JPH0739814U - 携帯用冷温器 - Google Patents

携帯用冷温器

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Publication number
JPH0739814U
JPH0739814U JP7531893U JP7531893U JPH0739814U JP H0739814 U JPH0739814 U JP H0739814U JP 7531893 U JP7531893 U JP 7531893U JP 7531893 U JP7531893 U JP 7531893U JP H0739814 U JPH0739814 U JP H0739814U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooler
portable
cold temperature
current
temperature generator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7531893U
Other languages
English (en)
Inventor
祐司 沖山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd filed Critical Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7531893U priority Critical patent/JPH0739814U/ja
Publication of JPH0739814U publication Critical patent/JPH0739814U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一個の機器で身体の局部を冷却したり、或い
は温熱することが出来る携帯用の冷温器を提供すること
にある。 【構成】 携帯可能なケース1内の開口部にペルチェ効
果を奏する冷温発生体4を配設し、該冷温発生体4にス
イッチ16で電流を正逆可能に印加するように構成した
ことを要旨とする携帯用冷温器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ペルチェ効果、すなわち二種類の異なった金属の接合点に電流を流 すと、その電流の方向によって吸熱,発熱する現象を利用して、身体の局部を冷 却,温熱するようにした携帯用冷温器に関する。
【0002】
【従来の技術】
盛夏時における蒸し暑さによる不快、自動車運転者や受験勉生の寝むけざまし 等の場合には、顔,首筋,脇の下,目頭,眉間等を局所的に冷感刺激することが 有効であり、また腰痛や肩こりの場合には、当該部分を温熱することが効果的で あるが、従来携帯用の冷却器はなく、又温熱器としては、懐炉か或いは円筒容器 内にもぐさを入れ、火を付けて間接的に患部を温める温灸しかなかった。。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされたもので、一個の機器で 身体の局部を冷却したり、或いは温熱することが出来る携帯用の冷温器を提供す ることを目的としたものである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、携帯可能なケース内の開口部にペルチ ェ効果を奏する冷温発生体を配設し、該冷温発生体にスイッチで電流を正逆可能 に印加するように構成したことを要旨とする携帯用冷温器にある。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図1乃至図4に示す実施例により詳細に説明する。なお、図1 は本考案に係る携帯用冷温器の縦断面図で、図2は同冷温器の冷温発生器の一部 を切除した斜視図、図3は上記冷温器の配線図、図4は他実施例の携帯用冷温器 の縦断面図である。
【0006】 図において、1は携帯可能な大きさとした円筒形状の樹脂製のケースで、その 一端には開口部2が形成されており、他端はねじ蓋3により開閉自在に構成され ている。そして、前記ケース1内の開口部2の直近には、ペルチェ効果を利用し た冷温発生体4が配設されており、該冷温発生体4は前記開口部2に膨出状態で 装着した半球形状の押当部5によって被覆されている。
【0007】 ここで、前記冷温発生体4は、図2に示すように、所望大きさのp型半導体熱 電素子6と、n型半導体熱電素子7とを複数個離間して整列し、各半導体熱電素 子6,7を銅板8で電気的に直列接合して、熱的には並列に組み立てて熱電素子 対群を構成する。そして、前記熱電素子対群を空気中の露による腐食を防止する ため、一対のセラミック板9,10でサンドイッチ状に挟着し、周囲を合成樹脂 (図示せず)で固めてある。なお、図中11,12は前記直列した銅板8の両端 部に接続したリード線である。
【0008】 また、前記ケース1内には、前記冷温発生体4の後部に、乾電池或いはバッテ リ等の電源13の陽極が接触する接触片14が設けられ、前記ねじ蓋3の裏面に は電源13の陰極が接触する接触片15が設けられている。また、前記ケース1 の胴部には、スライドスイッチ16が固定されており、このスライドスイッチ1 6は、図3に示すように、2回路2接点のノンショーティング型で、A回路とB 回路の各可動電極17,18が、図中左方向にスライドした場合は中央固定端子 19,20と左端固定端子21,22とが接続され、右方向にスライドしたとき には、中央固定端子19,20と右端固定端子23,24とが接続される構造と したものである。
【0009】 そして、前記ケース1内の冷温発生体4、電源13、スライドスイッチ16等 は、図3に示すように配線されている。すなわち、冷温発生体4の一方のリード 線11は、スライドスイッチ16のA回路の左端固定端子21に接続され、該左 端固定端子はB回路の右端固定端子24に直結されている。また、冷温発生体4 の他方のリード線12は、スライドスイッチ16のA回路の右端固定端子23と B回路の左端固定端子22に接続されている。更に、上記スライドスイッチ16 のA回路とB回路の中央固定端子19,20は、夫々電源13の陽極と陰極に接 続されている。
【0010】 そこで、人体の局部にケース1の押当部5を押し当てた後、スライドスイッチ 16の可動電極17,18を一方向にスライドして、電流が冷温発生体4のn型 半導体熱電素子7からp型半導体熱電素子6に向かって流込む場合には、銅板8 との接合面に電子と正孔とがエネルギーの必要分を熱エネルギーとして吸収する ため、吸熱現象が起こって接合面の温度が下がり冷却され、これが押当部5を介 して局部を冷やす。
【0011】 また、スライドスイッチ16の可動電極17,18を逆方向にスライドして、 電流が冷温発生体4のp型半導体熱電素子6からn型半導体熱電素子7に向かっ て流れ込む場合には、エネルギーの余剰分が熱として放散するため、前記接合面 に発熱現象が起こって温度が上がり、セラミック板が発熱するのでこれが押当部 5を介して局部を温める。なお、押当部5の温熱温度を一定にするため、サーモ スタットのような自動温度調節器を付設することが望ましい。
【0012】 図4の他実施例では、冷温発生体4の冷却効果を高めるため、該冷温発生体4 に冷却フィン25を接着し、該冷却フィンに対面して冷却用ファン26を設けた もので、その他の点については上記実施例と同様である。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る携帯用冷温器は、上記のように、携帯可能なケース内の開口部に ペルチェ効果を奏する冷温発生体を配設し、該冷温発生体にスイッチで電流を正 逆可能に印加するように構成したものであるから、一個の機器で身体の局部を冷 却したり、或いは温熱することが出来る携帯用の冷温器を得ることができるとい った効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る携帯用冷温器の縦断面図である。
【図2】同冷温器の冷温発生体の一部を切除した斜視図
である。
【図3】上記冷温器の配線図である。
【図4】他実施例の携帯用冷温器の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 開口部 3 ねじ蓋 4 冷温発生体 13 電源 14 スライドスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能なケース内の開口部にペルチェ
    効果を奏する冷温発生体を配設し、該冷温発生体にスイ
    ッチで電流を正逆可能に印加するように構成したことを
    特徴とする携帯用冷温器。
JP7531893U 1993-12-28 1993-12-28 携帯用冷温器 Pending JPH0739814U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7531893U JPH0739814U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 携帯用冷温器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7531893U JPH0739814U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 携帯用冷温器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0739814U true JPH0739814U (ja) 1995-07-18

Family

ID=13572797

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7531893U Pending JPH0739814U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 携帯用冷温器

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WO2014147855A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 日立マクセル株式会社 美容器具

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