JPH0225321A - タイヤ成形方法および装置 - Google Patents

タイヤ成形方法および装置

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JPH0225321A
JPH0225321A JP63175966A JP17596688A JPH0225321A JP H0225321 A JPH0225321 A JP H0225321A JP 63175966 A JP63175966 A JP 63175966A JP 17596688 A JP17596688 A JP 17596688A JP H0225321 A JPH0225321 A JP H0225321A
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JP
Japan
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forming drum
band
carcass band
green case
carcass
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JP63175966A
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Masaharu Sumiuchi
隅内 雅治
Shoji Takahashi
正二 高橋
Toshinori Yabe
矢部 利憲
Shojiro Fujiwara
藤原 正二郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニー上の1  ! この発明は、2ステ一ジ方式によってグリンタイヤを成
形するタイヤ成形方法および装置に関する。
【LL孜涛 従来、生タイヤを成形するには、特公昭62−3538
1号公報に記載されているように、まず、カーカスバン
ド成形)・ラムの周囲にインナーライナー、カーカス等
を貼付けて円筒状のカーカスバンドを成形した後、該カ
ーカスバンドをカーカスバンド成形ドラムからバンドト
ランスファによってグリーンケース成形ドラムへ移送し
、次に、該グリーンケース成形ドラム上のカーカスバン
ドに対してビードセット装置により一対のビードをセッ
トした後、ターンアップ装置によってビードより軸方向
外側のカーカスバンドなビード回りに折返している。次
に、このようなカーカスバンドに対して材料供給装置か
らサイドウオール、リムクツション等を供給してカーカ
スバンドの周囲に貼イゴはグリーンケースを成形する。
次に、このようなグリーンケースをグリーンケーストラ
ンスファがグリーンケース成形ドラムから受取ると、該
グリーンケーストランスファは一ヒ昇した後、生タイヤ
成形ドラムに向かって移動し、グリーンケース成形ドラ
ムとの干渉を回避しながらグリンケースを搬送する。そ
して、このグリーンケーストランスファは生タイヤ成形
ドラムの直前で下降した後、グリーンケースを生タイヤ
成形ドラムに受渡す。一方、グリーンケース成形ドラム
と生タイヤ成形ドラムとの間に設置されてベルI・・l
・レンド構体成形ドラムにおいては、予めベル[・トレ
ッドがその周囲に次々と貼付けられ円環状のヘルド・ト
レ・ンド構体が成形されている。そして、このベルト・
トレッド構体はベルトもトレッドトランスファによって
ベルト・トレッド構体成形ドラムから生タイヤ成形ドラ
ム上のグリーンケースの周囲まで移送される。次に、生
タイヤ成形ドラムによりグリーンケースがベルl−−1
−レッド構体の内側でトロイダル状に膨張されると、グ
リーンケースとベルト参トレッド構体とが圧着されて生
タイヤが成形される。
が  しようと る しかしながら、前述したようなタイヤ成形方法および装
置にあっては、カーカス/へンド成形ドラムにおいてカ
ーカスバンドの成形作業のみを行なっているのに対し、
グリーンケース成形ドラムにおいてヒードセ・ント、タ
ーンアップ(折返し)およびサイドウオール貼付けの各
作業を行なっているため、グリーンケース成形ドラムの
サイクルタイムがカーカスバンド成形ドラムのサイクル
タイムより長くなるが5 これらのカーカスバンド成形
ドラム、グリーンケース成形ドラムは連続して作業を行
なっているので、これら両ドラムの共通サイクルタイム
はグリーンケース成形ドラムの長いサイクルタイムに等
しくなり、この結果、作業能率か低下してしまうという
問題点がある。また、前述の方法、装置にあっては容易
に変形する軟弱なカーカスバンドを、カーカスバンド成
形ドラムからバンドトランスファに、また、バンドトラ
ンスファからグリーンケース成形ドラムに受渡している
ため、受渡しの毎に誤差が発生するとともにその誤差が
累積し、しかも、ヒートをグリーンケースに単に圧着し
た状態でグリーンケースのターンアップを行なっている
ため、ターンアップによってビードが若干移動すること
もある。このようなことから、ビードとグリーンケース
との軸方向位置あるいは同芯度が狂い、結果として、製
品タイヤのユニフォミティが悪化してしまうという問題
点もある。
この発明は、作業能率を向上させることができ、かつ製
品タイヤのユニフォミティも良好とすることができるタ
イヤの成形方法および装置を提供することを目的とする
るための このような目的は、インナーライナー、力カスをカーカ
スバンド成形ドラムの周囲に次々と貼付けてカーカスバ
ンドを成形する工程と、第1搬送手段によりカーカスバ
ンドの外側の所定位置にビードを搬送して圧着する工程
と、一体止したビード、カーカスバンドを第1搬送手段
によりカーカスバンド成形ドラムから第1成形ドラムま
で搬送して移載する工程と、第1成形ドラムにょリピー
トを内側から把持して位置決め固定する工程と、第1成
形ドラムと第1搬送手段とによりカーカスバンドの軸方
向両端部をビード回りに折返す工程と、サイドトレッド
をカーカス/ベンドの周囲に貼付けてグリーンケースを
成形する工程と、第2搬送手段によりグリーンケースを
第1成形ドラムから第2成形ドラムまで搬送して移載す
る工程と、パンI・成形ドラムの周囲にベルト、トレッ
ドを次々と貼付けて成形したバンドを、第3搬送手段に
よりパント成形ドラムから第2成形ドラム上のグリーン
ケースの外側まで搬送する工程と、第2成形ドラムによ
ってグリーンケースをトロイダル状に変形させなから、
該グリーンケースの外側に前記第3搬送手段によって保
持されているバンドに貼付けてグリーンタイヤを成形す
る工程と、を包含するタイヤ成形方法により、また、イ
ンナーライナー、カーカスをその周囲に次々と貼付けて
カーカス/ベンドを成形するカーカスバンド成形ドラム
と、カーカス/へンド成形ドラムの後方に該カーカスバ
ンド成形ドラムと同軸関係を保って配置され、ビードを
内側から把持して位置決め固定するとともに、サイドト
レッドをカーカスバンドの周囲に貼付けてグリーンケー
スを成形する第1成形ドラムと、カーカスバンド成形ド
ラムと第1成形ドラムとの間を移動可能で、保持してい
るビードをカーカスバンドの外側の所定位置まで搬送し
て圧着するとともに、該圧着によって一体化したビード
、カーカスバンドをカーカスバンド成形ドラムから第1
成形ドラムまで搬送して移載し、かつ、第1成形ドラム
と協働してカーカス/ベンドの軸方向両端部をビード回
りに折返す第1搬送手段と、第1成形ドラムの後方に設
置され、グリーンケースをトロイダル状に変形させる第
2成形ドラムと、第1成形ドラムと第2成形ドラムとの
間を移動可能で、グリーンケースを第1成形ドラムから
第2成形ドラムまで搬送して移載する第2搬送手段と、
第1成形ドラムの後方に設置され、その周囲にベルト、
トレッドを次々と貼付けてバンドを成形するバンド成形
ドラムと、バンド成形ドラムと第2成形ドラムとの間を
移動可能で、前記バンドをバンド成形ドラムから第2成
形ドラム上のグリーンケースの外側まで搬送してl・ロ
イダル状に変形したグリーンケースの外側に貼付け、グ
リーンタイヤを成形する第3搬送手段と、を備えたタイ
ヤ成形装置により達成することができる。
ここで、前記第2移送手段を、第1成形ドラムの後方で
かつその一側方に設置され、グリーンケースを内側から
一時的に保持することができるとともに、水平面内を旋
回可能な保持ホルダと、第1成形ドラムと保持ホルダと
の間を水平面内で移動可能で、第1成形ドラムから受取
ったグリーンケースを外側から把持しながら保持ホルダ
まで移送する第1移送機構と、保持ホルダと第2成形ド
ラムとの間を水平面内で移動可能で、前記グリーンケー
スの受取り後旋回した保持ホルダからグリーンケースを
受取り、外側から把持しながら第2成形ドラムまで移送
する第2移送機構と、から構成するとよい。
さらに、前記第2成形ドラムをバンド成形ドラムの直前
で該バンド成形ドラムと同軸に配置するとよい。
竹L… まず、カーカスバンド成形ドラムの周囲にインナーライ
ナー、カーカスを次々と貼付けてカーカスバンドを成形
する。次に、一対のビードを保持した第1搬送手段をカ
ーカスバンド成形ドラムに向かって移動させて前記ビー
ドをカーカスバンドの半径方向外側の所定位置まで搬送
するとともに、これらビードを該位置においてカーカス
/ヘッドに圧着して一体化する。次に、第1搬送手段は
一体化したビード、カーカスバンドをカーカス/ヘッド
成形ドラムから取出した後、後方へ移動してこれらビー
ド、カーカスバンドを第1成形ドラムまで搬送し移載す
る。このようにカーカスバンドの成形直後にカーカスバ
ンドとビードとを圧着して一体化し、この一体止したカ
ーカスバンド、ビードを受渡し、搬送するようにしてい
るので、両者の相対位置、例えば軸方向位置、同芯度が
狂うようなことはない。このとき、第1成形ドラムによ
りビードをカーカスバンドとともに内側から把持して位
置決め固定する。次に、カーカスバンドの軸方向両端部
を第1成形ドラムと第1搬送手段とで協働してビード回
りに折返す。このとき、前述のようにビードが第1成形
ドラムによって内側から把持されて位置決め固定されて
いるので、折返しによる外力を受けてもビードが移動す
るようなことはない。このようにカーカスバンドとビー
ドとを一体化し、また、ビードを位置決め固定したので
、カーカスバンドとビードとの相対位置の狂いが阻止さ
れ、この結果、製品タイヤのユニフォミティが向上する
。次に、第1成形ドラム上のカーカスバンドの周囲にサ
イドトレッドを貼付けてグリーンケースを成形する。こ
こで、前述のようにカーカスバンド成形ドラムにおいて
カーカスバンドの成形およびビードセット作業を行ない
、一方、第1成形ドラムにおいて折返しおよびサイドト
レッド貼付は作業を行なうようにしているので、第1成
形ドラムにおいては作業数が従来に比較して減少してそ
のサイクルタイムが短縮し、一方、カーカスバンド成形
ドラムにおいては作業数が増加してそのサイクルタイム
が第1成形ドラムのサイクルタイムとほぼ同等となり、
これにより、両ドラムのサイクルタイムが均一化して作
業能率が向上する。次に、第2搬送手段によりグリーン
ケースを第1成形ドラムから第2成形ドラムへ搬送して
移載する。このとき、バンド成形ドラムの周囲には予め
ベルト、)・レッドが次々と貼付けられてバンドが成形
されているので、このバンドを第3搬送手段によりバン
ド成形ドラムから第2成形ドラム上のグリーンケースの
半径方向外側まで搬送する。次に、第2成形ドラムによ
ってグリーンケースをトロイダル状に変形させながら、
第3搬送手段によって保持されているバンドに貼付けて
グリーンタイヤを成形する。なお、前述の説明は1個の
タイヤに着目して作業を工程順に説明したものであるが
、各ドラムにおいて作業は同時に行なわれている。
また、請求項3に記載のように構成すれば、第1成形ド
ラムから第2成形ドラムまでの移送経路を2分割して移
送のサイクルタイムを短縮することができる。ここで、
従来技術のように1台のグリーンケーストランスファに
よって全経路を走行させると、移送のサイクルタイムが
他のドラムのサイクルタイムより長くなって作業能率が
低下してしまうため、この発明では前述のようにして作
業能率の向上を図っているのである。また、第1、第2
移送機構間にグリーンケースを一時的に保持することが
できる保持ホルダを設けているので、第2成形ドラムに
おいて短期間故障が生じたり、第1、第2成形ドラムの
サイクルタイムが若干異なっているような場合にも、問
題なく作業を継続することができる。しかも、前述のよ
うに第1成形ドラムにおける作業からビードセットをな
くしたので、ビードセット用装置が第1成形ドラムにお
ける周囲からなくなって広いスペースが生まれ、これに
より、グリーンケースを水平面内で移送することが可能
となった。この結果、安全性が向上し、また、エネルギ
ーも節約できるようになった。そして、請求項3に記載
のものによってグリーンケースを第1成形ドラムから第
2成形ドラムへ移送するには、まず、第1移送機構が第
1成形ドラムからグリーンケースを受取り、該グリーン
ケースを外側から把持しながら水平面内で移動して保持
ホルダまで移送する。次に、グリーンケースを第1移送
機構から保持ホルダに移載すると、該保持ホルダはグリ
ーンケースを内側から一時的に保持する。次に、保持ホ
ルダを水平面内で旋回させ、グリーンケースを第2移送
機構との間で受渡しが可能となる位置まで移動させる。
次に、第2移送機構がグリーンケースを保持ホルダから
受取ると、該第2移送機構は水平面内を移動し、グリー
ンケースを外側から把持しながら第2成形ドラムまで移
送する。
さらに、請求項4に記載のように構成すれば、従来のよ
うにバンド成形ドラムを第2成形ドラムの直前に配置し
た場合に比較して、第1成形ドラムと第2成形ドラムと
の間の距離が短くなり、この結果、グリーンケースの移
送のサイクルタイムを短縮することができ、作業能率が
向上する。
丸蓋3 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2図において、 1は前後方向に延びる平担なベ
ースであり、このベース1の前端部にはカーカスバンド
成形機2が設置されている。このカーカスバンド成形機
2は駆動部3と、駆動部3から後方に向かって延び駆動
部3によって間欠的に駆動回転きれる主軸4と、主軸4
の先端に設けられ拡縮可能なカーカスバンド成形ドラム
5とを有している。 6はカーカスバンド成形ドラム 
5の一側方に設けられたサービサであり、このサービサ
6はカーカスバンド成形ドラム5にインナーライナー7
、カーカス 8、また必要に応じてチエファー等を次々
と供給してその周囲に貼付け、円筒状のカーカスバンド
Kを成形する(第6図(a)参照)。
前記カーカスバンド成形機2より後方のベース1」−に
は第1成形機16が設置され、この第1成形機16は駆
動部17と、駆動部17から前方(カーカスバンド成形
ドラム5)に向かって延び駆動部17によって間欠的に
駆動回転される主軸18と、主軸18の先端に設けられ
カーカスバンド成形ドラム 5と同軸の拡縮可能な第1
成形ドラム18と、を有している。20は第1成形ドラ
ム18の一側方に設けられたサービサであり、このサー
ビサ20は第1成形ドラム18にサイドトレッド21を
斜め上方から供給し、第1成形ドラム)9上のカーカス
バンドにの周囲に貼付ける(第5図参照)。前記第1成
形ドラム18は第6図(d)に示すように、その軸方向
中央部に複数の弧状セグメンI・26を有し、これらの
弧状セグメント26は周方向に等距離離れて配置され全
体として円筒状を呈するとともに、図示していないリン
ク機構、シリンダ等により半径方向に同期して移動され
る。また、第1成形ドラム19の軸方向両端部にはブラ
ダ受け27がそれぞれ設けられており、これらのブラダ
受け27にはそれぞれ膨張収縮可能なブラダ28が取付
けられている。また、弧状セグメント26の軸方向両端
とブラダ受け27との間にはそれぞれ複数のビードロッ
ク体29が設けられ、これらのビードロック体28も弧
状セグメント28と同様に周方向に等距a離れて配置さ
れている。そして、これらビードロック体29は図示し
ていないリンク機構、シリンダ等により同期して半径方
向に移動されるとともに、回転するねじ軸またはシリン
ダ等(図示していない)により軸方向に等距離だけ移動
され、互いに接近離隔する。そして、前記カーカスバン
ド成形ドラム5と第1成形ドラム19との両ドラムで2
ステージ成形の第1成形を行なう。
再び、第1.2図において、前記カーカスバンド成形機
2と第1成形機16との間のベースl上には前後方向に
延びるレール31が敷設され、このレール31には第1
搬送手段32が移動可能に支持されている。この第1搬
送手段32は第3図に詳示するように、スライドベアリ
ング33が取付けられた可動台車34を有し、この可動
台車34はスライドベアリング33が前記レール31に
係合することでレール31に沿って移動することができ
る。前記ベース1の上面および可動台車34の下面には
それぞれレール31に平行なうツク35.36が取付け
られ、こレラノラック35.36にはピニオン37が噛
み合っている。そして、このピニオン37が図示してい
ないシリンダによって前後方向に移動されると、第1搬
送手段32はレール31に案内されながらカーカスバン
ド成形ドラム5と第1成形ドラム19との間を移動する
。前述したラック35.36、ピニオン37、シリンダ
は全体として駆動機構30を構成する。可動台車34の
上面にはレール31と平行なレール38が敷設され、こ
れらのレール38には前後方向に離れた一対の把持機構
38が支持されている。各把持機構38は下部が前記レ
ール38に係合するリング体40を有し、このリング体
40にはカムリング41が回動可能に支持されている。
前記リング体40には半径方向に延びる複数のスリット
42が周方向に等距離離れて形成され、また、カムリン
グ41には傾斜した複数のスリット43が周方向に等距
離離れて形成されている。44はリング体40に半径方
向に移動可能に支持された複数のプッシャーセグメント
であり、これらのプッシャーセグメント44は周方向に
等距離離れて配置されるとともに、前記スリット42.
43に挿入されたローラ(図示せず)をそれぞれ有する
。この結果、カムリング41が回動すると、これらプッ
シャーセグメント44は同期して半径方向に移動し、こ
れにより、複数のプッシャーセグメント44からなるプ
ッシャー45が拡縮する。
各リング体40にはシリンダ46が連結され、このシリ
ンダ46のピストンロッド47の先端は前記カムリング
41に連結されている。この結果、シリンダ46が作動
すると、カムリング41はリング体40に支持されなが
ら回動する。48はレール38と平行に延び図示してい
ないモータにより駆動回転されるねじ軸であり、このね
じ軸48には軸方向中央を境界として逆ねじが形成され
ている。そして、このねじ軸48の前端部は前方に位置
する把持機構39に、その後端部は後方に位置する把持
機構38にそれぞれねじ込まれており、この結果、該ね
じ軸48が回転すると、一対の把持機構38はレール3
8に案内されながら互いに等距離だけ逆方向に移動し、
互いに接近あるいは離隔する。また、これらプッシャー
セグメント44の互いに対向する内端にはフィラーF付
きビードBを吸着保持する永久磁石49が取付けられて
いる(第6図(a)参照)。
再び、第1.2図において、前記第1成形41316よ
り後方のベース1上には2ステージ成形の第2成形を行
なう第2成形機51およびバンド成形機52が設置され
、これら第2成形機51およびバンド成形機52は共通
の駆動部53を有する。バンド成形機52の中空軸54
は該駆動部53から前方に向かって延び、この中空軸5
4は駆動部53によって間欠的に駆動回転される。前記
中空軸54の先端には第1成形ドラム18と同軸で拡縮
可能なバンド成形ドラム55が設けられ、このバンド成
形ドラム55の一側方には該バンド成形ドラム55にベ
ルト、トレッドを次々と供給するサービサ56が設置さ
れている。そして、これらのベルト、トレッドはバンド
成形ドラム55の周囲に次々と貼付けられベルト・トレ
ッドバンドDが成形される。
また、駆動部53によって間欠的に駆動回転される第2
成形機51の主軸61も該駆動部53から前方に向かっ
て延びるとともに前記中空軸54内を貫通し、その先端
部はバンド成形ドラム55より前方に突出している。こ
の主軸61の先端にはバンド成形ドラム55の直前に位
置するとともに該バンド成形ドラム55と同軸の第2成
形ドラム62が設けられ、この第2成形ドラム62は第
1成形ドラム19から移送されてきたグリーンケースG
をトロイダル状に変形させることができる。
66は第1成形ドラム19と第2成形ドラム62との間
を移動可能な第2搬送手段であり、この第2搬送手段6
6は第1成形ドラム18において成形されたグリーンケ
ースGを該第2成形ドラム62まで搬送して移載する。
この第2搬送手段68は第1成形ドラム19の後方でか
つその一側方に設置された拡縮可能なドラム状の保持ホ
ルダ67を有し、この保持ホルダ67はグリーンケース
Gを内側から一時的に保持することができる。この保持
ホルダ67は第4図に示すように水平な揺動アーム68
に支持されており、この揺動アーム68はベース1に回
転可能に支持された垂直な支持軸69に固定されている
。前記支持軸69にはスプロケット70が固定され、こ
のスプロケット70とモータ71の出力軸72に固定さ
れたスプロケット73との間にはチェーン74が掛は渡
されている。この結果、モータ71が作動すると、保持
ホルダ67は支持軸68を中心として水平面内で180
度だけ旋回する。第1.2.5図において、前記第1成
形ドラムI9と保持ホルダ67との間には第1移送機構
78が設置され、この第1移送機構78は上面にレール
31と平行なレール78が敷設されベース lの一側方
に位置するサイドベース80を有する。81はレール7
8に摺動可能に支持された下部台車であり、この下部台
車81はレール79に直交する方向に延びるとともに、
前記駆動機構30と同様の駆動機構によりレール79に
沿って移動される。
下部台車81上にはレール78に直交するレール82が
敷設され、このレール82には上部台車83の一側部に
取付けられたスライドベアリング84が摺動可能に係合
している。そして、この上部台車83は前記駆動機構3
0と同様の駆動機構によりレール82に沿って移動され
る。上部台車83の他側部にはリング体85が固定され
、このリング体85には半径方向に移動可能な複数の把
持セグメント86が周方向に等距離離れて設けられてい
る。そして、これらの把持セグメン)8Bは、その内周
でグリーンケースGを外側から把持し、前記カムリング
41、シリンダ46と同様の駆動機構により半径方向に
同期して移動される。前述したサイドベース80、下部
台車8]、上部台車83、リング体85、把持セグメン
ト86は全体として前述した第1移送機構78を構成し
、この第1移送機構78は第1成形ドラム18から受取
ったグリーンケースGを外側から把持しながら水平面内
を移動し、該グリーンケースGを保持ホルダ67まで移
送する。前記駆動部17と駆動部53との間のベース 
1上にはレール31と平行なレール81が敷設され、こ
れらのレール91には第2移送機構82が摺動可能に支
持されている。この第2移送機構92は前記把持機構3
9と同様の構成をしている。
また、この第2移送機構82は前記駆動機構30と同様
の駆動機構により保持ホルダ67と第2成形ドラム62
との間をレール81に沿って移動される。そして、この
第2移送機構92は保持ホルダ67から受取ったグリー
ンケースGを外側から把持しながら水平面内を移動し、
第2成形ドラム62まで移送する。
86はレール91に摺動可能に支持された第3搬送手段
であり、この第3搬送手段96は前記駆動機構30と同
様の駆動機構によりレール81に沿って移動し、少なく
とも第2成形ドラム62とバンド成形ドラム55との間
、この実施例では第2成形ドラム82と第1成形機16
との間をも移動することができる。そして、この第3搬
送手段86はバンド成形ドラム55から受取ったバンド
Dを外側から把持しながら水平面内を移動し、該バンド
Dを第2成形ドラム62上のグリーンケースGの半径方
向外側まで移送する。
次に5、この発明の一実施例の作用について説明する。
まず、サービサ 6からインナーライナー 7、カーカ
ス8を回転中のカーカスバンド成形ドラム5に次々と供
給してその外周に第6図(a)に示すように貼付け、円
筒状のカーカスバンドKを成形する。このとき、図示し
ていないビード供給手段から把持機構39に一対のフィ
ラーF付きと−ドBが供給され、各把持機構39の永久
磁石49にフィラーF付きビードBが吸着保持される。
前述のようにカーカスバンドKが成形されると、シリン
ダを作動してピニオン37をカーカスバンド成形ドラム
5に接近するよう移動させ、第1搬送手段32をその把
持機構39がカーカスバンドにの外周を囲む位置まで前
方に移動させる。この結果、各把持機構38に保持され
たビードBはカーカスバンドにの半径方向外側の所定位
置まで搬送される。次に、カーカスバンド成形ドラム5
をカーカスバンドにとともに拡径し、該カーカスバンド
にの外周に前記一対のビードBの内周を圧着する。これ
により、フィラーF付きビードBは第6図(b)に示す
ように、カーカスバンドにの外周の所定位置にセットさ
れ、カーカスバンドにとビードBとが一体化する。次に
、カーカスバンド成形ドラム5が縮径してカーカスバン
ドKからカーカスバンド成形ドラム5が離隔すると、一
体止したカーカスバンドK、フィラーF付きビードBは
第6図(C)に示すように第1搬送手段32に受取られ
る。
次に、シリンダを作動してピニオン37を第1成形機1
6に向かって後方に移動させると、第1搬送手段32は
カーカスバンドにおよびビードBを外側から把持したま
まレール31に案内されて後方に移動し、一体止したカ
ーカスバンドにおよびフィラーF付きビードBを第6図
(d)に示すように第1成形ドラム18の半径方向外側
まで搬送する。次に、第1成形ドラム18の各弧状セグ
メント26を同期して僅かに半径方向外側へ移動させて
一体化したカーカスバンドにおよびフィラーF付きビー
ドBを第1成形ドラム18に移載する。このように、カ
ーカスバンドにの成形直後にカーカスバンドにとフィラ
ーF付きビードBとを圧着して一体化したので、この一
体止の後にこれらカーカスバンドK、ビードBを受渡し
たり搬送したりしても両者の相対的位置、例えば軸方向
位置、同芯度等が狂うようなことはない。また、このと
き、各ビードロック体28が同期して半径方向外側へ移
動し、フィラーF付きビードBの内周にビードロック体
29の外周がカーカスバンドKを介して圧接する。
これにより、フィラーF付きビードBはビードロック体
29により内側から把持され、当該位置に強力に位置決
め固定される。次に、シリンダ46のピストンロッド4
7が突出してカムリング41が回動すると、各ブツシャ
−セグメント44は同期して半径方向外側へ移動し、ビ
ードBは永久磁石48の吸着保持から解放される。
次に、Ml成形ドラム18の弧状セグメント26が同期
して半径方向外側へ移動し、カーカスバンドにの中央部
が拡径される。このとき、ビードロック体28は軸方向
に互いに接近するよう移動するため、ビードBに接して
いる部位と弧状セグメント26の肩部に接している部位
との間のカーカスバンドには、第6図(e’)に示すよ
うに一定の張力が与えられながら半径方向内側に折り込
まれる。次に、各ブラダ28内に圧縮空気が供給されて
各ブラダ28が膨張する。この結果、ビードBより軸方
向外側に位置するカーカスバンドにの折返し部98は略
截頭円錐状に押し拡げられる。この状態でねじ軸48が
回転し、把持機構39がレール38に案内されながら互
いに接近するよう移動すると、プ・ンシャーセグメント
44と弧状セグメント26との間に挟持されたブラダ2
8は転勤変形しながら互いに接近し、カーカスバンドに
の軸方向両端部、即ち折返し部89を第6図(f)に示
すようにビー13回りに折返す。このように、カーカス
バンドにの折返し部89をブラダ28と第1搬送手段3
2のプッシャーセグメント44とが協働して折返すが、
このとき、ビードBは第1成形ドラム18のビードロッ
ク体29によって内側から把持され位置決め固定されて
いるので、折返し時に大きな外力をブラダ28等から受
けても移動するようなことはない。このようにカーカス
バンドにとビードBとを一体化した後に受渡し、搬送を
行ない、また、折返し前にビードBを位置決め固定する
ようにしたので、カーカスバンドにとビードBとの相対
位置、例えば軸方向位置、同芯度等の狂いが阻止され、
この結果、製品タイヤとなったときのユニフォミティが
良好となる。次に、ブラダ28を収縮するとともに、第
1搬送手段32をカーカスバンド成形機2と第1成形機
16との間の待機位置まで移動させ、また、第1搬送手
段32のプ・ンシャーセグメント44を初期位置に復帰
させる。次に、サービサ2oから回転中の第1成形ドラ
ム18にサイドトレッド2■を供給して第1成形ドラム
19上のカーカスバンドKの周囲に貼付け、クリーンケ
ースGを成形する。ここで、前述のようにカーカスバン
ド成形ドラム5においてカーカスバンドKの成形および
フィラーF+iきビードBのセットを行ない、一方、第
1成形ドラム18においてカーカスパンl’ Kの折返
しおよびサイドトレッド21の貼付は作業を行なうよう
にしたので、第1成形ドラム19における作業数がビー
ドセラI・の分だけ従来に比較して減少してそのサイク
ルタイムが短縮し、一方、カーカスバンド成形ドラム 
5においてはヒートセットの分だけ作業数が従来に比較
して増加してそのサイクルタイムが延長し、カーカスハ
ント成形ドラム5のサイクルタイムと第1成形ドラム1
9のサイクルタイムとがほぼ同等となったのである。こ
こで、カーカスパン)・成形ドラム 5と第1成形ドラ
ム18とは作業が連続しているため、いずれか長い方の
サイクルタイムがこの段階での統一サイクルタイムとな
るが、この実施例ではこれら両ドラム5.18のサイク
ルタイムを前述のように均一化させたので、前記統一サ
イクルタイムが短縮し作業能率が向上するのである。
次に、上部台車83をレール82に沿って他側方向へ、
リング体85が第1成形ドラム18と同軸になる位置ま
で移動させる。次に、下部台車81を後方に向かってリ
ング体85が第1成形ドラム18を囲む位置まで移動さ
せる。次に、把持セグメント86を同期して半径方向内
側へ移動させ、該把持セグメント86により第1成形ド
ラム18上のグリーンケースGを外側から把持する。次
に、第1成形ドラム18の弧状セグメント26、ビード
ロンク体29を縮径してグリーンケースGを第1成形ド
ラム19がら第1移送機構78に受渡した後、リング体
85を水平面内において前方へ、次いで一側方向へ、次
いで、後方へ移動させる。このようにじでグリーンケー
スGが保持ホルダ67の外側に嵌合されると、保持ポル
ダG7が拡径し該クリーンケースGが保持ホルダ67に
よって内側から保持される。次に、把持セグメント88
か半径方向外側へ移動してグリーンケースGが第1移送
機構78から保持ホルダ67に移載されると、第1移送
機構78は初期位置に復帰する。
次に、モータ71が作動すると、保持ホルダ67は支持
軸68を中心として水平面内で180度旋回し、グリー
ンケースGを第2移送機構92との間で受渡しが可能と
なる位置に、即ち第2移送機構92と同軸となる位置に
移送する。このとき、第2移送機構82および第3搬送
手段9Bは保持ホルダ67と干渉することがないよう後
方に退避している。なお、グリーンケースGはこの状態
のまま、あるいは第1移送機構78から受取った状態の
ままで保持ホルダθ7により一時的に保持することがで
きるため、第2成形ドラム62等において短時間の故障
が生じたような場合、あるいは第1、第2成形ドラム1
8.62等のサイクルタイムが互いに若干異なっている
場合でも、問題なく他のドラムの作業を継続することが
できる。次に、第2移送機構92が保持ホルダ67の外
側に嵌合するまで前方に移動した後、第2移送機構92
がグリーンケースGを保持ホルダ67から受取る。次に
、第2移送機構92は後方に向かって水平面内を移動し
、グリーンケースGを外側から把持しながら第2成形ド
ラム62まで移送するが、この際、第3搬送手段86は
第2移送機構92との干渉を避けるため第2成形ドラム
62とバンド成形ドラム55との間に退避している。次
に、第2移送機構82はこのグリーンケースGを第2成
形ドラム62に移載し、一方、保持ホルダ67はモータ
71の作動によって旋回し初期位置に復帰する。ここで
、前記第1成形ドラム19から第2成形ドラム62まで
の長い移送経路全域を従来技術のように1台のトランス
ファに走行させると、このトランスファによる移送のサ
イクルタイムがカーカスバンド成形ドラム5、第1成形
ドラム19、第2成形ドラム62の成形作業のサイクル
タイムより長くなって作業能率が低下してしまうが、こ
の実施例では、前記移送経路をほぼ2等分して移送のサ
イクルタイムを短縮し作業能率の向上を図っている。
しかも、グリーンケースGの移送を従来のように昇降さ
せながら行なうようにすると、安全面で不安があるとと
もにエネルギー使用量も大きいが、この実施例ではグリ
ーンケースGを水平面内で移送しているので、安全性が
向上しエネルギーの節約もできるようになった。これは
、第1成形ドラム19における作業からビードセット作
業をなくしたことにより、ビードセクト用の装置が第1
成形ドラム19の周囲からなくなって周囲に広いスペー
スが出来たため可能となったのである。さらに、従来の
ようにバンド成形ドラムを第2成形ドラムの直前に配置
した場合には、第1成形ドラムと第2成形ドラムとの間
の距離が長くなってグリーンケースの移送のサイクルタ
イムが長くなるが、この実施例のように第2成形ドラム
62をバンド成形ドラム55の直前に配置すれば、第1
成形ドラム19と第2成形ドラム62との間の距離が短
くなって移送のサイクルタイムが短縮され作業能率が向
上する。そして、グリーンケースGを第2成形ドラム8
2に移載し終ると、第2移送機構82は初期位置に復帰
する。
一方、バンド成形ドラム55には予めサービサ56から
供給されたベルト、トレッドが次々と貼付けられてベル
トφトレッドバンドDが成形されている。そして、この
バンドDは、第3搬送手段86がバンド成形ドラム55
に嵌合するまで後方に移動した後、該第3搬送手段96
に受渡される。次に、この第3搬送手段98は第2成形
ドラム62の外側に嵌合するまで前方に移動し、バンド
Dを第2成形ドラム82上のグリーンケースGの半径方
向外側まで搬送する。次に、第2成形ドラム62を膨張
させることにより、グリーンケースGをトロイダル状に
変形させながら該グリーンケースGの外側に前記バンド
Dを貼付け、グリーンタイヤを成形する。
次に、第2成形ドラム82を収縮するとともに、第3搬
送手段86を初期位置に復帰させる。次に、図示してい
ないローダによりグリーンタイヤを第2成形ドラム82
から取出し次工程へ搬送する。
前述した説明は1個のタイヤに着目して各作業を説明し
たものであるが、この実施例においては、カーカスバン
ド成形ドラム5におけるカーカスバンドにの成形、第1
成形ドラム18におけるグリーンケースGの成形、保持
ホルダ87におけるグリーンケースGの一時保持、バン
ド成形ドラム55におけるバンドDの成形および第2成
形ドラム62におけるグリーンタイヤの成形は同時に行
われており、この結果、グリーンタイヤが高能率で生産
できるのである。
発m里 以上説明したように、この発明によれば、作業能率を向
上させることができるとともに、製品タイヤとなったと
きのユニフォミティをも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す全体概略平面図、第
2図はその全体概略正面図、第3図は第1図のI−I矢
視断面図、第4図は保持ホルダ近傍の平面図、第5図は
第1図のII −II矢視断面図、第6図(a)〜(f
)は作用を説明する説明図である。 5・・・カーカスバンド成形ドラム ?・・・インナーライナー 8・・・カーカス18・・
・第1成形ドラム  21・・・サイドトレッド32・
・・第1搬送手段   62・・・第2成形ドラム68
・・・第2搬送手段   67・・・保持ホルダ78・
・・第1移送機構   92・・・第2移送機構96・
・・第3搬送手段   K・・・カーカスバンドB・・
・ビード      G・・・グリーンケースD・・・
バンド 特許出願人  株式会社ブリデストン 代理人  弁理士  多 1)敏 雄 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インナーライナー、カーカスをカーカスバンド成
    形ドラムの周囲に次々と貼付けてカーカスバンドを成形
    する工程と、第1搬送手段によりカーカスバンドの外側
    の所定位置にビードを搬送して圧着する工程と、一体化
    したビード、カーカスバンドを第1搬送手段によりカー
    カスバンド成形ドラムから第1成形ドラムまで搬送して
    移載する工程と、第1成形ドラムによりビードを内側か
    ら把持して位置決め固定する工程と、第1成形ドラムと
    第1搬送手段とによりカーカスバンドの軸方向両端部を
    ビード回りに折返す工程と、サイドトレッドをカーカス
    バンドの周囲に貼付けてグリーンケースを成形する工程
    と、第2搬送手段によりグリーンケースを第1成形ドラ
    ムから第2成形ドラムまで搬送して移載する工程と、バ
    ンド成形ドラムの周囲にベルト、トレッドを次々と貼付
    けて成形したバンドを、第3搬送手段によりバンド成形
    ドラムから第2成形ドラム上のグリーンケースの外側ま
    で搬送する工程と、第2成形ドラムによってグリーンケ
    ースをトロイダル状に変形させながら、該グリーンケー
    スの外側に前記第3搬送手段によって保持されているバ
    ンドに貼付けてグリーンタイヤを成形する工程と、を包
    含することを特徴とするタイヤ成形方法。
  2. (2)インナーライナー、カーカスをその周囲に次々と
    貼付けてカーカスバンドを成形するカーカスバンド成形
    ドラムと、カーカスバンド成形ドラムの後方に該カーカ
    スバンド成形ドラムと同軸関係を保って配置され、ビー
    ドを内側から把持して位置決め固定するとともに、サイ
    ドトレッドをカーカスバンドの周囲に貼付けてグリーン
    ケースを成形する第1成形ドラムと、カーカスバンド成
    形ドラムと第1成形ドラムとの間を移動可能で、保持し
    ているビードをカーカスバンドの外側の所定位置まで搬
    送して圧着するとともに、該圧着によって一体化したビ
    ード、カーカスバンドをカーカスバンド成形ドラムから
    第1成形ドラムまで搬送して移載し、かつ、第1成形ド
    ラムと協働してカーカスバンドの軸方向両端部をビード
    回りに折返す第1搬送手段と、第1成形ドラムの後方に
    設置され、グリーンケースをトロイダル状に変形させる
    第2成形ドラムと、第1成形ドラムと第2成形ドラムと
    の間を移動可能で、グリーンケースを第1成形ドラムか
    ら第2成形ドラムまで搬送して移載する第2搬送手段と
    、第1成形ドラムの後方に設置され、その周囲にベルト
    、トレッドを次々と貼付けてバンドを成形するバンド成
    形ドラムと、バンド成形ドラムと第2成形ドラムとの間
    を移動可能で、前記バンドをバンド成形ドラムから第2
    成形ドラム上のグリーンケースの外側まで搬送してトロ
    イダル状に変形したグリーンケースの外側に貼付け、グ
    リーンタイヤを成形する第3搬送手段と、を備えたこと
    を特徴とするタイヤ成形装置。
  3. (3)前記第2搬送手段は、第1成形ドラムの後方でか
    つその一側方に設置され、グリーンケースを内側から一
    時的に保持することができるとともに、水平面内を旋回
    可能な保持ホルダと、第1成形ドラムと保持ホルダとの
    間を水平面内で移動可能で、第1成形ドラムから受取っ
    たグリーンケースを外側から把持しながら保持ホルダま
    で移送する第1移送機構と、保持ホルダと第2成形ドラ
    ムとの間を水平面内で移動可能で、前記グリーンケース
    の受取り後旋回した保持ホルダからグリーンケースを受
    取り、外側から把持しながら第2成形ドラムまで移送す
    る第2移送機構と、を備えた請求項2記載のタイヤ成形
    装置。
  4. (4)前記第2成形ドラムをバンド成形ドラムの直前で
    該バンド成形ドラムと同軸に配置した請求項2記載のタ
    イヤ成形装置。
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