JPH0134182B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0134182B2
JPH0134182B2 JP58197894A JP19789483A JPH0134182B2 JP H0134182 B2 JPH0134182 B2 JP H0134182B2 JP 58197894 A JP58197894 A JP 58197894A JP 19789483 A JP19789483 A JP 19789483A JP H0134182 B2 JPH0134182 B2 JP H0134182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
steering wheel
thermoelectric conversion
conversion element
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58197894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6088679A (ja
Inventor
Kazuji Noda
Moryuki Komatsu
Hiroshi Mitsunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP58197894A priority Critical patent/JPS6088679A/ja
Priority to US06/663,978 priority patent/US4640340A/en
Priority to DE19843438266 priority patent/DE3438266A1/de
Publication of JPS6088679A publication Critical patent/JPS6088679A/ja
Publication of JPH0134182B2 publication Critical patent/JPH0134182B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • B62D1/06Rims, e.g. with heating means; Rim covers
    • B62D1/065Steering wheels with heating and ventilating means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20732Handles
    • Y10T74/20834Hand wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、乗物のステアリングホイールの少な
くとも把持部を加熱又は冷却できるようにしたス
テアリングホイールに関する。
従来、乗物のステアリングホイールのリング部
は、弾性を与えたり、皮で覆つたりして、運転者
の手の接触感覚を向上させるための改善がなされ
ている。しかし、そのリング部の把持部の温度調
節を行ない、運転者の手の温感を改良したステア
リングホイールは存在していない。このため従来
のステアリングホイールは次のような欠点を有し
ている。例えば、自動車のステアリングホイール
は、自動車を夏期、炎天下に長時間駐車すると、
かなりの高温に達する。このため、長時間、駐車
の後、運転を再開する時、ステアリングホイール
のリング部を把持することが出来ず、しばらく何
らかの手段で冷却しなければならない場合があつ
た。又冬期において、長時間駐車した自動車のス
テアリングホイールは、かなりの低温に達する。
このため低温下に長時間駐車した車を運転する場
合、運転初期にリング部が冷たく感じられるとい
う欠点があつた。
そこで本発明は上記の欠点を改良するために成
されたものであり、ステアリングホイールのリン
グ部に加熱及び冷却手段を内蔵させ、すみやかに
リング部表面を所定の温度にすることにより、運
転者の手の温感を向上させることを目的とする。
即ち、本発明は乗物の舵取り操作を行うための
ステアリングホイールであつて、そのリング部の
少なくとも把持部に、 電流の向きによつて、過逆的に発熱及び吸熱す
る発吸熱接点部を有した熱電変換素子を内蔵させ
たステアリングホイールに関する。
ここでリング部とは、ステアリングシヤフトに
回転力を伝えるために、運転者が直接把持するス
テアリングホイールの周辺部分である。運転者は
リング部を把持して運転操作を行うが、通常直線
走行時において、把持する部分は、ほぼ一様に決
定されている。即ち、把持部は、ステアリングホ
イールの横軸より、やや下側にあつて、逆八の字
をなし、手の平が接触する部分は、リング部の外
側外周である。従つて本発明では、車の直線走行
時において、少なくとも、最も把持される可能性
のある上記把持部に熱電変換素子を内蔵している
ことを特徴としている。
この熱電変換素子は、ペンチエ効果を利用した
ものである。即ち、電流を熱電変換素子に流すこ
とにより、熱電変換素子を形成する異種物体の接
合部において発熱又は吸熱作用があることを利用
した素子である。この1つの熱電変換素子は一般
に発熱接点部と吸熱接点部を有している。上記に
おいては、この熱電変換素子の発熱及び吸熱作用
がある異種物体の接合部を発吸熱接点部と定義し
ている。この熱電変換素子には、公知の金属、半
導体の対からなる熱電材料、たとえば、ZnSb、
PbTe、p―Bi2Te3、n―Bi2Te3、Bi2(TeSe)3
を用いることができる。
本発明で使用される熱電変換素子とは、素子単
体のみならず素子単体をいくつか集積した熱電変
換モジユールをも意味する。
本発明に使用されるステアリングホイールの材
質は、特に限定されない。即ち、木材、合成樹脂
等で構成できる。前記の熱電変換素子は、前述し
たリング部の把持部に、その一方の発吸熱接点部
が露出するように離散的に設け、この発吸熱接点
部の上面に電気絶縁処理を施し、それが直接運転
者の手の平に接触し得るようにしてもよい。熱電
変換素子は、大容量大面積のものを把持部に沿つ
た形状に作成して設けても良く、複数の個々の熱
電変換素子又は、これらをモジユール化した複数
のデイバイスを把持部に沿つて連続的又は離散的
に配設してもよい。
望ましい実施態様項で挙げたように、合成樹脂
性のステアリングホイールにおいては、リング部
の表面を形成している表皮層の裏面に熱電変換素
子の一方の発吸熱接点部を接合して形成しても良
い。表皮層に発吸熱接点部を直接接続することに
より、運転者の手の平に熱を伝達したり、手の平
から熱を吸熱したりすることができる。ここで表
皮層とは、天然皮革又は、合成皮革等をリング部
に接合して形成したもの、さらには、インテグラ
ルスキンウレタンフオームの様に、表面部に形成
される表皮を含み、さらには、一般的に表面層を
も含む。
又、他の望ましい実施態様項で挙げたように、
表皮層の裏面には、運転者の少なくとも把持部に
おいて熱を一様に伝達することができる高熱伝導
性のプレートを配設するのがよい。この高熱伝導
性のプレートは銅、アルミ、鉄等の熱伝導性のよ
いもので形成される。この高熱伝導性のプレート
に熱電変換素子の一方の発吸熱接点部を熱伝導的
に接合して、熱電変換素子による発熱、吸熱作用
をこの高熱伝導性のプレートを介して運転者の手
の平に効率良く伝達することができる。
ここで熱伝導的に接合とは、直接接合するこ
と、熱伝導性のある材料を介して間接的に接続さ
れることをいう。たとえば、セラミツクス等の様
に電気絶縁材料を介して接合することも含まれ
る。熱電変換素子を集積化した熱電変換モジユー
ルを離散的に数個設けたものであつても、その高
熱伝導性のプレートに夫々接合して設ければ、把
持部全体に一様に発吸熱作用を与えることができ
る。
本発明は少なくとも把持部にこのような吸発熱
を行なう手段を設ければよいのであつて、勿論そ
の手段をリング部全体に渡つて設けてもよいのは
当然である。
一般に、ステアリングホイールは、そのリング
部中心部に芯金を有している。従つてこの芯金に
前記熱電変換素子のその他の発吸熱接点部を接合
し、芯金を蓄熱及び/又は伝熱部材として使用す
るのがよい。この芯金への接続は、熱伝導性部材
を介して熱伝導的に間接的接続してもよい。この
芯金が中空管状物体から形成されている場合は、
その内部に所定の温度で気化する液体(例えばフ
レオン、水等)を混入し、その気化熱を利用して
熱容量を増大させることもできる。その他、芯金
内部に、鉄、銅粉等の金属、ポリエチレングリコ
ール、オイル等を封入したり、鉄、銅塊等を芯金
内部に接合しても良い。即ち前記熱電変換素子に
電流を流してリング部の表皮層を冷却した場合
に、表皮層で吸熱された熱は、芯金に放熱され
る。従つて、芯金は、温度上昇を抑制するだけの
熱容量があることが望ましい。
更に望ましくは、該芯金をリング部からステア
リングホイールの中心部であるパツド部分に連続
的、一体的に形成し、この芯金の内部に一定の温
度で気化する液体を入れ、かつ、芯金の内側面を
加工して、該芯金をヒートパイプとして構成する
のがよい。この芯金は通常、よく知られている公
知のヒートパイプの構造に構成すればよい。この
ようにすれば、熱電変換素子で発熱した熱量はヒ
ートパイプによつて、効率良くボス部に伝達され
る。又、このボス部には、外気と接触する放熱フ
インを設け、そのフインにヒートパイプの端部を
接合すれば、把持部の表皮層で吸熱された熱は、
ヒートパイプによつて伝達され、ボス部に設けた
放熱フインから効率良く放熱することができる。
以上のことは、逆に、把持部で発熱された場合に
も、熱流が逆流するだけで同様に説明される。従
つて、熱循環系を効率よく構成することができる
ので、把持部での吸発熱効果が上昇する。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明
する。
第1図は本発明の具体的な一実施例にかかるス
テアリングホイールの部分断面図である。又、第
2図は第1図における―矢視方向断面図であ
る。第3図は本実施例で使用された熱電変換モジ
ユールを構成する熱電変換素子の原理的構成図で
ある。ステアリングホイールは円形状のリング部
2と、それに接合し、ボス部6に連結されるスポ
ーク部4と、図示しないステアリングシヤフトに
連結されるボス部6と、から成りたつている。リ
ング部2の中心部には、円形状に芯金12が配設
され、その芯金12はスポーク部4を通つて、ボ
ス部6に伸びている。芯金の周囲には、被覆層8
が成形されている。運転者の手に、最も良く触れ
られる両側の把持部10には、図示するように熱
電変換素子3を複数集積した熱電変換モジユール
20が夫々設けられている。この熱電変換素子3
は、p―Bi2Te3半導体34とn―Bi2Te3半導体
35を有し、それらの一端部は発吸熱接点部31
によつて接合され、それらの他端部は、夫々発吸
熱接点部32,33を有する。発吸熱接点部32
と発吸熱接点部33との間に電流を流すことによ
り、いずれかの一方の接点部が発熱又は吸熱作用
を行う。又電流を逆に流せば、それぞれの接点部
は、発熱作用と吸熱作用を逆転する。熱電変換モ
ジユール20は、この様な熱電変換素子3を、マ
トリツクス状にたとえば、22個配列し、それらを
発吸熱接点部のパターン形成により直列接続して
形成されている。これらの発吸熱接点部は、セラ
ミツクス基板21,22上に形成されており、該
基板は、外部と電気絶縁を保持し、各素子を集積
化する。
リング部を形成する被覆層8は、表皮層81
と、内部に形成されたインテグラルスキンウレタ
ンフオーム82とから成る。この表皮層は、合成
皮革を接着して形成した。この表皮層81の裏面
には、アルミニウムから成るプレート83が把持
部を半ば覆うように接合されている。このプレー
ト83は、表皮層81に一様に熱を伝達する作用
を有する。このプレート83には熱電変換モジユ
ール20のそれぞれのセラミツクス基板21が接
合されている。即ち、各熱電変換素子3の発吸熱
接点部31は、プレート83に熱伝導的に接合さ
れている。又熱電変換モジユール20のそれぞれ
のセラミツク基板22は、熱伝導部材84を介し
て芯金12に接続固定されている。即ち、各熱電
変換素子3の発吸熱接点部32,33は、熱伝導
的に、熱伝導部材84に接続されている。それぞ
れの熱電変換モジユール20のリード線26,2
7は、並列又は直列に夫々接続され、芯金12の
回りに配設されてボス部6へ導かれている。
リード線26から27へ電流を流すことにより
熱電変換素子3の発吸熱接点部31は吸熱接点と
なり、他の発吸熱接点部32及び33は発熱接点
となる。このためにプレート83はこの発吸熱接
点部31に吸熱され、表皮層81はプレート83
に吸熱され、表皮層81は運転者の手の熱を吸熱
する。このようにしてステアリングホイールのリ
ング部の把持部を吸熱して、一方、発吸熱接点部
32,33で発熱した熱は、芯金12に蓄積さ
れ、又は芯金12を介して、ボス部6へ伝達さ
れ、ボス部6から放熱される。
又逆にリード線27からリード線26側に電流
を流すことにより、発吸熱接点部31は発熱接点
となり、プレート83を介し表皮層81から発熱
され、把持部を加熱することができる。一方、発
吸熱接点部32,33は、吸熱接点となり、芯金
12、又は、芯金12を介して、ボス部から熱が
供給される。
芯金は、接地側のリード線を兼ねる様に構成し
ても良い。又、リード線は、芯金の中空を通し、
ボス部に導いても良い。
上記の熱電変換モジユール20の配設は、リン
グ部に配設溝を形成し、ここに熱電変換モジユー
ル20を配設し、その上にプレート83を配設
し、さらに、合成皮革で覆つて形成しても良く、
熱電変換モジユール20及びプレート83を、リ
ング部のモールド成形と同時に一体成形しても良
い。
ここで、変形例として、上記実施例のステアリ
ングホイールの芯金12の中空部に、第7図に示
す様に伝熱部材としてのフレオン100を封入し
て、芯金12の蓄熱効果を向上させる様にするこ
ともできる。
次に第2実施例について説明する。
第8図は、第2実施例に係るステアリングホイ
ールの構成を示した一部断面図である。前実施例
と同一の構成部分には、同一の番号を付した。本
実施例は、熱伝導経路に特徴がある。ボス部6
は、金属製板状のボスプレート60を有してい
る。該ボスプレート60の周辺部には、垂直方向
に多数の金属板から成る放熱フイン61が形成さ
れている。一方、リング部2、スポーク部4、及
びボス部6には連続体で、閉回路を形成したヒー
トパイプ120が配設されている。該ヒートパイ
プ120は、ボスプレート60に溶接されてい
る。又、熱電変換モジユール20は、リング部2
において、前記ヒートパイプ120に熱伝導的に
接合されている。この様に構成することによつ
て、プレート83で吸熱した熱をヒートパイプ1
20によつて、放熱フイン61に導き、効率良く
放熱することができる。又、逆にプレート83を
加熱する場合には、その熱を放熱フイン61から
吸熱して、ヒートパイプ120を介して、プレー
ト83に検率良く伝達することができる。従つ
て、熱電変換モジユール20からの放熱、吸熱効
率が向上する。
次に本ステアリングホイールを駆動するための
制御装置について述べる。第4図は制御装置の1
例である。複数の熱電変換モジユール20で構成
されたサーモモジユール200には、車載バツテ
リー40から、ステアリングホイールのボス部6
の裏面に設けられた摺動接点41及び、パツド部
に設けられた切り変えスイツチ42を介して電力
が供給される。切り変えスイツチ42の切り変え
操作により、電流の向きを逆転させることによつ
て、ステアリングホイールのリング部の把持部を
冷却したり、加熱したりする切り変え制御ができ
る。ここでrは、電流を制限するための補償抵抗
である。
第5図は制御装置の他の1例である。第4図の
制御装置に対して更にタイマー回路43を設けて
制御を行うものである。即ち、切り換えスイツチ
42のc接点c1,c2,c3が、いずれか一方
の切り変え接点a,a1,a2,a3又はb,b
1,b2,b3側にそれぞれ接続された時、タイ
マ信号入力線431にバツテリ電圧が印加され、
タイマー回路43は所定の時間だけ負荷電流線路
432をアース側に接続し、モーモモジユール2
00に電流が流れる。このようにして一定の時間
だけ、サーモモジユール200に電力を供給する
ようにして、一定時間だけ冷却、又は加熱の制御
をするものである。
第6図は他の制御装置の1例である。この装置
は、サーミスタ43をプレート83に接続し、プ
レートが所定の温度以上に達した時にのみ、冷却
側への切り変えスイツチの操作により、冷却を行
い、又プレート83が所定の温度以下の時にの
み、切り変えスイツチ42の加熱側への操作によ
つて、始めて電流をサーモモジユールに流して加
熱するようにしたものである。コンパレータ51
の反転入力端子の電圧V2は、リング部を冷却す
るための上限温度を設定するものである。又、コ
ンパレータ52の非反転入力端子の電圧V3は、
リング部を加熱するための下限温度を設定する。
サーミスタ43は負温度特性を有するものであ
り、従つて信号電圧V1は、温度の上昇に伴なつ
て高くなる。従つて電圧V2で定まる温度よりも
プレート83が高い温度に達した場合には、コン
パレータ51が高レベルとなる。この時に切り変
えスイツチ42のc接点c1,c2,c3がb接
点b1,b2,b3側にそれぞれ接続されるとト
ランジスタ53は導通状態となり、サーモモジユ
ール200に電流が供給される。
又、電圧V2と電圧V3で定められる温度範囲に
プレート83の温度が存在する場合には、切り変
えスイツチ42を作動させてもコンパレータ5
1,52の出力は共に低レベルにあるため、トラ
ンジスタ53は導通しないので、サーモモジユー
ル200には電流は供給されない。
電圧V3で示される温度以下に、プレート83
の温度が低下すると、コンパレータ52の出力の
みが高レベルとなる。このため、切り変えスイツ
チ42のc接点c1,c2,c3がa接点a1,
a2,a3側にそれぞれ接続された時に、トラン
ジスタ53が導通状態となり、サーモモジユール
には、前述の方向とは逆方向に電流が流れ、プレ
ート83が加熱される。
又、以上の作動において、冷却、又は加熱され
て、プレート83の温度が一定の範囲に達する
と、切り変え接点42をOFF状態に動作させな
くとも、トランジスタ53の作用により自動的に
電流の供給が停止され、プレート83の温度は常
に一定の温度範囲に存在するように制御される。
以上、要するに、本発明は乗物のステアリング
ホイールであつて、そのリング部の少なくとも把
持部に電流の向きによつて過逆的に発熱及び吸熱
を制御することのできる熱電変換素子を設けたス
テアリングホイールである。従つて、本発明によ
れば、炎天下に、長時間駐車した時のように、ス
テアリングホイールが加熱され、運転初期におい
てステアリングホイールが熱くて把持できない場
合に、把持部を冷却させることができるので、車
を迅速に始動することができる。又、逆に、冬期
にステアリングホイールのリング部の把持部が過
度に冷却された場合に、これを加熱して運転者の
手が冷るのを防止することができる。又運転動作
中であつてもステアリングホイールの把持部を適
当な温度範囲に制御することによつて、運転者の
手に伝わる温度を適度に保ち、快適な運転を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な実施例にかかるステ
アリングホイールの一部断面構成図である。第2
図は第1図における―矢視方向断面図であ
る。第3図は同実施例で使用された熱電変換モジ
ユールを構成する熱電変換素子の原理的構成図で
ある。第4図は同実施例のステアリングホイール
を駆動するための制御装置の回路図である。第5
図、第6図は、同じく他の制御装置の回路図であ
る。第7図は本発明の第1実施例の変形例に係る
ステアリングホイールの一部断面構成図、第8図
は本発明の第2実施例に係るステアリングホイー
ルの一部断面構成図である。 2…リング部、4…スポーク部、6…ボス部、
8…被覆層、12…芯金、20…熱電変換モジユ
ール、21,22…セラミツク基板、3…熱電変
換素子、31,32,33…発吸熱接点部、60
…ボスプレート、61…放熱フイン、81…表皮
層、83…プレート、84…熱伝導部材、120
…ヒートパイプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗物の舵取り操作を行うためのステアリング
    ホイールであつて、 そのリング部の少なくとも把持部に、 電流の向きによつて、過逆的に発熱及び吸熱す
    る発吸熱接点部を有した熱電変換素子を内蔵させ
    たステアリングホイール。 2 前記熱電変換素子は、その一方の発吸熱接点
    部が、前記リング部の表面を形成する表皮層に熱
    伝導的に接合されて、前記リング部に内蔵されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のステアリングホイール。 3 前記リング部は、その少なくとも把持部にお
    いて、該リング部の表面を形成する表皮層の裏面
    に接合し、該表皮層に熱を一様に伝達する高熱伝
    導性のプレートを有し、 前記熱電変換素子は、その一方の発吸熱接点部
    が前記プレートに熱伝導的に接合されて、 前記リング部に内蔵されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のステアリングホイ
    ール。 4 前記ステアリングホイールは、そのリング部
    中心部に芯金を有し、前記熱電変換素子の一方の
    発吸熱接点部は、熱伝導的に前記芯金に接合され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のステアリングホイール。 5 前記芯金は、中空金属体から成り、その内部
    には、蓄熱及び/又は伝熱部材が充填されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のス
    テアリングホイール。 6 前記芯金は、前記リング部から、ステアリン
    グホイールの中心部であるボス部へ一体的に配設
    され、 該芯金をヒートパイプで構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載のステアリングホ
    イール。 7 前記ステアリングホイールは、前記ボス部に
    設けられた外気と接する放熱フインを有し、前記
    ヒートパイプの一端は、該放熱フインに接合され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第6項記
    載のステアリングホイール。
JP58197894A 1983-10-21 1983-10-21 ステアリングホイ−ル Granted JPS6088679A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58197894A JPS6088679A (ja) 1983-10-21 1983-10-21 ステアリングホイ−ル
US06/663,978 US4640340A (en) 1983-10-21 1984-10-18 Heated or cooled steering wheel
DE19843438266 DE3438266A1 (de) 1983-10-21 1984-10-18 Lenkrad

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58197894A JPS6088679A (ja) 1983-10-21 1983-10-21 ステアリングホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6088679A JPS6088679A (ja) 1985-05-18
JPH0134182B2 true JPH0134182B2 (ja) 1989-07-18

Family

ID=16382055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58197894A Granted JPS6088679A (ja) 1983-10-21 1983-10-21 ステアリングホイ−ル

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4640340A (ja)
JP (1) JPS6088679A (ja)
DE (1) DE3438266A1 (ja)

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3524957A1 (de) * 1985-07-12 1987-01-15 Reinshagen Kabelwerk Gmbh Elektrischer temperaturschalter fuer eine spiegelheizung oder dergl.
JPS62157859A (ja) * 1985-12-30 1987-07-13 Eisuke Imanaga 自動車用ハンドル
KR940001530B1 (ko) 1987-10-30 1994-02-23 이데미쓰 고산 가부시끼가이샤 플론 냉매용 윤활유
US5850741A (en) * 1997-06-09 1998-12-22 Feher; Steve Automotive vehicle steering wheel heating and cooling apparatus
DE19735834B4 (de) * 1997-08-18 2005-07-28 Daimlerchrysler Ag Bedienelement in einem Kraftwagen
US6093910A (en) * 1998-10-30 2000-07-25 Tachi-S Engineering, Usa Inc. Electric seat heater
WO2000033167A1 (de) * 1998-12-01 2000-06-08 Faks Forschungs- Und Entwicklungs- Gmbh Verfahren und vorrichtung zur anzeige einer physikalischen grösse
DE29902044U1 (de) 1999-02-05 1999-04-08 Trw Automotive Safety Sys Gmbh Heizbares Holzlenkrad
DE19951323C2 (de) * 1999-10-20 2001-10-25 Petri Ag Bauteil mit einem Wärmespeichermittel
DE19951224B4 (de) 1999-10-20 2005-11-24 Takata-Petri Ag Vorrichtung zur Temperierung eines Bauteils
DE19953467B4 (de) * 1999-11-05 2005-11-03 Webasto Ag Belüftungsvorrichtung für ein Lenkrad eines Fahrzeugs
US6299466B1 (en) 1999-12-29 2001-10-09 Methode Electronics, Inc. Clockspring using resettable fuse for heated steering wheel
WO2002008044A1 (en) 2000-07-22 2002-01-31 Breed Automotive Technology, Inc. Heated steering wheel
US6392195B1 (en) 2000-11-27 2002-05-21 Breed Automotive Technology, Inc. Heated steering wheel
EP1225098B1 (en) * 2001-01-18 2003-10-22 Alps Electric Co., Ltd. Rotary connector
GB2382864A (en) * 2001-12-05 2003-06-11 Autoliv Dev Steering wheel with heat exchanger and heat-pipes
US6509552B1 (en) * 2002-03-05 2003-01-21 Edward K. Roske Temperature-controlled steering wheel
DE20212398U1 (de) * 2002-08-12 2002-12-19 Trw Automotive Safety Sys Gmbh Fahrzeuglenkrad und Sicherheitssystem
JP2004210267A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Wet Automotive Syst Ag 冷却装置を備えたステアリング装置
US7142963B2 (en) * 2003-01-17 2006-11-28 General Motors Corporation Driver control input device for drive-by-wire system
US6727467B1 (en) * 2003-01-31 2004-04-27 W.E.T. Automotive Systems Ag Heated handle and method of forming same
GB2401669A (en) * 2003-05-12 2004-11-17 Autoliv Dev A thermally regulated steering wheel
DE60317179T2 (de) * 2003-06-24 2008-08-14 Key Safety Systems, Inc., Sterling Heights Beheiztes und gekühltes Lenkrad
US20050155449A1 (en) * 2004-01-21 2005-07-21 Greg Birchmeier Steering wheel damper
JP2006176037A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Aisin Seiki Co Ltd ハンドル冷却加熱装置
US20060150657A1 (en) * 2005-01-10 2006-07-13 Caterpillar Inc. Thermoelectric enhanced HVAC system and method
WO2006127835A2 (en) * 2005-05-25 2006-11-30 Spectrum Cubic, Inc. Vehicle steering wheel and method for making same
JP2006335147A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Toyota Motor Corp ステアリング装置
JP4857695B2 (ja) * 2005-10-05 2012-01-18 トヨタ自動車株式会社 把持部材温度制御装置及びステアリング装置
US20070151405A1 (en) * 2005-12-15 2007-07-05 Richard Matsu Thermostat-containing heated steering wheel assembly
JP5013164B2 (ja) * 2006-03-02 2012-08-29 アイシン精機株式会社 ステアリングホイール
DE102007060312B4 (de) 2007-08-24 2012-12-06 W.E.T. Automotive Systems Ag Elektrothermischer Wandler und Temperiereinrichtung
US20090114368A1 (en) * 2007-11-02 2009-05-07 Minoru Niwa Heated or cooled steering wheel
US8993929B2 (en) 2012-01-12 2015-03-31 Ford Global Technologies, Llc Heated/cooled thermoelectric steering wheel
DE102012023996A1 (de) 2012-09-28 2014-06-12 W.E.T. Automotive Systems Ag Temperiereinrichtung für Griffe, insbesondere von Lenkeinrichtungen
JP6123686B2 (ja) * 2014-01-10 2017-05-10 豊田合成株式会社 ステアリングホイール
KR101998098B1 (ko) 2014-03-31 2019-07-09 젠썸 오토모티브 시스템즈(차이나) 리미티드 핸들, 특히 조향 기구의 가열 및 냉각 장치
JP6321206B2 (ja) 2014-03-31 2018-05-09 ジェンサーム オートモーティブ システムズ チャイナリミテッド ハンドルの加熱冷却装置
KR101907623B1 (ko) 2014-05-13 2018-12-10 젠썸 게엠베하 스티어링 장치용 온도 제어 장치
US9033366B1 (en) 2014-07-02 2015-05-19 Nissan North America, Inc. System for cooling a steering wheel and a method of making
JP6188852B1 (ja) * 2016-03-07 2017-08-30 昭和電線ケーブルシステム株式会社 ハンドル用ヒーター
KR101826668B1 (ko) * 2016-03-14 2018-02-07 주식회사 엠아이서진 냉온 조절이 가능한 스티어링 휠 구조체
WO2018052873A1 (en) 2016-09-16 2018-03-22 Key Safety Systems, Inc. Climate controlled steering wheel
WO2018142221A1 (en) 2017-02-06 2018-08-09 Gentherm Gmbh Conditioner for steering wheel
JP6911641B2 (ja) * 2017-05-26 2021-07-28 Joyson Safety Systems Japan株式会社 温度調整装置付ステアリング
CN108556900B (zh) * 2017-12-18 2019-12-24 合肥亿恒智能科技有限公司 一种便于控温的汽车方向盘
WO2019209972A1 (en) * 2018-04-27 2019-10-31 Key Safety Systems, Inc. Steering wheel temperature regulating apparatus
CN110808330B (zh) * 2019-11-18 2023-08-22 武汉鑫融新材料有限公司 一种热电材料合成用移动加热装置
IT202000014659A1 (it) * 2020-06-18 2021-12-18 Iveco France Sas Volante migliorato per un veicolo
CN112407021A (zh) * 2020-10-16 2021-02-26 江苏优适捷实业有限公司 一种冷暖方向盘套
CN114212143B (zh) * 2021-12-20 2022-09-16 海安荣民汽车配件有限公司 一种安全性高的节能型方向盘加热垫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934975A (ja) * 1982-08-23 1984-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動車ハンドル

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1811829A (en) * 1931-06-23 A corpora
US1125889A (en) * 1913-03-14 1915-01-19 Reuben S Smith Electrically-heated steering-rim.
US1276930A (en) * 1917-04-17 1918-08-27 Charles W Kemper Steering-wheel hand-warmer.
US1317491A (en) * 1917-12-20 1919-09-30 Eugene W Haine Means for heating the steering-wheels of automobiles, aeroplanes, motorboats, and the like.
US1366554A (en) * 1919-10-27 1921-01-25 Blackburn Jasper Steering-wheel
US1388488A (en) * 1920-05-24 1921-08-23 Arthur L Senn Electrovapor-heated steering-wheel
FR1287168A (fr) * 1960-04-29 1962-03-09 Pye Ltd Appareil pour le refroidissement de caméras de télévision, en particulier dans les réacteurs nucléaires
DE1941971A1 (de) * 1969-08-18 1971-03-04 Du Pont Verfahren zur Synthese von Olefinoxiden
DE2207149A1 (de) * 1972-02-16 1973-08-30 Daimler Benz Ag Lenkrad fuer kraftwagen
IT1006798B (it) * 1974-01-08 1976-10-20 Alfa Romeo Alfasud Volante di sicurezza per autoveico li
FR2364801A1 (fr) * 1976-09-20 1978-04-14 Philips Ind Commerciale Ventilation directement appliquee au volant des vehicules automobiles

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934975A (ja) * 1982-08-23 1984-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動車ハンドル

Also Published As

Publication number Publication date
DE3438266C2 (ja) 1989-05-24
JPS6088679A (ja) 1985-05-18
US4640340A (en) 1987-02-03
DE3438266A1 (de) 1985-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0134182B2 (ja)
US3132688A (en) Electronic cold and/or hot compress device
CN108422907B (zh) 车辆座椅总成
JP2006176037A (ja) ハンドル冷却加熱装置
JP2924369B2 (ja) ヒートポンプデバイス
JPH0539966A (ja) ヒートポンプデバイス
JPH10230857A (ja) 温度調節機能付ステアリングホイール
JP2008120353A (ja) ハンドル冷却加熱装置
JPH02242061A (ja) 携帯式ボックス
JPS5845688Y2 (ja) 皮膚刺激装置
KR102132404B1 (ko) 오토바이용 핸들의 온도 조절 장치
JPS60236873A (ja) ステアリングホイ−ルの温度調節装置
KR200404457Y1 (ko) 열전소자를 이용한 시트
US20070226891A1 (en) Spa including thermoelectric module for providing cooling of beverages
JP6911641B2 (ja) 温度調整装置付ステアリング
JP3770876B2 (ja) 暖房手袋
JPS62157859A (ja) 自動車用ハンドル
JPH05272836A (ja) 車両用飲料冷温装置
JPH0243671B2 (ja)
CN212473630U (zh) 一种带有发热功能的方向盘
JPS6181274A (ja) ステアリングホイ−ル
JPS56133116A (en) Supporting body for plastic molding
JP2003116665A (ja) 車両用シート冷却装置及びチャイルドシート
JPH10153373A (ja) 冷却および加熱装置
JPS627163Y2 (ja)