JPH0223900Y2 - - Google Patents

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JPH0223900Y2
JPH0223900Y2 JP17190784U JP17190784U JPH0223900Y2 JP H0223900 Y2 JPH0223900 Y2 JP H0223900Y2 JP 17190784 U JP17190784 U JP 17190784U JP 17190784 U JP17190784 U JP 17190784U JP H0223900 Y2 JPH0223900 Y2 JP H0223900Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両の操作レバー装置に係り、中立時
に誤つて変速レバーに手や足が触れたとしても、
変速状態にならないようにした安全機構付の操作
レバー装置の特に、中立位置保持機構(安全機
構)の改良に関する。
〈従来の技術〉 従来、トラクタで代表される車両の操作レバー
装置は、中立時に誤つて変速操作レバーに手や足
が触れると変速状態となり非常に危険である。
そこで、斯る危険を防止した安全機構付のレバ
ー装置を本件出願人は先願として実願昭58−
76504号で提案している。
この先願技術は、変速装置に選択機構を介して
連動連結された変速レバーがハンドルポストの側
方に設けられたものにおいて、ハンドルポストの
軸心と平行に変速レバーの変速操作軸がその軸回
りに回動自在でかつ軸方向移動自在に保持されて
おり、変速操作軸にアームを介して作動体がハン
ドルポストと平行に取付けられており、変速装置
に連動連結される上・下連動体が前記変速操作軸
上に回動自在に保持されており、上・下連動体の
それぞれには前記作動体の軸心線上に作動体が係
脱自在とされる嵌合孔が形成されており、更に、
前記嵌合孔に向つて付勢されて上下動自在とされ
た上・下規制体がハンドルポスト側に取付けられ
ている構成とされている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前述の先願技術はそれなりに有効であるが、作
動体と上・下規制体との係合部がいずれも突曲面
による係合状態であるが故に、中立位置を正確に
確保することができないおそれがあつた。
本考案は、前述の先願技術の利点はそのまま維
持しつつその不具合点である中立位置の確保を正
確にしたところの車両の操作レバー装置を提供す
るものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案が前述の目的を達成するために講じた技
術的手段の特徴とするところは、変速装置8に選
択機構62を介して連動連結された操作レバー4
8がハンドルポスト43の側方に設けられたもの
において、 ハンドルポスト43の軸心と平行に操作レバー
48の変速操作軸52がその軸心回りに回動自在
でかつ軸方向移動自在に保持され、前記変速操作
軸52にアーム81を介して作動体69がハンド
ルポスト43と平行に取付けられ、 変速装置8に連動連結される上・下連動体6
5,66が前記変速操作軸52上に回動自在に保
持され、上・下連動体65,66のそれぞれには
前記作動体69が係脱自在とされる嵌合孔79,
80が形成され、 前記嵌合孔79,80に向つて付勢されて上下
動自在とされた上・下規制体67,69がハンド
ルポスト43側に取付けられ、更に、上・下規制
体67,69と前記作動体69との係脱部69A
がそれぞれカムを有する雄雌形状とされている点
にある。
〈作用〉 まず、主変速の操作レバー48による主変速装
置8の変速操作について説明すれば、主変速レバ
ー48が変速経路59の第3路59cにおける中
央部の中立位置に位置する時には、第1図に示す
ように、上・下各規制体67,68が上・下各連
動体65,66と嵌合孔79,80を介して係合
しているので、上・下連動体65,66は固定状
態にあり、又、作動体69が上・下連動体65,
66と嵌合孔79,80を介して係合しているの
で、主変速操作レバー48も前後に回動不能であ
つて、中立位置に位置する主変速操作レバー48
に運転者等が不慮に接触しても、主変速操作レバ
ー48が回動して、主変速装置8が変速操作され
たりすることはなく、それ故、上記のような接触
によるトラクタの急発進の惧れはなく、安全であ
る。
特に、上・下規制体67,69と作動体69と
の係脱部69Aは、それぞれカムを有する雄雌形
状であることから、中立位置の確保は正確で、カ
ムを乗り越えない限り不測の急発進はない。
次に、上記中立位置にある主変速操作レバー4
8により主変速装置8を変速操作する際には、該
レバー48を上下動させて、操作レバー48を第
3路59cと、第1路59a又は第2路59bと
の連絡部に移動させて、1,2速と、3,4速の
別を選択した後、操作レバー48を前後に回動さ
せて、第1路59a又は第2路59bの前後各端
部に移動させれば、主変速装置8を第1速乃至第
4速の各速に変速操作できる。
即ち、例えば、主変速装置8を1,2速に変速
操作する際には、操作レバー48をピン55廻り
に上方に操作する。すると、ピン54を介して、
変速操作軸52が下方に摺動し、変速操作軸52
と同行する作動体69が下方に移動して、上連動
体65の嵌合孔79から抜出ると共に、下規制体
68を押下げて、下連動体66の嵌合孔80から
離脱させ、下連動体65の下規制体68による固
定を解除する。この状態で、操作レバー48を前
後に回動操作すれば、変速軸52を介して作動体
69が上連動体65下面に対して摺接しつつ前後
に回動するのであり、これにより、下連動体66
の第1部材71が下規制体68に対して摺接しつ
つ変速操作軸52廻りに回動し、これにより、下
連動体66の第3部材75が第2部材73を介し
てボルト96廻りに回動せしめられる。すると、
連動軸100を介してレバー30が前後に回動せ
しめられ、これにより、レバー軸26、シフトレ
バー、シフトフオークを介して、シフター21が
前後に摺動するので、シフター21が遊転ギヤー
18,19の一方を変速軸15に結合するのであ
り、主変速装置8は第1速又は第2速となる。
尚、主変速装置8を第3速又は第4速に変速操
作する際には、操作レバー48をまずピン55廻
りに下方に回動させて上記同様の操作をすればよ
い。
又、操作レバー48を各変速位置から中立位置
に戻す際において、主変速レバー48を第1路5
9a又は第2路59bと、第3路59cとの連絡
部に位置させた際には、主変速装置8は中立状態
となつているのであるが、この場合には、作動体
69は圧縮バネ88,89の一方の弾発力によ
り、上・下規制体67,68の一方を介して、適
正位置に戻され、これにより、操作レバー48は
確実に第3路59cの中央部の適正中立位置に戻
される。従つて、主変速レバー48が第1路59
a又は第2路59bと、第3路59cとの連絡部
にとどめ置かれる惧れは全くなく、安全である。
そして、この場合も、係脱部69Aの雄雌形状
のカムが有効に機能することになる。
又、エンジンを増速・減速操作する際には、ハ
ンドアクセルレバー47を前後に回動操作すれ
ば、アクセル軸101、リンク103を介して、
エンジンの調速レバーが操作され、エンジンが増
速又は減速される。
更に、フロントローダ作業の如く頻繁に前後進
を繰返す必要がある場合には、前後進切換レバー
49を前後に操作すれば、連動片107、連動軸
114、上連動レバー111、保持筒109、下
連動レバー112、連動リンク115を介して、
レバー34がレバー軸35廻りに回動し、これに
より、シフター33が前後に摺動し、前後進切換
装置9が前進、後進に切換わる。
又、従来、ボンネツト4と運転席6との間のト
ラクタ車体1上に配設されていた主変速レバー4
8をハンドル装置5上部の右側に配設するように
したので、運転者の足元にあたるボンネツト4と
運転席6との間の空間が従来より広くなり、従つ
て運転者の乗降が容易であると共に、運転席6に
着座して運転する際の居住性も良好であり、しか
もトラクタ車体1上にあるPTO変速レバー11
6の操作も容易である。
更に、トラクタの走行に関係した操作レバーで
ある主変速レバー48、ハンドアクセルレバー4
7、前後進切換レバー49をハンドル装置5上部
の両側に集中配備しているので、トラクタの走行
に関する操作を容易に行える。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第12図において、1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5はハンドル装
置、6は運転席である。
トラクタ車体1はミツシヨンケース7等から成
り、そのミツシヨンケース7内には、第8図に示
すように走行用の主変速装置8、前後進切換装置
9等が内蔵されている。主変速装置8は主軸10
上のギヤー11〜14、変速軸15上に遊転自在
に套嵌されかつギヤー11〜14に常時咬合する
遊転ギヤー16〜19、遊転ギヤー16,17,
18,19を変速軸15に選択結合するシフター
20,21等から成り、そのシフター20,21
にはフオーク軸上のシフトフオークが係合する。
第7図に示すように、シフトフオークにはミツシ
ヨンケース7の側壁に挿支されたレバー軸25,
26内端のシフトレバーが夫々係合せしめられ、
またレバー軸25,26の外端にはレバー29,
30が設けられており、従つて、各シフター2
0,21はこのレバー29,30により操作可能
である。前後進切換装置9は遊転ギヤー31と伝
動軸32とを変速軸15に選択結合するシフター
33を有し、そのシフター33は前記シフター2
0,21と略同様にレバー34によりレバー軸3
5を介して操作可能である。遊転ギヤー31はバ
ツクギヤー36、ギヤー37を介して、また伝動
軸32はギヤー38,39を介して夫々駆動軸4
0に連動連結されている。勿論、駆動軸40はデ
フ装置等を介して前輪2、後輪3を駆動するよう
に構成されている。
ハンドル装置5は、第1図乃至第6図にも示す
ように、ハンドル41と、該ハンドル41に上端
部が固設されたハンドル軸42と、該ハンドル軸
42を覆うハンドルポスト43と、ハンドルポス
ト43下端が固設され且つ内部の伝動機構にハン
ドル軸42が連動する操向ボツクス44等から成
る。操向ボツクス44は車体1の前後方向略中央
部に固設され、該操向ボツクス44によりハンド
ルポスト43が支持されている。ハンドルポスト
43は、ボンネツト4後端に後方から装着された
カバー45により覆われると共に、カバー45上
端の操作パネル46を貫通して上方に突出せしめ
られている。
ハンドル装置5の上部右側には、操作パネル4
6上方側から右側方に突出するハンドアクセルレ
バー47と、カバー45内部からその右側方に突
出する主変速レバー48が、又、左側には、カバ
ー45内部から左側斜め上方に突出する前後進切
換レバー49が夫々備えられている。50は計器
パネルである。
主変速である操作レバー48は基部側に二又部
51を有し、その二又部51は変速操作軸52及
び支持部材53の上部にピン54,55により
夫々枢着されている。変速操作軸52はハンドル
ポスト43と略平行であつて、ハンドルポスト4
3上下部に固設された一対の上・下ボス部56,
57により上下方向に摺動自在で且つ軸心廻りに
回動自在に支持されている。又、支持部材53は
基部にコ形状嵌合部58を有し、該嵌合部58が
上ボス部56を挟むようにして変速操作軸52及
び上ボス部56に回動自在に支持されている。
従つて主変速用の操作レバー48はピン55廻
りに上下操作が、変速操作軸52廻りに前後操作
が夫々可能であり、この各操作に連動して変速操
作軸52が上下動及び回動するのであり、第9図
に示すように、主変速用の操作レバー48の変速
経路59は、上下に配設された前後方向の第1路
59a及び第2路59bと、両路59a,59b
の中央部を連絡する第3路59cとから成る側面
視横向きH字型とされ、第1路59aの前後端部
が第1速と第2速の各変速位置とされ、第2路5
9bの前後端部が第3速と第4速の各変速位置と
され、第3路59cの上下方向中央部が中立位置
とされている。
主変速用の操作レバー48の二又部51には、
ピン55を中心とする略円弧状に形成された表示
板60が装着され、この表示板60には主変速用
操作レバー48の中立位置及び第1速から第4速
までの各変速位置の表示が夫々付されている。一
方、この表示板60と近接する操作パネル46に
は、主変速用操作レバー48を各位置に操作した
ときに、表示板60の各表示が択一的に対応する
ように表示窓61が形成され、この表示窓61か
ら主変速装置8の変速状態を視認できるようにな
つている。
主変速用の操作レバー48はハンドルポスト4
3の右側にあるのに対し、レバー29,30はミ
ツシヨンケース7の左側にあり、この両者はハン
ドルポスト43の下部近傍に備えられた安全機構
付き選択機構62等を介して連動連結されてい
る。
選択機構62は、一対宛の上・下保持部材6
3,64、上・下連動体65,66及び上・下規
制体67,68と、作動体69等から構成されて
いる。
上・下保持部材63.64はハンドルポスト4
3の下部から右側方に突設されており、上保持部
材63には変速操作軸52が上下方向に移動自在
で且つ軸心廻りに回動自在に挿通されている。
下保持部材64には下ボス部57が固設されて
いる。上・下連動体65,66はハンドルポスト
43の右側方から前方側に配設されており、これ
ら各連動体65,66は、第11図にも示すよう
に、第1部材70,71、第2部材72,73及
び第3部材74,75を上記の順で左側に連設す
ることで構成されている。
上・下連動体65,66の第1部材70,71
は、上・下保持部材63,64間に上下に配設さ
れており、各第1部材70,71に固設されたボ
ス部76,77が変速操作軸52に上下方向に相
対摺動自在で且つ軸心廻りに相対回動自在に套嵌
されることで、各第1部材70,71は変速操作
軸52を中心として回動自在とされている。両ボ
ス部76,77間の変速操作軸52には略コ型状
位置決め体78が嵌合され、各ボス部76,77
は、上保持部材63と位置決め体78間、又は、
位置決め体78と下ボス部57間に夫々保持され
ている。
各第1部材70,71の右側部には嵌合孔7
9,80が上下方向に貫通形成されている。作動
体69としては丸ピンが用いられ、変速操作軸5
2の位置決め体78内部に、アーム81、カラー
82、ピン83等を介して固設され、作動体69
は変速操作軸52と同行して上下に移動操作され
ると共に、回動操作される。
作動体69は上・下連動体65,66を択一的
に回動操作するもので、主変速用操作レバー48
が中立位置に位置する時には、作動体69の上下
端部が各第1部材70,71の嵌合孔79,80
に嵌合状とされているとともに、上下規制体6
7,68に対しての係脱部69Aがカムを有する
雄雌形状とされて係合されている。
すなわち、本例では作動体69の上下端部は円
形突出カムとされ、上下規制体67,68が円形
凹部とされている。なお、係脱部69Aの雄雌形
状は、図と逆であつてもよい。
一方、上・下保持部材63,64の右側部には
夫々上下方向のカラー84,85が固設され、こ
れらカラー84,85に、丸ピンにて例示する
上・下各規制体67,68が上下方向に摺動自在
に挿通されると共に各規制体67,68の対向端
部側には鍔体86,87が夫々固設されている。
そして、上・下各規制体67,68における鍔
体86,87と上・下各保持部材63,64間に
は圧縮バネ88,89が弾発状に捲周介装され
て、上・下各規制体67,68は相互に接近する
方向に付勢されており、中立時には上・下各規制
体67,68は各第1部材70,71の嵌合孔7
9,80に夫々嵌合状となつて、作動体69の上
下各端部にカムを有する雄雌形状による係脱部6
9Aを介して対向乃至接当するのである。
而して、上・下各連動体65,66における各
第2部材72,73はハンドルポスト43の前方
側に配設され、各第2部材72,73の右端部は
各第1部材70,71の左端部にボルト・ナツト
90,119により枢結され、各第2部材72,
73の左端部は各第3部材74,75の右端部に
ボルト・ナツト91,92により枢結されてい
る。
各第3部材74,75にはボス部93,94が
固設されて、これらボス部93,94が上下に並
設されて、操向ボツクス44に固設された枢支部
材95内に配設されている。枢支部材95及びボ
ス部93,94には後傾状のボルト96が挿通さ
れて、該ボルト96にナツトが螺結されること
で、第3部材74,75は枢支部材95にボルト
96廻りに回動自在に支持されている。そして、
各第2部材72,73の左端部が、両端部に球継
手部97,98を夫々有する連動軸99,100
を介して、各レバー29,30に連動連結されて
いる。
ハンドアクセルレバー97はアクセル軸101
上端部に固設されている。アクセル軸101はハ
ンドルポスト43と平行に配設され、ハンドルポ
スト43上部に固設されたブラケツト102に回
動自在に支持されると共に、その下部側が上・下
保持部材63,64に回動自在に挿通され、その
下端部がリンク103等を介してエンジンの調速
レバーに連動連結されている。
前後進切換レバー49は切換操作軸104の上
端に固設されており、この切換操作軸104は、
ハンドルポスト43の左側に平行に配置されると
共に、該ポスト43の上下部に付設のブラケツト
105,106により回動自在に支持されてお
り、切換操作軸104の下端部には連動片107
が固設されている。108は操向ボツクス44上
に固設されたブラケツトで、軸心横向の保持筒1
09が支軸110を介して備えられている。保持
筒109には、上・下連動レバー111,112
が上方又は下方突出状に固設され、上連動レバー
111と連動片107とが、両端部に球継手部1
13を有する連動軸114を介して連動連結され
ている。又、下連動レバー112は連動リンク1
15を介してレバー34に連動連結されている。
その他、116はPTO変速レバーで、操向ボ
ツクス44の左側方においてハンドルポスト43
よりも後方突出状に備えられ、ピン117廻りに
上下に回動操作されることで、変速操作軸118
等を介してミツシヨンケース7内のPTO変速装
置が変速操作される。
〈考案の効果〉 以上詳述したように、本考案によれば、中立時
に誤つて操作レバーに手や足が触れたとしても、
変速の状態になることがなく安全であり、これは
乗降も容易とすることができる。
特に、軸回りに回動自在で軸方向移動自在な操
作軸にアームを介して作動体が設けられ、この作
動体が嵌合される嵌合孔を有する上下連動体にバ
ネで付勢された上下規制体が設けてあることか
ら、作動体は確実に中立状態に保持されて安全と
なるのである。
また、作動体と上・下規制体との対向部におけ
る係脱部は、カムを有する雄雌形状とされている
が故に、中立時の位置決めが正確であるとともに
操作感覚が良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の
拡大断面図、第2図はハンドル装置の全体構成
図、第3図はその一部を示す正面図、第4図は第
1図A−A矢示図、第5図はハンドル装置の上部
正面図、第6図はその平面的な説明図、第7図は
トラクタの一部側面図、第8図は動力伝達系の構
成図、第9図は主変速レバーの変速経路を示す説
明図、第10図は変速表示部の拡大図、第11図
は第4図のB−B線矢示断面図、第12図はトラ
クタの側面図である。 1……トラクタ車体、5……ハンドル装置、6
……運転席、43……ハンドルポスト、48……
主変速レバー、52……変速操作軸、62……安
全機構付選択機構、65,66……上下連動体、
69……作動体、67,69……規制体、79,
80……嵌合孔、69A……係脱部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 変速装置8に選択機構62を介して連動連結さ
    れた操作レバー48がハンドルポスト43の側方
    に設けられたものにおいて、 ハンドルポスト43の軸心と平行に操作レバー
    48の変速操作軸52がその軸心回りに回動自在
    でかつ軸方向移動自在に保持され、前記変速操作
    軸52にアーム81を介して作動体69がハンド
    ルポスト43と平行に取付けられ、 変速装置8に連動連結される上・下連動体6
    5,66が前記変速操作軸52上に回動自在に保
    持され、上・下連動体65,66のそれぞれには
    前記作動体69が係脱自在とされる嵌合孔79,
    80が形成され、 前記嵌合孔79,80に向つて付勢されて上下
    動自在とされた上・下規制体67,69がハンド
    ルポスト43側に取付けられ、更に、上・下規制
    体67,69と前記作動体69との係脱部69A
    がそれぞれカムを有する雄雌形状とされているこ
    とを特徴とする車両の操作レバー装置。
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