JPS5845688Y2 - 皮膚刺激装置 - Google Patents
皮膚刺激装置Info
- Publication number
- JPS5845688Y2 JPS5845688Y2 JP18764080U JP18764080U JPS5845688Y2 JP S5845688 Y2 JPS5845688 Y2 JP S5845688Y2 JP 18764080 U JP18764080 U JP 18764080U JP 18764080 U JP18764080 U JP 18764080U JP S5845688 Y2 JPS5845688 Y2 JP S5845688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- heat
- contact body
- skin
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ペルチェ効果により吸熱及び発熱を行うサー
モモジュールを利用して皮膚へ温冷交互の刺激を与える
ための皮膚刺激装置に関するものである。
モモジュールを利用して皮膚へ温冷交互の刺激を与える
ための皮膚刺激装置に関するものである。
この種の装置は、家庭療法として古くから行われている
温冷療法を小形の電気器具により行えるようにしたもの
で、典型的な従来例として単にサーモモジュールの吸熱
及び発熱板にそれぞれ皮膚への接触体を直結したものが
ある。
温冷療法を小形の電気器具により行えるようにしたもの
で、典型的な従来例として単にサーモモジュールの吸熱
及び発熱板にそれぞれ皮膚への接触体を直結したものが
ある。
しかしながら、この場合良好な冷却効果を得るためには
発熱板に直結する接触体の構造は十分な放熱特性を備え
るものでなければならず、このことは自ずと熱抵抗及び
熱容量の増大につながり、動作開始時から定常的な加熱
温度に達するのに長い時間例えば数十分程度を要する欠
点があった。
発熱板に直結する接触体の構造は十分な放熱特性を備え
るものでなければならず、このことは自ずと熱抵抗及び
熱容量の増大につながり、動作開始時から定常的な加熱
温度に達するのに長い時間例えば数十分程度を要する欠
点があった。
このような欠点を回避するために発熱板へ放熱器を取付
け、これと熱絶縁した接触体へ別のヒータを内蔵させる
皮膚刺激装置も周知である。
け、これと熱絶縁した接触体へ別のヒータを内蔵させる
皮膚刺激装置も周知である。
しかし、この場合所定の加熱温度を得るのにヒータ用に
余分の電力を要すると共に構造が複雑になり、また大型
化して手に持って使用するには不便であった。
余分の電力を要すると共に構造が複雑になり、また大型
化して手に持って使用するには不便であった。
さらにこの装置で加熱−冷却の切換スイッチを設けて冷
温切換の都度対応する駆動入力を供給すること゛も周知
であるが、多少電力を節約できるにしても操作が面倒で
あった。
温切換の都度対応する駆動入力を供給すること゛も周知
であるが、多少電力を節約できるにしても操作が面倒で
あった。
よって本考案は、サーモモジュールの発熱を加熱刺激に
利用し、かつ加熱の立上り特性の良い皮膚刺激装置を提
供することを目的とする。
利用し、かつ加熱の立上り特性の良い皮膚刺激装置を提
供することを目的とする。
この目的の解決に際して動作開始時にサーモモジュール
へ過渡的に大電流を供給することも考えられるが、制御
回路が複雑で高価となるばかりか、大容量のサーモモジ
ュールを必要とする等の欠点がある。
へ過渡的に大電流を供給することも考えられるが、制御
回路が複雑で高価となるばかりか、大容量のサーモモジ
ュールを必要とする等の欠点がある。
そこで本考案は前記目的を動作開始時に一時的に手動又
は自動的に給電されるヒータにより加熱を補助すること
により解決する。
は自動的に給電されるヒータにより加熱を補助すること
により解決する。
次に本考案を図示の実施例を基に説明する。
1はサーモモジュールであり、その吸熱板2には先端面
3′が球状に形成された金属の冷却用接触体3が接着剤
或はねじ止め等により取付けられ、また発熱板4には同
様に先端面5′が球状に形成された金属の加熱用接触体
5が取付けられている。
3′が球状に形成された金属の冷却用接触体3が接着剤
或はねじ止め等により取付けられ、また発熱板4には同
様に先端面5′が球状に形成された金属の加熱用接触体
5が取付けられている。
これらの接触体3,5と吸熱板2及び発熱体4とのそれ
ぞれの接触部分並びにサーモモジュール1の周囲は露の
侵入等を防止する防水用接着剤7が塗布されている。
ぞれの接触部分並びにサーモモジュール1の周囲は露の
侵入等を防止する防水用接着剤7が塗布されている。
また面接触体3,5の側面には合成樹脂製の円筒状のカ
バー6が嵌入し、その下方は把手6′として形成されて
いる。
バー6が嵌入し、その下方は把手6′として形成されて
いる。
加熱用接触体5は放熱器としても機能し得るように冷却
用接触体3に較べて長い円柱部分5″を備え、この円柱
部分の先端においてヒータ10、サーマルスイッチ例え
ばサーマルリードスイッチ11及び温度ヒユーズ12が
それぞれの溝10’、 11’及び12′に嵌入され、
これらの各素子10,11.12は互に直列に接続され
て、両端の導線は下方の溝(図示せず)からサーモモジ
ュール1の導線と共に把手6′内を通って制御箱(図示
せず)へ接続している。
用接触体3に較べて長い円柱部分5″を備え、この円柱
部分の先端においてヒータ10、サーマルスイッチ例え
ばサーマルリードスイッチ11及び温度ヒユーズ12が
それぞれの溝10’、 11’及び12′に嵌入され、
これらの各素子10,11.12は互に直列に接続され
て、両端の導線は下方の溝(図示せず)からサーモモジ
ュール1の導線と共に把手6′内を通って制御箱(図示
せず)へ接続している。
制御箱のスイッチを投入すると、交流電圧が前述の直列
回路10,11.12へ供給されると共にサーモモジュ
ール1へは制御箱内で整流された直流電圧が供給される
。
回路10,11.12へ供給されると共にサーモモジュ
ール1へは制御箱内で整流された直流電圧が供給される
。
例えばヒータ10を5W程度にすると、周囲温度25℃
において動作開始後3分程度で所定の加熱温度40℃及
び冷却温度10℃に到達させることが可能である。
において動作開始後3分程度で所定の加熱温度40℃及
び冷却温度10℃に到達させることが可能である。
その後サーマルスイッチ11はオフになりサーモモジュ
ール1の発熱により所定の加熱温度が保持される。
ール1の発熱により所定の加熱温度が保持される。
ヒータ10は加熱用接触体5のできるだけ前方へ配置す
ることにより動作開始時における冷却効果への悪影響を
無くすことかで゛きる。
ることにより動作開始時における冷却効果への悪影響を
無くすことかで゛きる。
尚、サーマルスイッチ11は、周囲温度が低いことによ
りサーモモジュール1の発熱だけでは不十分な場合には
、オン−オフ動作をくり返すことにより加熱用接触体5
を所定の加熱温度に保持する機能をも果させることが可
能である。
りサーモモジュール1の発熱だけでは不十分な場合には
、オン−オフ動作をくり返すことにより加熱用接触体5
を所定の加熱温度に保持する機能をも果させることが可
能である。
またヒータ10及びサーマルスイッチ11を正特性サー
ミスタ(PTCサーミスタ)等の温度制御型の発熱体に
置換するならば部品点数を低減できるばかりか、動作開
始時の一時的な加熱を連続的かつ効果的に行うことがで
きる。
ミスタ(PTCサーミスタ)等の温度制御型の発熱体に
置換するならば部品点数を低減できるばかりか、動作開
始時の一時的な加熱を連続的かつ効果的に行うことがで
きる。
別の実施例として、サーマルスイッチ11を加熱用接触
体5へ内蔵させる代りに、制御箱へサーマルタイマを設
けることにより周囲温度に応じて動作開始時の通電時間
を制御して所定の加熱温度を得ることも可能である。
体5へ内蔵させる代りに、制御箱へサーマルタイマを設
けることにより周囲温度に応じて動作開始時の通電時間
を制御して所定の加熱温度を得ることも可能である。
ただし、この場合サーマルタイマのしゃ新液は周囲温度
の高低により定常的な加熱温度が大巾に変動する可能性
がある。
の高低により定常的な加熱温度が大巾に変動する可能性
がある。
以上の説明から明らかなように本考案により放熱器兼接
触体へ動作開始時に1時的に給電されるヒータを内蔵又
は外付けすることにより僅かな追加電力で加熱立上り特
性の良い皮膚刺激装置が得られる。
触体へ動作開始時に1時的に給電されるヒータを内蔵又
は外付けすることにより僅かな追加電力で加熱立上り特
性の良い皮膚刺激装置が得られる。
図は本考案による皮膚刺激装置を示し、主要部を縦断図
にしたものである。 1:サーモモジュール、2:吸熱板、3:冷却用接触体
、4:発熱板、5:加熱用接触体、6:カバー10:ヒ
ータ、11:サーマルスイッチ。
にしたものである。 1:サーモモジュール、2:吸熱板、3:冷却用接触体
、4:発熱板、5:加熱用接触体、6:カバー10:ヒ
ータ、11:サーマルスイッチ。
Claims (2)
- (1)サーモモジュールの吸熱板に皮膚への冷却用接触
体を取付け、発熱板には放熱器として機能し、かつ動作
開始時に一時的に給電されるヒータを備えた加熱用接触
体が取付けられていることを特徴とする皮膚刺激装置。 - (2)動作開始時の一時的な給電が、所定の温度に達す
るとオフになるサーマルスイッチにより行われることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の皮膚刺
激装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18764080U JPS5845688Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | 皮膚刺激装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18764080U JPS5845688Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | 皮膚刺激装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57109820U JPS57109820U (ja) | 1982-07-07 |
JPS5845688Y2 true JPS5845688Y2 (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=29990617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18764080U Expired JPS5845688Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | 皮膚刺激装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845688Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11376A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 超音波美容器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5940868A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-06 | 株式会社東芝 | 冷却具 |
JPH02140178A (ja) * | 1989-08-31 | 1990-05-29 | Toshiba Corp | 治療用レーザ装置 |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP18764080U patent/JPS5845688Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11376A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 超音波美容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57109820U (ja) | 1982-07-07 |
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