JPH0228447A - 片面複写済み用紙の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複写機等の画像形成装置において、片面複写
済み用紙に対して多重複写や両面複写を行うために、該
片面複写済み用紙を搬送するための搬送路に関し、特に
、搬送路内で片面複写済み用紙を搬送する途中で、該用
紙の側面を用紙搬送路の基準位置に合せることが出来る
ように構成してなる片面複写済み用紙の搬送装置に関す
る。

（従来の技術） 複写機やプリンター等の画像形成装置において、ゼログ
ラフィ一方式の感光体ドラムに形成したトナー画像を用
紙に転写するような装置においては、本体給紙部に複数
個の用紙トレイや給紙カセットを装備し、原稿のサイズ
または指定された用紙すイズに対応して、給紙カセット
等に収容された用紙のうち、所定のサイズの用紙を順次
送り出すことが出来るようになっている。

上記したような画像形成装置においては、用紙トレイか
ら給紙して、画像の転写を行い、片面複写済み用紙とし
て完成したものに対して、別の画像を重ねて転写して多
重コピーとして形成したり、または、片面複写済み用紙
の裏面に別の画像を転写して両面コピーを作成すること
等の任意の処理を行うことが出来るような手段が装備さ
れる場合がある。

例えば、特公昭６１−９６２９号公報等に示されるよう
な従来公知の例においては、片面複写済み用紙を中間ト
レイに収容し、裏面コピーの作成等に際して、中間トレ
イから片面複写済み用紙を取り出して、その片面複写済
み用紙の裏面にトナー画像を転写して両面コピーを自動
的に作成することが出来るようになっている。

上記したように構成されている従来の複写機において、
片面複写済み用紙として作成された用紙を次の裏面の複
写に向けて搬送する際に、その用紙を感光体ドラムの基
準面に沿って位置決めを行うことが必要となる。

そこで、前記従来例の装置においては、用紙の位置決め
の動作を中間トレイにおいて行い、片面複写済み用紙が
中間トレイから搬出される際に、その片面複写済み用紙
の側面が複写機の用紙搬送路での基準面に概略一致され
得るようにする機構を用いている。

また、上記したような従来例とは別に、例えば、特開昭
５９−２６８４０号公報に示されるように、用紙搬送路
の途中の部分に斜め送りローラ装置を設けておき、用紙
を斜め送りづることによって、その用紙を用紙搬送路の
側部に設けたサイドガイド等に沿わせて搬送するような
装置を用いる場合がある。

そして、上記したように用紙搬送路に斜め送りローラ装
置を設ける場合には、用紙搬送路の基準面に沿わせた状
態で、用紙の搬送の動作を行うことが出来、感光体ドラ
ム等の画像担持体に対して、用紙の位置決めの動作を容
易に行うことが出来るものとなる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したような従来の用紙の位置決め手
段において、例えば、中間トレイでの用紙の位置決めを
行う場合には、該中間トレイから感光体ドラムに至る用
紙搬送路が短い場合等には有効に使用することが出来る
ものとなるが、用紙搬送路が比較的長いものとして構成
される場合には、その用紙搬送路内を搬送する途中で用
紙の規準面に対する位置が狂う場合がある。

したがって、中間トレイと画像担持体との間隔が大きく
離れている装置においては、前記したような機構は充分
な効果を発揮することが出来ないものとなる。

これに対して、用紙搬送路の途中の部分に斜め送りロー
ラ装置を設ける場合には、その装置を用紙搬送路の任意
の位置に設けることが出来るものであり、用紙の送り姿
勢の修正等を容易に行い得る等の利点を多く有している
。

しかし、上記したような斜め送りローラ装置によって、
サイドガイドに対して用紙を斜め送りする場合に、用紙
の角の部分がサイドガイドに当接するような姿勢で、修
正機構に搬入される場合には、その用紙の先端部の角の
部分がサイドガイドに強く押圧されて、その用紙が用紙
搬送路の途中で停止してしまったり、用紙の角が折れた
りする場合があり、それによって、用紙搬送路内で用紙
のジャムが発生する等の問題が生じる場合がある。

（発明の目的） 本発明は、上記したような従来より用いられている用紙
の位置修正装置の欠点を解消するもので、中間トレイか
ら長い用紙搬送路を通って感光体ドラム等の画像転写位
置に搬送される用紙に対して、その途中の部分に用紙の
斜め送り機構を設けるとともに、該送り機構において、
用紙の幅寄せの動作を無理なく行い得るようにする装置
を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明の片
面複写済み用紙の搬送装置は、片面に記録が行なわれた
片面複写済み用紙を中間トレイに収容し、該中間トレイ
から該片面複写済み用紙に対する多重複写または央部複
写に向けて搬送を行うように構成してなる搬送路に関す
る。

本発明の片面複写済み用紙の搬送装置においては、前記
搬送路の一方の側部に沿ってサイドガイドを配置し、該
サイドガイドに向けて用紙を斜め送りするための斜め送
りローラを配置し、前記搬送路のサイドガイドの上流部
分に、用紙をサイドガイドより離間させる方向に斜め送
りするためのスキューローラを配置し、該スキューロー
ラによる用紙搬送速度を中間トレイの給紙ｖｔ置の搬送
速度よりも高速に設定している。

そして、前記スキューローラにより用紙の側面がサイド
ガイドより離間した状態で、該用紙を斜め送りローラに
よる送り部分に導入するように構成し、さらに、＾ａ記
搬送路を規制する上下のガイド板のうち、上ガイド板は
搬送路のサイドガイド側の略半分をカバー出来る状態に
配置している。

したがって、本発明の片面複写済み用紙の搬送装置にお
いては、基準線に対する位置決めが行われる用紙は、−
旦サイドガイドから離間すようにされてから、サイドガ
イドに沿った移動の作用を受けることになり、その斜め
送りの作用を無理なく行うことが出来るものとなる。

また、本発明の搬送路を構成するガイド板は、用紙の位
置の修正を行う区間では、上ガイド板が用紙搬送路の略
半分だけをカバーすることが出来るように配置されてい
るので、用紙がジャムを生じたりした場合には、その除
去の動作を容易に行うことが出来るものであるが、それ
によって、用紙の搬送に支障が生じたりすることがない
ものとなる。

（実施例） 図示された例に従って、本発明の片面複写済み用紙の搬
送装置の構成を説明する。

第１図に示される本発明の実施例は、用紙搬送路に設け
る用紙の位置の修正装置の主要部分の構成を示している
。この第１図に示される搬送路において、サイドガイド
１１と２つの斜め送りローラ５．６とにより構成される
用紙の斜め送り部分に対して、その上流部分にはスキュ
ーローラ１を配置している。

前記スキューローラ１は、図示されるようにサイドガイ
ド側が大径で、他方が小径のローラとして構成され、そ
の下面に第１ａ図に示されるように駆動ローラ３が配置
されていて、該スキューローラ１をピンチローラとして
構成している。

また、本発明のスキューローラ１を支持する軸２は、用
紙搬送路の長さ方向に対して直角な方向の＠２ａに対し
、所定の角度θだけ傾斜して配置されているもので、後
述するように、スキューローラ１による用紙の斜め送り
の動作に合せて、スキューローラ１の軸の傾斜によって
も、用紙の斜め送りの作用を行うことが出来るように構
成される。

本発明のスキューローラ１に対応して、その下側に配置
される駆動ローラ３の軸７は後述するように、斜め送り
ローラの駆動軸と連動関係に設定されている。なお、本
発明のローラ１は、その軸２を重量の大きな部材で構成
し、その＠２の周囲に所定のテーパー形状のゴム等のロ
ーラ部材を被覆して構成しているので、該ローラ１をピ
ンチローラとして使用する場合には、特にスプリング等
の抑圧機構を設けなくても、そのローラの自重によって
所定の押圧力を得ることが出来るようになる。

本発明のスキューローラ１において、前記第１ａ図に示
されるように、駆動ローラ３とスキューローラ１とを用
紙搬送路の上下の部分に配置して、両ローラの間にニッ
プされた用紙に対して、サイドガイド１１から離れる方
向に移動を行わせるように構成している。そのために、
本発明スキューローラ１においては、第１図に示される
ように、スキューロー５１の中央部の速度Ｖに対して、
径の大きい側の速度をｖｌ、小径の側の速度を■２とし
、ｖｌ　＞ｖ＞ｖ２の関係となるように構成している。

例えば、ｖ　＝　２０　Ｃ）ｍ／ｓｅｃの場合に、■１
、ｖ２は、■±２〜３％程度に設定される。

上記したようなスキューローラ１の構成によって、第１
ｂ図に示されるように、用紙に対する搬送力のベクトル
は、該スキューローラ１の中央部の速度に対して、その
サイドガイド側ではＦｌの力が搬送方向に働き、他の側
では逆方向にＦ２の力が作用するものとなる。

したがって、本発明のスキューローラ１と駆動ローラ３
との間にニップされる用紙は、両日−ラの軸線の傾斜と
、スキューローラ１のテーパーとによって、用紙搬送路
の中央部に向けて斜め送りの作用が行なわれるものとな
り、サイドガイドに衝突するような位置で搬送されてき
た場合でも、その用紙の基準線側の側面が、サイドガイ
ドから離間する状態となって、斜め送りローラによる斜
め送りの位置に搬送されることになる。

本発明の機構を用いることによって、該スキューローラ
１の上流部分に配置する中間トレイ等の給紙装置から送
り出され、下流部に設けた給紙路を介して感光体ドラム
等の画像転写位訝に用紙を送り込む際に、その用紙の側
面を用紙搬送路の基準面として設定されたサイドガイド
１１に沿わせて搬送することが出来るようにされる。

また、本発明の搬送路においては、第２図および第２ａ
図に示されるように、搬送路１０の基準線側にサイドガ
イド１１を配置し、下ガイド板１３を搬送路全体をカバ
ーする巾に構成しているが、上ガイド板１５は搬送路１
０の略半分の巾に形成されている。この実施例において
、上ガイド板１５は、本体フレーム１０ａから延長され
て設けられている保持アーム１７を介して、固定位置に
支持されているもので、必要に応じて上ガイド板を開閉
可能なものとして構成することも出来る。

そして、上記したような斜め送りローラ機構は、上ガイ
ド板１５が配置される部分に設けられ、用紙を上下のガ
イド板で規制した部分で、用紙に対する斜め送りの作用
を行うことが出来るようにしている。

この実施例に示されるように、上ガイド板１５を搬送路
全体に対して設けない場合でも、用紙の搬送には支障は
発生しないものであり、該搬送路の部分で用紙のジャム
が発生した場合等には、停止した用紙の半分が露出した
状態にあるので、その用紙の取り出し等の作業を容易に
行うことが出来るものとなるという利点が発揮されるこ
とになる。

これに対して、従来の複写機等における搬送路において
は、該搬送路の全体に上ガイド板を配置していたので、
用紙がジャムを発生した場合に、上ガイド板を開いてそ
の用紙を取り出す等の動作を行うことが必要であり、そ
のジャム紙の除去の作業に比較的多くの手間を必要とし
ていた。

そこで、第２ｂ図に示されるように、上ガイド板１５ａ
に対して切欠部１５ｂを形成しておき、ジャム紙の除去
を該切欠部１５ｂを介して行うような方式を用いる場合
もあった。

しかしながら、上記したように上ガイド板を構成した場
合に、−度定着装δを通って加熱等が行われた用紙は、
カール等が発生している場合が多いので、そのカール部
分が切欠部に衝突して、用紙のジャムの発生原因となる
等の問題があった。

これに対して、本発明の搬送路においては、上ガイド板
は搬送路の巾の半分程度をカバーするのみであるから、
カールを生じている用紙に対しても特に支障が生じるこ
とはないものである。

上記したように構成された本発明の搬送路と、用紙に対
する斜め送り機構は、第３図および第４図に示されるよ
うな搬送路として構成される。

本発明の第３図に示される搬送路１０は、中間トレイ６
５と、給紙カセットからの給紙路とを接続づるものとし
て構成されており、該中間トレイ６５の給紙ローラ６６
とさばきローラ６７とによって、さばき作用が行なわれ
た片面複写汎み用紙を、搬送ローラ装置６８を介して搬
送路１０に導入し、該搬送路１０内で用紙の搬送位置の
調整を行うように構成している。

この図示される搬送路１０において、サイドガイドに向
けて用紙の斜め送りを行うための斜め送りローラ５．６
に対して、それぞれその下部に駆動ローラ５ａ、　６ａ
を配置しており、用紙をそれぞれ対向するローラの間に
ニップした状態で、斜め送りの動作を行うことが出来る
ようになっている。

また、斜め送りローラ５．６はスプリングおよびリンク
機構を介して、所定の押圧力で駆動ローラに向けて付勢
されており、該斜め送りローラ装置のローラ間にニップ
された用紙に対する送りと斜め方向のスキューの作用を
正確に行うことが出来るように構成されている。

そして、第４図に示されるような機構の用紙の斜め送り
の装置によって、サイドガイド１１に用紙の基準面を位
置決めし、搬送ローラ装置２１を介して本体給紙路に片
面複写済み用紙を供給するような動作を行うようにする
。

なお、本発明の搬送路１０の上流側の端部に配置される
スキューローラ１は、中間トレイ６５の給紙装置での搬
送速度よりも高速度で用紙の搬送を行うように構成され
ている。その搬送速度は、給紙装置に対して数％程度大
きいものとして設定されるが、上記したように構成する
ことによって、スキューローラ１による斜め送りの作用
を有効なものとすることが可能である。

つまり、給紙装置での用紙搬送速度をＶａ、搬送ローラ
装置における用紙搬送速度をｖｂとすると、ｖａ＞ｖｂ
の場合はスキューローラによる作用が良好な状態で発揮
されにくいものであり、Ｖａ＜ｖｂの場合には、用紙の
側面がガイド板に沿って移動されるので、スキューロー
ラによる作用が正確に行われ、用紙は前記ローラにより
引っ張られた状態で、用紙搬送路の側面のガイド板から
離間するように、横方向に移動することになる。

なお、本発明の装置の場合は、ｖ　ｂ　＝　ｖ　ａ　−
１−１〜２％に設定されるものである。

そして、該スキューローラ１によりサイドガイドから離
間する方向に斜め送りが行なわれた用紙は、第４図に示
されるように、サイドガイド１１に沿って配置される斜
め送りローラ５．６によってサイドガイド１１に向けて
斜め送りの作用を受けて、その側面がサイドガイドに一
致した状態で基準面に対する位置決めが行われ、次の給
紙路に向けて搬出されることになる。

なお、上記した第４図に示されるように、搬送路１０に
設けられる各ローラ装置は、複写機本体の駆動機構に接
続される駆動軸７に対して、ベル１−〇、９ａを介して
各軸７ａ、７ｂの同期駆動が行われる状１ぶに構成され
ており、各＠７ａ、７ｂに対してユニバーサルジヨイン
ト８ａ、　８ｂを介して、斜め送りローラ５．６に対向
して配置される駆動ローラの軸が接続されるようになっ
ている。

また、前記したように、本発明の搬送路においては、第
４図にも示されるように、該搬送路１０を規制する上ガ
イド板１５を、搬送路の中方向の略半分をカバーする程
度に構成しているものである。

そして、その上ガイド板に設けた孔１６ａ、１６ｂから
、斜め送りローラが用紙搬送路に向けて突出する状態に
配置され、該斜め送りローラによって用紙の搬送と斜め
送りの動作とが行なわれることになる。

第５図には、本発明の片面複写済み用紙の搬送装置を適
用することが出来る複写機の例を示している。この第５
図に示される複写１３０においては、その給紙部２５に
複数の給紙カセット２６．２５ａ、２６ｂ、２６ｃを設
けており、それぞれの給紙カセットに対して、給紙ロー
ラ２７．２７ａ・・・・・・を配置し、複写機本体に設
定された原稿のサイズの情報に応じて、必要なサイズの
用紙を送り出すことが出来るように構成されている。

また、前記した給紙部２５に収容される給紙カセット２
５．２５ａ・・・・・・は、その内部に収容される用紙
のサイズが異なるものであっても、その給紙力セラ１〜
の本体の大きさは同一に構成されでおり、複写機本体の
給紙部に多数の給紙カセットを装４した場合でも、その
給紙カセットの端部は凹凸が発生することがないように
なっている。

上記したような給紙部を有する複写１１３０は、通常の
電子写真複写機等の場合と同様に、その本体上部に自動
原稿送り装置３５を設けており、該自動原稿送り装置３
５を介してプラテン３１にセツトされる用紙の画像を、
光学系装置３２等により構成される画像読取り装置によ
って読取り、その画像情報を感光体ドラム４０に伝達す
るように構成される。

前記感光体ドラム４０の周囲には、現像装ｆｆ１４１．
４１ａ、転写・剥離コロトロン４２、剥離装置４３、ク
リーニング装置４４、および、帯電コロトロン４５等が
配置されていて、感光体ドラムの帯電、現像、用紙に対
するトナー画像の転写および、トナー画像の転写後に感
光体ドラムに残留するトナーの清掃等の動作を行わせ得
るようにしている。

また、給紙部２５から給紙ローラによって送り出され、
給紙路２０を介してレジストレーションローラ２２に送
られ、該ローラ２２によって用紙の先端部の位置決めが
行なわれた状態で、感光体ドラムからのトナー画像の転
写位置に向けて送り込まれるものとなる。

なお、本発明の複写機には手差しトレイ３７が設けられ
ており、該手差しトレイ３７からの給紙によって、特殊
サイズの用紙や、通常の複写用の用紙以外のハガキやト
レーシングペーパー等のような用紙に対する複写をも行
うことが出来るように構成される。

そして、上記したようにして給紙装置等から給紙され、
感光体ドラム４０からのトナー画像が転写された用紙は
、剥離装置４３によって感光体ドラムから剥離されて、
搬送ベルト装置５０により定着装置５１に送り込まれ、
加熱と加圧とが行なわれてコピーとして完成され、排出
ローラ５２を経てソーター５３、または排出トレイに排
出される。

さらに、この実施例に示される複写機においては、前記
定着装置５１から排出ローラ５２に意たる搬出路に対し
て、分岐爪６１を介して戻し路６０を設けており、該戻
し路６０の途中に分岐爪６３を介して反転装置６２を設
けている。

この反転装置は、多重コピーを作成する場合に使用され
るもので、該反転装置６２を通って反転された片面複写
済み用紙は、中間トレイ６５を経て、搬送路１０から給
紙路２０を介して再び感光体ドラム４０の画像転写部分
に送られ、コピーの表面に別のトナー画像が転写されて
、多重コピーが形成されるものとなる。

これに対して、戻し路６ｏから中間トレイ６５に直接収
容される片面複写済み用紙は、該中間トレイ６５から排
出される際に、裏面が感光体ドラム４０に対応する状態
で、その中間トレイの給紙装置６６により排出され、搬
送路６８から給紙路２５を経て、感光体ドラムの画像転
写部に送られて、その片面複写済み用紙の裏面に画像の
転写が行われ、両面コピーとして完成されて排出トレイ
または、ソーター５３に排出されるものとなる。

上記したような給紙手段は、第５図に示されるような複
写機に対してのみ適用が可能なものではなく、その他に
、複数の給紙カセットを給紙装置に装着して、印字を行
ったり、記録紙を作成することが出来るようにするプリ
ンターやファクシミリ等の装置にも適用することが可能
である。

したがって、本発明の給紙カセットの用紙残伍表示装置
は、任意の画像形成装置に対して、給紙カセットを多数
装着する場合に、その給紙カセットに収容された用紙の
量を表示するために使用が可能なものとなる。

（発明の効果） 本発明の片面複写済み用紙の搬送装置は、上記したよう
な構成を有するものであるから、片面複写済み用紙を裏
面のコピー等に向けて搬送する際に、中間トレイから排
出した用紙を基準面に沿って正確に位置決めを行って次
の画像の転写に向けて搬送を行うことが出来る。

また、本発明の搬送路においては、用紙をサイドガイド
に向けて斜め送りする萌の段階で、該用紙に対して斜め
送りローラによる搬送方向とは反対の方向に斜め送りを
行うので、その用紙の先端部がナイドガイドに強く押圧
されたりして、その先端部が折れ曲がったりする等の不
都合な状態の発生を防止出来、用紙搬送路での用紙のジ
ャム等が発生することを防止することが出来る。

さらに、本発明の搬送路においては、用紙の半分が露出
した状態で搬送されるものであるから、ジャム紙の除去
等の作業を簡単に行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の用紙の斜め送りの機構を示す平面図、
第１ａ図はスキューローラの側面図、第１ｂ図はスキュ
ーローラによる用紙の搬送状態の説明図、第２図は本発
明のガイド板の構成を示す平面図、第２ａ図はその断面
図、第２ｂ図は従来のガイド板の関係を示す説明図、第
３図は本発明の搬送路の側面図、第４図はその平面図で
あり、第５図は本発明の装置が適用可能な複写機の構成
を示す説明図である。 図中の符号 １・・・・・・スキューローラ、３・・・・・・駆動ロ
ーラ、５・６・・・・・・斜め送りローラ、７・・・・
・・軸、８・・・・・・ユニバーサルジ３インド、９・
・・・・・ベルト、１０・・・・・・搬送路、１１・・
・・・・サイドガイド、１３・・・・・・下ガイド板、
１５・・・・・・上ガイド板、２０・・・・・・給紙路
、２５・・・・・・給紙部、２６・・・・・・給紙カセ
ット、２７・・・・・・給紙ローラ、３０・・・・・・
江写機、４０・・・・・・感光体ドラム、５１・・・・
・・定着装置、６０・・・・・・戻し路、６２・・・・
・・反転装置、６５・・・・・・中間トレイ、６６・・
・・・・給紙ローフ。 第１Ｏ図 第１ｂ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 片面に記録が行なわれた片面複写済み用紙を中間トレイ
   に収容し、該中間トレイから該片面複写済み用紙に対す
   る多重複写または裏面複写に向けて搬送を行うように構
   成してなる搬送路において、 前記搬送路の一方の側部に沿ってサイドガイドを配置し
   、該サイドガイドに向けて用紙を斜め送りするための斜
   め送りローラを配置し、 前記搬送路のサイドガイドの上流部分に、用紙をサイド
   ガイドより離間させる方向に斜め送りするためのスキュ
   ーローラを配置し、該スキューローラによる用紙搬送速
   度を中間トレイの給紙装置の搬送速度よりも高速に設定
   し、該スキューローラにより用紙の側面がサイドガイド
   より離間した状態で、該用紙を斜め送りローラによる送
   り部分に導入するように構成したことを特徴とする片面
   複写済み用紙の搬送装置。