JPH02245031A - フルオロシリコーン重合体,オルガノ水素ポリシロキサン化合物及びそれらを含んでなる硬化性コーティング組成物 - Google Patents

フルオロシリコーン重合体,オルガノ水素ポリシロキサン化合物及びそれらを含んでなる硬化性コーティング組成物

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JPH02245031A
JPH02245031A JP2002667A JP266790A JPH02245031A JP H02245031 A JPH02245031 A JP H02245031A JP 2002667 A JP2002667 A JP 2002667A JP 266790 A JP266790 A JP 266790A JP H02245031 A JPH02245031 A JP H02245031A
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クレイグ キム ケンドジオルスキ
Charles Ervin Neal
チャールズ アービン ニイル
Loretta Ann Sobieski
ロレッタ アン ソビエスキ
Thomas John Tangney
トーマス ジョン タングニー
David Leroy Stickles
デビッド リロイ スティックレス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、−船釣に言えば、シリコーン感圧接着剤のた
めの保護剥離裏材料すなわちライナーを調製するための
硬化性コーティング組成物に関する。一つの側面におい
て、この発明は、独特なオルガノ水素ポリシロキサン化
合物とこの化合物を含んでなる改良された硬化性コーテ
ィング組成物とに関する。別の側面においては、この発
明は、独特なフルオロシリコーン重合体とこのフルオロ
シリコーン重合体を含んでなる改良された硬化性コーテ
ィング組成物とに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕最近、
ブラウン(Brown)及びスティックルズ(Stic
kles)の米国特許第4736048号明細書は、フ
ルオロシリコーン重合体、硬化性組成物、剥離ライナー
そしてシリコーン感圧接着剤/ライナー積層品を開示し
た。この米国特許明細書に開示されたライナーは、溶剤
流延され熱硬化したシリコーン感圧接着剤を200 g
 /インチ(200g /2.54cm)以下の力で剥
離するのに有効であると述べられている。ところが、ブ
ラウン及びスティックルズにより使用されるフルオロシ
リコーンコーティング組成物は121’Cで15秒以内
には硬化しない。
イズミヤらは特開昭62−225581号公報において
、鎖中ビニル基を有するビニル置換されたフルオロシリ
コーン重合体と、鎖中のケイ素結合水素原子を有する末
端に水素原子のあるフルオロシリコーン重合体と、そし
て塩化白金酸とを含んでなる剥離剤組成物を開示する。
この組成物は剥離付着力が110g/25mmでありそ
してその後の付着力が65%である剥離ライナーを提供
すると述べられてはいるが、イズミヤらはこの組成物に
ついての硬化速度及び浴寿命を開示しておらず、また彼
らは使用するためのフルオロシリコーン重合体及び架橋
剤の比率を教示していない。硬化速度にかかわりなく、
開示された組成物には触媒抑制剤の不在下ではその浴寿
命が容認できない短いものになるであろうから商業的価
値がほとんどなかろう。
改良されたフルオロシリコーンコーティング組成物を提
供することが、この発明の目的である。
フルオロシリコーン重合体をより急速に架橋させるのに
有効である新しいオルガノ水素ポリシロキサン化合物を
提供することが、この発明のもう一つの目的である。オ
ルガノ水素ポリシロキサン化合物を用いてより急速に硬
化させることのできる新しいフルオロシリコーン重合体
を提供することが、この発明の別の目的である。シリコ
ーン感圧接着剤のためのライナーを調製するのに有効で
ありそして硬化時間が速く且つ浴寿命が長い硬化性コー
ティング組成物を提供することが、この発明の特別な目
的である。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕これらの目
的、並びに以下に掲げる開示及び特許請求の範囲の記載
を検討することにより明らかとなるそのほかの目的は、
本発明すなわち簡単に述べるならば、次式、すなわち、 Me、SiO(MellSiO)11[(RQ)MeS
iO] nSiMe+を有する新しいオルガノ水素ポリ
シロキサン化合物と、次式、すなわち、 ViMe2SiO(Me2SiO)X[(RQ)MeS
iO] y(MeViSiO)、SiMezViを有す
る新しいフルオロシリコーン重合体と、そしてこれらの
新しい重合体の一方又は両方を含んでなる硬化性コーテ
ィング組成物とに関する発明によって達成される。上記
の新しいオルガノ水素ポリシロキサン化合物は、任意の
フルオロシリコーン重合体を硬化させるために使用する
ことができ、そして上記の新しいフルオロシリコーン重
合体は、任意のオルガノ水素ポリシロキサンにより硬化
させることができる。本発明の好ましい態様は、この発
明のオルガノ水素ポリシロキサンとフルオロシリコーン
重合体とを含んでなる硬化性コーティング組成物である
第一の側面において、本発明は、次式を有するオルガノ
水素ポリシロキサン化合物に関する。
Me3SiO(MeH3+O)−[(RQ)MeSiO
]−SiMe:+上式中、m+nは20から80までの
値を有し、m/(m+n)は0.6から0.8までの値
を有し、Meはメチル基を表し、RQはケイ素と結合し
たフン素化された基を表していてRは炭素原子数4〜8
個のペルフルオロアルキル基を表し、QはRを少なくと
も2個の炭素原子を介してStと結合させるアルキレン
基を表す。
上記のオルガノ水素ポリシロキサンについての式におい
て、R基は同じものあるいは異なるものでよく、そして
ノルマルの又は枝別れした構造を有することができる。
適当なR基の例には、ClF3−例えばChCPzCF
zCF2. (CFz)zcFcFz   、 (CF
i)ic−及びCI’:1cF2(CF3)CF−のよ
うなものや、CF3CP2CFzCF2CFz−の如き
C5Fz−や、CF3(CF2)4CF2−の如きC6
F+ff−や、CF+(CFzCFz) 3−の如きC
7F I 5−や、CaF+t−が含まれる。この発明
はペルフルオロブチル基よりも大きなペルフルオロアル
キル基を有するオルガノ水素ポリシロキサンについて研
究されていないとは言うものの、Rをより大きくするこ
とができるということは合理的であり、そして本発明の
範囲及び精神の内にある。
各ペルフルオロアルキル基は、Qを介して、すなわちR
を少なくとも2個の炭素原子によりSiから隔てるアル
キレン基を介して、ケイ素原子と結合する。各Q基はノ
ルマルの又は枝分れした構造を存することができる。適
当なアルキレン基の例には、−cuzcuz−、−C1
12CH2CI+2−、−C)I(CuCl2− (C
H,CII□L  、  CH(CIlz)CI□CI
+2=及びCHz (CH3)CHCHz−が含まれる
各フッ素化基RQは、好ましくは式RCIlzCII□
を有し、より好ましくは弐C1’+CFzCPzCFz
CH□CH2を有する。
上記のオルガノ水素ポリシロキサンについての式中、m
及びnは平均値が好ましくはそれぞれ28及び12であ
る数を表す。本発明を限定することはなしに、発明者ら
は、この発明のオルガノ水素ポリシロキサン化合物はフ
ルオロシリコーン重合体への改良された溶解度を該オル
ガノ水素ポリシロキサン中及び該フルオロシリコーン重
合体中にケイ素結合RQ基が存在するため有するので、
また該オルガノ水素ポリシロキサンのケイ素結合水素原
子はケイ素と結合した水素原子のないシロキザ(I2) ン単位によって隔てられた2又は3の群をなす重合体主
鎖に沿って平均して配分されているので、この発明のオ
ルガノ水素ポリシロキサン化合物は硬化性フルオロシリ
コーン組成物において硬化を促進する効果を有する、と
論理化する。
上で言及されたm=28により表されるオルガノ水素ポ
リシロキサン中のメチル水素シロキサン単位を70%よ
りも例えば10%まで多く又は10%まで少なく使用す
ることによってこのオルガノ水素ポリシロキサン中にケ
イ素結合水素をわずかにより多く又はより少なく配分す
ることは、m−28且つn=12について認められてお
りそしてこの発明の範囲及び精神の内にある硬化性コー
ティング組成物の実質上同じ並外れた硬化特性を提供す
ると期待されよう。すなわち、mの値は、メチル水素シ
ロキサン単位の数が鎖中のシロキサン単位の総数の60
〜80%に相当する、すなわちm/(m+n)=0.6
〜0.8に相当するように、変えることができる。
同じように、m+nの総数については、上で言及された
40よりも100%まで多くまた50%まで少ない総数
は、40個の鎖中シロキサン単位を有するオルガノ水素
ポリシロキサンについて観察された結果と有意の差異の
ない結果を提供すると考えられるであろうし、そしてこ
の発明の範囲及び精神の内に入るであろう。言い換えれ
ば、上記のオルガノ水素ポリシロキサン化合物は、20
〜80個の鎖中シロキサン単位を有することができ、そ
して40個の鎖中シロキサン単位を有するオルガノ水素
ポリシロキサンについて観察されている硬化性コーティ
ング組成物の同じ並外れた帆圀性をなお発揮することが
できる。
m及びnのこれらの値は当該技術分野において十分に認
識されているように平均値であるということ、そして中
にはm及びnの値がこの平均値よりもはるかに小さ(又
ははるかに大きいオルガノ水素ポリシロキサン化合物の
分子が恐らくあるだろうということに注目すべきである
この発明のオルガノ水素ポリシロキサン化合物は、フル
オロシリコーンコーティング組成物のために、当該技術
分野のポリ(メチル水素シロキサン)化合物と比べてよ
り速い硬化及び/又はより長い浴寿命を提供する。かく
してまた本発明のこの側面は、次に掲げる(A’ )、
(B)、(C)及び(D)を含んでなる組成物、すなわ
ち、(A′)次式、すなわち、 AMe2si0(MezSiO)x[(RQ)MeSi
O]y(MeASiO)zS!Mez八を有するフルオ
ロシリコーン重合体(上式中、Aはアルケニル基を表し
、Meはメチル基を表し、RQはケイ素と結合したフッ
素化された基であってRが炭素原子数2〜8個のペルフ
ルオロアルキル基を表し、QがRを少なくとも2個の炭
素原子を介してSiに結合させる二価の炭化水素基を表
すものを表し、そしてx、y及び2の値は該フルオロシ
リコーン重合体が少なくとも5モル%の(RQ)MeS
iO2/2シロキサン単位と0.1〜10モル%のアル
ケニル基含有シロキサン単位とを含有するような値であ
る)、 (B)次式、すなわち、 Me3SiO(MellSiO)+、 [(RQ)Me
SiO] nSiMesを有し、(A′)と相溶性であ
る、オルガノ水素ポリシロキサン化合物(上式中、m十
nは20から80までの値を有し、m/(m+n)は0
.6から0.8までの値を有し、Meはメチル基を表し
、RQはケイ素と結合したフン赤化された基であってR
が炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し
、QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してSi と
結合させるアルキレン基を表すものを表す)、 (C)触媒量の金属含有ヒドロシリル化触媒、(D)上
記の金属含有ヒドロシリル化触媒のための有効量の抑制
剤、 を含んでなる組成物であって、(A′)及び(B)の量
が該組成物中のアルケニル基ごとに1〜4個のケイ素結
合水素原子を提供するのに十分である、硬化性コーティ
ング組成物に関する。
フルオロシリコーン重合体(A′)についての上記の式
において、Aは任意のアルケニル基を表す。Aとして使
用するのに適当なアルケニル基の例には、ビニル基、ア
リル基、ブテニル基、ベンテニル基、ヘキセニル基、オ
クテニル基及びデセニル基が含まれる。好ましくは、ア
ルケニル基中の脂肪族不飽和は末端すなわちオメガの位
置にある。
やはりフルオロシリコーン重合体(A′)についての上
記の式において、RQはオルガノ水素ポリシロキサン化
合物(B)の、好ましい態様を含めたRQ基について表
されるのと同じ意味、そしてそれ以外の意味を包含する
。すなわち、オルガノ水素ポリシロキサン化合物(B)
について開示されたR基に加えて、フルオロシリコーン
重合体(A′)におけるR基は4〜8個の炭素原子のほ
かに、例えば2個又は3個のような4個より少ない炭素
原子や例えば9個又は10個のような8個より多くの炭
素原子を有することができると考えられる。その上に、
フルオロシリコーン重合体(A′)のQ基には、オルガ
ノ水素ポリシロキサン化合物(B)のアルキレン基もフ
ェニル基、トリル基及びベンジル基のような脂肪族不飽
和のないそのほかの二価炭化水素基も含めることができ
一般に、この発明の組成物のオルガノ水素ポリシロキサ
ン化合物は、この発明の所望の目的を達成するために、
該組成物に存在しているフルオロシリコーン重合体と相
溶性であり、すなわちそれに溶解可能でなくてはならな
い。それゆえに、オルガノ水素ポリシロキサンのRQ基
は、上述の相溶性が失われるほどフルオロシリコーン重
合体のRQ基と異なってはならない。フルオロシリコー
ン重合体のRQ基はオルガノ水素ポリシロキサン化合物
のRQ基と異なることができるとは言っても、それらは
好ましくは同じである。
フルオロシリコーン重合体(A′)の−船側には次に掲
げるものが含まれるけれども、これらには限定されない
ViMe2SiO(Me2SiO) o、 wot(M
eViSiO) o、 ost −(RQMeSiO)
 a、 ostsiMezViViM+4SiO(Me
zSiO)@、7ot(MeViSiO)o、 01、
(RQMeSiO) o、 zqtsiMezVi+V
iMe2SiO(MezSiO)o、 、ot(RQM
eSiO)o、 3otsiMezνi。
ViMezSiO(MeViSiO) o、 ost 
(RQMeSiO) o、 qstsiMezVioこ
こで、該重合体の粘度は自由に流動する液体の粘度から
ゆっくりと流動するガムのそれまでの範囲にわたり、ま
た上式中のtは100から10,000まで及びそれよ
り大きな値を有する。
フルオロシロコーン重合体(A′)についての上記の式
において、X及び2の値はゼロのように小さい値である
ことができるが、yの値は少なくとも1でなければなら
ない。x −t−y 十zのイ直は10.000まで及
びそれより大きい範囲に及ぶことができる。Zの値は典
型的には、x十y+zの合計のうちの小部分、例えばゼ
ロから1/10までに限定される。x、y及び2の値は
、フルオロシリコーン重合体(A′)が0.1〜10モ
ル%の、好ましくは0.1〜1.0モル%のアルケニル
基含有シロキサン単位及び少なくとも5モル%の、好ま
しくは20〜50モル%の、最も好ましくは30モル%
の(R[])MeSiO2/2シロキサン単位を含有す
るような値である。
成分(B)は、好ましい態様を含めて上に記されたこの
発明のオルガノ水素ポリシロキサン化合物と同じオルガ
ノ水素ポリシロキサン化合物である。
成分(B)の量は、成分(A′)中のアルケニル基当り
1〜4個のケイ素結合水素原子を供給するのに十分であ
るべきであるけれども、アルケニル基がビニル基である
場合には、成分(B)の量は1のビニル基当り2〜4個
のケイ素結合水素原子を供給するのに十分であるのが好
ましい。
この発明の硬化性コーティング組成物で使用される成分
(C)は、フルオロシリコーン重合体のアルケニル基と
オルガノ水素ポリシロキサン化合物のケイ素結合水素原
子との反応を特に高温において促進する任意の金属含有
ヒドロシリル化触媒である。この成分の例には、塩化白
金酸、塩化白金酸−オレフィン錯体、塩化白金酸−ビニ
ルシロキサン錯体、及び例えばアルミナの如き微粒状担
体に支持された白金が含まれる。特に有用な白金含有触
媒は、ライリング(Willing)により米国特許第
3419593号明細書に開示された塩化白金酸ビニル
シロキサン錯体である。とは言うものの、白金含有触媒
は、ケイ素と結合した水素原子とケイ素と結合したアル
ケニル基とのヒドロシリル化反応を触媒するのに有効で
ある周知の物質のいずれでもよい。
成分(C)の正確な量は、用いられる特定の触媒に依存
し、容易には予測されない。しかしながら、塩化白金酸
及びその錯体については、成分(A’ )+ (B)の
100万重量部につき0.1〜1000重量部、好まし
くは1〜500重量部の白金を供給するのに十分な量で
ある。この範囲内で、日常的な実験を利用していずれの
特定の硬化時間についても必要とされる触媒の最適な量
を決定することができる。
この発明の硬化性コーティング組成物の成分(D)は、
金属含有ヒドロシリル化触媒のためのいずれかの抑制剤
である。それらの例は、エンイン類例えばエチニルシク
ロヘキセン、3−メチル−3−ペンテン−1−イン及び
3,5−ジメチル−3−ヘキセン−1−インのようなも
のや、アルキニルアルコール類例えば3−メチル−1,
7−プチンー3−オール、3.5−ジメチル−1−ヘキ
シン−3−オール、3−メチル−1−ペンチン3−オー
ル及びフェニルブチノールのようなものや、不飽和アル
コール及び/又は不飽和酸めエステル類例えばジアリル
マレニーl・及びビス−(2メトキシイソプロピル)マ
レエートのようなもの、である。成分(D)を更に例示
するためには、例えば、米国特許第3445420号、
第4256870号、第4465818号及び第456
2096号各明細書の開示を参照されたい。
成分(D)の正確な量は、用いられる特定の抑制剤に依
存し、容易には予測されない。唯一必要なのは、硬化性
コーティング組成物の基材への適用を所望のままに可能
にするためにその組成物の硬化反応を周囲条件において
十分に遅らせる量の抑制剤を使用することである。日常
的な実験及び下記に開示される例を利用して、いずれの
特定の硬化時間についても必要とされる抑制剤の最適な
量を決めることができる。塩化白金酸及びその錯体につ
いて言えば、■の白金原子当りに抑制剤を0.1〜10
0分子、好ましくは1〜10分子供給するのに十分なだ
けの量の抑制剤が通常は十分な量である。
第二の側面において、本発明は下式を有する独特なフル
オロシリコーン重合体(A)に関する。
ViMezS io (MezSiO) X [(RQ
) MeSiO] y (MeViSiO) 、SiM
ezV i」二式中、■1はビニル基を表し、Meはメ
チル基を表し、RQはケイ素と結合したフッ素化された
基であってRが炭素原子数4〜8個のペルフルオロアル
キル基を表し、QがRを少なくとも2個の炭素原子を介
してSiに結合させるアルキレン基を表すものを表し、
そしてx、y及びZの値は該フルオロシリコーン重合体
が少なくとも300個のケイ素原子、0.5〜2モル%
のビニル基含有シロキサン単位及び30モル%の(RQ
)MeStO2/2シロキサン単位を含有するような値
である。
成分(A)についての上記の式におけるR及びQの意味
は、この発明のオルガノ水素ポリシロキサン成分(B)
におけるR及びQについて上で言及された意味と同じで
ある。
成分(A)についての上記の式におけるx、y及び2の
意味は、該フルオロシリコーン重合体中に少なくとも3
00個のケイ素原子があるように制限される。フルオロ
シリコーン重合体を硬化させるために用いられるオルガ
ノ水素ポリシロキサン化合物にはかかわりなく、χ十y
+zの値が100以下である場合には、それから調製さ
れたコーティング組成物はその上に流延されたそして硬
化したシリコーン感圧接着剤について大きな剥離値を示
す、ということが観察されている。それに反して、x 
f y +zの値が300以上である場合には、それか
ら調製されたコーティング組成物は、ビニル基を有する
シロキサン単位の数がシロキサン単位の総数の2%を、
好ましくは1%を超えないことを条件に、その上に流延
されそして硬化したシリコーン感圧接着剤について小さ
な剥離値を示す。
このように、成分(A)についての上記の式におけるx
、y及びZの意味は、該フルオロシリコーン重合体中に
0.5〜2モル%のビニル基含有シロキサン単位がある
ようにやはり制限される。
この発明のフルオロシリコーン重合体(A)は、当該技
術のいずれのオルガノ水素ポリシロキサン化合物と混ぜ
合わせても独特な硬化特性を有する硬化性組成物を提供
することができる。このように、本発明の第二の側面は
更に、次に掲げる(A)。
(B’ )、(C)及び(D)を含んでなる組成物、す
なわち、 (A)次式、すなわち、 ViMezS iO(Me l5io) x [(RQ
) MeS iO] y (MeV 1sio) *S
 iMezV iを有するフルオロシリコーン重合体(
上式中、Viはビニル基を表し、Meはメチル基を表し
、RQはケイ素と・結合したフッ素化された基であって
Rが炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基を表
し、QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してStに
結合させるアルキレン基を表すものを表し、そしてx、
y及び2の値は該フルオロシリコーン重合体が少なくと
も300個のケイ素原子、0.5〜2モル%のビニル基
含有シロキサン単位及び30モル%の(Rfl) Me
SiOtz□シロキサン単位を含有するような値である
)、 (B”)1分子当りに平均して少なくとも3個のケイ素
結合水素原子を有し、これらの水素が別々のケイ素原子
と結合していて、(A)と相溶性である、オルガノ水素
ポリシロキサン化合物、(C)触媒量の金属含有ヒドロ
シリル化触媒、(D)上記の金属含有ヒドロシリル化触
媒のための有効量の抑制剤、 を含んでなる組成物であって、(A)及び(B′)の量
が該組成物中のビニル基ごとに2〜4個のケイ素結合水
素原子を提供するのに十分である、硬化性コーティング
組成物に関する。
成分(A、)は、好ましい態様を含めて上に記されたこ
の発明のフルオロシリコーン重合体と同じである。
成分(B′)は、各分子中に平均して少なくとも2個の
ケイ素結合水素原子を有するオルガノ水素ポリシロキサ
ンであって、成分(A)のための架橋剤として働く。成
分(B′)は、ケイ素原子1佃当りに平均して少な(と
も2個、好ましくは3個以上のケイ素結合水素原子を有
する現在知られているオルガノ水素ポリシロキサンのい
ずれでもよい。この成分の分子構造は重要ではなく、所
望に応じて環状、線状、枝別れ及び/又は網状構造であ
ることができる。成分(B′)における有機基は、周知
のように脂肪族不飽和のない、例を挙げればメチル個、
エチル基及びプロピル基のようなアルキル基やフェニル
基のようなアリール基の如き、いずれの−価の炭化水素
基でもよい。好ましくは、これらの−価の炭化水素基は
1〜6個の炭素原子と含有し、そして一般にはメチル基
がより好ましい。成分(A)と(B′)の相溶性が最大
になるためには、各成分における有機基は好ましくは同
じである。
成分(B′)の例には、環状、線状及び樹脂状シロキサ
ン例えば単位式MellSiO□/2を有するメチル水
素シクロポリシロキサン、式 MezSiO(MeflSiO) I(Me!5in)
 JSiMe3及び式1(MezSiO(MellSi
O) r (MezSiO) isiMeJを有する線
状メチル水素ポリシロキサン(これらの式中のi及びJ
はゼロ以上の値を有する)のようなものや、例えば(H
MezSiO) nsiの如き技別れしたシロキサンが
含まれるけれども、これらには限定されない。
この線状シロキサンの末端シロキサン単位は重要ではな
く、トリオルガノシロキサン単位もしくはジオルガノ水
素シロキサン単位又はそれらの混ざったものでよく、こ
こでは有機基は例えばメチル基である。
成分(B′)の例には、式Me−+SiO(MeH3i
O) a()lezsiO) bsiMesを有する化
合物(式中のaは少なくとも3の平均値を有し、そして
bはO又はOより大きい平均値を有する)及び式 Me:+SiO(MeH3iO)、SiMe、lを、有
する化合物(式中のaは30〜70の値を有する)が含
まれる。
オルガノ水素ポリシロキサン(B′)とフルオロシリコ
ーン重合体(A)との相溶性を向」ニさせるためには、
(B′)の有機基の半分までをRQ基(この場合のRは
好ましくは(A)におけるものと同じである)にするの
が望ましく、そして残りの有機基はメチル基である。
例えば、ポルプルツク(Holbrook)により米国
特許第3344160号明細書にそしてカーター(Ca
rter)らにより米国特許第4057566号明細書
に開示されたフルオロシリコーン架橋剤並びに−服代M
esSiO(MaH3iO) r [(RQ)MeSi
OToSiMes及び−服代t1Mezsjo(Mel
lSiO) + [(RQ)MeSiO) *SiMe
zllを有するオルガノ水素ポリシロキサン(これらの
式中のi及びkは、該オルガノ水素ポリシロキサンが平
均して少なくとも2個のケイ素結合水素原子を含有する
ことを条件として、ゼロ以上の値を有する)は、この発
明の硬化性コーティング組成物における好ましいオルガ
ノ水素ポリシロキサンである。
成分(B′)の量は、成分(A)のビニル基−つ当りに
2〜4個のケイ素結合水素原子を供給するのに十分であ
るべきである。
成分(C)及び(D)は、上に開示されたものと同じで
あり、そしてそれらの量は同じように、上に開示された
のと同じである。
この発明の硬化性コーティング組成物を提供する好まし
い硬化速度の点から見て、この発明のオルガノ水素ポリ
シロキサン化合物(B)はより好ましい成分(B′)で
ある。このように、この発明の好ましい態様は、次に掲
げる(AL (B)。
(C)及び(D)を含んでなる組成物、すなわち、(A
)次式、すなわち、 νiMezsiO(MezS io) X [(RQ)
 MeSiO] y(MeV i S io) 、S 
iMe2V iを有するフルオロシリコーン重合体(上
式中、Viはビニル基を表し、Meはメチル基を表し、
RQはケイ素と結合したフッ素化された基であってRが
炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し、
QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してSi に結
合させるアルキレン基を表すものを表し、そしてx、y
及び2の値は該フルオロシリコーン重合体が少なくとも
300個のケイ素原子、0.5〜2モル%のビニル基含
有シロキサン単位及び30モル%の(RQ)MeSiO
z/zシロキサン単位を含有するような値である)、 (B)次式、すなわち、 Me3SiO(MeH3iO) to [(RQ)Me
SiO] r、SiMe+を有し、(A)と相溶性であ
る、オルガノ水素ボリシロキサン化合物(上式中、m十
nは20から80までの値を有し、m/(m十n)は0
.6から0.8までの値を有し、Meはメチル基を表し
、RQはケイ素と結合したフン老化された基であってR
が炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し
、QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してSi と
結合させるアルキレン基を表すものを表す)、(C)触
媒量の金属含有ヒドロシリル化触媒、(D)上記の金属
含有ヒドロシリル化触媒のための有効量の抑制剤、 を含んでなる組成物であって、(A)及び(B)の量が
該組成物中のビニル基ごとに2〜4個のケイ素結合水素
原子を提供するのに十分な量である、硬化性コーティン
グ組成物を包含する。
この発明のこの好ましい硬化性コーティング組成物の、
好ましい態様を含めた本質的成分及びそれらの相対的な
量は、全ての上に十分に記述されている。
RQ基を有するシリコーン重合体は、例えばピアース(
Pierce)らの米国特許第2961425号明細書
号明細書の方法のような、当該技術分野で開示されたい
くつかの方法のうちのいずれかにより調製することがで
きる。上記のブラウンら及びピアスらの米国特許明細書
は、フルオロシリコーン重合体をどのように調製するか
を示す。
RQ基を有するオルガノ水素ポリシロキサンは、酸に触
媒されるシロキサン平衡反応を伴う周知の方法により合
成することができる。上で言及されたホルブルックら及
びカーターらの方法のほかに、RQ基を有するシリコー
ン重合体の調製についてやはり上で言及されたピアース
ら及びブラウンらの方法を、ケイ素と結合した水素原子
を有するシラン及び/又はシロキサン中間体がこれらの
開示された合成方法における反応物として含まれるとい
うことを条件として利用することができる。
この発明の硬化性コーティング組成物は更に、シリコー
ン感圧接着剤の剥離のためのコーティング組成物として
のその用途を不利に制限することのない様々な量の任意
的な成分を含むことができる。それらの例には、付着促
進剤、酸化防止剤及び安定剤のような反応性の成分や、
該硬化性組成物の粘度を低下させ及び/又は塗布性(c
oatability)を上昇さるための希釈剤、顔料
、安定剤及び充填剤のような非反応性の成分が含まれる
好ましい希釈剤には、クロロフルオロカーボンのような
ハロゲン化された溶剤や、酢酸エチルのようなエステル
や、メチルイソブチルケトンのようなケトンや、ジブチ
ルエーテルのようなエーテルが含まれる。
この発明の硬化性コーティング組成物は、シリコーン感
圧接着剤のためのライナーを調製するのに有用である。
このライナーは、裏材料、好ましくは可撓性の重合シー
ト材料を硬化性コーティング組成物のクロロフルオロカ
ーボン溶剤溶液でコーティングして調製される。ライナ
ーを製造するために用いられる裏材料は、例えば、ポリ
エステル、ポリオレフィン又はポリイミドのフィルムの
如き重合フィルムや、金属箔や、重合フィルムで被覆さ
れた金属箔や、紙や、重合フィルムで被覆された紙、と
いったようないずれの可撓性材料でもよい。
この発明の化合物は、適度の温度で急速に硬化するが室
温において長い浴寿命を有するこの発明の組成物を提供
する。
〔実施例〕
以下に掲げられた例は、本発明をいかに実施するかを更
に教示するために開示されるものであって、特許請求の
範囲に適切に記述された本発明を限定するものと解すべ
きではない。
部数及び百分率は、別設の指示がない限りは全て重量に
よるものである。Me及びVi はそれぞれメチル基及
びビニル基を表す。温度は摂氏温度である。
各硬化性コーティング組成物を#12マイヤーロッド(
Meyer Rod)を使って2ミル(0,0508m
)のポリエステルフィルム片上へ塗布し、そして塗布さ
れたフィルムをコーティングが硬化するまで15秒の増
加分でもって121°C又は150°Cで加熱した。
コーティングの硬化の状態を、摩擦落ち試験、移行試験
及びスミア試験により測定した。
スミアは、コーティングを指で軽く擦りそしてコーティ
ングを曇った外観について観察して測定した。曇りの量
を見積り、そして、なし、非常にわずか、わずか、中適
度又は著しい、というよ・うに評価した。完全に硬化し
たコーティングは少しの曇りも示さず、従ってスミアは
少しもない。
摩擦落ちは、人指し指の先端でコーティングを勢いよく
擦り、紙からコーティングを取り除くことを試みて測定
した。摩擦落ちの量を見積り、そして、なし、非常にわ
ずか、わずか、中適度又は著しい、というように評価し
た。完全に硬化したコーティングは少しの摩擦落ちも示
さない。
移行は、次のようにして測定した。すなわち、スペック
テープ(SpecTape) (R)ST−400Cブ
ランドの透明のテープ(米国ケンタンキー州Erlan
gerのスペックテープ社(SpecTape Inc
、))のストリップをコーティング上に載せ、接着剤付
の表面をコーティングと接触させ、そしてストリップを
5〜10回指で擦ってストリップをコーティングへ付着
させた。次いでストリップを取除き、そしてその接着剤
付きの表面を二つ折りにしてそれ自体の上へ重ねてゆっ
くりと分離した。次に、二つ折りにされて、なし、非常
にわずか、わずか、中適度又は著しい、というように評
価した。完全に硬化したコーティングは少しの違いも示
さず、かくして少しの移行もない。
剥離力及びその後の付着力の試験については、コーティ
ングを#12マイヤーロンドを使って2ミル(0,05
08mm)のポリエステルフィルム片上へ塗布し、そし
て塗布されたフィルムを121’C又は150°Cで6
0秒か又はコーティングが完全に硬化するまでのどちら
か長い方の間加熱した。その後(1,3又は7日)、硬
化したコーティング上へ接着剤の溶液を3ミル(0,0
762献)のバードバー(Bird Bar)を用いて
流延し、そして適用された接着剤を70°Cで1分間、
次いで178°Cで2分間硬化させた。結果として得ら
れた積層品を室温まで冷却し、そして接着剤へ4.5ボ
ンドのローラーを使用して2ミル(0,0508mm)
のポリエステルフィルム支持体をかぶせた。この積層品
を室温で28日間老化させてから、剥離力及びその後の
付着力についての試験を行った。
上記の積層品は、切断して1×6インチ(2,54X 
15.24c+n)のスI−リップにされ、そしてこの
積層品をカイル(Keil)試験機を使って12インチ
/ m i n(30,48cm / nbtn)の速
度で引離して剥離力について評価された。記録された値
は一つの試料につき1回引張る過程の間に採取された五
つの読みの平均である。カイル試験機は、TAPPT 
、第43巻第8号、p、 164^及び165A (1
960年8月)に記載されている。
接着剤のその後の付着力は、ライナーから引離された接
着剤を2バスの4,5ボンドローラーを使って清浄なス
テンレス鋼パネルへ適用し、そしてこれからテープを上
述のカイル試験機を使って180°Cの角度で取去るの
に要する力を測定することによって測定された。
接着剤の初期の付着力は、表面へ一度も適用されていな
い硬化した接着剤を清浄なステンレス鋼パネルへ適用し
、そしてこれよりテープをカイル試験機を使って取去る
のに要する力を測定することによって測定された。
これらの例では、ダウ・コーニング・コーポレションよ
りDO讐C0RNTNG(R)02−7406接着剤と
して入手可能な、過酸化物で硬化するシリコーン感圧接
着剤を使用した。この接着剤を、2%ベンゾイルペルオ
キシドで硬化させた。
第3.4及び5表に挙げられているフルオロシリコーン
重合体は、第1表に示された式並びにXy及びZの理論
値を有する。重合体A、B、CD、E、G及びNは、上
述のブラウン及びスティックルズの方法によ/)調製さ
れた。重合体F 、 Hl 、 J 、 K 、 L及
びMは、適当な加水分解されたクロロシランのKOHに
触媒される平衡により調製された。
第3.4及び5表に挙げられているオルガノ水素ポリシ
ロキサン化合物は、第2表に示された式を有する。化合
物1は当該技術分野においてよく知られている。化合物
2及び3は、適当な加水分解されたクロロシランのCF
35OJに触媒される平衡により調製された。化合物4
は、米国特許第3344160号明細書に開示される。
第1表 ViMezSio(MezSiO)X[(R[])Me
SiO] y(MeViSio)zSiMezVi1.
737.5 ” RQ=ChCLzCPzCPzCHzCHz第2表 MesSiO(MeH3iO)aoSiMe:+Me:
+SiO(MetlSiO) za [(RQ)MeS
iol + zsiMe+”Me、、S+O(MeH5
+0)za(Me2SiO)xzs+Me。
tlMezsio[(CFsCHzCHz) (HMe
zSiO)SiO] XSiMeJ”” RGhChC
F2CF2CFzCHzCHzリ Xは平均して2に等
しい。
LL ヘプタン、シクロポリジメチルシロキサン、ジビニルテ
トラメチルジシロキサン、シクロポリメヂルビニルシロ
キサン、水酸化カリウム及び末端をヒドロキシル基にブ
ロックされたポリジメチルシロキサンーコーポリメチル
ペルフルオロブヂルエチルシロキサン(50: 50)
の混合物を、150°Cで4.5時間加熱し、室温まで
冷却し、氷酢酸で中和し、そしてろ過を行って第1表に
重合体Mとして示された構造を有するフルオロシリコー
ン重合体を得た。
メチル水素ジクロロシラン、ヘプタン、メチル〔(ペル
フルオロブチル)エチル〕ジクロロシラン及びトリメチ
ルクロロシランの混合物を、氷で冷却された水へゆっく
りと加えて加水分解混合物を作った。有機相を分離し、
洗浄して中性にし、共沸的に乾燥させ(50°c/ 1
21mmHg) 、トリフルオロメタンスルホン酸の存
在下に45℃及び141111111t1gで3時間加
熱し、室温まで冷却し、炭酸水素ナトリウムで中和し、
ろ過し、そして150°C及び15mm11gで揮発分
の除去を行って、第2表に化合物2として示された構造
を有するオルガノ水素ポリシロキサン化合物を得た。
■^二釘 第1表に掲載されたフルオロシリコーン重合体のうちの
一つのもの5部を、l・リクロロトリフルオロエタン9
4.84部、ジビニルテトラメチルジシロキサンとHz
PtCj!6との錯体0.15部及びビス(2−メトキ
シイソプロピル)マレニー)0.01部の14の混合物
のうちの一つと混ぜ合わせて、14種類の重合体組成物
を調製した。
第2表に掲載されたオルガノ水素ポリシロキサン化合物
のうちの一つのもの5部を95部のトリクロロトリフル
オロエタンと混ぜ合わせて、4種類の架橋剤組成物を調
製した。
37種類の硬化性コーティング組成物を、上記の重合体
組成物のうちの一つを上記の架橋剤組成物のうちの−・
つと、当該組成物中の各ケイ素結合ビニル基について所
望の数の水素原子を供給するのに十分なだけの量で混ぜ
合わせることによって調製した。重合体A、C,D、I
、に、L又はMを含んでなる組成物及び化合物2を含ん
でなる組成物は、この発明の組成物である。重合体に、
L又はM及び化合物2を含んでなる組成物は、この発明
の好ましい組成物である。
各組成物を#12マイヤーロッドを使って2ミル(0,
0508mm)のポリエステルフィルム片へ塗布し、そ
して塗布されたフィルムを121°C又は150’Cで
加熱した。移行がなく摩擦落ちがない状態に到達するの
に必要な、各温度において15秒の増加分で第3表 の時間が、硬化時間として第3表に記録される。
密閉容器内に室温で貯蔵された組成物が塗布することの
できない組成物になる前に経過した、日数を単位とする
時間を、組成物の浴寿命として控えて、そしてこれを第
3表に記録する。
硬化した各コーティングについての剥離力及びその後の
付着力を、上で説明した方法により評価した。それらの
値は第4表及び第5表に記録される。
第 3 表(つづき) 第 表 121“Cで60秒間硬化させたライナー第 表 150°Cで(イ)秒間硬化させたライナー第4表(劣
き) 121’Cで(イ)秒間硬化させたライナーステンレス
m  63オンス/2.54cm26(41%) 注)1オンス−四、35g (4日) 第 表(つづき) 150’Cで6IHjWf!化させたライナーステンレ
ス鋼 63オンス/2.54cm26(419c) 注)1オンス#=四、35g 前掲の表より、以下に掲げる所見を述べることができる
硬化時間及び/又は浴寿命(第3表)に関しては、化合
物2を含有している組成物(この発明)は、その上にこ
の発明の好ましいフルオロシリコン重合体である重合体
に、L及びMを含有していて使用されるオルガノ水素ポ
リシロキサン化合物にかかわらず急速な硬化を示す組成
物を除いて、存在しているフルオロシリコーン重合体に
かかわらず、化合物2の代りに化合物1又は3を含有し
ている類似の組成物よりも良好である。
化合物2を用いて121’Cで硬化させそして1日老化
させてから重ね合わされたライナーからのシリコーン感
圧接着剤の剥離力(第体表)は、67g/2.54cm
から307 g / 2.54cmまで変化する。重合
体A、C,に、l、及びMも重合体N 、 H及びJも
、200 g / 2.54 cm未満の剥離力を提供
する。重合体G、B、I、D及びEは、200 g /
 2.54cmより大きな剥離力を提供する。
化合物2を用いて150’Cで硬化させそして1日老化
させてから重ね合わせたライナーからのシリコーン感圧
接着剤の剥離力(第5表)は、23g/2.54cmか
ら407 g / 2.54cmまで色々である。重合
体A、C,に、L及びMも重合体N 、 H及びJも、
200 g / 2.54cm未満の剥離力を提供する
。重合体G、B、I、D及びEは、200 g /2.
54cmより大きな剥離力を特徴する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式を有するフルオロシリコーン重合体。 ViHe_2SiO(Me_2SiO)_x[(RQ)
    MeSiO]_y(MeViSiO)_zSiMe_2
    Vi(上式中、Viはビニル基を表し、Meはメチル基
    を表し、RQはケイ素と結合したフッ素化された基であ
    ってRが炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基
    を表し、QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してS
    iに結合させるアルキレン基を表すものを表し、そして
    x、y及びzの値は該フルオロシリコーン重合体が少な
    くとも300個のケイ素原子、0.5〜2モル%のビニ
    ル基含有シロキサン単位及び30モル%の(RQ)Me
    SiO_2_/_2シロキサン単位を含有するような値
    である) 2、次に掲げる(A)、(B′)、(C)及び(D)を
    含んでなる組成物、すなわち、 (A)次式、すなわち、 ViMe_2SiO(Me_2SiO)_x[(RQ)
    MeSiO]_y(MeViSiO)_zSiMe_2
    Viを有するフルオロシリコーン重合体(上式中、Vi
    はビニル基を表し、Meはメチル基を表し、RQはケイ
    素と結合したフッ素化された基であってRが炭素原子数
    4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し、QがRを少
    なくとも2個の炭素原子を介してSiに結合させるアル
    キレン基を表すものを表し、そしてx、y及びzの値は
    該フルオロシリコーン重合体が少なくとも300個のケ
    イ素原子、0.5〜2モル%のビニル基含有シロキサン
    単位及び30モル%の(RQ)MeSiO_2_/_2
    シロキサン単位を含有するような値である)、 (B′)1分子当りに平均して少なくとも2個のケイ素
    結合水素原子を有し、これらの水素が別々のケイ素原子
    と結合していて、(A)と相溶性である、オルガノ水素
    ポリシロキサン化合物、(C)触媒量の金属含有ヒドロ
    シリル化触媒、(D)上記の金属含有ヒドロシリル化触
    媒のための有効量の抑制剤、 を含んでなる組成物であって、(A)及び(B′)の量
    が該組成物中のビニル基ごとに2〜4個のケイ素結合水
    素原子を提供するのに十分である、硬化性コーティング
    組成物。 3、次式を有するオルガノ水素ポリシロキサン化合物。 Me_3SiO(MeHSiO)_m[(RQ)MeS
    iO]_nSiMe_3(上式中、m+nは20から8
    0までの値を有し、m/(m+n)は0.6から0.8
    までの値を有し、Meはメチル基を表し、RQはケイ素
    と結合したフッ素化された基であってRが炭素原子数4
    〜8個のペルフルオロアルキル基を表し、QがRを少な
    くとも2個の炭素原子を介してSiと結合させるアルキ
    レン基を表すものを表す) 4、次に掲げる(A′)、(B)、(C)及び(D)を
    含んでなる組成物、すなわち、 (A′)次式、すなわち、 AMe_2SiO(Me_2SiO)_x[(RQ)M
    eSiO]_y(MeASiO)_zSiMe_2Aを
    有するフルオロシリコーン重合体(上式中、Aはアルケ
    ニル基を表し、Meはメチル基を表し、RQはケイ素と
    結合したフッ素化された基であってRが炭素原子数2〜
    8個のペルフルオロアルキル基を表し、QがRを少なく
    とも2個の炭素原子を介してSiに結合させる二価の炭
    化水素基を表すものを表し、そしてx、y及びzの値は
    該フルオロシリコーン重合体が少なくとも5モル%の(
    RQ)MeSiO_2_/_2シロキサン単位と0.1
    〜10モル%のアルケニル基含有シロキサン単位とを含
    有するような値である)、 (B)次式、すなわち、 Me_3SiO(MeHSiO)_m[(RQ)MeS
    iO]_nSiMe_3を有し、(A′)と相溶性であ
    る、オルガノ水素ポリシロキサン化合物(上式中、m+
    nは20から80までの値を有し、m/(m+n)は0
    .6から0.8までの値を有し、Meはメチル基を表し
    、RQはケイ素と結合したフッ素化された基であってR
    が炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し
    、QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してSiと結
    合させるアルキレン基を表すものを表す)、 (C)触媒量の金属含有ヒドロシリル化触媒、(D)上
    記の金属含有ヒドロシリル化触媒のための有効量の抑制
    剤、 を含んでなる組成物であって、(A′)及び(B)の量
    が該組成物中のアルケニル基ごとに1〜4個のケイ素結
    合水素原子を提供するのに十分である、硬化性コーティ
    ング組成物。 5、次に掲げる(A)、(B)、(C)及び(D)を含
    んでなる組成物、すなわち、 (A)次式、すなわち、 ViMe_2SiO(Me_2SiO)_x[(RQ)
    MeSiO]_y(MeViSiO)_zSiMe_2
    Viを有するフルオロシリコーン重合体(上式中、Vi
    はビニル基を表し、Meはメチル基を表し、RQはケイ
    素と結合したフッ素化された基であってRが炭素原子数
    4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し、QがRを少
    なくとも2個の炭素原子を介してSiに結合させるアル
    キレン基を表すものを表し、そしてx、y及びzの値は
    該フルオロシリコーン重合体が少なくとも300個のケ
    イ素原子、0.5〜2モル%のビニル基含有シロキサン
    単位及び30モル%の(RQ)MeSiO_2_/_2
    シロキサン単位を含有するような値である)、 (B)次式、すなわち、 Me_3SiO(MeHSiO)_m[(RQ)MeS
    iO]_nSiMe_3を有し、(A)と相溶性である
    、オルガノ水素ポリシロキサン化合物(上式中、m+n
    は20から80までの値を有し、m/(m+n)は0.
    6から0.8までの値を有し、Meはメチル基を表し、
    RQはケイ素と結合したフッ素化された基であってRが
    炭素原子数4〜8個のペルフルオロアルキル基を表し、
    QがRを少なくとも2個の炭素原子を介してSiと結合
    させるアルキレン基を表すものを表す)、(C)触媒量
    の金属含有ヒドロシリル化触媒、(D)上記の金属含有
    ヒドロシリル化触媒のための有効量の抑制剤、 を含んでなる組成物であって、(A)及び(B)の量が
    該組成物中のビニル基ごとに2〜4個のケイ素結合水素
    原子を提供するのに十分である、硬化性コーティング組
    成物。
JP2002667A 1989-01-12 1990-01-11 フルオロシリコーン重合体,オルガノ水素ポリシロキサン化合物及びそれらを含んでなる硬化性コーティング組成物 Pending JPH02245031A (ja)

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