JPH02110075A - シートを振り分けるソーティング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は一般に複写機からのアウトプット紙のようなシ
ートペーパーを振り分けて（ｃｏｌｌａｔｉｎｇ）セッ
トを形成するためのソーターに関する。このセットはス
テーブルを打ち込まれたものとされることもできる。更
に詳しくは、本発明は改良され簡略化されたソータービ
ンローディング装置に関する。この装置に於いては、ビ
ンは一定の接近された垂直方向の間隔を維持して相対的
に水平方向へ移動され、これによって互いに対して開か
れてローディング（ｌｏａｄｉｎｇ）が行われるように
なされるのであり、これにより低コストで簡単な、しか
も信頼性の高いソーター装置を形成しているのである。

ここでは改良されたソーター装置（振り分は装置）が開
示される。この装置は、アウトプットコピーシートを振
り分けるために複写機と共に使用できる装置であって、
垂直方向に接近させて積み重ねられた、即ちスタックと
されたソータービン即ちトレーが引き出しの様に作動さ
れる。これらのトレーは所定のローディング位置に於い
て個々に部分的に水平方向にスライドアウトされる。こ
れにより従来行われていたようなシートローディング領
域に於いて通常のようにビン間の垂直方向の間隔距離を
不規則に拡げることを必要どしない改善されたシートロ
ーディングを可能とする。又、この装置は、共有装置（
ｓｈａｒｅｄ　ａｐｐｕｘｌｕｓ）及びその作動を利用
することで振り分けられたシートセットのスクッキング
並びにステープルによる綴じ合わせ即ちステープリング
を行い、小型且つ低コストを達成することができる。ス
テープリング作動は、ローディング及びスクッキングも
しくは振り分けられたシートセットのコンバイリング（
ｃｏｍｐｉｌｉｎｇ）に使用されるのと同じビン及びそ
の運動を利用して達成することができる。ビンのラック
即ちアレー（列）の全体に関する簡単な垂直移動装置を
備えることができる。何故ならばこのソーター装置に於
いては、不均等な垂直方向の移動を行って不均等な垂直
方向の間隔を形成することは、必要とされないからであ
る。はぼ水平方向の引き出し形式のビンの動きが、下方
へ角度を付されて行われるシートローディングと組み合
わされて、ビンに対する信頼性の高いシートのアクセス
及びローディングを行わせるのである。

ここに開示するデュアルモードのソーター／ステープラ
−ユニットの全体は極めて小型であり、又、シートに生
じるカールの問題を解消するように設計され、停止及び
始動に際しての生産ロスを低減する。ここに開示する形
状は、更に説明されるように小型で且つ信頼性の高いシ
ートのソーティング及びステープリングを行うのである
。

ここに開示した装置は、複写機に製造された補機として
使用されるのと同様に、これ以外に於いては単独装置即
ちオフライン装置として使用することができるのである
。又、更に、同じ装置を使用してステープラ−位置とは
別に都合の良いトップステープリング位置にて手によっ
て挿入されたセットを自動的にステープリングすること
もできるのである。ステープリングの行われたセットを
排出してスタックする必要は無く、又、ステープリング
の行われた後でその同じソータービンから取り出すこと
ができるのである。望まれるならば、ステープリングの
済んだセットを排出してスタックするための手段を付加
することができる。例えばここに示すように、知られた
エジェクターや可動ジヨウクランプを付加することがで
きるのである。

（従来技術及び問題点） 枢動可能なビンを備え、ビンを個々に枢動させることに
よって全てのビンを超えて延在しているソーターペーパ
ー通路内へ位置させることにより、各ビンのリップをそ
のビン内ヘローデイングされるべきシートと係合させる
ソーターが１９８２年６月１５日付けでスタンジー・ジ
ー・クラークソンに付与されたゼロックス社のカナダ国
特許第１．１２５，６９６号に示されている。これは又
、１９７８年１２月６日付けで英国特許第１，５２２．
０６８号として英国でも特許付与されている。

特に関心を引くものとしては、１９８０年１０月２１日
付けでティー・プロイエルスその他に付与されたオセー
ファン・デル・グリンテン（Ｏｃｅｖａｎ　ｄｅ＋　Ｇ
ｒｉｎｌｅ＋）の米国特許第４．　２２８．　９９５号
である。これに於いては、２つの垂直方向に重ねられた
水平なビンアレーに於ける各々のビンが個々に水平方向
に移動即ち揺動（僅かな距離について行われる）し、こ
れにより移動されたビンに一体形成されたシートガイド
機構（剥ぎ取りブレード）がビン全ての前部の傍を垂直
方向に接近して延在されているシート移送トラック内に
突出するようになされている。特に注目されるのは、第
１１図及び第７欄第５５行その他に示されている実施例
である。水平方向のビンの運動取り付は部及び運動装置
の部分は、格段に大きな水平方向のビンの動きを与える
ように実質的に改修されるならば、ここに示されるもの
の代替例として使用することができるかもしれない。こ
こに於いては、選択されたビン自体のかなりの部分が他
のビンの下側から離れる方向へ移動（そこに示されてい
るようにシートガイド機構即ち剥ぎ取りブレードの僅か
な移動ではない）されるのである。更に、本発明の装置
に於いては対照的に、重要な特徴は複写機の固定配置さ
れた出口位置に対してトレーを開口させ、且つ又、その
下側に接近させてビン入り口通路を形成することであり
、これにより２つのペーパー通路を併せて一体的な詰ま
りの無い複写機からビンへ至る入りロシュートを形成す
るのである。このような動きはプロイエルスその他の装
置では不可能であることに注目されたい。何故ならば、
このような動きはプロイエルスその他のシート移送装置
及び真空圧プレートによって妨害されるからである。そ
の真空圧プレートはビンの前部の直ぐ近くを垂直方向に
延在されているのである。

これは、垂直方向に配列されたソータービン（こ対する
ローディング、もしくはビン内ステープリングを行うソ
ーター、に関する初めての開示ではない。又、再循環ド
キュメントハンドラーにより事前振り分けを行う複写機
を必要とせずにソーティング及びセットステープリング
を達成するための初めての装置ではない。即ち、複写機
のトレー即ちビン内にコピーシートが振り分けられた後
に、その振り分けられたコピーセットをステープリング
して綴じ合わせることでオンラインでの事後振り分けに
よるテープリングを行うのである。特に関心を引くもの
は、１９７８年４月１１日付けでアール・パルに付与さ
れた米国特許第４．　０８３゜５５０号であり、これは
ステープリングのために個々の複写機のソーターを移動
し、しかる後に空となされたトレーを垂直方向に可動な
ソータービンアレーのラックに戻すのである。１９８８
年８月９日付けでワイーウシロガツン（Ｙ、　Ｕｓｈｉ
ｔｏｇＮｎ）（リコー）に付与された米国特許第４．　
７６２゜３１２号は、ソーターに於けるローディング済
のビンをステープリング装置へ向けて移動させてステー
プリングを行うことを開示している。垂直なソータービ
ンアレーを備えたその他のビン内ステープリングを実現
する装置は、ステンムルに付与された米国特許第４，６
８７，１９１号、クーパーに付与された米国特許第４，
６８１．３１０号、ルーニーに付与された米国特許第３
．　９９５．　７４８号、１９８３年１２月２１日付け
で公開されたナンバ（富士ゼロックス社）の日本国公開
公報５８−２２００５３及び１９８２年１０月９日付け
で公開されたナンバ（富士ゼロックス社）の日本国公開
公報５９−６９３４６、及び後述するその他の文献に示
されている。ソーターもしくはコレ−ター（ｃｏｌｌａ
ｌｏ＋）内でセットをエツジにて揃えること及び接着結
合することは、スネルマンその他の米国特許第４，１４
５．２４１号に記載されている。ハムリンその他の米国
特許第４．５６４．１８５号はオンラインの回転ソータ
ー複写ユニットを示しており、このユニットは事後振り
分けされたコピーセットのビン内接着結合及び／又はス
テープリングを行うものである。ベインスに付与された
米国特許第３．９４４．２０７号はビン内ステープリン
グを示しており、これは水平方向のビンアレーを備えて
いる。グリッパ−引き出し器具によるビンからのセット
の引き出し、及びステープリング、は例えばノドに付与
された米国特許第４，３６１．３９３号に示されている
。

当分野に於いては、移動ビン式ソーターは、ローディン
グの行われるビンを複写機の出口を超えて移動させ、こ
れにより複数ビンソーターに対してローディングさせる
のに通常の一定位置とされたコピーシート出口位置が使
用できる、という利点を有していることが知られている
。上述した及びその他の文献に示されているように、典
型的なビン移動式ソーターはビンを垂直方向へ移動させ
ることが必要とされ、この移動に於いては、シートがビ
ン内ヘローデイングされる位置に於いてビン間の間隔距
離を不均等に拡げるために、ビンを垂直方向に不均等に
移動させる手段を備えることが必要とされる。そうでな
いと、ペーパー給送及びスクッキングに於ける詰まりゃ
その他の問題が生じてしまう。同様に、ステープリング
位置にてビン間の垂直方向の距離を同じように増大させ
ずにビン内ステープリングを行うことは困難である。

更に、その他の位置にてビン間の垂直方向の間隔距離が
増大することは、全体の高さが著しく高（なってしまう
ので望ましくないのである。

しかしながら本発明の装置は、従来の知られた技術によ
る装置に較べて、簡単で、安価で、より一層小型であり
、且つ信頼性が更に一層高いものとなることを示してい
る。

本発明は、如何にしてステープルが給送され挿入される
のか、或いは何れの予成形されたステープルもしくは予
成形されていないワイヤーの給送装置と共に使用できる
のか、ということに関するものではない。様々な形式の
ステープラ−及び駆動装置、及びステープラ−ローグー
が当分野で知られている。以下の例、及びそこに記載さ
れている他の技術は従来技術の背景を示す例として注目
されるのである。即ち、ウィンクラ−に付与された米国
特許第２．８８１，４３８号、その他に付与された米国
特許第４．５５２，２９７号、ピクトンに付与された米
国特許第４，１５１，９４４号、クロサワに付与された
米国特許第４．　６３２゜０８２号、１９８２年８月１
７日付けでティー・アール・クロスに付与された米国特
許第４，３４４．５５４号、そして同じウィリアム・イ
ー・クレーマーによる１９８７年５月／り月号のゼロッ
クス・ディスクロージャー・ジャーナル公報、１３３〜
１３４頁の論文が注目される。

複写機の固定出口に近いステープリング位置へと揺動さ
れる１例とするステープラ−（８０）が、１９８６年１
月１４日付けでティー・ジエー・ノ＼ムリンその他に付
与された米国特許第４．　５５４゜１８５号に於ける第
１３欄及び第８図に特に開示されている。このステープ
ラ−ユニットは複数ビン移動ソーターのビン内へ枢動し
てステープリングを行う。枢動式ステープラ−を備えた
オンライン複写機での事前振り分けされたセットのステ
ープリングは、例えば１９８２年２月２日付けでジ工−
・アール・カルドウエルに付与された米国特許第４，３
１３．６７０号の第５図その他に開示されている。複写
機の同じステープラ−によって任意の手操作セットをス
テープリングすることは、ゼロックスψディスクロージ
ャー・ジャーナル公報Ｍｏ１．８、Ｎａ４．１９８３年
７月７８月、３０９〜３１１頁に示されている。

（発明の概要） ここに開示した装置に於いて開示された特徴は、順次に
シートを供給する供給源となる複写機の固定された出口
位置から給送されるシートを振り分けるためのソーティ
ング装置に於いて、垂直方向に接近した間隔で配置され
、整列状態で重ねられてスタックアレー（列）を形成す
るほぼ水平に配向された個々のソータービンを含み、個
々のシートを個々のソータービンに対して順次にローデ
ィングさせるためにソーク−ビンのアレーを前記シート
供給源に対して垂直方向に移動させる手段と、この垂直
方向の動きと組み合わされ、ビンが垂直方向へ移動され
て前記固定位置のシート供給源に整合された後に１度に
１つのソータービンをそのビン寸法の実質的に１部が前
記固定位置のシート供給源の下側に位置されるように前
記重ねられたアレー位置から水平方向に移動させ、この
重ねられたビンアレーから移動されたビンの実質的に１
部が露出されてシート供給源との間に組み合わされたシ
ート通路を形成するようになすための水平方向移動手段
と、を備えており、これにより前記シート供給源から給
送されたシートがビン間の間隔距離を変化させないで前
記移動された１つのビン内に進入させるために前記移動
ビンに入り込むための実質的に拡大されたビン入口開口
を形成し、又、引き続きこのビンを水平方向へ移動させ
てアレーに於ける他のビンと垂直方向に重なる状態へ戻
すようになすことである。

ここに開示された装置によって与えられる更に他の特徴
は、単独で或いは組み合わせとして、ソ−ティング装置
のピン内へ振り分けられたシートをステープリングする
ことを含み、これに於いては、ソーターピンを水平方向
へ部分的に移動させるための手段が１度に１つのビンを
ステープラ−内へ移動させ、そのビン内に振り分けられ
ているシートをステープリングするとともにそこから取
出せるようになす働きをも果たし、及び／又は、ソータ
ービンを水平方向へ部分的に移動させるための手段が実
質的に垂直方向に整列されたアレーに於けるソータービ
ンのそれぞれと連結された個個のビンと、オープンジヨ
ウ作動装置とを含み、このオープンジヨウを通して垂直
方向に整列されたビンアレーがソーターピンアレーを垂
直方向に移動させるために移動可能とされているととも
に、このオープンジヨウ作動装置はオープンジヨウ間に
位置された選択されたビンと係合してそのビンを水平方
向に移動させるようになされており、及び／又は、ソー
タービンを水平方向へ部分的に移動させるための手段が
実質的に垂直方向に整列されたアレーに於けるそれぞれ
のソータービンと連結された個々のカム作用ビン及び水
平方向に偏倚する中間トラックを含むカムトラック装置
を含んでおり、この中間トラックはビンと係合し、ソー
タービンアレーを垂直方向に移動させるための手段によ
ってビンが移動される際に部分的に水平方向に偏倚させ
るようになすのであり、及び／又は、水平方向に移動さ
れるソータービンがシート供給源の出口の下側に接近し
て移動されることによって、シート供給源が水平方向に
移動されたソータービンと組み合わされ、これにより、
ソータービンに対して或る角度にてこの移動されたソー
タービンの内部へ通じる制御され且つ下方へ傾斜された
シートガイド通路を形成し、この移動されたビン内へ進
入するシートを偏向させ且つ弾性的に曲げることによっ
て、シートのビーム強度を利用してシートをビンの中へ
下方へ弾性的に押し付けるようになす、ことである。

本明細書で引用する参考文献並びにそれらで引用されて
いる参考文献の全ては、参照することでここに適当箇所
に組み入れられ、付加的もしくは代替的な詳細、特徴及
び／又は背景技術を適当に教示するようになされるので
ある。

上述した及びその他の特徴並びに利点は、以下の実施例
の説明に記載された特定の装置及びその作動から明白と
なろう。本発明は図面（はぼスケールとされている）を
含むこれらの２つの実施例の説明を参照することで一層
理解されよう。

（実施例） 第１図及び第３図では、ビン高さが多少誇張されて示さ
れている。好ましいとされる実際の垂直方向の間隔距離
はもつと狭いのである。第１図に於いては図面の明瞭化
のためにピンアレーの典型的な前部支持フレーム部材が
取り外されて示されている。

第１図及び第２図に示された実施例に於いては、例示的
に１０個のビンを備えたソーターユニット１０が示され
ている。このソーターユニット１０は１０個のトレー即
ちビン１２を備えていて、間隔を変化することなく一つ
のセットとして垂直移動装置１４によって一体的に垂直
方向へ移動できるようになされている。各トレー１２は
サポート即ちキャリヤ１３に取り付けられている。、こ
こに示したように、各トレー１２はトレーサポートプレ
ート１３の上にスライド可能に取り付けられている。こ
れらのサポート１３は単純なフレームに所望のトレー間
隔を隔てて固定されることができる。このようなフレー
ムユニットの全体が一体装置として垂直方向へ移動され
、これによりビンの組即ちアレーを「引き出しの箱」の
ようなユニットとして移動させるのである。これに代え
て、突出するビンによってトレーやサポートを複数の垂
直なスクリューシャフト等の垂直方向移動手段に対して
通常のように取り付けることもできる。

ここに記載される所望の動きを行わせるために何れかの
適当な機構が使用できる。ここに示された垂直方向のビ
ン組の移動装置１４は、それ自体は通常の機構であって
、複写機のアウトプット出口に対してソータービンのラ
ック即ち組を昇降させるための既知の装置の１つである
。複写機に於いてペーパースタックのエレベータ−とし
て使用されているような、通常の軽量モーターで駆動さ
れる互いに逆のスクリューねじを形成されたクロスジヤ
ツキが第１図及び第２図に示されている。

この代替装置とされる３つの垂直方向に配向されたリー
ドスクリューがトレービンと係合する装置が、ステンム
ルに付与された米国特許第３，７８８．６４０号及びそ
の他の特許に示されている。

しかしながら、これに於いては、ビンの離隔動作やその
他の不規則な垂直方向の動きを全く必要としないことに
注目することが重要である。これらのビンは全てが垂直
方向に離隔作動されないビンスタックとして共通の垂直
方向の動作で移動されるのであって、それらのビンの垂
直方向の動きに差異は無い。このことは垂直方向のビン
セットの移動装置を著しく簡単化するのに貢献するので
ある。シートはビン内へ容易にローディングされること
ができる。これは双方向即ちビンがシート入口位置即ち
ローディング位置を経て上方又は下方へ移動する何れの
場合に於いても、可能である。

ビンに対して開口し且つそのシート通路がシート入口と
連結される所望のビンローディング入口は、ここでロー
ディングされるべきビンが水平方向にスライドアウトす
る運動によって形成されるようになされる。この水平方
向のビン動きは、望まれるならばローディングの行われ
た後でステープリングを行うことにも利用できるのであ
る。

第１図及び第２図に示したこの実施例に於いては、デュ
アルモードの水平方向のビンの運動は、単純な往復運動
を行うオープンジヨウ１６の往復運動によって所定のビ
ンを往復運動させることで行われる。注目されるように
、図示したビンアレー構造体は一体構造の家具である「
引き出し箱」と若干似ている。相違点はトレーの少なく
とも１つの面、好ましくは複数の面、が露出され、各ト
レーには水平方向に突出するビン１８が備えられている
ということである。各ビンから突出された単純なビン１
８は、垂直方向にビン組を移動させるための移動装置１
４によるビン組の垂直方向の動きによってジヨウ１６の
開口と大まかに順次に整合される（その間隔内に位置さ
れる）。ジヨウ１６は第１図では図面を明瞭とするため
に開いた状態に於ける横断面で示されている。ここに示
すように、この水平方向のジヨウ開口寸法はビン１８の
直径よりも実質的に大きい。垂直方向のジヨウ開口寸法
はビン間距離よりも小さく、このピン間距離はトレー即
ちビンの間隔距離に等しい。

ジヨウ１６の内部に位置された、即ちジヨウ１６と垂直
方向に整合された何れのビン１８もジヨウと一緒に往復
運動され、これによりそのビンが水平方向に移動される
のである。しかし、ジヨウ１６と整合されていない残り
のビンは何れも水平方向に移動されることはない。ジヨ
ウ１６は、モーターによって駆動され、或いは、ソレノ
イド、空気圧ピストンその他の通常の適当な駆動装置に
よって往復駆動されるクランクアームの一端に備えるこ
とができる。このオープンジヨウ１６はその通常の位置
に於いてはビン１日がその内部を通って上下へ自由に垂
直方向に移動できるようになすのである。何故ならば、
トレー１２がその通常位置にある状態でビン１８が互い
に対して且つ又ジヨウの開口に対して垂直方向に整列さ
れているからである。注目すべきことに、ビンはトレー
に於ける水平な運動方向に直角な方向に配向されている
のである。ジヨウ１６はそれと整合された１つのトレー
を整列状態から外れるように移動させてコピーシートを
受は入れるガイド通路を形成した後、そのトレーを元の
通常のトレー位置へ引っ込める。次のトレーが垂直方向
へ移動されて所定位置に位置決めされ、前のトレーと同
様の動きを与えられるのである。この作動は全てのトレ
ーに対してローディングが行われる迄継続される。ジヨ
ウ１６は常に１つの垂ぼ方向の位置即ち平面内に留まる
ことに注意されたい。しかしながら、代替例としてロー
ディングに関しては１つの垂直位置に保持され、ステー
プリングに関しては他の位置に保持されるようになされ
ることができる。

振り分け（ｃｏｌｌａｔｉｏｎ　）が終った後、各セッ
トは通常のステープリングユニット２０、ここでは肩綴
じステープリング装置、によって綴じ合わされる。この
同じジヨウ１６がトレーを同じ方法でステープリング装
置２ｏに於ける綴じ動作部分（ｊａｗ　）内へ移動させ
、ステープリング作動を行わせるのである。トレーの隔
部分は切除されていて、そのトレー内に通常のスタック
位置にて保持されているセットに対するステープリング
作動を行なえるようになしている。

勿論ステープリング作動は振り分けが完了してセットが
形成された後、即ちドキュメントセット即ちオリジナル
セットのシートが全て複写されてトレーに対するローデ
ィングが終了した後、に行われる。ここで、ソーティン
グ作動が行われた後、各ビンのステープリングされるべ
きセットはローディングが行われたのと同様な方法で同
じ機構によって移動される。即ち、１つのビンが同じ垂
直高さ位置にて水平方向へスライドアウトされるのであ
る。しかしながら今度は、ステープリングユニット２０
（ここでは全てのビンの上方に通常は位置されている）
がリードスクリューその他の適当な垂直方向移動装置に
よってステープリング作動位置へ下ろされ、綴じ合わせ
の行われるべきセットを有するビンがビン組立体からス
テープリング装置内へ部分的に水平方向にスライドされ
て、肩綴じが行われるのである。ビン内に保持された状
態でのステープリング作動の例は上述したもしくはその
他の文献に示されており、ここで詳述する必要は無い。

これに代えて、ステープリングユニットは１箇所に固定
され、ビンがそれに対して順々に垂直方向へ移動される
ようになされることができる。本発明は同じ垂直高さ位
置にてビンを水平方向に移動させるようになすのである
から、この水平方向移動機構を真に使用することができ
るのである。

このステープリング装置はステープリング作動のために
トレー即ちビンを往復されたり、揺動させたり、或いは
その他の移動を行うようにはなっておらず、又、スタッ
クを把持したりビンから弓つ張り出すようにはなってい
ないということに注目されたい。このことがステープリ
ング装置の簡単化に極めて有利となるのであり、又、軽
量なビン並びにそれに支持されている１つのコピーシー
トスタックを移動させるためにステープリング装置に必
要とされる安定性、大きさ、及びそれに連結される駆動
力の観点から極めて有利とされるのである。特に高さが
低い形状のステープリング装置でない通常の装置を使用
することができる。何故ならば、通常のビン位置の外側
に常に位置されてビン間に進入する必要が無いからであ
る。又、スタックはステープリングされるために別個に
支持されたり、揺すって揃えられる（＋ｅｉｏｇ　）必
要は無い。別個のシートコンパイラ−（ｃｏｍｐｉｌｅ
ｄ）はまったく必要で無い。又、ビンソーターの枢動や
回転によってセットとステープリング装置との間に好ま
しくない不定角度が発生することも無くなる。これによ
り本当の垂直方向のステープル−ドライビング−イン（
ｓｔａｐｌｅ−ｄｒｉｖｉｎｇ−ｉｎ）が保証されるの
である。

望まれるならば、ビン内でコピーセットを単純に揺すっ
て揃える即ち整合させることもステープリングの前に実
施できる。これはトレーの水平方向の運動を利用して軸
線に合わせるようになすこともできる。各種のシートセ
ットエツジ揃え装置が当分野に知られている。例えば、
トレーにリップ又は端壁及び／又はばねプッシャーを備
えること、及び／又はトレーを垂直方向に傾斜させるこ
と、及び／又は全てのトレーを通して延在する垂直方向
のタンパ−ロッドを備え、このロッドをスタックエツジ
に対して水平方向に往復動させること、又は角度を与え
られたスカッファー（ｓｃａｔｔｅ「）ホイールを備え
ること、が知られている。

注目されるように、ビンを枢動させることは無く、又、
「ビんを開口させる」装置を全く必要としないのである
。即ち、ローディングを行ったりステープリングを行う
ために、枢動したりビンの間隔空間を拡げることは全く
必要無いのである。

更にビンの間の垂直方向の間隔距離は極めて小さく維持
されるのである。ビンは単純に約４ｃｍ以下とされる距
離だけ水平方向に１部をスライドアウトされるのである
。更に、１．２５ｃｍのような小さな垂直方向の距離を
もってトｌノーが接近されて垂直方向にスタックされた
としても、広いトレー人口が確保されるのである。ロー
ディングが行われるべきトレー１２はその垂直方向にス
タックされたビン組立体から各シートのローディングの
ために水平方向に部分的に単純にスライドアウトされる
。ここに開示した実施例に於いては、ローディングの行
われるべきビンは電子写真複写機３０のコピー出口３２
と垂直方向に整合される。複写機３０それ自体もしくは
ソーターユニット１０がコピー出口３２の位置にインプ
ットバッフル３４を形成することができる。ソーター内
部にアウトプットコピーをローディングするために、選
択されたビン１２がバッフル３４へ向けて水平方向に移
動され、有効に組み付けられる。この組み付けは、バッ
フル３４の下側にビン１２を接近させてスライドさせる
ことが好ましい。これにより、トレー内へ通じるシート
の逸脱防止ノくツフル通路が形成されるのである。シー
トはインプラトノくツフル３４によって下方へ向かうよ
うに角度を付されて、ビンの突出された部分内へ給送さ
れるのが好ましい。これは突出されたビンを他のビンか
ら水平方向に引き離すことで可能とされるのである。

これは又、良好に制御されたシートインプット給送を行
うためにシートのビーム強度でシートが撓むようになす
のである。これにより及びインプットに対するビンの相
対的な位置決めによって、シート通路の両側による接近
したバッフル制御が行われるのである。

前壁即ちリップ１２ａが各トレーに備えられ、トレーの
ローディング位置に於いては複写機出口３２から延在さ
れているバッフル即ちシュート３４の下側にその位置を
超えて引っ張り出されるようになされていて、バッフル
即ちシュート３４と重ねられてシートが必ずトレー内へ
入り込むように保証する。これらのトレーリップ１２ａ
は望まれるならば図示したように角度を付されて、シー
トの入り込みを助成するようになすことがことができる
。トレーの後部リップは垂直とされるのが好ましい。シ
ートがビン１２内にスタックされた後、そのビンは元の
位置へ引っ込められ、ビンセット１０が１つのビン間隔
距離だけ垂直方向へ移動され、そして次のビンがローデ
ィングされるように水平方向へ移動して突出される。こ
の動きは複写機３０のコピー排出速度を持続できるよう
に迅速に行われる。

ここで注目されるように、これと同じ装置及び動作、並
びにその作動方向ですら２つの機能に供されることがで
きるのである。即ち、ビンをソーター及びステープリン
グの両方の作動のために位置決めするように供されるこ
とができるのである。

又、ローディング及びステープリングはビンの同じ側で
行われることができ、それ故にビンは回転される必要が
無いのである。トレーは１つのユニット即ちホルダーと
して垂直方向へ移動され、その垂直方向の移動並びに構
造を単純化しているのである。

第３図に示す代替実施例は高度に小型化されたソーター
となされるという同じ利点を有している。

このソーターは水平方向のトレーの動きによってビンの
入口開口を形成するようになっており、これによりトレ
ーの十分に上方の位置で且つそこに延在するトレースタ
ック面よりも十分に上方の位置でトレー内へシートが進
入できるようになり、シートが押し潰されて詰まるのを
防止している。

更に、ここでもトレーを垂直方向へ拡げることは全く必
要が無いのである。従って、螺旋カムやその他の機構、
或いは余計な垂直方向の間隔距離が必要とされないので
ある。このソーター４０はビン即ちカム従動ローラー４
２を有し、これらのローラーは各ピン即ちトレー４４の
外側端部に対して連結されている。又、これらのローラ
ー４２は大体垂直な固定されたカムトラック４６内にそ
れぞれ取り付けられている。このトラック４６は、２つ
の水平方向に間隔を隔てられた、即ちオフセットされた
、垂直なトラックセグメント４６ａ及び４６ｂ並びにそ
れらの間に配置されて滑らかにこれらのトラックセグメ
ントを連結する中間トラック４６ｃを有して構成されて
いる。中間トラック４６ｃの底部もしくはセグメント４
６ｂの始点（頂点）は、ビンローディングのためのシー
ト入口４８の下方に一端を真に位置させているトレー４
４のビン４２が係合するように、位置決めされている。

（ここで、この位置は角度を付されたトレー４４によっ
て、及び省略されることはできるが中間のソーター移送
通路５０によって、複写機の出口レベル位置とは異なる
位置となる）。ソーターユニット、即ち、セット４０が
その垂直移動装置によって降下されると、中間トラック
４６ｃに於いてカムトラックは１度に１つのビン４４を
水平方向へアレー内の他の支持されたビンから離れるよ
うに押し出し、ビンローディングシート入口の下側へ移
動させる。即ち、その前端縁のリップ４４ａがインプッ
トガイドを形成し、それと同時にトレー内へ向かう大き
な開口を形成するのである。

第３図の代替実施例に於いては、ローディングが終わっ
た後に各ビン４４を直ちに元の初期位置へ戻す代わりに
、ビンローディングシート人口４８よりも低い位置の全
てのビンがトラックセグメント４６ｂによってローディ
ング位置である偏倚位置に保持されたままとされるので
ある。これは−回のローディングサイクルが終了される
迄継続されるのであり、その時点で全てのビンスタック
はそのビン垂直移動装置よって中間トラック４６ｃの上
方へと再上昇されてトラックセグメント４６ａの範囲内
に位置されるのである。ここでは上昇用のケーブル駆動
装置６０によって行われ、全てのビンを元の初期位置へ
と戻すように水平方向に偏倚されるのである。ここでは
トレー即ちビン４４はフレーム枠のサポートにより支持
されるのではなく、単に互いに重ねられているのである
。

図示したように、ペーパー通路の外側に位置しているが
、その下側に位置されたトレーと係合されている各トレ
ーの前端縁リップ４４ａに於けるエツジの下方へ突出し
た部分は、トレーの間隔を保持するために知られた方法
で利用されることができるのである。

ここに開示した実施例は好ましい実施例であるが、この
教示によって様々な代替、改修、変更もしくは改良が当
業者により成され得るのであり、それらの全ては特許請
求の範囲の欄の記載によって包含されることが意図され
るのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、１つのビンがシートをローディングしている
状態で示されている本発明によるソーター／ステープリ
ング装置の実施例の概略的な側面図。 第２図は、図面の明瞭化のためにここでは突出されたト
レーが点線で示されている頂面図。 第３図は、ソーターの他の実施例の概略的な側面図。 １０・・・ビンソーターユニット、１２・・・ビン即ち
トレー　１３・・・キャリヤ、１４・・・垂直移動装置
、１６・・・復動オープンジヨウ、１８・・・ビン、２
０・・・ステープリング装置、３０・・・複写機、３２
・・・コピー出口、３４・・・インプットバッフル、４
０・・・ソーター、４２・・・ローラー、４４・・・ビ
ン即ちトレー４６・・・カムトラック、４６　ａ　＋　
　４６　ｂ・・・トラックセグメント、４６ｃ・・・中
間トラック、４８・・・ローディングシート入口、５０
・・・ソーター移送通路、６０・・・ケーブル駆動装置
。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）シートの連続給源となる複写機の固定された出口
   位置から給送されるシートを振り分けるためのソーティ
   ング装置に於いて、垂直方向に接近した間隔で配置され
   、整合して重ねられた積み重ね列を形成するほぼ水平に
   配向された個々のソータービンを含み、個々のシートを
   個々のソータービンに順次に載せるために前記ソーター
   ビンの列を前記シートの給源に対して垂直方向に移動さ
   せる手段と、この垂直移動手段と組み合わされ、ビンが
   垂直方向へ移動されて前記固定位置のシート給源に整合
   された後に１度に１つのソータービンを水平方向へ移動
   させる手段とを備えており、該水平方向移動手段はビン
   寸法の実質的に一部を前記固定位置のシート給源の下側
   に位置させるようにソータービンを前記重ねられた列か
   ら外に動かし、この移動されたビンの実質的に一部を他
   のビンの重ねられた列に関して露出させて前記シート給
   源との間に組み合わされたシート通路を形成し、前記シ
   ート給源から給送されたシートのためにビン間の垂直間
   隔を変化させずに前記移動された１つのビン内への実質
   的に拡大されたビン入口開口を提供し、また、引き続い
   てこのビンを水平方向へ移動させて前記列の他のビンと
   垂直方向に重なる状態へ戻す、ソーティング装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項によるソーティング装置に
   おいて、ソータービンを水平方向に部分的に移動させる
   ための前記手段が、実質的に垂直方向に整列された列に
   於ける個々のソータービンに連結された個々のピンと、
   オープンジヨウ作動装置とを含み、このオープンジヨウ
   を通して前記垂直方向に整列されたピン列が前記ソータ
   ービン列の垂直方向移動手段によつて移動可能であり、
   前記オープンジヨウ作動装置はそのオープンジヨウ内に
   ある選択されたピンと係合して水平方向に移動させるよ
   うになされている、ソーティング装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項によるソーティング装置に
   おいて、ソータービンを水平方向に部分的に移動させる
   ための前記手段が、実質的に垂直方向に整列された列に
   於ける個々のソータービンに連結された個々のカムと、
   水平方向へ偏倚した中間トラックを有し、前記カムと係
   合してビンが前記ソータービン列の垂直方向移動手段に
   よつて移動される際に部分的に水平方向に偏倚させるよ
   うになすためのカムトラック装置とを含むソーティング
   装置。
4. （４）特許請求の範囲第１項によるソーティング装置に
   おいて、シート給源の出口に接近してその下側にソータ
   ービンが移動されることによつて、前記シート給源が水
   平方向に移動されたソータービンと組み合わされ、これ
   によつてソータービンに対して或る角度にて通じる制御
   され且つ下方へ角度を付されたシートガイド通路を形成
   し、これにより、この移動されたビンに進入するシート
   を偏向させ且つ曲げて、シートのビーム強度を利用して
   ビン内へ下方へシートを弾性的に押し付けるようになし
   ている、ソーティング装置。
5. （５）垂直方向に接近した間隔にて配置され且つ整合し
   て重ねられた積み重ね列を形成するほぼ水平方向に配向
   された個々のソータービンと、個々のソータービン内に
   個々のシートを順次に載せるためにシート供給源に対し
   てソータービン列を垂直方向に移動させるための手段と
   を含む、シート供給源から給送されるシートを振り分け
   るためのソーティング装置において、前記垂直方向の移
   動と組み合わされて、１度に１つのソータービンをその
   重ねられた列からシート供給源へ向けて部分的に水平方
   向へ移動させ、これによりシート供給源から給送された
   シートがその移動された１つのビン内へとビン間の垂直
   間隔を変化させないで進入できるようにするための前記
   移動された１つのビンに対する拡大されたビン入口開口
   を形成するように、又、しかる後にビンを移動して前記
   列に於ける他のビンと垂直方向に重なつた整列位置へ戻
   すことができるようになすために、水平方向へ移動させ
   るための手段を含んでおり、更に、ソーティング装置の
   ビン内に振り分けられたシートを綴じ合わせるためのス
   テープリング装置を含んでおり、前記ソータービンを水
   平方向に部分的に移動させるための同じ手段が１度に１
   つのビンをステープリング装置内へ移動させる機能を果
   たし、そのビン内に振り分けられたシートを綴じ合わせ
   るようになすとともに、該ステープリング装置から取り
   出せるようになしている、ソーティング装置。
6. （６）特許請求の範囲第５項によるソーティング装置に
   おいて、ソータービンを部分的に水平方向に移動させる
   ための前記手段が、実質的に垂直方向に整列された列に
   於ける個々のソータービンと連結された個々のビンと、
   オープンジヨウ作動装置とを含んでおり、前記オープン
   ジヨウを通して前記垂直方向に整列されたピン列が前記
   ソータービン列の垂直方向移動手段によつて移動される
   ようになされていて、前記オープンジヨウ作動装置はオ
   ープンジヨウ内にある選択されたピンと係合して水平方
   向に移動させるようになされており、又、前記シート供
   給源の出口の下側に接近して前記移動されるソータービ
   ンが動かされることによつてシート供給源が前記水平方
   向に移動されるソータービンと組み合つて、ソータービ
   ンに対して或る角度にて通じる制御され且つ下方へ角度
   を付されたシートガイド通路を形成し、これにより、こ
   の移動されたビンに進入するシートを偏向させ且つ曲げ
   て、シートのビーム強度を利用してビン内へ下方へシー
   トを弾性的に押し付けるようになしている、ソーティン
   グ装置。