれば、レコーダ部が
雲台に接続され、レコーダ部から姿勢信号を伝達するこ
とによってレコーダ部自体が姿勢動作可能となり、シス
テムの集約が実現できる。
【0138】また、請求項11及び請求項12におい
て、雲台に接続されるカメラ部あるいはレコーダ部は、
雲台から電力が供給されるので、電力源をカメラ部ある
いはレコーダ部に設置せずにすみ、装置の小型化が実現
でき、さらに雲台の制御が容易となる。
【0139】また、請求項13及び請求項14におい
て、姿勢信号送信手段は受信手段と兼用可能であり、姿
勢信号受信手段は送信手段と兼用可能であるため、装置
の小型化、簡略化がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報伝送装置の使用状態図。
【図2】情報伝送装置の収納状態図。
【図3】(a)は、TV電話装置の後部を示しており、
スピーカの使用状態を示す図。(b)は、TV電話装置
の後部を示しており、スピーカの収納状態を示す図。
【図4】情報伝送装置と雲台を接続したときの一形態を
示す図。
【図5】情報伝送装置の外観図。
【図6】情報伝送装置の概略構成図。
【図7】情報伝送装置の概略構成図。
【図8】情報伝送装置の外観図。
【図9】遠隔撮像システムのレコーダ部の外観図。
【図10】カメラ部と雲台との結合状態図。
【図11】レコーダ部と雲台との結合状態図。
【図12】情報伝送装置の外観図。
【図13】遠隔撮像システムの概略構成図。
【図14】情報伝送装置の概略図。
【図15】雲台ユニットの構成を示す斜視図。
【図16】雲台ユニットにおける主軸周りの断面図。
【図17】雲台ユニット部における制御機構の斜視図。
【図18】ボリュームエンコーダの一構成例を示す図。
【図19】カメラ台の回動角度とボリュームエンコーダ
との出力関係を示す図。
【図20】雲台ユニットにおける結合部の構造を示す
図。
【図21】雲台ユニットにおける結合の構造を示す断面
図。
【図22】遠隔撮像システムのレコーダ部の外観図。
【図23】カメラ部と雲台との結合状態図。
【図24】レコーダ部と雲台の結合状態図。
【図25】情報伝送装置の外観図。
【図26】レコーダ部と雲台の概略構成図。
【図27】情報伝送装置の構成概略図。
【図28】レコーダ部と雲台の結合状態図。
【図29】情報伝送装置の外観図。
【図30】レコーダ部及び情報伝送装置及び雲台の構成
概略図。
【図31】従来の情報伝送装置を示す図。
【図32】従来の遠隔撮像システムを示す図。
【符号の説明】
101 TV電話子機 102 ファインダユニット 104 スピーカ 107 カメラヘッド 117 マイク 201 電話子機取付部 202 雲台のチルト部 204 雲台のパン部 205 雲台機能を有する電源ユニット本体 209 雲台操作ボタン 210 雲台操作ボタン 211 雲台操作ボタン 212 雲台操作ボタン 213 アンテナ 310 主制御回路 314 送受信回路 315 アンテナ 651 バッテリー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ手段で撮影して得られた映像信号
    および音声取り込み手段で得られた音声信号とを送受信
    する送受信手段と、前記送受信手段によって受信した映
    像信号を表示するための表示手段と、前記送受信手段に
    よって受信した音声信号を音声出力する音声出力手段と
    を有する情報伝送装置を備える情報伝送システムにおい
    て、 前記情報伝送装置に接続して前記情報伝送装置の姿勢動
    作可能な雲台部と、 前記情報伝送装置において、前記雲台を制御するための
    姿勢信号を生成する生成手段とを備え、 前記送受信手段は、前記生成手段によって生成した前記
    姿勢信号を送受信するように構成されていることを特徴
    とする情報伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記情報伝送装置
    は、前記雲台部を前記情報伝送装置に接続した場合に、
    前記送受信手段によって受信した前記姿勢信号を前記雲
    台部に伝達する伝達手段を備えることを特徴とする情報
    伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記伝達手段は、前
    記雲台部を前記情報伝達装置に接続した場合に、前記生
    成手段によって生成した前記姿勢信号を前記雲台部に伝
    達するように構成されていることを特徴とする情報伝送
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記情報伝送装置
    は、前記情報伝送装置自体に電力を供給する電池部を備
    え、 前記雲台部において、前記電池部に電力を蓄えるように
    電力を供給するための充電部を備えていることを特徴と
    する情報伝送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記情報伝送装置
    は、前記雲台部を前記情報伝送装置に接続した場合に、
    前記雲台部から電力が供給されるように構成されている
    ことを特徴とする情報伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の情報伝送シス
    テムにおいて、前記情報伝送装置は携帯無線テレビジョ
    ン電話装置であることを特徴とする情報伝送システム。
  7. 【請求項7】 被写体を撮影するカメラ手段と、音声を
    取り込む音声取り込み手段と、前記カメラ手段によって
    得られた映像信号と前記音声取り込み手段によって得ら
    れた前記音声信号を送信する送信手段とを有するカメラ
    部と、前記カメラ部から送信された信号を受信する受信
    手段と、前記受信手段によって受信された信号に基づい
    た信号を記録するための記録手段とを有するレコーダ部
    とを備える遠隔撮像システムにおいて、 前記カメラ部に接続することによって前記カメラ部の姿
    勢動作可能な雲台部と、 前記レコーダ部において、前記雲台を操作するための操
    作手段と、前記操作手段による操作に応じて、前記雲台
    を制御するための姿勢信号を生成する生成手段と、前記
    生成手段によって生成した前記姿勢信号を前記カメラ部
    に送信するための姿勢信号送信手段と、 前記カメラ部において、前記姿勢信号を受信するための
    姿勢信号受信手段と、前記雲台部を前記カメラ部に接続
    した場合に、前記姿勢信号受信手段によって受信した前
    記姿勢信号を前記雲台部に伝達する第1の伝達手段とを
    備えることを特徴とする遠隔撮像システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記カメラ部は前記
    レコーダ部に接続可能であるように構成されていること
    を特徴とする遠隔撮像システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記操作手段及び前
    記生成手段は、前記レコーダ部から着脱可能に構成さ
    れ、前記操作手段によって遠隔操作可能であることを特
    徴とする遠隔撮像システム。
  10. 【請求項10】 請求項7において、前記レコーダ部は
    前記雲台に接続可能であり、前記レコーダ部が前記雲台
    部に接続された場合に、前記操作手段によって操作され
    た信号を前記雲台部に伝達する第2の伝達手段とを備え
    ることを特徴とする遠隔撮像システム。
  11. 【請求項11】 請求項7において、前記カメラ部は、
    前記雲台部を前記カメラ部に接続した場合に、前記雲台
    部から電力が供給されるように構成されていることを特
    徴とする遠隔撮像システム。
  12. 【請求項12】 請求項10において、前記レコーダ部
    は、前記レコーダ部を前記カメラに接続した場合に、前
    記雲台部から電力が供給されるように構成されているこ
    とを特徴とする遠隔撮像システム。
  13. 【請求項13】 請求項7において、前記姿勢信号送信
    手段は、前記受信手段と兼用可能に構成されていること
    を特徴とする遠隔撮像システム。
  14. 【請求項14】 請求項7において、前記姿勢信号受信
    手段は、前記送信手段と兼用可能に構成されていること
    を特徴とする遠隔撮像システム。
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