JPS6233639Y2 - - Google Patents

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JPS6233639Y2
JPS6233639Y2 JP1982141565U JP14156582U JPS6233639Y2 JP S6233639 Y2 JPS6233639 Y2 JP S6233639Y2 JP 1982141565 U JP1982141565 U JP 1982141565U JP 14156582 U JP14156582 U JP 14156582U JP S6233639 Y2 JPS6233639 Y2 JP S6233639Y2
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JP
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lever
operating
shaft
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operating shaft
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JP1982141565U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、操作レバーの操作表示装置に関し、
操作レバーを所定位置に操作した時、それに対応
する表示が表示窓に現われ、操作位置を表示でき
るようにしたものである。
例えば、トラクタ等の車輌において、変速レバ
ー、前後進切換レバー等の各種変速レバーをハン
ドルポストに付設し、操作性を良くしたものがあ
る。この種の場合、外観を良くするためにハンド
ルポスト、操作レバーの基部側をカバー及びパネ
ルで覆い、操作レバーをカバーの側方に取付けて
いるので、操作位置を表示するには、その表示を
カバーの側面に設けなければならず、従つて、視
認が困難になり、事実上、表示することはできな
かつた。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ことを目的として提供されたものであつて、その
特徴とするところは、軸心方向に上下動自在でか
つ軸心廻りに回動自在な操作軸50の上部側に、
該操作軸50の軸心廻りに回動自在に支持部材5
1を設け、この支持部材51に操作レバー46を
上下操作自在にピン53で枢着すると共に、この
操作レバー46の上下操作時に操作軸50が上下
動しかつ該操作軸50廻りの回動操作時に該操作
軸50が回動するように該操作レバー46を操作
軸50に連結し、操作軸50、支持部材51及び
操作レバー46の基部側をパネル45で上方から
覆うようにしたものにおいて、操作レバー46の
基部側に、前記ピン53を中心とする略円弧状の
表示板57をパネル45に近接して設け、パネル
45に表示窓58を設け、操作レバー46を上下
操作位置で操作軸50廻りに回動させた時に表示
窓58に夫々対応するように表示板45に表示を
付した点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図において、1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5はハンドル、
6は運転席である。
トラクタ車体1はミツシヨンケース7等から成
り、そのミツシヨンケース7内には、第2図に示
すように走行用の主変速装置8、前後進切換装置
9等が内蔵されている。主変速装置8は主軸10
上のギヤー11〜14、変速軸15上に遊転自在
に套嵌されかつギヤー11〜14に常時咬合する
遊転ギヤー16〜19、遊転ギヤー16,17、
18,19を変速軸15に選択結合するシフター
20,21等から成り、そのシフター20,21
には第3図の如くフオーク軸22上のシフトフオ
ーク23,24が係合する。シフトフオーク2
3,24にはミツシヨンケース7の側壁7aに挿
支されたレバー軸25,26内端のシフトレバー
27,28が夫々係合せしめられ、またレバー軸
25,26の外端にはレバー29,30が設けら
れており、従つて、各シフター20,21はこの
レバー29,30により操作可能である。前後進
切換装置9は遊転ギヤー31と伝動軸32とを変
速軸15に選択結合するシフター33を有し、そ
のシフター33は前記シフター20,21と略同
様にレバー34によりレバー軸35を介して操作
可能である。遊転ギヤー31はバツクギヤー3
6、ギヤー37を介して、また伝動軸32はギヤ
ー38,39を介して夫々駆動軸40に連動連結
されている。勿論、駆動軸40はデフ装置等を介
して前輪2、後輪3を駆動するように構成されて
いる。
ハンドル5は、第4図に示すように、トラクタ
車体1の中央部に装着された操向ボツクス42に
ハンドルポスト43を介して支持され、またその
ハンドルポスト43はボンネツト4に後方から装
着されたカバー44により覆われると共に、カバ
ー44上端の操作パネル45を貫通して上方向に
突出せしめられている。ハンドルポスト43に
は、右側に主変速レバー46とアクセルレバー4
7が、左側に前後進切換レバー48が夫々対設さ
れている。
主変速レバー46は基部側に二又部49を有
し、その二又部49は変速操作軸50及び支持部
材51の上端にピン52,53により夫々枢着さ
れている。変速操作軸50はハンドルポスト43
と略平行であつて、ハンドルポスト43に固定の
ボス部54と操向ボツクス42に突出形成された
支持部55とにより上下方向に摺動自在でかつ軸
心廻りに回動自在に支持されると共に、パヌ56
により上方に付勢されている。支持部材51はボ
ス部54により回動自在に支持されており、従つ
て、主変速レバー46はピン53廻りに上下操作
が、変速操作軸50廻りに前後操作が夫々可能で
あり、この各操作に連動して変速操作軸50が上
下動及び回動する。主変速レバー46の二又部4
9には、第5図及び第6図に示すように、ピン5
3を中心とする略円弧状に形成された表示板57
が装着され、この表示板57には主変速装置8の
中立位置及び1速から4速までの各変速位置を表
示「N」「1」「2」「3」「4」の表示が夫々付さ
れている。なお、二又部49には外方に広がつて
上方に突出する一対の取付部49aを有し、表示
板57の前後両端の折曲部57aがこの取付部4
9aを前後から挾むように装着され、これら取付
部49a、折曲部57aに跨つて2本の取付ピン
102が挿抜自在に挿通されている。一方、この
表示板57と近接する操作パネル45には、主変
速レバー46を各位置に操作した時に、表示板5
7の各表示が択一的に対応するように表示窓58
が形成され、この表示窓58から主変速装置8の
変速状態を視認できるようになつている。
主変速レバー46はハンドルポスト43の右側
にあるのに対し、レバー29,30はミツシヨン
ケース7の左側にあり、この両者はハンドルポス
ト43の下部近傍に設けられた選択機構59と二
重軸構造の連動軸60,61とを介して連動せし
められている。選択機構59は、第7図乃至第1
0図に示すように、回動レバー62、選択係合部
材63、作動アーム64,65、係合部材66,
67、回動体68,69等から構成される。回動
レバー62は変動操作軸50の下端に取付けられ
ており、この回動レバー62の先端部に、変速操
作軸50と平行な選択係合部材63が上下に突出
するように固設されている。作動アーム64,6
5は回動レバー62を上下から挾むように配置さ
れ、かつボス部70,71を介して支軸72によ
り回動自在に支持されており、この作動アーム6
4,65の一端側には選択係合部材63が選択的
に係合する長孔73,74が形成され、また他端
側には係合部材66,67が固設されている。係
合部材66,67は回動体68,69の切欠部に
係合され、また回動体68,69は連動軸60,
61の一端に固設されたレバー75,76のボス
部77,78により横軸心廻りに回動自在に保持
されている。なお、支軸72は操向ボツクス42
に一体形成された上下一対の支持部55,79
に、変速操作軸50と平行になるように挿支され
ている。連動軸60,61は内外同心状に套嵌さ
れて相対回動自在であり、これら連動軸60,6
1は操向ボツクス42の前部側に横方向に形成さ
れた軸受ケース80にブツシユ等を介して挿支さ
れており、この各連動軸60,61の他端にレバ
ー81,82が固設され、その各レバー81,8
2はミツシヨンケース7の側壁7aに沿つて設け
られたロツド83,84を介してレバー29,3
0に連動連結されている。
前後進切換レバー48は、第4図・第7図及び
第11図に示すように、ハンドルポスト43に付
設のブラケツト85,86により回動自在に支持
された切換操作軸87の上端に固設され、またこ
の切換操作軸87の下端には係合部材88が偏心
して設けられている。係合部材88は揺動アーム
89上端のボス部90に横軸心廻りに回動自在に
支持された回動体91に係合されている。揺動ア
ーム89はハンドルポスト43に固定の横軸92
に中間部で枢支され、この揺動アーム89は下端
のリング93を介して回動軸94内端のレバー9
5に連動連結されている。回動軸94はトラクタ
車体1上に装着されたU字状のブラケツト96の
筒体97に横方向に挿支され、その外端に固設さ
れたレバー98からロツド99を介してレバー3
4に連動連結されている。なお前後進切換レバー
48の基部側にも前後進の別を表示する表示を付
した表示板100が設けられており、この表示板
100に対応して操作パネル45に表示窓101
が設けられている。
次に作用を説明する。主変速装置8を変速する
際には、主変速レバー46を上下に操作して、
1・2速と3・4速の別の選択した後、主変速レ
バー46を前後方向に操作すれば良い。例えば、
主変速装置8を第3速に操作する場合には、先ず
主変速レバー46をピン53廻りに第4図実線の
如く下方(a矢示)に操作する。するとピン52
を介して変速操作軸50が上方(第4図b矢示)
に摺動し、回動レバー62・選択係合部材63が
一体に上昇し、その選択係合部材63が作動アー
ム64の長孔73に係合し、作動アーム65から
離脱する。そこで、次に主変速レバー46を前方
(第5図c矢示)に操作すると、変速操作軸50
を介して回動レバー62が操作軸軸心廻りに一体
回動するので、選択係合部材63を介して作動ア
ーム64が支軸72廻りに第8図d矢示方向に回
動する。一方、係合部材66が回動体68に係合
しているので、作動アーム64がd矢示方向に回
動すれば、係合部材66、回動体68、レバー7
5を介して連動軸61が第7図、第9図のe矢示
方向に回動する。そのため、レバー82、ロツド
84を介してレバー30が前方へ引張られながら
レバー軸26廻りに第7図f矢示方向に回動し、
シフトレバー28、シフトフオーク24を介して
シフター21が第2図g矢示方向に摺動するの
で、シフター21が遊転ギヤー19を変速軸15
に結合し、主変速装置8は第3速となる。
主変速レバー46を上方に操作した時、表示板
57の3・4速側の中立表示「N」が表示窓58
に対応し、この表示窓52から中立であることが
視認できる。続いて主変速レバー46を前方に操
作すれば、第3速の表示「3」が表示窓58に対
応する。従つて、前述のようにして主変速装置8
を第3速に変速した時には、表示窓58は第3速
の表示「3」となり、主変速装置8が現在第何速
にあるかが容易に判かる。
フロントローダ作業の如く頻繁に前後進を繰返
す必要がある場合には、前後進切換レバー48を
前後に操作すれば、前後進切換装置9のシフター
33が前後に摺動し、前後進切換装置9が前進・
後進に切換わる。
構造上、選択機構59、二重軸構造の連動軸6
0,61をハンドルポスト43の下部近傍、殊に
操向ボツクス42の前方側に配置することによ
り、ボンネツト4と運転席6との間のミツシヨン
ケース7上部側に機構部材を設ける必要がなく、
運転席6の前下方の空間を十分に確保できる。ま
た選択機構59がハンドルポスト43の下部近傍
にあるため、カバー44が後方に大きく脹んで突
出することもなく、ボンネツト4と運転席6の間
隔も十分確保できる。従つて、運転者の乗降が容
易であると共に、運転席6に着座して運転する際
の居住性も良好である。
本考案では、操作レバー46の基部側に、該操
作レバー46を支持部材51に枢着するピン53
を中心とする略円弧状の表示板57をパネル45
に近接して設け、パネル45に表示窓58を設
け、操作レバー46を上下操作位置で操作軸50
廻りに回動させた時に表示窓58に夫々対応する
ように表示板45に表示を付しているので、変速
等の各操作位置を確実に表示でき、またその表示
を上方から容易に視認できる。従つて、操作位置
を間違うことがなく、誤操作を防止し、操作性が
向上する。しかも操作レバー46はピン53廻り
に上下操作自在でかつ操作軸50廻りに回動操作
自在であるにも拘らず、ピン53を中心とする略
円弧状に表示板57を形成し、これをパネル45
の表示窓58に近接して設けているので、操作レ
バー46の各操作位置においても、表示板57の
表示と表示窓58との関係が常に一定し、表示が
見やすいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を例示するものであつ
て、第1図はトラクタ全体の側面図、第2図は動
力伝達系の構成図、第3図は主変速の断面背面
図、第4図はハンドル部の断面背面図、第5図は
表示部の断面平面図、第6図は第5図の−矢
視拡大図、第7図はポスト下部の側面図、第8図
は選択部の平面図、第9図は同断面側面図、第1
0図は同展開断面図、第11図はポスト下部の断
面背面図である。 1……トラクタ本体、5……ハンドル、6……
運転席、7……ミツシヨンケース、8……主変速
装置、29,30……レバー、42……操向ボツ
クス、43……ハンドルポスト、44……カバ
ー、45……操作パネル、46……主変速レバ
ー、48……前後進切換レバー、50……変速操
作軸、57,100……表示板、58,101…
…表示窓、59……選択機構、60,61……連
動軸、63……選択係合部材、64,65……作
動アーム、83,84……ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸心方向に上下動自在でかつ軸心廻りに回動自
    在な操作軸50の上部側に、該操作軸50の軸心
    廻りに回動自在に支持部材51を設け、この支持
    部材51に操作レバー46を上下操作自在にピン
    53で枢着すると共に、この操作レバー46の上
    下操作時に操作軸50が上下動しかつ該操作軸5
    0廻りの回動操作時に該操作軸50が回動するよ
    うに該操作レバー46を操作軸50に連結し、操
    作軸50、支持部材51及び操作レバー46の基
    部側をパネル45で上方から覆うようにしたもの
    において、操作レバー46の基部側に、前記ピン
    53を中心とする略円弧状の表示板57をパネル
    45に近接して設け、パネル45に表示窓58を
    設け、操作レバー46を上下操作位置で操作軸5
    0廻りに回動させた時に表示窓58に夫々対応す
    るように表示板45に表示を付したことを特徴と
    する操作レバーの操作表示装置。
JP14156582U 1982-09-17 1982-09-17 操作レバ−の操作表示装置 Granted JPS5945124U (ja)

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JP14156582U JPS5945124U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 操作レバ−の操作表示装置

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JP14156582U JPS5945124U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 操作レバ−の操作表示装置

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JPS5945124U JPS5945124U (ja) 1984-03-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822327B2 (ja) * 1975-04-10 1983-05-09 株式会社クラレ セイケイブツノセイゾウホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822327U (ja) * 1981-08-06 1983-02-12 ヤンマーディーゼル株式会社 農用トラクタ−における変速レバ−装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5822327B2 (ja) * 1975-04-10 1983-05-09 株式会社クラレ セイケイブツノセイゾウホウ

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JPS5945124U (ja) 1984-03-26

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