JPH02196831A - ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)―ポリエステルブロックコポリマーの製造法 - Google Patents

ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)―ポリエステルブロックコポリマーの製造法

Info

Publication number
JPH02196831A
JPH02196831A JP1285122A JP28512289A JPH02196831A JP H02196831 A JPH02196831 A JP H02196831A JP 1285122 A JP1285122 A JP 1285122A JP 28512289 A JP28512289 A JP 28512289A JP H02196831 A JPH02196831 A JP H02196831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thioether
poly
group
aryl ether
ether
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1285122A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael J Mullins
マイケル ジェイ.マリンズ
Daniel J Murray
ジェイ.マレー ダニエル
Edmund P Woo
エドモンド ピー.ウー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Chemical Co filed Critical Dow Chemical Co
Publication of JPH02196831A publication Critical patent/JPH02196831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ(エーテルエステル)コポリマーに関する
。さらに特に、本発明は新規(アリールエーテル/チオ
エーテル)ポリエステルブロックコポリマーおよびその
製造法に関する。
工業上用いるためのポリマーの組み合せを混合する操作
は通常1つのポリマーの1つ以上の特性を他のポリマー
の添加により改良するため行なわれる。ポリマーが混和
性単一相均質ブレンドを形成する場合、ブレンドの特性
は通常出発ホモポリマーの特性の間の中間である。この
形状において、改良された成形組成物は最小の追加コス
トで得られる。
混和性(単一相および互いに可溶)であり、従って均質
なブレンドを形成するポリマーの組み合せはまれである
6通常不混和性分離したドメインからなるポリマーブレ
ンドは互いに接着性が乏しく、乏しい延性および耐衝撃
性を示す完成成形品となる。部分的相互溶解性または第
3の成分の相溶化剤の添加により相間の接着性が改良さ
れた市販入手可能なポリマーブレンドでさえ、特に溶着
部において異方性機械特性が弱い。溶着部の強度の低下
の苛酷性は加工条件の調節および金型の設計により一部
調節されるが、その制限は成形品製造者にかなりの負担
をかける。
前記の困難を避ける1つの方法は、関係する2種以上の
ポリマーのブロックを含んでなるコポリマーを製造する
ことである。ブロックセグメントは共有結合しているの
で、界面接着に関する問題は十分低下するかまたは排除
される。形態、および従ってブロックコポリマーの特性
は各ブロックセグメントの相対量およびその長さを変え
ることにより調節される。ブロックコポリマーは2相セ
グメント物質から単一相均質物質に及ぶ形態を示す。
ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)とポリエステ
ルの組み合せを考慮する際、ブロックコポリマーの製造
における困難はその使用を思い止まらせる1頃向にある
。Webs terおよびMcGrathらは「ポリ(
アリールエーテル)−ポリ(アリ−レート)ブロックコ
ポリマー:ポリスルホン−ビスーAテレフタレートシス
テムjポリマーサイエンス、4巻、(1984)、95
9〜975頁および米国特許筒4.668.744号に
おいて、以下のようにしてポリ(エーテルスルホン)お
よびポリアリ−レートを含むブロックコポリマーの製造
を開示している。
C112C12/JX 4%/1(OAr’0)!上式
中、ArおよびAr’は独立に芳香族構造であり、例え
ば下式、 を有する。この従来のポリ(アリールエーテルエステル
)ブロックコポリマーの製造法は、最後のブロックコポ
リマーが別々に製造されるに望ましい長さのアリールエ
ーテルオリゴマーを必要とする。その後オリゴマー(こ
れはフェノール末端基を有しなければならない)を溶液
中の塩基および塩化二酸と接触させ、それによりブロッ
クポリ(アリールエーテルエステル)コボリマーヲ製造
する。得られるアリールエーテルブロックセグメントは
下式、 (上式中、Arはアリールエーテルの芳香族部を表わし
、Ar’はアリールエステルの芳香族部を表わし、およ
びφは塩化二酸出発物質の芳香族部を表わす) で表わされるアリールエステルブロックに結合する。ア
リールエーテルブロックの芳香族部は下式、で表わされ
るように、エーテル結合を介してアリールエーテルブロ
ックセグメントの両端においてコポリマー分子の残りに
結合する。
本発明は、下式、 一←0′−A→1および−(−A−0’→1に相当する
繰り返し単位を特徴とする基より選ばれる1種以上のア
リールエーテル/チオエーテルブロック;並びに下式、 に相当する繰り返し単位を特徴とする基より選ばれる1
種以上のエステルブロックを含んでなる新規ポリ(アリ
ールエーテル/チオエーテル)ポリエステルブロックコ
ポリマーに関し、アリールエーテル/チオエーテルおよ
びエステルブロックは1つの共有結合、−〇′−および
−A−からなる群の1種以上の要素で結合しており、こ
こでOは酸素であり、Cは炭素であり、0′はエーテル
の場合酸素でありもしくはチオエーテルの場合硫黄であ
り、AはAra −o’ もしくはAra ’であり、
B1はR,−0−C−R1もしくはR3であり、B2は
Rz  COR+もしくはR8であり、w、x。
yおよび2はポリ(アリールエーテル/チオエーテル)
ポリエステルブロックコポリマーに含まれる繰り返しア
リールエーテル/チオエーテル単位およびエステル単位
の数を表わす2〜50の整数であり、さらに、Arは所
望により一価C8〜C2゜脂肪族、ハロ、アルコキシ、
アリールオキシ、チオアルコキシおよびチオアリールオ
キシ置換基または二価C,−C,。脂肪族、アルコキシ
、アリールオキシ、チオアルコキシおよびチオアリール
オキシ置換基を1種以上含むC& −C2゜芳香族基で
あり、ArAはエーテル/チオエーテル結合基に対しオ
ルトもしくはバラ位において位置する少なくとも1種の
電子吸引基を有する活性化Ch −Cs。
芳香族基であり、所望により一価CI”’ C2゜脂肪
族、ハロ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルコキ
シおよびチオアリールオキシ置換基または二価C3〜C
8゜脂肪族、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルコ
キシおよびチオアリールオキシ置換基を1種以上含み、
R,、R,およびR1は各々独立に1種以上のCI”’
 Cs。脂肪族、環式脂肪族、複素環式および芳香族基
を含む二価基であり、所望により01〜C1゜脂肪族、
ハロ、アルコキシおよびアリールオキシ置換基を1種以
上含む。
このブロックコポリマーは、下式、 (上式中、Bは前記規定の81またはB2である) で表わされるようにアリールエーテル/チオエーテルブ
ロックが1個のエーテル/チオエーテル結合および1個
のエステル結合によりコポリマー分子の残りに結合して
いる点で従来のブロックコポリマーとは異なる。
このブロックコポリマーは驚くべきことに、下式、 一←A−0′→1■ (上式中、Aおよび0′は前記規定のものであり、nは
活性化ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポリマ
ー中の繰り返し活性化アリールエーテル/チオエーテル
単位の平均数を表わす2以上の数である) に相当する少な(とも1種の活性化ポリ(アリールエー
テル/チオエーテル)ポリマーと下式、(上式中、0お
よびCは前記規定のものであり、mはポリエステルポリ
マー中の繰り返しエステル単位の平均数を表わす2以上
の数である)に相当する少なくとも1種のポリエステル
ポリマーとを下式、 一←0′−A→]および−←A−0′→1に相当する繰
り返し単位を特徴とする群より選ばれる1種以上のアリ
ールエーテル/チオエーテルブロック並びに下式、 に相当する繰り返し単位を特徴とする群より選ばれる1
種以上のエステルブロックを含んでなるポリ(アリール
エーテル/チオエーテル)ポリエステルブロックコポリ
マー〔アリールエーテル/チオエーテルおよびエステル
ブロックは1つの共有結合、−〇′−および−A−から
なる群の1種以上の要素により結合している〕を製造す
るに十分な時間および高温において、有効量の少なくと
も1種の交換触媒の存在下反応させることにより製造さ
れる(上式中、O,C,0’  、A、B、B、。
Bz、W、X、7および2は前記規定のものである)。
本発明のポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポリ
エステルブロックコポリマーは高温安定性およびすぐれ
た熱可塑性樹脂工業的性質並びにすぐれた耐溶剤性を示
し、自動車および電気外被市場用の成形プラスチック部
品の製造に特に好適である。
本発明に係り、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)ポリエステルブロックコポリマーは交換触媒の存在下
、活性化ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポリ
マーをポリエステルポリマーと反応させることにより製
造される。
上記のように、本発明のポリ(アリールエーテル/チオ
エーテル)ポリエステルブロックコポリマーはポリ(ア
リールエーテル)ブロックセグメントまたはポリ(アリ
ールチオエーテル)ブロックセグメントのいずれか、ま
たはそれらの混合物を含む。チオエーテルは硫黄原子が
通常存在するエーテル酸素原子と置換しているエーテル
化合物を意味すると理解される。
活性化エーテル/チオエーテルとは、特定のAr^基が
エーテル/チオエーテル結合基に対しオルトもしくはパ
ラ位で少なくとも1種の電子吸引基を含むことを意味す
る。好適には本発明のコポリマーの製造において、エー
テル/チオエーテル結合基に対しオルトもしくはパラ(
好ましくはパラ)位において少なくとも1種の電子吸引
基を含むことを条件としてあらゆる活性化ポリ(アリー
ルエーテル/チオエーテル)ポリマーが用いられる。
本発明のポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポリ
マーは公知の従来の化学反応、例えば三弗化硼素−弗化
水素触媒の存在下芳香族酸の重縮合により製造される。
米国特許第3.442.857号参照。
この他に、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポ
リマーはAttwood らのポリマー、22巻、10
96頁、(1981)に開示されているようにジフェニ
ルスルホン溶剤の存在下弗化アリールの無水アルカリ金
属塩の重縮合により製造される。
ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)の他の製造法
は英国特許箱971.227号、1,177.183号
および1,387.303号並びに米国特許筒4.17
5.175号に開示されている。
同じ操作性および実用性を有する企図したポリ(アリー
ルエーテル/チオエーテル)ポリマーは、例えば正しい
位置に電子吸引基を有する以下の繰り返し単位を含む。
X:N−R,S、0 X:N−R,S、0 (上式中、各Ar ’は独立にm−フェニレン、p−フ
ェニレン、P −C*ll4C(Clh) z−C61
14,P−C6H13−Ca114. p−C6114
S−C6114,p−c、II。Cl1z−Calla
、 p−Cblls−Ca114またはl]−Call
aSOz−Cil14であり、各Rは独立にC+〜l:
アルキル基である) 好適な電子吸引基は、パラ位における二価基、例えば−
CO−、−CONI+−、−5O−、−sow”Nil
! −、−”PR,−、−’SR−、−P(0)R−C
(Ch)z  、  Cl1−−C1l  、  NN
  、  CIINNC)l−イミダゾールニル、オキ
サゾールニル、ピラゾールニル、イソキサゾールニル、
オキシピラゾールニル、ベンゾキノニル、ベンゾキサゾ
ールニルおよびベンゾチアゾールニル、またはオルト位
における一価基、例えば−CN、−NO□ 、−CII
OCOJ、  COJHg、  P(0)(OR)z 
 、  P(0)RCh  、   ”PR3、−◆N
R3および一’SR,(Rハ独立にC3〜C+Zアルキ
ル基である)である。
好ましい活性化ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)はポリ(エーテルスルホン)およびポリ(エーテルエ
ーテルケトン)である。
本発明に係る使用に好適なポリエステルは通常芳香族も
しくは脂肪族ジカルボン酸をジオールと縮合することに
より、またはアルコールもしくはフェノールとカルボン
酸の両方を含む前駆体を縮合することにより製造される
。好適な芳香族ジカルボン酸は、例えばテレフタル酸、
イソフタル酸、ナフタレン−ジカルボン酸、ジフェニル
エーテルジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、およびジフェノキシエタ
ンジカルボン酸を含む。好適な脂肪族ジカルボン酸は、
セバシン酸、オクタデカン酸、スペリン酸、アジピン酸
、アゼライン酸、琥珀酸、ウンデカン酸、グルタル酸、
ピメリン酸および蓚酸を含む。好適な芳香族ジオールの
例はヒドロキノン、レソルシノール、2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、4,4′−チオジフェノール、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4.4’−オ
キシジフェニル、4.4′−ジヒドロキシビフェニル、
およびジヒドロキシナフタレンである。
芳香族ポリ(アリールエステル)の製造に好適な脂肪族
ジオールは、例えばエチレングリコール、1.3−プロ
ピレングリコール、1.4−ブタンジオール、1.5−
ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、および
シクロヘキサンジメチロールを含む。アルコールとカル
ボン酸の両方を含む前駆体の例は4−ヒドロキシ安息香
酸および2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸である。
ポリエステルは、あらゆる公知の方法、例えば塩基の存
在下でのカルボン酸の塩化酸とアルコールもしくはフェ
ノールとの反応;物理的もしくは化学的方法による酸と
アルコールもしくはフェノールの脱水;カルボン酸のエ
ステル誘導体(例えばメチルもしくはフェニルエステル
)とアルコールもしくはフェノールとの反応;またはカ
ルボン酸とアルコールもしくはフェノールの誘導体(例
えばアセテート)との反応を用い前駆体より製造される
同じ操作性および実用性を有するポリエステルは例えば
以下の繰り返し単位を含む。
O0 −O−C−CH2CH2−C−0−Ar’−;O0 −O−C−CH2CH2CH2CH2−C−0−Ar’
−L−;よび4.4′−ジヒドロキシビフェニルの混合
物より誘導された液体結晶質ポリエステルも含む。
好ましいポリエステルは、前記規定のR+、Rtおよび
R5が例えば下記構造を有するものである。
(上式中、Ar’は前記規定のものである)本発明にお
いてポリエステルとは、コポリエステルも含み、1種以
上のジカルボン酸と1種以上のジオールとの共縮合によ
り製造される。また、4−ヒドロキシ安息香酸と2−ヒ
ドロキシ−6−ナフトエ酸の混合物;テレフタル酸、4
−ヒドロキシ安息香酸およびエチレングリコールの混合
物;またはテレフタル酸、4−ヒドロキシ安息香酸お(
上式中、Yは二価C1”’cpsアルキル基、−o−、
−s−、−3t −、−5o−、−5(h −または−
CO−である) ポリエステルの特定の製造方法は米国特許第2、465
.319号および3,047.539号により十分に示
されている。またポリエステルはテレフタル酸およびイ
ソフタル酸並びにビスフェノールA1エチレンゲリコー
ル、1,4−ブタンジオールおよび1.4−シクロヘキ
サンジメタツールを含む種々のジオールの混合物より誘
導される。
本発明における使用に好適な交換触媒は下式、pZq (上式中、Mは一価もしくは多価金属イオンであり、Z
はハロ、カーボネート、バイカーボネート、フェノキシ
ト、ビスフェノキシト、アルコキシド、シアニド、ニト
レート、ニドリット、ヒドロキシド、ホスフェート、ま
たはアリールもしくはアルキルカーボネート基であり、
pおよびqは化学原子価をみたす1〜6の範囲の数であ
る)で表わされる0本発明に係り、触媒の有効量はポリ
(アリールエーテル/チオエーテル)ポリエステルブロ
ックコポリマーを形成するためポリ(アリールエーテル
/チオエーテル)とポリエステルの間の反応を触媒する
量である。本発明に係り、好ましい触媒は弗化セシウム
、炭酸セシウムおよびセシウムフェノキシドである。最
も好ましい触媒は弗化セシウムである。
本発明のブロック共重合は、交換触媒の存在下および所
望により溶剤の存在下、少なくともポリマーのガラス転
移温度の最高はどの温度においてポリ(アリールエーテ
ル/チオエーテル)ポリマーおよびポリエステルポリマ
ーを混合することにより行なわれる。高沸点溶剤、例え
ばジフェニルスルホンまたはベンゾフェノンが好ましい
。溶剤は反応混合物の80重量パーセントまで、好まし
くは33重量パーセントまで含んでよい。本発明のより
好ましい実施態様において、反応は溶剤の非存在下行な
われ、この場合混合装置は出発物質を撹拌できる。共重
合は所望のブロックセグメント長さが得られるまで進行
し、その時点で反応は終了する。反応は典型的にはポリ
マーのガラス転移温度に依存し100℃〜400℃の範
囲の温度で行なわれ、好ましくはこの範囲は250℃〜
350℃であり、最も好ましくは有効な温度範囲は28
0℃〜340℃である。触媒は好ましくはポリマーの総
重量に対し0.01〜10.0重量パーセントの範囲内
の量で用いられ、より好ましくはこの範囲は0.1〜5
.0重量パーセントであり、最も好ましくは、有効な範
囲は0.1〜2.0重量パーセントである。
ブロックコポリマーに含まれる繰り返し活性化アリール
エーテル/チオエーテル単位およびエステル単位の数を
表わずw、x、yおよび2は各々独立に2〜50、好ま
しくは2〜40、より好ましくは2〜30、最も好まし
くは4〜20である。しかし、ポリ(アリールエーテル
/チオエーテル)ポリエステルブロックコポリマーが製
造される交換反応は、w、x、yおよび2が各々独立に
2以上の値を有し、出発ポリマーの長さに依存し最大値
を有するブロックコポリマーを形成することは理解され
る。
本発明のブロックコポリマーは、ポリ(アリールエーテ
ル/チオエーテル)ポリエステルブロックコポリマー形
成条件下で種々の量の活性化ポリ(アリールエーテル/
チオエーテル)ポリマーをポリエステルポリマーと接触
させることにより製造される(ポリエステルポリマーに
対するポリ(アリールエーテル/チオエーテル)の比は
99:1〜1:99である)。
本発明の共重合反応に関し、特定の理論により結びつけ
るつもりはないが、そのメカニズムは異なる段階工程を
含んでなると考えられる。
最初の工程は、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)ポリマー分子中の1個の酸素/硫黄−炭素結合での交
換触媒塩の求核陰イオンによる鎖開裂を含む。
これは2個のポリマーフラグメント、すなわち触媒の陰
イオンに共有結合した末端を有するポリ(アリールエー
テル/チオエーテル)中性ポリマー分子および陰イオン
性フェネート末端ポリ(アリールエーテル/チオエーテ
ル)ポリマー分子を形成する。
第2の工程において、第1工程で形成した陰イオン性フ
ラグメントはエステル結合においてポリエステルポリマ
ー分子を攻撃する。
子を攻撃し、それにより陰イオン性ポリ(アリールエー
テル/チオエーテル)分子を形成する。
工程1におけるように、中性分子並びに陰イオン性分子
が形成する。この中性ポリマー分子はポリ(アリールエ
ーテル/チオエーテル)ブロックおよびポリエステルブ
ロックを含むブロックポリマーである。得られる陰イオ
ン性ポリエステルポリマー分子は他のポリマー分子を自
由に攻撃し、新しいポリマーおよび新しい陰イオン性分
子を形成する。
例えば、陰イオン性ポリエステル分子はポリ(アリール
エーテル/チオエーテル)ポリマー分上式中、A、O’
  、M、Z、B、p、q、nおよびmは前記規定のも
のであり、n’、n”m’、m”、およびm″′は繰り
返し単位の数である。
こうして形成された陰イオン性ポリエステルおよびポリ
(アリールエーテル/チオエーテル)分子は反応混合物
に含まれるホモポリマーおよびコポリマーを攻撃し続け
、これにより本発明のブロックコポリマーを形成する。
反応が進むにつれて、ホモポリマーの濃度は低下し、ブ
ロックコポリマーの濃度は増加する。′また、コポリマ
ーブロック長さは時間と共に短くなる。ポリ(アリール
エーテル/チオエーテル)およびポリエステルブロック
セグメントの相対的長さは、そのそれぞれの出発ポリマ
ーの割合に比例する傾向がある。
本発明のポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポリ
エステルブロックコポリマーの製造法には従来技術より
も多(の利点がある。本発明の方法は比較的安価な混合
装置を用いて行なわれる。
それにより通常新しいエンジニアリング熱可塑性樹脂を
商品化するために必要な巨大な資本投資が避けられる。
従来のポリ (アリールエーテル/チオエーテル)−ポ
リ(アリールエステル)ブロックコポリマーの製造法に
おいて、最終反応において結合させる前に各ブロックを
別々に製造することが必要である0本発明は反応条件に
依存し、種々のブロックセグメント長さを有するブロッ
クコポリマーの受注製造法を提供する。これはコポリマ
ーの特性がブロックセグメント長さに強く依存している
ので重要な利点である。
本発明の反応混合工程の間、ポリ(アリールエーテル/
チオエーテル)ポリエステルコポリマーの量は増し、ブ
ロックセグメントの長さは低下する。得られるブロック
コポリマー生成物の特性は反応条件、例えばポリマーを
反応させる時間の長さ、ポリ(アリールエーテル/チオ
エーテル)およびポリエステルポリマーの性質、または
反応温度を改良することにより変化する。しかし、反応
条゛件は本発明のコポリマーの製造の成功にそれほど重
要でないことに注目すべきである0本発明の反応混合工
程が進行するにつれて、コポリマーブロックセグメント
は相分離がおこらないほど十分短くなり、均質な生成物
が得られる。混合物の外観は不透明から半透明に、最後
には透明に変化する。
この他に、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)お
よびポリエステルポリマーはポリ(アリールエーテル/
チオエーテル)ポリエステルブロックコポリマーを形成
するため1パーセントのみのポリマーを組み合せた生成
物が得られる反応条件下で接触される。
本発明は有利には均質ブロックコポリマーへまたは反応
混合工程の初期段階の間、相溶化量のブロックコポリマ
ーおよび残りの量のポリマーを含んでなる組成物へ不混
和性ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)およびポ
リエステルポリマーブレンドを輸送するため用いられる
。コポリマーがしばしばその構成ホモポリマーに対する
すぐれた相溶化剤であることは公知である。Kirk−
othmerrEncyclopedia of Ch
en+1cal Technology J 、3版、
18巻、433頁、(1982)参照。
本発明の説明である特定の実施態様を参考にして、本発
明はより容易に理解されるであろう。
■ 特に示す以外、ηinhは25℃においてCHzCI!
、z中0.50g/dffiにおいて測定した内部粘度
を意味する。権限粘度(η1nh)は3種の異なる濃度
、典型的には0.5 、0.2、および0.08g/f
において内部粘度を測定し、濃度Oに外挿することによ
り25℃においてHgSO4中で測定した。ガラス転移
温度(Tg)は10″C/minにおいて窒素上示差走
査熱量計(DSC)により測定した。転移の変曲点を引
用した。機械特性はASTM 0170Bに従い0.0
079Ω(0,020インチ)圧縮成形したフィルムか
ら製造した犬の骨の形の棒で測定した。略語rPhJは
パラ−フェニレンジラジカルを表わし、一方rmPh 
Jはメタ−フェニレンジラジカルを表わす。
貰−上 At1antic Re5earch Corp、  
1Felicone」ミキサーモデル2−Cv(容量3
00戚、316SS製)にARDELOD−100(A
moco製のテレフタル酸/イソフタル酸およびビスフ
ェノールへのポリアリ−レート)  75.00g、 
 VICTREXePIES3600G(1,C,1,
製のポリ(エーテルスルホン)) 75.OOg、ジフ
ェニルスルホン50.00 g、およびクロロベンゼン
75m1を加えた。この混合物を260℃に加熱し、保
ち、1100rpで撹拌しながらアルゴン大気下で水を
除去するためクロロベンゼンを蒸留した。弗化セシウム
(1,31g)をこの混合物に入れ、この混合物をさら
に180分間撹拌した。得られた生成物を反応器から取
り出し、CToCj!t eoodおよびCl zcn
coc f 。
200 mftに溶解した。得られた琥珀色の溶液を濾
過し、次いで11のメタノールと2回混合した。従来の
方法によりオフホワイト色のコポリマーを回収し、フィ
ルムに圧縮成形し試験片を製造した。
ポリ(エーテルスルホン)ブロックの長さは以下のよう
にして測定した。コポリマーのサンプル1、4056 
gをメタノール5d、CHrCl t 15mおよびM
Oi+ 1.0 gの溶液に窒素大気上溶解した。−晩
撹拌後、6MHCj2で酸性化し、さらに水10戚およ
びCl tcHcHc 1 z 15m1を加えた。水
相を分離し、C2□CHC)ICl z 15!dで洗
浄した。合わせた有機相をMgSO4で脱水し、濾過し
、従来の方法により蒸発させ粘稠な琥珀色の油を得た。
この油をC1,CHCHCIZ 5#14!、無水酢酸
5d、およびピリジン2滴の溶液に溶解し、10分間沸
騰させた。得られた溶液を蒸発させ、次いで240℃お
よび0.1lmm1(においてバルブ−バルブ蒸留し、
ビスフェノールAのジアセテートを除去した。 ’ H
N?IR分析(CDCI!、、溶液)はポット残留物が
C)lsCOO−(Ph−3OzPh−0)、、−Ph
−C(CH3)z−Ph−00CCHzを含むことを示
した。このブロックの数平均分子量を7.8〜8.0p
pmの芳香族領域(繰り返し単位の4プロトンを表わす
)に相当するNMRの結果を積分し、スルホンで置換し
たフェニルに結合したアセテートの積分と比較すること
により決定した。このデータは上記式におけるnが18
であることがアリールエーテルブロックに対し3.90
0の数平均分子量に相当することを示している。
±−叢 200dの樹脂がまにARDELOD−100を15.
OOg、VICTREXORES 3600Gを15.
00 g、ジフェニルスルホンを15.OOg、および
クロロベンゼンを50m1加えた。1時間かけてクロロ
ベンゼンを蒸発させた。この反応混合物に弗化セシウム
(132,9■)を加え、280″Cに加熱し、さらに
撹拌しながら75分かけて除去に300℃に加熱した。
さらに100分間300℃で反応混合物を撹拌しながら
、溶融体の外観は不透明な白色から透明な琥珀色に変化
した。
得られた生成物をCHtCj!z 100r11および
Cl xcHcHc l !50Idに溶解し、混合機
中のメタノール500F11にゆっくり注いだ。その後
得られたオフホワイトのポリマーを従来の方法により回
収し、試験片に圧縮成形し、その特性を表■に示す。
■−主 VICTREXOPus 3600G ノかわりニVI
CTRI!X・Pf!55200G(1,C,I、製の
ポリ(エーテルスルホン))を用い、クロロベンゼンの
かわりにトルエンを用い、およびCsF触媒1.40g
添加後195分間反応を行なうことを除いて例1記載の
方法を繰り返した。
従来の方法によりコポリマーを回収し、試験片に圧縮成
形し、その特性を表1に示す。
1較上 予備乾燥したポリマーを等量混合および押出すことによ
りVICTREXOPEs 3600GおよびARDE
L@D−100のブレンドを製造した。試験片を製造し
、その特性を表1に示す。
表  I 比較特性 九ユ 1ユ 揖れ ハ1  樫 不透明 透明 不透明 透明 透明 例−1 外観    不透明 数平均分子量 P!!Sブt)7り  3.900 ηinh’(dj!/g)  0.36モジエラス (MPa) (Kpsl) 引張降伏 (MPa) (Kpsi) 引張破断 (MPa)     64.8    6B、3   
 69.0(Kpsi)     (9,4)    
 (9,9)    (10,0)Tg(’C)   
  192/214’  184/205’   19
73.500   2,200 0.38    0.415 2560    2830    2B7075.8 
   82゜1    80.7(11,0)    
(11,9)    (11,7)0.40 脆い 0.50 0、40 66.9   84.1 (9,7)   (12,2) 62.1   66.2 (9,0)    <9.6) 187/220  194   220’ ARDEL
 @ D−100、Amocoからのポリアリ−レート
、330℃で成形したフィルム t VICTREX @ 3600G、 1.C,1,
からのポリ(エーテルスルホン)、350℃で成形した
フィルム’0.5g/dj2においてCHzCRを中2
5℃で測定4転移はてとも広い 表■は本発明の3種のブロックコポリマーをポリマーの
筒車なブレンドおよびポリマーそれ自身と比較する。コ
ポリマーブロックが交換法により短くなるとブロックの
長さは3,500〜2.200に近づき、2種の異なる
ブロックセグメントがこれ以上分離せず、単一のTgを
示す透明なフィルムとなる。
本発明の反応混合工程の有益な効果は、以下のフィルム
試験片の加工が明らかである。ブレンド(比較1)は脆
すぎて注型ダイからそのまま取り出せないフィルムを形
成し、一方反応混合工程は強靭な折れ曲げることのでき
るフィルムを生ずる。
予想外の結果は、モジュラス、降伏引張および破断引張
が2種のポリマーの平均より良好であったことである。
班−土 200m1!の樹脂がまにVICTREXO380P(
1,C,1,製のポリ(エーテルエーテルケトン))を
10.00 g 。
ARDEL@e D−100を10.00 g 、ジフ
ェニルスルホンを10.00 gおよびクロロベンゼン
を25戚加えた。
クロロベンゼンを蒸発させ、反応混合物の温度を350
℃に上げ、次いでCsF 350.2mgを加える前に
325℃に冷却した0次いで25分かけ反応混合物の温
度を345℃に上げ、さらに145分間保った。得られ
た生成物を従来の方法により回収しく28.02 g 
)、ソックスレー抽出器に入れCH,Cf、を−晩還流
した。不溶性ポリマー(16,27g )を回収し、1
30℃で真空オーブン内で乾燥した。かすんだCLCf
z溶液を蒸発させ、0.1 mm11gで30分間20
0’Cに加熱し、ジフェニルスルホンを除去し、不溶性
ポリマーが2.87g得られた。可溶性画分はポリアリ
−レートのみ含んでいた( ’ )INMR分析により
確認)が、不溶性部分は59 : 41のポリアリ−レ
ートに対するポリ(エーテルエーテルケトン)の比を有
するコポリマーを含んでいた。実際のペンタフルオロフ
ェノール溶液の’)INMR分析は58 : 42の比
を示した。
360℃で圧縮成形することによりcHtc 1.不溶
性画分ポリマーよりフィルム試験片を製造した。
氷水冷却フィルムの最初のDSCスキャンは164℃で
の’rg、251℃での結晶化発熱、および333℃で
の溶融発熱を示した。他の特性を表■に示す。
比較I 200d(7)樹脂がまニVICTREXQ PEEK
 380Pを10.00 g 、  ARDELOD−
100を10.00g、およびクロロベンゼンを251
1加えた。この混合物を360’Cに加熱し、45分間
保った。得られたポリマーを従来の方法により回収し、
370℃で試験片を圧縮成形した。この試験片は脆すぎ
て引張試験棒を製造できなかったが、成形機からすぐに
取り出し、氷水中で急冷することによりかなり強靭なフ
ィルムが製造された。非晶質フィルムより引張試験棒を
製造し、その一部を250″Cで60分間アニールした
このブレンドの内部粘度は0.75 d l / g 
(0,50g/dffi、45℃でC,FSOH中)で
あった。氷水冷却したサンプルの最初のDSCスキャン
は148℃での’rg、211”Cでの結晶化発熱、お
よび336°cでの溶融発熱を示した。同じサンプルの
第2のスキャンハ155℃でのTgおよび334℃での
溶融発熱を示した。他の特性を表■に示す。
モジュラス(MPa) <Kps i) 引張降伏(MPa) (Kpm i) 引張破断(MPa) (にpsり 破断点伸び(%) 重量平均分子量 PEEKブロック 数平均分子量 PEEにブロック ηinh’(dj!/g) 表   ■ 比較特性篤 11 坦ル 66.9(84,1) 58.6(67,6)9.7(
12,2)  8.5 (9,8)58.6(78,6
) 55.8(64,1)8.5(11,4)  8.
1 >25(13)  15(5) 9 、300 26.500 5.300 0.93 0.75 PA” 66.9 9.7 62.1 9.0 〉25 月EEK” (102,7) (14,9) (90,3) (13,1) (26、500) 0.61 0.89 1データは成形フィルムのものであり、括弧内のデータ
は250℃で15分間アニールした後のものである。
”  ARDELOD−100、Amoco製のポリア
リ−レート、330℃で成形したフィルム 3VICTREX@PEEK 380P 、 1.C,
I、製のポリ(エーテルエーテルケトン)、370’C
で成形しプレス内で冷却したフィルム ’0.5g/dfにおいてC,FsO)1945℃で測
定ブロックコポリマー(例4)の特性はブレンド(比較
2)の特性またはポリマーの平均特性よりすぐれていた
五−1 200dの樹脂がまにULTEMe (General
 Electric製造のポリ(エーテルイミド))を
10.00 g、ARDELOD−100を10.00
 g、ジフェニルスルホンを10.00g、およびCs
Fを131.4■加えた。撹拌反応混合物の温度を34
5℃に上げ、60分間保った。
得られたコポリマーを従来の方法により回収し、次いで
CHtCL 235dに溶解した。メタノール700d
への沈殿によりコポリマーを単離した。得られた繊維状
ポリマーをヘキサンとアセトンの75:25混合物と2
回混合し、濾過し、150℃の真空オーブン内に一晩お
いた。半透明のフィルムを300℃で成形し、特性を表
■に示す。
且藍ユ CIIzCl z 500rI11中の40.00 g
のULTEMO1000およびCHtCl * 500
IIIi中の40.00 gのARDELOD−100
の2種の溶液を合わせ、メタノール22に沈殿させた。
このブレンドを濾過し、真空オープン内で乾燥した。不
透明のフィルムを300℃で成形し、特性を表■に示し
た。
表   ■ 比較特性 1ユ、比較」−ハ“ モジュラス(MPa)    3020  2500 
2180(Kpsi)     438 362 31
6引張降伏(MPa)     89.0   ?4.
5 66.90(Kpsi)     12,9 10
.8 9.7引張破断(MPa)     80.7 
 66.90 62.1(Kpsi)     11.
7 9.7 9.0破断点伸び(%)    7   
15   >25ηinh’(dl/g)    0.
43  0.45 0.61’  ARDEL@D−1
00SAmoco製のポリアリ−レート、330℃で成
形したフィルム ”  ULTEM@ 1000、General El
ectric製のポリ(エーテルイミド)、330″C
で成形したフィルム”0.5g/dj!においてCHt
Cj!z25℃で測定Haake ミキサーを300℃
に加熱し、VICTRtり13600G t−140g
、  CsFを5gおよびVliCTRAe A900
(Hoechst−Celanese製の、p−ヒドロ
キシ安息香PEI” 102.0 14.8 88.3 12.8 0.38 酸および2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸より製造した
コポリエステル)を60g加えた。30rp−で1時間
撹拌後、生成物をミキサーより取り出した。
コポリマー生成物中のポリ(エーテルスルホン)ブロッ
クの長さを分析するため以下の加水分解実験を行った。
ポリマーの一部(2,0g)をフェノール20gおよび
ナトリウムフェノキシト2.0gと共に48時間窒素下
還流した。塩基を中和するため濃H1を加え、0.1 
mm1g、85℃において30分間バルブ−バルブ蒸留
によりフェノールを除去した。
次いでポット残留物をメタノール3 m1SCj! z
cHc)Ic j! t25M1、およびHzSO43
滴と共に一晩還流し、オリゴマーのカルボン酸末端をエ
ステル化した。IMNaHCO,で酸を中和し、この反
応混合物を水50mで洗った。有機層をI’1g5Oa
で脱水し蒸発させた。残留物を無水酢酸40.d、CJ
! zcHcHcft z 15m、およびピリジン3
滴で処理した。1時間還流後、蒸発させ過剰の反応体お
よび溶剤を除去した。エステルブロック、メチルp−ア
セトキシベンゾエートおよびメチル2−アセトキシ−6
−ナフトエートからのフラグメントを0. l m11
g、200″Cで30分間パルプ−バルブ蒸留により除
去した。残留物を’ HNMRおよび” CNMRで分
析し、1600の数平均分子量を有するポリ(エーテル
スルホン)オリゴマーを示した。このオリゴマーの末端
基はアセトンおよびメチルベンゾエートとメチルナフト
ニートの混合物の等モル比であることを示した。つまり
、土較土 触媒を混合物に加えないことを除き例6の方法を繰り返
した。得られた生成物を同じ加水分解分析した。非揮発
性残留物が高分子量ポリ(アリールエーテル)であるこ
とがわかり、これにより触媒がコポリマー形成に必要で
あることが示された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)−ポリエ
    ステルブロックコポリマーの製造方法であって、 少なくとも1種の交換触媒の存在下、下式、▲数式、化
    学式、表等があります▼ (上式中、nは活性化ポリ(アリールエーテル/チオエ
    ーテル)ポリマー中の繰り返し活性化アリールエーテル
    /チオエーテル単位の平均数を表わす2より大きい数で
    ある) に相当する少なくとも1種の活性化ポリ(アリールエー
    テル/チオエーテル)ポリマーを下式、▲数式、化学式
    、表等があります▼ (上式中mはポリエステルポリマー中の繰り返しエステ
    ル単位の平均数を表わす2より大きい数である) に相当する少なくとも1種のポリエステルポリマーとを
    接触させ、下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ に相当する繰り返し単位を特徴とする群より選ばれる1
    種以上のアリールエーテル/チオエーテルブロック並び
    に下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ に相当する繰り返し単位を特徴とする群より選ばれる1
    種以上のエステルブロック を含んでなるポリ(アリールエーテル/チオエーテル)
    −ポリエステルブロックコポリマー〔アリールエーテル
    /チオエーテルおよびエステルブロックは1個の共有結
    合、−O′−および−A−からなる群の1種以上の要素
    により結合している〕を形成することを含んでなる方法
    〔上式中、Oは酸素であり、Cは炭素であり、O′はエ
    ーテルの場合酸素でありもしくはチオエーテルの場合硫
    黄であり、AはAr_A−O′−ArもしくはAr_A
    であり、BはB_1もしくはB_2であり、B_1は▲
    数式、化学式、表等があります▼もしくはR_3であり
    、B_2は▲数式、化学式、表等があります▼もしくは
    R_3であり、w、x、yおよびzはポリ(アリールエ
    ーテル/チオエーテル)−ポリエステルブロックコポリ
    マーに含まれる繰り返しアリールエーテル/チオエーテ
    ル単位およびエステル単位の数を表わす2〜50の整数
    であり、さらに、Arは置換もしくは未置換C_6〜C
    _3_0芳香族基であり、Ar_Aはエーテル/チオエ
    ーテル結合基に対しオルトもしくはパラ位に位置する少
    なくとも1種の電子吸引基を有する置換もしくは未置換
    活性化C_6〜C_3_0芳香族基であり、R_1、R
    _2およびR_3は各々独立に1種以上の置換もしくは
    未置換C_1〜C_3_0脂肪族、環式脂肪族、複素環
    式および芳香族基を含む二価基である〕。 2、触媒が下式、 MpZq (上式中、Mは一価もしくは多価金属イオンであり、Z
    はハロ、カーボネート、バイカーボネート、フェノキシ
    ド、アルコキシド、シアニド、ニトレート、ニトリット
    、ヒドロキシド、ホスフェート、またはアリールもしく
    はアルキルカーボネートイオンであり、pおよびqは化
    学原子価をみたす1〜6の範囲の数である) に相当する、請求項1記載の方法。 3、触媒が弗化セシウム、炭酸セシウムおよびセシウム
    フェノキシドからなる群より選ばれる、請求項1記載の
    方法。 4、電子吸引基が、パラ位において−CO−、−CON
    H−、−SO−、−SO_2−、−^+NR_2−、−
    ^+PR_2−、−^+SR−、−P(O)R−、−(
    CF_3)_2−、−CH=CH−、−NN−、−CH
    NNCH−、イミダゾールニル、オキサゾールニル、ピ
    ラゾールニル、イソキサゾールニル、オキソピラゾール
    ニル、ベンゾキノンニル、ベンゾキサゾールニルおよび
    ベンゾチアゾールニルより選ばれる二価基、またはオル
    ト位において−CN、−NO_2、−CHO、−CO_
    2R、−CO_2NH_2、−P(O)(OR)_2、
    −P(O)R、−CF_3、−^+PR_3、−^+N
    R_3および−^+SR_2(RはC_1〜C_1_2
    アルキル基である)より選ばれる一価基である、請求項
    1記載の方法。 5、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)が少なく
    とも一部ポリ(エーテルスルホン)またはポリ(エーテ
    ルエーテルケトン)である、請求項1記載の方法。 6、有機溶剤の存在下接触を行なう、請求項1記載の方
    法。 7、触媒がポリマーの総重量に対し0.01〜10.0
    重量パーセントの量存在する、請求項1記載の方法。 8、接触の間の温度が100℃〜400℃である、請求
    項1記載の方法。 9、ポリエステルポリマーに対するポリ(アリールエー
    テル/チオエーテル)ポリマーの比が1:99〜99:
    1である、請求項1記載の方法。 10、下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ に相当する繰り返し単位を特徴とする群より選ばれる1
    種以上のアリールエーテル/チオエーテルブロック並び
    に下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ に相当する繰り返し単位を特徴とする群より選ばれる1
    種以上のエステルブロックを含んでなり、アリールエー
    テル/チオエーテルおよびエステルブロックが1個の共
    有結合、−O′−およびAからなる群の1種以上の要素
    により結合し、上式中、Oが酸素であり、Cが炭素であ
    り、O′がエーテルの場合酸素でありもしくはチオエー
    テルの場合硫黄であり、AがAr_A−O′−Arもし
    くはAr_Aであり、B_1が▲数式、化学式、表等が
    あります▼もしくはR_3であり、B_2が▲数式、化
    学式、表等があります▼もしくはR_3であり、w、x
    、yおよびzがポリ(アリールエーテル/チオエーテル
    )−ポリエステルブロックコポリマーに含まれる繰り返
    しアリールエーテル/チオエーテル単位およびエステル
    単位の数を表わす2〜50の整数であり、さらに、Ar
    が置換もしくは未置換C_6〜C_3_0芳香族基であ
    り、Ar_Aがエーテル/チオエーテル結合基に対しオ
    ルトもしくはパラ位に位置する少なくとも1種の電子吸
    引基を有する置換もしくは未置換活性化C_6〜C_3
    _0芳香族基であり、R_1、R_2およびR_3が各
    々独立に1種以上の置換もしくは未置換C_1〜C_3
    _0脂肪族、環式脂肪族、複素環式および芳香族基を含
    む二価基である、ポリ(アリールエーテル/チオエーテ
    ル)−ポリエステルブロックコポリマー。
JP1285122A 1988-11-03 1989-11-02 ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)―ポリエステルブロックコポリマーの製造法 Pending JPH02196831A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26659588A 1988-11-03 1988-11-03
US266595 1988-11-03
CA002022086A CA2022086A1 (en) 1988-11-03 1990-07-27 An active sonar system for target detection in the presence of strong main lobe interference

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02196831A true JPH02196831A (ja) 1990-08-03

Family

ID=25674225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1285122A Pending JPH02196831A (ja) 1988-11-03 1989-11-02 ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)―ポリエステルブロックコポリマーの製造法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0367158B1 (ja)
JP (1) JPH02196831A (ja)
AU (1) AU620461B2 (ja)
CA (2) CA2002086A1 (ja)
DE (1) DE68911108T2 (ja)
ES (1) ES2059675T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140063647A (ko) * 2011-08-01 2014-05-27 사이텍 테크놀러지 코포레이션 증가된 인성을 가지는 열경화성 수지 조성물

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163119A (ja) * 1988-09-23 1990-06-22 Dow Chem Co:The ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメントブロックコポリマーの製造

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4668744A (en) * 1985-10-15 1987-05-26 Amoco Corporation Novel poly(aryl ether ketone) polyester block copolymers
US4777221A (en) * 1987-02-17 1988-10-11 General Electric Company Polyphenylene ether-polycarbonate copolymers and method of preparation
DE68907147T2 (de) * 1988-07-08 1994-01-13 Dow Chemical Co Herstellung von Blockcopolymeren von Polyaryläther oder Polyarylthioäther mit Polycarbonaten.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140063647A (ko) * 2011-08-01 2014-05-27 사이텍 테크놀러지 코포레이션 증가된 인성을 가지는 열경화성 수지 조성물
JP2014521800A (ja) * 2011-08-01 2014-08-28 サイテク・テクノロジー・コーポレーシヨン 靭性が増した熱硬化性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE68911108D1 (de) 1994-01-13
DE68911108T2 (de) 1994-04-28
AU4435089A (en) 1990-05-10
EP0367158B1 (en) 1993-12-01
CA2002086A1 (en) 1990-05-03
CA2022086A1 (en) 2001-02-01
AU620461B2 (en) 1992-02-20
ES2059675T3 (es) 1994-11-16
EP0367158A2 (en) 1990-05-09
EP0367158A3 (en) 1991-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63254127A (ja) シクロヘキサンジカルボン酸と芳香族ジオ−ルとの液晶性ポリエステル重合体の製造方法
JPH021729A (ja) 熱互変性芳香族ポリエステルから成る成形材料
EP0272676A2 (en) Wholly aromatic polyester and process for its production
US4542203A (en) Method for producing branched aromatic polyesters
JP3649494B2 (ja) ポリアリレートからなるバインダー
US6080822A (en) Copolymer for compatibilizing blends
JP2830118B2 (ja) 芳香族ポリエステル及びその製造方法
JPH02196831A (ja) ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)―ポリエステルブロックコポリマーの製造法
US5036150A (en) Polyarylates having improved hydrolytic stability
JPH02127424A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
US4841014A (en) Melt-processable, thermotropic, fully aromatic polyesters
JPH0586266A (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物
JP2569097B2 (ja) 全芳香族ポリエステル及びその製造法
JPH03212425A (ja) ポリ(アリールエ―テル/チオエーテル)―ポリ(アリールカーボネート)ブロック共重合体の製造方法
JPH07304860A (ja) 新規な剛直鎖ポリエステル及びその製造方法
JP3419070B2 (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
JPH0251523A (ja) 芳香族ポリエステル
JP3457000B2 (ja) 4,4’−ビフェニルジカルボン酸から誘導されるモノマー単位を含む熱互変性ポリ(エステルアミド)
JPS6142532A (ja) 芳香族ポリエステル
JP2947884B2 (ja) 芳香族ポリエステルアミド
JPH04348154A (ja)  ポリエステル樹脂組成物の射出成形品
JPS60197724A (ja) 芳香族ポリエステル
JPH02235922A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
JPH0542964B2 (ja)
JPH0586267A (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物