JPH02163119A - ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメントブロックコポリマーの製造 - Google Patents

ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメントブロックコポリマーの製造

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JPH02163119A
JPH02163119A JP1237425A JP23742589A JPH02163119A JP H02163119 A JPH02163119 A JP H02163119A JP 1237425 A JP1237425 A JP 1237425A JP 23742589 A JP23742589 A JP 23742589A JP H02163119 A JPH02163119 A JP H02163119A
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poly
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JP1237425A
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Michael J Mullins
マイケル ジェイ.マリンズ
Edmund P Woo
エドムンド ピー.ウー
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Original Assignee
Dow Chemical Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F16/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical
    • C08F16/12Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical by an ether radical
    • C08F16/14Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
    • C08F16/16Monomers containing no hetero atoms other than the ether oxygen
    • C08F16/18Acyclic compounds
    • C08F16/20Monomers containing three or more carbon atoms in the unsaturated aliphatic radical
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers

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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエーテルコポリマーに関する。さらに特に
、本発明はポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セ
グメントブロックコポリマーおよびそのようなセグメン
トブロックコポリマーの製造に関する。
ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)は多くの産業
用途がある公知の樹脂状物質である。これは良好な熱お
よび機械特性を有し、広範囲の他の物理特性を示す。ポ
リ(アリールエーテル/チオエーテル)は非晶質または
結晶質と分類される。
結晶質ポリマーは非常に化学的に耐性であり、高価であ
り、通常有機溶媒に不溶であり、ガラス転移温度が低く
その使用温度を制限する。対照的に、市販入手可能な非
晶質ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)は通常ガ
ラス転移温度が高く、それほど高価ではないが、有機溶
媒に対し耐性が低い。
他の高分子物質と混合することによるポリ(アリールエ
ーテル/チオエーテル)樹脂の特性を改質する試みは、
他の樹脂状物質とのポリ(アリールエーテル/チオエー
テル)の不相溶性のため全く不十分である。この問題を
克服するため、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)セグメントブロックコポリマーを製造するため1種の
ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)を他のポリ(
アリールエーテル/チオエーテル)と重合することが提
写された。例えば、ポリ(了り−ルエーテルケトン)お
よびポリ(了り−ルエーテルスルホン)の所望の特性、
例えば溶剤耐性および高ガラス転移温度(Tg)は両方
の化学基を含むポリ(アリールエーテル)セグメントブ
ロックポリマーを製造することにより達成される。
ランダムポリ(アリールエーテル)コポリマーの製造方
法は公知である。ポリ(エーテルエーテルケトン)およ
びポリ(エーテルスルホン)は「ポリアリールエーテル
ケトンの合成および特性」、T、B、Attwoodら
、ポリマー、22 、1096(1981)に開示され
ているように、ジアリールスルホン溶媒を用いて置換反
応により共重合された。しかし、ブロックコポリマーを
製造する試みは不成功であった。「ポリ (アリーレン
エーテルケトンスルホン)の合成および特性J 、S、
D、Wuら、J、^(Chem、Soc。
Polymer Prep、 227. (26)2(
1985)において、2つの方法が開示された。第1は
N−メチル−2−ビロリジドン溶媒中ポリ(了り−ルス
ルホン)オリゴマーをジフルオロベンゾフェノンモノマ
ーと混合し、ポリ(アリールエーテルケトンスルホン)
交互コポリマーを製造した。この文献はこの方法を簡単
な「鎖延長」と記載している。ポリ(了り−ルスルホン
)オリゴマーをエーテル交換シ、コポリマーのランダム
化をした。第2の方法はジフェニルスルホン溶媒中で反
応させジフルオロベンゾフェノンおよびクロロフェニル
スルホンモノマーから交互コポリマーを製造した。同様
に、エーテル交換はコポリマーのランダム化を促進した
本発明は、新規ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)セグメントブロックコポリマー、およびその製造に関
する0本発明のポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)セグメントブロックコポリマーは驚くべきことに、下
式 (上式中、Aはそのエーテル/チオエーテル結合基に対
しオルトもしくはパラ位に位置する少なくとも1種の電
子吸引基を有する活性化芳香族基であり、0′は酸素ま
たはチオエーテルの場合硫黄であり、nは繰り返し活性
化アリールエーテル/チオエーテルユニットの数を表わ
し、好ましくは20〜200、より好ましくは40〜1
00である)に相当する少なくとも1種の活性化ポリ(
アリールエーテル/チオエーテル)ポリマーを下式、(
上式中、BはAiとは異なる、そのエーテル/チオエー
テル結合凸に対しオルトもしくはパラ位に位置する少な
くとも1種の電子吸引基を有する活性化芳香族基であり
、0′は酸素またはチオエーテルの場合硫黄であり、m
は繰り返し活性化アリールエーテル/チオエーテルユニ
ットの数を表わし、好ましくは20〜200、より好ま
しくは40〜100である) に相当する少なくとも1種の活性化ポリ(アリールエー
テル/チオエーテル)ポリマーと、下式、(上式中、A
、B、および0′は前記規定のものであり、XはA基を
含む繰り返し活性化アリールエーテル/チオエーテルユ
ニットの数を表わし、yはB基を含む繰り返し活性化ア
リールエーテル/チオエーテルユニットの数を表わし、
kは全体の重合度を表わす) に相当するポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セ
グメントブロックコポリマーを製造するに十分な時間お
よび高温において有効量の少なくとも1種の交換触媒の
存在下接触させることにより製造される。
繰り返し活性アリールエーテル/チオエーテルユニット
の数を表わすXおよびyは各り独立に30〜200の範
囲内にあることが都合がよい。しかし、ポリ(アリール
エーテル/チオエーテル)セクメントプロックコボリマ
ーが製造される交換反応はXおよびyが各々独立に2〜
10,000.好ましくは2〜200、最も好ましくは
30〜200の範囲内にあるブロックコポリマーを製造
するために用いてよい。
上記のように、本発明のポリ(アリールエーテル/チオ
エーテル)セグメントブロックコポリマーは、ポリ(ア
リールエーテル)ホモポリマーまたはポリ(アリールチ
オエーテル)ホモポリマーまたは各々の混合物のいずれ
かを用いて製造される。千オニーチルは硫黄原子が通常
存在するエーテル酸素原子と置換したエーテル化合物を
意味する。
AおよびBは望ましくはC6〜C30芳香族基であり、
所望により1種以上の置換−価C1〜C2゜脂肪族基、
八日基、アルコキシ基、アリールオキシ基、チオアルコ
キシ基もしくはチオアリールオキシ基、または二価C1
〜C2゜脂肪族基、アルコキシ基、アリールオキシ基、
チオアルコキシ基もしくはチオアリールオキシ基を含ん
でよい。AおよびBは異なる基である。異なるとはあら
ゆる意味、例えば構造的、化学的または立体的に異なる
ことを意味する。
本発明に従い製造されるポリ(アリールエーテル/チオ
エーテル)セグメントブロックコポリマーは、高温寸法
安定性およびすぐれた熱可塑性工業的性質、並びに結晶
形で製造した場合すぐれた溶剤耐性を示し、成形プラス
チック成分の製造用に特に好適にする。
本発明に従い、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)セグメントブロックコポリマーは「活性化Jポリ(ア
リールエーテル/チオエーテル)ポリマーを反応させる
ことにより製造され、下式、(上式中、A、B、0’ 
 、x、y、およびkは前記規定のものである) で表わされる。
活性化とは、特定のアリール化合物がそのエーテル/チ
オエーテル結合基に対しオルトもしくはパラ位において
少なくとも1種の電子吸引置換基を含むことを意味する
好適にはそのエーテル/チオエーテル結合基に対しオル
トもしくはパラ位(好ましくはパラ位)において少なく
とも1種の電子吸引置換基を含む限り、本発明において
あらゆる活性化ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)ボリマーヲ用いてよい。本発明のポリ(アリールエー
テル/チオエーテル)ホモポリマーは三弗化硼素−弗化
硼素触媒の存在下芳香族酸の重縮合により製造される。
米国特許第3,442.857号参照。
この他に、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ホ
モポリマーは、A t twoodらのポリマー、22
巻、1096頁(1981)に開示されているように、
ジフェニルスルホン溶媒の存在下弗化アリールの無水ア
ルカリ金属塩の重縮合により製造される。
ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)を製造する他
の方法は、英国特許筒971,227号、1.177.
183号および1,387.303号、並びに米国特許
第4,175,175号に開示されている。
ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメントブ
ロックコポリマーは、正しく配置された電子吸引基を含
むマーユニッ1−1例えばX=N−R,S、0 X二N−R,S、0 より製造される。
好適な電子吸引基は、パラ位においてこ価基、例えば−
CO−、−CONI+−、−SO−、−3O□−”NR
z   、   ”PRl   、   ”SR、P(
0)R−C(Ch)*   、  C1l工C11−、
−NN −、−CHNNCH−イミダゾールニル、オキ
サゾールニル、ピラゾールニル、イソキサゾールニル、
オキシピラゾールニル、ベンゾキノンニル、ベンゾキサ
ゾールニルおよびベンゾチアゾールニルであり、または
オルト位において一価基、例えば−CN 、  NOx
 、  CICll05CO,C0JHz、  P(0
)(OR)z、P(0)R,CF3゜”Plh 、  
”NRsおよび−”5R1(Rは独立にC3〜C1!ア
ルキル基である)である。
好ましい活性化ポリ (アリールエーテル/チオエーテ
ル)ホモポリマーは、ポリ(エーテルスルホン)および
ポリ(エーテルケトン)である。
本発明における使用に好適な交換触媒は、下式、pZq (上式中、Mは一価もしくは多価金属イオンであり、Z
はハロ、カーボネート、ビカーボネート、フェノキシト
、ビスフェノキシド、アルコキシド、シアニド、ニトレ
ート、ニドリット、ヒドロキシド、ホスフェート、また
はアリールもしくはアルキルカルボキシレート基であり
、pおよびqは必要な化学価を満足する1〜6の範囲内
の数である)で表わされる。本発明により、触媒の有効
量はポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメン
トブロックポリマーを製造するためポリ(アリールエー
テル/チオエーテル)ポリマーの間の反応を触媒する量
である。好ましい触媒は弗化セシウム、セシウムカーボ
ネート、およびセシウムフェノキシドである。最も好ま
しい触媒はセシウムフェノキシドである。
本発明のセグメントブロック共重合は、少なくともオリ
ゴマーのガラス転移温度と同じ温度において、交換触媒
の存在下、および所望により溶媒の存在下、ポリ(アリ
ールエーテル/チオエーテル)ホモポリマーを混合する
ことにより行なわれる。高沸点溶媒、例えばジフェニル
スルホンまたはベンゾフェノンが好ましい。共重合は所
望のブロックセグメント長さまで進行可能であり、それ
は実験により測定され、その点で反応は終了する。
この反応は典型的には150〜400℃の範囲内の温度
で行なわれ、オリゴマーのガラス転移温度によって異な
り、好ましくは250〜350 ’Cであり、最も好ま
しくは有効な温度範囲は280〜320℃である。反応
時間は好ましくは1分〜100時間、より好ましくは1
0分〜5時間、最も好ましくは30分〜2時間である。
触媒は好ましくは0.001〜10.0重量パーセント
、より好ましくは0.OI〜2.0重量パーセント、最
も好ましくは061〜0.5重量パーセントである。
本発明のセグメントブロックコポリマーは、ポリ(アリ
ールエーテル/チオエーテル)セグメントブロックコポ
リマー形成条件下で種々の量の活性化ポリ(アリールエ
ーテル/チオエーテル)ポリマーを接触させることによ
り製造される(Bで表わされる芳香族基を有するポリマ
ーに対するAで表わされる芳香族基を有するポリマーの
比は99:l〜1:99の範囲内である)。
本発明の共重合反応に関し、特定の理論により拘束する
つもりはないが、そのメカニズムは2つの異なる工程を
含んでなると考えられる。
最初の工程は、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)ポリマー分子の1つにおける1つの酸素/硫黄−炭素
結合での交1負触媒塩の求核性陰イオンによる鎖開裂を
含む。
オニ−チル)ポリマー分子を攻撃する。
これは2種のポリマーフラグメント、すなわち触媒塩イ
オン末端を有する類比中性ポリ(アリールエーテル/チ
オエーテル)ポリマー分子および陰イオン性フェネート
末端ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ポリマー
分子を形成する。
第2の工程において、第1の工程で形成された陰イオン
性フラグメントはエーテル/チオエーテル結合において
他のポリ(了り−ルエーテル/チこの工程において、中
性分子並びに陰イオン性分子が形成される。中性ポリマ
ー分子はセグメントブロックコポリマーである。得られ
る陰イオン性ポリマー分子は他のポリマー分子を攻撃で
き新しいポリマーおよび新しい陰イオン性分子を形成す
る。
反応の進行により、ホモポリマーの濃度は低下し、セグ
メントブロックコポリマーの濃度は増加する。また、コ
ポリマーブロックセグメントの長さは時間と共に減少す
る。ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ブロック
セグメントの相対的長さはそのそれぞれの出発ホモポリ
マーの割合に比例する。
本発明のポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグ
メントブロックコポリマーの製造には従来技術より多く
の利点がある。本発明の方法は、比較的安価な混合装置
を用いて実施される。従って新しいエンジニアリングサ
ーモプラスチックを商品化するに必要な巨大資本投資は
回避される。
従来のポリ(アリールエーテル/チオエーテル)コポリ
マーの製造方法において、最終反応で結合する前に各ブ
ロックを別々に製造することが必要である。本発明は反
応条件によって種々のブロックセグメント長さを有する
セグメントブロックコポリマーの製造を可能とする。こ
れは、コポリマーの特性がブロックセグメント長さに強
く依存するので重要な利点である。本発明は高分子量結
晶質ブロックコポリマーの製造を可能にする。
本発明の反応混合工程の間、ポリ(アリールエーテル/
チオエーテル)セグメントブロックコポリマーの量は増
し、ブロックセグメントの長さは減少する。得られるセ
グメントブロックコポリマー生成物の特性は反応条件、
例えばポリマーを反応させる時間の長さ、ポリ(アリー
ルエーテル/チオエーテル)ホモポリマーの性質、また
は反応温度を改良することにより変わる。コポリマーが
単一相挙動を示すに必要な最小のコポリマーブロックセ
グメント長さはコポリマー中のブロックの溶解性に強く
依存している。ポリ(アリールエーテル/チオエーテル
)ポリマーはポリ(アリールエーテル/チオエーテル)
セグメントブロックコポリマーを形成するためほんの1
パーセントのホモポリマーを混合する反応条件下で接触
させる。
本発明の均質ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)
セグメントブロックコポリマーは未反応ポリ(アリール
エーテル/チオエーテル)ホモポリマーの相応する不相
溶性ブレンドより容易に最終生酸物に形成される。不相
溶性多相ポリマーブレンドから最終生成物を成形する場
合、成形片の形態はその構造結合性を決定する。同様に
、不相溶性ブレンドの熱変形温度は、ポリマーの最も低
いガラス転移温度により決定される。本発明により得ら
れる単一相ボリ(アリールエーテル/チオエーテル)セ
グメントブロックコポリマーは前記の加工の欠点を克服
し、最初のホモポリマーブレンドと比較して中程度のガ
ラス転移温度を有する等方性の成形品が得られる。
工業使用用のポリマーを混合する工程は通常、1種のポ
リマーの特性を他のポリマーを加えることにより改良す
るため実施される。本発明において、均質単一相セグメ
ントブロックコボリマーの特性は通常出発ホモポリマー
材料の間の中間である。この方法において、最小のコス
トで改質成形組成物が得られる。
相溶性であり、従って均質ブレンドを形成するポリマー
の組み合せはまれである。通常、ポリマーブレンドは互
いに接着性が乏しい不相溶性の分離したドメインからな
り、延性および耐衝撃性が乏しい最終成形生成物となっ
てしまう。本発明は有利には不相溶性ポリ(アリールエ
ーテル/チオエーテル)ホモポリマーブレンドを均質ブ
ロックコポリマーに変えるためまたは反応混合工程の初
期段階において相溶化量のセグメントブロックコポリマ
ーおよびホモポリマーを残りの量含んでなる組成物に変
えるため用いられる。ブロックコポリマーはその構成ホ
モポリマー用のすぐれた相溶化剤であることは公知であ
る。にirk−OtmerのrEncyclopedi
a of Chemical Technology」
3版、18巻、433頁(19B2)参照。
本発明の例である以下の実施態様を参考にして本発明は
より容易に理解されるであろう。
ポリ(エーテルスルホン)(Imperial Che
micalIndustriesより商品名PEs 3
600Gとして販売されている、パラ位に電子吸引基を
有するポリ(アリールエーテル))15.0g、ポリ(
エーテルエーテルケトン)(Imperial Che
mical Industriesより商品名VICT
REX 380Pとして販売されている、パラ位に電子
吸引基を有するポリ(アリールエーテル))15.0g
、およびジフェニルスルホン15.0gの混合物を30
0mのガラス重合がまに入れた。このケトルを150℃
で1時間排気することによりこの混合物を乾燥した。触
媒(セシウムフェノキシト257.8mg)を加えた。
窒素を加えることによりこのシステムから酸素を除き、
この重合がまを塩浴に浸した。
撹拌した反応混合物の温度は15分間で234℃〜33
5℃に上昇し、さらに196分間この高温を保った。
得られた固化混合物を小片に(だき、ソックスレー抽出
器に入れ、24時間塩化メチレン還流した。
この混合物から塩化メチレンを蒸発させ、200’C。
0.2mmHgにおけるバルブ−バルブ蒸留を用いてジ
フェニルスルホンを除去した。未蒸留残留物は1.98
gであり、ポリ(エーテルスルホン)が塩化メチレン不
溶性ポリ (エーテルスルホン)−ポリ (エーテルエ
ーテルケトン)コポリマーに混入していることを示す。
ソックスレー抽出器からの塩化メチレン不溶性部分を1
40’Cに保った真空オーブン内で一晩乾燥し、25℃
で!1□SO4中0.74dl/ gの内部粘度を有す
るセグメントブロックコポリマーが28.04 g得ら
れた。示差走査熱量計は160℃および225℃での2
つの’rg並びに338℃での溶融吸熱を示した。この
データはコポリマーがホモポリマーと同じ熱的挙動を示
すに十分なブロックセグメントの長さであることを示し
ている。
厨I ランダム形状にほぼ等しいコポリマーを製造するため多
量の触媒を用い、反応時間を延ばすことを除いて例1の
交換反応を繰り返した。ポリ(エーテルスルホン)10
.0g、ポリ(エーテルエーテルケトン)10.0g、
ジフェニルスルホン10.0 g 。
およびセシウムフェノキシト518.7mgの混合物を
用いた。交換反応は330’Cで255分間行った。コ
ポリマーの収量は17.61 gであり、25℃でH,
So。
中0.59d/gの内部粘度を示した。示差走査熱量計
は1g2℃での1つのTgを示し、結晶化吸熱は示さな
かった。
且較エ ポリ(エーテルスルホン)およびポリ(エーテルエーテ
ルケトン)からの50150ブレンドの製造例1および
例2で製造されたポリマーがコポリマーであり、ブレン
ドでないことを示すため、触媒を用いないことを除いて
例1の方法を繰り返した。ポリ (エーテルスルホン)
15.0g、ポリ(エーテルエーテルケトン)10.0
gおよびジフェニルスルホン20.0 gの混合物を製
造した。撹拌した混合物を10分かけて300℃〜33
0℃に加熱し、この高温に170分間保った。例1のよ
うにして仕上げた後、塩化メチレンにより15.61 
gを抽出し、ポリ(エーテルエーテルケトン)が9.0
3g未溶解のままであった。ポリ(エーテルスルホン)
はポリ(エーテルエーテルケトン)に共有結合していな
いので塩化メチレンにより抽出可能であった。
貫主 ポリ (エーテルイミド)(General Elec
tricより商品名ULTEM 1000として販売さ
れている、パラ位に電子吸引基を有するポリ(アリール
エーテル))15.0 g 、ポリ(エーテルエーテル
ケトン)(ImperialChemical Ind
ustriesより商品名VICTIllI2X 38
01’として販売)15.0g、およびジフェニルスル
ホン15.0gの混合物を300−のガラス重合がまに
入れた。
この重合がまを150℃で1.5時間排気することによ
りこの混合物を乾燥した。触媒(セシウムフェノキシト
72.1■)を加えた。窒素を加えることによりこのシ
ステムから酸素を除き、重合がまを塩浴に浸した。撹拌
した反応混合物の温度は15分間で316℃〜335℃
に上昇し、この高温をさらに2.5時間保った。得られ
た固化混合物を小片にくだき、ソックスレー抽出器に入
れ、塩化メチレンを24時間還流した。この混合物から
塩化メチレンを蒸発させ、200℃、0,2柵Hgにお
いてバルブバルブ蒸留を用いてジフェニルスルホンを除
去シた。未蒸留残留物は1.40 gであり、ポリ(エ
ーテルイミド)が塩化メチレン不溶性ポリ (エーテル
イミド)−ポリ(エーテルエーテルケトン)コポlマー
に混入していることを示している。ソックスレー抽出器
からの塩化メチレン不溶性部分を140℃に保った真空
オーブン内で一晩乾燥し、セグメントブロックコポリマ
ー31.04 gが得られた。
拠↓ ポリ (エーテルイミド)(General Elec
tricより商品名ULTE門100として販売)10
.0g、ポリ(エーテルエーテルケトン)(Imper
ial Chemical 1ndustriesより
商品名VICTR[EX 380Pとして販売) 15
.0g、およびジフェニルスルホン10.0 gの混合
物を300mj!のガラス重合がまに入れた。この混合
物を100℃で1時間重合がまを排気することにより乾
燥した。触媒(セシウムフェノキシド174.1mg)
を加えた。窒素を加えることによりこのシステムから酸
素を除き、重合がまを塩浴に浸した。撹拌した反応混合
物の温度は60分間で170℃〜340℃に上昇し、こ
の高温にさらに15分間保った。得られた固化混合物を
小片にくだき、ソックスレー抽出器に入れ、塩化メチレ
ンを24時間還流した。塩化メチレンを混合物から蒸発
させ、200℃,0,2mmHgにおいてバルブ−バル
ブ蒸留を用いてジフェニルスルホンを除去した。ソック
スレー抽出器からの塩化メチレン不溶性部を140“C
に保った真空オーブン内で一晩乾燥し、セグメントブロ
ンクコポリマー20.48gが得られた。
ル較I ポリ (エーテルイミド)およびポリ(エーテルエーテ
ルケトン)からの50150ブレンドの製造例4および
5で製造されたポリマーがコポリマーでありブレンドで
ないことを示すため、触媒を用いないことを除いて例4
の方法を繰り返した。
ポリ(エーテルイミド)15.0g、ポリ(エーテルエ
ーテルケトン)5.OOg、およびジフェニルスルホン
20.0gの混合物を製造した。撹拌した混合物を28
分かけて250”C〜328℃に加熱し、約320℃に
1時間保った。例4のようにして仕上げた後、ポリ(エ
ーテルイミド)の99%を塩化メチレンにより抽出した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメン
    トブロックコポリマーの製造方法であって、下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Aはそのエーテル/チオエーテル結合基に対
    しオルトもしくはパラ位に位置する少なくとも1種の電
    子吸引基を有する活性化芳香族基であり、O′は酸素ま
    たはチオエーテルの場合硫黄であり、nは繰り返し活性
    化アリールエーテル/チオエーテルユニットの数を表わ
    す) に相当する少なくとも1種の活性化ポリ(アリールエー
    テル/チオエーテル)ポリマーを下式、▲数式、化学式
    、表等があります▼ (上式中、BはA基とは異なる、そのエーテル/チオエ
    ーテル結合基に対しオルトもしくはパラ位に位置する少
    なくとも1種の電子吸引基を有する活性化芳香族基であ
    り、O′は酸素またはチオエーテルの場合硫黄であり、
    mは繰り返し活性化アリールエーテル/チオエーテルユ
    ニットの数を表わす) に相当する少なくとも1種の活性化ポリ(アリールエー
    テル/チオエーテル)ポリマーと、下式、▲数式、化学
    式、表等があります▼ (上式中、A、B、およびO′は前記規定のものであり
    、XはA基を含む繰り返し活性化アリールエーテル/チ
    オエーテルユニットの数を表わし、yはB基を含む繰り
    返し活性化アリールエーテル/チオエーテルユニットの
    数を表わし、kは全体の重合度を表わす) に相当するポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セ
    グメントブロックコポリマーを製造するための少なくと
    も1種の交換触媒の存在下接触させることを含んでなる
    方法。 2、触媒が下式、 MpZq (上式中、Mは一価もしくは多価金属イオンであり、Z
    はハロ、カーボネート、ビカーボネート、フェノキシド
    、ビスフェノキシド、アルコキシド、シアニド、ニトレ
    ート、ニトリット、ヒドロキシド、ホスフェート、また
    はアリールもしくはアルキルカルボキシレートイオンで
    あり、pおよびqは必要な化学価を満足する1〜6の範
    囲内の数である) に相当する、請求項1記載の方法。 3、触媒が弗化セシウム、セシウムカーボネート、およ
    びセシウムフェノキシドからなる群より選ばれる、請求
    項2記載の方法。 4、AおよびBが二価C_6〜C_3_0芳香族基であ
    る、請求項1記載の方法。 5、電子吸引基が独立に−CO−、−CONH−、−S
    O−、−SO_2−、−^+NR_2−、−^+PR_
    2−、−^+SR−、−P(O)R−、−(CF_3)
    _2−、−CH=CH−、−NN−、−CHNNCH−
    、イミダゾールニル、オキサゾールニル、ビラゾールニ
    ル、イソキサゾールニル、オキソピラゾールニル、ベン
    ツキノンニル、ベンゾキサゾールニル、ベンゾチアゾー
    ルニルより選ばれるパラ位における二価基または−CN
    、−NO_2、−CHO、−CO_2R、−CO_2N
    H_2、−P(O)(OR)_2、−P(O)R、−C
    F_3、−^+PR_3、−^+NR_3、および−^
    +SR_2(RはC_1〜C_1_2アルキル基である
    )より選ばれるオルト位における一価基である、請求項
    1記載の方法。 6、ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)ホモポリ
    マーがポリ(エーテルスルホン)およびポリ(エーテル
    エーテルケトン)である、請求項1記載の方法。 7、接触をジフェニルスルホンおよびベンゾフェノンか
    らなる群より選ばれる溶媒の存在下行なう、請求項1記
    載の方法。 8、触媒がポリマーの総重量に対し0.001〜10.
    0重量パーセントの量で存在する、請求項3記載の方法
    。 9、接触の間の温度が150℃〜400℃である、請求
    項1記載の方法。 10、xおよびyが各々独立に2〜10,000である
    、請求項1記載の方法。
JP1237425A 1988-09-23 1989-09-14 ポリ(アリールエーテル/チオエーテル)セグメントブロックコポリマーの製造 Pending JPH02163119A (ja)

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KR (1) KR900004780A (ja)
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ES2040958T3 (es) 1993-11-01
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