JPH0381132A - タイヤ成型方法および装置 - Google Patents

タイヤ成型方法および装置

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Publication number
JPH0381132A
JPH0381132A JP1217979A JP21797989A JPH0381132A JP H0381132 A JPH0381132 A JP H0381132A JP 1217979 A JP1217979 A JP 1217979A JP 21797989 A JP21797989 A JP 21797989A JP H0381132 A JPH0381132 A JP H0381132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
tread
forming drum
belt ply
supply means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1217979A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Fukamachi
深町 嘉博
Goji Okuyama
剛司 奥山
Shigeru Tada
多田 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ペルー・ブライおよびトレッドによりバン
ドを成型し、このバンドとグリーンケースとを組合わせ
てグリーンタイヤを成型するタイヤ成型方法および装置
に関する。
虹久立韮遺 従来、前述したようなグリーンタイヤを成型するタイヤ
成型装置としては、例えば、1台のバンド成型ドラムと
、該バンド成型ドラムの側方に上下に重ねられて配置さ
れ、それぞれがバンド成型ドラムに異った種類のベルト
プライを供給する複数台のベルトプライ供給手段と、該
ベルトプライ供給手段の上方に配置され、前記バンド成
型ドラムにトレッドを供給するi台のトレッド供給手段
と、前記バンド成型ドラムに供給されたベルトプライ、
トレッドを順次重ねて巻付けることにより成型されたバ
ンドをバンド成型ドラムから取出して移送する1台の取
出し手段と、取出し手段によって移送されてきたバンド
とグリーンケースと組合わせてグリーンタイヤを成型す
るタイヤ成型ドラムと、を備えたものが知られている。
そして、このような成型装置によってグリーンタイヤを
成型するには、まず、バンド成型ドラムを回転させなが
ら各ベルトプライ供給手段から異った種類のベルトプラ
イを順次バンド成型ドラムに供給してその周囲に重ねて
巻付けた後、トレッド供給手段からトレッドを供給して
前記ベルトプライ上に重ねて巻付はバンドを成型する。
次に、取出し手段により成型済みのバンドをバンド成型
ドラムから取出してタイヤ成型ドラムに移送する。この
とき、タイヤ成型ドラムにはグリーンケースが予め搬入
装着されているため、このグリーンケースと前記バンド
とはこのタイヤ成型ドラムにおいて組合わされグリーン
タイヤが成型される。
が   よ−  る ここで、前述のようなタイヤ成型方法および装置にあっ
ては、1台のバンド成型ドラムに対して1組のベルトプ
ライ供給手段と1台のトレッド供給手段とが配置されて
いるため、装置全体の構造が複雑になるとともに大型化
するという問題点がある。
この発明は、装置全体が構造簡単で小型化し、かつ高能
率でバンドを成型することができるタイヤ成型方法およ
び装置を提供することを目的とする。
るため このような目的は、第1に、第1バンド成型ドラムを複
数のベルトプライ供給手段の供給位置まで次々と移動さ
せながら各ベルトプライ供給手段から供給される異なっ
た種類のベルトプライを該$1バンド成型ドラムの周囲
に順次巻付ける第1ベルトプライ巻付は工程と、第2バ
ンド成型ドラムを前記ベルトプライ供給手段の供給位置
まで次々と移動させながら各ベルトプライ供給手段から
供給される異なった種類のベルトプライを該第2バンド
成型ドラムの周囲に順次巻付ける第2ベルトプライ巻付
は工程と、第1バンド成型ドラムを第1トレッド供給手
段の供給位置まで移動させ、該第1トレッド供給手段か
ら供給されるト1/ツドを第1バンド成型ドラム上のベ
ルトプライに重ねて巻付はバンドを成型する第1トレッ
ド巻付は工程と、第2バンド成型ドラムを第2トレッド
供給手段の供給位置まで移動させ、該第2トレッド供給
手段から供給されるトレッドを第2バンド成型ドラム上
のベルトプライに重ねて巻付はバンドを成型する第2ト
レッド巻付は工程と、第1バンド成型ドラムから成型済
みのバンドを取出す第1バンド取出し工程と、第2バン
ド成型ドラムから成型済みのバンドを取出す第2バンド
取出し工程と、を包含し、前記第1ベルトプライ巻付は
工程および第1トレッド巻付は工程と第2バンド取出し
工程とを同時に行なうとともに、第2ベルトプライ巻付
は工程および第2トレッド巻付は工程と第1バンド取出
し工程とを同時に行なうようにしたタイヤ成型方法によ
り、第2に、異なった種類のベルトプライをそれぞれ供
給する複数のベルトプライ供給手段と、それぞれがトレ
ッドを供給する第1、第2トレッド供給手段と、拡縮径
可能で回転可能な第1、第2バンド成型ドラムと、第1
バンド成型ドラムおよび第2バンド成型ドラムから成型
済みのバンドを交互に取出す取出し手段と、第1バンド
成型ドラムを各ベルトプライ供給手段の供給位置、第1
トレッド供給手段の供給位置および取出し手段の取出し
位置まで次々と移動させ、各位置において第1バンド成
型ドラムの周囲にベルトプライ供給手段から供給された
ベルトプライおよび第1トレッド供給手段から供給され
たトレッドを順次重ねて巻付はバンド成型を行なうとと
もに成型済みバンドの取出しを行なう第1移動手段と、
第2バンド成型ドラムを前記ベルトプライ供給手段の供
給位置、第2トレッド供給手段の供給位置および取出し
手段の取出し位置まで次々と移動させ、各位置において
第2バンド成型ドラムの周囲にベルトプライ供給手段か
ら供給されたベルトプライおよび第2トレッド供給手段
から供給されたトレッドを順次重ね−て巻付はバンド成
型を行なうとともに成型済みバンドの取出しを行なう第
2移動手段と、を備え、前記第1バンド成型ドラム−\
のベルトプライおよびトレッドの巻付けと第2バンド成
型ドラムからのバンドの取出しとを同時に行なうととも
に、第2バンド成型ドラムへのベルトプライおよびトレ
ッドの巻付けと第1バンド成型ドラムからのバンドの取
出しとを同時に行なうようにしたタイヤ成型装置により
達成することができる。
艷l 今、第1バンド威型ドラムは空であり、方、第2バンド
成型ドラムにおいてはバンドの成型が終了したとする0
次に、第1移動手段を作動して第1バンド成型ドラムを
各ベルトプライ供給手段の供給位置まで移動させ、各供
給位置において各ベルトプライ供給手段から供給される
異った種類のベルトプライを第1バンド成型ドラムの周
囲に順次巻付ける。続いて、第1バンド威型ドラムを第
1移動手段によって第1トレッド供給手段の供給位置ま
で移送させ、第1トレッド供給手段から供給されたトレ
ッドを第1バンド威型ドラム上のベルトプライに重ねて
巻付はバンドを成型する。一方、第2バンド成型ドラム
は第2移動手段によって取出し位置まで移動され、該第
2バンド威型ドラムから成型済みのバンドが取出し手段
により取出される。この結果、該第2バンド成型ドラム
は空となる。そして、前述のような第1バンド成型ドラ
ムにおけるベルトプライ、トレッドの巻付けによるバン
ド成型と、第2バンド成型ドラムにおける成型済みバン
ドの取出しとが同時に行なわれる0次に、第2移動手段
を作動して第2バンド成型ドラムを前述と同一であるベ
ルトプライ供給手段の供給位置まで移動させ、各供給位
置においてベルトプライ供給手段から供給される異った
種類のベルトプライを第2バンド成型ドラムの周囲に順
次巻付ける。続いて、第2バンド成型ドラムを第2移動
手段によって第2トレッド供給手段の供給位置まで移動
させ5第2トレッド供給手段から供給されたトレー2ド
を第2バンド成型ドラム上のベルトプライに重ねて巻付
はバンドを成型する。一方、第1バンド成型ドラムは第
1移動手段によって取出し位置まで移動され、該第1バ
ンド成型ドラムから成型済みのバンドが取出し手段によ
り取出される。この結果、該$1バンド成型ドラムは空
となる。そして、前述のような第2バンド威型ドラムに
おけるベルトプライ、トレッドの巻付けによるバンド成
型と、第1バンド成型ドラムにおける成型済みバンドの
取出しとが同時に行なわれる。ここで、前述の同時とい
う意味は。
前記第1バンド成型ドラムにおけるバンド成型と、第2
バンド威型ドラムにおける成型済みバンドの取出しとが
、また、第2バンド威型ドラムにおけるバンド成型と、
第1バンド成型ドラムにおける成型済みバンドの取出し
とが、同一のサイクルタイムで、作業開始、終了が同時
期である場合を含むことは勿論であるが1両作業のサイ
クルタイムが異なり、いずれかの作業が早く開始あるい
は終了するような場合をも含み、要するに両作業が同時
進行している時期があるという意味である。以後、前述
したサイクルが繰り返され、バンドが次々と成型される
とともに、第1、第2バンド成型ドラムから交互にバン
ドが取出される。このように、この発明では台数の多い
ベルトプライ供給手段を2台のバンド成型ドラムの共用
としたので、装置全体の構造が簡単となるとともに小型
化も達成でき、さらに、サイズ切換え時におけるプライ
交換作業等も容易となった。しかも、一方のバンド成型
ドラム、トレッド供給手段が故障しても、他方のバンド
成型ドラム、トレッド供給手段は前記故障の影響を受け
ずバンド成型を継続することができるため、装置全体が
一部の故障で停止するようなこともない、さらに、前述
のようにベルトプライ供給手段を共用するとロスタイム
が生じるとも考えられるが、ベルトプライ巻付けおよび
トレッド巻付けとバンド取出しとを同時に行なうことで
ロスタイムの発生を可能な限り防止したので、生産能率
が低下するようなこともない。
また、前述のようなバンド成型および取出しのサイクル
タイムは、該バンドとグリーンケースとを組合わせてグ
リーンタイヤを成型するサイクルタイムの約半分である
ため、請求項2および4に記載されているように、2台
のバンド成型ドラムに対してタイヤ成型ドラムを1台設
けて共用とし、成型済みのバンドを取出し手段によって
第1、第2バンド成型ドラムから交互に取出してタイヤ
成型ドラムに移送している。
さらに、請求項5に記載のように構成すれば、バンド成
型ドラムとタイヤ成型ドラムとが同軸でない場合あるい
は両ドラム間に障害物が存在しているような場合にも、
バンドを精度を維持しつつバンド成型ドラムからタイヤ
成型ドラムへ簡単な構造で小型でありながら高能率で移
送することができる。
また、請求項6に記載のように構成すれば、成型サイク
ルタイムの長いバンド成型ドラムおよび成型サイクルタ
イムの短いタイヤ成型ドラムの双方を効率良く、即ち少
ないロスタイムで作動させることができ、しかも、いず
れか一方のバンド成型ドラムが故障した場合等にも、全
装置を伴出させる必要はなく作業を継続することができ
る。
髪轟1 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1.2.3図において、 1.2は前後方向に延びる
互いに平行な複数、ここでは2台のベルトプライ供給手
段であり、これらのベルトプライ供給手段l、 2は幅
方向に所定距離りだけ離れて並設されている。そして、
これらベルトプライ供給手段l、2からは種類の異なっ
たベルトプライVl、 V2、例えば補強コードの傾斜
角が異なったプライが後方から前方に向かって供給され
る。前記ベルトプライ供給手段1の左方、即ち外側方に
は該ベルトプライ供給手段1と平行に延びる第1トレッ
ド供給手段3が設置され、この第1トレッド供給手段3
は前記ベルトプライ供給手段 1から所定距#Lの2倍
だけ離れている。一方、ベルトプライ供給手段2の右方
、即ち外側方にも該ベルトプライ供給手段2と平行に延
びる第2トレッド供給手段4が設置され、この第2トレ
ッド供給手段4も前記ベルトプライ供給手段2から所定
距#Lの2倍だけ離れている。そして、これら第1トレ
ッド供給手段3および第2トレッド供給手段4からは同
一種類または異なった種類のトレッドTが後方から前方
に向かって供給される。また、これらベルトプライ供給
手段l、2および第1、第2トレッド供給手段3.4は
ほぼ同一の水平面内に配置されている。
前記ベルトプライ供給手段1,2および第1、第2トレ
ツド供給手段3,4の直前にはベルトプライ供給手段1
.2と直交する方向でかつ左右方向に延びる水平なベー
ス8が設置され、このベース8上にはベース8に沿って
直線的に延びる一対のレール8が敷設されている。12
.13は矩形の第1、第2走行台車であり、これら第1
.第2走行台車12.13の下面には前記レール9に摺
動可能に係合する複数のスライドベアリング14.15
がそれぞれ取付けられている。 1B、17はベース8
に取付けられ該ベース8に沿って延びるロッドレスシリ
ンダであり、これらロッドレスシリンダ16.17の図
示していない移動ブロックには第1.第2走行台車12
.13がそれぞれ連結されている。この結果、これらロ
ッドレスシリンダ113.17が作動すると、第1、第
2走行台車12.13は前記ベルトプライ供給手段l、
 2および第1、第2トレッド供給手段3、4の直前を
レール8にガイドされながら水平面内においてベルトプ
ライ供給手段1、2および第1、第2トレッド供給手段
3.4と直交する方向に直線的に移動する。そして、こ
れらロー。
ドレスシリンダ1B、17による第1、第2走行台車1
2、13の走行距離は前記距離りの2倍である。
これら第1、第2走行台車12.13の上面にはレール
9に平行な直線的に延びる一対のレール18.19がそ
れぞれ敷設されており、これらのレール18.19には
第1、第2バンド成型機20.21を乗せたスライドベ
アリング22.23が摺動可能に係合している。これら
第1.第2バンド成型機20.21はそれぞれ、第1、
第2駆動部24.25と、これら第1、第2駆動部24
.25から互いに接近する側、即ち内側に向かって延び
る一方の成型ドラムとしての第1.第2バンド成型ドラ
ム2B、27と、を有し、これら第1、第2バンド威型
ドラム2B、 2?は前記第1、第2駆動部24.25
により拡縮径されるとともに軸線回りに回転される。前
記第1、第2走行台車12.13にはレール18.18
に平行なシリンダ28.28が取付けられ、これらシリ
ンダ2日、29の図示していないピストンロッドは前記
第1、第2バンド威型機20.21にそれぞれ連結され
ている。
この結果、これらシリンダ28.29が作動すると、第
1、第2バンド成型ドラム26.27は前記ベルトプラ
イ供給手段1、2および第1、第2トレッド供給手段3
、4の直前をレール18.19にガイドされながら水平
面内においてベルトプライ供給手段1、2および第1、
第2トレッド供給手段3、4と直交する方向に直線的に
移動する。そして、これらシリンダ28.29による第
1、第2バンド成型ドラム26.27の移動距離は前記
距離りと等しい。
この結果、ロッドレスシリンダ18、シリンダ28が作
動し、第1走行台車12が右方眼まで移動するとともに
第1駆動部24が左方限まで移動すると、第1バンド成
型ドラム26はベルトプライ供給手段1の直前の供給位
11Aまで移動し、また、第1走行台車12および第1
駆動部24が共に右方眼まで移動すると、第1バンド成
型ドラム26はベルトプライ供給手段2の直前の供給位
置Bまで移動し、さらに、第1走行台車12および第1
駆動部24が共に左方限まで移動すると、第1バンド成
型ドラム26は第1)レッド供給手段3の直前の供給位
置Cまで移動し、また、第1走行台車12が左方限まで
移動するとともに第1駆動部24が右方眼まで移動する
と、第1バンド成型ドラム26は供給位置Aと供給位置
Cとからそれぞれ距離りだけ離れた、即ちこれら供給位
置Aおよび供給位置Cの中間に位置する取出し位WDま
で移動する。そして、前述したロー2ドレスシリンダ1
B、シリンダ28は全体として、第1バンド成型ドラム
26を各ベルトプライ供給手段1,2の供給位置A、B
、第1トレッド供給手段3の供給位NCおよび取出し位
置りまで次々と移動させる第1移動手段30を構威し、
供給位置A、Hにおいては第1バンド成型ドラム26の
周囲にベルトプライ供給手段l、2から供給されたベル
トプライVl、 V2が順次巻付けられ、供給位置Cに
おいては第1バンド成型ドラム26上のベルトプライV
l、 V2に第1トレッド供給手段3から供給されたト
レッドTが重ねて巻付けられ円筒体としてのバンドUが
底型され、さらに、取出し位置りにおいては成型済みの
バンドUが第1バンド成型ドラム26から取り出される
一方、ロアドレスシリンダ17.シリンダ28が作動し
、第2走行台車13および第2駆動部25が共に左方限
まで移動すると、第2バンド威型ドラム27は前記供給
位置Aまで移動し、また、第2走行台車13が左方限ま
で移動するとともに第2駆動部25が右方眼まで移動す
ると、第2バンド威型ドラム27は前記供給位置Bまで
移動し、さらに、第2走行台車13および第2駆動部2
5が共に右方眼まで移動すると、第2バンド成型ドラム
27は第2トレッド供給手段4の直前の供給位置Eまで
移動し、また、第2走行台車13が右方眼まで移動する
とともに第2駆動部25が左方限まで移動すると、第2
バンド成型ドラム27は供給位置Bと供給位MEとから
それぞれ距離りだけ離れた、即ちこれら供給位MBおよ
び供給位置Eの中間に位置する取出し位置Fまで移動す
る。前述したロッドレスシリンダ17、シリンダ29は
全体として、第2バンド成型ドラム27を各ベルトプラ
イ供給手段l、 2の供給位置A、B、第2トレッド供
給手段4の供給位置Eおよび取出し位fiFまで次々と
移動させる第2移動手段31を構成し、供給位置A、B
においては第2バンド成型ドラム27の周囲にベルトプ
ライ供給手段 1、2から供給されたベルトプライv1
、v2が順次巻付けられ、供給位置Eにおいては第2バ
ンド成型ドラム27上のベルトプライV1. V2に第
2トレッド供給手段4から供給されたトレッドTが重ね
て巻付けられ円筒体としてのバンドUが底型され、さら
に、取出し位MFにおいては成型済みのバンドUが第2
バンド成型ドラム27から取り出される。
前記第1、第2走行台車12.13の互いに近接する内
端部には一方の基台として第1、第2基台37、38が
固定され、これらの第1.第2基台37.38と前記第
1、第2バンド成型ドラム26.27とは、第1.第2
バンド成型機20.21がシリンダ28.28によって
移動することによりそれぞれ相対的に接近離隔する。そ
して、前記第1、第2基台37.38と左、右方眼まで
それぞれ移動したときの第1、$2バンド成型ドラム2
6.27との間の距離は前記距離りに等しい、これら第
1、第2基台37.3日の上面39は第4.5図に示す
ように矩形であり、これら上面38の四隅にはそれぞれ
位置決め用の嵌合穴40が形成され、各嵌合穴40は下
方に向かうに従い(奥に向かうに従い)先細りとなった
截頭円錐状をしている。また、前記上面38の前後端部
には後述するリング体に駆動力、ここではエア動力を付
与する接続口41が形成され、これらの接続口41は図
示していないホース、切換弁を介してエア源に接続され
ている。
第6.7.8,9図において、46は前記第1、第2基
台37.38上に載置可能な複数、ここでは2台のリン
グ体であり、各リング体48はボックス状の架台47と
、架台47上に下端が固定されたリング本体4日と、こ
のリング本体4日と同軸で該リング本体48に回動可能
に支持されたカムリング49と、を有し、前記リング本
体48には半径方向に延びる複数のスリット50が周方
向の等距a離れて形成され、一方、前記カムリング49
には傾斜した複数のスリブ)51が周方向に等距gI離
れて形成されている。52はリング本体48に半径方向
に移動可能に支持された複数のチャックセグメントであ
り、これらのチャックセグメント52は周方向に等距離
離れて配置されるとともに、前記スリー、)50.51
に挿入されたローラ(図示していない)に連結されてい
る。この結果、前記カムリング48が回動すると、これ
らチャックセグメント52は同期して半径方向に移動し
、これにより、複数のチャックセグメント52からなる
チャー2り53は拡縮する。前記リング本体4日にはシ
リンダ54のへ一2ド側が連結され、これらシリンダ5
4のピストンロー2ド55の先端は前記カムリング49
に連結されている。各リング体46の架台47の下面5
6は前記上面39と同一の矩形で、その四隅にはそれぞ
れ嵌合突起57が形成されている。これら嵌合突起57
は先細りの截頭円錐状を呈し、前記嵌合穴40と補完関
係にある。そして、前記リング体46が第1. 第2基
台37.38上に載置されたとき、これら嵌合突起57
は第1、第2基台37.38の嵌合穴40にそれぞれ嵌
合され、これら第1、第2基台37.38にリング体4
6を高精度で位置決めする。また、前記架台47の下面
56の前後端部にはリング体46が第1、第2基台37
.38上に載置されたとき、図示していないカプラーを
介して前記接続口41に接続される接続口58が形成さ
れ、これらの接続口5日と前記シリンダ54とは図示し
ていない通路およびホースを介して接続されている。そ
して、これら接続口41.58が接続された状態でエア
源からシリンダ54にエア(駆動力)が給排されるとチ
ャー2り53は拡縮し、縮径時には第2バンド成型ドラ
ム27または第2バンド成型ドラム27上に成型された
円筒体としてのバンドUを外側から把持することができ
る。前記シリンダ54内にはピストン58およびピスト
ンロッド55を突出側に付勢する維持機構としてのスプ
リング60が収納され、このスプリング60はチャック
53が縮径してバンドUを外側から把持した後、リング
体46が第1、第2基台37.3日から取外されてこれ
ら第1、第2基台37.38からの駆動力を受けなくな
ったとき、ピストンロッド55.チャック53をバンド
Uに押付けてバンドUを把持した状態に維持し、搬送中
におけるバンドUの位置ずれ等を防止する。
第1.10.11図において、65は$2バンド成型機
21の前方に設置された1台のタイヤ成型機であり、こ
のタイヤ成型機65は駆動部66と、この駆動部66か
ら左方に向かって延びる他方の成型ドラムとしCのタイ
ヤ成型ドラム67とを有し、このタイヤ成型ドラム67
は駆動部66によりブラダ68がトロイダル状に変形さ
れるとともに第2バンド成型ドラム27と平行な軸線回
りに回転される。そして、このタイヤ成型ドラム87は
前記バンドUと図示していないローダにより搬入された
グリーンケースGとを組合わせてグリーンタイヤTを成
型する。
前記タイヤ成型機65の左方には前記ベース 8と平行
に延びるベース70が設置され、このベース70上には
該ベース70に沿って直線的に運びる一対のレール71
が敷設されている。72は走行台であり、この走行台7
2の下面には前記レール71に摺動可能に係合する複数
のスライドベアリング73が取付けられている。走行台
72には他方の基台としての第3&台74が固定され、
この第3基台74の矩形をした上面75には第12.1
3図に示すように、前記第1.第2基台37.38にお
ける嵌合穴40、接続口41と同様の嵌合穴76および
接続ロア7が設けられ、これらの接続ロア7も前記リン
グ体4Bの接続口5日にカプラーを介して接続されエア
の供給が行なわれる。そして、この第3基台74上には
リング体4Bが載置可能である。前記第3基台74の前
後側面にそれぞれ固定されたブラケット81には第11
.14図に示すように揺動アーム82の中央部が揺動可
能に支持され、これら揺動アーム82の上端には傾斜面
83を有する押圧片84が固定されている。85は走行
台72にヘッド側が連結されたシリンダであり、各シリ
ンダ85のピストンロッド88の先端は前記揺動アーム
82の下端に連結されている。そして、前記シリンダ8
5のピストンロッド86が突出して揺動アーム82が直
立するよう揺動したとき、傾斜面83はリング体46の
架台47に形成された傾斜面83と同一角度の傾斜面8
7に面接触し、模作用によってリング体48を第3基台
74に押付はロックする。第10図において、 91は
ベース70に取付けられベース70に沿って延びるロッ
ドレスシリンダでアGJ、このロッドレスシリンダ81
の図示していない移動ブロックには走行台72が連結さ
れている。この結果、ロッドレスシリンダ91が作動す
ると、走行台72、第3基台74はタイヤ成型ドラム6
7の軸線に泊ってレール71にガイドされながら水平面
内において直線的に移動し、タイヤ成型ドラム67に対
して相対的に接近離隔する。
第1.15.16.17図において、9Bはベース8と
ベース70との間に設置されたベース8と平行なベース
であり、このベース9B上にはベース9Bに沿って延び
る一対のレール97が敷設されている。98は矩形の移
動台車であり、この移動台車98の下部には前記レール
87にころがり接触する複数の車輪8日が回転可能に支
持されている。103は前記ベース96に取付けられ該
ベース96に沿って延びるシリンダであり、このシリン
ダ103のピストンロッド 104の先端は前記移動台
車98に連結されている。そして、前記シリンダ103
が作動すると、移動台車98は直線状のレール97にガ
イドされながら水平面内において前記距離りと等距離だ
け移動する。
この移動台車98にはそれぞれリング体48を把持しな
がら前後方向に移送する一対の移送組立体106、10
7が左右方向に距tllLだけ離れて設置され、これら
の移送組立体108,107は一対の昇降組立体108
.109により若干量だけ、詳しくは嵌合突起57の突
出量より僅かに大きな距離だけ昇降される。
各移送組立体108. 107は矩形の基板110を有
し、また、各昇降組立体108.109はこれら基板1
10と移動台車98との間に介装された一対の偏心ロー
、ド 115を有する。これら偏心ロシド 115は水
平でかつ移動台車9日の長平方向に延び、断面中心から
離れた位置の軸線を中心として偏心回転する。そして、
これら偏心ロッド115が回転することにより、移送組
立体toe、  10?は昇降する。 11Bは移動台
車98の両端に取付けられた両ロッド形のシリンダであ
り、これらのシリンダ1113の両方のピストンロッド
 117の先端にはそれぞれラックtteが固定されて
いる。これらのラック 118はそれぞれ前記偏心ロッ
ド115に取付けられたピニオン 118に噛み合って
おり、この結果、シリンダ 11Bが作動すると偏心ロ
ッド115は回転する。前述した偏心ロッド 115.
シリンダ 116、ラック 118、ビニオン 118
は全体として、前述した昇降組立体108. 109を
構成する。
また、′tI述した各基板110上には第1.15゜1
6.17.18.19.20図に示すように、移動台車
98の長平方向に離れた2対のブラケット125が取付
けられ、これらのブラケット125の互いに対向する内
側面には移動台車98の幅方向に延びる水平な断面コの
字形のレール1213がそれぞれ固定されている。12
7はレール12Bに平行に延びるとともにレール126
間に配置された中央アームであり、これらの中央アーム
127の長さは移動台車38の幅とほぼ等しい、前記各
中央アーム 127の外側面には前記レール12Etに
ころがり接触する複数のローラ 128が回転可能に支
持され、この結果、これら中央アーム127はレール1
2Bにガイドされながら水平面内を前後方向に移動する
ことができる。前記基板110上にはそれぞれ減速機付
きモータ 131が取付けられ、これら減速機付きモー
タ 131の出力軸132には外歯車130が固定され
ている。133は基板110に設けられた軸受(図示し
ていない)に回転可能に支持された伝達軸であり、各伝
達軸133には外歯車130に噛み合う外歯車134が
固定されている。135は各中央アーム 127に取付
けられ中央アーム 127に沿って延びるラックであり
、これらのラック 135には前記伝達軸133に固定
されたビニオン13Bが噛み合っている。この結果、減
速機付きモータ 131が作動すると中央アーム 12
7は前後方向に移動する。138は中央アーム 127
内に挿入され中央アーム127に沿って延びる先端アー
ムであり、これら先端アーム 138の両側面にはそれ
ぞれ先端アーム 138の長平方向に延びるガイド溝1
39が形成されている。
140は前記中央アーム127の内側面に回転可能に支
持された複数のローラであり、これらのローラ140は
前記ガイド溝 139内にころがり接触するよう挿入さ
れている。141は一端が中央アーム 127に他端が
先端アーム 138に連結された有端チェーンであり、
この有端チェーン 141の途中は中央アーム 127
にシャツ)  143を介して回転可能に支持されたス
プロケット 142に噛み合っている。この結果、前記
先端アーム138は中央アーム 127が移動したとき
、ガイド溝139にガイドされながら中央アーム 12
7と同一方向に中央アーム 127の移動距離の2倍だ
け移動する。各先端アーム 138の前後端部にはピン
151を介して把持爪152が回動可能に支持され、こ
れらの把持爪152の一端にはシリンダ153のへ一、
ド側およびピストンロー2ド 154の先端がそれぞれ
連結されている。この結果。
シリンダ153が作動すると把持爪152は同期して回
動する。各把持爪152の他端にはリング体4Bの架台
47の隅部が挿入される凹み155が形成されている。
そして、前記把持爪152が回動して架台47の隅部が
凹み 155内に挿入されたとき、リング体46は移送
組立体108、107に把持される。前述した基板11
0、中央アーム127、減速機付きモータ131、先端
アーム 138.有端チェーン141.把持爪152.
シリンダ153は全体として、前述した移送組立体10
8. 107を構成し、また、移動台車88、移送組立
体108. 107.昇降組立体108、 L08は全
体として、第1、第2基台37.38と第3基台74と
の間に設けられ、バンドUを把持しているリング体46
を第1.第2基台37.38から第3基台74へ、ある
いは空のリング体4Bを第3基台74から第1、第2基
台37.38へ搬送する搬送機構181を構威し、さら
に、前述した第1、第2、第3基台37.38.74お
よび搬送機構tStは全体として、第1、第2バンド成
型ドラム26.27から成型済みのバンドUを取出しタ
イヤ成型ドラム67へ移送する取出し手段182を構成
する。このように取出し手段162によって2台の第1
.第2バンド成型ドラム26.27から成型済みのバン
ドUを交互に取出し1台のタイヤ成型ドラムB7へ移送
するようにすれば、成型サイクルタイムの長い第1.第
2バンド成型ドラム26.27および成型サイクルタイ
ムの短いタイヤ成型ドラム67の双方を効率良く、即ち
少ないロスタイムで作動させることができる。しかも、
いずれか一方のバンド成型ドラム2B、27が故障した
場合にも、全装置を停止させる必要はなく成型作業を継
続することができる。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
まず、第1、第2バンド成型ドラム2B、27を中心と
した作動について説明する。今、゛第1バンド成型ドラ
ム26は供給位置Cに位置しており、その周囲にはプラ
イは巻付けられておらず空であるとする。このとき、第
2バンド成型ドラム27は供給位置Eに位置しており、
その周囲には成型が終了してバンドUが保持されている
。また、このとき、第1、第2基台37.38上には共
にリング休0は載置されていない。
次に、ロッドレスシリンダ16を作動して第1走行台車
12を距離りの2倍だけ右方に移動させる。
この結果、第1バンド成型ドラム28はベルトプライ供
給手段lの直前の供給位置Aまで移動する。
次に、このベルトプライ供給手段1から所定の種類のベ
ルトプライVlを第1バンド成型ドラム26に供給する
とともに、第1バンド成型ドラム2Gを第1駆動部24
によって回転させ、該ベルトプライVLVlを第1バン
ド成型ドラム26の周囲に巻付ける0次に、シリンダ2
8を作動してピストンロッドを突出させ、第1バンド成
型ドラム2Bを距離りと等距離だけ右方に移動させる。
この結果、第1バンド成型ドラム2Bはベルトプライ供
給手段2の直前の供給位置Bまで移動される。この状態
でベルトプライ供給手段2から前記ベルトプライv1と
異なった種類のベルトプライv2を第1バンド成型ドラ
ム26に供給するとともに、該第1バンド成型ドラム2
6を回転させ、ベルトプライ供給手段2からのベルトプ
ライv2を第1バンド成型ドラム2Bの周囲に重ねて巻
付ける。このようにして第1バンド成型ドラム26は第
1移動手段30の作動によりベルトプライ供給手段1.
2の供給位置A、Bに次々と移動し、各供給位置A、H
においてベルトプライ供給手段1、2から供給された異
なった種類のベルトプライVl、 V2が周囲に順次巻
付けられる。
次に、ロッドレスシリンダ1Bが作動して第1走行台車
12が距離りの2倍だけ左方に移動するとともに、シリ
ンダ28が作動して第1バンド成型@20が左方に距1
11Lだけ移動する。この結果、ベルトプライVl、 
V2が巻付けられた第1バンド成型ドラム26は供給位
置Bから第1トレー、ド供給手段3の直前の供給位置C
まで移動する。次に、第1トレッド供給手段3からトレ
ッドTがStバンド成型ドラム2Bに供給され、第1バ
ンド成型ドラム26のベルトプライVl、 V2の周囲
に該トレッドTが重ねて巻付けられバンドUがr&型さ
れる。
第2バンド成型ドラム27側においては、このような第
1バンド威型ドラム2BへのベルトプライV1. V2
およびトレッドTの巻付け(バンドUの成型)と同時に
以下のような作業が行なわれる。即ち、まず、搬送機構
161により空のリング体46が、取出し位置Fに位置
している第2基台38上に搬入されて載置される。この
とき、リング体46の嵌合突起57が第2基台3日の嵌
合穴40に嵌合され、リング体46が第2基台38に対
して正確に位置決めされるとともに、接続口41.58
同士が接続され、リング体46のシリンダ54に対する
駆動力(エア動力)の付与が可能となる。
次に、シリンダ29のピストンロッドが突出し、第2バ
ンド成型機21が左方に移動して第2基台38上のリン
グ体46に接近する。そして、第2バンド成型ドラム2
7が距MLだけ移動し取出し位置Fに到達すると、この
第2バンド成型機21の移動は停止する。このとさ、第
2バンド成型ドラム27はリング体46およびバンドU
内に遊嵌される0次に。
切換弁が切換えられてエア源から接続口41.58およ
びホースを通じて第2基台38上のリング体48のシリ
ンダ54に駆動力(エア)が供給される。この結果、シ
リンダ54のピストンロッド55が突出してリング体4
6のカムリング49が回動し、各チャックセグメント5
2が半径方向内方に同期移動してチャック53が縮径す
る。そして、このチャック53の縮径はチャックセグメ
ント52の内周がバンドUの外周に当接したとき停止す
る0次に、第2バンド成型ドラム27が縮径すると、バ
ンドUは第2バンド成型ドラム27からリング体46の
チャック53に移載されるや次に、シリンダ29のピス
トンロッドが引込み、第2バンド威型ドラム27が右方
に移動し供給位置Eに復帰する。
次に、バンドUを外側から把持しているリング体46が
前記搬送機構 161によって第2基台38上から取出
される。このとき、リング体46は第2基台38から取
外されることで、該第2基台38からの駆動力(エア動
力)を受けられないため、チャック53が拡径してバン
ドUが把持から解放されるとも考えられるが、この実施
例では、このようにリング体46が第2基台38から取
外されたとき、スプリング60によってチャック53を
バンドUに押付は該バンドUを把持した状態に維持して
いるので、前述したような事態は確実に阻止される。そ
して、前述した第1バンド成型ドラム2Gへのベルトプ
ライV1. V2およびトレッドTの巻付は作業と、第
2バンド成型ドラム27からバンドUをリング体48を
用いて取出す作業とは同時に行なわれるが これらの作
業のサイクルタイムはほぼ同一であるため、第1バンド
成型ドラム26および第2バンド成型ドラム27には殆
どロスタイムは発生しない。
次に、ロッドレスシリンダ17を作動して第2走行台車
13を距#Lの2倍だけ左方に移動させるとともに、シ
リンダ29を作動して第2バンド成型機2Iを距離りだ
け左方に移動させる。この結果、第2バンド成型ドラム
27は供給位置Eから供給位置Aまで移動する0次に、
ベルトプライ供給手段1からベルトプライv1を第2バ
ンド成型ドラム27に供給してその周囲に巻付けた後、
シリンダ29を作動して第2バンド成型ドラム27を距
離りと等距離だけ右方に移動させる。この結果、第2バ
ンド戊をドラム27は供給位置Aから供給位fiBまで
移動される。この状態でベルトプライ供給手段段2から
ベルトプライv2を第2バンド成型ドラム27に供給し
て前記ベルトプライVlの上に重ねて巻付ける。
このように第2バンド成型ドラム27は第2移動手段3
1の作動によりベルトプライ供給手段 l、 2の供給
位置A、Bまで次々と移動し、各供給位置A、Hにおい
てベルトプライ供給手段1、2から異なった種類のベル
トプライV1.V2が周囲に順次巻付けられる。
次に、ロッドレスシリンダ17を作動して第2走行台車
13を右方に向かって距1111Lの2倍だけ移動させ
、第2バンドを型ドラム27を供給位置Bから供給位置
Eまで移動させる6次に、第2トレッド供給手段4から
第2バンド成型ドラム27にトレッドTが供給されると
ともに、該第2バンド成型ドラム27が第2駆動部25
により回転され、第2バンド成型ドラム27上のベルト
プライVl、 V2の周囲にトレッドTが重ねて巻付け
られる。これにより、第2バンド成型ドラム27の周囲
にバンドUが或壓される。
第1バンド成型ドラム2601においては、このような
第2バンド成型ドラム27へのベルトプライV1. V
2およびトレッドTの巻付け(バンドUの威を)と同時
に以下のような作業が行なわれる。即ち、まず1wI送
機構 181により空のリング体46が取出し位置りに
位置している第1基台37上に搬入されて載置される。
このとき、リング体4Bの嵌合突起57が第1基台37
の嵌合穴40に嵌合され、リング体46が第1基台37
に対して正確に位置決めされるとともに、接続口4L5
8同士が接続され、リング体48のシリンダ54に対す
る駆動力(エア動力)の付与が可能となる。
次に、シリンダ28のピストンロッドが突出し、第1バ
ンド成型ドラム26が右方に向かって距111Lだけ移
動し取出し位HDに到達する。このとき、第1バンド成
型ドラム26はリング体46およびバンドU内に遊嵌さ
れる0次に、リング体48のシリンダ54にエアが供給
されてチャック53が縮径し該チャック53がバンドU
を外側から把持するとともに、第1バンド威型ドラム2
8が縮径し、バンドUが81バンド成型ドラム26から
リング体46に移載される0次に、シリンダ28が作動
し第1バンド成型ドラム26が距離りだけ左方に移動し
て供給位置Cに復帰する。
次に、バンドUを外側から把持しているリング体4Bが
前記搬送機構181によって第1基台37上から取出さ
れる。このとき、スプリング6oがチャー。
り53をバンドUを把持した状態に維持しているので、
リング体4Gを第1基台37から取出しても前述と同様
にバンドUがチャック53から離脱するようなことはな
い、そして、前述した第2バンド成型ドラム27へのベ
ルトプライVl、 V2およびトレッドTの巻付は作業
と、第1バンド威型ドラム26からバンドUをリング体
48を用いて取出す作業とは同時に行なわれるが、これ
らの作業のサイクルタイムはほぼ同一であるため、第1
バンド成型ドラム26および第2バンド成型ドラム27
には殆どロスタイムは発生しない、ここで、前述の同時
という意味は、前記第1バンド成型ドラム28における
バンド成型と、第2バンド成型ドラム27における成型
済みバンドUの取出しとが、また、第2バンド成型ドラ
ム27におけるバンド成型と、第1バンド成型ドラム2
6における成型済みバンドUの取出しとが、同一のサイ
クルタイムで1作業開始、終了が同時期である場合を含
むことは勿論であるが、両作業のサイクルタイムが異な
り、いずれかの作業が早く開始あるいは終了するような
場合をも含み、要するに両作業が同時進行している時期
があるという意味である。
以上が第1、第2バンド成型ドラム26.27を中心と
した作動の1サイクルであるが、以後同様のサイクルが
繰返されて次々とバンドUが成型され、また、成型済み
のバンドUは第1バンド成型ドラム2Bおよび第2バン
ド威型ドラム27から交互に取出される。そして、この
実施例では台数の多いベルトプライ供給手段l、2を2
台のバンド成型ドラム26.27の共用としたので、装
置全体の構造が簡単となるとともに小型化も遠戚でき、
さらに、サイズ切換え時におけるプライ交換作業等も容
易となる。しかも、いずれか一方のバンド成型ドラム2
B、27、トレッド供給手段3、4が故障しても、残り
他方のバンド成型ドラム26.27、トレッド供給手段
3、4は前記故障の影響を受けずバンド成型を継続する
ことができるため、装置全体が一部の故障で停止するよ
うなこともない、さラニ、前述のようにベルトプライ供
給手段1、2を共用するとロスタイムが生じるとも考え
られるが、ベルトプライ巻付けおよびトレッド巻付けと
バンド取出しとを同時に行なうことでロスタイムの発生
を可能な限り防止したので、生産能率が低下するような
こともない。
次に、取出し手段1B2およびタイヤ成型ドラム67を
中心とした作動について説明する。今、取出し手段18
2の移動台車98はシリンダ103のピストンロッド 
104が引込んでいることで右方眼まで移動しており、
また、各移送組立体106、107の中央アーム 12
7および先端アーム138はレール128内に引込んで
基板110と上下に重なり合っているとする。このとき
、移送組立体10Bは成型済みのバンドUを把持してい
るリング体4Bを把持し、一方、移送組立体107は空
のリング体4日をそれぞれ把持している。
次に、移送組立体106の減速機付きモータ 131が
作動し、中央アーム127がレール128にガイドされ
ながら、タイヤ成型ドラム67の前方の待機位置Sで待
機している第3基台74に向かって突出する。このとき
、先端アーム138は有端チェーン 141、スプロケ
ット 142により中央アーム 127と同一方向に中
央アーム 127の移動距離の2倍だけ移動する。この
移送組立体10Bの中央アーム 127、先端アーム 
138の突出と同時に、移送組立体 107の減速機付
きモータ 131が作動してその中央アーム 127お
よび先端アーム138が取出し位置Fに位置している第
2基台3日に向かって同様に突出する。そして、これら
移送組立体1013、107の中央アーム 127、先
端アーム138の突出は、先端アーム 13日が第3基
台74.第2基台38の左右両側に到達したとき停止す
る0次に、昇降組立体 108.108のシリンダ 1
1Bを作動して偏心ロッド 115を偏心回転させ、移
送組立体108,107を所定量だけ下降させる。この
結果、バンドUを把持し移送組立体10Bに把持されて
いるリング体48は第3基台74上に載置され、一方、
移送組立体107に把持されている空のリング体4Bは
第2基台38上に載置される。このとき、嵌合突起57
が嵌合穴7B、40にそれぞれ嵌合し、これらリング体
4Bは第3基台74および第2基台38に正確に位置決
めされ、また、接続口58と接続口??、41にそれぞ
れ接続され、リング体48に対する駆動力の付与が可能
となる。
次に、移送組立体10Bのシリンダ153が同期して作
動し、そのピストンロッド154が引込む、この結果、
移送組立体106の把持爪152が先端アーム 138
と平行になるよう揺動し、第3基台74上に載置されて
いるリング体4Bの四隅が凹み 155から抜は出て、
リング体48が移送組立体10Bの把持から解放される
0次に、第3基台74のシリンダ85が作動してピスト
ンロッド86が突出し、揺動アーム82が直立するよう
揺動する。この結果、押圧片84が架台47の傾斜面8
7に面接触して模作用により架台47を第3基台74に
押付け、リング体4Bを第3基台74に位置決めロック
する。この結果、リング体46に把持されているバンド
Uとタイヤ成型ドラム87とが正確に同軸となる0次に
、移送組立体106の減速機付きモータ 131が作動
し、中央アーム 127、先端アーム 13Bが基板1
10の直上に位置するまで引込み、リング体4Bの移動
を制限しないよう退避する8次に、ロッドレスシリンダ
91が作動して走行台72、第3基台74、バンドUを
把持しているリング体4Bがレール71に沿ってタイヤ
成型ドラム87と駆動部68との間まで右方に移動する
。このとき、図示していないローダにより円筒状のグリ
ーンケースGがタイヤ成型ドラム67に搬入されその周
囲に装着される0次に、ロッドレスシリンダ91が作動
して走行台72、第3基台74、リング体4Bが左方に
移動し、リング体46、バンドUにタイヤ成型ドラム8
7が遊嵌される0次に、タイヤ成型ドラム87のブラダ
68が膨張拡径してグリーンケースGをトロイダル状に
変形させるが、このとき、グリーンケースGの半径方向
外周面とリング体4Bに把持されているバンドUの内周
面とが圧着されてグリーンタイヤが成型される0次に、
エア源からリング体46のシリンダ54にエアが供給さ
れると、ピストンロッド55が引込んでチャック53が
拡径され、成型済みのグリーンタイヤがリング体46か
らタイヤ成型ドラム67に移載される0次に、ロッドレ
スシリンダ81が作動して走行台72、第3基台74お
よび空のリング体46が待機位置Sまで左方に移動する
。このとき、成型済みのグリーンタイヤはブラダ68が
収縮した後、ローダによりタイヤ成型ドラム67から取
出されて次工程に搬出される0次に、移送組立体106
の減速機付きモータ 131が作動し、該移送組立体1
06の中央アーム127、先端アーム 138が第3基
台74に向かって突出し、先端アーム 138が第3基
台74上のリング体4Bまで到達したとき停止する0次
に、移送組立体106のシリンダ 153のピストンロ
ッド 154が突出し、該移送組立体10Bの把持爪1
52が先端アーム138に直交するよう揺動する。この
結果、第3基台74上に載置されているリング体46の
四隅が凹み155に侵入し、リング体46が移送組立体
108によって把持される1次に、第3基台74のシリ
ンダ85が作動して揺動アーム82が水平方向に向かっ
て揺動し、第3基台74上のリング体4Bに対する位置
決めロックを解除する。
このようなタイヤ成型ドラム67におけるグリーンタイ
ヤの成型と同時に、第2基台38上に載置されているリ
ング体4Bには、第2バンド成型ドラム27において成
型されたバンドUが前述したように供給されて把持され
る。このとき、移送組立体107の中央、先端アーム1
27.138は突出した状態のままである。
次に、昇降組立体108、101aのシリンダ118が
作動して偏心ロッド 115が回転され、リング体48
をそれぞれ把持している移送組立体108. 107を
所定量だけ上昇させる。これにより、各り7グ体4Bの
嵌合突起57は嵌合穴76.40から抜は出すとともに
、接続口58は接続ロア7.41から切り離される0次
に、移送組立体106.107の減速機付きモータ 1
31が作動し、中央アーム127.先端アーム 138
がリング体46を把持したまま基板 110の直上に位
置するまで引込む0次に、シリンダ103ヲ作動して移
動台車88をレール97に沿って左方限まで移動させる
次に、移送組立体106、107の減速機付きモータ 
131を作動し、空のリング体46を把持している移送
組立体10Bの中央アーム127および先端アーム 1
38を、取出し位置りに位置している第1基台37に向
かって突出させるとともに、バンドUを把持している移
送組立体107の中央アーム 127および先端アーム
 138を第3基台74に向かって突出させる。そして
、これら移送組立体1013. 107の中央アーム 
127、先端アーム138の突出は先端アーム13Bが
第3基台74、第1基台37の左右両側に到達したとき
停止する0次に、昇降組立体 10B、 109のシリ
ンダ tteを作動してこれら移送組立体106、10
7を所定量だけ下降させる。この結果、バンドUを把持
しているリング体4Bは第3基台74上に載置され、一
方、空のリング体48は第1基台37上に載置される。
このとき、嵌合突起57が嵌合穴76.40にそれぞれ
嵌合されるため、リング体46は第3基台74および第
1基台37に正確に位置決めされ、また、このとき、接
続口58と接続ロア7、41とがそれぞれ接続されるた
め、リング体4Bに対する駆動力の付与が可能となる。
次に、移送組立体107のシリンダ!53が作動して把
持爪 152が$33台74上に載置されているリング
体4Bの四隅から離脱する。これにより、リング体4B
は移送組立体 107の把持から解放される。
次に、第3基台74のシリンダ85が作動し、押圧片8
4が楔作用により架台47を第3基台74に押付はリン
グ体46を第3基台74に位置決めロー、りする0次に
、移送組立体107の減速機付きモータ 131が作動
して中央アーム 127.先端アーム138が基板11
0の直上に位置するまで引込み、リング体46の移動を
制限しないよう退避する0次に、ロッドレスシリンダ9
1が作動して走行台72、第3基台74.バンドUを把
持しているリング体46がタイヤ成型ドラム67と駆動
部66との間まで右方に向かって移動する。このとき、
図示していないローダにより円筒状のグリーンケースG
がタイヤ成型ドラム67に装着される0次に、ロッドレ
スシリンダ81が作動して走行台72、第3基台74.
リング体46が左方に移動し、リング体4θ、バンドU
内にタイヤ成型ドラム67が遊嵌される0次に、タイヤ
成型ドラム87のブラダ68が膨張拡径してグリーンケ
ースGをトロイダル状に変形させ、グリーンケースGと
バンドUとを圧着しグリーンタイヤを成型する0次に、
リング体46のチャック53を拡径し、成型済みのグリ
ーンタイヤがリング体46からタイヤ成型ドラム67に
移載される0次に、ロッドレスシリンダ81を作動させ
て走行台72、第3基台?4および空のリング体4Bを
待機位置Sまで左方に移動させる。
このとき、成型済みのグリーンタイヤはブラダ88が収
縮した後、ローダによりタイヤ成型ドラム67から取出
されて次工程に搬出される0次に、移送組立体107の
減速機付きモータ 131が作動し、該移送組立体10
7の中央アーム127、先端アーム 138を該先端ア
ーム 138が第3基台74上のリング体46に到達す
るまで突出させる0次に、移送組立体107のシリンダ
 153を作動して把持爪152を揺動させ、リング体
46を該移送組立体107によって把持する0次に、第
3基台74のシリンダ85を作動して第3基台74に対
するリング体46の位置決めロックを解除する。
このようなタイヤ成型ドラム67におけるグリーンタイ
ヤの成型と同時に、第1基台37上に載置されているリ
ング体4Gには、第1バンド成型ドラム26において成
型されたバンドUが前述したように供給されて把持され
る。このとき、移送組立体106の中央、先端アーム1
27.138は突出した状態のままである。
次に、昇降組立体108、109が作動してリング体4
6をそれぞれ把持している移送組立体 10B、 10
7を所定量だけ上昇させる。これにより、各リング体4
6の嵌合突起57は嵌合穴7111.40から抜は出す
とともに、接続口58は接続ロア7.41から切り離さ
れる0次に、移送組立体10B、107の減速機付きモ
ータ 131が作動し、中央アーム127、先端アーム
 138がリング体48を把持したまま基板 110の
直上に位置するまで引込む0次に、シリンダ103を作
動して移動台車8日をレール87に沿って右方眼まで移
動させる。
以上が取出し手段182およびタイヤ成型ドラム67を
中心とした作動の1サイクルであるが、以後同様のサイ
クルが繰返されて第1バンド成型ドラム2B、第2バン
ド成型ドラム27から成型済みのバンドUが交互に取出
された後、タイヤ成型ドラム87に供給され、該タイヤ
成型ドラム87においてグリーンケースGと組合わされ
て次々とグリーンタイヤが成型される。ここで、前述し
た第1.第2バンド成型ドラム26.27におけるバン
ド成型と、この取出し手段1[12によるバンドUの取
出し移送およびタイヤ成型ドラム67におけるグリーン
タイヤの成型作業は同時に行なわれる。そして、前述の
ように2台のバンド成型ドラム28.27に対して1台
のタイヤ成型ドラム87を設けて共用としたので、装置
全体の構造を簡単かつ小型化することができる。しかも
、バンドUを把持する機能のみを有する小型、軽量のリ
ング体46を第1、第2基台37.3日から取外して第
3基台74に搬送するようにしたので、$1、第2バン
ド成型ドラム26.27とタイヤ成型ドラム87とが同
軸でなくても、バンドUをこれらの間で容易に移送する
ことができる。
なお、前述の実施例においては、第1、第2バンド成型
ドラム2B、27を移動させることにより、該第1、第
2バンド成型ドラム2B、27を第1、第2基台37.
38に対して相対的に接近離隔させたが、この発明にお
いては、第1、第2基台37.38を移動させることに
よりこれらを相対的に接近離隔させてもよい、また、前
述の実施例においては、維持機構としてスプリング60
を用いたが、この発明においては維持機構はシリンダに
付設されたブレーキ等であってもよい。
笈里旦A課 以上説明したように、この発明によれば、装置全体を構
造簡単にかつ小型化することができ。
しかもバンドを高能率で成型することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略全体平面図、第
2図は第1.第2バンド成型ドラム近傍の平面図、第3
図は第2図と同様の正面図、第4図は第3図のI−I矢
視図、第5図は第4図の■−■矢視断面図、第6図はリ
ング体の正面図、第7図はリング体の側面図、第8図は
第6図の■−■矢視図、第9図は第8図のIV−IV矢
視断面図、第10図はタイヤ成型ドラム近傍の正面図、
第11図は第1O図と同様の側面図、第12図は第10
図のv−■矢視図、第13図は第12図のvx−VI矢
視断面図、第14図は第3基台近傍の側面図、第15図
は搬送機構の平面図、第16図は第15図と同様の正面
図、第17図は第15図と同様の側面図、第18図は第
15図の■−■矢視断面図、第19図は一部が破断され
た第18図の■−■矢視図、第20図は第19図のIX
−IX矢視図である。 1.2・・・ベルトプライ供給手段 3・・・第1トレッド供給手段 4・・・第2トレッド供給手段 26・・・第1バンド成型ドラム 27・・・第2バンド成型ドラム 30・・・第1移動手段  31・・・第2移動手段3
7・・・第1基台    38・・・第2基台46・・
・リング体    53・・・チャック67・・・タイ
ヤ成型ドラム 74・・・第3基台    161・・・搬送機構16
2・・・取出し手段 A、B、C,E・・・供給位置 り、F・・・取出し位置 G・・・グリーンケースT・
・・トレッド    U・・・バンドVl、 V2・・
・ベルトプライ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1バンド成型ドラムを複数のベルトプライ供給
    手段の供給位置まで次々と移動させながら各ベルトプラ
    イ供給手段から供給される異なった種類のベルトプライ
    を該第1バンド成型ドラムの周囲に順次巻付ける第1ベ
    ルトプライ巻付け工程と、第2バンド成型ドラムを前記
    ベルトプライ供給手段の供給位置まで次々と移動させな
    がら各ベルトプライ供給手段から供給される異なった種
    類のベルトプライを該第2バンド成型ドラムの周囲に順
    次巻付ける第2ベルトプライ巻付け工程と、第1バンド
    成型ドラムを第1トレッド供給手段の供給位置まで移動
    させ、該第1トレッド供給手段から供給されるトレッド
    を第1バンド成型ドラム上のベルトプライに重ねて巻付
    けバンドを成型する第1トレッド巻付け工程と、第2バ
    ンド成型ドラムを第2トレッド供給手段の供給位置まで
    移動させ、該第2トレッド供給手段から供給されるトレ
    ッドを第2バンド成型ドラム上のベルトプライに重ねて
    巻付けバンドを成型する第2トレッド巻付け工程と、第
    1バンド成型ドラムから成型済みのバンドを取出す第1
    バンド取出し工程と、第2バンド成型ドラムから成型済
    みのバンドを取出す第2バンド取出し工程と、を包含し
    、前記第1ベルトプライ巻付け工程および第1トレッド
    巻付け工程と第2バンド取出し工程とを同時に行なうと
    ともに、第2ベルトプライ巻付け工程および第2トレッ
    ド巻付け工程と第1バンド取出し工程とを同時に行なう
    ようにしたことを特徴とするタイヤ成型方法。 (2)前記取出されたバンドを1台のタイヤ成型ドラム
    に移送する移送工程と、タイヤ成型ドラムにおいてグリ
    ーンケースと前記バンドとを組合わせグリーンタイヤを
    成型するグリーンタイヤ成型工程と、をさらに包含する
    請求項1記載のタイヤ成型方法。 (3)異なった種類のベルトプライをそれぞれ供給する
    複数のベルトプライ供給手段と、それぞれがトレッドを
    供給する第1、第2トレッド供給手段と、拡縮径可能で
    回転可能な第1、第2バンド成型ドラムと、第1バンド
    成型ドラムおよび第2バンド成型ドラムから成型済みの
    バンドを交互に取出す取出し手段と、第1バンド成型ド
    ラムを各ベルトプライ供給手段の供給位置、第1トレッ
    ド供給手段の供給位置および取出し手段の取出し位置ま
    で次々と移動させ、各位置において第1バンド成型ドラ
    ムの周囲にベルトプライ供給手段から供給されたベルト
    プライおよび第1トレッド供給手段から供給されたトレ
    ッドを順次重ねて巻付けバンド成型を行なうとともに成
    型済みバンドの取出しを行なう第1移動手段と、第2バ
    ンド成型ドラムを前記ベルトプライ供給手段の供給位置
    、第2トレッド供給手段の供給位置および取出し手段の
    取出し位置まで次々と移動させ、各位置において第2バ
    ンド成型ドラムの周囲にベルトプライ供給手段から供給
    されたベルトプライおよび第2トレッド供給手段から供
    給されたトレッドを順次重ねて巻付けバンド成型を行な
    うとともに成型済みバンドの取出しを行なう第2移動手
    段と、を備え、前記第1バンド成型ドラムへのベルトプ
    ライおよびトレッドの巻付けと第2バンド成型ドラムか
    らのバンドの取出しとを同時に行なうとともに、第2バ
    ンド成型ドラムへのベルトプライおよびトレッドの巻付
    けと第1バンド成型ドラムからのバンドの取出しとを同
    時に行なうようにしたことを特徴とするタイヤ成型装置
    。 (4)前記取出し手段にバンドの移送を行なわせるとと
    もに、取出し手段によって移送されてきたバンドとグリ
    ーンケースとを組合わせてグリーンタイヤを成型する1
    台のタイヤ成型ドラムと、をさらに備えた請求項3記載
    のタイヤ成型装置。 (5)前記取出し手段は、第1、第2バンド成型ドラム
    に対してそれぞれ相対的に接近離隔可能な第1、第2基
    台と、タイヤ成型ドラムに対して相対的に接近離隔可能
    な第3基台と、第1、第2、第3基台上にそれぞれ載置
    可能で、これら基台上に載置されたとき該基台から駆動
    力を受けて拡縮することによりバンドを外側から把持す
    るすることができるチャックを有するとともに、これら
    基台から取外されたときバンドを把持した状態にチャッ
    クを維持することができるリング体と、第1、第2基台
    と第3基台との間に設けられ、バンドを把持しているリ
    ング体を第1、第2基台から第3基台へ、あるいは空の
    リング体を第3基台から第1、第2基台へ搬送する搬送
    機構と、を備えた請求項4記載のタイヤ成型装置。 (8)ベルトおよびトレッドを順次巻付けてバンド成型
    を行なう第1、第2バンド成型ドラムと、これら第1バ
    ンド成型ドラムおよび第2バンド成型ドラムから成型済
    みのバンドを交互に取出して1台のタイヤ成型ドラムに
    移送する取出し手段と、を備え、前記タイヤ成型ドラム
    において、移送されてきたバンドとグリーンケースとを
    組合わせてグリーンタイヤを成型するようにしたタイヤ
    成型装置。
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