JP3393485B2 - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JP3393485B2
JP3393485B2 JP16138098A JP16138098A JP3393485B2 JP 3393485 B2 JP3393485 B2 JP 3393485B2 JP 16138098 A JP16138098 A JP 16138098A JP 16138098 A JP16138098 A JP 16138098A JP 3393485 B2 JP3393485 B2 JP 3393485B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリ等の画像形成装置から順次排出された
一連の画像記録済みのシート等を、例えば処理トレイ上
に受容して後処理して、そのシートまたはシート束を移
送して集積トレイ上に集積するシート処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のようなシート処理装置
は、画像形成装置から排出された一連のシートを処理ト
レイで揃えてシート束とし、必要に応じてステープラで
綴じたものをオペレータが取り出し易いようにするため
に、集積トレイ上に集積することが行われている。そし
てこの集積トレイ上には、複数のシート束が順次積み重
ねられる。
【0003】上記のようなシート処理装置の例として
は、特開平6−9142号公報に見られるように、処理
トレイ上に搬出されたシート束を排出方向と直交する方
向に設けられた中間トレイへグリッパにより引き込んだ
後、引き込み方向と直交する方向に設けられた集積トレ
イに排出している。
【0004】グリッパは処理トレイに収容されたシート
束の引き込み方向先端を把持し、グリッパによる移動量
(オフセット量)を異ならせることにより、中間トレイ
への収容位置を束毎に異ならせ、中間トレイから集積ト
レイに排出することにより集積トレイにシート束を段違
いに区分けをしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシート処
理装置においては、グリッパが引き込み方向先端を把持
しているため、グリッパの移動量が大きく、例えば少な
い枚数のシート束を区分けするには区分け間隔が短く、
グリッパを高速に往復移動させなければならない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、シートの区分けを効率よく行うことが出来るシ
ート処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、画像形成装置などから与えられた少なくと
も1枚のシートを収容する第1の収容部と、この第1の
収容部に収容されたシートを把持して移送する把持手段
と、この把持手段によって移送されたシートを収容する
第2の収容部とを備え、前記把持手段によるシートの把
持位置を前記第2の収容部に移送される先行シートと次
に移送される後続シートとで異ならせた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施の形態
を図面に沿って説明する。図1は一例のシート処理装置
の一部を破断して内部構造を示す斜視図、図2は処理ト
レイの部分の要部機構を示す断面正面図、図3はシート
処理装置の概略平面図、図4はシート処理装置の概略側
面図である。なお、以下の説明で、左右方向と前後方向
は、図2及び図3を基準として表記している。
【0009】シート処理装置1は、複写機,プリンタ,
ファクシミリ等の画像形成装置2から順次排出された画
像記録済みシートSをトップトレイ3と処理トレイ4
(第1の収容部)とに振り分けつつ排出方向Aに移送す
る前段移送手段5と、処理トレイ4上に受容した複数枚
のシートSを揃える整合手段6と、整列されたシート束
Sを把持して移送する第1把持手段(移送手段)7と、
第1把持手段7に保持されたシート束Sを綴じるステー
プラ8と、綴じられた後のシート束Sを受容して集積す
る集積トレイ(第2の収容部)9と、第1把持手段7で
把持され集積トレイ9の方向に移送されたシート束Sを
受け継いで把持し、集積トレイ9上の所定位置まで移送
する第2把持手段(把持手段)10と、集積トレイ9上
に集積されたシート高さを検出するシート高さ検出手段
11と、集積トレイ9を昇降作動させる昇降手段12と
を備えている。
【0010】次に上記の各部の構造を具体的に説明す
る。
【0011】a.前段移送手段5およびトップトレイ3 図2に示すように、後部側の装置本体20の一側面には
搬入口21が開口され、この搬入口21は画像形成装置
2の排出口に合致させている。搬入口21の下流には、
搬入ローラ対22に続いて、シートSの移送経路を上方
のトップトレイ3側と下方の処理トレイ4側とに切り替
えるフラッパ23が配設されている。トップトレイ3側
の移送経路はガイド板24と移送ローラ25とで形成さ
れる。
【0012】トップトレイ3は装置本体20の外枠の上
部に斜め凹状に形成され、縦壁部3aの上部に放出用の
開口が設けられている。このトップトレイ3には単にシ
ートSが搬送排出順に積み重ねられる。
【0013】b.処理トレイ4(第1の収容部) 処理トレイ4は、トップトレイ3の下方にこれと平行に
傾斜して配設されている。この処理トレイ4には、シー
トSをステープラ8で綴るために、一連のシートSが搬
入ローラ対22から排出方向Aに移送されて排出ローラ
対26によって順次搬入される。
【0014】この処理トレイ4は、傾斜したトレイ面の
下端部がトレイ面と直交する方向に立ち上がってL形に
形成され、その立ち上がり面が、排出方向Aと直交した
前後方向に延びていて、これが収納基準面4aをなし、
収納基準面4aにシートSの一辺を当接させるようにし
ている。
【0015】c.整合手段6 処理トレイ4の傾斜したトレイ面上に収容された複数枚
のシートSは、その下端部の一辺が処理トレイ4の基準
面4aに当接して左右方向の整列が行われる。処理トレ
イ4の奥側には、前後方向に移動可能な整列部材30が
設置され、前側には昇降移動可能な基準板31(図3、
図4参照)が配置されていて、整列部材30、基準板3
1等によって下記のようにして前後方向の整列が行われ
る。
【0016】上記整列部材30の移動機構には、図2、
図3に示すように、処理トレイ4の下部に前後方向に延
びるレール32が左右に設けられている。このレール3
2の内側に円錐ローラ33によって走行可能に整列部材
30を支持する保持部材34が配置されている。さら
に、前後に配置されたプーリ35にベルト36が掛けら
れ、このベルト36の途中に保持部材34の一部が固着
されてなる。そして、一方のプーリ35が図示しないモ
ータによって駆動されて整列部材30が前後移動する。
【0017】基準板31の昇降移動機構は、図示してい
ないが例えば、基準板31に植設したピンが上下方向に
延びるガイドに挿入されて上下動可能に取り付けられ、
アクチュエータによって昇降移動するバーの両端にそれ
ぞれ基準板31の一部が係合されて昇降移動するように
構成される。
【0018】シートSが順次排出方向Aに搬入されてい
る間は、整列部材30は後退した開いた位置にあり、所
定枚数のシートSを受容した後に前進して、シートSを
基準板31に押し付けて整列が行われる。
【0019】d.第1把持手段(移送手段)7 第1把持手段7は、処理トレイ4上に整列されたシート
束Sの後端部を上下方向から挾持して排出方向Aと交差
する前後方向の移送方向Bに移送する。図4に示すよう
に、移動枠40に開閉作動する上下の挾持レバー41が
設けられ、詳細機構は示していないが、アクチュエータ
(第1把持ソレノイド)43の作動に伴って挾持レバー
41がシート束Sの後辺を把持するように構成されてい
る。
【0020】前後方向の移動機構については、詳細は示
していないが、例えば、移動枠40を前後方向に案内す
るガイドに保持し、前後にプーリを設けてベルトを掛
け、このベルトの一部に上記移動枠を固着し、一方のプ
ーリをモータで駆動することで、前後方向に移動する機
構が採用可能である。なお、前後方向の移動量を可変さ
せることで第2把持手段10への用紙受継ぎ位置が可変
し、オフセットが可能となる。
【0021】e.待機トレイ13 図2に示すように、処理トレイ4の上方には排出ローラ
対26との間に平板状の待機トレイ13が配置されてい
る。この待機トレイ13は、処理トレイ4より長さが短
く、幅も狭く、処理トレイ4の基準位置側に出没移動可
能に設けられている。図5は待機トレイ13の作動状態
を示す要部斜視図である。
【0022】待機トレイ13は、その両端部が上下のガ
イドローラ45によってスライド可能に支持され、中央
部のラック46にピニオンギヤ47が噛合され、このピ
ニオンギヤ47の駆動によりスライドされて出没移動駆
動される。なお、該各図は待機トレイ13が突出移動さ
れた状態を示している。
【0023】待機トレイ13は、シート束Sの整列が行
われる間に、次の一連のシートSが搬入される際に突出
作動して、このシートSを下方の整列、移送中のシート
束Sと分離するために保持する。
【0024】なお、待機トレイ13上に搬入されたシー
トSは、その直上に位置する排出ローラ対26の下ロー
ラによって軽く触れることが可能であって、搬入された
シートSの図示による右端部が排出ローラ対26より右
側に位置するように設定されている。
【0025】下側のシート束Sが集積トレイ9側に移送
されると、待機トレイ13は没入作動され、その上に乗
っているシートSは処理トレイ4上に落下する。
【0026】f.ステープラ8 ステープラ8は、シート束Sの端辺近傍をステープル
(綴じ針)によって綴じるためのものであり、処理トレ
イ4の収納基準面4aの集積トレイ9側の前端部近傍に
配置されている。
【0027】ステープラ8によって綴じられるシート束
Sの前後方向の位置および綴じる箇所数は、第1把持手
段7による移送に伴って選定される。すなわち、1ヵ所
で綴じる(コーナー綴じ)場合には、第1把持手段7で
シート束Sを把持し、所定位置をステープラ8に合わせ
て移送した状態で停止して綴じる。2箇所綴じる場合に
は、第1把持手段7によって把持して移送し、第1の位
値をステープラ8に合わせて綴じた後に、第2の位置を
ステープラ8に合わせて綴じる。
【0028】なお、このステープラ8は排出方向Bに沿
って移動可能に設けて、ステープルによって綴じる位置
が可変となるようにしてもよい。
【0029】g.集積トレイ9(第2の収容部)および
昇降手段12 図6は集積トレイの部分の概略断面正面図、図7は集積
トレイの昇降機構を示す要部斜視図である。
【0030】集積トレイ9は、処理トレイ4の前方すな
わち排出方向Aと交差する移送方向Bに位置をずらせて
並列に配置され、その上面が左方に向けて高くなるよう
に傾斜して前本体部50に支持されている。上面の前端
部分には取り出し用の凹部9aが形成されている。
【0031】集積トレイ9は、図7に示すように、前本
体部50に昇降作動するように設けられ、この前本体部
50のカバー面が集積基準面50a(シート収容基準
面)となっている。この基準面50aの位置は、処理ト
レイ4における基準面4aの位置よりも、排出方向Aの
左側に距離d(図3参照)だけずらしてある。
【0032】集積トレイ9の前本体部50側の前後両端
部が、前本体部50のカバーから突出した昇降枠52に
固着支持され、この昇降枠52は両側のローラ53が内
枠の縦溝54に沿って上下動可能に案内されている。
【0033】また、前後方向に延びる上下の軸55にそ
れぞれ上下のプーリ56が固着され、上下のプーリ56
間にはベルト57が掛けられ、上軸55の端部に固着さ
れた従動ギヤ58が昇降モータ60の駆動ギヤ59と噛
合して上プーリ56が回転駆動される。ベルト57には
昇降枠52が固定具52aによって固着され、ベルト5
7の走行に伴って昇降枠52が上下動するようになって
いる。
【0034】また、縦溝54には、昇降枠52より下方
に補助昇降枠62のローラ63が係合されて昇降移動可
能に案内され、この補助昇降枠62と上部のピン64と
の間にスプリング65が取り付けられている。集積トレ
イ9上にシート束Sが順次積み重ねられて、この処理ト
レイ4が下降作動された際に、昇降枠52の下端が補助
昇降枠62上に当接して共に下降作動する。この状態で
補助昇降枠62は、スプリング65の付勢力によって上
方への担持力を得て、処理トレイ4上のシート束Sの重
量が昇降モータ60に過大に作用しないように軽減作用
する。
【0035】h.第2把持手段(把持手段)10 図8は第2把持手段10が初期位置でシート束を保持す
る状態を示す要部断面正面図、図9は第2把持手段10
がシート放出位置で突出方向に揺動した状態を示す要部
断面正面図である。
【0036】第2把持手段10は、集積トレイ9に移送
されるシートを把持する把持部10aと、この把持部1
0aを集積トレイ9に沿って移動させる移動手段10b
と、この移動手段10bにより集積トレイ9へのシート
放出位置に移動した把持部10aを集積トレイ9に対し
て進退駆動する進退手段10cとを備えている。
【0037】そして、第1把持手段7で保持され処理ト
レイ4から集積トレイ9上に押し出されるようにして移
送されたシート束Sを、第1把持手段7による移送停止
中を含む移送過程において受け取るようになっている。
【0038】把持部10aは、シート束Sの上面と下面
とを平面的に押圧して挾持する上挾持レバー71(上挟
持部材)と下挾持レバー72(下挟持部材)とを有し、
開閉機構によってシート束Sの把持・開放を行う。移動
手段10bはシート束Sを把持した把持部10aを排出
方向Aと交差する移送方向Bに移動させる。進退手段1
0cは傾斜状態でシート束Sを把持した把持部10aを
水平状態に揺動させると同時に、集積トレイ9側に若干
移動させるように構成されている。
【0039】h−1.把持部10a 上挾持レバー71は、揺動フレーム73に対して基端部
が第1軸74によって回動自在に枢支され、下挾持レバ
ー72は第2軸75によって揺動フレーム73に回動自
在に枢支されている。第1軸74には第1アーム76が
部分ギヤ77と一体に回動するように枢支され、第1ア
ーム76の先端ピン76aが上挾持レバー71の溝71
aに係合して第1アーム76に開閉作動させる。同様に
第2軸75には第2アーム78が枢支され、その先端ピ
ン78aが下挾持レバー72の溝72aに係合して第2
アーム78に開閉作動させると共に、第2アーム78の
枢支部にはギヤ部79が設けられ、このギヤ部79が第
1アーム76の部分ギヤ77に噛合し、両アーム76,
78が連係して回動するのに伴って、上挾持レバー71
と下挾持レバー72を回動作動させる。
【0040】部分ギヤ77の他部には、揺動フレーム7
3に支持されたピニオンギヤ80が噛合し、このピニオ
ンギヤ80と一体に回転する中間ギヤ81に、揺動フレ
ーム73に取り付けられた開閉モータ(第2把持モー
タ)83の駆動ギヤ82が噛合して、開閉駆動機構が構
成されている。なお、上下挾持レバー71,72の開閉
状態は、上挾持レバー71と一体に回動する作動片84
が図示しないセンサによって検出される。
【0041】把持部10aの開閉作動時には、上挾持レ
バー71の部分ギヤ77の径が大きく、下挾持レバー7
2のギヤ部79の径が小さいことで両者の開角度が異な
り、上挾持レバー71は30゜程度開くのに対して、下
挾持レバー72は90゜程度下方に開くようになる(図
9参照)。
【0042】h−2.移動手段10b 本体側に固着されたガイドフレーム100には、前後方
向に延びるガイド溝(図示省略)が形成され、走行部材
95が、移動フレーム87の前後にて該ガイド溝に左右
に突出させて係合されている。走行部材95は、移動フ
レーム87を前後方向(移送方向B)に移動可能に支持
していて、これら各部によって把持部10aの移動手段
10bが構成されている。
【0043】ガイドフレーム100の内部には前後にプ
ーリ102がプーリ軸101(一方は図示していない)
によって枢支され、ベルト103が掛けられている。ベ
ルト103には、クランプ部材104によって移動フレ
ーム87が固着され、一方のプーリ軸101の端部に従
動プーリ105が固着され、ガイドフレーム100の下
部に取り付けられた第2把持移動モータ108の駆動軸
には駆動プーリ107が固着されていて、駆動プーリ1
07と従動プーリ105との間に駆動ベルト106が掛
けられている。
【0044】第2把持移動モータ108はパルスモータ
であって、その正転または逆転駆動により、移動フレー
ム87は把持部10aと共に移送方向Bに前進または後
退移動する。把持部10aの初期位置(ホームポジショ
ン)は、処理トレイ4側に寄ったシート受け取り位置で
あって、把持部10aはこのシート受け取り位置と、ス
テープラ8で綴じる中間停止位置と、最前進した放出位
置とに移動される。上記初期位置および放出位置で把持
部10aの開閉作動が行われ、放出位置で揺動が行われ
る。
【0045】h−3.進退手段10c 揺動フレーム73は、下端部が揺動中心軸85によって
移動フレーム87に揺動自在に枢支されている。移動フ
レーム87には揺動中心軸85と平行な軸88に回転ギ
ヤ89が支持され、回転ギヤ89の偏心位置と揺動フレ
ーム73の揺動中心軸85より上方の後部とがリンク9
0によって連結され、回転ギヤ89の回転に伴いリンク
90を介して揺動フレーム73が図8の後退位置と、図
9の突出位置とに揺動して進退駆動される。
【0046】移動フレーム87には、揺動中心軸85と
は交差する方向にピニオンギヤ91が枢支され、このピ
ニオンギヤ91と一体の中間ギヤ92に、移動フレーム
87に取り付けられた揺動モータ(第2把持揺動モー
タ)94の駆動ギヤ93が噛合している。回転ギヤ89
は、ピニオンギヤ91と噛合されていて、これら各部に
よって把持部10aの進退手段10cが構成されてい
る。
【0047】上記のように構成された把持部10a、移
動手段10b、進退手段10cは、前本体部50のカバ
ー内に配置されて、その移動領域が該カバーによって覆
われている。そしてカバーの上部には窓部50bが開口
されている。把持部10aは、移動手段10bにより開
口部50bを通して前本体部50側の内部にてシート束
Sを保持して移動されると共に、シート放出位置におい
て進退手段10cにより上下挾持レバー71,72を開
口部50cから集積トレイ9側に突出させる。
【0048】i.シート高さ検出手段11 図6、図7に示すように、固定部分のフレームには、円
弧状の先端部を有する回転検出体110が枢支され、こ
の回転検出体110が第1把持ソレノイド(束押えソレ
ノイド)112の作動に伴ってスプリング111を介し
て出没回動可能に設けられている(図3参照)。この回
転検出体110の先端部は集積トレイ9上のシート束S
の上面に接触可能であり、その回動量で処理トレイ4上
のシート束Sの上面位置が検出され、その検出結果に基
づいて処理トレイ4が昇降移動制御される。
【0049】前記各機構は、図示しないコントロールユ
ニットで連係制御され、その制御パネルにおいてシート
数、セット数、ステープルの有無、ステープル位置等が
オペレータによって設定され、この設定に基づいて各部
の駆動およびそのタイミングがプログラム制御される。
【0050】図10はこのシート処理装置1の制御シス
テムを示すブロック図である。同図において、中央処理
装置CPUと、各プログラム制御信号等を記憶している
ROMと、制御結果等を逐次読み書きするRAM等より
なるコンピュータに、パラレル入出力部I/Oを介して
各駆動部が接続されていて、該各駆動部が以下のプログ
ラムによって制御される。機構図には記載していない
が、図中、M1はシート処理装置1から排出されたシー
トSを移送する搬送モータ、M2は待機トレイ13を出
没駆動する待機トレイモータ、M3は整列部材30を駆
動する整合モータ、M4はステープラ8を駆動するステ
ープルモータ、M5はパルスモータであって第1把持手
段7を移動駆動する第1把持移動モータ、SOLは基準
板31を上昇駆動するシャッタソレノイドである。
【0051】次に、シートSの処理工程を説明する。な
お、ここではシートのコーナーに1箇所ステープル綴じ
し、束毎にオフセットして下の束(先行シート)のステ
ープルと上の束(後続シート)のステープルとが重なら
ないように集積する場合についての動作を説明する。
【0052】図11と図12はシートSの処理行程の各
部の動作を示すフローチャートであり、シートが2枚毎
に綴じられて集積される過程を示している。図13はシ
ートSの処理行程の各部の動作を示すタイミングチャー
トであり、図中、Mに添え数字を付して示した符号は、
各部の動作区分またはその動作時間を示している。ま
ず、1束目(奇数番目)の束を処理する場合を説明す
る。
【0053】図11のフローチャートにおいて、ジョブ
が開始されると、まずジョブが終了していないか(S
1)判断される。ジョブは開始されたばかりであるた
め、シートSは、画像形成装置2から順次排出され(S
2)、1枚目が排出される(S3)と待機トレイ13が
没入し、処理トレイ4上に落下する。そして、シート束
の傾斜下方の一辺が収納端面の基準面4aに当接して左
右方向が揃えられる(M1:図示しない排紙センサーと
移送モータの動作)。2枚目以降は整列部材30が移動
して、シートSの後辺を押して前辺を基準板31に押し
つけてシートSの前後方向を整列(整合)させる(S
5、M2:整合)。シートSが束の最終紙でなければ(S
6)、整合完了したかをチェック(S7)する。待機ト
レイ13は、当該シート束の最終紙が排出された時に突
出作動して(S8、M3)、このシートSを、下方におい
て整列・移送中のシートSと分離するために保持する。
【0054】図14、図15はシート束Sが処理トレイ
4上から集積トレイ9(同図の左方向)に向けて移送さ
れる際のシート束Sと第1把持手段7の移動行程を示す
図であり、特にシート束Sが第1把持手段7から第2把
持手段10に受継がれるまでの行程を示している。同図
の(a),(b),(c)にはシート束Sの移送が順次
進行して行く状態をそれぞれ示している。なお、図14
はオフセット時の奇数番目の束を処理する場合、図15
は偶数番目の束を処理する場合の図である。
【0055】整合が行われると、上記整列状態でシート
束S(先行シート)の後辺を第1把持手段7によって把
持(ニップ)し(S9、M5、図14の(a))、基準
板31(シャッター)を上昇させて(S10、M6)、
シート束をコーナー綴じ位置へ移動(S11、M7、図
14(b))させる。そして、ステープラ8によってコ
ーナーを綴じる(S12、M8)。なお、基準板31は
上昇するとシート束Sが入り込むのを待って直に下降す
るが、この下降状態で当該シート束Sを軽く押えるよう
にしていて、その通過を可能にしている。
【0056】続いて、オフセットをするか否かが判断さ
れ(S13)、オフセットしない場合には、第1把持手
段7がさらに前方を移動量Lだけ前進駆動させてシート
をB方向に移動して第2把持手段10の受継ぎ位置で停
止する(S14、M9、図14の(b)、図1の実線の
状態)。すなわち、受継ぎタイミングが指示される。こ
のとき第2把持手段10の把持部10aは処理トレイ4
側の初期位置(図3、図4の実線位置)に停止して、図
8の後退位置に揺動していて、第1把持手段7の停止を
待って、把持部10bが傾斜状態のシート束Sの基準位
置側の一辺を、その停止した状態の姿勢のまま受継いで
把持する(S25、M10)。
【0057】把持部10bによるシートの把持を行った
後に、第1把持手段7の把持が開放されて(S26、M
11、図14の(c))、第1把持手段7は次のシート束
Sを挾持するために、挾持位置(図2の実線で示す)へ
移動し(S27)、次のシート束Sの移送を可能にする
(S28)。
【0058】続いて、把持部10aが前方の放出位置
(図3、図4の鎖線位置)にまで移動し、移送方向Bへ
の移送を終了して停止する(S30、M13)。この放出
位置で把持部10aは図8に示す後退揺動位置から図9
に示す突出位置に揺動されて、把持部10aによる把持
状態は、水平状態となると共に、移送方向Bと直交方向
に移動される(S31、M14)。
【0059】すなわち、処理トレイ4上の基準位置と合
致する端部位置を把持部10aによって図8のように把
持して移送し、図9に示す状態に揺動すると把持したシ
ート束Sの端部は集積トレイ9側に移動される。この移
動された位置は集積トレイ9における基準面50aと略
一致している。この移動と共に把持されているシート端
部は水平となり(M14)、上下挾持レバー71,72が
鎖線で示すように開放作動されて(S32、M15)、把
持されていたシート束Sはそのまま下方に落下放出さ
れ、集積トレイ9上に集積される。
【0060】把持部10aが開放作動した状態で揺動フ
レーム73が後退作動し(S33、M16)、続いて把持
部10aが初期状態に戻るように、移送方向Bに沿って
後方に向って移動される(S34、M17)。その際、次
のシート束Sが送り出されていても、上下挾持レバー7
1,72が十分に開いているので、シート束Sは上下挾
持レバー71,72に干渉することはなく、引続き初期
位置において、閉作動して次のシート束Sを把持するこ
とが可能になる。
【0061】次の束(2部目、偶数番目、後続シート)
は1部目と2部目のステープル位置が重ならないように
集積トレイ9に集積するため、1部目より所定量αシフ
トして集積する必要がある。
【0062】このため、図11のS1〜S12の動作
後、オフセットあり(S13)として、第1把持手段7
を第2把持手段10への受継ぎ位置L+オフセット量α
だけ移動(S15)させる。すなわち、受継ぎタイミン
グが指示される。
【0063】後の動作は先のオフセットなしの場合と同
じである。オフセットしない場合とオフセットする場合
とで異なる点は、第1把持手段7から第2把持手段10
へシートを受継ぐ際、第1把持手段7がどれだけ移動す
るかであり、シート束が交互に移動量が切り換えられる
ので、積載トレイ9には、図16のように奇数番目の束
と偶数番目の束とが交互にαずれて集積される。このた
め、上下のシート束のステープルが重なることがなく集
積できる。
【0064】即ち、移送手段である第1把持手段7によ
るシートの移送量を集積トレイ9に移送される先行シー
トと次に移送される後続シートとで異ならせたことによ
り、第2把持手段10による把持位置が異なるが、常に
開口部50cから把持部10aを進退させて集積トレイ
9に排出でき、把持部10aの移動量をできるだけ少な
くできる。
【0065】上記のように把持部10aが水平状態に揺
動されると(M14)、アクチュエータ(束押えソレノイ
ド)112が作動して、回転検出体110がシート束押
え状態となって(S35)シート高さが検出され(S3
6、M18)、引続きアクチュエータ112の作動が解除
されて、該押え状態が開放される(S37、M19)。所
定位置より高い場合には、積載トレイ9は、昇降手段1
2の作動で所定レベルまで下降作動する(S38、M2
0)。また、途中で集積したシート束Sがオペレータに
より取り出されたときには、その検出に伴い上昇作動さ
れる。
【0066】把持部10aは、前後方向への移送時には
カバー内で移動動作されるので、把持部10a、移動手
段10b、進退手段10cが、集積トレイ9上のシート
束Sを取り出そうとするオペレータと干渉することはな
い。また、シート束Sは把持した状態で移送されるの
で、移送中にシート束Sの整列状態が乱れることもな
い。
【0067】なお、前記実施例ではコーナ綴じする場合
のオフセットの動作を示したが、ステープル綴じしない
でオフセット動作を行う場合には、ステープル動作(S
12)をしないようにすればよい。
【0068】また、前記実施例では第1の把持手段から
第2の把持手段に受継ぐ際、オフセット量を設定してい
たが、第1の把持手段の搬送開始位置から受継ぎ位置ま
での移動量と、第2把持手段の受継ぎ位置から集積トレ
イへの排出位置までの移動量とを共に可変にしても良
い。
【0069】更に、前記実施例では第1把持手段7およ
び第2把持手段10は、平面状に押圧保持する挾持レバ
ーで構成しているが、ローラ状その他のもので上下から
押圧して保持するようにしてもよい。各部の移送機構は
可変可能であり、アクチュエータも公知の機構に変更可
能である。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態におけるシート処理
装置の一部を破断して内部構造を示した斜視図
【図2】処理トレイの部分の要部機構を示す断面正面図
【図3】シート処理装置の概略平面図
【図4】シート処理装置の概略側面図
【図5】待機トレイの作動状態を示す要部斜視図
【図6】集積トレイの部分の概略断面正面図
【図7】集積トレイの昇降機構を示す要部斜視図
【図8】第2把持手段が初期位置でシート束を保持する
状態を示す要部断面正面図
【図9】第2把持手段が放出位置で突出方向に揺動した
状態を示す要部断面正面図
【図10】シート処理装置の制御システムを示すブロッ
ク図
【図11】シート処理行程の各部の動作を示すフローチ
ャート
【図12】シート処理行程の各部の動作を示すフローチ
ャート
【図13】シート処理行程の各部の動作を示すタイミン
グチャート
【図14】オフセット時の奇数番目の束を処理する場合
の動作説明図
【図15】オフセット時の偶数番目の束を処理する場合
の動作説明図
【図16】積載トレイにシート束が奇数番目と偶数番目
とでオフセットして集積された状態を示す図
【符号の説明】
1 シート処理装置 2 画像形成装置 S シートまたはシート束 4 処理トレイ(第1の収容部) 4a 収納基準面 5 前段移送手段 6 整列手段 7 第1把持手段(移送手段) 8 ステープラ 9 集積トレイ(第2の収容部) 10 第2把持手段(把持手段) 20 装置本体 21 搬入口 30 整列部材 31 基準板 41 挾持レバー 50 前本体部 50b 窓部(開口部) 71 上挾持レバー 72 下挾持レバー 73 揺動フレーム 83 開閉モータ 87 移動フレーム 94 揺動モータ 108 第2把持移動モータ M5 第1把持移動モータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−12169(JP,A) 特開 平1−203161(JP,A) 特開 昭57−23549(JP,A) 特開 平6−32527(JP,A) 特開 平2−38262(JP,A) 特開 平6−191715(JP,A) 特開 昭60−82564(JP,A) 特開 平6−9142(JP,A) 実開 平3−56757(JP,U) 実開 昭63−201766(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 31/30 B65H 37/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた少なくとも1枚のシートを収
    容する第1の収容部と、この第1の収容部に収容された
    シートを把持して移送する把持手段と、この把持手段に
    よって移送されたシートを収容する第2の収容部とを備
    えたシート処理装置において、 前記把持手段によるシートの把持位置を前記第2の収容
    部に移送される先行シートと次に移送される後続シート
    とで異ならせたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の収容部に収容されたシートを
    前記把持手段の前記把持位置へ移送する移送手段を備え
    た請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記移送手段によるシートの移送量を前
    記第2の収容部に移送される先行シートと次に移送され
    る後続シートとで異ならせたことを特徴とする請求項2
    に記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 与えられた少なくとも1枚のシートを収
    容する第1の収容部と、この第1の収容部上のシートを
    整合する整合手段と、前記第1の収容部上で整合された
    シートを前記第1の収容部に沿って移送する移送手段
    と、この移送手段で移送されたシートを把持して更に移
    送する把持手段と、この把持手段によって移送されたシ
    ートを収容する第2の収容部とを備えたシート処理装置
    において、 前記移送手段によるシートの移送量を前記第2の収容部
    に移送される先行シートと次に移送される後続シートと
    で異ならせたことを特徴とするシート処理装置。
  5. 【請求項5】 前記把持手段により把持されたシートの
    移送量を先行シートと次の後続シートとで異ならせたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシ
    ート処理装置。
  6. 【請求項6】前記把持手段は、 前記第2の収容部に移送されるシートを把持する把持部
    と、 この把持部を前記第2の収容部に沿って移動させる移動
    手段と、 この移動手段により前記第2の収容部へのシート放出位
    置に移動した前記把持部を前記第2の収容部に対して進
    退駆動する進退手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の収容部上に放出されるシート
    の前記把持部側側縁との対向位置にシート収容基準面を
    設け、前記把持部を前記シート収容基準面を挟んで前記
    第2の収容部と反対側に位置させたことを特徴とする請
    求項6に記載のシート処理装置。
  8. 【請求項8】 前記シート収容部基準面の一部に前記把
    持部を進退させる開口部を設けたことを特徴とする請求
    項7に記載のシート処理装置。
  9. 【請求項9】 前記把持部をシート収容基準面の第2の
    収容部の反対側から前記開口部を通して前記第2の収容
    部側へ前進させた後、把持したシートを解放することを
    特徴とする請求項8に記載のシート処理装置。
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