JPH03118144A - 空気入りタイヤとその製造方法 - Google Patents
空気入りタイヤとその製造方法Info
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- JPH03118144A JPH03118144A JP1255157A JP25515789A JPH03118144A JP H03118144 A JPH03118144 A JP H03118144A JP 1255157 A JP1255157 A JP 1255157A JP 25515789 A JP25515789 A JP 25515789A JP H03118144 A JPH03118144 A JP H03118144A
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 14
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0681—Parts of pneumatic tyres; accessories, auxiliary operations
-
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-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は空気入りタイヤの製造方法及びその方法から得
られた空気入りタイヤに関する。更に詳しくはライナー
のスプライス部に起因するユニフォミティや耐久性の悪
化の改善を図った空気入りタイヤに関するものである。
られた空気入りタイヤに関する。更に詳しくはライナー
のスプライス部に起因するユニフォミティや耐久性の悪
化の改善を図った空気入りタイヤに関するものである。
円筒状に形成されている空気入りタイヤにおいて、この
空気入りタイヤを構成するカーカスや、その内側のライ
ナーや、外側のキャップトレンドやサイドトレンド等は
、いずれもタイヤの製造時に帯状の材料を使用して形成
されている。すなわち、これらの帯状材料は、その両端
部同志を互いにラップさせるようにスプライスさせて円
筒状に形成されているのである。このようにして出来た
ランプ状のスプライス部はタイヤの周方向に厚い段差を
形成し、かつ剛性が他の部分より大きくなっている。し
たがって、このようなタイヤが回転すると、上記段差及
び剛性差に起因して、第1θ図に示すように周期的なラ
ジアルフォースの変動(RFVニラシアル・フォース・
バリエーション)が生ずることは避けられなかった。
空気入りタイヤを構成するカーカスや、その内側のライ
ナーや、外側のキャップトレンドやサイドトレンド等は
、いずれもタイヤの製造時に帯状の材料を使用して形成
されている。すなわち、これらの帯状材料は、その両端
部同志を互いにラップさせるようにスプライスさせて円
筒状に形成されているのである。このようにして出来た
ランプ状のスプライス部はタイヤの周方向に厚い段差を
形成し、かつ剛性が他の部分より大きくなっている。し
たがって、このようなタイヤが回転すると、上記段差及
び剛性差に起因して、第1θ図に示すように周期的なラ
ジアルフォースの変動(RFVニラシアル・フォース・
バリエーション)が生ずることは避けられなかった。
本発明者らは、上記RFVに影響を与える帯状のタイヤ
構成材料のうち、特にライナーのスプライス部が及ぼす
影響は単に段差や剛性差によってRFVの増大をもたら
すだけでなく、次のようなタイヤの耐久性にかかわる問
題も招来することを知見した。すなわち、タイヤの最内
層を形成しているライナーは、タイヤ製造時においてタ
ック防止のために滑剤(グリーン・インサイド・ペイン
ト)が併用される。そのため、第11図のようにライナ
ーの帯状材料1を成形ドラム2に巻き付けて両端部をラ
ップ状にスプライスするとき、そのスプライス部3に滑
剤が介在し、それが原因となってタイヤ走行時の変形を
受けることによりスプライス部に剥離を生じたり、クラ
ックを発生したりすることがあった。また、グリーンタ
イヤが加硫成形時にプラダ−によって金型内面にリフト
されるとき、ライナーのスプライス部に対応するカーカ
ス部分に応力が集中して、カーカスコードに乱れを発生
させる等の問題もあった。
構成材料のうち、特にライナーのスプライス部が及ぼす
影響は単に段差や剛性差によってRFVの増大をもたら
すだけでなく、次のようなタイヤの耐久性にかかわる問
題も招来することを知見した。すなわち、タイヤの最内
層を形成しているライナーは、タイヤ製造時においてタ
ック防止のために滑剤(グリーン・インサイド・ペイン
ト)が併用される。そのため、第11図のようにライナ
ーの帯状材料1を成形ドラム2に巻き付けて両端部をラ
ップ状にスプライスするとき、そのスプライス部3に滑
剤が介在し、それが原因となってタイヤ走行時の変形を
受けることによりスプライス部に剥離を生じたり、クラ
ックを発生したりすることがあった。また、グリーンタ
イヤが加硫成形時にプラダ−によって金型内面にリフト
されるとき、ライナーのスプライス部に対応するカーカ
ス部分に応力が集中して、カーカスコードに乱れを発生
させる等の問題もあった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、ライナーのスプライス部に起因するタイヤのユニフ
ォミティ低下を解消すると共に、ライナーのスプライス
部分の剥離やクランクに起因する耐久性の悪化を解消し
た空気入りタイヤの製造方法及びその方法から得られる
空気入りタイヤを提供することを目的とするものである
。
り、ライナーのスプライス部に起因するタイヤのユニフ
ォミティ低下を解消すると共に、ライナーのスプライス
部分の剥離やクランクに起因する耐久性の悪化を解消し
た空気入りタイヤの製造方法及びその方法から得られる
空気入りタイヤを提供することを目的とするものである
。
すなわち、本発明の空気入りタイヤの製造方法は、円環
状の口金から周方向に継目なしのゴムチューブを押出し
、該ゴムチューブを長平方向に所定長さに切断して円筒
体を作り、該円筒体を成形ドラム上に挿入し、該円筒体
をライナーとして、その外周面にカーカスを巻き付けた
円筒状積層体を形成し、次いでこの円筒体積層体の中央
部にキャンプトレッドを、両側部にサイドトレッドをそ
れぞれ積層することを特徴とするものである。
状の口金から周方向に継目なしのゴムチューブを押出し
、該ゴムチューブを長平方向に所定長さに切断して円筒
体を作り、該円筒体を成形ドラム上に挿入し、該円筒体
をライナーとして、その外周面にカーカスを巻き付けた
円筒状積層体を形成し、次いでこの円筒体積層体の中央
部にキャンプトレッドを、両側部にサイドトレッドをそ
れぞれ積層することを特徴とするものである。
他方、上記方法によって得られた本発明の空気入りタイ
ヤは、カーカスの内側にライナーを積層し、外側に中央
部のキャップトレッドと両側部のサイドトレッドとをそ
れぞれ積層してなる空気入りタイヤにおいて、前記ライ
ナーが周方向に継目なしのゴムチューブ円筒体から形成
されていることを特徴とするものである。
ヤは、カーカスの内側にライナーを積層し、外側に中央
部のキャップトレッドと両側部のサイドトレッドとをそ
れぞれ積層してなる空気入りタイヤにおいて、前記ライ
ナーが周方向に継目なしのゴムチューブ円筒体から形成
されていることを特徴とするものである。
以下、本発明にかかる空気入りタイヤの製造方法につい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
ライナーの素材は、ブチルゴムなどの非通気性の高いゴ
ムを押出成形機によって、周方向に継目なしのゴムチュ
ーブとして押出成形される。
ムを押出成形機によって、周方向に継目なしのゴムチュ
ーブとして押出成形される。
押出成形機としては、例えば、第1図に示すような構成
からなっている。吐出部11には、円環状状の口金14
が装着され、その内側に圧空を噴出する第1.第2のノ
ズル12.13が設けられている。材料のブチルゴムは
円環状の口金14から周方向に継目なしのゴムチューブ
15として押出される。
からなっている。吐出部11には、円環状状の口金14
が装着され、その内側に圧空を噴出する第1.第2のノ
ズル12.13が設けられている。材料のブチルゴムは
円環状の口金14から周方向に継目なしのゴムチューブ
15として押出される。
このゴムチューブ15は長平方向に所定間隔に切断され
、ライナー用の円筒体16になる。
、ライナー用の円筒体16になる。
このように用意された円筒体16は、内側に滑剤(グリ
ーン・インサイド・ペイント)を塗布されてから第2図
に示すように、成形ドラム2に装着してライナー16a
とする。
ーン・インサイド・ペイント)を塗布されてから第2図
に示すように、成形ドラム2に装着してライナー16a
とする。
この周方向に継目なしのライナー16a上に、第3図に
示すように、帯状のカーカスシート17を巻き付け、そ
のランプした部分をスプライスすることにより円筒状の
カーカス18を形成する。そして、このカーカス18と
前記ライナー16aにより円筒状積層体19を形成する
。
示すように、帯状のカーカスシート17を巻き付け、そ
のランプした部分をスプライスすることにより円筒状の
カーカス18を形成する。そして、このカーカス18と
前記ライナー16aにより円筒状積層体19を形成する
。
このようにして形成された円筒状積層体19の両サイド
部を第4図に示すように絞り、その絞り部20にそれぞ
れ円環状のビードフィーラ21を装着する。しかる後に
、第5図に示すように、円筒状積層体19の両サイドを
それぞれターンナツプ用ブラダ−23の膨張を利用して
折り返し、1次グリーンタイヤ22とする。前述した成
形ドラム2は、その両端にブラダ−23を有しており、
このブラダ−23を膨脹させることによって円筒状積層
体19の両サイド部の折り返えしが行われる。さらに、
折り返された両サイド部にそれぞれ帯状のサイドトレッ
ド27を巻き付けて、端部同志をスプライスする。
部を第4図に示すように絞り、その絞り部20にそれぞ
れ円環状のビードフィーラ21を装着する。しかる後に
、第5図に示すように、円筒状積層体19の両サイドを
それぞれターンナツプ用ブラダ−23の膨張を利用して
折り返し、1次グリーンタイヤ22とする。前述した成
形ドラム2は、その両端にブラダ−23を有しており、
このブラダ−23を膨脹させることによって円筒状積層
体19の両サイド部の折り返えしが行われる。さらに、
折り返された両サイド部にそれぞれ帯状のサイドトレッ
ド27を巻き付けて、端部同志をスプライスする。
上記成形ドラム2上で形成された1次グリーンタイヤ2
2を2次成形のために成形ドラム2から2次成形用の成
形ドラム32に移し換える(第6図参照)。
2を2次成形のために成形ドラム2から2次成形用の成
形ドラム32に移し換える(第6図参照)。
そして、2次成形用の左右一対の成形ドラム32.32
に1次グリーンタイヤ22が装着されると、内側のブラ
ダ−24を径方向に膨脹させると共に、左右の成形ドラ
ム32.32を軸方向に接近させながら、1次グリーン
タイヤ22を所定の直径になるまで膨らませる。次いで
、サイドトレンド27の端部を一部剥離させた状態にし
て、この径方向に膨らんだこの1次グリーンタイヤ22
の外周に内側にベルト25を積層した帯状のキャップト
レッド26を巻き付け、端部同志をスプライスさせて、
第8図の状態にする。
に1次グリーンタイヤ22が装着されると、内側のブラ
ダ−24を径方向に膨脹させると共に、左右の成形ドラ
ム32.32を軸方向に接近させながら、1次グリーン
タイヤ22を所定の直径になるまで膨らませる。次いで
、サイドトレンド27の端部を一部剥離させた状態にし
て、この径方向に膨らんだこの1次グリーンタイヤ22
の外周に内側にベルト25を積層した帯状のキャップト
レッド26を巻き付け、端部同志をスプライスさせて、
第8図の状態にする。
次いで、第8図に示すように、キャップトレッド26の
両サイドを1次グリーンタイヤ22に密着させると共に
、その上にサイドトレッド27の端部を密着させ、グリ
ーンタイヤ28を形成する。完成したグリーンタイヤ2
8は、第9図に示すように、ブラダ−24から取り外し
たあと加硫工程に移され、金型で加硫成形される。
両サイドを1次グリーンタイヤ22に密着させると共に
、その上にサイドトレッド27の端部を密着させ、グリ
ーンタイヤ28を形成する。完成したグリーンタイヤ2
8は、第9図に示すように、ブラダ−24から取り外し
たあと加硫工程に移され、金型で加硫成形される。
前述した方法によって製造された本発明の空気入りタイ
ヤは、ライナー16aの部分にラップしたスプライス部
が全く存在しない。したがって、本発明の空気入りタイ
ヤは、ラップ状のスプライス部に起因する段差及び剛性
差がないからラジアル・フォース・バリエーション(R
FV)の低下が解消され、タイヤのユニフォミティが向
上する。
ヤは、ライナー16aの部分にラップしたスプライス部
が全く存在しない。したがって、本発明の空気入りタイ
ヤは、ラップ状のスプライス部に起因する段差及び剛性
差がないからラジアル・フォース・バリエーション(R
FV)の低下が解消され、タイヤのユニフォミティが向
上する。
また、前述した如く、本発明の空気入りタイヤは、ライ
ナーの部分にランプしたスプライス部がないからグリー
ンタイヤをブラダ−で金型にリフトするときのカーカス
コードの乱れを生ずることがなく、この点でもタイヤの
ユニフォミティが向上する。また、ライナーにラップし
たスプライス部がないから成形ドラムにライナー用の円
筒体を装着する際に、当該円筒体の内面に滑剤(グリー
ン・インサイド・ペイント)を塗布しても滑剤に起因す
るスプライス部の剥離やクラックの発生がなく、タイヤ
の耐久性が向上する。
ナーの部分にランプしたスプライス部がないからグリー
ンタイヤをブラダ−で金型にリフトするときのカーカス
コードの乱れを生ずることがなく、この点でもタイヤの
ユニフォミティが向上する。また、ライナーにラップし
たスプライス部がないから成形ドラムにライナー用の円
筒体を装着する際に、当該円筒体の内面に滑剤(グリー
ン・インサイド・ペイント)を塗布しても滑剤に起因す
るスプライス部の剥離やクラックの発生がなく、タイヤ
の耐久性が向上する。
上記のように、本発明の空気入りタイヤの製造方法から
得られた空気入りタイヤは、ライナナ−が周方向に継目
なしのゴムチューブ円筒体から形成されているからスプ
ライス部を有していない。したがって、従来タイヤにお
けるスプライス部の段差や剛性差に基づ<RFVが低下
し、タイヤのユニフォミティを向上する。また、ライナ
ーにスプライス部がないことにより、そのスプライス部
の剥離やクラックの発生もなく、耐久性が向上する。
得られた空気入りタイヤは、ライナナ−が周方向に継目
なしのゴムチューブ円筒体から形成されているからスプ
ライス部を有していない。したがって、従来タイヤにお
けるスプライス部の段差や剛性差に基づ<RFVが低下
し、タイヤのユニフォミティを向上する。また、ライナ
ーにスプライス部がないことにより、そのスプライス部
の剥離やクラックの発生もなく、耐久性が向上する。
ライナーを継目なしのゴムチューブで構成した本発明タ
イヤと、帯状のゴムシートの端部同志を10f1幅にラ
ップさせてライナーを形成した従来タイヤを各10本用
意し、ラジアルフォースの変動(RFV)及び耐久性を
測定した。
イヤと、帯状のゴムシートの端部同志を10f1幅にラ
ップさせてライナーを形成した従来タイヤを各10本用
意し、ラジアルフォースの変動(RFV)及び耐久性を
測定した。
両者はライナーシートのラップ部分の有無以外他の構造
は同一とした。タイヤサイズは両タイヤとも185/6
0R14であった。
は同一とした。タイヤサイズは両タイヤとも185/6
0R14であった。
(a) 使用リム:5 1/2 JJ(標準リム)
(b) 荷重: 330kg (C) 空気圧: 2.0kg7cm2(d) 回
転数:60rpm その結果、従来タイヤのRFVは約12kgであったの
に対して、本発明タイヤでは約4kgであった。
(b) 荷重: 330kg (C) 空気圧: 2.0kg7cm2(d) 回
転数:60rpm その結果、従来タイヤのRFVは約12kgであったの
に対して、本発明タイヤでは約4kgであった。
(2)耐久株
訓j影E件
(al 使用リム:5 1/2 JJC標準リム)
(bl 荷重:570kg (C) 空気圧: 1. 2kg/cm2(d)
速度:81km/h tel 走行距離: 3240km (40時間連連
続打) その結果、従来タイヤは全てのタイヤについて、ライナ
ースプライス部にクラックの発生が見られたのに対し、
本発明タイヤは全てのタイヤについてクランクの発生が
見られなかった。
(bl 荷重:570kg (C) 空気圧: 1. 2kg/cm2(d)
速度:81km/h tel 走行距離: 3240km (40時間連連
続打) その結果、従来タイヤは全てのタイヤについて、ライナ
ースプライス部にクラックの発生が見られたのに対し、
本発明タイヤは全てのタイヤについてクランクの発生が
見られなかった。
したがって、本発明タイヤは、従来タイヤに比べてユニ
フォミティ及び耐久性が顕著に向上していることが分か
る。
フォミティ及び耐久性が顕著に向上していることが分か
る。
第1図乃至第9図は本発明にかかる空気入りタイヤの製
造方法を工程順に示す説明図、第1O図はタイヤの回転
に対するラジアルフォースの変化を示す説明図、第11
図は従来のライナーの巻き付は方法を示す説明図である
。 2・・・成形ドラム、14・・・口金、15・・・ゴム
チューブ、工6・;・円筒体、16a・・・ライナー
エ8・・・カーカス、19・・・円筒状積層体、26・
・・キャップトレッド、27・・・サイドトレンド。
造方法を工程順に示す説明図、第1O図はタイヤの回転
に対するラジアルフォースの変化を示す説明図、第11
図は従来のライナーの巻き付は方法を示す説明図である
。 2・・・成形ドラム、14・・・口金、15・・・ゴム
チューブ、工6・;・円筒体、16a・・・ライナー
エ8・・・カーカス、19・・・円筒状積層体、26・
・・キャップトレッド、27・・・サイドトレンド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、円環状の口金から周方向に継目なしのゴムチューブ
を押出し、該ゴムチューブを長手方向に所定長さに切断
して円筒体を作り、該円筒体を成形ドラム上に挿入し、
該円筒体をライナーとして、その外周面にカーカスを巻
き付けた円筒状積層体を形成し、次いでこの円筒体積層
体の中央部にキャップトレッドを、両側部にサイドトレ
ッドをそれぞれ積層する空気入りタイヤの製造方法。 2、カーカスの内側にライナーを積層し、外側に中央部
のキャップトレッドと両側部のサイドトレッドとをそれ
ぞれ積層してなる空気入りタイヤにおいて、前記ライナ
ーが周方向に継目なしのゴムチューブ円筒体から形成さ
れている空気入りタイヤ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255157A JPH03118144A (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | 空気入りタイヤとその製造方法 |
DE19904030474 DE4030474A1 (de) | 1989-10-02 | 1990-09-26 | Luftreifen und verfahren zu seiner herstellung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255157A JPH03118144A (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | 空気入りタイヤとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118144A true JPH03118144A (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=17274859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1255157A Pending JPH03118144A (ja) | 1989-10-02 | 1989-10-02 | 空気入りタイヤとその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03118144A (ja) |
DE (1) | DE4030474A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100461605B1 (ko) * | 2002-05-01 | 2004-12-14 | 기아자동차주식회사 | 차량용 리어 암레스트 |
JP2006082273A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤの製造方法 |
Families Citing this family (5)
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NZ337464A (en) | 1997-03-25 | 2003-12-19 | Goodyear Tire & Rubber | Vulcanized innerliner and method of utilizing the same for pneumatic tires |
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