JPH02198586A - ミシンにおける布端の振れ修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ミシンによって布端部を縫製する時、布端
を常時ミシン針から一定寸法離れた位置に自動的に案内
して、縫目が布端に沿ってほぼ平行に形成されるように
したミシンにおけろ布端の振れ修正装置に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、この種装置としては特公昭３９−７６８８号公報
及び特公昭５８−４８１９９号公報のものがあシ、これ
ら従来の装置はミシンの縫合部手前に布端位置を光電セ
ンサーで検知する検出装置を備えると共に、その検出装
置よりさらに手前に、布を布送り方向と直交する方向（
以下単に「左右方向」と言う）に移動させるための回転
輪を設けた布地移動装置を備えていた。

しかし、この装置においては柔らかい布地では布が伸び
た状態で縫い上がる欠点があった。そして、これを解決
するために本件出願人は昭和６３年９月８０日に布送り
方向と同一方向に回転する制御ローラーを布の表面に圧
接させて布端の振れを修正する装置を発明し出願（特願
昭６３−２４８４９０号）した。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この先願に係る装置においては制御ローラー（１）をパ
ルスモータ−（２）で回転させると共にこのローラー（
１）の回転速度をミシンの縫合部（１）で送られる布地
速度に対して適宜増減させるという複雑な制御が必要で
あった。又、制御ローラー（１）の駆動源にパルスモー
タ−を使用しているためコストの高いものとなっていた
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記の問題点を解決したもので第１図に示すよ
うにミシン縫合部（１）の斜め前側部に、軽く回転する
制御ローラー（１）を布表面に接して設け、布の移動に
よってこのローラー（１）を回転させると共にこの制御
ローラー（１）の方向をミシンの布送シ方向に対して左
右に向きを変えるだけで布地に抵抗を与えず布地を左右
方向に制御移動させるようにしたものである。

すなわち、本出願の第１の発明は布端検出の発光ダイオ
ード（至）とホトトランジスターＱ４　Ｑ！１Ｇを設け
ると共に縫い位置の前側部に、布送シ方向と同一方向に
回転する制御ローラー翰を布の表面に軽く接触させて設
け、布端の左右の振れを前記発光ダイオードα罎とホト
トランジスターＱ４）Ｑυにて検知し、その信号により
エアーローター（財）を駆動し制御ローラー（１）の向
きを変えることによシ、布端を正常位置に戻すようにし
た布端の振れ修正装置であり、第２の発明は、２枚の布
の布端を揃えて布送りするに際し、２枚の布の間に水平
プレート（至）を介在させ、各々上下２枚の布の上方と
下方に前記請求項１項記載の布端の振れ修正装置を配し
たことを特徴とするミシンにおけろ布端の振れ修正装置
であシ、第３の発明は、タコ巻ラッパの手前にへの字状
溝に）（財）を対称的に有する布案内ガイド（ロ）を設
け、この布案内ガイドのへの字状溝働（財）に発光ダイ
オード（４４（ハ）及びホトトランジスターに）ａカと
（財）６傷を設けると共に、タコ巻ラッパの入口の両性
部に布送り方向と同一方向に回転する制御ローラー（５
５）（５５）を布の表面に軽く接触させて設け、布端の
左右の振れを前記発光ダイオード■■及びホトトランジ
スター（４つ（４７）と（財）ａ呻にて検知し、その信
号によシェアーローターＣＩＩＢ）　（５８）を駆動し
、制御ローラー　（５５）　（５５）の向きを変えるこ
とによシ、布端を正常位置に戻すようにしたタコ巻縫い
ミシン用の布端の振れ修正装置である。

〔実施例１〕 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１、第２図に示すように（１）は公知の工業用ミシン
の縫合部で、この縫合部（１）は上下動する針（２）と
、その針の真下に針穴を形成した針板（８）と、その針
板上に係合してバネ圧力をかけられた上下に自由動可能
な布押え金（４）とその布押え金の下面に係合して前記
針板（３）上面よシ出入する布送り歯（５）を備え、前
記針板（３）上に載置された布地Ｏを布押え金（４）で
押え、次いで前記針（２）を上下動して布地を縫合する
と共に布送り歯（５）をダ円運動させて布地＠をミシン
の後方（矢印の方向）へ移送することにより、布地＠に
連続して縫目を形成するようになっている。

そして、このミシンの縫合部（１）の前方には、第１図
に示すように布端■を検知するための布端検出機構α１
が設け、られており、この検出機構αＯは第２、第３図
に示すようにミシンベツド（６）上に布端部を入れ込む
コ字状の水平溝＠を形成した布案内ガイドＱｌ）を設け
、この水平溝（２）の下面部て発光ダイオードＱ３を設
けると共に、その上面部には発光ダイオード的に対向さ
せた２ケのホトトランジスターＱ４Ｑυが設けられてい
る。そして、この発光ダイオード（至）と２ケのホトト
ランジスター０４０ｆｌは前記水平溝（２）内を通過す
る布端■を検出するようになっている。すなわち、この
検出機構αＱは布端■が第３図に示すように２ケのホト
トランジスターα４（ハ）の間に位置して左のホトトラ
ンジスターａ４の入光をＯＦ　Ｆ　Ｌ、かつ右のホトト
ランジスター（至）の入光をＯＮしている時（以下単に
「正常位置」と言う）と、布端が第３図の二点鎖線ので
示すように左へ移動して２ケのホトトランジスターＣ１
４α均の入光をＯＮしている時（以下単に「逃げ位置」
と言う）と、布端が第３図の二点鎖線■で示すように右
へくい込んで２ケのホトトランジスターａ４ａ０の入光
をＯＦＦしている時（以下単に「くい込み位置」と言う
）の三種類の状態を前記検知信号により制御部に送るよ
うに構成されている。

又、前記ミシンの縫合部（１）の前側部には第１図に示
すようにミシンの布送シ方向に、布とスリップしないよ
うに外周にウレタンゴムが焼付被覆されると共に布の移
動によシ軽く回転する制御ローラー（１）が設けられ、
この制御ローラー（１）は第２図に示すようにミシンペ
ッド（６）に上下動可能に設けられたエアーローター（
財）の駆動軸（２）の下端に水平な回転支軸０嗜を介し
て自由回転可能に設けられており、この制御ローラー（
１）の外周は前記針板（８）上を左右に振って制御ロー
ラー（１）の向きを変えるようになっている。

又、前記エアーローター■は前記検出機構ＱＯから 負出力される布端検出信号により制御部を介して駆動す
るように制御されており、布端が、第８図の二点鎖線■
で示すように左方の逃げ位置へずれた時は制御ローラー
（１）の向きを右に変えてこのローラー（１）に接触す
る布地を右に誘導して前記縫合部（１）へはいり込む側
の布端を右方へ移動する。

一方、布端が第８図の二点鎖線■で示すように右方のく
い込み位置へずれた時は、制御ローラー勾の向きを左に
変えて前記縫合部（１）へ入り込む側の布端を左側へ動
かす。

尚、本発明ミシンの実施例においては、前記した構造の
動作順序はシーケンス制御によシコントロールして行う
ものである。

又、本発明の制御ローラー（１）の向きを変える駆動機
器としてエアーローター（ハ）を使用したがソレノイド
や他の回転機器を使用しても良いことは言うまでもない
。

又、前記制御ローラー翰に保合する針板（３）上面〔作
　用〕 最初、作業者が布地■を針板（８）上に載置して、その
布端■を布端検出機構ａ１の水平溝（２）内に入れ込む
。・次いでミシンの布押え金（４）と前記制御ローラー
（１）を下げて布地■を押え、ミシンの始動をすると、
ミシンの縫合部＜１）がミシン縫いを開始すると同時に
布地■をミシンの後方（矢印■方向）へ送り、制御ロー
ラー勾が回り始める。

そして、ミシン縫いが続行し、第８図の二点鎖線■で示
すように布地がホトトランジスターα００Å光をＯＦＦ
するくい込み位置に進むと前記検出機構α０から布地く
い込み検出信号が出力され、この信号によりエアーロー
ター（ハ）を駆動し、回転支軸Ｑｌを左に振って第ａ−
ａ図に示すように制御ローラー（１）の角度を左に向け
る。すると、布地［相］に制御ローラー（１）の左向き
回転によってミシン針（２）の下に送り込む布地を左側
へ誘導する力が生ずる。

これにより布地は矢印■方向に移動し、正常位置に戻シ
、制御ローラー曽も正常方向に向く。

次いで、第８図の二点鎖線ワで示すように布端がホトト
ランジスターα００光をＯＮする逃げ位置に進むと前記
検出位置αＱから布端逃げ検知信号が出力され、この信
号によりエアーローター（ハ）を駆動し、第ａ−ｂ図に
示すように制御ローラー翰を右に向ける。すると、布地
［相］は前記とは逆の矢印０方向に移動し、正常位置に
戻シ３、制御ローラー（１）も正常方向に向く。

〔実施例２〕 尚、上記の実施例１においては、１枚の布地の制御形態
について説明したが、この制御ローラー（１）を第４図
に示すように上下に設けてその間に２枚の布地ｏｏを水
平プレート（至）を介して第５図のように配置すること
により２枚の布地ｏｏの布端をそろえて布端から一定寸
法の縫代を保ちつつ、ミシン縫いすることが出来る。

〔実施例３〕 次に、本発明の原理を利用してズボン絡合せのタコ巻縫
いを自動的に行なえるように具体化したミシンの実施例
につき図面に基づいて説明する。

第６．７図に示すように（ハ）は公知の筒型二重環縫ミ
シンで、このミシン（２）は２本の縫い針（１）とその
下方に下向きのバネ圧力をかけられた布押え金（ロ）を
有し、この布押え金（財）は針の後方に設けられた上下
動可能な押え棒翰の下端に少量揺動可能に支持されてお
シ、前記ミシン（至）の縫合板四上に入れられた布を押
圧することにより、針（２）の上下動と協働して布を縫
合すると共にダ円運動して縫合板−の上面より出入する
布送り歯（７）と協働して布を後方へ送るようになって
いる。

さらに、前記押え棒翰の下端には布送り歯（１）に保合
させた布送りローラー（財）が設けられ、このローラー
（ロ）はミシンの上軸とエキセンクランク機構（図示せ
ず）を介して連結されておシ、前記布送り歯（７）との
間に布をはさんでミシンが作動すると矢印■方向に間欠
回転して布を送るようになっている。

一方、縫い針（至）の手前には、第８図に示すように２
枚の布端ｏｏを折り曲げてその折シ曲げ端を互に引っ掛
は重合（以下単に「タコ巻」と言う）する公知のタコ巻
ラッパ（至）が設けられ、このタコ巻ラッパ（至）は第
６図に示すように布送シ方向■に沿って布押え金（財）
の直前の出口（ロ）からその後方の入口（至）まで約４
０１１１１長さ有シ、その４０闘間に第９図に示すよう
に左方より入れ込まれた布端を上側に折り曲げる下湾曲
ガイド溝（ロ）と右方よシ入れ込まれた布端を下側に折
シ曲げる上湾曲ガイド溝（ロ）が形成されており、この
ラッパ（至）の入口（至）より入れラッパ（至）の出口
■よシ出る時には、第８図に示すようなタコ巻■になる
ようになっている。

そして、このタコ巻ラッパ（至）の手前には、第６．７
図に示すように布端を検知するための布端検出機構−が
設けられており、この検出機構（７）は第１０図に示す
ようにミシン筒ベツド＠上に、布送り方向に沿ってへの
字状の案内溝に）（財）を対向的に形成した布案内ガイ
ド（ロ）を設け、その案内溝（至）（至）内の側内側面
に各々前記実施例１と同様の発光ダイオード（ロ）−を
設けると共に、その案内溝内の両外側面には各々の発光
ダイオード（財）に）に対向させた２組のホトトランジ
スター−Ｏ′ｔ）と（財）θ呻が設けられている。

尚、この案内溝＠２的のへの字状の形状は水平送りされ
てくる二枚の布端を最終的にタコ巻する前段階（前処理
）としてタコ巻ラッパ（至）にスムーズに導くためのも
のである。

一方、前記タコ巻ラッパ（至）の入口（７）の両側上方
には、第６．７図に示すように布端がタコ巻ラッパの入
口の所定位置にはいシ込むように案内するだめの２組の
制御ローラー機構φφが設けられており、この制御ロー
ラー機構は先ず左側の機構■から説明すると、第７図に
示すようにミシン頭部（至）の前面に直立板（５１）を
設け、この直立板（５１）の上端にエアーローター（５
８）を固定する。そして、このエアーローター（５３）
の駆動軸下端に継手（５４）を介してエアーシリンダー
（５７）の後端を連結すると共にこのシリンダー（５７
）の先端部を前記直立板（５１）の下部に設けられた軸
受（５２）に回転可能に支持する。そして、このシリン
ダー（５７）のピストンロッド先端には水平な回転支軸
（５６）を介してミシンの布送シ方向■に自由回転可能
な制御ローラー（５５）が設けられておシ、この制御ロ
ーラー（５５）は前記エアーシリンダー（５７）が突出
駆動すると第９図に示すように前記タコ巻ラッパ（至）
の下溝曲溝（至）の入口（７）の左側部の水平面（至）
上を移動する布地に軽く接触すると共に、この制御ロー
ラー（５５）は、第７図に示すように前記エアーロータ
ー（５３）が回転駆動すると前記エアーシリンダ−（５
７）を回転させ、その下端に設けられた水平な回転支軸
（５６）を振ってその向きを変えるように構成されてい
る。

又、前記エアーローター（５８）は第１０図に示すよう
に前記布端検出機構−の下側の案内溝（６）に設けられ
た検知部分から出力されろ布端検出信号によシ制御部を
介して駆動するように制御されておシ、布端が第１１図
の二点鎖線■で示すように左方の逃げ位置へずれた時は
、制御ローラー（５６）の向きを右に変えてこのローラ
ー（５５）に接触している布地を誘導し、前記タコ巻ラ
ッパ（至）の入口にはいり込む側の布端を右方へ移動す
る。

又、布端が第１１図の二点鎖線■で示すように右方のく
い込み位置へずれた時は、制御ローラー（５５）の向き
を左に変えて前記タコ巻ラッパ（至）の入口にはいシ込
む側の布端を左方へ移動する。

一方、前記左側の制御ローラー機構−の右側には第６．
９図に示すように前記と同様の制御ローラー機構（１）
が対称的に設けられておシ、この右側の制御ローラー（
５５）はエアーシリンダー（５７）が突出駆動すると、
第９図に示すようにタコ巻ラッパ（至）の上湾曲ガイド
溝（ロ）の入口（至）の右側部の水平面（至）上を移動
する布地に軽く接触すると共に１この制御ローラー（５
５）はエアーローター（５８）が回転駆動するとその向
きを変えられるように構成されている。

尚、本発明ミシンの実施例においては前記した構造の動
作順序はシーケンス制御によりコントロールして行なう
ものである。

又、本発明の布端検知用の発光ダイオード−に）及びホ
トトランジスター（７）＠ηとに）６１を布案内ガイド
包ηのへの字状溝（至）（財）に設けたが、これらをタ
コ巻ラッパ（至）の湾曲ガイド溝（至）（ロ）を設けて
も良いことは言うまでもない。

〔作　用〕

最初、作業者が、ミシンの布押え金勾を上げて、２枚の
ズボン布地を保持しながらミシンの筒ベツド＠上を滑ら
せ、次いでその２枚の布の布端を前記タコ巻ラッパ（至
）の上湾曲ガイド溝（至）と上湾曲ガイド溝（ロ）に入
れ込むと共に、その手前に配置された布端検出機構−の
案内溝＠２（財）に入れ込む。そしてその布地をタコ巻
ラッパの両ガイド溝（至）（ロ）にガイドさせながらミ
シンの布送り方向へ前進させて布地の始端をタコ巻形成
すると共に、そのタコ巻始端をミシンの針（１）下まで
移送する。

次いで、作業者が布押え金（財）を下げて前記針（１）
下のタコ巻始端を押える。次いで、作業者がミシンの始
動をすると前記制御ローラー機構−のエヤーシリンダー
（５７）　（５７）が突出して前記左右の制御ローラー
（５５）　（５５）を下げ、タコ巻ラッパに）の入口（
２）の両側部の水平面（至）（至）上に位置する布地に
軽く接触する。次いで２本の針（１）が上下動すると同
時に布送り歯（７）と布送りローラー（ロ）が駆動して
前記タコ巻始端よシ縫い送りを開始する。すると、前記
布端検出機構−が作動し、布端検出作用を開始する。

そして、このミシンが作動している間、前記検出機構に
）の案内溝（６）又は的を通過する布端が前記した逃げ
位置にずれた時は各々の案内溝（６）又は（財）に設け
られたホ）ｌ−ランシスター■又は（財）が検知して制
御部を介して前記エアーローター（５３）又は（５３）
を駆動し、左側の制御ローラー（５５）を右に向け、又
は右側の制御ローラー（５５）を左に向けて布端を第１
１図に示す正常位置■まで移動させる。

又、前記の布端が前記したくい込み位置にずれた時は前
記のホｌ−）ランシスターα乃又はに）が検知して前記
左側の制御ローラー（５５）を左に向け、又は右側の制
御ローラー（５５）を右に向けて布端を正常位置まで移
動させるようにしている。

これによシタコ巻ラッパ（至）にはいり込む布端はミシ
ン作動中、常にタコ巻ラッパ（２）入口の一定位置に案
内され、そのラッパ（至）内を通過した布端は第８図に
示すように安定的にタコ巻■形成されてミシンの針翰下
へ供給される。

次いで、作業者がミシンを停止させると前記エアーシリ
ンダー（５７）　（５７）が引っ込み左右の制御ローラ
ー（５５）　（５５）を上げる。

次いで、作業者は新たな２枚の布を前記と同作業してミ
シンにセットし、ミシンを始動させることにより上記し
た作業をくシ返し、自動的に２枚の布地をタコ巻縫いす
る。

〔発明の効果〕

本発明においては、軽く回転可能な制御ローラーが布の
表面に軽く接触しており、布の移動に伴って回転するた
め布に対して抵抗がほとんど加わらず伸びが生じない。

又、布端が、逃げ位置又はくい込み位置へずれた時は光
電センサーによシ布端の左右の振れを検知し、この振れ
に応じて単に制御ローラーの向きを変えるだけという簡
単な機構により布に抵抗を与えず布端を正常位置に戻す
ことが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を公知の工業用ミシンに取付けた状
態の平面図、第２図は第１図の左側面図、第８図は第１
図の布端検出機構のｘｘ断面図、第３−ａ図、第ａ　−
’ｂ図は本発明装置の作動状態を示す説明図、第４図は
本発明装置を公知の工業用ミシンに上下に対称的に設け
た左側面図、第５図は第４図の布端検出機構のＺＺ断面
図、第６図は本発明装置をタコ巻縫いミシンに取付けた
状態の平面図、第７図は第６図の左側面図、第８図は布
端をタコ巻した形態を示す説明図、第９図はタコ巻ラッ
パと本発明の制御ローラーの正面図、第１０図は本発明
の布端検出機構の正面図、第１１図は本発明の布端検出
機構の作動態様を示す説明図である。 図中、Ｇ１は発光ダイオード、α→αυはホトトランジ
スター、（１）は制御ローラー、（財）はエアーロータ
、翰は水平プレート、（ロ）は布案内ガイド、磐（財）
は布案内ガイドのへの字状溝、Ｈに）は発光ダイオード
、に）Ｇ１７）＠４■はホトトランジスター、（５６）
は制御ローラーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）布端検出の発光ダイオード（１３）とホトトランジ
   スター（１４）（１５）を設けると共に縫い位置の前部
   に、布送り方向と同一方向に布の移動によつて回転する
   制御ローラー（２０）を布の表面に軽く接触させて設け
   、布端の左右の振れを前記発光ダイオード（１３）ホト
   トランジスター（１４）（１５）にて検知し、その信号
   により制御ローラー（２０）の水平な回転支軸（１９）
   を水平方向に適宜振つて制御ローラー（２０）の向きを
   変えることにより、布端を正常位置に戻すようにした布
   端の振れ修正装置。 ２）２枚の布の布端を揃えて布送りするに際し２枚の布
   の間に水平プレート（２３）を介在させ、各々上下２枚
   の布の上方と下方に前記請求項１項記載の布端の振れ修
   正装置を配したことを特徴とするミシンにおける布端の
   振れ修正装置。 ３）タコ巻ラツパの手前にへの字状溝（４２）（４３）
   を対称的に有する布案内ガイド（４１）を設け、この布
   案内ガイドのへの字状溝（４２）（４３）に発光ダイオ
   ード（４４）（４５）及びホトトランジスター（４６）
   （４７）と（４８）（４９）を設けると共に、タコ巻ラ
   ツパの入口の両外側部に布送り方向と同一方向に布の移
   動によつて回転する制御ローラー（５５）（５５）を布
   の表面に軽く接触させて設け、布端の左右の振れを前記
   発光ダイオード（４４）（４５）及びホトトランジスタ
   ー（４６）（４７）と（４８）（４９）にて検知し、そ
   の信号により制御ローラー（５５）（５５）の水平な回
   転支軸（５６）（５６）を水平方向に適宜振つて制御ロ
   ーラー（５５）（５５）の向きを変えることにより、布
   端を正常位置に戻すようにしたタコ巻縫いミシン用の布
   端の振れ修正装置。