JP3518016B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
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Description
影画像あるいは再生画像をモニターできるようにした液
晶モニターをビデオカメラ本体に備えたビデオカメラ装
置に関するものである。
するビデオカメラ装置は多く提案されている。この液晶
モニターはビデオカメラ本体の背面に電気的に接続さ
れ、かつ角度変更可能に支持されているのが一般的であ
るが、液晶モニターがビデオカメラ本体に対して着脱可
能に構成したものがある。
に対して分離できるようにしたモデルは、ビデオカメラ
装置の使用態様(TPO:Time Place Occasion )によ
って液晶モニターを使用しない撮影の場合にビデオカメ
ラ本体から分離することによって撮影を容易にしてい
る。従って、ビデオカメラ本体から外した液晶モニター
は何等機能はしていない。
を分離した状態において、ビデオカメラからの撮影画像
あるいは再生画像を液晶モニターでモニターできるよう
にしたり、液晶モニターの操作によりビデオカメラを駆
動制御することのできるビデオカメラ装置を得ることを
目的とする。
め、本発明によるビデオカメラ装置は、ビデオカメラに
よる撮影画像あるいは再生画像をモニターできるように
した液晶モニターをビデオカメラ本体に備えたビデオカ
メラ装置において、液晶モニターがビデオカメラ本体に
対して分離可能にし、液晶モニターの分離状態において
ビデオカメラ本体からの画像信号を無線信号伝送手段に
よって液晶モニターに画像表示する機能と、液晶モニタ
ーに無線信号伝送手段によりビデオカメラ本体を駆動制
御するリモコン機能及びビデオカメラ本体に記録される
音声をモニターするスピーカ機能とを備えたものであ
る。
体と液晶モニターにはそれぞれ信号発信部と信号受信部
とを備え、これら信号発信部及び信号受信部との信号伝
送手段を赤外線信号を利用したものである。
信号受信部及び電源とリモコンの電源とを別にしたもの
である。
体の信号発信部及び信号受信部がビデオカメラ本体に対
して同一方向に向くようにして首振り回動可能にしたも
のである。
体に対してビデオカメラ部を液晶モニターのリモコン操
作により少なくとも水平方向または垂直方向へ回動制御
できるようにしたものである。
マイクを備え、このマイクから入力される音声をビデオ
カメラ本体で録音されている音声にミキシングあるいは
該録音されている音声と入替えて記録されるようにした
ものである。
信号発信部からの赤外線が該液晶モニターの信号受信部
に入射しないようにしたものである。
体にビデオカメラ部が回動位置から元位置に復帰させる
セットボタンを設けたものである。
電源の充電及び電源供給をビデオカメラ本体から供給す
るようにしたものである。
リモコンを該液晶モニターから分離し、小さなコマンダ
ーとして使用できるようにしたものである。
押しボタンスイッチを備え、この押しボタンスイッチの
オン操作中のみ画像をモニター可能とし、押しボタンス
イッチのオフ操作でモニター画像の停止とビデオカメラ
本体からの信号伝送を停止するようにしたものである。
は、ビデオカメラ本体から液晶モニターを分離した状態
において、ビデオカメラ本体から赤外線信号に変調した
撮影画像信号あるいは再生画像信号を送信することによ
り、液晶モニターが信号を受信し撮影画像あるいは再生
画像をモニターすることができる。
リモコンから赤外線信号に変調した信号を送信すること
によりビデオカメラ本体を操作することができる。さら
に、液晶モニターにスピーカを備えたことで、ビデオカ
メラ本体に記録される音声をモニターできるようにした
ので、液晶モニターに映る画像と共にスピーカからの音
声を聴くことができる。
はそれぞれ信号発信部と信号受信部とを備え、これら信
号発信部及び信号受信部とを赤外線信号に変調した信号
により送受信するようにしたので、電波に障害を与える
ことなくビデオカメラ本体と液晶モニターとのリモコン
操作が可能となる。
とワイヤレスリモコンの電源とを別にしたので、液晶モ
ニターの電源電池が空になってもリモコン専用の電源電
池によってビデオカメラをリモコン操作することができ
る。
信号受信部がビデオカメラ本体に対して同一方向に向く
ようにして首振り回動可能にしたので、信号発信部及び
信号受信部を液晶モニターの方向へ正確に向けることが
でき、これによって、信号の授受の感度を向上させるこ
とができる。
メラ部を液晶モニターのリモコン操作により少なくとも
水平方向または垂直方向へ回動制御できるようにしたの
で、液晶モニターの画像を見ながらリモコン操作でビデ
オカメラ部の撮影方向を自由に操作することができる。
マイクの音声をビデオカメラ本体で録音されている音声
にミキシングあるいは該録音されている音声と入替えて
記録されるようにしたことで、音声の編集を自由に行う
ことができる。
外線が該液晶モニターの信号受信部に入射しないように
したので、液晶モニターの信号受信部へのその信号発信
部からの赤外線信号の飛び込みを回避し、モニター画像
の乱れを防止することができる。
が回動位置から元位置に復帰させるセットボタンを設け
たので、ビデオカメラを手持ち状態で撮影する際におい
て、ビデオカメラ本体に対してビデオカメラ部を正面に
戻し正常な状態で使用することができる。
供給をビデオカメラ本体から供給するようにしたので、
ビデオカメラ本体に液晶モニターを結合させることで、
液晶モニターの電源の充電及び電源供給が行える。
ニターから分離し、小さなコマンダーとして使用できる
ようにしたので、持ち運びが容易となり、ビデオカメラ
本体のリモコン操作をさらに容易に行うことができる。
を備え、この押しボタンスイッチのオン操作中のみ画像
をモニター可能とし、押しボタンスイッチのオフ操作で
モニター画像の停止とビデオカメラ本体からの信号伝送
を停止するようにしたので、ビデオカメラ本体及び液晶
モニターの電力の節約を図ることができる。
例を図面を参照して説明する。 〔実施例1〕図1はビデオカメラ装置の正面側より見た
全体の外観斜視図、図2は同じく背面側より見た全体の
外観斜視図である。
VTR機構部とが収容されたビデオカメラ本体1と、こ
のビデオカメラ本体1の背面側に着脱可能に支持されて
いる液晶モニター2とから構成されている。
説明する。ビデオカメラ本体1の前面上部には撮影レン
ズ3やマイク4、ズーム切り換えつまみ5、スタート/
ストップボタン6があり、上部にビデオカメラ操作とV
TR操作の切り換えを兼ねた電源スイッチ7があり、後
面上部にはビューファインダ8とスピーカ9がある。
を支点として開閉可能のバッテリー蓋11があり、内部
にビデオカメラ装置の電源となるここでは図示しないバ
ッテリーが収容されている。また、ビデオカメラ本体1
の背面は裏蓋12となり、つまみ13を操作することに
より裏蓋12が開放され、ビデオカメラ本体1内に内蔵
した図示しないVTR機構部に対してテープカセットを
出し入れすることができる。
には、ビデオカメラ本体1と液晶モニター2の相互間の
信号のやり取りを赤外線を利用して授受するための赤外
線送受信機構14が配置されている。この赤外線送受信
機構14については後で詳細に説明する。
れている液晶モニター2は、回路が構成されている基板
が内蔵されているモニター本体部15と、このモニター
本体部15の背面側に液晶画面16を有する液晶パネル
部17と、モニター本体部15の電源部18及びこの電
源部18に接続された電源としてのバッテリー19とか
ら構成されている。
体1から分離した斜視図を図3に示し、また、液晶モニ
ター2とビデオカメラ本体1との着脱機構を図4に示
す。
はその上端部においてヒンジ20により回動可能に結合
され、モニター本体部15に対して液晶パネル部17を
ヒンジ20を回動支点として所定の回動角度で停止させ
ることができる。また、モニター本体部15と液晶パネ
ル部17とは図示しないフレキ基板により電気的に接続
されている。
ック部21,21を有すると共に、モニター本体部15
の前面下部にロックピン22を有し、ロックピン22は
その途中に下部のみが平坦面となる縮径部22aに形成
してある。また、モニター本体部15の前面には多端子
からなるコネクタプラグ23と、さらに、別の位置に赤
外線発光素子24を設けている。
素子25が設けてある。この赤外線受光素子25はモニ
ター本体部15にブラケット26を介して支持した自在
継手27によって自由な角度方向へ回動可能になされて
いる。28はモニター本体部15と赤外線受光素子25
とを電気的に接続しているコードである。
18は一体に固定され、この電源部18の背面側の筐体
部分に図2に示すように上述したバッテリー19を着脱
するためのロックつまみ29と、バッテリー19が充分
使用可能であるとき点灯すると共に、残量が少ないとき
に点滅するインジケータランプ30と、液晶画面16の
明るさ調整ダイアル31を備えている。
液晶モニター表示オン/オフスイッチ32と、ビデオカ
メラ本体1によるビデオ撮影のスタート/ストップボタ
ン33と、ズームボタン34を備えている。
デオカメラ本体1へのモニター本体部15の接続は、モ
ニター本体部15の上部のフック部21をビデオカメラ
本体1の背面に形成されている凹部35に係入しながら
ロックピン22をビデオカメラ本体1の背面に設けられ
ているロック孔36に挿入することにより、ロック孔3
6の内方側に配置されている図6に示すようなスナップ
ばね37にロックピン22の縮径部22aが係合されメ
カ的に結合することができる。
ラ本体1側に設けられているコネクタジャック38に挿
着され、モニター本体部15とビデオカメラ本体1とを
電気的に接続することができる。尚、ビデオカメラ本体
1へのモニター本体部15の接続状態においてロックピ
ン22の下部の平坦部がロック孔36の孔底に接触させ
ることによって、モニター本体部15は上下へのガタ付
きを防止しコネクタプラグ23とコネクタジャック38
の破損や電気的な接触不良を回避することができる。
細な構成を図5について説明する。筐体を構成する容器
39内には円筒状の外筒40が固定され、この外筒40
内に上下動可能の昇降筒41が収容されている。この昇
降筒41から外筒40の一部に形成したガイド孔40a
を通じてアーム片42が突設されている。
らなる導光部材43と、この導光部材43の上部に2つ
の並行する赤外線発光LED素子44,44が設けられ
ている。導光部材43は上部前面側に赤外線発光LED
素子44の下部で該LED素子44と同一方向を向く赤
外線の入射窓43aと、入射窓43aから入射した赤外
線が直角に反射する反射面43bと、底面に反射面43
bで反射した赤外線が出射する出射窓43cを有する。
素子44は、導光部材43の入射窓43aと出射窓43
c及び赤外線発光LED素子44の先端部が露出するよ
うに遮光カバーで覆われ送受信部45を構成している。
そして、送受信部45は昇降筒41と円周方向に嵌合部
46で嵌め合わされ、これによって送受信部45と共に
上述した赤外線発光LED素子44と導光部材43が嵌
合部46を回転部として円周方向へ回転可能である。
との間にはコイルばね47が張設されており、このコイ
ルばね47のばね力により昇降筒41と共に送受信部4
5で覆われた赤外線発光LED素子44と導光部材43
が押し上げられ、赤外線発光LED素子44と導光部材
43の入射窓43aが容器39の上面の開口窓39aか
ら突出する。すなわち、容器39の開口窓39aから突
出状態の送受信部45の頭部をコイルばね47のばね力
に抗して押し下げると、昇降筒41は図示しないロック
機構により押し下げられた状態でロックされ、赤外線発
光LED素子44と導光部材43の入射窓43aが容器
39の開口窓39a内に隠蔽され、この状態から送受信
部45の頭部を再び押すと昇降筒41のロック機構が解
除されて赤外線発光LED素子44と導光部材43の入
射窓43aが容器39の開口窓39aから再び突出する
いわゆるプッシュ・プッシユ式ロック機構となってい
る。
ある。この配線基板48にはリモコン受光部ユニット4
9が設けられ、このリモコン受光部ユニット49に上述
した導光部材43の入射窓43aと対向する位置に赤外
線受光素子50がある。また、上述した赤外線発光LE
D素子44,44から引き出されたコード44aは配線
基板48の所定の回路に配線されている。さらに、配線
基板48上には上述した外筒40のアーム片42と対応
する位置にマイクロスイッチ51が配置されている。
は、ビデオカメラ本体1に回動手段52を介して取り付
けられ、この回動手段52は、詳しく図示しないが赤外
線送受信機構14をビデオカメラ本体1に対して上下方
向へのみ回動する場合や、必要に応じて上下方向と共に
左右方向へも自由に回動する構成としてもよい。勿論、
赤外線送受信機構14とビデオカメラ本体1とは回動手
段52内を通して電気的に接続されている。
ター2の回路構成の一例を図7に示す。ビデオカメラ本
体1には符号53で示したバッテリーを接続した電源回
路54を介してコントロール回路55、メカデッキ5
6、バックライト電源部57、コネクタプラグ38、映
像・音声信号記録/再生回路58に電源が供給される。
バックライト電源部57によってバックライト59を点
灯しビューファインダ8の液晶表示装置60を照明す
る。
映像・音声信号記録/再生回路58、ビデオカメラ本体
1のスタート/ストップボタン6等のボタン群、デコー
ダ61を介して赤外線受光部50、マイクロスイッチ5
1、エンコーダ62を介して赤外線発光LED素子44
にそれぞれ接続している。
デッキ56、液晶ドライブ回路63を介してビューファ
インダ8の液晶表示装置59、エンコーダ62を介して
赤外線発光LED素子44にそれぞれ接続され、また、
映像・音声信号記録/再生回路58からの音声信号はア
ンプ64を介してスピーカ9に出力され、映像信号はコ
ネクタプラグ38に出力される。
D65により映像信号に変換され、アンプ66及び映像
信号処理回路67を介して映像・音声信号記録/再生回
路60に入力される。さらに、マイク4に入力した音声
はアンプ68及び音声信号処理回路69を介して映像・
音声信号記録/再生回路60に入力される。
を接続した電源部17の電源回路70を介してコントロ
ール回路71、バックライト電源部72、液晶ドライブ
回路73、コネクタジャック23、インジケータランプ
30に電源が供給される。バックライト電源部72によ
ってバックライト74を点灯し液晶画面16を照明す
る。
73、モニター表示オン/オフスイッチ32に接続され
ている。また、液晶ドライブ回路73はデコーダ75を
介して赤外線受光素子25、コネクタジャック23、液
晶画面の明るさ調整つまみ31に接続されている。
部15に内蔵されたリモコン回路であり、電源としては
上述したバッテリー19とは別にボタン電池77を使用
している。そして、ビデオ撮影のスタート/ストップボ
タン33等の操作ボタンとエンコーダ78を介して赤外
線発光素子24に接続されている。
デオカメラ本体1に液晶モニター2を接続した使用状態
では、液晶モニター2のコネクタプラグ23とビデオカ
メラ本体1のコネクタジャック38とが電気的に接続さ
れることになるため、ビデオ撮影時における映像信号は
ビデオカメラ本体1側から直接、液晶モニター2の液晶
画面16にモニターでき、ビデオカメラ装置の通常の使
用形態として使用することができる。
ビデオカメラ本体1側の電源回路54と、液晶モニター
2側の電源回路70は接続されることになり、このた
め、それぞれのバッテリー53,19は共通してビデオ
カメラ本体1と液晶モニター2に供給することになる。
ただし、両バッテリー53,19の電圧値が極端に異な
るときは高い電圧値のバッテリー電圧を降下させる、い
わゆる公知のシャットダウン回路を設けるようにしても
よい。
デオカメラ本体1のコントロール回路55が常にチェッ
クしており、従って、ビデオカメラ本体1の電源をオフ
状態にすることで、当該電源回路54がこれを感知して
液晶モニター2の電源回路70を自動的にオフ状態にす
るように構成されている。
晶モニター2をメカ的に分離した状態で、ビデオカメラ
本体1によるビデオ映像を液晶モニター2でモニターし
たり、液晶モニター2でビデオカメラ本体1を制御する
動作を図6及び図7について説明する。
デオカメラ本体1側の電源スイッチ7を投入すると共
に、赤外線送受信機構14の送受信部45の頭部を押し
て赤外線発光LED素子44及び導光部材43の入射窓
43aを容器39の開口窓39aから突出させ、赤外線
発光LED素子44からの赤外線信号の発光及び液晶モ
ニター2からの赤外線信号の入射窓43への飛び込みを
可能としている。ここで、赤外線送受信機構14は送受
信部45が容器39内に押し込まれてロックされた状態
ではアーム片42がマイクロスイッチ51を動作し、コ
ントロール回路55を制御して赤外線発光LED素子4
4からの赤外線信号の発生を停止し、また、赤外線受光
素子50へ入射窓43からの赤外線信号の受光もしない
ようにしている。
撮影方向とは反対側に送受信部45を向け、この送受信
部45に対して液晶モニター2の赤外線受光素子25が
対向するようにする。
トップボタン33を操作して液晶モニター表示オン/オ
フスイッチ32を操作すると、リモコン回路76からの
電気信号は赤外線信号にエンコードされ赤外線発光素子
24から発光される。この赤外線信号はビデオカメラ本
体1の図5に示した赤外線送受信機構14の入射窓43
aから導光部材43内に入射し、導光部材43の反射面
43bを直角に反射して出射窓43cから赤外線受光素
子50に入射する。そして、赤外線信号は再び電気信号
にデコードされコントロール回路55により制御され、
映像・音声信号記録/再生回路58を経て、ビデオ撮影
の場合には映像信号が赤外線信号にエンコードされ赤外
線発光LED素子44から赤外線信号となって発光さ
れ、液晶モニター2の赤外線受光素子25で受光され
る。そして、この赤外線信号は映像信号にデコードされ
液晶ドライブ回路73を経てモニター画面16で映像信
号をモニターすることができると共に、同時にメカデッ
キ56を駆動してビデオ映像の録画をすることができ
る。
ームボタン34を操作することによって、上述した操作
と同様に当該赤外線信号がビデオカメラ本体1で受信さ
れズーム撮影を行うことができる。
は赤外線受光素子25より十分後ろにして赤外線発光素
子24からの信号が赤外線受光素子25に飛び込まない
位置にすることが必要である。すなわち、赤外線発光素
子24からの信号が赤外線受光素子25に飛び込むと、
ノイズとなってモニター画面の画像を乱して見にくくな
るからである。
の電池は本来の電源としてのバッテリー19とは別にす
ることによって、バッテリー19が空になってもリモコ
ン回路の電池によってビデオカメラ本体1を制御できる
という利点がある。また、リモコン回路76の駆動には
矩形波を使用することによって、電源を共通にした場合
にノイズとなって信号に妨害を与えやすいといった問題
を回避することができる。
用例を示す。この例は結婚式の披露宴でビデオ撮影して
いる状態である。一般にはこのような場合は撮影者はビ
デオカメラのファインダーを覗いたり、液晶画面を見な
がらビデオ撮影するのが忙しくて食事をする余裕がなか
ったいといたことが多いが、本例のビデオカメラ装置を
使用すればビデオカメラ本体1を三脚80に支持した状
態でテーブル上に乗せ、撮影レンズを新郎,新婦に向
け、液晶モニター2のモニター画面を撮影者81が見な
がら例えばズーム撮影等の操作ができ、同時に食事もす
ることができるというものである。
体1を大型の三脚に支持して部屋の隅に配置し、テーブ
ルに座っている撮影者が液晶モニター2を操作しビデオ
撮影することも可能である。このような使い方はたと
え、給仕人がビデオカメラの前を横切ってもワイヤレス
であるため何等影響もない。また、モニター画面は一瞬
見えなくなるが録画どりはビデオカメラが行っているた
め続行して記録することができる。
オカメラ装置の実施例を示す斜視図で、図9はビデオカ
メラ装置をファインダー側から見た斜視図、図10はビ
デオカメラ本体1と液晶モニター2とを分離した斜視図
であり、以下の説明では上述した実施例1と相違する部
分についてのみ説明し、同一部分には同じ符号を付して
重複する説明は省略する。
部101に形成され、この凹部101内にビデオカメラ
機構部102が配置され、VTR機構部はビデオカメラ
本体1内にある。ビデオカメラ機構部102は前面側に
撮影レンズ103とマイク104を有し、背面側にビュ
ーファインダー105を有し、ビデオカメラ機構部10
2がパン・チルト機構によりパンニング動作とチルト動
作可能に構成されている。尚、ビデオカメラ機構部10
2の上面は凹部101の左右のビデオカメラ本体1の部
分より若干低くなっている。このため、ビデオカメラ本
体1を誤って上部側から落下させたとしてもビデオカメ
ラ機構部102を衝撃から保護することができる。
ビデオカメラ本体の凹部101にはU字状のフレーム1
06が配置され、このフレーム106はその底部中央を
凹部101の底面に支軸107によって水平方向に回転
可能に支承されている。そして、フレーム106の両側
から立設する脚片108,108の上端部に上述したビ
デオカメラ機構部102の両側面が支持軸109,10
9を介して上下方向に揺動可能に支承されている。
ア110が取り付けられ、この扇形ギア110に減速ギ
アの小径ギア111が噛み合い、そして、扇形ギアの大
径ギア112にモータ113の出力ギア114が噛み合
っている。すなわち、モータ113の回転駆動により出
力ギア114から減速ギアの大径ギア112及び小径ギ
ア111を回転させ、扇形ギア110は支持軸109と
共に脚片108に固定されているので、これによって、
支持軸109に支承したビデオカメラ機構部102は支
持軸109を回動支点としていわゆるチルト方向(上下
方向)に首振り動作させることができる。尚、チルト機
構を構成する扇形ギア110、減速ギアの大小径ギア1
11,112、モータ113はビデオカメラ機構部10
2内に内蔵されている。
方には支軸107を回転中心とするギア部115が形成
され、このギア部115に伝達ギア116を介して減速
ギアの小径ギア117が噛み合い、減速ギアの大径ギア
118にモータ119の出力ギア120が噛み合ってい
る。すなわち、モータ119の回転駆動により出力ギア
120から減速ギアの大径ギア118及び小径ギア11
7及び伝達ギア116を介してギア部115と共にフレ
ーム106と共に支軸107を中心として回動し、これ
によって、ビデオカメラ機構部102をパンニング方向
(左右方向)に首振り動作させることができる。尚、パ
ン機構のうち伝達ギア116、減速ギアの大小ギア11
7,118、モータ119はビデオカメラ本体1内に内
蔵されている。
構成する左右の本体部分の一部は赤外線を透過する赤色
プラスチック等の窓部121,122からなり、この窓
部121,122の内部に赤外線送受信部123,12
4が内蔵されている。一方の赤外線送受信部123は画
像伝送用発光LED素子125と音声伝送用発光LED
素子126とがそれぞれ一対となってビデオカメラ本体
1の前方側と外方側と後方側との三方向に向くように配
置されている。これらの下方には遮光板127を介在し
て音声信号受信用LED素子128が上述と同様にビデ
オカメラ本体1の前方側と外方側と後方側との三方向に
向くように配置されている。さらに、その下方の本体部
にはリモコン信号受光素子129が同様にビデオカメラ
本体1の前方側と外方側と後方側との三方向に配置され
ている。
方向の残りの一方向に向くように一対の画像伝送用発光
LED素子125及び音声伝送用発光LED素子126
と、音声信号受信用LED素子128と、リモコン信号
受光素子129がそれぞれ配置されている。
説明する。この液晶モニター2もビデオカメラ本体1と
前述した実施例1と同様に着脱機構により分離可能であ
り、また、モニター本体部15に対して液晶パネル部1
7は回動可能である。
このスピーカ130の音量つまみ131、ヘッドホン1
32が接続されるヘッドホン端子133、マイク134
を有している。また、モニター本体部15に備えた赤外
線受光部25はこの例では本体部15の上部の幅に亘っ
て設けられている。勿論、モニター本体部15の裏面に
は図示しないが赤外線発光素子が設けられている。
35を有し、このリモコン部135に上述したパン・チ
ルト機構を制御するジョイスティック136、リモコン
ボタン137、ナレーションボタン138が設けられて
いる。リモコン部135は液晶パネル部17に対して接
続部139から分離され単独で使用可能である。
ター2の回路構成の一例を図12に示す。尚、前述した
実施例1の図7で説明した回路構成と同一部分には同じ
符号を付して重複する説明は省略し、相違する部分につ
いて説明する。
D素子125及び音声伝送用発光LED素子126はそ
れぞれエンコーダ140及び141を介して映像・音声
信号記録/再生回路58に接続され、音声信号受信用L
ED素子128はデコーダ142を介して音声ミックス
回路143に接続され、この音声ミックス回路143は
映像・音声信号記録/再生回路58と音声信号処理回路
69との間に接続されている。また、リモコン信号受信
素子129はデコーダ144を介してコントロール回路
55に接続されている。さらに、コントロール回路55
にはイニシャライズボタン145が接続され、このイニ
シャライズボタン145はビデオカメラ本体1のスター
ト/ストップボタン6の近傍に設けられている。
はモータ駆動回路146により駆動され、このモータ駆
動回路146は電源回路54に接続されていると共に、
コントロール回路55からの信号により制御される。
用のバッテリーであり、モニター本体部15内に内蔵さ
れている。液晶モニター2の赤外線受光素子25は映像
信号受光用素子25aと音声信号受光用素子25bとか
らなり、映像信号受光用素子25aはデコーダ148を
介して液晶ドライブ回路73に接続され、音声信号受光
用素子25bはデコーダ149及びアンプ150を介し
てスピーカ130及びヘッドホン端子133に接続され
ている。
子24aとリモコン信号発光用素子24bとからなり、
音声信号発光用素子24aはエンコーダ151及びアン
プ152を介してマイク134に接続され、リモコン信
号発光用素子24bはリモコン回路153に接続されて
いる。リモコン回路153の電源は上述したバッテリー
147とは別にボタン電池154を使用し、リモコン部
135がエンコーダ155を介して上述したリモコン信
号発光用素子24bに接続されている。
ラ本体1に液晶モニター2を接続した使用状態では、液
晶モニター2のコネクタプラグ23とビデオカメラ本体
1のコネクタジャック38とが電気的に接続されること
になるため、ビデオ撮影時における映像信号はビデオカ
メラ本体1側から直接、液晶モニター2の液晶画面16
にモニターでき、ビデオカメラ装置の通常の使用形態と
して使用することができる。また、この実施例では映像
信号のモニターと共に音声信号も液晶モニター2のスピ
ーカ130またはヘッドホン132で聴くこともでき
る。
ビデオカメラ本体1側の電源回路54と液晶モニター2
側の電源回路70は接続され、液晶モニター2のバッテ
リ147はビデオカメラ本体1のバッテリー53で充電
される状態となり、ビデオカメラ本体1から液晶モニタ
ー2を分離すると液晶モニター2は内蔵されているバッ
テリー147で駆動されるようになっている。
ター2をメカ的に分離した状態で、ビデオカメラ本体1
によるビデオ映像を液晶モニター2でモニターしたり、
液晶モニター2でビデオカメラ本体1を制御する動作を
図10〜図12について説明する。
ビデオカメラ本体1側の図示しない電源スイッチを投入
すると共に、液晶モニター2の液晶モニター表示オン/
オフスイッチ32を操作すると、リモコン回路76から
リモコン信号が赤外線信号にエンコードされリモコン信
号発光用素子14bより発光する。この赤外線信号はビ
デオカメラ本体1の図11に示したリモコン信号受信用
素子129で受光されたあと、赤外線信号は電気信号に
デコードされコントロール回路55により制御され、映
像・音声信号記録/再生回路58を経て、ビデオ撮影の
場合は映像信号が赤外線信号にエンコードされ画像伝送
用発光LED素子125から発光する。そして、この赤
外線信号は液晶モニター2の映像信号受光用素子25a
で受光されたあと、赤外線信号は電気信号にデコードさ
れ液晶ドライブ回路73を経てモニター画面16で映像
信号をモニターすることができると共に、映像・音声信
号記録/再生回路58からの信号により同時にメカデッ
キ56を駆動してビデオ映像の録画をすることができ
る。
からの音声信号は赤外線信号にエンコードされ音声伝送
用発光LED素子126から発光する。この赤外線信号
は音声信号受信用素子25bで受光されたあと、電気信
号にデコードされ音声信号をスピーカ130またはヘッ
ドホン132で聴くことができる。
レーションボタン138を押しながらマイク134から
音声を入力すると、この音声が赤外線信号にエンコード
され音声信号用発光素子24aから発光する。この赤外
線信号は音声信号受信用LED素子128で受光された
あと、電気信号にデコードされ音声ミックス回路143
を経て映像・音声信号記録/再生回路58にミキシング
されメカデッキ56のテープにそのまま記録される。す
なわち、ナレーションされたミックス音声信号は上述し
た音声信号とミキシングされ液晶モニター2のヘッドホ
ン132でモニターすることができる。
135のジョイスティック136を操作することで、当
該信号が赤外線信号にエンコードされリモコン信号発光
用素子24bからリモコン信号受光素子129に受光さ
れここで、赤外線信号がデコードされコントロール回路
を経てモータ駆動回路を駆動制御し、ビデオカメラ機構
部102をパンニングまたはチルト動作させることがで
きる。
について説明する。例えば、ドライブの途中で自動車1
56を停車しビデオカメラ本体1をボンネット等の平坦
な上に乗せ、家族全員が景色を背景としてビデオカメラ
機構部102の撮影レンズに正対し、撮影者が液晶モニ
ター2を持ちリモコン部135を操作して画角の確認や
ズームを行いながらビデオ撮影することができる。
のビデオカメラでは撮影者が撮影画面に登場することが
できず、従って、後でビデオを再生して見たとき撮影者
が登場しなかったといった問題が解消できる。
登場できる方法としては、ビデオカメラを三脚に支持し
画角を確認してから録画をリモコンでスタートさせ、操
作者が撮影画面に加わるといった大変繁雑なものであっ
たが、本発明のビデオカメラ装置を使用することで、こ
れらの問題を一挙に解決することができるといった利点
がある。
1の画像伝送用発光LED素子125、音声伝送用発光
LED素子126、音声信号受信用LED素子128及
びリモコン信号受光素子129は実施例ではビデオカメ
ラ本体1に対して4方向に向くように配置したことで、
ビデオカメラ本体1をどの方向からでも液晶モニター2
で操作することができる。尚、各素子の性能やビデオカ
メラの使用目的に応じて素子の方向を8方向や12方向
にしてもよいし、あるいは3方向や2方向にすることで
あってもよい。
チルト動作させた状態、つまりビデオカメラ本体1に対
してビデオカメラ機構部102が所定角度方向を向いて
いる状態において、イニシャライズボタン145を操作
することで、コントロール回路55による制御によりビ
デオカメラ機構部102がビデオカメラ本体1に対して
本来の正面位置に復帰させることができる。これによっ
て、通常のビデオカメラを使用するのと同じ感覚で使え
ることができる。
オカメラ本体1は動かず、ビデオカメラ機構部102の
みがパン・チルト動作するようにしたが、別の機構とし
てビデオカメラ本体1の下部にパン・チルト機構を配置
してビデオカメラ全体をパン・チルト動作させるように
してもよい。
液晶モニター表示オン/オフスイッチ32によりオン・
オフ動作できるようにしてあるが、この液晶表示オン/
オフスイッチ32を押しボタン式にし、ボタンを押して
いる間だけモニタ画面にモニターできるようにして何が
ビデオカメラに撮られているかを確認し、ボタンを離す
とモニターを消すと共に赤外線信号の伝送も停止するよ
うにすれば、ビデオカメラ本体1及び液晶モニター2の
バッテリーの消費を節約することができる。
17の接続部139から取り外し、小さなリモコンとし
て単独で使用することもでき、これによって、持ち運び
が容易となる。
することができる送受信装置の例であり、図14は一つ
の使用例であり、図15はそのブロック構成図を示す。
ューナからの画像信号及び音声信号を赤外線信号として
伝送する赤外線送受信器、161はTV162及びVT
R163からの映像信号及び音声信号をそれぞれ赤外線
信号として伝送する赤外線送受信器である。
成と同一部分には同じ符号を付して重複する説明は省略
し、相違する部分について説明する。
ー2のコントロール回路71からエンコーダ165を介
して接続された赤外線発光素子である。また、コントロ
ール回路71にはチャンネル切換えボタン166と、こ
れとは別にTV側端子167、VTR側端子168、T
Vチューナ側端子169とに選択的に切り換えられるス
イッチ170とが接続されている。
15に示すように構成されている。すなわち、アンテナ
171が接続されたTVチューナ172にはエンコーダ
173を介して映像信号を赤外線信号にして発射する赤
外線発光素子174と、エンコーダ175を介して音声
信号を赤外線信号にして発射する赤外線発光素子176
と、デコーダ177を介して赤外線信号のチャンネル信
号を受信する赤外線受信素子178がある。この赤外線
送受信器160の電源は家庭用のAC電源が使用され
る。
2からの映像信号出力端子162aと音声信号出力端子
162bとを有し、また、VTR163からの映像信号
出力端子163aと音声信号出力端子163bとを有し
ている。TV162とVTR163の映像信号出力端子
162a,163aは映像信号切換えスイッチ179に
より切り換えでき、また、TV162とVTR163の
音声信号出力端子162b,163bは音声信号切換え
スイッチ180により切り換えできる。
音声信号切換えスイッチ180はセレクタ181により
TV162側とVTR163側とに連動して切り換えら
れ、セレクタ181はデコーダ182を介して赤外線受
光部183と接続されている。
179にはエンコーダ184を介して映像信号を赤外線
信号として発射する赤外線発光部185を備え、音声信
号切換えスイッチ180にはエンコーダ186を介して
音声信号を赤外線信号として発射する赤外線発光部18
7を備えている。尚、符号188はTV162のパワー
スイッチ/チャンネル用の受光窓、189はVTR16
3のパワースイッチの受光窓である。
ーナを利用してTV番組を液晶モニター2でモニターす
る手順は、まず、液晶モニター2のスイッチ170をT
Vチューナ側端子169に接続すると共に、チャンネル
切換えボタン166を所定のチャンネルに選局すること
により、コントロール回路71からの電気信号が赤外線
信号にエンコードされ赤外線発光素子164から発光
し、赤外線送受信器160の赤外線受光素子178で受
光される。そして、この赤外線信号はデコードされ電気
信号となってTVチューナ172に入力される。かくし
て選局されたチャンネルの映像信号及び音声信号はここ
で赤外線信号にエンコードされ、赤外線発光素子174
及び176から発光し液晶モニター2の映像信号受光用
素子25a及び音声信号受光用素子25bで受光され、
その後、映像信号はデコードされ液晶トライブ回路73
を経てモニター画面16でTV放送をモニターすること
ができ、音声信号はデコードされアンプ150を介して
ヘッドホン132等で聴くことができる。
してTV番組やVTRのチューナまたはVTRの再生映
像を液晶モニター2でモニターする手順は、液晶モニタ
ー2のスイッチ170を例えばVTR側端子168に接
続することにより、電気信号が赤外線信号にエンコード
され赤外線発光素子164から発光し、赤外線送受信器
161の赤外線受光部183で受光される。そして、こ
の赤外線信号はデコードされ電気信号となってセレクタ
181を介して映像信号切換えスイッチ179及び音声
信号切換えスイッチ180がVTR163側に接続され
る。かくして、VTR163からの映像信号及び音声信
号はそれぞれエンコードされ赤外線発光部185及び1
87から発光し、液晶モニター2の映像信号受光用素子
25a及び音声信号受光用素子25bで受光され、その
後、映像信号はデコードされ液晶トライブ回路73を経
てモニター画面16でVTRの再生画像をモニターする
ことができ、音声信号はデコードされアンプ150を介
してヘッドホン132等で聴くことができる。
め、家族でTVを見ているとき自分だけVTRのチュー
ナを使用してTV放送の別の番組を液晶モニター2で見
ることができ便利である。
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
メラ本体1と液晶モニター2との接続構造の他の方法と
して、ビデオカメラ本体1に対して液晶モニター2のモ
ニター本体部15をスライド式にして接続するようにし
てもよい。この場合、コネクタプラグ23とコネクタジ
ャック38とが電気的に接続可能な構造であれば接続構
造は限定するものでない。
体1と液晶モニター2との送受信のリモコン信号は赤外
線を使用した場合について説明したが、その他、赤外線
以外の信号を使用して送受信することであってもよい。
オカメラ装置では、ビデオカメラ本体から液晶モニター
を分離した状態において、ビデオカメラ本体と液晶モニ
ターとの信号の授受を無線伝送手段によって行えるよう
にしたので、ビデオカメラ本体からの少なくとも撮影映
像または再生映像をビデオカメラ本体から離れている液
晶モニターでモニターすることができ、また、液晶モニ
ターでビデオカメラ本体をリモコン操作することがで
き、これによって、ビデオカメラ装置の使い勝手を飛躍
的に向上することができるといった効果がある。また、
液晶モニターにスピーカを備えたことで、ビデオカメラ
本体に記録される音声をモニターできるようにしたの
で、液晶モニターに映る画像と共にスピーカから音声を
聴くことができ臨場感が向上する。
はそれぞれ信号発信部と信号受信部とを備え、これら信
号発信部及び信号受信部とを無線伝送手段である赤外線
に変調した信号により送受信するようにしたので、放送
用電波あるいは通信用電波等に障害を与えることもなく
ビデオカメラ本体と液晶モニターとの信号の授受が可能
となる。
とリモコンの電源とを別にしたので、液晶モニターの電
源電池が空になってもリモコン専用の電源電池によって
ビデオカメラをリモコン操作することができる。
信号受信部がビデオカメラ本体に対して同一方向に向く
ようにしてしかも首振り回動可能にしたので、信号発信
部及び信号受信部を液晶モニターの方向へ正確に向ける
ことができ、これによって、ビデオカメラ本体に対する
液晶モニターの位置が規制されることなく信号の授受の
感度を向上させることができる。
メラ部を液晶モニターのリモコン操作により少なくとも
水平方向または垂直方向へ回動制御できるようにしたの
で、液晶モニターのモニター画像を見ながらリモコン操
作でビデオカメラ部の撮影方向を自由に操作することが
できる。
マイクの音声をビデオカメラ本体で録音されている音声
にミキシングあるいは該録音されている音声と入替えて
記録されるようにしたことで、音声の編集を自由に行う
ことができる。
外線が該液晶モニターの信号受信部に入射しないように
したので、液晶モニターの信号受信部へのその信号発信
部からの赤外線信号の飛び込みを回避し、モニター画像
の乱れを防止することができる。
が回動位置から元位置に復帰させるセットボタンを設け
たので、ビデオカメラを手持ち状態で撮影する際におい
て、ビデオカメラ本体に対してビデオカメラ部を正面に
戻し正常な状態で使用することができ、使い勝手が向上
できる。
供給をビデオカメラ本体から供給するようにしたので、
ビデオカメラ本体に液晶モニターを結合させることで、
液晶モニターの電源の充電及び電源供給が自動的に行え
る。
ニターから分離し、小さなコマンダーとして使用できる
ようにしたので、持ち運びが容易となり、ビデオカメラ
本体のリモコン操作をさらに容易に行うことができる。
を備え、この押しボタンスイッチのオン操作中のみ画像
をモニター可能とし、押しボタンスイッチのオフ操作で
モニター画像の停止とビデオカメラ本体からの信号伝送
を停止するようにしたので、ビデオ撮影時の一時的な画
角の確認を行えば、その後はビデオ撮影に専念すること
ができ、また、ビデオ撮影中のビデオカメラ本体及び液
晶モニターの電力の節約を図ることができる。
観斜視図である。
観斜視図である。
の着脱構成図である。
のリモコン操作状態の斜視図である。
のブロック回路図である。
る。
とのリモコン操作状態の斜視図である。
る。
とのブロック回路図である。
る。
V/VTRとのブロック回路図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 ビデオカメラによる撮影画像あるいは再
生画像をモニターできるようにした液晶モニターをビデ
オカメラ本体に備えたビデオカメラ装置において、 上記液晶モニターが上記ビデオカメラ本体に対して分離
可能にし、上記液晶モニターの分離状態において上記ビ
デオカメラ本体からの少なくとも撮影画像信号または再
生画像信号を無線信号伝送手段によって上記液晶モニタ
ーに画像表示する機能と、 上記液晶モニターに無線信号伝送手段により上記ビデオ
カメラ本体を駆動制御するリモコン機能及び上記ビデオ
カメラ本体に記録される音声をモニターするスピーカ機
能と を備えた ことを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のビデオカメラ装置におい
て、 上記ビデオカメラ本体と上記液晶モニターにはそれぞれ
信号発信部と信号受信部とを備え、これら信号発信部及
び信号受信部との無線信号伝送手段が赤外線信号である
ことを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のビデオカメラ装置
において、 上記液晶モニターの信号受信部及び電源と上記リモコン
の電源とを別にしたことを特徴とするビデオカメラ装
置。 - 【請求項4】 請求項2記載のビデオカメラ装置におい
て、 上記ビデオカメラ本体の信号発信部及び信号受信部がビ
デオカメラ本体に対して同一方向に向くようにして首振
り回動可能であることを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2又は4記載のビデオカメ
ラ装置において、 上記ビデオカメラ本体に対してビデオカメラ部を上記液
晶モニターのリモコン操作により少なくとも水平方向ま
たは垂直方向へ回動制御できるようにしたことを特徴と
するビデオカメラ装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のビデオ
カメラ装置において、 上記液晶モニターにマイクを備え、このマイクから入力
される音声を上記ビデオカメラ本体で録音されている音
声にミキシングあるいは該録音されている音声と入替え
て記録されるようにしたことを特徴とするビデオカメラ
装置。 - 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかに記載のビデオ
カメラ装置において、 上記液晶モニターの信号発信部からの赤外線信号が該液
晶モニターの信号受信部に入射しないように遮光板を介
在して配置したことを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項8】 請求項5記載のビデオカメラ装置におい
て、 上記ビデオカメラ本体に上記ビデオカメラ部が回動位置
から元位置に復帰させるセットボタンを設けたことを特
徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項9】 請求項3記載のビデオカメラ装置におい
て、 上記液晶モニターの電源の充電及び電源供給を上記ビデ
オカメラ本体から供給することを特徴とするビデオカメ
ラ装置。 - 【請求項10】 請求項1〜3のいずれかに記載のビデ
オカメラ装置において、 上記液晶モニターのリモコンを該液晶モニターから分離
し、小さなコマンダーとして使用できるようにしたこと
を特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項11】 請求項1〜6のいずれかに記載のビデ
オカメラ装置において、 上記液晶モニターに押しボタンスイッチを備え、この押
しボタンスイッチのオン操作中のみ画像をモニター可能
とし、押しボタンスイッチのオフ操作でモニター画像の
停止と上記ビデオカメラ本体からの信号伝送を停止する
ようにしたことを特徴とするビデオカメラ装置。
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