JP5805431B2 - タイヤの製造方法および装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半径方向外側に膨出した円筒状バンドの外側にベルト・トレッドバンドを貼付けることでタイヤを製造するようにしたタイヤの製造方法および装置に関する。
従来のタイヤの製造方法・装置としては、例えば以下の特許文献1に記載されているようなものが知られている。
特開平8−174709号公報
このものは、カーカス層を含む円筒状の円筒状バンドを成形する第1成形ドラムと、ベルト層およびトレッドからなるリング状のベルト・トレッドバンドを成形する第2成形ドラムと、前記円筒状バンドを第1成形ドラムから、また、前記ベルト・トレッドバンドを第2成形ドラムから受け取り把持しながら搬送することができるとともに、搬送途中で垂直軸回りに半回転することができる共用搬送体と、共用搬送体から円筒状バンドが受け渡されると、該円筒状バンドの軸方向両端部を互いに接近させながらその内部に圧力流体を供給することで、該円筒状バンドを半径方向外側に膨出させるとともに、該膨出している円筒状バンドの半径方向外側に半回転した共用搬送体により搬送されてきたベルト・トレッドバンドを貼付けることでグリーンタイヤを成形するシェーピングドラムと、前記グリーンタイヤをシェーピングドラムから受け取り把持しながら搬出することができる取出し体とを備えたものである。そして、前記取出し体によりシェーピングドラムから取り出されたグリーンタイヤは、その後、移載位置まで移動した後、取出し体からローダーに移載され、加硫装置に搬出される。
ここで、前述した第1成形ドラムとシェーピングドラムとは、タイヤ製造のタクトタイムが一定であるため、通常、成形作業の終了時期がほぼ同時となっているが、このように第1ドラムとシェーピングドラムとで成形作業がほぼ同時に終了すると、共用搬送体は円筒状バンドを第1成形ドラムからシェーピングドラムに向かって搬送する一方、取出し体はグリーンタイヤをシェーピングドラムから移載位置まで搬送し、該移載位置においてローダーに移載するために一旦停止する。しかしながら、この移載位置は共用搬送体の搬送経路上に位置しているため、共用搬送体は、グリーンタイヤが取出し体からローダーに移載されて搬出されるまでの間、該取出し体により円筒状バンドの搬送が阻害されて中断される。これにより、シェーピングドラムも前述の搬送が中断されている期間、成形作業が中断され、タイヤ製造の作業能率が低下してしまうという課題があった。
この発明は、円筒状バンドを遅滞なくシェーピングドラムに搬送することでタイヤ製造の作業能率を向上させることができるタイヤの製造方法および装置を提供することを目的とする。
このような目的は、第1に、第1成形ドラムによってカーカス層を含む円筒状の円筒状バンドを成形する工程と、前記第1成形ドラムから円筒状バンドを受け取った第1搬送体を前方に移動させることで、該円筒状バンドを第1搬送体により把持しながらシェーピングドラムまで後側から搬送して該シェーピングドラムに受け渡す工程と、前記シェーピングドラムに受け渡された円筒状バンドの軸方向両端部を互いに接近させながらその内部に圧力流体を供給することで、該円筒状バンドを半径方向外側に膨出させるとともに、第2成形ドラムにより成形されたベルト層およびトレッドからなるリング状のベルト・トレッドバンドを、第2搬送体により把持しながら後方に移動させることで、前記膨出している円筒状バンドの半径方向外側に前側から搬送して貼付けグリーンタイヤを成形する工程と、搬出体を前方に移動させた後、該搬出体によりグリーンタイヤを前記シェーピングドラムから受け取って把持しながら後方に移動させることでシェーピングドラムから搬出する工程とを備え、前記搬出体による搬出によりグリーンタイヤがシェーピングドラムから離脱した直後に、退避手段により該搬出体をグリーンタイヤと共に前記シェーピングドラムの軸線に垂直な方向に移動させ、これら搬出体、グリーンタイヤを第1搬送体の搬送経路から退避させるようにし、さらに、前記円筒状バンドをシェーピングドラムに受け渡した第1搬送体を後方に移動させて復帰させた後、前記退避した搬出体を前記退避手段により搬送経路に復帰させる一方、前記ベルト・トレッドバンドの円筒状バンドへの貼付け後、第2搬送体を前方に移動させて復帰させるようにしたタイヤの製造方法により、達成することができる。
第2に、カーカス層を含む円筒状の円筒状バンドを成形する第1成形ドラムと、前記円筒状バンドを第1成形ドラムから受け取り把持しながら前方に移動して搬送することができる第1搬送体と、ベルト層およびトレッドからなるリング状のベルト・トレッドバンドを成形する第2成形ドラムと、前記ベルト・トレッドバンドを該第2成形ドラムから受け取り把持しながら後方に移動して搬送することができる第2搬送体と、第1搬送体により後側から搬送された円筒状バンドが受け渡されると、該円筒状バンドの軸方向両端部を互いに接近させながらその内部に圧力流体を供給することで、該円筒状バンドを半径方向外側に膨出させるとともに、該膨出している円筒状バンドの半径方向外側に前記第2搬送体により前側から搬送されてきたベルト・トレッドバンドを貼付けることでグリーンタイヤを成形するシェーピングドラムと、前方に移動した後、前記グリーンタイヤをシェーピングドラムから受け取って把持しながら後方に移動することでシェーピングドラムから搬出することができる搬出体とを備え、前記搬出体による搬出によりグリーンタイヤがシェーピングドラムから離脱した直後に、該搬出体をグリーンタイヤと共に前記シェーピングドラムの軸線に垂直な方向に移動させて、これら搬出体、グリーンタイヤを第1搬送体の搬送経路から退避させる退避手段を設け、さらに、前記円筒状バンドをシェーピングドラムに受け渡した第1搬送体を後方に移動させて復帰させた後、前記退避した搬出体を退避手段により前記搬送経路に復帰させる一方、前記ベルト・トレッドバンドの円筒状バンドへの貼付け後、第2搬送体を前方に移動させて復帰させるようにしたタイヤの製造装置により、達成することができる。
この発明においては、搬出体による搬出によりグリーンタイヤがシェーピングドラムから離脱した直後に、退避手段により該搬出体をグリーンタイヤと共に前記シェーピングドラムの軸線に垂直な方向に移動させて、これら搬出体、グリーンタイヤを第1搬送体の搬送経路から退避させるようにしたので、タクトタイムを一定としたことで、第1搬送体による円筒状バンドの搬送開始と搬出体によるグリーンタイヤの搬出開始とがほぼ同時となっても、第1搬送体は、搬出体によって搬送作業が阻害されることなく、円筒状バンドを第1成形ドラムからシェーピングドラムに遅滞なく搬送することができる。この結果、シェーピングドラムにおける成形作業も中断されることはなく、タイヤ製造の作業能率が容易に向上する。
さらに、請求項2、4に記載のように回転台の回転時に折返し機構により円筒状バンドの折返しを行うようにすれば、回転という単一作業だけを行っていた時間を有効利用することができ、タイヤ製造の作業能率をさらに向上させることができる
この発明の実施形態1を示す概略平面図である。 シェーピングドラムにおける成形状態を説明する一部破断正面図である。 図1のI−I矢視断面図である。 図3のII−II矢視断面図である。 この発明の実施形態2を示す概略平面図である。
以下、この発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。
図1、2において、11は第1成形手段であり、この第1成形手段11は床面12上に設置され図示していない駆動モータが内蔵された第1駆動部13と、該第1駆動部13に支持された拡縮径可能な円筒状の第1成形ドラム14とから構成され、前記第1成形ドラム14は第1駆動部13の駆動モータから駆動力を受けて水平な軸線回りに回転することができる。15は前記第1成形ドラム14の左側方に設置された第1供給手段であり、この第1供給手段15は、前記第1成形ドラム14が回転しているとき、該第1成形ドラム14に帯状のインナーライナー、カーカス層を、場合によってはサイドトレッドも供給し、該カーカス層等を第1成形ドラム14の周囲に次々に巻付ける。この結果、第1成形ドラム14の周囲にはカーカス層を含む円筒状の円筒状バンド17が成形される。
20は床面12上に敷設され前記第1成形ドラム14の軸線に平行に延びる一対のガイドレールであり、これらのガイドレール20は前記第1成形ドラム14の直下から前方に向かって、後述するシェーピングドラムの直下まで直線状に延びている。21は前記ガイドレール20に摺動可能に支持された第1搬送体であり、この第1搬送体21は図示していない駆動機構から駆動力を受けることで、前記ガイドレール20に沿って前後方向に移動することができる。ここで、第1搬送体21は前記円筒状バンド17を半径方向外側から把持することができるため、該第1搬送体21が前記第1成形ドラム14から円筒状バンド17を受け取って外側から把持した後、前記駆動機構から第1搬送体21に駆動力が付与されると、該第1搬送体21は前記受け取った円筒状バンド17を把持しながら前方、ここでは後述のシェーピングドラムに向かって搬送する。
このような第1搬送体21による円筒状バンド17の搬送時、該第1搬送体21は図示していないビード供給手段から受け取った一対のビード22を前記円筒状バンド17の軸方向両端部外側にセットした状態で同時に搬送する。なお、この実施形態においては、前述のように第1搬送体21は第1成形ドラム14に巻き付けられたときの円筒状である円筒状バンド17をそのまま搬送するようにしたが、この発明においては、前記第1成形ドラム14の周囲に巻き付けられた円筒状を呈するカーカス層等の軸方向両端部外側に一対のビードをセットした後、該第1成形ドラムの折返し機構、例えば折返しブラダによりビードより軸方向両外側のカーカス層等をビード回りに軸方向内側に折り返して円筒状バンド17を成形し、このような円筒状バンド17を第1搬送体21により搬送するようにしてもよい。
23は前記第1成形手段11より前方に設置された第2成形手段であり、この第2成形手段23は床面12上に設置され図示していない駆動モータが内蔵された第2駆動部24と、該第2駆動部24に前記第1成形ドラム14に対向するよう支持された拡縮径可能な円筒状の第2成形ドラム25とから構成され、この第2成形ドラム25は前記第1成形ドラム14と同軸で該第1成形ドラム14より大径である。そして、前記第2成形ドラム25は第2駆動部24から駆動力を受けて水平な軸線回りに回転することができる。26は前記第2成形ドラム25の左側方に設置された第2供給手段であり、この第2供給手段26は、前記第2成形ドラム25が回転しているとき、該第2成形ドラム25に帯状のベルト層27およびトレッド28を供給し、これらベルト層27、トレッド28を第2成形ドラム25の周囲に次々に巻き付ける。この結果、第2成形ドラム25の周囲にはベルト層27およびトレッド28からなり前記第1成形ドラム14より大径であるリング状のベルト・トレッドバンド29が成形される。
32は床面12上に敷設され前記第2成形ドラム25の軸線に平行に延びる一対のガイドレールであり、これらのガイドレール32は前記第2成形ドラム25の直下から後方に向かって後述するシェーピングドラムの直下まで直線状に延びている。33は前記ガイドレール32に摺動可能に支持された第2搬送体であり、この第2搬送体33は図示していない駆動機構から駆動力を受けることで、前記ガイドレール32に沿って前後方向に移動することができる。ここで、前記第2搬送体33はベルト・トレッドバンド29を半径方向外側から把持することができるため、該第2搬送体33が前記第2成形ドラム25からベルト・トレッドバンド29を受け取って外側から把持した後、前記駆動機構から第2搬送体33に駆動力が付与されると、該第2搬送体33は前記受け取ったベルト・トレッドバンド29を把持しながら後方、ここでは後述のシェーピングドラムに向かって搬送する。ここで、前述した第1搬送体21、第2搬送体33に駆動力を付与する駆動機構としては、例えば、流体シリンダ、ベルト機構、チェーン機構、ピニオン・ラック機構等を用いることができる。
前記第1成形ドラム14と第2成形ドラム25との間の床面12には前記第1、第2成形ドラム14、25の軸線に直交する上下方向に延びた支持軸36が固定され、この支持軸36には図示していない駆動モータが内蔵された回転台37が前記支持軸36の中心軸、即ち上下方向に延びる垂直軸回りに回転できるよう支持されている。この回転台37には2台のシェーピングドラム38が支持され、これらシェーピングドラム38は前記垂直軸を中心として周方向に等角度、ここではシェーピングドラム38が2台であるため、 360度をシェーピングドラム38の台数である2で除した 180度、離れて設けられている
前記各シェーピングドラム38は回転台37に設けられた水平で回転可能な主軸41に軸方向に離れて支持された一対のドラム本体42から構成され、これらドラム本体42は主軸41の軸線に沿って逆方向に等距離だけ移動し、互いに接近離隔することができる。また、これらドラム本体42は互いに接近する内側部に拡縮径可能なビードロック部43を有し、一方、互いに離隔する外側部に膨張収縮可能な折返し機構としての折返しブラダ44を有する。なお、この発明においては、前述の折返し機構として、周方向に離れた配置されるとともに、円筒状バンド17の内周に転がり接触可能で、半径方向および軸方向に移動可能な多数の折返しローラから構成してもよい。45は回転台37近傍の床面12に形成されたピット46に収納された駆動モータであり、この駆動モータ45の出力軸47に固定されたプーリ48と前記回転台37の下端部に固定されたプーリ49との間にはタイミングベルト50が掛け渡されている。
この結果、前記駆動モータ45が作動すると、回転台37は前述した垂直軸回りに 180度だけ間欠的に回転するが、この回転台37の回転が停止したとき、一方のシェーピングドラム38は第1成形ドラム14の軸線上において該第1成形ドラム14と対向する移載位置Aに位置し、残り他方のシェーピングドラム38は第2成形ドラム25の軸線上において該第2成形ドラム25と対向する成形位置Bに位置する。前述した駆動モータ45、プーリ48、49、タイミングベルト50は全体として、回転台37を垂直軸回りに回転させる回転駆動機構51を構成する。なお、この発明においては前述の回転駆動機構を、回転台37に取り付けられたピニオンと、該ピニオンに噛み合い、長手方向に往復動可能なラックとから構成するようにしてもよい。
そして、前述した第1搬送体21は、移載位置Aに位置しているシェーピングドラム38に対して、第1成形ドラム14から受け取った円筒状バンド17を外側から把持しながら搬送し、その外側に嵌合する。このとき、移載位置Aに位置しているシェーピングドラム38のビードロック部43が拡径して第1搬送体21が保持しているビード22を円筒状バンド17を介して半径方向内側から把持する。その後、第1搬送体21が円筒状バンド17を把持から解放すると、該円筒状バンド17は第1搬送体21から移載位置Aに位置するシェーピングドラム38に受け渡される。その後、前記第1搬送体21は第1成形ドラム14の軸線(搬送経路)上を後方に移動し、第1成形ドラム14と移載位置Aのシェーピングドラム38との間の待機位置に復帰する。
このようにして第1搬送体21により搬送された円筒状バンド17が移載位置Aに位置するシェーピングドラム38に受け渡されると、該シェーピングドラム38のドラム本体42は主軸41の軸線方向に等距離だけ移動して互いに接近し、これにより、シェーピングドラム38に支持されている円筒状バンド17の軸方向両端部(一対のビード22)が互いに接近する。このとき、前記円筒状バンド17の内部にエア等の圧力流体が供給され、これにより、ビード22間の円筒状バンド17は断面略円弧状となるよう半径方向外側に徐々に膨出する。ここで、前述した円筒状バンド17の膨出は、該円筒状バンド17がシェーピングドラム38に受け渡された直後から開始してもよく、あるいは、回転台37の回転開始直後から開始してもよく、さらに、回転台37の回転によりシェーピングドラム38が成形位置Bに到達した直後から開始するようにしてもよい。
そして、円筒状バンド17が移載位置Aに位置するシェーピングドラム38に受け渡された後、円筒状バンド17は軸方向両端部が互いに接近しながらその内部に圧力流体が供給されることで、ビード22間に位置する軸方向中央部が半径方向外側に膨出する一方、回転台37が回転駆動機構51の作動により 180度だけ回転し、シェーピングドラム38が成形位置Bまで移動する。そして、成形位置Bまで移動してきたシェーピングドラム38に支持されている、膨出中の円筒状バンド17の半径方向外側に前記第2搬送体33により搬送されてきたベルト・トレッドバンド29が供給されるが、その後も前記円筒状バンド17は膨出するため、該円筒状バンド17の半径方向外側にベルト・トレッドバンド29が貼付けられる。次に、前記第2搬送体33はベルト・トレッドバンド29を把持から解放した後、第2成形ドラム25と成形位置Bのシェーピングドラム38との間の待機位置に復帰する。
その後、成形位置Bに位置しているシェーピングドラム38が回転台37の駆動モータにより回転される一方、図示していないステッチング機構のステッチングローラがベルト・トレッドバンド29の外周に押し付けられながら軸方向に移動し、該ベルト・トレッドバンド29に対しステッチングが施される。次に、回転駆動機構51により回転台37が垂直軸回りに 180度だけ回転すると、移載位置Aに位置していたシェーピングドラム38は成形位置Bまで、一方、成形位置Bに位置していたシェーピングドラム38は移載位置Aまで移動するが、この成形位置Bに位置したシェーピングドラム38は前述した回転台37の回転時に、即ちシェーピングドラム38が成形位置Bから移載位置Aに移動するまでの間に、折返しブラダ44が膨張し、ビード22より軸方向両外側に位置する円筒状バンド17の軸方向両端部をビード22回りに軸方向内側に向かって折り返す。このようにしてシェーピングドラム38はグリーンタイヤGを成形するのである。なお、前述のように第1成形ドラム14において折返し作業が終了している場合には、ここで円筒状バンド17の折返しを行う必要はない。
前述のようにシェーピングドラム38を2台設けるとともに、これら2台のシェーピングドラム38を垂直軸回りに回転可能な回転台37に周方向に等角度離して支持させ、第1搬送体21から移載位置Aに位置しているシェーピングドラム38に円筒状バンド17を受け渡した後、回転台37を回転させて前記シェーピングドラム38を成形位置Bまで移動させ、その後、該成形位置Bにおいて第2搬送体33によりシェーピングドラム38上の膨出している円筒状バンド17の半径方向外側にベルト・トレッドバンド29を貼付け、その後、回転台37を回転させることでシェーピングドラム38が成形位置Bから移載位置Aに移動するまでの間に、該シェーピングドラム38の折返しブラダ44により円筒状バンド17を折返すようにすれば、回転という単一作業を行うだけであった時間を折返し作業にも用いて有効利用することができ、タイヤ製造の作業能率を向上させることができる。なお、この発明においては、前記第1駆動部13または第2駆動部24の少なくともいずれか一方を上下方向に延びる垂直軸回りに回転可能とするとともに、回転可能である第1駆動部13、第2駆動部24に複数の第1成形ドラム14、第2成形ドラム25を周方向に等角度離して支持させるようにしてもよい。
図1、3、4において、54は前記ガイドレール20より左側方の床面12上にベースプレート55を介して敷設され、移載位置Aに位置しているシェーピングドラム38の軸線に平行に延びる一対のガイドレールであり、これらのガイドレール54の直上に設置された平板状を呈する移動台56の下面には前記ガイドレール54に摺動可能に係合する複数のスライドベアリング57が固定されている。前記移動台56のガイドレール20から離隔した左端部上面にはブラケット58およびピン59を介して略上下方向に延びる揺動アーム60の下端部が回動可能に連結され、この揺動アーム60の上端部には移載位置Aにおけるシェーピングドラム38の軸線にその軸線が平行な円筒状の搬出リング61が一体形成により連結されている。この結果、前記揺動アーム60は移動台56に連結された下端部を中心として移載位置Aに位置するシェーピングドラム38の軸線に垂直な平面(垂直面)内を揺動することができる。
ここで、前記搬出リング61は内径がグリーンタイヤGの外径より大径であり、この結果、該搬出リング61は成形済みのグリーンタイヤGを外側から囲むことができる。なお、この発明においては、前記揺動アーム60と搬出リング61とを別体とし、例えば、ボルト等を用いて着脱可能に連結するようにしてもよい。前記搬出リング61には周方向に等角度離れた複数、ここでは3個の流体シリンダ63が固定され、これらの流体シリンダ63はいずれも半径方向に延びている。各流体シリンダ63のピストンロッド64は搬出リング61の内周から半径方向内側に向かって延びており、その先端(半径方向内端)には接続部材65を介して把持体66が固定されている。前述した各把持体66は搬出リング61の軸線を中心とする単一円に沿って延びる円弧板から構成され、その曲率半径は代表的なグリーンタイヤGの外周における曲率半径と同一径である。
この結果、前記搬出リング61がグリーンタイヤGを外側から囲むとともに、該搬出リング61の軸方向中央とグリーンタイヤGの軸方向中央とが重なり合っているとき、流体シリンダ63が作動して把持体66が半径方向内側に同期移動すると、これら把持体66はグリーンタイヤGの外周(トレッド踏面)に当接し、該グリーンタイヤGを外側から把持する。この状態で移載位置Aにおけるシェーピングドラム38のビードロック部43が縮径すると、グリーンタイヤGはシェーピングドラム38から把持体66に受け渡される。前述した搬出リング61、流体シリンダ63、把持体66は全体として、前記揺動アーム60の上端部に連結されるとともに、移載位置Aに位置するシェーピングドラム38からグリーンタイヤGを受け取って把持することができる搬出体69を構成し、この搬出体69は、揺動アーム60を間に介装した状態で移動台56に連結されているため、該移動台56と一体的に移動することができる。
72はガイドレール54より前方の床面12上に設置された駆動モータであり、この駆動モータ72の出力軸73に固定されたプーリ74と前記ガイドレール54より後方の床面12に図示していないブラケットを介して回転可能に支持されたプーリ75との間には、途中の1箇所が移動台56に連結されたタイミングベルト77が掛け渡されている。この結果、前記駆動モータ72が作動してタイミングベルト77が走行すると、前記移動台56、揺動アーム60、搬出体69は一体となってガイドレール54にガイドされながら、移載位置Aに位置するシェーピングドラム38の軸線方向に移動する。
ここで、前記搬出体69にグリーンタイヤGが移載位置Aに位置するシェーピングドラム38から受け渡された後、駆動モータ72が作動して移動台56、揺動アーム60、搬出体69が後方に移動すると、該搬出体69は移載位置Aに位置するシェーピングドラム38から受け取ったグリーンタイヤGを把持しながら該シェーピングドラム38から搬出する。前述した移動台56、駆動モータ72、プーリ74、75、タイミングベルト77は全体として、移載位置Aに位置するシェーピングドラム38からグリーンタイヤGを受け取った搬出体69を前記第1搬送体21の搬送経路に沿って後方に移動させることで、該グリーンタイヤGを前記シェーピングドラム38から搬出させる駆動機構76を構成する。なお、この発明においては、前記駆動機構76として、流体シリンダ、チェーン機構、ピニオン・ラック機構等を用いることもできる。
79は一端が揺動アーム60の上端部に連結された第1リンクであり、一方、80は一端が前記第1リンク79の一端より下方において移動台56にブラケット81を介して連結された第2リンクであり、これら第1、第2リンク79、80の他端は交差しながら互いに連結されている。82は前記移動台56のガイドレール20に近接する右端部上面に固定されたブラケットであり、このブラケット82には移載位置Aにおけるシェーピングドラム38の軸線に垂直な垂直面内に位置する流体シリンダ83の軸方向中央部が揺動可能に支持され、この流体シリンダ83のピストンロッド84の先端(左端)には前記第1、第2リンク79、80双方の他端が連結されている。そして、搬出体69による搬出によりグリーンタイヤGが移載位置Aに位置するシェーピングドラム38から離脱した直後に、前記流体シリンダ83が作動してピストンロッド84が突出すると、揺動アーム60は第1、第2リンク79、80に押され下端部(ピン59)を中心として、移載位置Aにおけるシェーピングドラム38の軸線に垂直な垂直面内を左方に向かって揺動するが、この揺動アーム60の揺動時、前記第1、第2リンク79、80はこれらの間の交差角が増大するよう変位する。
このように揺動アーム60が左方に揺動すると、搬出体69は把持しているグリーンタイヤGと共に前記移載位置Aに位置するシェーピングドラム38の軸線に垂直な方向、ここでは前記垂直面内を左方に円弧を描きながら移動し、これら搬出体69およびグリーンタイヤGは第1搬送体21の搬送経路(第1成形ドラム14の軸線上)から退避する。前述した第1、第2リンク79、80、流体シリンダ83は全体として、該流体シリンダ83のピストンロッド84の突出により第1、第2リンク79、80間の交差角を増大させながら揺動アーム60を揺動させて、搬出体69を第1搬送体21の搬送経路から退避させる揺動機構86を構成する。
このように揺動機構86を一端が揺動アーム60の上端部に連結された第1リンク79と、一端が移動台56に連結された第2リンク80と、前記第1、第2リンク79、80双方の他端にピストンロッド84の先端が連結され前記シェーピングドラム38の軸線に垂直な平面内に位置する流体シリンダ83とから構成すれば、退避の初期には搬出体69を第1搬送体21の搬送経路から高速で退避させ、一方、退避の終期には搬出体69を第1搬送体21の搬送経路から低速で退避させることができ、この結果、作業能率が向上するとともに、揺動アーム60の揺動停止時における急激な減速を抑制することができる。ここで、前記第1リンク79の一端は搬出体69に連結するようにしてもよい。なお、この発明においては、揺動機構86として流体シリンダ単体を用いたり、あるいは、ベルト、チェーンおよび駆動モータを用いるようにしてもよい。
また、前述した下端部が搬出体69と一体的に移動する移動台56に連結され、上端部に前記搬出体69が連結された揺動アーム60と、該揺動アーム60を下端部を中心として移載位置Aに位置するシェーピングドラム38の軸線に垂直な平面内で揺動させる揺動機構86とは全体として、搬出体69による搬出によりグリーンタイヤGが移載位置Aに位置するシェーピングドラム38から離脱した直後に、該搬出体69の中心をグリーンタイヤGと共に前記シェーピングドラム38の軸線に垂直な方向に移動させて、これら搬出体69、グリーンタイヤGを第1搬送体21の搬送経路上における離脱位置Cから、第1搬送体21との干渉が回避される退避位置Dまで退避させる退避手段88を構成する。
ここで、前記離脱位置Cは第1搬送体21の待機位置と移載位置Aに位置するシェーピングドラム38との間の位置であり、搬出体69の待機位置でもある。このように退避手段88を揺動アーム60と揺動機構86とから構成すれば、構造が簡単となり、製作費を安価とすることもできる。なお、この実施形態においては、退避手段88によって搬出体69を円弧に沿って第1搬送体21の搬送経路から退避させるようにしたが、この発明においては、搬出体69を水平な直線レールに沿って移動させたり、あるいは、搬出体69を上下方向に延びる垂直な直線レールに沿って移動させたり、さらには、搬出体69を斜め上方に延びる直線レールに沿って移動させることで、該搬出体69を第1搬送体21の搬送経路から退避させるようにしてもよい。
そして、前述のように搬出体69による搬出によりグリーンタイヤGがシェーピングドラム38から離脱した直後に、退避手段88により該搬出体69をグリーンタイヤGと共に前記シェーピングドラム38の軸線に垂直な方向に移動させることで、これら搬出体69、グリーンタイヤGを第1搬送体21の搬送経路から退避させるようにすれば、タクトタイムを一定としたことで、第1成形ドラム14による円筒状バンド17の成形作業とシェーピングドラム38によるグリーンタイヤGの成形作業とがほぼ同時に終了し、第1搬送体21による円筒状バンド17の搬送開始と搬出体69によるグリーンタイヤGの搬出開始とがほぼ同時となっても、第1搬送体21は、搬出体69によって搬送作業が阻害されることなく、円筒状バンド17を第1成形ドラム14からシェーピングドラム38に遅滞なく搬送することができる。この結果、シェーピングドラム38における成形作業も中断されることはなく、タイヤ製造の作業能率を容易に向上させることができる。なお、図示していないローダーによる搬出体69からのグリーンタイヤGの取出し作業は搬出体69の退避後に外段取りで行う
91は前記揺動アーム60の前後面に該揺動アーム60の長手方向に沿ってそれぞれ敷設されたガイドレールであり、これらのガイドレール91には揺動アーム60の長手方向に延びる昇降体92の下端部に取り付けられたスライドベアリング93が摺動可能に係合している。94は移動台56の右端部上面に設置された駆動モータであり、この駆動モータ94の出力軸95に連結され該出力軸95と同軸の伝達ロッド96は前記ピン59および揺動アーム60の下端部を貫通している。97は前記揺動アーム60の直前および直後において伝達ロッド96に固定されたプーリであり、これらのプーリ97と揺動アーム60の上端部に回転可能に支持されたプーリ98との間には、途中の1箇所がスライドベアリング93に連結されたタイミングベルト99が掛け渡されている。この結果、前記駆動モータ94が作動してタイミングベルト99が走行すると、前記昇降体92はガイドレール91にガイドされながら揺動アーム60の長手方向に同期移動する。
ここで、前記昇降体92の上端部は上方に向かうに従い揺動アーム60から離隔するよう傾斜しているが、この上端部における傾斜角は、搬出体69に支持されている代表的なグリーンタイヤGにおける折返し部の傾斜角とほぼ同一角度である。また、前記昇降体92の上端部には該傾斜している上端部に対して垂直に延びる支持体 102が固定され、この支持体 102には該支持体 102の長手方向に延びる流体シリンダ 103が支持されている。 104は前記昇降体92の上端に固定されたスライドベアリングであり、これらのスライドベアリング 104には前記支持体 102に平行な可動体 105の下面に敷設されたガイドレール 106が摺動可能に係合している。また、前記可動体 105には前記流体シリンダ 103のピストンロッド 107の先端が連結されている。この結果、前記流体シリンダ 103が作動してピストンロッド 107が突出したり引っ込んだりすると、可動体 105はスライドベアリング 104にガイドされながら該可動体 105の長手方向に沿って斜めに移動し、互いに近接する内端が揺動アーム60、搬出体69に接近離隔する。
前記可動体 105の内端には昇降体92の傾斜した上端部の延在方向に平行な軸線を中心としてフリー回転するステッチングローラ 110が支持されている。そして、搬出体69が移載位置Aのシェーピングドラム38に支持されているグリーンタイヤGを外側から囲む位置に位置しているとき、シェーピングドラム38、グリーンタイヤGが軸線回りに回転するとともに、前記ステッチングローラ 110が駆動モータ94、流体シリンダ 103の作動により該グリーンタイヤGのビード部からサイドウォール部にかけて押し付けられながらグリーンタイヤGのラジアル方向に移動すると、該ステッチングローラ 110は、図4に仮想線で示すように、ビード22回りに折り返された円筒状バンド17の折返し部に対しステッチングを施す。前述した昇降体92、駆動モータ94、伝達ロッド96、プーリ97、98、タイミングベルト99、支持体 102、流体シリンダ 103、スライドベアリング 104、可動体 105、ガイドレール 106は全体として、前記ステッチングローラ 110を回転しているグリーンタイヤGに押し付けて円筒状バンド17の折返し部に対しステッチングを施す駆動機構 111を構成する。
また、前記ステッチングローラ 110、駆動機構 111は全体として、前記搬出体69に揺動アーム60を介して設置され、円筒状バンド17の折返し部に対しステッチングを施す一対のステッチング機構 114を構成する。そして、このように搬出体69に円筒状バンド17の折返し部に対しステッチングを施す一対のステッチング機構 114を設けるようにすれば、ステッチング機構を搬出体69と別個に設置した場合に比較して、ステッチングを施す際のステッチング機構 114の移動距離を短縮することができ、これにより、タイヤ製造の作業能率をさらに向上させることができる。
120は退避位置Dにおける搬出体69の近傍に設置された貼付け機構であり、この貼付け機構 120は、退避手段88により搬出体69、グリーンタイヤGを第1搬送体21の搬送経路上に位置する離脱位置Cから退避位置Dまで退避させた後に、該退避したグリーンタイヤGに対しタイヤサイズ等のタイヤ情報がバーコードで記録された情報ラベルを貼り付ける。このように退避位置Dにおける搬出体69の近傍に貼付け機構 120を設置し、退避位置Dに退避したグリーンタイヤGに対し情報ラベルを貼付け機構 120により貼付けるようにすれば、グリーンタイヤGに対する情報ラベルの貼付けを外段取りで行うことができ、この結果、タイヤ製造の作業能率をさらに向上させることができる。
次に、前記実施形態1の作用について説明するが、説明を簡単にするため、1個のグリーンタイヤに着目してその製造工程を説明する。
まず、第1成形ドラム14が第1駆動部13から駆動力を受けて軸線回りに回転しているとき、第1供給手段15から前記第1成形ドラム14に対しインナーライナー、カーカス層等を供給することで、該第1成形ドラム14の周囲に前記カーカス層等を次々に巻付け、該第1成形ドラム14によりカーカス層を含む円筒状の円筒状バンド17を成形する。このようにして第1成形ドラム14の周囲に円筒状バンド17が成形されると、第1搬送体21が駆動機構から駆動力を受けてガイドレール20にガイドされながら第1成形ドラム14を外側から囲む位置まで後方に移動し、その後、該第1搬送体21は第1成形ドラム14から円筒状バンド17を受け取って外側から把持する。このとき、該第1搬送体21はビード供給手段から一対のビード22を受け取るが、このとき、これらビード22は前記円筒状バンド17の軸方向両端部外側にセットされる。
次に、駆動機構から第1搬送体21に駆動力を付与して、第1成形ドラム14から円筒状バンド17を、ビード供給手段から一対のビード22をそれぞれ受け取った第1搬送体21を前方に移動させ、該円筒状バンド17およびビード22を第1搬送体21により把持しながら移載位置Aに位置しているシェーピングドラム38に向かって搬送する。この第1搬送体21の移動の直前または移動途中において、後述のように移載位置Aに位置するシェーピングドラム38からグリーンタイヤGを受け取った搬出体69は、前記シェーピングドラム38からグリーンタイヤGが離脱した直後に、第1搬送体21の搬送経路上の離脱位置Cから退避位置Dまで退避するため、該搬出体69が前記第1搬送体21による円筒状バンド17の搬送作業を阻害して中断するようなことはなく、この結果、円筒状バンド17は第1成形ドラム14から移載位置Aに位置するシェーピングドラム38に遅滞なく搬送される。
そして、第1搬送体21が移載位置Aに位置しているシェーピングドラム38を外側から囲む位置まで移動し、該第1搬送体21に把持されている円筒状バンド17およびビード22が前記シェーピングドラム38までその後側から搬送されると、該シェーピングドラム38のビードロック部43が拡径して第1搬送体21が保持しているビード22を円筒状バンド17を介して半径方向内側から把持する。その後、第1搬送体21が円筒状バンド17を把持から解放すると、該円筒状バンド17は第1搬送体21から移載位置Aに位置するシェーピングドラム38に受け渡される。その後、前記シェーピングドラム38のドラム本体42を軸方向内側に等距離だけ移動させて互いに接近させ、該シェーピングドラム38により前記受け渡された円筒状バンド17の軸方向両端部(ビード22)を互いに接近させるとともに、前記円筒状バンド17の内部にエア等の圧力流体を供給することで、ビード22間の円筒状バンド17を断面略円弧状となるよう半径方向外側に徐々に膨出させる。このとき、前記第1搬送体21は後方に移動して第1成形ドラム14とシェーピングドラム38との間の待機位置に復帰し、その後、搬出体69が退避手段88の作動により退避位置Dから離脱位置Cに復帰する。
そして、前述のように円筒状バンド17の膨出開始とほぼ同時あるいは膨出開始から所定時間経過後に、回転駆動機構51の駆動モータ45を作動して前記シェーピングドラム38を支持している回転台37を垂直軸回りに 180度回転させ、移載位置Aに位置していたシェーピングドラム38を成形位置Bまで、一方、成形位置Bに位置したシェーピングドラム38を移載位置Aまで移動させる。また、この回転台37の回転時においても円筒状バンド17の膨出を継続させることもできる。ここで、前述のように第1成形ドラム14が第1供給手段15から供給されたカーカス層等により円筒状バンド17を成形しているとき、第2成形ドラム25においては、第2駆動部24から駆動力を受けて回転している第2成形ドラム25に対し第2供給手段26からベルト層27、トレッド28が供給されて該第2成形ドラム25の周囲に次々に巻き付けられ、該第2成形ドラム25によりベルト層27、トレッド28からなるリング状のベルト・トレッドバンド29が成形される。
このように第2成形ドラム25によってベルト・トレッドバンド29が成形されると、第2搬送体33は駆動機構から駆動力を受けてガイドレール32にガイドされながら第2成形ドラム25を外側から囲む位置まで前方に移動し、その後、第2成形ドラム25からベルト・トレッドバンド29を受け取って該ベルト・トレッドバンド29を外側から把持する。次に、駆動機構から第2搬送体33に駆動力を付与して、第2成形ドラム25からベルト・トレッドバンド29を受け取った第2搬送体33を後方に移動させ、該ベルト・トレッドバンド29を第2搬送体33により把持しながら成形位置Bに位置しているシェーピングドラム38まで前側から搬送する。このようにしてベルト・トレッドバンド29は膨出している途中の円筒状バンド17の軸方向中央部外側まで搬送されるが、その後も前述した円筒状バンド17の膨出は継続するため、該円筒状バンド17の半径方向外側にベルト・トレッドバンド29が貼付けられる。その後、前記第2搬送体33はベルト・トレッドバンド29を把持から解放した後、前方に移動し待機位置に復帰する。
その後、成形位置Bに位置しているシェーピングドラム38が回転台37から駆動力を受けて回転する一方、ステッチング機構のステッチングローラがベルト・トレッドバンド29の外周に押し付けられながら軸方向に移動し、該ベルト・トレッドバンド29に対しステッチングが施される。次に、回転駆動機構51が作動して回転台37が垂直軸回りに 180度だけ回転すると、成形位置Bに位置していたシェーピングドラム38は移載位置Aまで、一方、移載位置Aに位置していたシェーピングドラム38は成形位置Bまで移動するが、この成形位置Bに位置したシェーピングドラム38は、前述した回転台37の回転時に、即ちシェーピングドラム38が成形位置Bから移載位置Aに移動するまでの間に、折返しブラダ44が膨張し、ビード22より軸方向両外側の円筒状バンド17の軸方向両端部をビード22回りに軸方向内側に向かって折り返してグリーンタイヤGを成形する。
このようにしてシェーピングドラム38によりグリーンタイヤGが成形されると、駆動機構76の駆動モータ72が作動して搬出体69が移動台56、揺動アーム60と一体的に、該搬出体69が離脱位置(待機位置)Cから移載位置Aに位置するシェーピングドラム38およびグリーンタイヤGを外側から囲む位置まで前方に移動する。次に、回転台37から移載位置Aに位置するシェーピングドラム38に駆動力が付与されると、該シェーピングドラム38はグリーンタイヤGと共に軸線回りに回転するが、このとき、ステッチング機構 114のステッチングローラ 110が駆動モータ94、流体シリンダ 103の作動により前記グリーンタイヤGのビード部からサイドウォール部にかけて押し付けられながらグリーンタイヤGのラジアル方向に移動する。これにより、ステッチングローラ 110はビード22回りに折り返された円筒状バンド17の折返し部に対しステッチングを施す。次に、搬出体69の流体シリンダ63が作動して把持体66が半径方向内側に同期移動すると、これら把持体66はグリーンタイヤGの外周(トレッド踏面)に当接して該グリーンタイヤGを外側から把持するが、この状態でシェーピングドラム38のビードロック部43が縮径し、グリーンタイヤGは移載位置Aのシェーピングドラム38から搬出体69に受け渡される。
その後、駆動モータ72が作動して移動台56、揺動アーム60、搬出体69が後方に移動し、該搬出体69は移載位置Aに位置するシェーピングドラム38から受け取ったグリーンタイヤGを把持しながら該シェーピングドラム38から搬出する。そして、前記搬出体69による搬出によりグリーンタイヤGが移載位置Aに位置するシェーピングドラム38から離脱した直後に、即ち搬出体69が離脱位置Cまで移動したときに、退避手段88の流体シリンダ83を作動してピストンロッド84を突出させる。これにより、揺動アーム60は第1、第2リンク79、80により下端部(ピン59)を中心としてシェーピングドラム38の軸線に垂直な垂直面内を左方に向かって揺動する。
このような揺動機構86の作動による揺動アーム60の揺動により、搬出体69は把持しているグリーンタイヤGと共に前記移載位置Aに位置するシェーピングドラム38の軸線に垂直な方向、ここでは左方に円弧を描きながら移動し、これにより、これら搬出体69およびグリーンタイヤGは第1搬送体21の搬送経路上の離脱位置Cから、図1、3に仮想線で示す退避位置Dに退避する。この結果、前述のように第1搬送体21による円筒状バンド17の搬送作業を、搬出体69が阻害して中断させるようなことはなくなる。次に、貼付け機構 120が退避位置Dに退避したグリーンタイヤGに対し、タイヤ情報が記録された情報ラベルを貼り付けると、図示していないローダーが前記グリーンタイヤGを搬出体69から外段取りで取り出して加硫装置まで搬送する。その後、グリーンタイヤGは加硫装置により加硫され、加硫済みの空気入りタイヤが製造される。
図5は、この発明の実施形態2を示す図である。この実施形態においては、床面12に固定された駆動部 125に二重構造の主軸を支持させる一方、内側の主軸 126の先端部にシェーピングドラム38を、また、外側の主軸 127の先端部に前記シェーピングドラム38と駆動部 125との間に位置する第2成形ドラム25を支持させている。また、前記第2搬送体33と搬出体69との双方の構成、機能を共に有する1個の共有搬送体 128を設けるとともに、該共有搬送体 128を移動台56に上下方向に延びる垂直軸を中心として水平面内で回転できるよう支持させている。この結果、前記共有搬送体 128が図示していない駆動モータ、タイミングベルト等からなる退避手段によりグリーンタイヤGを把持した状態で第1搬送体21の軸線から左方に離れた垂直軸回りに旋回すると、該共有搬送体 128は第1搬送体21の軸線に垂直な方向に円弧に沿って水平面内を移動し、これにより、共有搬送体 128、グリーンタイヤGは第1搬送体21の搬送経路から退避する。
そして、第2成形ドラム25においてベルト・トレッドバンド29が成形されると、第2供給手段26が左方に退避した後、待機位置Eに待機していた共有搬送体 128が後方に移動して第2成形ドラム25からベルト・トレッドバンド29を受け取り外側から把持する。その後、該共有搬送体 128はベルト・トレッドバンド29をシェーピングドラム38まで搬送し、該シェーピングドラム38においてベルト・トレッドバンド29を円弧状に膨出している円筒状バンド17の半径方向外側に貼付ける。その後、該共有搬送体 128は一旦待機位置Eまで移動して待機するが、このとき、前記ベルト・トレッドバンド29に対しステッチングが施されるとともに、折返しブラダ44によってビード22より軸方向両外側の円筒状バンド17が該ビード22回りに折り返され、シェーピングドラム38によりグリーンタイヤGが成形される。次に、共有搬送体 128が再びシェーピングドラム38を囲む位置まで移動すると、シェーピングドラム38およびグリーンタイヤGが回転し、前記折返し部に対し共有搬送体 128のステッチング機構 114がステッチングを施す。
次に、前記共有搬送体 128はグリーンタイヤGを外側から把持しながら後方に向かって移動するが、このとき、第1成形ドラム14において成形された円筒状バンド17は第1搬送体21により把持されながらシェーピングドラム38に向かって搬送が開始される。そして、前記共有搬送体 128およびグリーンタイヤGはシェーピングドラム38から離脱した直後に離脱位置Cに到達するが、このとき、共有搬送体 128は前述のように垂直軸回りに旋回し、この結果、該共有搬送体 128の中心およびグリーンタイヤGはシェーピングドラム38の軸線に垂直な方向に移動し、第1搬送体21の搬送経路上の離脱位置Cから退避位置Fに退避する。この結果、第1搬送体21による円筒状バンド17の搬送作業を共有搬送体 128が阻害して中断させるようなことはなくなる。次に、貼付け機構 120が退避位置Fに退避したグリーンタイヤGに対し情報ラベルを貼り付け、その後、図示していないローダーが前記グリーンタイヤGを共有搬送体 128から外段取りで取り出し加硫装置まで搬送する。なお、他の構成、作用は前記実施形態1と同様である。
この発明は、半径方向外側に膨出した円筒状バンドの外側にベルト・トレッドバンドを貼付けることでタイヤを製造する産業分野に適用できる。
14…第1成形ドラム 17…円筒状バンド
21…第1搬送体 25…第2成形ドラム
27…ベルト層 28…トレッド
29…ベルト・トレッドバンド 33…第2搬送体
37…回転台 38…シェーピングドラム
56…移動台 60…揺動アーム
69…搬出体 79…第1リンク
80…第2リンク 83…流体シリンダ
84…ピストンロッド 86…揺動機構
88…退避手段 114…ステッチング機構
120…貼付け機構 A…移載位置
B…成形位置 G…グリーンタイヤ

Claims (4)

  1. 第1成形ドラムによってカーカス層を含む円筒状の円筒状バンドを成形する工程と、前記第1成形ドラムから円筒状バンドを受け取った第1搬送体を前方に移動させることで、該円筒状バンドを第1搬送体により把持しながらシェーピングドラムまで後側から搬送して該シェーピングドラムに受け渡す工程と、前記シェーピングドラムに受け渡された円筒状バンドの軸方向両端部を互いに接近させながらその内部に圧力流体を供給することで、該円筒状バンドを半径方向外側に膨出させるとともに、第2成形ドラムにより成形されたベルト層およびトレッドからなるリング状のベルト・トレッドバンドを、第2搬送体により把持しながら後方に移動させることで、前記膨出している円筒状バンドの半径方向外側に前側から搬送して貼付けグリーンタイヤを成形する工程と、搬出体を前方に移動させた後、該搬出体によりグリーンタイヤを前記シェーピングドラムから受け取って把持しながら後方に移動させることでシェーピングドラムから搬出する工程とを備え、前記搬出体による搬出によりグリーンタイヤがシェーピングドラムから離脱した直後に、退避手段により該搬出体をグリーンタイヤと共に前記シェーピングドラムの軸線に垂直な方向に移動させ、これら搬出体、グリーンタイヤを第1搬送体の搬送経路から退避させるようにし、さらに、前記円筒状バンドをシェーピングドラムに受け渡した第1搬送体を後方に移動させて復帰させた後、前記退避した搬出体を前記退避手段により搬送経路に復帰させる一方、前記ベルト・トレッドバンドの円筒状バンドへの貼付け後、第2搬送体を前方に移動させて復帰させるようにしたことを特徴とするタイヤの製造方法。
  2. 前記シェーピングドラムを垂直軸回りに回転可能な回転台に周方向に等角度離れて2台支持させるとともに、2台のシェーピングドラムのうち、移載位置に位置しているシェーピングドラムに第1搬送体により円筒状バンドを後側から搬送して受け渡し、また、前記円筒状バンドを半径方向外側に膨出させるとともに、前記回転台を回転駆動機構により回転させることで、前記円筒状バンドおよびシェーピングドラムを移載位置から成形位置まで移動させ、さらに、前記ベルト・トレッドバンドを円筒状バンドの外側に貼付ける工程より後で、グリーンタイヤをシェーピングドラムから搬出する工程より前に、回転駆動機構によりシェーピングドラムが成形位置から移載位置に移動するまでの回転台の回転時に、折返し機構により円筒状バンドの軸方向両端部をビード回りに折返しグリーンタイヤを成形する工程を設けた請求項1記載のタイヤの製造方法。
  3. カーカス層を含む円筒状の円筒状バンドを成形する第1成形ドラムと、前記円筒状バンドを第1成形ドラムから受け取り把持しながら前方に移動して搬送することができる第1搬送体と、ベルト層およびトレッドからなるリング状のベルト・トレッドバンドを成形する第2成形ドラムと、前記ベルト・トレッドバンドを該第2成形ドラムから受け取り把持しながら後方に移動して搬送することができる第2搬送体と、第1搬送体により後側から搬送された円筒状バンドが受け渡されると、該円筒状バンドの軸方向両端部を互いに接近させながらその内部に圧力流体を供給することで、該円筒状バンドを半径方向外側に膨出させるとともに、該膨出している円筒状バンドの半径方向外側に前記第2搬送体により前側から搬送されてきたベルト・トレッドバンドを貼付けることでグリーンタイヤを成形するシェーピングドラムと、前方に移動した後、前記グリーンタイヤをシェーピングドラムから受け取って把持しながら後方に移動することでシェーピングドラムから搬出することができる搬出体とを備え、前記搬出体による搬出によりグリーンタイヤがシェーピングドラムから離脱した直後に、該搬出体をグリーンタイヤと共に前記シェーピングドラムの軸線に垂直な方向に移動させて、これら搬出体、グリーンタイヤを第1搬送体の搬送経路から退避させる退避手段を設け、さらに、前記円筒状バンドをシェーピングドラムに受け渡した第1搬送体を後方に移動させて復帰させた後、前記退避した搬出体を退避手段により前記搬送経路に復帰させる一方、前記ベルト・トレッドバンドの円筒状バンドへの貼付け後、第2搬送体を前方に移動させて復帰させるようにしたことを特徴とするタイヤの製造装置。
  4. 前記シェーピングドラムを2台設けるとともに、これら2台のシェーピングドラムを垂直軸回りに回転可能な回転台に周方向に等角度離して支持させ、また、第1搬送体から移載位置に位置しているシェーピングドラムに受け渡され該シェーピングドラムにおいて半径方向外側に膨出された円筒状バンドおよび前記シェーピングドラムを、回転台を回転させることで、移載位置から成形位置まで移動させる回転駆動機構を設け、さらに、前記回転駆動機構によりシェーピングドラムが成形位置から移載位置に移動するまでの回転台の回転時に、円筒状バンドの軸方向両端部をビード回りに折返しグリーンタイヤを成形する折返し機構を設けた請求項3記載のタイヤの製造装置。
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