JPH0198529A - 像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複写機、プリンタ等の記録装置に使用される用紙カセッ
トの構造に関し、 大きな設置スペースを必要とせずしかも用紙カセット着
脱方向の制約をなくすようにすることを目的とし、 用紙を収納する用紙カセットに、該用紙カセットから繰
り出される用紙の排出部に向けて他の用紙カセットから
繰り出される用紙を案内するための用紙搬送機構を設け
て構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は複写機、プリンタ等の記録装置に使用される用
紙カセットの構造に関するものである。

この種の記録装置では、それぞれ異なる種類（サイズ、
紙質等）の用紙を収納する複数の用紙カセットが装置の
装着部に上下に装着され、記録時には所定の用紙カセッ
トから用紙を選択的に繰り出して記録を行う方式が一般
に採用されている。

本発明はこの種の用紙カセットに適用されるものである
。

〔従来の技術〕

複数の用紙カセットを装着、使用する従来の各種電子写
真方式記録装置の構造概要を第５図及び第６図に示す。

第５図の装置では、用紙カセット１０１．１０２は装置
本体１０３の外側に装着されている。用紙カセット１０
１から繰り出される用紙は用紙搬送路１０４を通り搬送
され、用紙カセット１０２から繰り出される用紙は用紙
搬送路１０５を通り搬送される。いずれの場合も、用紙
は転写位置（イ）に搬送され、ここで、感光ドラム１０
６上に形成されたトナー像が転写器１０７により用紙に
転写される。その後用紙は矢印線の経過をたどり、定着
器１０８によるトナー像定着を行った後排出され、転写
を完了した感光ドラム１０６の表面は除電、清掃される
。

また、第６図の装置では、用紙カセット１１１゜１１２
は装置本体１１３の下部に上下に一装置されている。用
紙カセット１１１から繰り出される用紙は用紙搬送路１
１４を通り搬送され、用紙力セラｌ−１１２から繰り出
される用紙は用紙搬送路１１５を通り搬送される。いず
れの場合も、用紙、　は転写位置（ロ）に搬送され、こ
こで、感光ドラム１１６上に形成されたトナー像が転写
器１１７により用紙に転写される。その後、用紙は矢印
線の経過をたどり、定着器１１８によるトナー像定着を
行った後排出され、転写を完了した感光ドラム１１６の
表面は除電、清掃される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、これらの従来方式は次の欠点を有している。

すなわち、第５図の場合は、装着される用紙力セラ）ｌ
ｏｌ、１０２が装置本体１０３より突出しているため大
きな設置スペースが必要になる。

また、第６図の場合は、各用紙カセット１１１゜１１２
から繰り出される用紙を装置本体１１３の上部に搬送す
るための用紙搬送機構１１９を装置本体１１３側に設け
る必要があり、そのため、■側より用紙カセット１１１
．１１２を着脱することができなくなるという設計、レ
イアウト上の制約が生じてしまう。

本発明は大きな設置スペースを必要とせずしかも用紙カ
セット着脱方向の制約をなくすことのできる用紙カセッ
トの構造を提供することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図で、図中、１．２は用紙カ
セットで、用紙カセット１には、他の用紙カセット２か
ら繰り出される用紙を用紙カセット１から操り出される
用紙の排出部３４に向けて案内するための用紙搬送機構
３が設けられている。

２１は装置本体、２４は感光ドラム、２８は転写器、２
９は定着器、４３，４５，４６，４７゜４８は送りロー
ラで、これらは参考に付記したものである。用紙カセッ
ト１．２は装置本体２１の下部に図示のように装着して
使用される。

なお、本図では、用紙搬送機構３が１対のガイド板で構
成された例を示している。

〔作用〕

用紙カセット２から繰り出される用紙を用紙カセット１
の排出部３４に案内するための用紙搬送機構３は、従来
のように装置本体側に設けられておらず、用紙カセット
１に設けられている。従って、従来問題となっていた着
脱方向の制約は無くなり、各カセット１．２を■方向か
ら着脱することが可能になる。

各用紙カセット１．２から繰り出される用紙の搬送系路
は次のようになる。

用紙カセット１から排出部３４に繰り出される用紙は、
送りローラ４３．４５等の搬送手段により転写位置（ハ
）に搬送される。

また、用紙カセット２から繰り出される用紙は、用紙搬
送機構３に案内されて排出部３４に搬送され、上述と同
様の経路をたどって転写位置（ハ）に搬送される。

なお、用紙カセット２にも用紙搬送機構３を設けておけ
ば、用紙カセット１，２の上下配置を逆にして装着して
も同様の作用、効果が得られる。

〔実施例〕

以下、第２図乃至第４図に関連して本発明の詳細な説明
する。

第２図は本発明を適用する電子写真方式記録装置の構造
を示す側面図で、図中、２１は装置本体、２２．２３は
用紙カセットである。

装置本体２１内には、感光ドラム２４、前帯電気２５、
露光器“２６、現像器２７、転写器２８、定着器２９、
クリーナ３０等を備えた周知の電子写真方式の機構部が
設けられている。

用紙カセット２２．２３は、装置本体２１の下方の装着
部２１ａ内の上下に着脱可能に装着される。用紙カセッ
ト２２は、ばね３１に賦勢される底板３２、分離爪３３
等を備えた周知の用紙カセットの前部に、下方の用紙カ
セット２３から繰り出される用紙を排出部３４に向けて
案内するための用紙搬送機構３５を設けて構成されてい
る。用紙搬送機構３５は、本例では１対のガイド板３６
ａ。

３６ｂで構成されたものを示しており、その出口部分に
は、ローラ３７が設けられている。なお、本例では、用
紙カセット２３は用紙カセット２２と同一構成のもので
、互換性を有している。これらの各用紙カセット２２．
２３は、第３図に用紙カセット２２について例示したよ
うに用紙繰り出し側（図の左側）から矢印方向に押し込
んで装着部２１ａ内に装着する。この方向からの装着は
、従来装置本体側に用紙搬送機構が設けられている場合
にはできなかったが、用紙搬送機構が用紙カセット側に
設けられている本発明の場合に可能となるものである。

カセット装着完了状態では、第２図に示すように、用紙
搬送機構３５を構成する各カセットのガイド板３６ａ、
３６ｂは同一線上に位置している。

次に、この記録装置による記録要領について構成の補足
を行いながら説明する。

用紙カセット２２使用時には、該用紙カセット２２に対
応して装置本体側に設けられたピックローラ３８．を第
２図の時計方向に１回転させる。

第４図はピックローラの駆動系を示す正面図で、３８□
は用紙カセット２３に対応するピックローラ、５２は装
置の操作面、５３．５４は用紙カセット２２．２３挿入
用の開口部である。ピックローラ３８．の軸３９．には
プーリ４０．が、ピックローラ３８□の軸３９□にはプ
ーリ４０□がそれぞれ遊嵌しており、プーリ４０１，４
０ｇには、駆動源により駆動されるベルト４１が掛は渡
されている。ピックローラ３８．を回転させる際には、
クラッチ４２．を作動させおいてベルト４１を所定量走
行させる。これにより、プーリ４０１の回転が軸３９１
に伝達されてピックローラ３８．が回転する。この場合
、クラッチ４２２は作動させない。ピックローラ３Ｂ、
が回転すると、用紙カセット２２に収納されている用紙
の内の一番上の用紙が、分離爪３３を乗り越えて排出部
３４に送られ、カセット側のローラ３７に当接する装置
本体側の送りローラ４３により用紙通路４４を通り搬送
される。その後、該用紙は送りローラ４５により引き続
き搬送されて転写位置（ハ）に達する。

一方、第２図の反時計方向に回転する感光ドラム２４の
表面には、周知の手順（前帯電、潜像形成、現像）によ
りトナー像が形成され、このトナー像は、転写位置（ハ
）において、感光ドラム２４０回転と同期して上述のよ
うに搬送される用紙に転写器２８によって転写される。

その後、用紙はさらに前進して定着器２９によるトナー
像定着が行われ、定着を完了した用紙は送りローラ４６
．４７゜４８により排送されて排出ローラ４９によりス
タッカ５０内に排出される。

用紙カセット２３使用時には、クラッチ４２゜を作動さ
せずにクラッチ４２２を作動させる。これにより、ピッ
クローラ３８□が１回転して用紙繰り出しが行われる。

繰り出された用紙は、装置本体側の送りローラ５１によ
り搬送され、用紙カセット２２のガイド板３６ａ、３６
ｂの間を通り排出部３４に達する。その後は上述と同様
の経過をたどって記録が行われる。

上述の説明では２つの用紙カセット２２．２３を上下に
装着して使用する例について述べたが、さらに同一用紙
カセットを用紙カセット２３の下側に装着して使用する
こともできる。この場合は、下側の用紙カセットから繰
り出される用紙は、用紙カセット２３の各ガイド板３６
ａ、３６ｂの間及び用紙カセット２２の各ガイド板３６
　ａ、　３６ｂの間を通って排出部３４に排出される。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、複数のカセットを
装置本体の下部の装着部内に装着するようになっている
ため、設置スペースを節約することができる。また、下
側の用紙カセットを上側の用紙カセットの用紙の排出部
に案内するための用紙搬送機構が装置本体側ではなく用
紙カセット内に設けられているため、カセット着脱方向
の制約を無くすことができ、装置設計、レイアウトの自
由度を増すことが可能になる。そして、本実施例の場合
は装置操作面側からの用紙カセット着脱を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は本発明の実施例の電子写真方式記録装置の構造
を示す側面図、 第３図は第２図の記録装置の用紙カセット着脱要領説明
図、 第４図は第２図の要部構造を示す正面図、第５図は従来
の電子写真方式記録装置の構造概要説明図、 第６図は従来の他の電子写真方式記録装置の構造概要説
明図で、 図中、 １．２，２２．２３は用紙カセット、 ３．３５は用紙搬送機構、 ２１は装置本体、 ３４は排出部、 ３６ａ、３６ｂはガイド板である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　用紙を収納する用紙カセット（１）に、該用紙カセッ
   ト（１）から繰り出される用紙の排出部（３４）に向け
   て他の用紙カセット（２）から繰り出される用紙を案内
   するための用紙搬送機構（３）を設けたことを特徴とす
   る用紙カセットの構造。