JPH08103585A - 衣服の輪になった部分に自動的にカバーステッチをかけるミシン及び方法 - Google Patents

衣服の輪になった部分に自動的にカバーステッチをかけるミシン及び方法

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JPH08103585A
JPH08103585A JP7243258A JP24325895A JPH08103585A JP H08103585 A JPH08103585 A JP H08103585A JP 7243258 A JP7243258 A JP 7243258A JP 24325895 A JP24325895 A JP 24325895A JP H08103585 A JPH08103585 A JP H08103585A
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stitch
sewing machine
sewing
seam
feed
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Application number
JP7243258A
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English (en)
Inventor
Jr Maximilian Adamski
マクシミリアン・アダムスキー,ジュニア
Stephen S Ruderman
スティーブン・エス・ルーダーマン
Robert L Kosrow
ロバート・エル・コスロー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Special Corp
Original Assignee
Union Special Corp
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B33/00Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B33/00Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
    • D05B33/006Feeding workpieces separated from piles, e.g. unstacking
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2305/00Operations on the work before or after sewing
    • D05D2305/32Measuring
    • D05D2305/34Counting
    • D05D2305/345Stitch counting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンのオペレータが既に形成されている端
かがり縫いの縫目の上に重ねてカバーステッチをかける
作業を手作業で実行することに付随する、多くの不都合
を解消する。 【構成】 縫製加工品の制御及び送り移動を行うための
機構である縫製加工品制御送り移動機構60を備えた、
既に形成されている端かがり縫いの縫目の上に重ねてカ
バーステッチを自動的に形成するためのミシン32。縫
製加工品制御送り移動機構60は、布端センサ52と、
布端ガイド機構50とを備え、また更に、衣服をぴんと
張って自動的に処理できる状態にするための送りローラ
62を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣服の筒状の部分
に既に形成されている端かがり縫い(オーバーエッジス
テッチ)の縫目の上に重ねてカバーステッチ即ち押さえ
ミシンを自動的にかけるミシン及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本願に関係した特許として、1993年
10月12日付発行の米国特許第5251557号(発
明の名称:SEWING MACHINE WITH AN EDGE GUIDING DEVI
CE TOGUIDE ONE OF MORE PLIES OF MATERIAL(1層また
は複数層の布地を案内する布端ガイド機構を備えたミシ
ン))と、1984年8月28日付発行の米国特許第44
67734号(発明の名称:AUTOMATIC APPARATUS FOR
CONJOINTLY SUPPORTINGAND GUIDING A TUBULAR WORKPIE
CE(筒状の縫製加工品を支持及び案内する自動装置))
と、1984年10月30日付発行の米国特許第447
9447号(発明の名称:METHOD AND APPARATUS FOR S
EWING ON A TUBULAR WORKPIECE EDGE(筒状の縫製加工品
に端ミシンをかける方法及び装置))と、1985年4月
23日付発行の米国特許第4515268号(発明の名
称:METHOD AND APPARATUS FOR TENSIONING AND SEWING
A TUBULAR WORKPIECE(筒状の縫製加工品を引張して縫
製加工する方法及び装置))とを挙げることができる。こ
れら米国特許はこの言及をもって本願に組込まれたもの
とする。
【0003】更に、本願に関係した特許出願として、本
願の基礎米国特許出願の同時係属出願である1993年
12月20日付出願の米国特許出願第08/12300
0号(発明の名称:AUTOMATIC ALIGNMENT OF MATERIAL
AND POSITIONING AT THE STITCH FORMING LOCATION(自
動化した布地の位置揃え及び針目形成位置への位置付
け)、発明者:Maximilian Adamski Jr.)を挙げること
ができる。同米国特許出願はこの言及をもって本願に組
込まれたものとする。
【0004】例えば毛織物のスウェットシャツに、リブ
編み(ゴム編み)のウエストバンドを縫付けるときなど
には、その衣服の筒状の部分に既に形成されている端か
がり縫い(オーバーエッジステッチ)の縫目の上に重ね
てカバーステッチ即ち押さえミシンをかけるということ
が行われる。また、ニットないし毛織物の衣服に衿を縫
付けたり、ニットないし毛織物の衣服に袖のアームホー
ルを縫付けたりする際にも、端かがり縫いによって縫付
けを行った後に、その端かがり縫いの縫目の上に重ねて
カバーステッチをかけることがある。端かがり縫いの縫
目が衣服の外側に突き出ている場合には、その縫目の上
に重ねてカバーステッチ即ち押さえミシンをかけること
によって、非常に見栄えをよくすることができる。ま
た、端かがり縫いの縫目が衣服の内側に突き出ている場
合でも、カバーステッチ即ち押さえミシンをかけること
によって、その端かがり縫いの幅広の縫目を圧縮して細
くすることができるため、縫目が滑らかになり、それに
よって衣服の快適性及び品質を向上させることができ
る。更に、カバーステッチ即ち押さえミシンをかけるこ
とによって、衣服の部分どうしを縫合わせている縫目の
強度及び耐久性を向上させ得ることはいうまでもない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまで、カバーステ
ッチ即ち押さえミシンをかける作業は、熟練したミシン
のオペレータ(ミシン工)が、特別のカバーステッチ用
の縫製パーツを装着したミシンを使用して手作業で行っ
ていた。この手作業においてオペレータは、押え金を降
ろして縫製を開始してから、その縫製サイクルが完了す
るまでの間、端かがり縫いの縫目が常に位置合せされた
状態にあるようにするために、その縫目を注意深く案内
し続ける必要があった。このような手作業は、人間工学
的に好ましいものではなく、忍耐が要求され、経験を積
んだオペレータにとっても容易な作業ではなく、更に、
高品質の衣服の製造するためのコストがこれによって大
きく押し上げられていたことはいうまでもない。
【0006】この手作業において、オペレータは、一周
して縫目の開始端に戻ったところで縫製を終了させ、余
計に縫い過ぎないようにするために、縫い終わりの点が
近付いてきたならば縫製速度を緩める必要があった。こ
のことが、この手作業の作業速度を低下させていた。
【0007】以上の理由から、例えばシャツの身頃のす
そにウエストバンドを縫付けている端かがり縫いの縫目
のように、輪になった端かがり縫いの縫目を有する衣服
に関して、その衣服を自動的に案内しつつ、その輪にな
った端かがり縫いの縫目の上に重ねてカバーステッチを
かけて行くミシンが要望されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の要望に
応えるミシン及び方法に関するものである。本発明に利
用し得るミシンとしては例えば、Union Special 93800B
HA Automatic BottomHemmer(自動すそかがりミシン)
等の、2本針3本糸の、すそかがりカバーステッチ(例
えば「406EFa-1」ステッチ等)を形成するミシンがあ
る。本発明によれば、オペレータは、カバーステッチを
かける衣服を、押え金の下の、針板の溝の近くのおおよ
その領域に位置付けるだけでよく、そうすれば、ミシン
が、その縫目を自動的に位置合せした上で、押え金を降
ろして縫製動作を開始する。この縫製サイクルが実行さ
れている間中、その縫目は位置合せは自動的に行われて
いるため、オペレータは、縫目を手作業で案内するとい
う、忍耐を要し疲労を招く作業から解放される。縫製完
了後には、衣服は自動的にミシンから排出されて積み上
げられる。
【0009】本発明によれば、衣服の装填はその衣服を
たるませた状態で行うことができ、装填した後に自動的
にその衣服がぴんと張られる。そして、布端ガイド機構
を使用して、縫製サイクルが実行されている間中、その
ぴんと張られた状態の衣服の縫い代端が自動的にそして
動的に案内されるようにしている。また、縫目センサを
備えており、この縫目センサは、縫目の開始端が戻って
きたときにそれを検出して縫製サイクルを自動的に終了
させることによって、余計に縫い過ぎてしまうのを防止
している。
【0010】本発明の特徴的要素のうちの幾つかは、手
作業のための作業機械の改良に用いることもでき、それ
によって品質及び生産性を向上させることができる。本
発明の改良点を、手作業のための作業機械に応用する際
には、自動縫目検出の概念を適用すれば縫い終わり点を
正しく出すことができ、オペレータが縫い終わり点で縫
製速度を緩めずともよくなる。
【0011】以上の理由から、例えばシャツの身頃にウ
エストバンドを縫付けている縫目等のように、輪になっ
た端かがり縫いの縫目の上に重ねて、自動的に良好なカ
バーステッチをかけるようにすることで、その作業に要
する時間を短縮し、その作業の際にオペレータに加わる
ストレスを低減することのできるミシンが要望されてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明して行く。図1は、輪になったウエストバンド2
00(衿の場合も同様である)を、端かがり縫い(オー
バーエッジステッチ)によってシャツの身頃300に縫
付けたところを示した模式的な断面図である。図2は、
シャツの身頃300とウエストバンド200(または
衿)とを割ったところを示した図であり、寸法Aで示し
たように、かなり大きな端かがり縫いの縫目320が衣
服の内側へ突き出ている。図3は、図1及び図2のシャ
ツの身頃300とウエストバンド200(または衿)
に、カバーステッチをかけた後の状態を示した模式的な
断面図である。図3では、端かがり縫いの縫目がカバー
ステッチによって圧縮されて、その高さが寸法Bで示す
高さになっている。
【0013】図4は従来例の図であり、端かがり縫いの
縫目の上に重ねてカバーステッチをかける際にミシンに
装着して用いる、従来から使用されているアクセサリ・
パーツの断面図である。針板10には一対の突条12が
形成されており、それら突条12の間に、端かがり縫い
縫目案内溝14が形成されている。端かがり縫い縫目案
内溝14は布地の送り方向に延在している。針板10に
は更に、2つの針通し穴17が形成されており、それら
針通し穴17の中に夫々の針16が往復運動して出入り
する。押え金18は、その底面から下方へ突出した縫目
案内突条20を有しており、この押え金18は針板10
に重なる位置に配設されており、その縫目案内突条20
が、端かがり縫い縫目ガイド溝14の中へ入り込めるよ
うにしてある。押え金18は、更に、スプリング19、
19で下方へ付勢されている部分11、11を備えてい
る。
【0014】オペレータは、手作業によって、端かがり
縫いの縫目の上に重ねてカバーステッチをかけるのであ
るが、その際には、図4に示したように、端かがり縫い
の縫目を、端かがり縫い縫目ガイド溝14の中に装填す
る。続いてオペレータは、押え金18を降ろして縫製動
作を開始する。オペレータは、この縫製動作を実行して
いる間中、縫目案内突条20が、端かがり縫いの縫目の
谷の部分から外れないように、また、その端かがり縫い
の縫目が、端かがり縫い縫目案内溝14から外れないよ
うに、手作業で案内し続けなければならない。ここで重
要なことは、カバーステッチは衣服の外側からかけるた
め、オペレータは、縫目案内突条20、端かがり縫いの
縫目、それに端かがり縫い縫目ガイド溝14のいずれ
も、自分の目で見ることができず、そのため、その案内
作業を勘に頼って行わざるを得ないということである。
更に、このように手作業で案内作業を行う場合には、オ
ペレータは、カバーステッチの開始端が近付いてきたな
らば、カバーステッチの縫目の開始端で正確に縫製動作
を停止させることができるように、縫製速度を緩めねば
ならない。
【0015】図5は、以上の作業を自動的に実行させる
ための装備を施した2台の作業機械を示した平面図であ
る。図5には、ミシン32と、縫製加工品の制御及び送
り移動を行うための縫製加工品制御送り移動機構60
と、スタック機構160とが示されている。図5には更
に、ミシンのシャフトに連結されたシャフト・エンコー
ダ33が示されている。各作業機械には、縫目位置合せ
ローラ40、前部送り布端ガイド機構50、及び後部送
りローラ62が備えられており、それらはいずれも縫製
加工品制御送り移動機構60の構成要素である。図示の
作業機械の配置によれば、オペレータは、一方のミシン
に縫製加工品を装填したならば、そのミシンに自動縫製
サイクルを開始させる。この第1のミシンが自動縫製サ
イクルを実行している間に、オペレータは体の向きを反
転させて、第2のミシンに縫製加工品を装填した後に、
そのミシンに自動縫製サイクルを開始させればよい。
【0016】図6は、ミシン32と、スタック機構16
0と、フレーム30とを示した端面図である。スタック
機構160は、これからカバーステッチをかけるシャツ
の身頃300が載せられる上スタッカー・トレイ150
と、カバーステッチをかけ終わったシャツの身頃を載せ
る下スタッカー・トレイ152とを備えている。スタッ
ク機構160は更に、スタッカー揺動アーム154を備
えている。スタッカー揺動アーム154はその下端が枢
着されていて、図中に実線で示した待機位置から約45
度の円弧を描いて揺動することができる。下スタッカー
・トレイ152は、縫製加工が完了したシャツの身頃へ
近付くように、図中に破線で示した位置へ突き出され
る。下スタッカー・トレイ152がこの位置に達したな
らば、スタッカー揺動アーム154がその下スタッカー
・トレイ152へ向かって揺動し、縫製加工が完了した
シャツの身頃をその下スタッカー・トレイ152の上へ
落とす。この後、スタッカー揺動アーム154は待機位
置へ復帰する。
【0017】次に図7及び図8を参照しつつ、縫製加工
品制御送り移動機構60について説明する。ミシン32
と、縫製加工品制御送り移動機構60とは、マイクロプ
ロセッサ80に電子回路的に接続されており、オペレー
タは、このマイクロプロセッサ80を、制御パネル82
からプログラムすることができる。ミシン32と縫製加
工品制御送り移動機構60とは、フレーム30に取付け
られている。縫製加工品制御送り移動機構60は、前部
送り布端ガイド機構50と後部送りローラ62とを備え
ており、衣服はこれらの周囲にかぶせるようにして装填
される。図7から最も良く分かるように、後部送りロー
ラ62はテンション・アーム64の先端に取付けられて
おり、このテンション・アーム64の他端はフレーム3
0に枢着されている。衣服を前部送り布端ガイド機構5
0及び後部送りローラ62の周囲にかぶせて装填する際
には、後部送りローラ62をその後退位置(図7に破線
で示した位置)に位置付けておく。後部送りローラ62
がこの後退位置にあれば、オペレータは、衣服を装填す
る際に、その衣服を力を入れて引き伸ばすことなく容易
に装填することができる。後部送りローラ62は動力で
駆動されるようにしてあり、この後部送りローラ62が
突出位置にあって駆動されているとき、この後部送りロ
ーラ62は、ミシン32の縫製領域に通されている衣服
を引っ張るように機能する。後に更に詳しく説明するよ
うに、この後部送りローラ62は、動作サイクル中の適
切な時刻に、自動的にその後退位置から突出位置(図7
に実線で示した位置)へ移動されて駆動される。後部送
りローラ62はマイクロプロセッサ80の制御下にあ
る。後部送りローラ62がその突出位置にあるときに
は、衣服はぴんと張られた状態にあり、衣服は、ぴんと
張られた状態になることによって、縫製加工品制御送り
移動機構60で制御できるようになる。
【0018】前部送り布端ガイド機構50は、従来の技
術の説明において列挙した米国特許に開示されている従
来の布端ガイド機構とは外観が異なっているが、機能的
には同一である。それら米国特許に開示されている従来
の布端ガイド機構については後に図14及び図15を参
照して説明する。前部布端ガイド機構50は、図8に示
した前部送り布端ガイド機構センサ(布端センサ)52
と協働して機能するものである。この前部送り布端ガイ
ド機構センサ52は、センサから出射した光線が反射し
てそのセンサに戻る構成のレトロ・レフレクティブ型の
センサである。光線は、高反射率の面または反射テープ
を貼着した面へ向けて出射される。この光線が向けられ
ている領域へ布地が進入すると、反射してセンサへ戻る
光線に変化が生じる。この変化がセンサによって検出さ
れてマイクロプロセッサ80へ伝えられる。尚、本願に
関連して「縫い代端」という用語が用いられるとき、そ
れは、布地の送り方向に延在する、その布地の端を意味
している。ここに開示する前部送り布端ガイド機構セン
サ52は、ウエストバンド200の縫い代端を検出す
る。
【0019】図7に示した、縫目案内突条付き押え金1
8、溝付き針板10、光ファイバ式縫目検出機構70、
スプリング付勢式縫目位置合せローラ40、それに、ス
プリング付勢式縫目位置合せローラ40を駆動するため
の空気シリンダ42については、後に図9及び図10を
参照しつつ更に詳細に説明する。
【0020】図8は、ミシン32、縫製加工品制御送り
移動機構60、及びフレーム30の夫々の部分を、ミシ
ン32の正面から、送り方向に見た図である。この図に
は、前部送り布端ガイド機構センサ52と、下部布地存
在センサ56とが示されている。それらセンサ52及び
56の機能については本明細書の後の部分で詳細に説明
する。
【0021】図9は、縫目案内突条付き押え金18と、
スプリング付勢式縫目位置合せローラ40とを、上から
見た平面図である。スプリングで付勢された部分11を
備えている縫目案内突条付き押え金18は、溝付き針板
10の上に重なる位置に配設されている。縫目案内突条
付き押え金18の下方に延在している一対の突条12
は、この押え金18の前方(手前側)の縁部を超えて布
地支持板15まで延出している。
【0022】図10に示したように、スプリング付勢式
縫目位置合せローラ40は、布地支持板15の上方に配
設されており、そのローラ形案内突条部材41が、布地
支持板15に形成されている案内スロット19に位置合
わせされている。スプリング付勢式縫目位置合せローラ
40は、空気シリンダ42で昇降動させることができ
る。空気シリンダ42は、動作サイクルの中の適切な時
刻にマイクロプロセッサ80によって自動的に付勢され
る。光ファイバ式縫目検出器58が、その光線が案内ス
ロット19を横切るようにして布地支持板15の下面に
止着されている。光ファイバ式縫目検出器58の光線の
高さは、布地支持板15の上面より低いものの、カバー
ステッチによって圧縮される前の幅広の縫目320によ
って遮光されるような高さにしてある。幅広の縫目32
0がカバーステッチによって圧縮されたならば、光ファ
イバ式縫目検出器58の光線は、遮光されることなくそ
の縫目の下方を通過するようになる。光ファイバ式縫目
検出器58は、電子回路的にマイクロプロセッサ80に
接続されており、この光ファイバ式縫目検出器58の光
線が幅広の縫目320によって遮光されなくなったなら
ば、カバーステッチの縫目が存在していることがマイク
ロプロセッサ80へ伝えられる。
【0023】図11は、図10と同様の図であるが、ウ
エストバンド200と、シャツの身頃300と、幅広の
縫目320とが、光ファイバ式縫目検出器58に形成さ
れているギャップの中に入り込んでおり、そのため光線
がこのギャップを横断することが妨げられている。
【0024】図12は、図10及び図11と同様の図で
あるが、幅広だった縫目320がカバーステッチで覆わ
れたため、光ファイバ式縫目検出器58の光線がその縫
目の下を通過できるようになっている。
【0025】スプリング付勢式縫目位置合せローラ4
0、布地支持板15、及び光ファイバ式縫目検出器58
は、これらを従来の溝付き針板10及び縫目案内突条付
き押え金18と組合せることによって、端かがり縫いの
縫目の上に重ねてカバーステッチをかけるための手作業
用のミシンの改良に役立てることができる。本発明のこ
れら構成要素を、手作業用のミシンに適用する場合に
は、前部送り布端ガイド機構50と後部送りローラ62
とは使用しない。この改良した手作業用のミシンにおい
ては、スプリング付勢式縫目位置合せローラ40は、オ
ペレータが行う端かがり縫いの縫目の上にカバーステッ
チを位置合わせした状態を維持する作業を、大いに容易
にし、また、光ファイバ式縫目検出器58は、縫製動作
を適切な時刻に適切な位置で終了させるように機能する
ことによって、オペレータが縫製動作の速度を緩めずと
もよいようにする。
【0026】図13は、縫目案内突条付き押え金18、
スプリング付勢式縫目位置合せローラ40、光ファイバ
式縫目検出器58、及び前部送り布端ガイド機構50を
示した側面図である。同図において、縫目案内突条付き
押え金18及びスプリング付勢式縫目位置合せローラ4
0の下方には未だカバーステッチがかけられていない幅
広の縫目320が存在している。この幅広の縫目320
は、光ファイバ式縫目検出器58の光線を遮光する位置
にある。衣服のうち、前部送り布端ガイド機構50の周
囲に接している部分には既にカバーステッチがかけられ
ており、カバーステッチの縫目の開始端が布地支持板1
5に近付いている。この図から容易に理解されるよう
に、カバーステッチの縫目が光ファイバ式縫目検出器5
8の光線の位置に到達したならば、光線がその縫目の下
方を通過するようになるため、カバーステッチの縫目が
存在することが、マイクロプロセッサ80に伝えられ
る。
【0027】次に図14について説明すると、同図は、
先に従来の技術の説明で列挙した米国特許第52515
57号、同第4467734号、同第4479447
号、同第4515268号、及び現在係属中の米国特許
出願第08/123000号に詳細に開示されている形
式の、従来の布端ガイド機構を示した図である。この布
端ガイド機構75は、布地を布地送り方向へ送り移動す
る機能を果たす送りホイール13を駆動する第1ステッ
ピング・モータ110と、布地を布地送り方向と直交す
る方向へ移動する機能を果たす把持ホイール4を駆動す
る第2ステッピング・モータ112とを備えている。第
1ステッピング・モータ110及び第2ステッピング・
モータ112は、指定した回転数だけ回転させるように
も、また1回転に満たない小さな指定した回転角だけ回
転させるようにも制御可能である。従って、それらステ
ッピング・モータへ動作命令を送出して、それらステッ
ピング・モータを縫製速度ないし縫製送り移動量に同期
させて指定ステップ数だけ回転させることにより、駆動
部材の直径と駆動比とに応じた特定の距離だけ布地を送
り移動することができる。
【0028】図15は、図14に示した布端ガイド機構
75の断面側面図である。ハウジング118の外面に第
1ステッピング・モータ110が取付けられている。第
1ステッピング・モータ110は、その出力軸116に
ピニオン117が止着されている。ハウジング118の
内部に装備したベアリング120によって中空軸119
が回転可能に支持されており、この中空軸119にピニ
オン122が止着されている。ピニオン122は、歯付
ベルト124を介してピニオン117と連動させてあ
る。回転駆動力がステッピング・モータ110から歯付
ベルト124を介して中空軸119へ伝達される。中空
軸119の先端に送りホイール13が固定されており、
従って送りホイール13は中空軸119と一体に回転す
る。送りホイール13には複数の開口130を形成して
あり、それら複数の開口130の中に複数の把持ホイー
ル4が夫々に設けられており、それら把持ホイール4は
夫々の軸132に回転可能に取付けられている。それら
把持ホイール4の周縁部は、ウォーム・ギア128に噛
合しており、このウォーム・ギア128によって回転さ
せられる。ウォーム・ギア128は、中空軸119の内
部に回転可能に支持されている軸126の先端に止着さ
れている。
【0029】ハウジング18は、複数本のボルト134
によって第2ステッピング・モータ112の一端に止着
されている。この第2ステッピング・モータ112の出
力軸138は、軸継手140を介して軸126に連結さ
れている。この布端ガイド機構75の送りホイール13
は、この布端ガイド機構75を枢動軸114を中心とし
て上方へ揺動させることによって、布地分離板143か
ら持ち上げることができる。
【0030】端かがり縫いの縫目の上に重ねてカバース
テッチをかける作業を自動化した自動作業工程では、次
のシーケンスが実行される。
【0031】1.オペレータは手作業で、衣服をミシン
に装填する。
【0032】2.同じく手作業で、縫目を縫目案内突条
付き押え金18の下に位置付ける。このとき、その縫目
を、端かがり縫い縫目案内溝14の中に正確に位置付け
る必要はない。
【0033】3.このように衣服が装填されると、下部
布地存在センサ56がウエストバンド200によって覆
われた状態になる。
【0034】4.その長さがプログラム可能な短い時間
遅れの後に、縫目案内ローラ40が衣服の上に降ろさ
れ、テンション・アーム64及び後部送りローラ62が
衣服をぴんと張る。
【0035】5.その長さがプログラム可能な短い時間
遅れの後に、前部送り布端ガイド機構50及び後部送り
ローラ62が作動されて、縫目を、端かがり縫い縫目案
内溝14と同一直線上に、且つ、布地支持板15に形成
されている案内スロット19と同一直線上に引張する。
【0036】6.その長さがプログラム可能な短い期間
が経過した後に、前部送り布端ガイド機構50及び後部
送りローラ62が停止され、スプリング付勢式縫目位置
合せローラ40が後退させられ、縫目案内突条付き押え
金18が縫目の上に降ろされる。縫製動作が実行されて
いる間、スプリング付勢式縫目位置合せローラ40を降
ろしたままにしておいてもよい。
【0037】7.その長さがプログラム可能な短い時間
遅れの後に、ミシン32、前部送り布端ガイド機構5
0、及び後部送りローラ62が作動される。
【0038】8.カバーステッチの縫目の開始端が縫製
終了点に近付いたならば、光ファイバ式縫目検出器58
が、覆われた状態(遮光状態)から解放される。
【0039】9.縫目検出器58が遮光状態から解放さ
れたならば、カバーステッチが適切に完成するまで縫製
動作を継続させるための針目数のカウントが開始され
る。ミシン32に備えたシャフト・エンコーダがマイク
ロプロセッサ80へパルスを送出して、縫製動作の終了
までのカウントダウンが開始される。
【0040】10.その数値がプログラム可能な針目数
カウント値に達したならば、縫製動作が停止される。
【0041】11.その長さがプログラム可能な短い時
間遅れの後に、糸の切断が実行される。
【0042】12.その長さがプログラム可能な短い時
間遅れの後に、押え金18が上げられる。
【0043】13.スタック機構30が起動され、衣服
がミシンから排出されてスタッカー・トレイに載せられ
る。
【0044】この自動動作に関係した、例えば速度、時
間遅れの長さ、期間の長さ、針目数カウント値、エンコ
ーダのパルス数、等々をはじめとする全てのパラメータ
は、マイクロプロセッサの制御パネル82から変更可能
であり、従ってプログラム可能である。このことは、こ
のミシンの非常に重要な特徴の1つであり、なぜなら
ば、それによってこのミシンが、あらゆるサイズ及び様
々なスタイルの衣服に適用可能なものとなっているから
である。
【0045】以上、本発明を、図示した装置に即して具
体的に詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱するこ
となく様々な変更ないし改変が可能であり、またその他
の同等の機構を使用し得ることは明らかである。それゆ
え請求項は、それら変更ないし改変等を包含するものと
なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】端かがり縫いによってシャツの身頃に縫付けた
ウエストバンドまたは衿を示した模式的な断面図であ
る。
【図2】衣服の内側へ突き出した幅広の端かがり縫いの
縫目を特に示した、図1のシャツの身頃とウエストバン
ドまたは衿とを割った状態の模式的な断面図である。
【図3】図1及び図2のシャツの身頃とウエストバンド
または衿とにカバーステッチをかけた後の状態を示した
模式的な断面図である。
【図4】従来例にかかるカバーステッチ用アクセサリ・
パーツの断面図である。
【図5】スタック機構とオペレータとを含めたシステム
の平面図である。
【図6】ミシン、フレーム、及びスタック機構の端面図
である。
【図7】衣服を装填して縫製サイクルを開始する準備の
整った本発明の機構の側面図である。
【図8】上部センサである布端ガイド機構センサと下部
センサである布地存在センサとを特に示した、衣服を装
填したミシンの正面図である。
【図9】押え金と、縫目案内突条と、縫目案内溝と、縫
目位置合せローラとを示した上面図である。
【図10】図9の10−10線に沿って切断した断面図
である。
【図11】端かがり縫いの縫目にカバーステッチをかけ
る前の、図10と同様の断面図である。
【図12】端かがり縫いの縫目にカバーステッチをかけ
た後の、図10と同様の断面図である。
【図13】縫製動作の終了に近付いた衣服を併せて示し
たミシンの部分側面図である。
【図14】本発明にかかる布地を自動的に位置合せして
位置付けする機構に使用することのできる布端ガイド機
構の側面図である。
【図15】図14の布端ガイド機構の一部断面側面図で
ある。
【符号の説明】
18 押え金 30 フレーム 32 ミシン 50 前部送り布端ガイド機構 52 前部送り布端ガイド機構センサ(布端センサ) 56 下部布地存在センサ 58 光ファイバ式縫目センサ 60 縫製加工品制御送り移動機構 62 後部送りローラ 80 マイクロプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・エス・ルーダーマン アメリカ合衆国サウス・カロライナ州 28105,マシューズ,ストーンミード・レ ーン 10504 (72)発明者 ロバート・エル・コスロー アメリカ合衆国イリノイ州60195,ホフマ ン・エステーツ,グレン・レイク・ロード 1730

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製加工品の制御及び送り移動を行うた
    めの機構である縫製加工品制御送り移動機構と、マイク
    ロプロセッサとを備えたミシンであって、前記マイクロ
    プロセッサは該ミシンと前記縫製加工品制御送り移動機
    構の構成要素とを自動的に制御することができ、該ミシ
    ンはステッチ形成機構を含んでおり、該ステッチ形成機
    構は、筒状縫製加工品の縫い代端から所定の距離だけ離
    れたステッチラインを有するその筒状縫製加工品に既に
    形成されている端かがり縫いの縫目の上に重ねてカバー
    ステッチを形成する機構であり、該ミシンと前記縫製加
    工品制御送り移動機構とはフレームに取付けられてお
    り、前記縫製加工品制御送り移動機構が、筒状縫製加工
    品が前記ステッチ形成機構へ向けて送り移動されるとき
    にその筒状縫製加工品の縫い代端をモニタ及び制御し
    て、その縫い代端を前記ステッチラインから所定の距離
    だけ離れた位置に維持するようにしてある、ミシンにお
    いて、 前記縫製加工品制御送り移動機構が、 布端ガイド機構センサと、 前記ステッチ形成機構の前方の位置で筒状縫製加工品を
    支持し、その筒状縫製加工品を送り方向に送り移動させ
    ると共に、前記布端ガイド機構センサに応答してその筒
    状縫製加工品を前記ステッチラインから所定の距離だけ
    離れた位置に維持するように機能する、前部送り布端ガ
    イド機構と、 前記ステッチ形成機構の後方の位置で筒状縫製加工品を
    支持する後部送りローラと、を備えた機構である、こと
    を特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 前記後部送りローラが、前記ステッチラ
    インに沿った方向であって前記前部送り布端ガイド機構
    に対して接近及び離間する方向に移動可能に前記フレー
    ムに取付けられており、それによって、筒状縫製加工品
    をたるんだ状態の帯状物として前記前部送り布端ガイド
    機構及び前記後部送りローラの上に装填した後に、前記
    後部送りローラを前記前部送り布端ガイド機構から離間
    する方向へ移動させることで、その筒状縫製加工品をぴ
    んと張った状態にすることができるようにしてあること
    を特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 前記ステッチラインに沿って延在する溝
    が形成されている支持板を更に備えたことを特徴とする
    請求項1記載のミシン。
  4. 【請求項4】 既に形成されている前記端かがり縫いの
    縫目を前記支持板に形成されている前記溝の中へ案内す
    るように機能するスプリング付勢式縫目位置合せローラ
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のミシン。
  5. 【請求項5】 前記布端ガイド機構センサが、布端検出
    状態から布端非検出状態へまたは布端非検出状態から布
    端検出状態へ変化したときに前記マイクロプロセッサへ
    信号を送出し、該マイクロプロセッサが、対応する布端
    ガイド機構へ信号を送出することによって、前記センサ
    からの信号に応じてその布端ガイド機構の送り方向を逆
    転させるようにしてあることを特徴とする請求項1記載
    のミシン。
  6. 【請求項6】 前記ミシンがエンコーダを備えており、
    該エンコーダが、該ミシンが1針分の針目を形成する毎
    に前記マイクロプロセッサへ複数のパルスを送出し、前
    記マイクロプロセッサが、それらパルスに基づいて前記
    前部送り布端ガイド機構及び前記後部送りローラの速度
    を該ミシンの速度に同期させるようにしてあることを特
    徴とする請求項1記載のミシン。
  7. 【請求項7】 前記縫製加工品制御送り移動機構が、前
    記カバーステッチの縫目の開始端を検出して前記マイク
    ロプロセッサへ信号を送出することにより前記カバース
    テッチの縫目の開始端の位置を知らせる縫目検出器を備
    えており、 前記マイクロプロセッサが、前記縫目検出器からの前記
    信号の受取りに応答して、前記カバーステッチの縫目の
    開始端が前記ステッチ形成機構に達したときに縫製動作
    を終了させる信号を送出するようにしてある、ことを特
    徴とする請求項1記載のミシン。
  8. 【請求項8】 前記縫目検出器が光ファイバ式縫目検出
    器であることを特徴とする請求項7記載のミシン。
  9. 【請求項9】 前記マイクロプロセッサが、特定のサイ
    ズ及びスタイルの縫製加工品に合わせてプログラム可能
    であることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  10. 【請求項10】 前記ミシンがエンコーダを備えてお
    り、該エンコーダが、該ミシンが1針分の針目を形成す
    る毎に前記マイクロプロセッサへ1つの針目パルスを送
    出し、前記マイクロプロセッサが、その針目パルスに基
    づいて前記前部送り布端ガイド機構及び前記後部送りロ
    ーラの速度を該ミシンの速度に同期させるようにしてあ
    ることを特徴とする請求項5記載のミシン。
  11. 【請求項11】 縫製加工品の制御及び送り移動を行う
    ための機構である縫製加工品制御送り移動機構を備えた
    ミシンを使用して、筒状縫製加工品の既に形成されてい
    る端かがり縫いの縫目の上に重ねてカバーステッチをか
    ける方法において、前記ミシンが、縫目案内突条付き押
    え金を有するステッチ形成機構を備えたものであり、前
    記縫製加工品制御送り移動機構が、布端センサと、布端
    ガイド機構と、送り機構と、縫目センサとを備えたもの
    であり、 (a) 前記ミシンに衣服を装填し、 (b) 前記衣服を前記縫目案内突条付き押え金の下に装填
    し、 (c) 下部布地存在センサが覆われた状態になり、 (d) 前記衣服の上に縫目案内ローラを降ろし、 (e) 前記衣服をぴんと張り、 (f) 前部送り布端ガイド機構及び後部送りローラを作動
    させ、 (g) 前記端かがり縫いの縫目を布地支持板に形成されて
    いる溝と同一直線上に引張し、 (h) 前記前部送り布端ガイド機構及び前記後部送りロー
    ラを停止させ、 (i) スプリング付勢式縫目位置合せローラを後退させ、 (j) 前記縫目案内突条付き押え金を前記縫目の上に降ろ
    し、 (k) 前記ミシン、前記前部送り布端ガイド機構、及び前
    記後部送りローラを作動させ、 (l) 前記縫目センサが、覆われた状態から解放される、
    ことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 更に続けて、 (m) プログラムされた数値である針目数カウント値に達
    したならば縫製動作を停止させる、ことを特徴とする請
    求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 更に続けて、 (n) 前記押え金を上げる、ことを特徴とする請求項12
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 更に続けて、 (o) スタック機構を起動する、ことを特徴とする請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 既に形成されている端かがり縫いの縫
    目の上に重ねて手作業でカバーステッチをかけるための
    アタッチメントを備えたミシンにおいて、 カバーステッチを形成するためのステッチ形成機構を備
    え、 針板を備え、 前記針板に重なる位置に配設された押え金を備え、該押
    え金は、その下面から下方へ突出した縫目案内突条を有
    しており、 前記押え金は、縫製加工品を前記針板に押付けるため
    の、スプリングで付勢された別体の部分を備えており、 前記針板には、前記縫目案内突条を受け入れるための溝
    が形成されており、 前記針板に近接した位置において該ミシンに止着され、
    ステッチラインに沿って溝が形成された支持板を備え、 前記支持板の上方において該ミシンに取付けられた、ス
    プリング付勢式縫目位置合せローラを備え、 前記縫目位置合せローラが、ローラ形案内突条部材を備
    えており、該ローラ形案内突条部材が、前記支持板に形
    成されている前記溝に位置合せされていて、その溝の中
    で回転するようにしてあり、更に、該ローラ形案内突条
    部材が、既に形成されている前記端かがり縫いの縫目
    を、前記支持板に形成されている前記溝の中へ案内する
    機能を果たすようにしてある、ことを特徴とするミシ
    ン。
JP7243258A 1994-09-23 1995-09-21 衣服の輪になった部分に自動的にカバーステッチをかけるミシン及び方法 Pending JPH08103585A (ja)

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