JPS63279932A - 車輌の高速後進牽制装置 - Google Patents

車輌の高速後進牽制装置

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JPS63279932A
JPS63279932A JP11308887A JP11308887A JPS63279932A JP S63279932 A JPS63279932 A JP S63279932A JP 11308887 A JP11308887 A JP 11308887A JP 11308887 A JP11308887 A JP 11308887A JP S63279932 A JPS63279932 A JP S63279932A
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JP
Japan
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lever
high speed
gear
pin
backward
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JP11308887A
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English (en)
Inventor
Yuji Miyake
裕而 三宅
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタ等の車輌における高速後進牽制装置
に関する。
(従来の技術) トラクタ等の車輌において、従来からある変速装置、例
えば主変速装置と副変速装置および超減速装置の他に、
前後進の切換えのみを専用で行なう前後進切換装置を走
行動力伝達系中に組込んだものがある。これは、前後進
切換レバーの簡単な操作で前後進が行なえるので、前後
進を頻繁に繰返すトラクタ等においては作業能率が著し
く向上する利点がある。
しかし、従来においては、変速装置の変速段数だけの前
後進が可能であるにもかかわらず、変速装置が高速体勢
となり且つ前後進切換装置が後進体勢となることを防止
する手段が備えられていなかった。
このため、不慮の変速操作によって、車輌が高速で後進
走行して、不測の事故を招く慣れがあった。
そこで、不慮の変速操作によって、車輌が高速で後進走
行する惧れをなくし、不測の事故を招く惧れをなくすこ
とを目的として、実願昭59−90035号において、
変速装置が高速体勢となり且つ前後進切換装置が後進体
勢となることを防止する手段を備えた技術が提案されて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の技術においては、超減速装置
が低速体勢であっても、牽制手段が働いているため、主
変速装置および副変速装置での例えば8段変速を、後進
に利用することができず、後進変速段数の不足を招いて
いた。
そこで本発明は、不慮の変速操作によって、車輌が高速
で後進走行するのは阻止しつつ、超減速装置が低速のと
きは、主変速装置等の多段変速を有効に活用し得るよう
にしたことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、走行動力伝達系中に、超減速を含む変速装置
8,10.27と前後進切換装置9とを備え、変速装置
8.10.27がそれぞれ高速体勢となりかつ前後進切
換装置9が後進体勢となることを防止する牽制手段11
1が備えられたものにおいて、次の技術的手段を講じて
叙述の目的を達成したのである。
すなわち、本発明は、超減速装置27を高速体勢から低
速体勢に切換える超減速切換レバー33側に、該切換レ
バー33の切換に連動して牽制手段111を解除する牽
制解除手段112を備えたことを特徴とするのである。
(作 用) 本発明によれば、変速装置8,10.27が高速体勢の
時には、前後進切換装置9が後進体勢とならず、又、前
後進切換装置9が後進体勢の時には、変速装置8.10
.27が高速体勢とならず、従って、車輌が高速で後進
走行することがない。
また、超減速装置27の切換レバー33が高速体勢Hか
ら低速体勢りに切換えられると、これと連動して牽制解
除手段112が働いて、牽制手段111を解除し、従っ
て、主変速装置8、副変速装置10の変速段数を後進走
行に利用でき、この場合も、超減速装置29が低速体勢
りであることから、後進高速になることはない。
(実施例) 以下、第1図乃至第7図に示す実施例について本発明を
詳述する。
第4図において、1はトラクタ車体、2は前輪、3は後
輪、4はボンネット、5はハンドル装置、6は運転席で
ある。
トラクタ車体1はミッションケース7等から成り、その
ミッションケース7内には、第7図に示すように走行動
力伝達系となる主変速装置8、前後進切換装置9、副変
速装置10および超減速装置27等が直列に内蔵されて
いる。
主変速装置8は、エンジンEと連動する主軸11上のギ
ヤー12〜15、変速軸16上に遊転自在に套嵌されか
つギヤー12〜15に常時咬合する遊転ギヤー17〜2
0、遊転ギヤー17.18.19.20を変速軸16に
選択結合するシフター21.22等から成り、そのシフ
ター21 、22は第1図に示すレバー軸23.24外
端のレバー25 、26により操作可能である。
超減速装置27は、主軸11上に遊転自在に備えられた
遊転ギヤー28と、変速軸16上に備えられて遊転ギヤ
ー28と常時咬合うギヤー29と、伝動軸30に備えら
れて遊転ギヤー28及びギヤー29と選択的に咬合うシ
フトギヤー31とから成り、シフトギヤー31は第1図
に示すレバー軸32外端の超減速切換レバー33により
操作可能である。
前後進切換装置9は、伝動軸34とこれに遊転自在に備
えられた逆転ギヤー35とを伝動軸30に選択的に結合
するシフター36を有し、該シフター36は第1図に示
すレバー軸37外端のレバー38により操作可能である
副変速装置10は、駆動軸85に備えられて遊転ギヤー
35とバックギヤー86を介して常時咬合うギヤー88
と、該ギヤー88と伝動軸34上のギヤー89と選択的
に咬合うシフトギヤー90とから成り、該シフトギヤー
90は、第1図に示すレバー軸91外端の副変速レバー
92により操作可能である。上記レバー25.26.3
8、超減速切換レバー33及び副変速レバー92はミッ
ションケース7の左側方に配置されている。又、駆動軸
85は第7図で示す如くデフ装置93を介して後輪3と
連動する。
ハンドル装置5は、第1図及び第4図乃至第6図にも示
すように、ハンドル42と、該ハンドル42に上端部に
固設されたハンドル軸43と、該ハンドル軸43を覆う
ハンドルポスト44と、ハンドルポスト44下端が固設
され且つ内部の伝動機構にハンドル軸43が連動する操
向ボックス45等から成る。
操向ボックス45は車体lの前後方向略中央部に固設さ
れ、該操向ボックス45によりハンドルポスト44が支
持されている。ハンドルポスト44は、ボンネット44
後端に装着されたカバー46により覆われると共に、カ
バー46上端の操作パネル47を貫通して上方に突出せ
しめられている。
ハンドル装置5の上部側には操作パネル47から左右に
突出するようにアクセルレバ−48、主変速レバー49
及び前後進切換レバー50が夫々設けられている。
主変速レバー49は変速操作軸51及び支持部材52の
上端部にピンで枢支され、また変速操作軸51は上下一
対のボス部53.54によりハンドルポスト44と平行
に支持され、支持部材52はコ字状の嵌合部材55を介
して変速操作軸51及びボス部53により支持されてい
る。従って主変速レバー49は支持部材52上端のピン
52A廻りに上下操作可能であると共に、変速操作軸5
1廻りに前後操作可能であり、この各操作に連動して変
速操作軸51が上下動及び回動する。
変速操作軸51の下部側には、上下一対の回動アーム5
6.57が該変速操作軸51廻りに回動自在に設けられ
ると共に、係合ピン58を介して回動アーム56.57
に対して係脱自在な作動アーム59が該変速操作軸51
に固定されている。なお各回動アーム56゜57には固
定部材60.61に保持されたロックピン62゜63が
夫々係合せしめられ、このロックピン62.63は係合
ピン58の係合によって解除されるようになっている。
回動アーム56.57はリンク64.65を介して回動
リンク66.67に連結され、またその回動リンク66
.67はブラケット68に枢支されると共に、第1図で
示す如くロッド69.70を介して各レバー25、26
に連動連結されている。
前後進切換レバー50はハンドルポスト44に上下2段
として固定のブラケット71.72により回動自在に支
持された切換操作軸73の上端に設けられており、また
、切換操作軸73は第1図で示す如く下端の連動片78
及びロッド79を介して中間リンク80に連結されてい
る。中間リンク80はブラケット81に枢支され、かつ
リンク82を介してレバー38に連結されている。
ミッションケース7の左側方部には、第1図乃至第3図
で示すように、高速後進牽制装置が設けられている。
即ち、95は固定板で、切換レバー33とレバー38の
間でスペーサ96を介してボルト97によりミッション
ケース7に取付けられており、この固定板95には上下
3箇所に前後方向の長孔9B、99.100が形成され
ている。
101は主変速装置8の連動リンクで、前端が3.4速
用のレバー26にピン101Aで連結され、後端部が、
固定板95の長孔98内側方側に配置されて、該後端部
に備えられたピン102が長孔98内に移動自在に備え
られ、第1図の実線で示すように、レバー26が3速位
置にある時には、ピン102は長孔98の後部側に位置
し、又、上記両図の仮想線で示すようにレバー26が4
速位置にある時には、ピン102は長孔98の前部に位
置し、レバー26が中立位置にある時には、ピン102
は長孔98の前後方向中央部に位置する。
103は前後進切換装置9の連動リンクで、後端部がレ
バー38に枢結又は固着され、前端部が固定板95の長
孔100内側方に配置されて、前端部に枢結されたピン
104が長孔100内に移動自在に挿通され、第1図の
実線で示すように、レバー38が中立位置にある時には
、ピン104は長孔98の前後方向中央部に位置し、レ
バー38が中立位置から前後に揺動して、前進位置又は
後進位置に移行した時に、ピン104は長孔100の前
部又は後部に移行する。
105は副変速装置10用の連動リンクで、前後一対の
連結板106.107と、両板106.107をその間
隔を調整自在に連結する連結ネジ軸10Bとから成り、
後端部が副変速レバー92の基部に枢結92Aされ、前
端部が固定板95の長孔99外側方に位置している。
109は牽制板で、連動リンク105の前端側にピン1
10を介して枢着されており、該ピン110が固定板9
5の長孔99内で移動可能に挿通されている。
牽制板109は、副変速レバー92が高速位置Hにある
とき、その上端側が3速位置のピン102に前側より接
当係合し、下端側が中立位置のレバー38におけるピン
104に前側より係合しており、ここに、高速位置に変
速装置があるとき、レバー38を後進位置に切換えるの
を、ピン102によって牽制しており、ここに、牽制手
段111を構成している。
なお、切換レバー38が中立位置にあるときは、ピン1
04によって4速位置にレバー26が切換るのを阻止し
ており、切換レバー38を前進位置にしたときは、レバ
ー26の4速位置への切換は自由となる。
112は牽制解除手段であり、超減速切換レバー33に
取付けた連動アーム113と、このアーム113に固定
した解除ブラケット板114と、連動アームlotに立
設したピン115等からなり、ピン115はブラケット
114のカム溝116に挿通係合されている。
カム溝116は、互いに前後方向として平行する前後溝
とこの中間の連結用のカム部116Aを有し、ピン10
2が3速位置にあるとき、解除用ビン115はカム溝1
16の前側溝に係合されている。
従って、超減速切換レバー33を第1図の高速位置から
低速位置に切換操作すると、連動アーム113を介して
解除ブラケット板114が図左方にともに移動し、カム
部116Aでピン115を介して長溝98に係合してい
たピン102を引抜くように連動アーム101が内方に
移動され、ここに、超減速装置27を低速位置しにした
とき、前後進切換レバー38の後進位置への牽制板10
9による牽制を解除する。
なお、超減速レバー33を低速位置りから高速位置Hに
切換えると、カム部116^と解除用ピン115を介し
てピン102が再び長溝98に挿入係合され、第3図に
おける符号Sが引抜きストロークである。
第2図、第3図において、117はガイドであり、解除
ブラケット板114を、直線的に案内するもので、車体
7側に取付けである。なお、このガイド117はアーム
101上に、ピン115と同様に突出させて、カム溝1
16に挿通したものでもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明は、変速装置が高速体勢と
なり且つ前後進切換装置が後進体勢となることを防止す
る手段を備えたので、不慮の変更操作によって、車輌が
高速で後進走行することがなく、不慮の事故を発生する
惧れはない。
とする基本的効果を維持しつつ次のような特有の利点が
ある。
すなわち、超減速装置を高速体勢から低速体勢に切換え
る超減速切換レバー側に、該切換レバーの切換に連動し
て牽制手段を解除する牽制解除手段を備えているので、
変速装置を高速体勢にし、かつ、超減速装置を低速にす
ると、変速装置による変速走行を超減速装置でクリープ
状態としつつ後進走行ができて、作業状況に見合ったも
のにできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一例を示し、第1図は側面図、第2図
は要部の平面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4
図はトラクタの側面図、第5図はハンドル部の背面断面
図、第6図はハンドルポスト下部の横断平面図、第7図
はミッションの構成図である。 1− トラクタ車体、8−・−主変速装置、9− 前後
進切換装置、10−副変速装置、2’?−超減速装置、
33−・・超減速切換レバー、49・−・主変速レバー
、50−前後進切換レバー、92−・−副変速レバー、
95−固定板、109−・牽制板、111−・牽制手段
、112−牽制解除手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走行動力伝達系中に、超減速を含む変速装置8、
    10、27と前後進切換装置9とを備え、変速装置8、
    10、27がそれぞれ高速体勢となりかつ前後進切換装
    置9が後進体勢となることを防止する牽制手段111が
    備えられたものにおいて、超減速装置27を高速体勢か
    ら低速体勢に切換える超減速切換レバー33側に、該切
    換レバー33の切換に連動して牽制手段111を解除す
    る牽制解除手段112を備えたことを特徴とする車輌の
    高速後進牽制装置。
JP11308887A 1987-05-08 1987-05-08 車輌の高速後進牽制装置 Pending JPS63279932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218944A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Kubota Corp 農作業機の変速操作構造
JP2019116118A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 株式会社クボタ 作業車両

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JP2006218944A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Kubota Corp 農作業機の変速操作構造
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