JPH035716Y2 - - Google Patents

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JPH035716Y2
JPH035716Y2 JP18443784U JP18443784U JPH035716Y2 JP H035716 Y2 JPH035716 Y2 JP H035716Y2 JP 18443784 U JP18443784 U JP 18443784U JP 18443784 U JP18443784 U JP 18443784U JP H035716 Y2 JPH035716 Y2 JP H035716Y2
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、トラクタ等の車輛の変速操作装置に
関するものである。
〈従来の技術〉 トラクタ等の車輛において、ハンドルの下方側
に、側方に突出する変速レバーを備えた変速操作
装置がある。
この種の変速操作装置として、本出願人は既に
実願昭58−76504号において、ハンドルポストに
上部ブラケツト及び下部ブラケツトを夫々上下一
対設け、上部ブラケツト間に回動ブラケツト、下
部ブラケツト間に、変速装置に連動する上下一対
の連動体を介在し、これらブラケツト及び連動体
に、ハンドルポストと平行な操作軸を上下動自在
でかつ軸心廻りに回動自在に挿通し、回動ブラケ
ツトに、操作軸を上下及び回動操作するための変
速レバーを枢支し、上下一対の連動体に対して選
択的に係脱自在な作動体を操作軸に固定したもの
を提案した。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、従来は操作軸を上下一対づつの上部ブ
ラケツト及び下部ブラケツトによつて支持すると
共に、回動ブラケツト及び上下一対の連動体を操
作軸に対して摺動自在とし、これらの間にグリー
スを注入しているだけであつて、グリースの再注
入が不能であるため、粉塵等の多い条件下で長時
間使用すると、変速レバーの操作が重くなり、操
作性が低下するという欠点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような問題点を解決することを
目的として提供されたものであつて、そのための
具体的手段として、ハンドルポスト14に上部ブ
ラケツト21,22及び下部ブラケツト23,2
4を夫々上下一対設け、上部ブラケツト21,2
2間に回動ブラケツト25、下部ブラケツト2
3,24間に、変速装置8に連動する上下一対の
連動体34,35を介在し、これらブラケツト2
1,22,23,24,25及び連動体34,3
5に、ハンドルポスト14と略平行な操作軸27
を上下動自在でかつ軸心廻りに回動自在に挿通
し、回動ブラケツト25に、操作軸27を上下及
び回動操作するための変速レバー20を枢支し、
上下一対の連動体34,35に対して選択的に係
脱自在な作動体54を操作軸27に固定した車輛
の変速操作装置において、上部ブラケツト21,
22及び下部ブラケツト23,24の各一対の内
の一方に、操作軸27に摺接するブツシユ28,
37を介在すると共に、他方と操作軸27との間
に間隙を設け、回動ブラケツト25及び連動体3
4,35のボス部26,38,39内に、操作軸
27に摺接するブツシユ29,30,42,4
3,44,45を上下一対づつ介在し、かつ該ブ
ツシユ29,30,42,43,44,45間に
グリースを注入するグリースニツプル31,4
6,47をボス部26,38,39に設けたもの
である。
〈作用〉 変速レバー20を上下方向に操作すると、操作
軸27が上下方向に摺動し、作動体54が連動体
34又は35に係合する。次に変速レバー20を
操作軸27廻りに前後方向に操作すれば、この変
速レバー20と一体に操作軸27が回動し、作動
体54を介して連動体34又は35を操作軸27
廻りに回動させ、変速装置8を切換える。回動ブ
ラケツト25及び連動体34,35のボス部2
6,38,39にはグリースニツプル31,4
6,47があり、これより必要に応じてグリース
を注入できる。
〈実施例〉 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第2図において、1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5はハンドル装
置、6は運転席である。
トラクタ車体1はミツシヨンケース7等から成
り、そのミツシヨンケース7内には第3図に示す
ように走行用の主変速装置8、前後進切換装置9
等が内蔵されている。主変速装置8はミツシヨン
ケース7の側壁に挿支されたレバー軸10,1
1、前後進切換装置9はレバー軸12を介して
夫々操作可能である。
ハンドル装置5は第4図に示すようにハンドル
13、ハンドル軸14、ハンドルポスト15等か
ら成り、ハンドルポスト15は操向ボツクス16
に取付けられている。ハンドルポスト15はボン
ネツト4後端に後方から装着されたカバー17に
より覆われると共に、カバー17に装着された操
作パネル18を貫通して上方に突出せしめられて
いる。操向ボツクス16はミツシヨンケース7上
に装着されている。
ハンドル装置5の上部右側には、第4図及び第
5図の如く操作パネル18上方側から右側方に突
出するハンドルアクセルレバー19と、パネル1
8内部からその右側方に突出する主変速レバー2
0が、又、左側には、パネル18内部から左側斜
め上方に突出する前後進切換レバー21が夫々備
えられている。
ハンドルポスト15の一側には、第1図及び第
4図の如く上下一対の上部ブラケツト21,22
と、下部ブラケツト23,24とが固設されてい
る。上部ブラケツト21,22間には回動ブラケ
ツト25のボス部26が介在され、かつこれら上
部ブラケツト21,22及びボス部26に操作軸
27が上下動自在でかつ軸心廻りに回動自在に挿
通されている。上下一対の上部ブラケツト21,
22の内、上部ブラケツト21には操作軸27に
摺接するブツシユ28が介在され、また上部ブラ
ケツト22には操作軸27との間に間隙が設けら
れている。回動ブラケツト25のボス部26には
上下一対のブツシユ29,30が介装されると共
に、そのブツシユ29,30間にグリースを注入
するようにグリースニツプル31が設けられてい
る。回動ブラケツト25及び操作軸27の上端に
はピン32,33により主変速レバー20が枢支
されている。
上下一対の下部ブラケツト23,24間には連
動体34,35と間隔保持板36とが介在され、
これらに跨つて操作軸27が上下動及び回動自在
に挿通される。上下一対の下部ブラケツト23,
24の内、下部ブラケツト23には操作軸27と
の間に間隙が設けられ、また下部ブラケツト24
には操作軸27に摺接するブツシユ37が設けら
れている。
上下の連動体34,35はボス部38,39と
係合部40,41とを有し、そのボス部38,3
9には、操作軸27と摺接する上下一対のブツシ
ユ42,43,44,45と、その間にグリース
を注入するグリースニツプル46,47とが設け
られている。連動体34,35の係合部40,4
1には、下部ブラケツト23,24にブツシユ4
8,49を介して挿支されたロツクピン50,5
1がバネ52,53によつて係脱自在に係合せし
められ、このロツクピン50,51によつて連動
体34,35が回動不能にロツクされている。操
作軸27には連動体34,35間で作動体54が
固設されており、この作動体54の先端に係合ピ
ン55が上下に突設され、係合部40,41に選
択的に係脱自在であり、かつロツクピン50,5
1を選択的に解除可能である。なおロツクピン5
0,51用のブツシユ48,49は、ゴミ等が入
り難くなるように下部ブラケツト23,24の上
面より上方に突出せしめられている。
連動体34,35には第6図に示すようにピン
56,57を介して、ハンドルポスト15の前側
を通る第1部材58,59に連結され、また第1
部材58,59はピン60,61を介して第2部
材62,63に連結されている。第2部材62,
63はボス部64,65を有し、これらは操向ボ
ツクス16に取付けられたブラケツト66にボル
ト67により支持される。また第2部材62,6
3はロツド68,69、レバー70,71を介し
てレバー軸10,11に連結されている。
前後進切換レバー21は操作軸72の上端に固
設されており、この操作軸72は、ハンドルポス
ト15の左側に平行に配置されると共に、該ポス
ト15の上下部に付設のブラケツト73,74に
より回動自在に支持されており、操作軸72の下
端部には連動片75が固設されている。連動片7
5はロツド76、レバー77、枢軸78、レバー
79、リンク80、レバー81を介してレバー軸
12に連動連結されている。
その他、82はPTO変速レバーで、操向ボツ
クス16の左側においてハンドルポスト15より
も後方突出状に備えられ、ピン83廻りに上下に
回動操作されることで、操作軸84等を介してミ
ツシヨンケース7内のPTO変速装置が変速操作
される。
次に作用を説明する。主変速レバー20による
主変速装置8の変速操作について説明すれば、主
変速レバー20が中立位置に位置する時には、第
2図に示すように、ロツクピン50,51が連動
体34,35の係合部40,41に係合している
ので、連動体34,35は固定状態にある。また
作動体55が連動体34,35の係合部40,4
1に係合しているので、主変速レバー20は前後
にも回動不能であり、従つて、中立位置に位置す
る主変速レバー20に運転者等が不慮に接触して
も主変速レバー20が回動して、主変速装置8が
変速操作されることはなく安全である。
次に、中立位置にある主変速レバー20により
主変速装置8を変速操作する際には、主変速レバ
ー20を上下動させて選択操作をした後、主変速
レバー20を前後に回動させて各速に変速操作す
る。
即ち、例えば、主変速レバー20をピン33廻
りに上方に操作すると、ピン33を介して操作軸
27が下方に摺動し、この操作軸27と同行する
作動体54が下方に移動して、連動体34の係合
部40から抜出ると共に、ロツクピン51を押下
げて、連動体35の係合部41から離脱させ、連
動体35のロツクピン51による固定を解除す
る。この状態で、主変速レバー20を前後に回動
操作すれば、変速軸27を介して作動体54が回
動するので、連動体35が操作軸27廻りに回動
し、第1部材59、第2部材63、ロツド69を
介してレバー71が前後に回動せしめられる。こ
れにより、レバー軸11及び内部シフトフオーク
等を介して変速装置8が変速動作する。
各ボス部26,38,39内にはグリースが注
入されているが、これが切れれば、グリースニツ
プル31,46,47より適宜グリースを注入す
れば良く、従つて操作軸27の円滑な動作を確保
し維持できる。
なお下部ブラケツト23のブツシユ48内への
ゴミの侵入を防止するには、第7図に示すように
孔85付きのキヤツプ86を設けても良い。
〈効果〉 本考案によれば、ボス部26,38,39内に
ブツシユ29,30,42,43,44,45を
入れると共に、グリースニツプル31,46,4
7を設けているので、グリース切れ時には適宜グ
リースを注入すれば良く、長期間にわたつて円滑
な作動を維持できる。また4個の上下部ブラケツ
ト21,22,23,24の内、2個にブツシユ
28,37を設け、他には間隙を設けているの
で、こじれ等がなく、この点でも操作軸27の動
きが円滑になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の
断面背面図、第2図は全体の側面図、第3図は要
部の側面図、第4図はハンドル装置の破断背面
図、第5図は同破断平面図、第6図は第3図のA
−A矢視図、第7図はピン部の保護構造を示す断
面図である。 14……ハンドルポスト、20……主変速レバ
ー、21,22……上部ブラケツト、23,24
……下部ブラケツト、25……回動ブラケツト、
27……操作軸、28,29,30,37,4
2,43,44,45……ブツシユ、34,35
……連動体、54……作動体、31,46,47
……グリースニツプル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドルポスト14に上部ブラケツト21,2
    2及び下部ブラケツト23,24を夫々上下一対
    設け、上部ブラケツト21,22間に回動ブラケ
    ツト25、下部ブラケツト23,24間に、変速
    装置8に連動する上下一対の連動体34,35を
    介在し、これらブラケツト21,22,23,2
    4,25及び連動体34,35に、ハンドルポス
    ト14と略平行な操作軸27を上下動自在でかつ
    軸心廻りに回動自在に挿通し、回動ブラケツト2
    5に、操作軸27を上下及び回動操作するための
    変速レバー20を枢支し、上下一対の連動体3
    4,35に対して選択的に係脱自在な作動体54
    を操作軸27に固定した車輛の変速操作装置にお
    いて、上部ブラケツト21,22及び下部ブラケ
    ツト23,24の各一対の内の一方に、操作軸2
    7に摺接するブツシユ28,37を介在すると共
    に、他方と操作軸27との間に間隙を設け、回動
    ブラケツト25及び連動体34,35のボス部2
    6,38,39内に、操作軸27に摺接するブツ
    シユ29,30,42,43,44,45を上下
    一対づつ介在し、かつ該ブツシユ29,30,4
    2,43,44,45間にグリースを注入するグ
    リースニツプル31,46,47をボス部26,
    38,39に設けたことを特徴とする車輛の変速
    操作装置。
JP18443784U 1984-12-04 1984-12-04 Expired JPH035716Y2 (ja)

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JP18443784U JPH035716Y2 (ja) 1984-12-04 1984-12-04

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