JPH04219225A - 生タイヤの成形方法及びベルト成形ドラム - Google Patents
生タイヤの成形方法及びベルト成形ドラムInfo
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- JPH04219225A JPH04219225A JP2197385A JP19738590A JPH04219225A JP H04219225 A JPH04219225 A JP H04219225A JP 2197385 A JP2197385 A JP 2197385A JP 19738590 A JP19738590 A JP 19738590A JP H04219225 A JPH04219225 A JP H04219225A
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- forming
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 7
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
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- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/24—Drums
- B29D30/244—Drums for manufacturing substantially cylindrical tyre components with cores or beads, e.g. carcasses
- B29D30/245—Drums for the single stage building process, i.e. the building-up of the cylindrical carcass and the toroidal expansion of it are realised on the same drum
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、生タイヤの成形方法及びこの方法を実施する
ためのベルト成形ドラムに関するものである。
ためのベルト成形ドラムに関するものである。
(従来の技術)
一般に、自動車用タイヤTとして、第7図に示すように
、内周側両端内にビード2を備えたカーカス1と、カー
カス1の外周面にブレーカ3を介して配設されたトレッ
ド4と、カーカス1の両側面に設けられたサイドウォー
ル5と、カーカス1とブレーカ3両端部との間に埋設さ
れるブレーカクッション6とにより構成されたものが知
られている。前記ブレーカクッション6は、生タイヤ成
形時に、トロイダル状のカーカス1に円筒状のブレーカ
3を貼着すると、両者間に空隙が生じるので、この空隙
をなくし円筒状を保持するために、カーカス1に貼付け
られるものである。
、内周側両端内にビード2を備えたカーカス1と、カー
カス1の外周面にブレーカ3を介して配設されたトレッ
ド4と、カーカス1の両側面に設けられたサイドウォー
ル5と、カーカス1とブレーカ3両端部との間に埋設さ
れるブレーカクッション6とにより構成されたものが知
られている。前記ブレーカクッション6は、生タイヤ成
形時に、トロイダル状のカーカス1に円筒状のブレーカ
3を貼着すると、両者間に空隙が生じるので、この空隙
をなくし円筒状を保持するために、カーカス1に貼付け
られるものである。
この種タイヤTの生タイヤを成形する装置の一例として
、第8図に示すように、基台7上の両端に、同一水平軸
線をもって載設された各ヘッドストック8,9に、それ
ぞれ回転軸10,11を介して回転自在でかつ片持状に
拡縮自在なベルト成形ドラム12及びタイヤバンド成形
ドラム13が軸支され、両ドラム12,13間にベルト
搬送手段14が移動可能に設けられたものがある。そし
て、タイヤバンド成形ドラム13は、円周方向に複数分
割したドラムセグメントからなるドラム本体とその外周
に記した環状の膨脹自在な成形ブラダー15と、該成形
ブラダー15の軸方向両側に配設した膨脹自在なサイド
ブラダー16とにより構成されている。また、ベルト成
形ドラム12は、円周方向に複数分割したドラムセグメ
ントにより円筒状にかつ径拡縮自在に構成されている。
、第8図に示すように、基台7上の両端に、同一水平軸
線をもって載設された各ヘッドストック8,9に、それ
ぞれ回転軸10,11を介して回転自在でかつ片持状に
拡縮自在なベルト成形ドラム12及びタイヤバンド成形
ドラム13が軸支され、両ドラム12,13間にベルト
搬送手段14が移動可能に設けられたものがある。そし
て、タイヤバンド成形ドラム13は、円周方向に複数分
割したドラムセグメントからなるドラム本体とその外周
に記した環状の膨脹自在な成形ブラダー15と、該成形
ブラダー15の軸方向両側に配設した膨脹自在なサイド
ブラダー16とにより構成されている。また、ベルト成
形ドラム12は、円周方向に複数分割したドラムセグメ
ントにより円筒状にかつ径拡縮自在に構成されている。
従来、生タイヤを成形する一つの方法として、第9図〜
第13図に例示する方法が知られている。
第13図に例示する方法が知られている。
まず、第8図に示す装置を用いて、ブレーカ3とトレッ
ド4からなるベルトBを成形する方法を第9図について
述べると、拡径状態のベルト成形ドラム12上にブレー
カ3を1〜複数層巻き付け、その上にトレッド4を巻き
付けて貼着し、円筒状のベルトBを形成した後、前記ド
ラム12を縮径させベルト搬送手段14によりベルトB
を受取り待機させる。他方、カーカス1の成形は、まず
、第10図(I)に示すように、タイヤバンド成形ドラ
ム13を縮径状態とし、タイヤカーカス構成材料1aを
成形ブラダー15及びサイトブラダー16上に巻き付け
て円筒状のタイヤバンドを形成し、該バンド上にビード
2及びブレーカクッション6を所定位置にそれぞれ一対
外嵌する。次いで、第10図(II)に示すように、成
形ドラム12を若干拡径させてビード2を固定した後、
サイドブラダー16を膨張させてビード2部でカーカス
構成材料1aを折返し、続いて、第10図(III)に
示すように、成形ブラダー15を膨張させてトロイダル
形状のカーカス1を成形する。
ド4からなるベルトBを成形する方法を第9図について
述べると、拡径状態のベルト成形ドラム12上にブレー
カ3を1〜複数層巻き付け、その上にトレッド4を巻き
付けて貼着し、円筒状のベルトBを形成した後、前記ド
ラム12を縮径させベルト搬送手段14によりベルトB
を受取り待機させる。他方、カーカス1の成形は、まず
、第10図(I)に示すように、タイヤバンド成形ドラ
ム13を縮径状態とし、タイヤカーカス構成材料1aを
成形ブラダー15及びサイトブラダー16上に巻き付け
て円筒状のタイヤバンドを形成し、該バンド上にビード
2及びブレーカクッション6を所定位置にそれぞれ一対
外嵌する。次いで、第10図(II)に示すように、成
形ドラム12を若干拡径させてビード2を固定した後、
サイドブラダー16を膨張させてビード2部でカーカス
構成材料1aを折返し、続いて、第10図(III)に
示すように、成形ブラダー15を膨張させてトロイダル
形状のカーカス1を成形する。
そこで、第11図に示すように、待機中の搬送手段7に
より、ベルトBをカーカス1の外周に外嵌させ、次いで
、成形ブラダー15を若干膨張させてカーカス1の所定
位置にベルトBを位置決め固定し、搬送手段7を退去さ
せた後、成形ブラダー15をさらに膨張させて第12図
に示すように、カーカス1とブレーカ3及びブレーカク
ッション6を密着させる。そして、第13図に示すよう
に、カーカス1の両側面にサイドウォール5をそれぞれ
貼着し、成形ブラダー15及び成形ドラム13を縮径さ
せて取り出すことにより、生タイヤの成形が完了する。
より、ベルトBをカーカス1の外周に外嵌させ、次いで
、成形ブラダー15を若干膨張させてカーカス1の所定
位置にベルトBを位置決め固定し、搬送手段7を退去さ
せた後、成形ブラダー15をさらに膨張させて第12図
に示すように、カーカス1とブレーカ3及びブレーカク
ッション6を密着させる。そして、第13図に示すよう
に、カーカス1の両側面にサイドウォール5をそれぞれ
貼着し、成形ブラダー15及び成形ドラム13を縮径さ
せて取り出すことにより、生タイヤの成形が完了する。
このようにして成形された生タイヤは、加硫機により加
熱加圧され、接着されて一体的になり、トレッドパター
ンを備えたタイヤが完成される。
熱加圧され、接着されて一体的になり、トレッドパター
ンを備えたタイヤが完成される。
(発明か解決しようとする課題)
従来例で説明した生タイヤ成形方法では、ブレーカクッ
ション6がカーカス1の円筒状態時に貼付けられ、その
後に拡径されてトロイダルシェービングされるので、ブ
レーカクッション6を適正位置にかつ適正な形状に形成
することは極めて困難であり、ブレーカ3を精度よく円
筒状に保持した水平状態で埋設することができず、した
がって、タイヤユニフォーミティに悪影響を与え、耐久
性を損ねるなどの問題があった。
ション6がカーカス1の円筒状態時に貼付けられ、その
後に拡径されてトロイダルシェービングされるので、ブ
レーカクッション6を適正位置にかつ適正な形状に形成
することは極めて困難であり、ブレーカ3を精度よく円
筒状に保持した水平状態で埋設することができず、した
がって、タイヤユニフォーミティに悪影響を与え、耐久
性を損ねるなどの問題があった。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ブレーカを精度よく水平状態
に埋設することができる生タイヤ成形方法及びベルト成
形ドラムを提供するにある。
その目的とするところは、ブレーカを精度よく水平状態
に埋設することができる生タイヤ成形方法及びベルト成
形ドラムを提供するにある。
(課題を解決するための手段)
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手
段を講じた。
段を講じた。
すなわち、本発明の生タイヤ成形方法は、タイヤバンド
成形ドラム13によってトロイダル形状としたカーカス
1に、ベルト成形ドラム12によって円筒状としたトレ
ッド4とその内周のブレーカ3とからなるベルトB、及
びサイトウォール5を包囲状に貼付けて生タイヤを成形
する方法において、前記ベルトBには、前記カーカス1
に貼付ける前に、前記ブレーカ3方周面両端部にブレー
カクッション6を貼着することを特徴としている。
成形ドラム13によってトロイダル形状としたカーカス
1に、ベルト成形ドラム12によって円筒状としたトレ
ッド4とその内周のブレーカ3とからなるベルトB、及
びサイトウォール5を包囲状に貼付けて生タイヤを成形
する方法において、前記ベルトBには、前記カーカス1
に貼付ける前に、前記ブレーカ3方周面両端部にブレー
カクッション6を貼着することを特徴としている。
また、本発明のベルト成形ドラムは、円環状のトレッド
4とブレーカ3とでベルトBを成形するための径拡縮自
在なベルト成形ドラム12において、該ドラム12の外
周面の軸方向両端部は、端縁に向って縮径されたテーパ
ー面17としたことを特徴としている。
4とブレーカ3とでベルトBを成形するための径拡縮自
在なベルト成形ドラム12において、該ドラム12の外
周面の軸方向両端部は、端縁に向って縮径されたテーパ
ー面17としたことを特徴としている。
(作用)
本発明によれば、ブレーカクッション6は、ベルト成形
ドラム13上でブレーカ3の内周面両端部に所定位置に
精度よく貼着され、しかも、ブレーカ3及びブレーカク
ッション6は、タイヤTの最終径に略近い状態に保持さ
れたまゝ、カーカス1に外嵌貼着されるので、ブレーカ
3が適正な円筒形状を保持すると共に水平状態に精度よ
く埋設される。
ドラム13上でブレーカ3の内周面両端部に所定位置に
精度よく貼着され、しかも、ブレーカ3及びブレーカク
ッション6は、タイヤTの最終径に略近い状態に保持さ
れたまゝ、カーカス1に外嵌貼着されるので、ブレーカ
3が適正な円筒形状を保持すると共に水平状態に精度よ
く埋設される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
なお、本発明にかかるタイヤの構成並びに成形装置の基
本構成等は、第7図〜第13図に示す従来例と同しであ
るので、第7図〜第13図と同一符号を付すと共に同一
名称を用い、第1図〜第8図に基づき説明する。
本構成等は、第7図〜第13図に示す従来例と同しであ
るので、第7図〜第13図と同一符号を付すと共に同一
名称を用い、第1図〜第8図に基づき説明する。
本発明にかかるベルト成形ドラム12は、第1図に示す
ように、各セグメント12aの外周面の軸方向両端部は
、端縁に向って縮径されたテーパー面17とされ、ブレ
ーカクッション6の嵌合部とされており、各セグメント
12aの拡径時において、前記ドラム12中央部外径と
ブレーカクッション6の外周面6aが面一となるように
構成され、ブレーカクッション6の位置決めが精度よく
行ないうるようになっている。したがって、本発明にか
かるベルト成形ドラム12によれば、ブレーカ3の内周
面両端部にブレーカクッション6を貼着したベルトBを
成形することができる。
ように、各セグメント12aの外周面の軸方向両端部は
、端縁に向って縮径されたテーパー面17とされ、ブレ
ーカクッション6の嵌合部とされており、各セグメント
12aの拡径時において、前記ドラム12中央部外径と
ブレーカクッション6の外周面6aが面一となるように
構成され、ブレーカクッション6の位置決めが精度よく
行ないうるようになっている。したがって、本発明にか
かるベルト成形ドラム12によれば、ブレーカ3の内周
面両端部にブレーカクッション6を貼着したベルトBを
成形することができる。
すなわち、第2図(I)〜(IV)に示すように、ベル
トBを成形する際は、まず、第2図(I)に示すように
、ベルト成形ドラム12を縮径した状態で、押出成形に
よって断面三角状のリング状に成形したブレーカクッシ
ョン6を、ベルト成形ドラム12のテーパー面17に外
嵌し、前記ドラム12を拡径させて所定位置にセットし
た後、該ドラム12にブレーカ3を巻き付けて貼着し、
第2図(II)に示す状態とする。次いて、第2図(I
II)に示すように、ブレーカ3の外周にトレッド4を
巻き付けて貼着し、ベルトBを形成する。続いて、ベル
ト搬送手段7によりベルトBを保持した後、ベルト成形
ドラム12を縮径し、ベルト搬送手段7をタイヤバンド
成形ドラム13側に移動させて待機させる。
トBを成形する際は、まず、第2図(I)に示すように
、ベルト成形ドラム12を縮径した状態で、押出成形に
よって断面三角状のリング状に成形したブレーカクッシ
ョン6を、ベルト成形ドラム12のテーパー面17に外
嵌し、前記ドラム12を拡径させて所定位置にセットし
た後、該ドラム12にブレーカ3を巻き付けて貼着し、
第2図(II)に示す状態とする。次いて、第2図(I
II)に示すように、ブレーカ3の外周にトレッド4を
巻き付けて貼着し、ベルトBを形成する。続いて、ベル
ト搬送手段7によりベルトBを保持した後、ベルト成形
ドラム12を縮径し、ベルト搬送手段7をタイヤバンド
成形ドラム13側に移動させて待機させる。
他方、カーカス1を成形する際は、第3図(I)に示す
ように、まず、縮径されたタイヤバンド成形ドラム13
に、カーカス1の構成材料1aを巻き付けて貼着し、円
筒状のタイヤバンドを形成し、該バンド上にビード2を
所定位置に一対外嵌する。
ように、まず、縮径されたタイヤバンド成形ドラム13
に、カーカス1の構成材料1aを巻き付けて貼着し、円
筒状のタイヤバンドを形成し、該バンド上にビード2を
所定位置に一対外嵌する。
次いで、第3図(II)に示すように、成形ドラム13
を若干拡径させてビード2を固定した後、サイドブラダ
ー16を膨張させてビード部でカーカス構成材料1aを
折返し、続いて、第3図(III)に示すように、成形
ブラダー15を膨張させてトロイダル形状のカーカス1
を成形する。
を若干拡径させてビード2を固定した後、サイドブラダ
ー16を膨張させてビード部でカーカス構成材料1aを
折返し、続いて、第3図(III)に示すように、成形
ブラダー15を膨張させてトロイダル形状のカーカス1
を成形する。
そこで、第4図に示すように、待機中のベルト搬送手段
7により、ベルトBをカーカス1の外周に外嵌させ、次
いで、成形ブラダー15を若干膨張させてカーカス1の
所定位置にベルトBを位置決めセットし、搬送手段7を
ベルト成形ドラム12側に退去させた後、成形ブラダー
15をさらに膨張させて第5図に示すように、カーカス
1をブレーカ3及びブレーカクッション6に密着させる
。そして、第6図に示すように、カーカス1の両側面に
サイドウオール5をそれぞれ貼着し、成形ブラダー15
を取締させると共に、成形ドラム13を縮径させて成形
された生タイヤを該ドラム13から取出すことによって
生タイヤ成形作業が完了する。
7により、ベルトBをカーカス1の外周に外嵌させ、次
いで、成形ブラダー15を若干膨張させてカーカス1の
所定位置にベルトBを位置決めセットし、搬送手段7を
ベルト成形ドラム12側に退去させた後、成形ブラダー
15をさらに膨張させて第5図に示すように、カーカス
1をブレーカ3及びブレーカクッション6に密着させる
。そして、第6図に示すように、カーカス1の両側面に
サイドウオール5をそれぞれ貼着し、成形ブラダー15
を取締させると共に、成形ドラム13を縮径させて成形
された生タイヤを該ドラム13から取出すことによって
生タイヤ成形作業が完了する。
このようにして成形された生タイヤは、加硫機によって
加熱加圧され、接着一体化され、トレッドパターンを備
えたタイヤが完成される。
加熱加圧され、接着一体化され、トレッドパターンを備
えたタイヤが完成される。
なお、上記実施例では、サイドウォール5が第7図右半
分に示しているように、トレッド4の外側に貼着される
場合を示したが、第7図左半分に示しているように、サ
イドウォール5の外側にトレッド4を貼着する方法にも
採用することができる。すなわち、トロイダル形状に成
形されたカーカス1の両側面に、サイドウォール5を貼
着した後、ベルトBをカーカス1上に外嵌セットし、貼
着することができる。
分に示しているように、トレッド4の外側に貼着される
場合を示したが、第7図左半分に示しているように、サ
イドウォール5の外側にトレッド4を貼着する方法にも
採用することができる。すなわち、トロイダル形状に成
形されたカーカス1の両側面に、サイドウォール5を貼
着した後、ベルトBをカーカス1上に外嵌セットし、貼
着することができる。
(発明の効果)
本発明方法は、上述のように、タイヤバンド成ドラム1
3によってトロイダル形状としたカーカス1に、ベルト
成形ドラム12によって円筒状としたトレッド4とその
内周のブレーカ3とからなるベルトB、及びサイドウォ
ール5を包囲状に貼付けて生タイヤを成形する方法にお
いて、前記ベルトBには、前記カーカス1に貼付ける前
に、前記ブレーカ3内周面両端部にブレーカクッション
6を貼着することを特徴とするものであるから、ブレー
カクッション6は最終径に略近い寸法に保持され、従来
のように拡径変形することがないので、ブレーカ3が円
筒状でかつ水平状態に精度よく埋設され、従ってタイヤ
ユニフオーミティを良好にすることができ、しかもタイ
ヤの耐久性を向上させることができる。
3によってトロイダル形状としたカーカス1に、ベルト
成形ドラム12によって円筒状としたトレッド4とその
内周のブレーカ3とからなるベルトB、及びサイドウォ
ール5を包囲状に貼付けて生タイヤを成形する方法にお
いて、前記ベルトBには、前記カーカス1に貼付ける前
に、前記ブレーカ3内周面両端部にブレーカクッション
6を貼着することを特徴とするものであるから、ブレー
カクッション6は最終径に略近い寸法に保持され、従来
のように拡径変形することがないので、ブレーカ3が円
筒状でかつ水平状態に精度よく埋設され、従ってタイヤ
ユニフオーミティを良好にすることができ、しかもタイ
ヤの耐久性を向上させることができる。
また、本発明にかかるベルト成形ドラム12は、上述の
ように、その外周面の軸方向両端部が、端縁に向って縮
径されたテーパー面17となっているので、ブレーカ3
の内周面両端部に、ブレーカクッション6を簡単かつ確
実にして精度よく貼着することができ、ブレーカ3の形
状並びに水平状態を保持させ、成形性の向上を図ること
ができる。
ように、その外周面の軸方向両端部が、端縁に向って縮
径されたテーパー面17となっているので、ブレーカ3
の内周面両端部に、ブレーカクッション6を簡単かつ確
実にして精度よく貼着することができ、ブレーカ3の形
状並びに水平状態を保持させ、成形性の向上を図ること
ができる。
第1図は本発明ベルト成形ドラムの一実施例を示す一部
破断正面図、第2図〜第6図は本発明方法の実施例を示
すもので、第2図(I)〜(IV)はベルト成形工程説
明図、第3図(I)〜(III)はカーカス成形工程説
明図、第4図はカーカスにベルトを外嵌した状態説明図
、第5図はカーカスにベルトをセットした状態説明図、
第6図はカーカスにサイドウォールを貼着した状態説明
図、第7図はタイヤ断面図、第8図〜第13図は従来例
を示し、第8図は生タイヤ成形装置の概略正面図、第9
図(I)(II)はベルト成形工程説明図、第10図(
I)〜(III)はカーカス成形工程説明図、第11図
はカーカスにベルトを外嵌した状態説明図、第12図は
カーカスにベルトをセットした状態説明図、第13図は
カーカスにサイドウォールを貼着した状態説明図である
。 1…カーカス、3…ブレーカ、4…トレッド、5…サイ
ドウォール、6…ブレーカクッション、12…ベルト成
形ドラム、13…タイヤバンド成形ドラム、17…テー
パー面、B…ベルト。
破断正面図、第2図〜第6図は本発明方法の実施例を示
すもので、第2図(I)〜(IV)はベルト成形工程説
明図、第3図(I)〜(III)はカーカス成形工程説
明図、第4図はカーカスにベルトを外嵌した状態説明図
、第5図はカーカスにベルトをセットした状態説明図、
第6図はカーカスにサイドウォールを貼着した状態説明
図、第7図はタイヤ断面図、第8図〜第13図は従来例
を示し、第8図は生タイヤ成形装置の概略正面図、第9
図(I)(II)はベルト成形工程説明図、第10図(
I)〜(III)はカーカス成形工程説明図、第11図
はカーカスにベルトを外嵌した状態説明図、第12図は
カーカスにベルトをセットした状態説明図、第13図は
カーカスにサイドウォールを貼着した状態説明図である
。 1…カーカス、3…ブレーカ、4…トレッド、5…サイ
ドウォール、6…ブレーカクッション、12…ベルト成
形ドラム、13…タイヤバンド成形ドラム、17…テー
パー面、B…ベルト。
Claims (2)
- 【請求項1】タイヤバンド成形ドラム(13)によって
トロイ ダル形状としたカーカス(1)に、ベルト成形ドラム(
12)によって円筒状としたトレッド(4)とその内周
のブレーカ(3)とからなるベルト(B)、及びサイド
ウォール(5)を包囲状に貼付けて生タイヤを成形する
方法において、 前記ベルト(B)には、前記カーカス(1)に貼付ける
前に、前記ブレーカ(3)内周面両端部にブレーカクッ
ション(6)を貼着することを特徴とする生タイヤの成
形方法。 - 【請求項2】円環状のトレッド(4)とブレーカ(3)
とでベルト(B)を成形するための径拡縮自在なベルト
成形ドラム(12)において、 該ドラム(12)の外周面の軸方向両端部は、端縁に向
って縮径されたテーパー面(17)としたことを特徴と
するベルト成形ドラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197385A JPH089204B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 生タイヤの成形方法及びベルト成形ドラム |
EP19910306681 EP0468738A3 (en) | 1990-07-25 | 1991-07-23 | Process and belt forming drum for assembling a green tyre |
US07/735,814 US5248357A (en) | 1990-07-25 | 1991-07-25 | Process for assembling a green tire |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2197385A JPH089204B2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 生タイヤの成形方法及びベルト成形ドラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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