JPH021188Y2 - - Google Patents

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JPH021188Y2
JPH021188Y2 JP11977383U JP11977383U JPH021188Y2 JP H021188 Y2 JPH021188 Y2 JP H021188Y2 JP 11977383 U JP11977383 U JP 11977383U JP 11977383 U JP11977383 U JP 11977383U JP H021188 Y2 JPH021188 Y2 JP H021188Y2
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JP
Japan
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generator
longitudinal groove
fixing rod
support
tire
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JP11977383U
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JPS6028586U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、起倒装置付自転車用小型発電機の取
付構造に関し、特に自転車のバツクホークに取付
けて、後輪のタイヤトレツド面に接触して駆動す
るようにしたこの種発電機の取付構造に関する。
この種の発電機のバツクホークへの取付構造と
しては、従来第1図に示されるようなものが知ら
れている。第1図を参照して、外部回転型発電機
1は、これをタイヤ2のトレツド面へ接触、離脱
させる起倒装置3を有している。この発電機1
は、タイヤのバツクホーク4,4に固定される取
付金具5の下部に支持された支持固定杆6の下部
に、起倒装置4の部分で取付けられている。な
お、7は取付金具5および支持固定杆6を緊締す
るためのボルト、8は発電機1を支持固定杆6へ
支持させるとともに、起倒時の回転軸ともなる枢
軸、9は起倒用レバーである。
このような従来の構造において、起倒レバー9
を操作して発電機1の外部ローラ10をタイヤ2
へ接触させることによつて、発電機1がタイヤ2
の回転によつて駆動されるが、取付金具5の取付
位置がタイヤから離れすぎている場合にはローラ
10とタイヤ2の接触が不充分となり発電機が正
常に動作しないという不都合がある。その場合、
ねじ7をゆるめ、取付金具をタイヤ2側へ移動し
て取付位置を調整すれば良いが、重量のある発電
機1を吊り下げたままでの作業は繁雑である。ま
た、バツクホークには、ブレーキ用ワイヤやギヤ
チエンジ用ワイヤの固定金具等があるので、固定
金具5の取付位置を制限されてしまうという問題
もある。
本考案は上記の欠点を解決し、自転車のバツク
ホークへの取付金具の取付位置が制限されても、
常々発電機のローラとタイヤトレツド面間に充分
な接触力をもつて発電機を取付けることができ、
しかも、その接触力によつて発電機がタイヤから
離れるような不都合を生じることのない取付構造
を提供することを目的とする。
本考案は、自転車のバツクホークに固定される
取付部とこれと一体でタイヤトレツド面に垂直方
向に延在するように長手溝を形成された起倒装置
付自転車用小型発電機支持部とを有する取付金
具、一端に上記発電機を装着され他端に前記支持
部の長手溝内に嵌合する突起を形成された支持固
定杆と、前記長手溝中に挿通され該突起を該長手
溝中に嵌合した状態で上記取付金具の支持部と該
支持固定杆とを緊締するボルト手段とで構成した
ことを特徴とする起倒装置付自転車用小型発電機
の取付構造である。
以下本考案の実施例を第2図および第3図を参
照して詳細に説明する。
両図を参照して、この実施例は、取付金具5′,
支持固定杆6′が第1図の従来のもと異なり、他
は同様である。第1図と同様のものは、同一の参
照符号で示した。
取付金具5′は、2つのC形金具51′,52′
からなり、一方の下端の突起53′を他方の下端
の係合穴54′に係合し、両C形金具51′,5
2′間にバツクホークを挟持させ、上端をボルト
ナツト11で緊締することによつてバツクホーク
に取付け固定される。
C形金具51′,52′の一方、図では52′は、
その下端に、発電機1を取付けるための支持部5
5′を有している。支持部55′はタイヤ2のトレ
ツド面にほぼ垂直に延在する長手状をしており、
その中央部に長手溝56′を形成されている。
下端に発電機1をその起倒装置3の部分で取付
けられた支持固定杆6′はその上端にボルト挿通
穴61′と、取付金具5′の支持部55′中の長手
溝56′に嵌合する突起62′を形成されている。
支持固定杆6′はその突起62′を長手溝56′
へ嵌合した状態でボルト−ナツト12−13によ
つて、支持部55′へ緊締固定される。ここでボ
ルト12は、支持固定杆6′のボルト挿通穴6
1′中を延在することはもちろんであるが、取付
金具5′の支持部55′中の長手溝56′中を通し
てナツト13とともに支持固定杆6′と支持部5
5′とを緊締している。
したがつて、起倒装置3の起倒レバー9を操作
して、発電機1をタイヤ2側に倒したとき、ロー
ラ10とタイヤ2のトレツド面との間に充分な接
触力が得られない場合、ボルト−ナツト12−1
3をゆるめ、支持固定杆6′を長手溝56′に沿つ
てタイヤ2側へ移動し、所望の位置で、再びボル
ト−ナツト12−13を緊締することにより、発
電機1はタイヤ2に対して、起倒時、充分な接触
力を得るような位置に、設置できる。この際、ボ
ルト12ばかりでなく、突起62′が支持固定杆
6′の移動の案内として作用するので、重量のあ
る発電機が吊り下がつたままで、その位置調節が
容易に行なえる。
更に、発電機の使用中に加わる接触力の反作用
によつて、支持固定杆6′が発電機とともにボル
ト12の周りに回転しようとしても、固定支持杆
6′の突起62′が長手溝56′に嵌合しているの
で、その回転は禁止される。従つて、使用中にお
ける発電機の位置ずれは阻止される。
上記の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、バツクホークへの取付金具に一体に設けた支
持部にタイヤトレツド面に垂直な方向に延在する
長手溝を形成し、この長手溝中に挿通したボルト
によつて、発電機を支持した支持固定杆を支持部
に緊締固定しているので、ボルトをゆるめ、長手
溝に沿つて支持固定杆を移動することによつて発
電機のタイヤとの間の距離を所望の距離に設定で
きるという利点がある。また支持固定杆に長手溝
に嵌合する突起を設けたので、使用中に発電機に
働くタイヤとの接触力にもとづく反作用で支持固
定杆がボルトを中心に回転することが防止されて
おり、従つて、使用中に発電機の設置位置がずれ
ることもない。また、発電機の設置位置の調整の
際、突起が支持固定杆の長手方向に沿つた移動の
案内をするので、位置調整作業が容易となる利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付構造を示す外観斜視図、第
2図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3図は
自転車に組付けた状態を示す同実施例の外観斜視
図である。 1……発電機、2……タイヤ、3……起倒装
置、4……バツクホーク、5′……取付金具、5
5′……支持部、56′……長手溝、6′……支持
固定杆、62′……突起、12……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自転車のバツクホークに固定される取付部とこ
    れと一体でタイヤトレツド面に垂直方向に延在す
    るように長手溝を形成された起倒装置付自転車用
    小型発電機支持部とを有する取付金具、一端に上
    記発電機を装着され他端に前記支持部の長手溝内
    に嵌合する突起を形成された支持固定杆と、前記
    長手溝中に挿通され該突起を該長手溝中に嵌合し
    た状態で上記取付金具の支持部と該支持固定杆と
    を緊締するボルト手段とで構成されていることを
    特徴とする起倒装置付自転車用小型発電機の取付
    構造。
JP11977383U 1983-08-02 1983-08-02 起倒装置付自転車用小型発電機の取付構造 Granted JPS6028586U (ja)

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JP11977383U JPS6028586U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 起倒装置付自転車用小型発電機の取付構造

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JP11977383U JPS6028586U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 起倒装置付自転車用小型発電機の取付構造

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JPS6028586U JPS6028586U (ja) 1985-02-26
JPH021188Y2 true JPH021188Y2 (ja) 1990-01-11

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JP2007230533A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Shiro Aoki 車輌の発電装置

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JPS6028586U (ja) 1985-02-26

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