JPS6215058Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215058Y2 JPS6215058Y2 JP14156682U JP14156682U JPS6215058Y2 JP S6215058 Y2 JPS6215058 Y2 JP S6215058Y2 JP 14156682 U JP14156682 U JP 14156682U JP 14156682 U JP14156682 U JP 14156682U JP S6215058 Y2 JPS6215058 Y2 JP S6215058Y2
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- JP
- Japan
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- lever
- shaft
- levers
- gear shift
- transmission
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 34
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輛の変速操作装置に関し、運転席
の前下方の空間を広く確保し、乗降、居住性等を
良好にしたものである。
の前下方の空間を広く確保し、乗降、居住性等を
良好にしたものである。
トラクタ等の車輛では、ボンネツトと運転席と
の間のトラクタ車体上部側に主変速レバー等の変
速レバーを配置していたが、これでは変速レバー
が乗降時の障害になる欠点があつた。そこで、ハ
ンドルポストの上部に変速レバーを付設し、操作
性を良くし、かつトラクタ車体上部の障害物をな
くすことが考えられている。この場合、変速レバ
ーと変速装置の各レバーとをプツシユプルケーブ
ル等の可撓ケーブルを介して連結すれば比較的簡
単に構成できるが、可撓ケーブルは動作の確実性
に欠け、またこの可撓ケーブルを車体上に配置す
れば、それが障害となり、乗降時に足を引掛ける
等の問題がある。
の間のトラクタ車体上部側に主変速レバー等の変
速レバーを配置していたが、これでは変速レバー
が乗降時の障害になる欠点があつた。そこで、ハ
ンドルポストの上部に変速レバーを付設し、操作
性を良くし、かつトラクタ車体上部の障害物をな
くすことが考えられている。この場合、変速レバ
ーと変速装置の各レバーとをプツシユプルケーブ
ル等の可撓ケーブルを介して連結すれば比較的簡
単に構成できるが、可撓ケーブルは動作の確実性
に欠け、またこの可撓ケーブルを車体上に配置す
れば、それが障害となり、乗降時に足を引掛ける
等の問題がある。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ことを目的として提供されたものであつて、その
特徴とするところは、ハンドルを支持するハンド
ルポストに変速レバーを付設し、この変速レバー
により選択機構を介して変速装置の複数部位を選
択操作するようにした車輛の変速操作装置におい
て、変速装置の複数部位に連動する複数個のレバ
ーをミツシヨンケースの一側に回動自在に設ける
と共に、ハンドルポストの下部近傍に、前記選択
機構に連動しかつ複数個のレバーに対応する複数
個の連動軸を横軸心廻りに回動自在に同心状に設
け、この各連動軸と各レバーとをミツシヨンケー
スの一側に沿つて設けられたロツドを介して連動
連結した点にある。
ことを目的として提供されたものであつて、その
特徴とするところは、ハンドルを支持するハンド
ルポストに変速レバーを付設し、この変速レバー
により選択機構を介して変速装置の複数部位を選
択操作するようにした車輛の変速操作装置におい
て、変速装置の複数部位に連動する複数個のレバ
ーをミツシヨンケースの一側に回動自在に設ける
と共に、ハンドルポストの下部近傍に、前記選択
機構に連動しかつ複数個のレバーに対応する複数
個の連動軸を横軸心廻りに回動自在に同心状に設
け、この各連動軸と各レバーとをミツシヨンケー
スの一側に沿つて設けられたロツドを介して連動
連結した点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図において、1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5はハンドル、
6は運転席である。
と、第1図において、1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5はハンドル、
6は運転席である。
トラクタ車体1はミツシヨンケース7等から成
り、そのミツシヨンケース7内には、第2図に示
すように走行用の主変速装置8、前後進切換装置
9等が内蔵されている。主変速装置8は主軸10
上のギヤー11〜14、変速軸15上に遊転自在
に套嵌されかつギヤー11〜14に常時咬合する
遊転ギヤー16〜19、遊転ギヤー16,17、
18,19を変速軸15に選択結合するシフター
20,21等から成り、そのシフター20,21
には第3図の如くフオーク軸22上のシフトフオ
ーク23,24が係合する。シフトフオーク2
3,24にはミツシヨンケース7の側壁7aに挿
支されたレバー軸25,26内端のシフトレバー
27,28が夫々係合せしめられ、またレバー軸
25,26の外端にはレバー29,30が設けら
れており、従つて、各シフター20,21はこの
レバー29,30により操作可能である。前後進
切換装置9は遊転ギヤー31と伝動軸32とを変
速軸15に選択結合するシフター33を有し、そ
のシフター33は前記シフター20,21と略同
様にレバー34によりレバー軸35を介して操作
可能である。遊転ギヤー31はバツクギヤー3
6、ギヤー37を介して、また伝動軸32はギヤ
ー38,39を介して夫々駆動軸40に連動連結
されている。勿論、駆動軸40はデフ装置等を介
して、前輪2、後輪3を駆動するように構成され
ている。
り、そのミツシヨンケース7内には、第2図に示
すように走行用の主変速装置8、前後進切換装置
9等が内蔵されている。主変速装置8は主軸10
上のギヤー11〜14、変速軸15上に遊転自在
に套嵌されかつギヤー11〜14に常時咬合する
遊転ギヤー16〜19、遊転ギヤー16,17、
18,19を変速軸15に選択結合するシフター
20,21等から成り、そのシフター20,21
には第3図の如くフオーク軸22上のシフトフオ
ーク23,24が係合する。シフトフオーク2
3,24にはミツシヨンケース7の側壁7aに挿
支されたレバー軸25,26内端のシフトレバー
27,28が夫々係合せしめられ、またレバー軸
25,26の外端にはレバー29,30が設けら
れており、従つて、各シフター20,21はこの
レバー29,30により操作可能である。前後進
切換装置9は遊転ギヤー31と伝動軸32とを変
速軸15に選択結合するシフター33を有し、そ
のシフター33は前記シフター20,21と略同
様にレバー34によりレバー軸35を介して操作
可能である。遊転ギヤー31はバツクギヤー3
6、ギヤー37を介して、また伝動軸32はギヤ
ー38,39を介して夫々駆動軸40に連動連結
されている。勿論、駆動軸40はデフ装置等を介
して、前輪2、後輪3を駆動するように構成され
ている。
ハンドル5は、第4図に示すように、トラクタ
車体1の中央部に装着された操向ボツクス42に
ハンドルポスト43を介して支持され、またその
ハンドルポスト43はボンネツト4に後方から装
着されたカバー44により覆われると共に、カバ
ー44上端の操作パネル45を貫通して上方向に
突出せしめられている。ハンドルポスト43に
は、右側に主変速レバー46とアクセルレバー4
7が、左側に前後進切換レバー48が夫々付設さ
れている。
車体1の中央部に装着された操向ボツクス42に
ハンドルポスト43を介して支持され、またその
ハンドルポスト43はボンネツト4に後方から装
着されたカバー44により覆われると共に、カバ
ー44上端の操作パネル45を貫通して上方向に
突出せしめられている。ハンドルポスト43に
は、右側に主変速レバー46とアクセルレバー4
7が、左側に前後進切換レバー48が夫々付設さ
れている。
主変速レバー46は基部側に二又部49を有
し、その二又部49は変速操作軸50及び支持部
材51の上端にピン52,53により夫々枢着さ
れている。変速操作軸50はハンドルポスト43
と略平行であつて、ハンドルポスト43に固定の
ボス部54と操向ボツクス42に突出形成された
支持部55とにより上下方向に摺動自在でかつ軸
心廻りに回動自在に支持されると共に、バネ56
により上方に付勢されている。支持部材51はボ
ス部54により回動自在に支持されており、従つ
て主変速レバー46はピン53廻りに上下操作
が、変速操作軸50廻りに前後操作が夫々可能で
あり、この各操作に連動して変速操作軸50が上
下動及び回動する。主変速レバー46の二又部4
9には、第5図及び第6図に示すように、ピン5
3を中心とする略円弧状に形成された表示板57
が装着され、この表示板57には主変速装置8の
中立位置及び1速から4速までの各変速位置を表
示する「N」「1」「2」「3」「4」の表示が夫々
付されている。一方、この表示板57と近接する
操作パネル45には、主変速レバー46を各位置
に操作した時に、表示板57の各表示が択一的に
対応するように表示窓58が形成され、この表示
窓58から主変速装置8の変速状態を視認できる
ようになつている。
し、その二又部49は変速操作軸50及び支持部
材51の上端にピン52,53により夫々枢着さ
れている。変速操作軸50はハンドルポスト43
と略平行であつて、ハンドルポスト43に固定の
ボス部54と操向ボツクス42に突出形成された
支持部55とにより上下方向に摺動自在でかつ軸
心廻りに回動自在に支持されると共に、バネ56
により上方に付勢されている。支持部材51はボ
ス部54により回動自在に支持されており、従つ
て主変速レバー46はピン53廻りに上下操作
が、変速操作軸50廻りに前後操作が夫々可能で
あり、この各操作に連動して変速操作軸50が上
下動及び回動する。主変速レバー46の二又部4
9には、第5図及び第6図に示すように、ピン5
3を中心とする略円弧状に形成された表示板57
が装着され、この表示板57には主変速装置8の
中立位置及び1速から4速までの各変速位置を表
示する「N」「1」「2」「3」「4」の表示が夫々
付されている。一方、この表示板57と近接する
操作パネル45には、主変速レバー46を各位置
に操作した時に、表示板57の各表示が択一的に
対応するように表示窓58が形成され、この表示
窓58から主変速装置8の変速状態を視認できる
ようになつている。
主変速レバー46はハンドルポスト43の右側
にあるのに対し、レバー29,30はミツシヨン
ケース7の左側にあり、この両者はハンドルポス
ト43の下部近傍に設けられた選択機構59と二
重軸構造の連動軸60,61とを介して連動せし
められている。選択機構59は、第7図乃至第1
0図に示すように、回動レバー62、選択係合部
材63、作動アーム64,65、係合部材66,
67、回動体68,69等から構成される。回動
レバー62は変速操作軸50の下端に取付けられ
ており、この回動レバー62の先端部に、変速操
作軸50と平行な選択係合部材63が上下に突出
するように固設されている。作動アーム64,6
5は回動レバー62を上下から挟むように配置さ
れ、かつボス部70,71を介して支軸72によ
り回動自在に支持されており、この作動アーム6
4,65の一端側には選択係合部材63が選択的
に係合する長孔73,74が形成され、また他端
側には係合部材66,67が固設されている。係
合部材66,67は回動体68,69の切欠部に
係合され、また回動体68,69は連動軸60,
61の一端に固設されたレバー75,76のボス
部77,78により横軸心廻りに回動自在に保持
されている。なお支軸72は操向ボツクス42に
一体形成された上下一対の支持部55,79に、
変速操作軸50と平行になるように挿支されてい
る。連動軸60,61は内外同心状に套嵌されて
相対回動自在であり、これら連動軸60,61は
操向ボツクス42の前部側に横方向に形成された
軸受ケース80にブツシユ等を介して挿支されて
おり、この各連動軸60,61の他端にレバー8
1,82が固設され、その各レバー81,82は
ミツシヨンケース7の側壁7aに沿つて設けられ
たロツド83,84を介してレバー29,30に
連動連結されている。
にあるのに対し、レバー29,30はミツシヨン
ケース7の左側にあり、この両者はハンドルポス
ト43の下部近傍に設けられた選択機構59と二
重軸構造の連動軸60,61とを介して連動せし
められている。選択機構59は、第7図乃至第1
0図に示すように、回動レバー62、選択係合部
材63、作動アーム64,65、係合部材66,
67、回動体68,69等から構成される。回動
レバー62は変速操作軸50の下端に取付けられ
ており、この回動レバー62の先端部に、変速操
作軸50と平行な選択係合部材63が上下に突出
するように固設されている。作動アーム64,6
5は回動レバー62を上下から挟むように配置さ
れ、かつボス部70,71を介して支軸72によ
り回動自在に支持されており、この作動アーム6
4,65の一端側には選択係合部材63が選択的
に係合する長孔73,74が形成され、また他端
側には係合部材66,67が固設されている。係
合部材66,67は回動体68,69の切欠部に
係合され、また回動体68,69は連動軸60,
61の一端に固設されたレバー75,76のボス
部77,78により横軸心廻りに回動自在に保持
されている。なお支軸72は操向ボツクス42に
一体形成された上下一対の支持部55,79に、
変速操作軸50と平行になるように挿支されてい
る。連動軸60,61は内外同心状に套嵌されて
相対回動自在であり、これら連動軸60,61は
操向ボツクス42の前部側に横方向に形成された
軸受ケース80にブツシユ等を介して挿支されて
おり、この各連動軸60,61の他端にレバー8
1,82が固設され、その各レバー81,82は
ミツシヨンケース7の側壁7aに沿つて設けられ
たロツド83,84を介してレバー29,30に
連動連結されている。
前後進切換レバー48は、第4図・第7図及び
第11図に示すように、ハンドルポスト43に付
設のブラケツト85,86により回動自在に支持
された切換操作軸87の上端に固設され、またこ
の切換操作軸87の下端には係合部材88が偏心
して設けられている。係合部材88は揺動アーム
89上端のボス部90に横軸心廻りに回動自在に
支持された回動体91に係合されている。揺動ア
ーム89はハンドルポスト43に固定の横軸92
に中間部で枢支され、この揺動アーム89は下端
のリンク93を介して回動軸94内端のレバー9
5に連動連結されている。回動軸94はトラクタ
車体1上に装着されたU字状のブラケツト96の
筒体97に横方向に挿支され、その外端に固設さ
れたレバー98からロツド99を介してレバー3
4に連動連結されている。なお前後進切換レバー
48の基部側にも前後進の別を表示する表示を付
した表示板100が設けられており、この表示板
100に対応して操作パネル45に表示窓101
が設けられている。
第11図に示すように、ハンドルポスト43に付
設のブラケツト85,86により回動自在に支持
された切換操作軸87の上端に固設され、またこ
の切換操作軸87の下端には係合部材88が偏心
して設けられている。係合部材88は揺動アーム
89上端のボス部90に横軸心廻りに回動自在に
支持された回動体91に係合されている。揺動ア
ーム89はハンドルポスト43に固定の横軸92
に中間部で枢支され、この揺動アーム89は下端
のリンク93を介して回動軸94内端のレバー9
5に連動連結されている。回動軸94はトラクタ
車体1上に装着されたU字状のブラケツト96の
筒体97に横方向に挿支され、その外端に固設さ
れたレバー98からロツド99を介してレバー3
4に連動連結されている。なお前後進切換レバー
48の基部側にも前後進の別を表示する表示を付
した表示板100が設けられており、この表示板
100に対応して操作パネル45に表示窓101
が設けられている。
次に作用を説明する。主変速装置8を変速する
際には、主変速レバー46を上下に操作して、
1・2速と8・4速の別を選択した後、主変速レ
バー46を前後方向に操作すれば良い。例えば、
主変速装置8を第3速に操作する場合には、先ず
主変速レバー46をピン53廻りに第4図実線の
如く下方(a矢示)に操作する。するとピン52
を介して変速操作軸50が上方(第4図b矢示)
に摺動し、回動レバー62、選択係合部材63が
一体に上昇し、その選択係合部材63が作動アー
ム64の長孔73に係合し、作動アーム65から
離脱する。そこで、次に主変速レバー46を前方
(第5図c矢示)に操作すると、変速操作軸50
を介して回動レバー62が操作軸軸心廻りに一体
回動するので、選択係合部材63を介して作動ア
ーム64が支軸72廻りに第8図d矢示方向に回
動する。一方、係合部材66が回動体68に係合
しているので、作動アーム64がd矢示方向に回
動すれば、係合部材66、回動体68、レバー7
5を介して連動軸61が第7図、第9図のe矢示
方向に回動する。そのため、レバー82、ロツド
84を介してレバー30が前方へ引張られながら
レバー軸26廻りに第7図f矢示方向に回動し、
シフトレバー28、シフトフオーク24を介して
シフター21が第2図g矢示方向に摺動するの
で、シフター21が遊転ギヤー19を変速軸15
に結合し、主変速装置8は第3速となる。
際には、主変速レバー46を上下に操作して、
1・2速と8・4速の別を選択した後、主変速レ
バー46を前後方向に操作すれば良い。例えば、
主変速装置8を第3速に操作する場合には、先ず
主変速レバー46をピン53廻りに第4図実線の
如く下方(a矢示)に操作する。するとピン52
を介して変速操作軸50が上方(第4図b矢示)
に摺動し、回動レバー62、選択係合部材63が
一体に上昇し、その選択係合部材63が作動アー
ム64の長孔73に係合し、作動アーム65から
離脱する。そこで、次に主変速レバー46を前方
(第5図c矢示)に操作すると、変速操作軸50
を介して回動レバー62が操作軸軸心廻りに一体
回動するので、選択係合部材63を介して作動ア
ーム64が支軸72廻りに第8図d矢示方向に回
動する。一方、係合部材66が回動体68に係合
しているので、作動アーム64がd矢示方向に回
動すれば、係合部材66、回動体68、レバー7
5を介して連動軸61が第7図、第9図のe矢示
方向に回動する。そのため、レバー82、ロツド
84を介してレバー30が前方へ引張られながら
レバー軸26廻りに第7図f矢示方向に回動し、
シフトレバー28、シフトフオーク24を介して
シフター21が第2図g矢示方向に摺動するの
で、シフター21が遊転ギヤー19を変速軸15
に結合し、主変速装置8は第3速となる。
主変速レバー46を上方に操作した時、表示板
57の3,4速側の中立表示「N」が表示窓58
に対応し、この表示窓58から中立であることが
視認できる。続いて主変速レバー46を前方に操
作すれば、第3速の表示「3」が表示窓58に対
応する。従つて、前述のようにして主変速装置8
を第3速に変速した時には、表示窓58は第3速
の表示「3」となり、主変速装置8が現在第何速
にあるかが容易に判かる。
57の3,4速側の中立表示「N」が表示窓58
に対応し、この表示窓58から中立であることが
視認できる。続いて主変速レバー46を前方に操
作すれば、第3速の表示「3」が表示窓58に対
応する。従つて、前述のようにして主変速装置8
を第3速に変速した時には、表示窓58は第3速
の表示「3」となり、主変速装置8が現在第何速
にあるかが容易に判かる。
フロントローダ作業の如く頻繁に前後進を繰返
す必要がある場合には、前後進切換レバー48を
前後に操作すれば、前後進切換装置9のシフター
33が前後に摺動し、前後進切換装置9が前進、
後進に切換わる。
す必要がある場合には、前後進切換レバー48を
前後に操作すれば、前後進切換装置9のシフター
33が前後に摺動し、前後進切換装置9が前進、
後進に切換わる。
構造上、選択機構59、二重軸構造の連動軸6
0,61をハンドルポスト43の下部近傍、殊に
操向ボツクス42の前方側に配置することによ
り、ボンネツト4と運転席6との間のミツシヨン
ケース7上部側に機構部材を設ける必要がなく、
運転席6の前下方の空間を十分に確保できる。ま
た選択機構59がハンドルポスト43の下部近傍
にあるため、カバー44が後方に大きく脹んで突
出することもなく、ボンネツト4と運転席6の間
隔も十分確保できる。従つて、運転者の乗降が容
易であると共に、運転席6に着座して運転する際
の居住性も良好である。
0,61をハンドルポスト43の下部近傍、殊に
操向ボツクス42の前方側に配置することによ
り、ボンネツト4と運転席6との間のミツシヨン
ケース7上部側に機構部材を設ける必要がなく、
運転席6の前下方の空間を十分に確保できる。ま
た選択機構59がハンドルポスト43の下部近傍
にあるため、カバー44が後方に大きく脹んで突
出することもなく、ボンネツト4と運転席6の間
隔も十分確保できる。従つて、運転者の乗降が容
易であると共に、運転席6に着座して運転する際
の居住性も良好である。
なお、選択機構59はハンドルポスト43の主
変速レバー46の基部に取付けても良い。
変速レバー46の基部に取付けても良い。
本考案は、変速装置の複数部位に連動する複数
個のレバーをミツシヨンケースの一側に回動自在
に設けると共に、ハンドルポストの下部近傍に、
前記選択機構に連動しかつ複数個のレバーに対応
する複数個の連動軸を横軸心廻りに回動自在に同
心状に設け、この各連動軸と各レバーとをミツシ
ヨンケースの一側に沿つて設けられたロツドを介
して連動連結しているので、運転席の前下方の空
間を十分に確保でき、乗降が容易であると共に、
運転時の居住性も良好になる。特に複数個の連動
軸を同心状に設けることによつて、単に前後に並
べて設けるものに比較してコンパクト化できる利
点がある。
個のレバーをミツシヨンケースの一側に回動自在
に設けると共に、ハンドルポストの下部近傍に、
前記選択機構に連動しかつ複数個のレバーに対応
する複数個の連動軸を横軸心廻りに回動自在に同
心状に設け、この各連動軸と各レバーとをミツシ
ヨンケースの一側に沿つて設けられたロツドを介
して連動連結しているので、運転席の前下方の空
間を十分に確保でき、乗降が容易であると共に、
運転時の居住性も良好になる。特に複数個の連動
軸を同心状に設けることによつて、単に前後に並
べて設けるものに比較してコンパクト化できる利
点がある。
図面は本考案の一実施例を例示するものであつ
て、第1図はトラクタ全体の側面図、第2図は動
力伝達系の構成図、第3図は主変速の断面背面
図、第4図はハンドル部の断面背面図、第5図は
表示部の断面平面図、第6図は第5図の−矢
視拡大図、第7図はポスト下部の側面図、第8図
は選択部の平面図、第9図は同断面側面図、第1
0図は同展開断面図、第11図はポスト下部の断
面背面図である。 1……トラクタ車体、5……ハンドル、6……
運転席、7……ミツシヨンケース、8……主変速
装置、29,30……レバー、42……操向ボツ
クス、43……ハンドルポスト、44……カバ
ー、45……操作パネル、46……主変速レバ
ー、48……前後進切換レバー、50……変速操
作軸、57,100……表示板、58,101…
…表示窓、59……選択機構、60,61……連
動軸、63……選択係合部材、64,65……作
動アーム、83,84……ロツド。
て、第1図はトラクタ全体の側面図、第2図は動
力伝達系の構成図、第3図は主変速の断面背面
図、第4図はハンドル部の断面背面図、第5図は
表示部の断面平面図、第6図は第5図の−矢
視拡大図、第7図はポスト下部の側面図、第8図
は選択部の平面図、第9図は同断面側面図、第1
0図は同展開断面図、第11図はポスト下部の断
面背面図である。 1……トラクタ車体、5……ハンドル、6……
運転席、7……ミツシヨンケース、8……主変速
装置、29,30……レバー、42……操向ボツ
クス、43……ハンドルポスト、44……カバ
ー、45……操作パネル、46……主変速レバ
ー、48……前後進切換レバー、50……変速操
作軸、57,100……表示板、58,101…
…表示窓、59……選択機構、60,61……連
動軸、63……選択係合部材、64,65……作
動アーム、83,84……ロツド。
Claims (1)
- ハンドルを支持するハンドルポストに変速レバ
ーを付設し、この変速レバーにより選択機構を介
して変速装置の複数部位を選択操作するようにし
た車輛の変速操作装置において、変速装置の複数
部位に連動する複数個のレバーをミツシヨンケー
スの一側に回動自在に設けると共に、ハンドルポ
ストの下部近傍に、前記選択機構に連動しかつ複
数個のレバーに対応する複数個の連動軸を横軸心
廻りに回動自在に同心状に設け、この各連動軸と
各レバーとをミツシヨンケースの一側に沿つて設
けられたロツドを介して連動連結したことを特徴
とする車輛の変速操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14156682U JPS5945123U (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 車輌の変速操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14156682U JPS5945123U (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 車輌の変速操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5945123U JPS5945123U (ja) | 1984-03-26 |
JPS6215058Y2 true JPS6215058Y2 (ja) | 1987-04-17 |
Family
ID=30316590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14156682U Granted JPS5945123U (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 車輌の変速操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5945123U (ja) |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP14156682U patent/JPS5945123U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5945123U (ja) | 1984-03-26 |
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