JP2735902B2 - スティプラ付ソータ - Google Patents

スティプラ付ソータ

Info

Publication number
JP2735902B2
JP2735902B2 JP1284194A JP28419489A JP2735902B2 JP 2735902 B2 JP2735902 B2 JP 2735902B2 JP 1284194 A JP1284194 A JP 1284194A JP 28419489 A JP28419489 A JP 28419489A JP 2735902 B2 JP2735902 B2 JP 2735902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
stapler
slot
trays
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1284194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03143690A (ja
Inventor
比呂志 山本
浩 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority to JP1284194A priority Critical patent/JP2735902B2/ja
Priority to EP19900120330 priority patent/EP0425987A3/en
Publication of JPH03143690A publication Critical patent/JPH03143690A/ja
Priority to US07/832,651 priority patent/US5131642A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2735902B2 publication Critical patent/JP2735902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H39/00Associating, collating, or gathering articles or webs
    • B65H39/10Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad
    • B65H39/11Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad in superposed carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2403/00Power transmission; Driving means
    • B65H2403/50Driving mechanisms
    • B65H2403/51Cam mechanisms
    • B65H2403/511Cam mechanisms involving cylindrical cam, i.e. cylinder with helical groove at its periphery
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2408/00Specific machines
    • B65H2408/10Specific machines for handling sheet(s)
    • B65H2408/11Sorters or machines for sorting articles
    • B65H2408/113Sorters or machines for sorting articles with variable location in space of the bins relative to a stationary in-feed path

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機および印刷機等から排出されたシー
トを仕分けしつつ集積し、これらを製本できるようにし
たスティプラ付ソータに関する。
[従来の技術] 一般にスティプラ付ソータにおいては、スティプラ作
動の前に仕分けされて集積された複数枚のシートを整列
させる作動と共に整列されたシートの一隅に対しスティ
プラの針部を位置させる作動が必要とされる。
このような作動を行なわせる機構については、従来種
々のものが提案されている。
整列作動を行なわせる機構としては、例えば、トレイ
に形成された切欠き内をトレイに直交する棒状体を移動
させることにより、シートの一端を押し、トレイ端部に
設けた整列用ストッパにその他端を当接させるようにし
たものが知られている。
また、スティプラの位置決め作動をさせる機構として
は、例えば特開昭61−287663号公報には、スティプルさ
れるシートが収容されたトレイとその上側および下側の
トレイとの間隙を大きくとり、この上側および下側のト
レイの間隙内にスティプラを移動させるようにしたもの
が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の整列作動機構にあっ
ては、棒状体をトレイに対して移動させる機構や、それ
を駆動するためのアクチュエータなどを設けざるを得な
いことから大きな収容スペースを必要とする。この結
果、ソータ本体が大型化すると共に高価になるという問
題があった。
また整列作動を行うための時間をも必要とし、シート
の処理が遅くなるという問題もあった。
さらに、従来のスティプラ位置決め作動機構ではトレ
イの上下間隔を大きく取る必要があるため、ソータ自体
の全高を高くせざるを得ない問題もあった。
本発明の目的は、かかる従来の問題を解消し、シート
処理の高速化をはかることのできるスティプラ付ソータ
を提供することにある。
本発明のさらに他の目的はトレイの上下間隔を大きく
することなく全高を低くすることのできるスティプラ付
ソータを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、スロットに摺
動可能に係合されたトレイピンを有し上下移動可能に配
設された複数個のトレイと、該複数個のトレイを順次シ
フトしてシート排出可能な拡開状態に保持する手段と、
該拡開状態にあるトレイにシートを排出する手段と、排
出されたシートにスティプル作動を行うスティプラとを
備えたスティプラ付ソータにおいて、前記スティプラを
前記スティプル作動以外は不動に所定位置に固設し、前
記スロットの所定位置に分岐スロットを連続して形成
し、前記複数個のトレイのうちの所定位置にある1つの
トレイのみを前記分岐スロットに前記トレイピンを沿わ
せて前記スティプラ位置まで引出す手段を設けたことを
特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、シートが集積された複数個のトレイ
のうち所定位置にある1つのトレイが所定位置に固設さ
れたスティプラ位置まで引出される。この状態でスティ
プル作動を行うことができるので、トレイの上下間隔に
影響されることなくスティプル作動を行うことができ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明す
る。
本発明の一実施例を第1図ないし第8図に示す。細部
構造を説明する前に、本発明の実施例にかかるスティプ
ラ付ソータの外観を示す第1図ないし第3図に基づき、
まず、概略を説明する。
図において、Aは本体ケーシング、Bは本体ケーシン
グAから突出し上下移動可能に配設された複数個のトレ
イである。CおよびDは該複数個のトレイを順次シフト
してシート排出可能な拡開状態に保持する円柱状カム、
Eは本体ケーシングA内に固設されたスティプラであ
る。
次に、第4図以下に基づき細部構造を説明するが、第
4図において、理解を容易とするために矢印FR,RR,RHお
よびLHの各方向をそれぞれ前、後、右および左方向とし
て説明する。
図において、10は本体ケーシングAに収容されたメイ
ンフレームであり、ボトムフレーム10Aとその両側に垂
直に起立した右サイドフレーム10Bおよび左サイドフレ
ーム10Cとを有している。サイドフレーム10Bおよび10C
には、それぞれトレイを案内するための垂直なスロット
10Dおよび10Eが形成されている。
12は前述のトレイBであり、複数個(121〜12n)が上
下方向移動自在に垂直方向に積重ねられている(第1図
には簡明化のために1つのみを示す)。トレイ12には第
4図および第5図から明らかなように、底壁12Aに対し
右側および後側においては上向きに直角に側壁12Bおよ
び12Dが、左側においては下向きに直角に右側壁12Bに較
べより高い側壁12Cが、それぞれ一体的に形成されてい
る。
トレイ12にこのように上向きの側壁12Bおよび下向き
の側壁12Cを形成することにより、トレイ12の上下方向
の断面係数を大きくして強度をあげることができるので
板厚を薄くすることが可能となる。
そして、右後隅部には後述するシートのスティプル作
動のための切欠き12Eが、右前隅部にはシートの取出し
を容易とするための切欠き12Fがそれぞれ形成されてい
る。
右側壁12Bおよび後側壁12Dは、それぞれその延長線が
切欠き12Eにおいて直交する。
さらに、右側壁12Bおよび左側壁12Cの後端側には水平
方向に向けて後トレイピン12Gおよび12Hが設けられ、そ
れぞれ前述のスロット10Dおよび10Eに上下に移動可能に
係合されている。また、左側壁12Cの前端下部にも、水
平方向に向けて前トレイピン12Jが設けられ、以下に述
べる前ガイド部材14に摺動自在に係合されている。
前ガイド部材14は左側のスロット10Eに係合され、か
つ案内されるガイドピン16Aおよび16Bが設けられた左キ
ャリアサイドプレート16の前端に支持され、トレイ12の
個数(n)に対応する数のガイド溝14A(14A1〜14An
が形成されている。ガイドピン16Aおよび16Bの間に後ト
レイピン12H(12H1〜12Hn)が収容される。
また、18は右側のスロット10Dに係合され、かつ案内
されるガイドピン18Aおよび18Bが設けられた右キャリア
サイドプレートであり、これらガイドピン18Aおよび18B
の間に後トレイピン12G(12G1〜12Gn)が収容される。
次に、シートの搬送機構について説明する。
20はメインフレーム10に固定された上下2枚のガイド
プレート20Aおよび20Bにて構成される搬送ガイドであ
り、この搬送ガイド20の入口部は不図示の複写機などの
シート排出口に位置するように設定され、出口部には搬
送ローラ22およびこれに接触されたピンチローラ24が設
けられている。搬送ローラ22およびピンチローラ24は右
サイドフレーム10Bおよび左サイドフレーム10Cのそれぞ
れに回転自在に支持された搬送ローラ軸26およびピンチ
ローラ軸28にそれぞれ固設されている。そして、搬送ロ
ーラ軸26およびピンチローラ軸28は水平方向に対し所定
角度傾斜されている(第5図参照)。これは後述するト
レイ12の傾斜に対応させるためであり、これにより本体
ケーシングAの全高を低くすることが可能となる。搬送
ローラ軸26の一端にはプーリ30が固設され、左サイドフ
レーム10Cに固設されたモータ32の出力軸32Aにはプーリ
34が固設されている。プーリ30とプーリ34との間にはド
ライブベルト36が張設されている。
なお、搬送ガイド20のガイドプレート20Bの下側には
シート検出センサ38が設けられ、搬送ガイド内にその検
出レバー38Aが突出されている。
次に、トレイ12を順次シフトしてシート排出可能な拡
開状態に保持するための機構について説明する。
サイドフレーム10Bの上部および下部に設けられたフ
ランジ10BUおよび10BLに垂直軸40が、サイドフレーム10
Cの上部および下部に設けられたフランジ10CUおよび10C
Lに垂直軸42が、それぞれ回転自在に支承されている。
垂直軸40および42には、それぞれ前にCおよびDとし
て述べた円柱状カム44および46がその高さを異ならせて
固設されている(第2図および第5図参照)。右側の円
柱状カム44にはその外周面に2巻きのヘリカル溝44Aが
形成されており(第8図参照)、左側の円柱状カム46に
はその外周面に右側のものとは逆ねじ方向で2巻きのヘ
リカル溝46A(不図示)が形成されている。
しかして、このヘリカル溝44Aおよび46Aにトレイピン
12Gおよび12Hがそれぞれ係合可能とされている。
この結果、トレイ12の底面12Aは右下がりに傾斜する
と共に後下がりに傾斜した状態、すなわち、切欠き12E
が最下方に位置する状態で保持されることになる。
さらに、左側の垂直軸42の下端には歯車48が固設さ
れ、左サイドフレーム10Cにブラケット10Fを介して固設
されているモータ50の出力軸50Aに固設された歯車52と
噛合されている。
一方、右側の垂直軸40の下端には歯付プーリ54が設け
られると共に出力軸50Aの先端に歯付プーリ56が設けら
れ、同者間にタイミングベルト58が張設されている。従
って、モータ50が回転すると垂直軸40および42はそれぞ
れ逆方向に回転する。
この回転により円柱状カム44および46も互いに逆方向
に回転し、回転前は円柱状カム44および46の下側に位置
していたトレイ12が、それらの2回転後はそれらの上側
に位置することになり、トレイ12の拡開状態が得られ
る。
尚、右側の垂直軸40の上部には、外周面に突起60Aを
備えたカム60が固設されており、このカム60と対応した
位置のサイドフレーム10Bに円柱状カム44の停止位置を
検出するための位置検出スイッチ62が設けられている。
また、スロット10Dの下端近傍のサイドフレーム10Bに
は、最上段のトレイ121のトレイピン12G1,12H1が円柱状
カム44および46のヘリカル溝44Aおよび46Aの途中にある
ときに、最下段のガイドピン18Bにて作動される下限検
出スイッチ64が設けられている。
次に、所定のトレイ12に積載されたシートのスティプ
ル作動を行うためのトレイ引出し機構につき説明する。
トレイ引出し機構は、サイドフレーム10Bおよび10Cに
取付高さが異なる点を除き、それぞれ左右勝手違いに設
けられているので、代表的に右側の機構について説明す
る。
まず、第8図に示すように、前述のサイドフレーム10
Bには下端から高さH1の位置において、傾斜角θでも
って分岐スロット10D1がスロット10Dに連続されて形成
されている。また、前述した円柱状カム44のヘリカル溝
44Aは、下側の1巻のピッチP1と上側の1巻のピッチP2
とを異ならせて設けられている。そして、1巻目の溝の
傾斜角をθとするとき、この傾斜角θは上述の傾斜
角θと等しくなるように設定されている。さらに、ヘ
リカル溝44Aの下側入口位置44Bから円柱状カムが3/4周
回転した位置44Cにおけるヘリカル溝44Aのスロット10D
の下端からの高さH2は上述の高さH1と等しくなるように
設定されている。
そして、サイドフレーム10Bの外側面には上述の分岐
スロット10D1と対応する位置に、傾斜角θでもってス
ライドレール70が固設されている。このスライドレール
70はスロット10Dで2部分70Aおよび70Bに分割されてい
る。
スライドレール70にはスライダ72が摺動自在に収容さ
れており、このスライダ72もスライドレール70の2部分
70Aおよび70Bに対応して2部分72Aおよび72Bに分割され
両者間でトレイピン12Gを保持可能とされている。そし
て、スライドレール70の中心線の延長上に回転中心を有
し、連結ピン74Aが植設されたクランクホイール74がサ
イドフレーム10Bに回転自在に支承されている。クラン
クホイール74とスライダ72Aとは、スライダ72Aに植設さ
れた連結ピン72A1および上述の連結ピン74Aにそれぞれ
回転可能に連結される連結リンク76Aでもって、クラン
クホイール74とスライダ72Bとは、スライダ72Bに植設さ
れた連結ピン72B1および上述の連結ピン74Aにそれぞれ
回転可能に連結される連結リンク76Bでもって連接され
ている。
さらに、クランクホイール74の近傍にはスライダ72の
初期位置を検出するための検出スイッチ78が設けられて
おり、クランクホイール74の外周面に形成された突起74
Bが検出スイッチ78の作動レバー78Aに当接したときスイ
ッチ動作が行なわれる。また、スライドレール70の近傍
にはスライダ72の移動を検出するための検出スイッチ80
が設けられており、スライダ72が所定量移動しトレイピ
ン12Gが検出スイッチ80の作動レバー80Aに当接したとき
スイッチ動作が行なわれる。
このように構成された右側のトレイ引出し機構は、前
述したように左右勝手違いで左側にも設けられているの
で、次にこれらの連繁につき第4図および第7図を参照
して説明する。
すなわち、左側サイドフレーム10Cにはブラケット10G
を介してモータ82が固設されており、モータ82の出力軸
82はサイドフレーム10Cに回転自在に支承されている。
出力軸82Aの先端にはクランクホイール84が固設されて
おり、その中腹部には歯付プーリ86が固設されている。
出力軸82Aの下方には、前述の円柱状カム44および46の
取付高さの差に等しい距離だけ離間されて連結シャフト
88がサイドフレーム10Bおよび10Cに回転自在に支承され
ている。連結シャフト88には歯付プーリ90が固設されて
おり、上述の歯付プーリ86との間にタイミングベルト92
が張設されている。
尚、連結シャフト88の一端には前述のクランクホイー
ル74が固設されている。
次に上記構成になる本発明の第1実施例の作動につき
説明する。
(1)ソート作動 まず、不図示の複写機などのホスト装置から、複写さ
れる文書の頁数および部数などの情報が、本体ケーシン
グAに設けられた不図示のマイクロコンピュータなどの
制御部に送られてくると、モータ50が起動され、円柱状
カム44および46がそれぞれ逆方向に回転する。そして、
それぞれのヘリカル溝44Aおよび46Aにトレイピン12Gお
よび12Hを係合させることによりトレイ12を順次下方へ
シフト動作させ、最上段のトレイ121を搬送ガイド20の
出口部に位置させる、いわゆるトレイイニシャル状態と
なる。この状態は右キャリアサイドプレート10Bの下側
ガイドピン18Bが下限検出スイッチ64を動作させること
により検出され、不図示のカウンタが零にリセットされ
る。
複写が行なわれたシートは搬送ガイド20に導入され、
モータ32でもって駆動されている搬送ローラ22およびピ
ンチローラ24でもって、まず最上段のトレイ121上に排
出される。この場合、トレイ12上にシートが排出される
と、シートはその自重によりトレイ12の傾斜に沿って滑
落し、右側壁12Bおよび後側壁12Dに規制されて整列され
る。この整列位置にあるシートSを第4図に示す。
尚、シートの通過が搬送ガイド20に設けられたシート
検出センサ38にて検出されると、制御部はモータ50を起
動する信号を送り、円柱状カム44および46を1回転させ
最上段のトレイ121をヘリカル溝44Aおよび46Aで案内し
つつ上方にシフトする。
この結果、最上段のトレイ121の後トレイピン12G1
よび12H1はそれぞれ円柱状カム44および46の上面に保持
され、2番目のトレイ122の後トレイピン12G2および12H
2分はそれぞれ円柱状カム44および46のヘリカル溝44Aお
よび46Aの途中、すなわち、上面からピッチP2下方に保
持される。
このトレイ12のシフト動作は複写される文書の部数に
対応する所定段数行なわれる。
かくして、このトレイ12のシフト動作に際しては、ト
レイ12の後トレイピン12Gおよび12Hは、それぞれスロッ
ト10Dおよび10Eに案内されつつ上方に移動し、前トレイ
ピン12Jはガイド部材14のガイド溝14Aに案内されつつ、
その傾斜に沿って斜め上方に持上げられる。ガイド溝14
Aの傾斜は第9図から明らかなように前側の傾斜角が後
側のそれに較べ急峻となるように設定されている。これ
はシートの排出が行なわれるトレイ12間に形成される間
隙を大として排出動作を容易とするためである。かかる
トレイ12のシフト動作の結果、第9図に示すように、所
定のトレイ12において、シート排出可能な拡開状態が得
られる。
文書の所定頁についての所定部数の複写が終了する
と、トレイ12はモータ50を逆転することによりトレイイ
ニシャル状態に戻され、次の頁のためのソート作動が行
なわれる。
しかして、全ての頁の複写が完了すると、次のスティ
プル作動のために、トレイ引出し作動に移行する。
(2)トレイ引出し作動 トレイ引出し作動は前述のトレイイニシャル状態から
順次トレイをシフ動作させた後に行なわれる。
すなわち、前述のようにトレイイニシャル状態におい
ては、下限検出スイッチ64のスイッチ動作によりカウン
タが零にリセットされる。この状態から円柱状カム44お
よび46の1回転毎にカム60の突起60Aによりスイッチ62
のスイッチ動作が行なわれ、上から何番目のトレイ12が
トレイ引出し可能位置すなわち、トレイ12の後トレイピ
ン12Gおよび12Hが分岐スロット10D1(10E1)の分岐点に
存在する位置、にあるかが判断される。
このトレイ12の引出し前の状態は第6図に示されてお
り、所定番目のトレイ12が上述のトレイ引出し可能位置
にもたらされると、制御部からの指令に基づきモータ82
が起動される。モータ82はクランクホイール74の突起74
Bが検出スイッチ78の作動レバー78Aに当接し検出スイッ
チ78がオン動作している状態から、クランクホイール74
(84)が180゜回転する分回転される。
すなわち、第6図に示すトレイ引出し前状態にあって
は所定のトレイ12のトレイピン12G(12H)がスライダ72
Aおよび72Bの間に保持されており、クランクホイール74
の回転により連結リンク76Aおよび76Bを介してスライダ
72Aおよび76Bがスライドレール70に沿って摺動されるこ
とで、トレイピン12G(12H)は分岐スロット10D1(10
E1)内に引込まれる。このとき、トレイピン12Gが検出
スイッチ80の作動レバー80Aと当接し、検出スイッチ80
がスイッチ動作することにより、上述のモータ82の回転
はクランクホイール74の180゜回転分で停止されるよう
になっている。
このトレイ引出し状態が第10図および第11図に示され
る。トレイ12が上述のように引出されると、トレイ12の
切欠き12EがスティプラEの開口部に位置し、切欠き12E
に存在するシートSの隅部がスティプル動作可能位置に
もたらされる。
そして、上述の検出スイッチ80のスイッチ動作に応動
してスティプラEがスティプル作動を行う。
尚、ここにスティプラEとしては例えば、米国スウイ
ングライン社製のO.E.M.Standard Model #69031や同じ
くO.E.M.Wide Gap Model #69035の電動スティプラなど
を用いることができる。
スティプル作動が終了すると、再びモータ82が起動さ
れ、クランクホイール74を180゜回転しトレイ引出し前
状態に戻される。
そして、次の段のトレイシフト作動が行なわれる。
次に本発明の第2の実施例を第12図ないし第14図を用
いて説明する。
本実施例はトレイ引出し機構の簡素化をはかったもの
である。第1実施例と同一部位には同一符号を付し、そ
の重複説明を避け、異なる点を説明する。
ます、第12図に示すように本実施例においては、トレ
イ12の右側壁12Bの外側にさらにガイドフランジ12Kを設
ける。ガイドフランジ12Kは同様に左側にも設けられ、
以後の説明において括弧内の符号は図示はしないが左側
に設けたものを示す。ガイドフランジ12K(左側ガイド
フランジ12Lは左側壁12Cの下縁に設けられる。)にトレ
イ12の前後方向に摺動自在にトレイピン12G(12H)の他
にシフト用トレイピン12M(12N)を設ける。
そして、サイドフランジ10B(10C)にスロット10D(1
0E)の他にシフト用スロット10J(10K)を形成し、この
シフト用スロット10J(10K)に上述のシフト用トレイピ
ン12M(12N)と共に、キャリアサイドプレート18(16)
のガイドピン18A,18B(16A,16B)を上下方向移動自在に
係合させる。さらに、シフト用スロット10J(10K)の側
方に円柱状カム44(46)を配置し、そのヘリカル溝44A
(46A)にシフト用トレイピン12M(12N)を係合可能と
する。
スロット10D(10E)には前実施例と同様に分岐スロッ
ト10D1(10E1)が連続しており、これに対応する位置に
スライドレール70(70A,70B)が設けられている。この
スライドレール70も前実施例と同様に左右のサイドフレ
ーム10Bおよび10Cにそれぞれ設けられている。スライド
レール70には本実施例ではトレイピン12G(12H)が係合
可能な係合溝72Dが形成されたスライダ72Cが摺動自在に
収容されている。そして、このスライダ72Cとクランク
ホイール74とはスライダ72Cに植設された連結ピン72C1
およびクランクホイール74に植設された連結ピン74Aに
それぞれ回動可能に連結される連結リンク76Aでもって
連接されている。
しかして、本実施例ではトレイ12のシフト動作は円柱
状カム44(46)のヘリカル溝44A(46A)にシフト用トレ
イピン12Mが係合されることにより行なわれ、このとき
トレイピン12M(12N)はガイドフランジ12K(12L)を摺
動する。
また、トレイ引出し作動は前実施例と同様に、クラン
クホイール74を回転させることにより、第14図に示すよ
うに連結リンク76Aを介してスライダ72Cをスライドレー
ル70に沿って移動し、係合溝72Dに係合しているトレイ
ピン12Gを引込むことにより行なわれる。このときシフ
ト用トレイピン12M(12N)はスロット10Jに保持された
状態にあり、ガイドフランジ12K(12L)上を摺動するこ
とになる。
本実施例においては、トレイの引出し機構を円柱状カ
ム44(46)とサイドフレーム10B(10C)との間に設ける
必要がなくレイアウトが容易にでき、しかもスライダを
スライダ72Cとして一体化でき、連結リンクを連結リン
ク76Aとして1本で済ませることができる。
さらに、分岐スロット10D1の傾斜と円柱状カム44(4
6)のヘリカル溝44A(46A)の傾斜とを一致させる必要
もない。
次に本発明の第3の実施例を第15図ないし第17図を用
いて説明する。
本実施例もトレイ引出し機構の簡素化をはかったもの
であり、上述の両実施例と同一部位には同一符号を付
し、その重複説明を避ける。
本実施例においては、トレイピン12G(12H)およびキ
ャリアサイドプレート18(16)のガイドピン18A,18B(1
6A,16B)が貫通するスペーサ13が設けられる。
スペーサ13の後端側には後述するスライダのフック部
が係合する係合溝13Aが形成されている。
そして、サイドフレーム10B(10C)に形成されるスロ
ット10D(10E)の分岐スロット10D1(10E1)は円柱状カ
ム44(46)の下方位置において形成され、この分岐スロ
ット10D1(10E1)の延長上におけるサイドフレーム10B
(10C)にスライドレール70が固設される。スライドレ
ール70には本実施例では前端にフック部72Fが形成され
たスライダ72Eが摺動自在に収容されている。さらに、
スライダ72Eとクランクホイール74とが、スライダ72Eに
植設された連結ピン72E1およびクランクホイール74に植
設された連結ピン74Aにそれぞれ回転可能に連結される
連結リンク76Aでもって連接されている。
しかして、本実施例においては、トレイ12のシフト動
作は第1実施例と同様に円柱状カム44(46)のヘリカル
溝44A(46A)にトレイピン12G(12H)が係合されること
により行なわれる。このとき、スペーサ13はトレイピン
12G(12H)と一体的に移動し、この移動によって所定の
トレイ12に対応するスペーサ13の係合溝13Aとスライダ7
2Eのフック部72Fとが係合する。
従って、トレイ引出し作動を行う際には、クランクホ
イール74を回動させると連結リンク76Aを介してスライ
ダ72Eがスライドレール70に沿って摺動し、フック部72F
が係合しているスペーサ13、ひいてはトレイ12がスティ
プル作動可能位置まで引出される。
本実施例においては、スロットの本数を第2実施例の
ように増大させる必要がなく、また、円柱状カムのヘリ
カル溝の傾斜に無関係にトレイ引出し作動を行うことが
できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ス
ティプラが固設された状態でスティプラ作動ができるの
で、トレイの拡開状態をシート排出のみ要求される大き
さに設定すればよく、ソータの全高を低くすることがで
きる。
さらに、スティプラへの針の補給を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスティプラ付ソータの実施例を示
す側面図、 第2図は本発明によるスティプラ付ソータの実施例を示
す正面図、 第3図は本発明によるスティプラ付ソータの実施例を示
す平面図、 第4図は本発明によるスティプラ付ソータの実施例の要
部を示す斜視図、 第5図は本発明によるスティプラ付ソータの実施例の要
部を示す正面図、 第6図は本発明によるスティプラ付ソータの実施例の要
部を示す側面図、 第7図は本発明実施例のクランクホイール駆動部を示す
斜視図、 第8図は本発明実施例の分岐スロットと円柱状カムとの
関係を示す分解図、 第9図および第11図は本発明実施例の作動を説明するた
めの概略説明図、 第10図は本発明実施例の作動を説明するための要部側面
図、 第12図は本発明の第2実施例によるトレイの一部を示す
斜視図、 第13図および第14図は本発明の第2実施例の構成および
作動状態をそれぞれ示す概略説明図、 第15図および第16図は本発明の第3実施例の構成および
作動状態をそれぞれ示す概略説明図、 第17図は第16図のP矢視図である。 A……ケーシング、 E……スティプラ、 S……シート、 10……メインフレーム、 10B……右サイドフレーム、 10C……左サイドフレーム、 10D,10E,10J……スロット、 10D1……分岐スロット、 12,B……トレイ、 12A……底壁、 12B……右側壁、 12C……左側壁、 12D……後側壁、 12E……切欠き、 12G,12H……後トレイピン、 12J……前トレイピン、 12K(L)……ガイドフランジ、 12M(N)……シフト用トレイピン、 14……ガイド部材、 14A……ガイド溝、 16……左キャリアサイドプレート、 16A,16B……ガイドピン、 18……右キャリアサイドプレート、 18A,18B……ガイドピン、 20……搬送ガイド、 22……搬送ローラ、 24……ピンチローラ、 32,50,82……モータ、 38……シート検出センサ、 44,C……右円柱状カム、 44A……ヘリカル溝、 44B……下側入口位置、 46,D……左円柱状カム、 46A……ヘリカル溝、 60……カム、 62……位置検出スイッチ、 64……下限検出スイッチ、 70……スライドレール、 72……スライダ、 74,84……クランクホイール、 76A,76B……連結リンク、 78,80……検出スイッチ、 88……連結シャフト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットに摺動可能に係合されたトレイピ
    ンを有し上下移動可能に配設された複数個のトレイと、 該複数個のトレイを順次シフトしてシート排出可能な拡
    開状態に保持する手段と、 該拡開状態にあるトレイにシートを排出する手段と、 排出されたシートにスティプル作動を行うスティプラと
    を備えたスティプラ付ソータにおいて、 前記スティプラを前記スティプル作動以外は不動に所定
    位置に固設し、前記スロットの所定位置に分岐スロット
    を連続して形成し、前記複数個のトレイのうちの所定位
    置にある1つのトレイのみを前記分岐スロットに前記ト
    レイピンを沿わせて前記スティプラ位置まで引出す手段
    を設けたことを特徴とするスティプラ付ソータ。
JP1284194A 1989-10-31 1989-10-31 スティプラ付ソータ Expired - Fee Related JP2735902B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1284194A JP2735902B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 スティプラ付ソータ
EP19900120330 EP0425987A3 (en) 1989-10-31 1990-10-23 Sorter
US07/832,651 US5131642A (en) 1989-10-31 1992-02-11 Sorter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1284194A JP2735902B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 スティプラ付ソータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03143690A JPH03143690A (ja) 1991-06-19
JP2735902B2 true JP2735902B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=17675388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1284194A Expired - Fee Related JP2735902B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 スティプラ付ソータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5131642A (ja)
EP (1) EP0425987A3 (ja)
JP (1) JP2735902B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5265855A (en) * 1990-04-17 1993-11-30 Ricoh Company, Ltd. Copier with document support moving means
JP2734924B2 (ja) * 1993-03-23 1998-04-02 三田工業株式会社 ソータ
JPH07232852A (ja) * 1994-02-23 1995-09-05 Minolta Co Ltd ソーター

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834830B2 (ja) * 1972-12-29 1983-07-29 キヤノン株式会社 シ−トブンパイソウチ
US4376529A (en) * 1980-03-31 1983-03-15 Xerox Corporation Output station for reproducing machine
US4605211A (en) * 1983-07-12 1986-08-12 Canon Kabushiki Kaisha Automatic sheet processing device having tiltable collecting tray adjacent corner binder station
DE3577824D1 (en) * 1985-04-23 1990-06-28 Xerox Corp Blaettersortierer.
JPS63183165U (ja) * 1987-05-19 1988-11-25
US4928941A (en) * 1987-07-09 1990-05-29 Canon Kabushiki Kaisha Sheet sorter with stapler
JPH0717306B2 (ja) * 1987-07-28 1995-03-01 三田工業株式会社 積重配置トラニオン移送機構及びこれを使用したソ−タ
EP0301595B1 (en) * 1987-07-30 1994-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Control method for sorter with stapler
JPH01231758A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Canon Inc シート後処理装置
US4925171A (en) * 1988-09-08 1990-05-15 Xerox Corporation Sorter/stapler with horizontal bin opening

Also Published As

Publication number Publication date
US5131642A (en) 1992-07-21
JPH03143690A (ja) 1991-06-19
EP0425987A2 (en) 1991-05-08
EP0425987A3 (en) 1991-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5951000A (en) Sheet post-processing apparatus
JP2695026B2 (ja) スティプラ付ソータ
JPH058579A (ja) シート分類装置
US4930761A (en) Control method for sorter with stapler
EP0557827B1 (en) A sheet finisher
WO1995019928A1 (en) Sheet feeding system and buckle chute folder
JP2735902B2 (ja) スティプラ付ソータ
EP0513754B1 (en) Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus using same
US5407186A (en) Sheet finish-processing unit in image forming apparatus
US5810352A (en) Sorter
JP3736939B2 (ja) シート整合装置及びこれを備えたシート収納装置
US5088709A (en) Sorter
JP3696893B2 (ja) シート束移送手段を備えるシート後処理装置
US5634632A (en) Sheet post-treating apparatus
US5289250A (en) Sheet post-processing apparatus having sheet aligner
EP0666510B1 (en) Sheet post-processing apparatus
JP2625030B2 (ja) シート後処理装置
JP3187733B2 (ja) シート収納装置
JPH11147649A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
US5580038A (en) Sheet post-treating apparatus
US5918872A (en) Sheet binding apparatus with sheet set shifting means and image forming apparatus with the same
JP3393485B2 (ja) シート処理装置
KR940008787B1 (ko) 쉬트분배 수용장치
JP2710298B2 (ja) 用紙取り出し装置及び用紙処理装置
JPH04333466A (ja) シート分類装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees